JP2002254507A - 延伸により製造される非弾性可変性プラスチック製品 - Google Patents

延伸により製造される非弾性可変性プラスチック製品

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JP2002254507A JP2001162109A JP2001162109A JP2002254507A JP 2002254507 A JP2002254507 A JP 2002254507A JP 2001162109 A JP2001162109 A JP 2001162109A JP 2001162109 A JP2001162109 A JP 2001162109A JP 2002254507 A JP2002254507 A JP 2002254507A
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修 堂 王
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Kiei Ko
Shikyo Chin
志 強 陳
亭 柳 ▲黄▼
Teiryu Ko
Bungai Cho
文 鎧 張
舜 賢 ▲黄▼
Shunken Ko
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KOKUHO KAGAKU FOKUN YUGENKOSHI
KOKUKEI KAGAKU KOFUN YUGENKOSH
KOKUKEI KAGAKU KOFUN YUGENKOSHI
SHUDO O
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ、捩れ、折り畳み性に優れたプラスチッ
ク製品を提供する。 【解決手段】 プラスチック材料を延伸して製造される
非弾性可変性プラスチック製品であり、半結晶性または
結晶性熱可塑性中間体をその融点より低い温度で弾性が
ほとんどなくなるまで延伸して製造されることを特徴と
する。本発明のプラスチック製品は、包装用、園芸用の
ツイストタイや、練り歯磨き、食品用のチューブや、人
造花の茎当の支持用ロッド等に好適に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非弾性可変性プラ
スチック製品に関し、特に曲げたり、ねじったり、プレ
スしたり、折り畳んだりして好みの形状に成形かつ維持
することができる非弾性可変性プラスチックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パン、菓子などを包んだ袋の口を
縛るツイストタイ(または、捩り結束ともいう)や包装
用紐は、芯線に金属を用いていた。しかしながら、この
ようなツイストタイは、つけたまま電子レンジにかけら
れない、リサイクルし難い、等の問題があった。
【0003】そこで、単一素材からなるツイストタイの
開発が注目されている。例えば、モンサント社(Monsan
to Company)の米国特許第4,797,313号や、ベ
ッドフォード社(BEDFORD IND. INC.)の米国特許第
5,607,748号、第5,827,461号および
第5,989,683号において、ポリカーボネートお
よびABS、ならびに、ポリカーボネートおよびポリブ
チレンテレフタレート(PBT)からなるポリマーブレ
ンドで製造されたワイヤレスツイストタイ(wireless p
olymeric twist tie)が開示されている。これは、数種
のプラスチック重合体を色々な比率で混合することによ
って、望みの性質を有する混合物を得ることができるこ
とに着目しており、従来の金属芯線を用いたツイストタ
イや、それをプラスチック等でコーティングしたツイス
トタイに代わるものである。
【0004】このような非弾性プラスチックの製造原理
は、以下のように説明され得る。シュルツ(J. M. Schu
ltz)の「ポリマー材料の科学(Polymer Materials Sci
ence)」(Prentice-Hall, Englewood Cliffs, N.J., 1
974)には、冷延伸下の半結晶性ポリマー(semi-crysta
lline polymer)に関する応力歪関係が説明されてい
る。冷延伸の最初の段階における応力歪関係はフックの
法則に一致するので、延伸力を解除すると半結晶性ポリ
マーは弾性を回復する。冷延伸をかけ続けると、半結晶
性ポリマーは弾性疲労により前の形状を回復できなくな
る。延伸力が降伏点を超えると、半結晶性ポリマーは局
部的に薄くなり始める。さらに延伸力をかけ続けると薄
い部分が大部分を占め、半結晶性ポリマーは最終的に断
裂する。アモルファス的な変化によりアモルファス領域
の分子は延伸され、該分子は冷延伸法の延伸方向に配向
する。
【0005】すなわち、ポリマーの結晶化中に延伸等の
外力を受けることにより、ポリマーの分子または結晶は
好適に配向する。高度に結晶化したポリマーを延伸して
も結晶度はほとんど影響を受けないが、結晶度が低いま
たは中程度のポリマーを延伸することによって、結晶度
を強化することができる。
【0006】しかしながら、ランダムに配列した分子を
有するポリマーを一方向に延伸し、分子を延伸方向に配
向させることによって、結晶度を増加し、機械強度を改
善することができる一方で、合成繊維または熱可塑性フ
ィルムをその融点より低い温度に加温しながら一方向に
延伸すると、その方向の機械強度はかなり強化される
が、その方向に裂けやすくなるという問題がある。
【0007】そこで、合成繊維または熱可塑性フィルム
を縦および横双方向に配向させることによって、両方向
に対して機械強度を増強させることができる。これを二
軸延伸フィルムといい、具体的には二軸延伸ポリプロピ
レン(PP)フィルムが挙げられる。しかしながら、い
ずれのフィルムも、その弾性が残存するという問題があ
る。
【0008】また、練り歯磨きのチューブなどの従来の
折り畳み可能なチューブは、アルミニウム等の金属層が
含まれるためにリサイクルしにくく、環境面で問題であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、上記
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、曲
げ、捩り、折り畳み可能な、非弾性のプラスチック製品
を提供することである。
【0010】さらなる本発明の目的は、上記方法により
製造されるプラスチック製品の製造方法を提供すること
である。
【0011】さらなる本発明の目的は、上記プラスチッ
ク製品を用いた包装方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者等は、従
来のプラスチック材料を、冷延伸の速度を調節しなが
ら、その降伏点を越えて連続延伸して広範囲に薄くする
ことによって、その結晶度を変化させプラスチック材料
を非弾性にすることを見出し、本発明を完成させた。
【0013】すなわち本発明は、延伸により製造される
ことを特徴とする、非弾性可変性プラスチック製品であ
る。
【0014】さらに本発明は、曲げ、捩り、折り畳み可
能な、包装用ツイストタイ、テープもしくはチューブ、
または、支持用ロッドである、前記製品である。
【0015】さらに本発明は、半結晶性または結晶性熱
可塑性中間体を、その融点より低い温度で弾性がほとん
どなくなるまで延伸してなる、前記製品である。
【0016】さらに本発明は、該中間体は、室温〜90
℃で、元の長さの1.5〜50倍に延伸されてなる、前
記製品である。
【0017】さらに本発明は、該中間体は、元の長さの
5〜30倍に延伸されてなる、前記製品である。
【0018】さらに本発明は、該中間体は、10〜50
00mm/分の速度で延伸されてなる、前記製品であ
る。
【0019】さらに本発明は、該中間体は、50〜10
00mm/分の速度で延伸されてなる、前記製品であ
る。
【0020】さらに本発明は、該中間体は、100〜5
00mm/分の速度で延伸されてなる、前記製品であ
る。
【0021】さらに本発明は、該中間体は、エチレン系
不飽和単量体のホモポリマーよりなる、前記製品であ
る。
【0022】さらに本発明は、該ホモポリマーは、ポリ
エチレン、ポリプロピレンまたはポリビニルクロリドで
ある、前記製品である。
【0023】さらに本発明は、さらに本発明は、該中間
体は、2以上のエチレン系不飽和単量体の共重合体であ
る、前記製品である。
【0024】さらに本発明は、該中間体は、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートお
よびポリブチレンテレフタレートからなる群より選択さ
れるものである、前記製品である。
【0025】さらに本発明は、該中間体は生分解性ポリ
マーである、前記製品である。
【0026】また本発明は、半結晶性または結晶性熱可
塑性中間体を、その融点より低い温度で弾性がほとんど
なくなるまで延伸することを特徴とする、非弾性可変性
プラスチック製品の製造方法である。
【0027】さらに本発明は、該中間体を、室温〜90
℃で、元の長さの1.5〜50倍に延伸することを特徴
とする、前記方法である。
【0028】さらに本発明は、該中間体を、元の長さの
5〜30倍に延伸することを特徴とする、前記方法であ
る。
【0029】さらに本発明は、該中間体を、10〜50
00mm/分の速度で延伸することを特徴とする、前記
方法である。
【0030】さらに本発明は、該中間体を、50〜10
00mm/分の速度で延伸することを特徴とする、前記
方法である。
【0031】さらに本発明は、該中間体を、100〜5
00mm/分の速度で延伸することを特徴とする、前記
方法である。
【0032】さらに本発明は、該中間体は、エチレン系
不飽和単量体のホモポリマーである、前記方法である。
【0033】さらに本発明は、該ホモポリマーは、ポリ
エチレン、ポリプロピレンまたはポリビニルクロリドで
ある、前記方法である。
【0034】さらに本発明は、該中間体は、2以上のエ
チレン系不飽和単量体の共重合体である、前記方法であ
る。
【0035】さらに本発明は、該中間体は、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
または、ポリブチレンテレフタレートである、前記方法
である。
【0036】さらに本発明は、該中間体は生分解性プラ
スチックである、前記方法である。
【0037】さらに本発明は、前記非弾性可変性プラス
チック製品からなる適切な長さのツイストタイまたはテ
ープの両端を、あわせるまたは捩ることにより、物品を
包装または固定すること特徴とする包装方法である。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明は、延伸により製造される
ことを特徴とする、非弾性可変性プラスチック製品およ
びその製造方法である。
【0039】以下に本発明のプラスチック製品について
説明する。
【0040】まず、半結晶性または結晶性熱可塑性中間
体(以下、単に「中間体」ともいう)、具体的には熱可
塑性プラスチック粒を、融点以上の温度で加熱し、溶融
させる。この段階で、溶融状態の中間体の熱エネルギー
の一部は、突然冷却すると結晶エネルギーに変化し、そ
の結果、冷却した中間体のエネルギーレベルは増加す
る。
【0041】次に溶融状態の中間体を冷延伸することに
よって、冷却中間体の結晶度を増やすことにより、非弾
性プラスチック製品ができる。請求項3に記載するとこ
ろの「弾性がほとんどなくなるまで」とは、この冷延伸
により中間体の弾性はほとんど失われ、曲げ、捩じり、
および折畳み可能な状態(すなわち非弾性)になるまで
ということである。
【0042】この冷延伸工程は、室温または加温下、好
ましくは室温〜90℃、さらに好ましくは室温で行われ
る。この加温下とは、用いられるプラスチック材料の融
点より低く、かつ融点に近すぎない温度に維持すること
をいう。この温度範囲は、広汎には、室温〜90℃とい
えるが、上限に関してはこれに限られない。すなわち、
用いるプラスチックの融点によりその上限温度は固有で
あるため、適宜温度調節をすることが好ましい。
【0043】さらに冷延伸工程において、好ましくは元
の長さの1.5〜50倍、さらに好ましくは5〜30倍
に延伸されることによって、非弾性のプラスチックを作
成することができる。ここで延伸が元の長さの1.5倍
未満の場合、弾性が残存してしまい、一方50倍を超過
する場合、中間体が薄く(または細く)なりすぎて破断
しやすくなるため、好ましくない。
【0044】さらにこの冷延伸工程において、中間体
は、10〜5000mm/分の速度、さらに好ましくは
50〜1000mm/分の速度、最も好ましくは100
〜500mm/分の速度で延伸される。ここで速度が1
0mm/分未満の場合、製造速度が遅くなり、一方50
00mm/分を超過する場合、中間体が壊れやすくなる
ため好ましくない。
【0045】このようにして得られたプラスチック製品
は、曲げ、捩り、折り畳み可能な非弾性になる。ここで
非弾性とは、応力を加えても元に戻らない特性をいう。
すなわち本発明のプラスチック製品は、例えば一旦捩っ
たり、曲げたりして成形したら、その形状を維持し、元
に戻らない。
【0046】また本発明のプラスチック製品の製造工程
において、延伸前に、材料の加熱処理などの特別な前処
理を必要としないことも特徴である。詳細に述べれば、
延伸前、材料に加熱処理を施し、延伸してプラスチック
製品を得ることにより、予め材料が加熱されているため
に延伸速度を高めて生産性を挙げることができる一方
で、その製品は100℃程度の高温状態で非弾性を失う
傾向があり、さらに加熱処理など余分な工程により生産
コストが上がってしまい、好ましくない。すなわち、本
発明における室温〜融点未満での延伸は、延伸速度はや
や低くなるものの、優れた特性をもつ非弾性プラスチッ
ク製品を得、かつコストおよびエネルギーの無駄を省く
ことができる。
【0047】次に本発明の方法で用いられ得る半結晶性
または結晶性熱可塑性中間体について説明する。ここで
半結晶性または結晶性熱可塑性中間体とは、好ましくは
プラスチック材料である。プラスチック材料としては、
熱可塑性ポリマーであるエチレン系不飽和単量体のホモ
ポリマーが使用可能であり、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレンまたはポリビニルクロリドである。このな
かで、ポリエチレン、ポリプロピレンが特に好適に用い
られる。
【0048】またプラスチック材料として、2以上のエ
チレン系不飽和単量体の共重合体も使用可能であり、例
えば、ポリエチレンテレフタレートが好適である。
【0049】さらに当該プラスチック材料として、ナイ
ロン6、ナイロン66、ポリアミド3、ポリアミド4、
ポリアミド46、ポリアミド11、ポリアミド12のア
ミド樹脂もしくはその他のポリアミド系樹脂、ポリカー
ボネート、またはポリブチレンテレフタレートも好適に
使用可能である。
【0050】さらにプラスチック材料として、生分解性
のものが使用可能である。例えば、ポリ乳酸、ポリブチ
レンスクシネート、ポリヒドロキシ酪酸等の生分解性ポ
リマーが好適であり、特に、ポリ乳酸、ポリブチレンス
クシネートが好適である。このような生分解性のプラス
チック材料よりなるプラスチック製品は生分解性であ
る。従って、例えば苗の結束用のツイストタイとして使
用した場合、その後にそれらを取り除く作業が省くこと
ができる。
【0051】次に用途について説明する。このようにし
て得られたプラスチック製品は、食品、家電製品の部品
を包装するためのツイストタイ、テープ、シート、チュ
ーブ、農業、園芸において植物の茎、葉、果実を支持し
たり矯正したりするロッド、ツイストタイとして使用さ
れ得る。さらに人造花の茎、葉、花に着色、成形して装
飾品にも応用できる。また、ここでいう包装とは、例え
ば袋状の包装紙またはフィルムで物品を包み、その口を
閉じるために上記ツイストタイで縛ったり、家電製品の
コード類をまとめて上記ツイストタイで巻いて固定した
りすることをいう。
【0052】その方法を詳細に説明する。まず本発明の
プラスチック製品を包装する物品の大きさにあわせて適
当に切断し、ワイヤーを作成する。袋状の包装紙または
フィルムで物品を包み、その口を寄せ集め、その部位を
上記ワイヤーで取り巻き、その両端を捩りあわせたり、
単に挟んだりすることによって固定する。本発明に係る
ワイヤーは、曲げ、捩り、折り畳み性に優れ、かつ弾性
がほとんどないために、捩るだけでしっかり包装を固定
することができる。
【0053】また本発明のプラスチック製品は、その優
れた折畳み性により、液体、ゲルまたはペースト等を充
填するためのチューブとして好適に用いられる。例え
ば、練り歯磨きチューブが挙げられる。本発明のプラス
チック製品からなる練り歯磨きチューブは、一定量の練
り歯磨きを押出すと、チューブの押された部分は潰され
たまま保たれる。その潰された部分は、次に使いやすい
ように折り畳んだり、巻いたりでき便利である。このよ
うなチューブは、従来の金属層を含むラミネートチュー
ブに比べ、折り畳み特性に優れるだけでなく金属層を含
まないのでリサイクル性に優れている。
【0054】さらに食品類を充填するチューブとしても
好適に用いられる。例えば台湾のUSI社(USI Far Ea
st Corp.)のLL120のような食品用の直鎖低密度ポ
リエチレン(food grade linear low density polyethy
lene;LLDPE)は、アメリカ合衆国食品薬品局(F
DA)の第1771520号規定に適合しており、同様
にそれに含まれる添加剤もFDA規定に適合しているこ
とから、食品用の包装材料への使用が許されている。従
って、本発明のLL120より製造された非弾性プラス
チック目的物も問題なく食品包装材料に使用することが
できる。
【0055】他の実施形態において、プラスチック材料
を染色し、延伸することにより、好ましい色を有し、外
観が優れたプラスチック製品を形成することができる。
染色には、当業界周知の顔料、色素が用いられ特に制限
されない。これらは塗装やコーティングにより着色しな
くてもよいため、従来のコーティングされた金属線や包
装紙より製造しやすく、かつリサイクルし難い余分な成
分を含まないため、使用後の分別性、リサイクル性にも
優れている。
【0056】次に本発明のプラスチック製品のリサイク
ル方法について説明する。本発明のプラスチック製品
は、使用後、小さく裁断し、溶融や押出し成形等の再加
工を施すことによって、プラスチック製品または中間体
にリサイクルすることができる。リサイクルされたプラ
スチック製品または中間体は弾性を回復してしまうが、
本発明の方法で再び延伸すれば、曲げ、捩じれ、または
折畳み可能な非弾性プラスチック製品を再び得ることが
できる。
【0057】
【実施例】製造例1:ロッド状プラスチック中間体の製
下記表1に示す熱可塑性プラスチック材料をその融点
(Tm)以上の温度で加熱して溶融させ、得られた溶融
物質を型から押出し、冷却後、ロッド状のプラスチック
中間体を形成した。
【0058】製造例2:チューブ状プラスチック中間体
の製造 下記表1に示す熱可塑性プラスチック材料をその融点
(Tm)以上の温度で加熱して溶融させ、得られた溶融
物質を、環状孔を有する型から押出し、冷却浴を通りな
がら延伸した後、チューブ状のプラスチック中間体を形
成した。
【0059】実施例1:非弾性ロッド状プラスチック製
品の製造 製造例1で得た弾性ロッド状の中間体を、2cmの長さ
に印を付けて、室温、200mm/分の速度で、様々な
時間で、引張試験機によって延伸し、ロッド製品を得
た。ロッド製品の外観は、中間体より不透明であった。
ロッド製品の弾性、捩り特性、および折り畳み特性を検
査し、その結果を表1に示す。弾性の評価は、曲げたり
捩ったりした後、その形状を保ったものは「なし」と
し、時間経過により形状が元にもどったものを「あり」
とした。ねじり性および折り畳み性は、特定の形状に容
易に捩りおよび折り畳みが可能であったものを「あり」
とし、特定の形状に捩りおよび折り畳みできなかったも
のを「なし」とした。
【0060】
【表1】
【0061】表中、a)は、8003:台湾プラスチッ
クス社(Formosa Plastics Corp.)の高密度ポリエチレ
ン(HDPE)、8010:台湾プラスチックス社の高
密度ポリエチレン(HDPE)、LH−901:台湾U
SI社(USI Far East Corp., Taiwan)の高密度ポリエ
チレン(HDPE)、NAT:BASF社(BASF Co.,
Germany)のポリブチレンテレフタレート(PBT)、
2100:台湾長春プラスチックス社(Chang Chun Pla
stics Co., Ltd.)のPBT、Sunylon6N:台
湾化学繊維社(Formosa Chemicals & Fibre Corp.)の
ナイロン、ST−611:台湾ポリプロピレン社(Taiw
an Polypropylene Co., Ltd.)のポリプロピレン(P
P)、PET:再生されたポリエチレンテレフタレート
を台湾工業研究院化工研究所(Chemical Engineering L
aboratories, Industrial Technology Research Instit
ute, Taiwan)が製造したエポキシ樹脂を鎖延長剤とし
て用いて改質されたポリエチレンテレフタレートを示
す。さらに、b)はメルトフローインデックスを示し、
c)は固有粘度を示し、d)は中間体のもとの長さの何
倍に伸長したかを表す倍率である。
【0062】表1より明らかなように、本発明の非弾性
プラスチックは、すべて弾性を失っており、良好なねじ
り性、折り畳み性を有していることがわかった。
【0063】実施例2:非弾性チューブ状プラスチック
製品の製造 製造例2で得られたHDPE(表1の8003)のチュ
ーブ状プラスチック中間体を、2cmの長さに印を付け
て、室温、200mm/分の速度で、引張試験機により
延伸した。長さが8倍の16cmになるまで延伸し、非
弾性チューブ状プラスチック製品を得た。当該チューブ
の外観は、中間体より不透明であり、弾性がなく、望み
のねじり性および折り畳み性を得ることができた。
【0064】実施例3:加温下での非弾性ロッド状プラ
スチック製品の製造 製造例1で得られたロッド状プラスチック中間体を、2
cmの長さに印を付け、オーブンにより種々の温度で前
処理し、オーブンから取り出し、直ちに引張試験機で延
伸した。長さが4〜15倍の8〜30cmになるまで延
伸し、非弾性ロッド状プラスチック製品をえた。その外
観は、中間体のより不透明であった。
【0065】前処理効果を確認するため、当該ロッド状
プラスチック製品を捩り、種々の温度に置き、時間経過
によってその捩りが消失するかを観察した。その結果を
表2に示す。
【0066】
【表2】
【0067】表中、a)は表1と同じであり、c)は
「前処理なし」を示し、b)において100℃は「沸騰
水浴に10分浸す」こと、−10℃は「冷凍室で24時
間保持する」ことを示す。
【0068】表2より明らかなように、前処理をしない
で室温で延伸されたもの、および、0℃で前処理し室温
で延伸したものが良好な非弾性を示していることから、
本発明の非弾性プラスチックの製造は、プラスチック材
料に特別な前処理を行う必要がない、ということがわか
る。
【0069】収縮による非弾性への影響 実施例1で得られたHDPE(表1の8010)のロッ
ド状プラスチック製品の10cmを、沸騰水浴に10分
浸したところ長さが9.2cmになった(8%縮ん
だ)。更に10分加熱すると、ロッド状プラスチック製
品の長さは9.15cmになった(8.5%縮んだ)。
いずれの収縮した非記憶プラスチックロッドも、ねじり
性および折り畳み性を保存していた。
【0070】プラスチック製品のリサイクル 上述した実施例に記載のプラスチック製品を集めて、小
さく切断し、溶融して再生プラスチック製品に成形し
た。再生プラスチック製品はその可塑性を保存してい
た。再生プラスチック製品はその可塑性を失うまで延伸
すると、再び非記憶プラスチックになった。
【0071】
【発明の効果】本発明のプラスチック製品は、延伸等の
外力によりエネルギーレベルを変化させて物性を変化さ
せるという原理に基づき、弾性がほとんどなくなるまで
冷延伸することによって、延伸方向に配向し、かつ適切
な機械強度をもつ、曲げ、捩り、折り畳み性に優れた非
弾性プラスチック製品であることを特徴とする。さら
に、特別な加熱処理などの前処理や、延伸中の高温状態
の維持を必要としないことから、省コスト、省エネルギ
ーを実現するものである。
【0072】本発明のプラスチック製品からなるツイス
トタイやチューブは、金属線や金属層を含まないことか
ら、リサイクル性に優れており、さらに、包装を解くこ
となくそのまま電子レンジで使用することができる。さ
らに生分解性プラスチックからなるものは、使用後その
まま放置しても生分解されるので環境面でも優れてい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 77/10 BSF B65D 77/10 BSF (72)発明者 ▲黄▼ 沂 榮 台湾台中市大忠街35號12之2 (72)発明者 陳 志 強 台湾新竹市武陵路175巷6號18樓之4 (72)発明者 ▲黄▼ 亭 柳 台湾台中市北屯區和平里6鄰軍和街401號 (72)発明者 張 文 鎧 台湾台中市北區長青里武昌南街5號 (72)発明者 ▲黄▼ 舜 賢 台湾台北縣土城市慶安街20號 Fターム(参考) 3E065 BA12 BA15 BA18 BA24 BA25 BA35 FA20 GA01 3E067 AA11 AB16 AB99 BA12A BB15A BB16A BB18A BC03A CA30 EA27 FC01 3E085 BA25 BB06 BD08 BE06 BG03 4F210 AA04 AA11 AA12E AA15 AA24 AA25 AA28 AA29 AE01 AG14 AH81 QC02 QG02 QG18

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 延伸により製造されることを特徴とす
    る、非弾性可変性プラスチック製品。
  2. 【請求項2】 曲げ、捩り、折り畳み可能な、包装用ツ
    イストタイ、テープもしくはチューブ、または、支持用
    ロッドである、請求項1記載の製品。
  3. 【請求項3】 半結晶性または結晶性熱可塑性中間体
    を、その融点より低い温度で弾性がほとんどなくなるま
    で延伸してなる、請求項1または2に記載の製品。
  4. 【請求項4】 該中間体は、室温〜90℃で、元の長さ
    の1.5〜50倍に延伸されてなる、請求項3記載の製
    品。
  5. 【請求項5】 該中間体は、元の長さの5〜30倍に延
    伸されてなる、請求項4記載の製品。
  6. 【請求項6】 該中間体は、10〜5000mm/分の
    速度で延伸されてなる、請求項3〜5のいずれか一項に
    記載の製品。
  7. 【請求項7】 該中間体は、50〜1000mm/分の
    速度で延伸されてなる、請求項6記載の製品。
  8. 【請求項8】 該中間体は、100〜500mm/分の
    速度で延伸されてなる、請求項7記載の製品。
  9. 【請求項9】 該中間体は、エチレン系不飽和単量体の
    ホモポリマーよりなる、請求項3〜8のいずれか一項に
    記載の製品。
  10. 【請求項10】 該ホモポリマーは、ポリエチレン、ポ
    リプロピレンまたはポリビニルクロリドである、請求項
    9記載の製品。
  11. 【請求項11】 該中間体は、2以上のエチレン系不飽
    和単量体の共重合体である、請求項3〜8のいずれか一
    項に記載の製品。
  12. 【請求項12】 該中間体は、ポリアミド、ポリカーボ
    ネート、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレ
    ンテレフタレートからなる群より選択されるものであ
    る、請求項3〜8のいずれか一項に記載の製品。
  13. 【請求項13】 該中間体は生分解性ポリマーである、
    請求項3〜8のいずれか一項に記載の製品。
  14. 【請求項14】 半結晶性または結晶性熱可塑性中間体
    を、その融点より低い温度で弾性がほとんどなくなるま
    で延伸することを特徴とする、非弾性可変性プラスチッ
    ク製品の製造方法。
  15. 【請求項15】 該中間体を、室温〜90℃で、元の長
    さの1.5〜50倍に延伸することを特徴とする、請求
    項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 該中間体を、元の長さの5〜30倍に
    延伸することを特徴とする、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 該中間体を、10〜5000mm/分
    の速度で延伸することを特徴とする、請求項14〜16
    のいずれか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 該中間体を、50〜1000mm/分
    の速度で延伸することを特徴とする、請求項17記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 該中間体を、100〜500mm/分
    の速度で延伸することを特徴とする、請求項18記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 該中間体は、エチレン系不飽和単量体
    のホモポリマーである、請求項14〜19に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】 該ホモポリマーは、ポリエチレン、ポ
    リプロピレンまたはポリビニルクロリドである、請求項
    20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 該中間体は、2以上のエチレン系不飽
    和単量体の共重合体である、請求項14〜19に記載の
    方法。
  23. 【請求項23】 該中間体は、ポリアミド、ポリカーボ
    ネート、ポリエチレンテレフタレート、または、ポリブ
    チレンテレフタレートである、請求項14〜19に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 該中間体は生分解性プラスチックであ
    る、請求項14〜19のいずれか一項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 請求項1〜13のいずれか一項の非弾
    性可変性プラスチック製品からなる適切な長さのツイス
    トタイまたはテープの両端を、あわせるまたは捩ること
    により、物品を包装または固定すること特徴とする包装
    方法。
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