JP2002253176A - サラミ及びチーズ入りの竹輪 - Google Patents
サラミ及びチーズ入りの竹輪Info
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Abstract
ズ入りの竹輪を提供する。 【解決手段】 サラミ及びチーズ入りの竹輪(1)は、
魚肉すりみの内側層(3)、その上に同心状に巻き付け
られたサラミ層(4)とチーズ層(5)、さらにその上
の魚肉すりみの外側層(6)の少なくとも4層からな
り、その両端部では魚肉すりみの内側層(3)と外側層
(6)が接しており、切断面は同心状である。
Description
入りの竹輪に係り、魚肉すりみの内部に同心状のサラミ
層及びチーズ層の中間層を有するサラミ及びチーズ入り
の竹輪に関するものである。
な水産食品として食されており、また近年、竹輪の食感
及び風味を生かした改良し、竹輪の中心の穴に、例えば
固形チーズを棒状にカットして挿入した製品、すりみの
内部にチーズの層を挿入したチーズ入り竹輪が提案され
ている。
とその中間のサラミ及びチーズの層からなり、すでに提
案しているすりみの内部にチーズの層を有する竹輪に、
さらに新たな食感及び風味を加味したサラミ及びチーズ
入りの竹輪を提供するものである。
内側層、前記内側層の上に同心状に巻き付けられたサラ
ミ層及びチーズ層の中間層、さらに前記中間層の上の魚
肉すりみの外側層の少なくとも4層よりなることを特徴
とするサラミ及びチーズ入りの竹輪である。また、本発
明のサラミ及びチーズ入りの竹輪は、サラミ層及びチー
ズ層の中間層がサラミ層の幅よりチーズ層の幅が広いも
のであり、魚肉すりみの内側層の上に幅の狭いサラミ層
を巻き付け、前記サラミ層の上に幅の広いチーズ層をそ
の両端が内側層の魚肉すりみに接するように巻き付け、
さらにチーズ層の上の魚肉すりみの外側層の両端が内側
層の魚肉すりみに接していることを特徴とするものであ
る。また、本発明のサラミ及びチーズ入りの竹輪は、魚
肉すりみの内側層が串の外周長さにほぼ等しい長さに成
形し、その上に巻き付けられるサラミ層が巻き付けられ
た魚肉すりみの内側層の外周長さにほぼ等しい長さに成
形し、その上に巻き付けられるチーズ層が巻き付けられ
たサラミ層の外周長さにほぼ等しい長さに成形し、魚肉
すりみの外側層が巻き付けられたチーズ層の外周長さに
ほぼ等しい長さに成形して巻き付けられたことを特徴と
するものである。
輪は、サラミ層及びチーズ層の中間層がサラミ層の幅よ
りチーズ層の幅が広いものであり、魚肉すりみの内側層
の上に幅の広いチーズ層を巻き付け、前記チーズ層の上
に幅の狭いサラミ層を巻き付け、さらにサラミ層の上の
魚肉すりみの外側層は両端が魚肉すりみの内側層の接し
ていることを特徴とするものである。さらに、本発明の
サラミ及びチーズ入りの竹輪は、魚肉すりみの内側層が
串の外周長さにほぼ等しい長さに成形し、その上に巻き
付けられるチーズ層が巻き付けられた魚肉すりみの内側
層の外周長さにほぼ等しい長さに成形し、その上に巻き
付けられるサラミ層が巻き付けられたチーズ層の外周長
さにほぼ等しい長さに成形し、魚肉すりみの外側層が巻
き付けられたサラミ層の外周長さにほぼ等しい長さに成
形して巻き付けられたことを特徴とするものである。
ミ層とチーズ層の中間層を有することにより、それを食
したときに、サラミの油脂分(旨味成分)と魚肉すりみ
から出る水分(旨味成分)等で風味が醸し出され、また
チーズの味とその蕩けるような風味が魚肉すりみやサラ
ミと一体に融和し、しかも違和感がなくしっかりとサラ
ミとチーズの存在を感じることができるものである。ま
た、魚肉すりみの内側層と外側層に中間層としてサラミ
層及びチーズ層が同心状に巻き付けられているので、そ
の切断面に同心状の模様形状が表出され、美観にも秀れ
ているものである。
竹輪おいて、その内側層と外側層の魚肉すりみは、原料
魚から肉を採り、水晒により精製、食塩その他の副材料
を加えてすりつぶしたもので、通常の竹輪の製造と同様
のものを用いる。中間層のサラミとしては例えばソフト
サラミソーセージが用いられる。ソフトサラミソーセー
ジは原料畜肉類として豚肉及び牛肉のみを使用したもの
で、これに適宜、でん粉、小麦粉、コーンミール、植物
性たん白、卵たん白、乳たん白及び血液たん白等の結着
材料、食塩、糖類等の調味料、にんにく、ブラックペッ
パー、ホワイトペッパー、マスタード等の香辛料を加え
混合し、充填などして成形後、くん煙し又はくん煙しな
いで加熱し又は乾燥したものである。また中間層のチー
ズは、例えばカマンベールのような軟質チーズが用いら
れる。
説明する。図1(a)は実施例1のサラミ及びチーズ入
りの竹輪の一部を切断して示した斜視図であり、図1
(b)(c)は、(a)に示した竹輪の断面図である。
図1(a)〜(c)に示すように、サラミ及びチーズ入
りの竹輪(1)は、穴(2)側の魚肉すりみ内側層
(3)、その上に同心状に巻き付けられたサラミ層
(4)とチーズ層(5)、さらにその上の魚肉すりみの
外側層(6)の4層よりなるものである。
の長さ)は短く、チーズ層(5)の幅((5a)と(5
b)の長さ)は広くする。魚肉すりみの内側層(3)の
上に幅の狭いサラミ層(4)を巻き付け、その上に幅の
広いチーズ層(5)の両端(5a)と(5b)が狭いサ
ラミ層(4)の両端(4a)と(4b)より出て魚肉す
りみの内側層(3)に接するようにして巻き付ける。ま
た魚肉すりみの外側層(6)は、チーズ層(5)の両端
(5a)と(5b)より長くて魚肉すりみの内側層
(3)に接するようにする。このように、サラミ層
(4)の幅を狭く、チーズ層(5)の幅を広くし、さら
に両端部では魚肉すりみの内側層(3)と外側層(6)
を接するようにすることで、サラミ層(4)のスプリン
グバックにより、巻き付けたサラミ層(4)が弾けるこ
とがなく、また違和感がなくしっかりとサラミとチーズ
の存在を感じることができるものである。
製造について、図2(a)〜(d)及び図3(e)〜
(h)に示す。まず、図2(a)に示すように、台
(9)の魚肉すりみの内側層(3)を串(8)に図2
(b)に示すように巻き付ける。魚肉すりみの内側層
(3)の長さは串(8)の外周長さにほぼ等しく成形し
ている。次いで、図2(c)に示すように、台(9)の
サラミ層(4)を魚肉すりみの内側層(3)の上に、図
2(d)に示すように巻き付ける。サラミ層(4)の長
さは、串(8)に巻き付けられている魚肉すりみの内側
層(3)の外周長さにほぼ等しく成形している。
(9)のチーズ層(5)をサラミ層(4)の上に、図3
(f)に示すように巻き付ける。チーズ層(5)の長さ
は、巻き付けられているサラミ層(4)の外周長さにほ
ぼ等しく成形している。さらに、図3(g)に示すよう
に、台(9)の魚肉すりみの外側層(6)をチーズ層
(5)の上に、図3(g)に示すように巻き付ける。魚
肉すりみの外側層(6)の長さは、巻き付けられている
チーズ層(5)の外周長さにほぼ等しく成形している。
串(8)の外周長さにほぼ等しい長さにし、サラミ層
(4)を巻き付けた魚肉すりみの内側層(3)の外周長
さにほぼ等しい長さにし、チーズ層(5)は巻き付けた
サラミ層(4)の外周長さにほぼ等しい長さにし、さら
に魚肉すりみの外側層(6)は巻き付けたチーズ層
(5)の外周長さにほぼ等しい長さにすることにより、
その切断面に同心状の模様形状が表出され、美観にも秀
れているものとなる。
説明する。図4(a)は実施例2のサラミ及びチーズ入
りの竹輪の一部を切断して示した斜視図であり、図4
(b)(c)は、(a)に示した竹輪の断面図である。
図4(a)〜(c)に示すように、サラミ及びチーズ入
りの竹輪(10)は、魚肉すりみの内側層(3)、その
上に同心状に巻き付けられたチーズ層(5)とサラミ層
(4)、さらにその上の魚肉すりみの外側層(6)の4
層よりなるものである。チーズ層(5)の幅((5a)
と(5b)の長さ)は、サラミ層(4)の幅((4a)
と(4b)の長さ)より広くすることにより、サラミ層
(4)の下面(4c)はチーズ層(5)に押し込めら
れ、また魚肉すりみの外側層(6)は、チーズ層(5)
の両端(5a)と(5b)より長く魚肉すりみの内側層
(3)に接するようにするようになっているので、巻き
付けたサラミ層(4)が弾けることがないものである。
びチーズ入りの竹輪によれば、サラミの油脂分(旨味成
分)と魚肉すりみから出る水分(旨味成分)またチーズ
の味とその蕩けるような風味が一体に融和して新たな食
感及び風味が醸し出され、しかもサラミのぼそぼそする
ような違和感がなく、それでいてしっかりとサラミとチ
ーズの存在を感じることができるという効果を有し、さ
らに魚肉すりみの内側層と外側層に中間にサラミ層及び
チーズ層が同心状に巻き付けられているので、その切断
面に同心状の模様形状が表出され、美観にも秀れている
という効果を奏するものである。
す図
造を説明する図
造を説明する図
す図
Claims (5)
- 【請求項1】 魚肉すりみの内側層、前記内側層の上に
同心状に巻き付けられたサラミ層及びチーズ層の中間
層、さらに前記中間層の上の魚肉すりみの外側層の少な
くとも4層よりなることを特徴とするサラミ及びチーズ
入りの竹輪。 - 【請求項2】 サラミ層及びチーズ層の中間層は、サラ
ミ層の幅よりチーズ層の幅が広いものであり、魚肉すり
みの内側層の上に幅の狭いサラミ層を巻き付け、前記サ
ラミ層の上に幅の広いチーズ層をその両端が内側層の魚
肉すりみに接するように巻き付け、さらにチーズ層の上
の魚肉すりみの外側層の両端が内側層の魚肉すりみに接
していることを特徴とする請求項1に記載のサラミ及び
チーズ入りの竹輪。 - 【請求項3】 魚肉すりみの内側層は串の外周長さにほ
ぼ等しい長さに成形し、その上に巻き付けられるサラミ
層は巻き付けられた魚肉すりみの内側層の外周長さにほ
ぼ等しい長さに成形し、その上に巻き付けられるチーズ
層は巻き付けられたサラミ層の外周長さにほぼ等しい長
さに成形し、魚肉すりみの外側層は巻き付けられたチー
ズ層の外周長さにほぼ等しい長さに成形して巻き付けら
れたことを特徴とする請求項1または2に記載のサラミ
及びチーズ入りの竹輪。 - 【請求項4】 サラミ層及びチーズ層の中間層は、サラ
ミ層の幅よりチーズ層の幅が広いものであり、魚肉すり
みの内側層の上に幅の広いチーズ層を巻き付け、前記チ
ーズ層の上に幅の狭いサラミ層を巻き付け、さらにサラ
ミ層の上の魚肉すりみの外側層は両端が魚肉すりみの内
側層の接していることを特徴とする請求項1に記載のサ
ラミ及びチーズ入りの竹輪。 - 【請求項5】 魚肉すりみの内側層は串の外周長さにほ
ぼ等しい長さに成形し、その上に巻き付けられるチーズ
層は巻き付けられた魚肉すりみの内側層の外周長さにほ
ぼ等しい長さに成形し、その上に巻き付けられるサラミ
層は巻き付けられたチーズ層の外周長さにほぼ等しい長
さに成形し、魚肉すりみの外側層は巻き付けられたサラ
ミ層の外周長さにほぼ等しい長さに成形して巻き付けら
れたことを特徴とする請求項1または4に記載のサラミ
及びチーズ入りの竹輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001057792A JP4605923B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | サラミ及びチーズ入りの竹輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001057792A JP4605923B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | サラミ及びチーズ入りの竹輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002253176A true JP2002253176A (ja) | 2002-09-10 |
JP4605923B2 JP4605923B2 (ja) | 2011-01-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001057792A Expired - Fee Related JP4605923B2 (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | サラミ及びチーズ入りの竹輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101208096B1 (ko) * | 2010-05-13 | 2012-12-04 | 김장수 | 연육 및 축육을 포함하는 가공식품 및 이의 제조방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09211A (ja) * | 1995-06-22 | 1997-01-07 | Kibun Foods Inc | 2以上の食材からなるちくわ及びその製造方法 |
JPH0975040A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-03-25 | Kibun Foods Inc | 同心状巻き物食品の製造方法及びその製造装置 |
JP2000106847A (ja) * | 1998-10-02 | 2000-04-18 | Itami Kanetetsu Shokuhin Kk | 竹輪状練り製品及びその製造法 |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001057792A patent/JP4605923B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000106847A (ja) * | 1998-10-02 | 2000-04-18 | Itami Kanetetsu Shokuhin Kk | 竹輪状練り製品及びその製造法 |
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---|---|---|---|---|
KR101208096B1 (ko) * | 2010-05-13 | 2012-12-04 | 김장수 | 연육 및 축육을 포함하는 가공식품 및 이의 제조방법 |
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