JP2002253002A - 管理作業機 - Google Patents

管理作業機

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JP2002253002A
JP2002253002A JP2001052629A JP2001052629A JP2002253002A JP 2002253002 A JP2002253002 A JP 2002253002A JP 2001052629 A JP2001052629 A JP 2001052629A JP 2001052629 A JP2001052629 A JP 2001052629A JP 2002253002 A JP2002253002 A JP 2002253002A
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JP
Japan
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lifting
actuator
link mechanism
hydraulic cylinder
mounting frame
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Application number
JP2001052629A
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English (en)
Inventor
Shuji Tanaka
周二 田中
Hisao Nogami
久男 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業装置6の昇降を良好に行なうことができ
るとともに、走行機体1cの地上高を損なうことのない
昇降リンク機構5を備えた管理作業機1を提供する。 【解決手段】 前輪1a及び後輪1bを有して自走する
走行機体1cに、油圧シリンダ式の昇降リンク機構5に
よって作業装置6を昇降可能に支持し、圃場の管理作業
を行なう管理作業機において、機体フレーム1eにアク
チュエータ取付枠7aを上方に延設し、このアクチュエ
ータ取付枠7aにアクチュエータ7を取付け、このアク
チュエータ7を介して前記アクチュエータ取付枠7aの
下方の前記作業装置6を昇降させる昇降リンク機構5を
上下動させるように構成した管理作業機としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術的分野】本発明は、走行機体の後部
に作業装置を装置可能な昇降リンク機構を備えた管理作
業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自走する走行機体に消毒液等の散
布剤を収容し散布装置から圃場に植立する作物等に散布
剤を散布するような管理作業機が知られているが、その
作業機はその機体の後部に油圧シリンダ式の昇降リンク
機構を備え、この昇降リンク機構に畝立作業等を行なう
作業装置を装着できるようにしている。
【0003】また、上記昇降リンク機構の油圧シリンダ
は、機体フレームの後方の下部において機体の腹部に設
置されているのが一般的な構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
成による管理作業機は、昇降リンク機構の油圧シリンダ
を機体の腹部に設置した低床型であるので、作物等が植
立した既植圃場を走行する際に、作物が油圧シリンダに
接触してその作物等に損傷を与えるとともに油圧シリン
ダやその取付部に作物等を引っ掛ける等の不具合を生じ
易い等の欠点がある。
【0005】また、機体の腹部に装着される油圧シリン
ダは、機体フレームの後方の下部に取付けることから、
その取付位置に制約を受けるので、設置構造が複雑にな
ると言う問題と、昇降リンク機構の昇降ストロークを、
力率よく十分な範囲にとることが困難である等の課題が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明に係る管理作業機は、前輪1a及び後輪1bを
有して自走する走行機体1cに、油圧シリンダ式の昇降
リンク機構5によって作業装置6を昇降可能に支持し、
圃場の管理作業を行なう管理作業機において、機体フレ
ーム1eにアクチュエータ取付枠7aを上方に延設し、
このアクチュエータ取付枠7aにアクチュエータ7を取
付け、このアクチュエータ7を介して前記アクチュエー
タ取付枠7aの下方の前記作業装置6を昇降させる昇降
リンク機構5を上下動させるように構成したことを特徴
としている。
【0007】また、昇降リンク機構5の上部リンク50
を逆へ字状に屈曲させるとともに、その屈曲部にアクチ
ュエータ7に連結し作業装置6を効率良く昇降させるよ
うに構成したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施の形態を説明する。
【0009】1は管理作業機であり、この管理作業機1
は前輪1a及び後輪1bを有する走行機体1cの機体フ
レーム1e上に、前方からエンジン1dを搭載し、ハン
ドル2a及びシート2b等からなる操縦部2を設け、こ
の機体フレーム1eの後部上方に消毒液等の散布剤を収
容するタンク3を載置し、この機体フレーム1eの前部
に設置される図示しないポンプ等で構成される散布装置
から上記散布剤を圃場に植立栽培している作物等に散布
するようにしている。
【0010】なお、この管理作業機1は散布作業等の管
理作業を行なう際に、植立している作物に機体フレーム
1eの腹部が接触しないように地上高を可及的に高く形
成した、いわゆるハイクリアランス車両としている。ま
た、このため機体フレーム1eは図3で示すように左右
の後輪1bを備えた門型状のリヤアクスルケース1fの
中央部の上部に載置してハイクリアランス車両に適した
構造としている。
【0011】そして、上記のように走行機体1cを構成
した管理作業機1は、機体1eの後部に本発明に係る油
圧シリンダ式の昇降リンク機構5によって、所望な作業
を行なうことができる作業装置6を、着脱可能に装着す
るとともに十分な昇降ストロークを有して、この作業装
置6による各種の作業を円滑に行なうことができるよう
にしている。
【0012】即ち、この実施形態においては、昇降リン
ク機構5に装着する作業装置6を耕耘畝立装置としてお
り、この作業装置6は図1、図2に示すように横長な作
業フレーム60の前側中央部に、前記昇降リンク機構5
の上部リンク50と下部リンク51の後端に、取付軸5
2、53によって着脱自在に取付けられるヒッチ部61
を備え、その巾方向にロータリ耕耘部62と、耕起土部
分を割り進んで溝を作りながら畝立てをする畝立部63
とからなる作業部64を、所定の間隔を有して複数列設
し、これら作業部64、64・・を作業フレーム60上
に載置したエンジン65によって伝動する構成にしてい
る。なお、66は作業フレーム60の両側に垂設した接
地輪である。
【0013】次に図1〜図3を参照して昇降リンク機構
5の構成について説明する。
【0014】この昇降リンク機構5は、機体フレーム1
eの後部下方に垂設した支持枠54(図1)の上下で、
支軸55、56によって回動可能に各別に枢支された1
本の上部リンク50と2本の下部リンク51と、機体フ
レーム1eの後部上方に、図3に示す背面視で門柱状に
立設したアクチュエータ取付枠7aの中央部に取付ピン
7bによって略垂直姿勢(縦方向)に支持されている。
そしてその油圧シリンダ7(その他のアクチュエータで
も良い)のピストンロッド70(作動部材)の下端を上
部リンク50の上面と連結してこの油圧シリンダ7によ
って昇降リンク機構5を昇降するように構成している。
【0015】そして、上記2本の下部リンク51は、前
記ヒッチ部61の下部左右を支持しており、更に上部リ
ンク50は2本の下部リンク51の上方の中央位置でヒ
ッチ部61の上部を支持した3点支持リンクを構成して
いる。また、支軸55と56間の距離と、取付軸52と
53間の距離は略等しくしていることにより平行支持リ
ンク機構を形成している。
【0016】また上記構成において、上部リンク50は
図1の側面視でその中途部を下側に向けて下部リンク5
1と略ラップする程度に屈曲させた逆へ字状に形成し、
その谷部に前記油圧シリンダ7のピストンロッド70の
下端を連結軸71で連結し、この構成により前記支軸5
5と連結軸71と取付軸52とを略直線上に位置させる
ようにしている。
【0017】以上のように構成した昇降リンク機構5を
備える管理作業機1は、昇降リンク機構5の上部リンク
50を中途部において下方に下げるように屈曲させて形
成し、その屈曲部に前記ピストンロッド70を連結して
いるので、従来の装置に使用されている真直なリンク杆
に比較して、下方に屈曲させた量だけ連結軸71を下方
に変位させてピストンロッド70を連結することができ
る。
【0018】そしてその上方に垂直姿勢でアクチュエー
タ取付枠7aの梁部の中央より下方に向けて垂設される
油圧シリンダ7(アクチュエータ)の取付け高さを低く
しながら、ピストンロッド70のストロークを可及的に
大きくとることができる。
【0019】また、この構成により油圧シリンダ7のピ
ストンロッド70を最大ストロークまで縮動させたと
き、昇降リンク機構5は図1の実線状態から点線で示す
ように上昇するが、逆へ字状に形成した上部リンク50
は下部リンク51と平行支持リンク機構を形成している
ので、作業装置6を大きく上昇させることができる。
【0020】このように作業装置6を大きく上昇させた
際に、この作業装置6を前傾姿勢に大きく傾動させるこ
とが防止できるから、作業装置6の上下高さ調節をして
行なう対地作業も良好に行なうことができる。
【0021】従って、上記のように作業装置6を垂直姿
勢あるいは縦方向に配置した油圧シリンダ7によって昇
降させる昇降リンク機構5は、そのリンク長さも可及的
に短くすることができるから、作業装置6の機体重心を
管理作業機1側に寄せることができる。
【0022】更に、この昇降リンク機構5から作業装置
6を外した管理作業機1の格納時等においても昇降リン
ク機構5の後方への突出量を少なくすることができる等
の特徴がある。
【0023】また前記昇降リンク機構5の上部リンク5
0は、ピストンロッド70の伸縮ストロークを大きくと
りながら、油圧シリンダ7(アクチュエータ)の取付位
置を低くすることができるから、この油圧シリンダ7の
シリンダ取付枠7aを図1に示すように長大にすること
なく、しかもタンク3aの背面スペースに沿わせた状態
で機体フレーム1eの後部に、コンパクトな垂直姿勢な
いし縦方向に剛性を高した形状で設置することができ
る。
【0024】そしてこの油圧シリンダ7のピストンロッ
ド70と上部リンク50の中間部とを連結していること
から、油圧シリンダ7の力を有利に作用させることがで
き、作業装置6の昇降動作を円滑に行なうことができ
る。
【0025】従って、上記のように構成した管理作業機
1は、従来の装置のように機体フレーム1eの後部の、
しかも腹部に油圧シリンダ7等を設けない、ハイクリア
ランス型に形成しているので、作物等が植立している圃
場を走行する際に、作物等の接触を防止しながら走行作
業を円滑に行なうことができる。
【0026】また、油圧シリンダ7は機体フレーム1e
の後部で、例えばタンク3の狭小な背後スペースを利用
して垂直姿勢ないし縦方向に配置にできるから、例え昇
降リンク機構5を有しない管理作業機1においても、大
きな改造や機体の変更をすることなく、この管理作業機
1の機体フレーム1eに後付け作業によっても、この昇
降リンク機構5を簡単に設置することができ、各種の作
業装置を装着し多様な管理作業を行なうことができる等
の特徴がある。
【0027】なお、前記実施の形態においてはアクチュ
エータとして油圧シリンダ7を使用しているが、他の形
式のものであっても使用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように構成した本発明に係る管理
作業機は、前輪1a及び後輪1bを有して自走する走行
機体1cに、油圧シリンダ式の昇降リンク機構5によっ
て作業装置6を昇降可能に支持し、圃場の管理作業を行
なう管理作業機において、機体フレーム1eにアクチュ
エータ取付枠7aを上方に延設し、このアクチュエータ
取付枠7aにアクチュエータ7を取付け、このアクチュ
エータ7を介して前記アクチュエータ取付枠7aの下方
の前記作業装置6を昇降させる昇降リンク機構5を上下
動させるように構成したことを特徴としている。
【0029】従って、機体フレーム1eに昇降リンク機
構5の駆動原である油圧シリンダ等のアクチュエータ7
を縦方向に配置していることから、走行機体1cの地上
高を低くすることがない、ハイクリアランス車両とする
ことができるので、既植圃場でも走行作業を良好に行な
うことができるとともに、作業装置6の昇降を円滑に行
なうことができる。
【0030】また、昇降リンク機構5の上部リンク50
を逆へ字状に屈曲させるとともに、その屈曲部を油圧シ
リンダ7のピストンロッド70を連結し、この上部リン
ク50で作業装置6を昇降させるようにしたことによ
り、この作業装置6の昇降ストロークを大きくとること
ができると共に、油圧シリンダ7の取付位置を低くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る昇降リンク機構を備えた管理作業
機の側面図である。
【図2】図1の要部の構成を示す平面図である。
【図3】昇降リンク機構の構成を示す背面図である。
【符号の説明】
1 管理作業機 1c 走行機体 1e 機体
フレーム 5 昇降リンク機構 50 上部リンク 51
下部リンク 6 作業装置 7 油圧シリンダ(アクチュエー
タ) 7a アクチュエータ取付枠 7b 取付ピン
70 ピストンロッド 71 連結軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪1a及び後輪1bを有して自走する
    走行機体1cに、油圧シリンダ式の昇降リンク機構5に
    よって作業装置6を昇降可能に支持し、圃場の管理作業
    を行なう管理作業機において、機体フレーム1eにアク
    チュエータ取付枠7aを上方に延設し、このアクチュエ
    ータ取付枠7aにアクチュエータ7を取付け、このアク
    チュエータ7を介して前記アクチュエータ取付枠7aの
    下方の前記作業装置6を昇降させる昇降リンク機構5を
    上下動させるように構成した管理作業機。
  2. 【請求項2】 昇降リンク機構5の上部リンク50を逆
    へ字状に屈曲させるとともに、その屈曲部を油圧シリン
    ダ7に連結し、作業装置6を昇降させる請求項1記載の
    管理作業機。
JP2001052629A 2001-02-27 2001-02-27 管理作業機 Pending JP2002253002A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8627642B2 (en) 2011-08-31 2014-01-14 Mamiya-Op Co., Ltd. Clippings collecting-discharging device
US8720634B2 (en) 2011-08-31 2014-05-13 Mamiya-Op Co., Ltd. Working vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8627642B2 (en) 2011-08-31 2014-01-14 Mamiya-Op Co., Ltd. Clippings collecting-discharging device
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