JP2002251844A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002251844A
JP2002251844A JP2001045306A JP2001045306A JP2002251844A JP 2002251844 A JP2002251844 A JP 2002251844A JP 2001045306 A JP2001045306 A JP 2001045306A JP 2001045306 A JP2001045306 A JP 2001045306A JP 2002251844 A JP2002251844 A JP 2002251844A
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Hiroshi Ota
比呂志 大田
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスクを回転させる回転速度を極力下げる
ことなく、読み取り不良箇所に記録された情報を読み取
ることができる光ディスク装置を提供することにある。 【解決手段】本発明の光ディスク装置は、光ディスクを
装着して複数段階の回転速度で回転させる回転駆動機構
と、対物レンズ、アクチュエータ、レーザダイオードお
よび分割フォトダイオードを備えた光学ヘッドと、光学
ヘッド移動機構と、高域フィルタ60と、制御手段9
と、RFアンプICと、サーボプロセッサ51と、デコ
ーダと、メモリーと、これらを収納するケーシングとを
有している。光ディスク装置は、光ディスクからの情報
の読み出しを行った場合、ディフェクト等の読み取り不
良箇所があるときは、スイッチ62、63、64を切り
換えて、すなわち、高域フィルタ60の遮断周波数を上
げて、読み取り不良箇所に記録された情報を読み取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の再生専用の光ディスク
や、CD−R、CD−RW等の記録・再生が可能な光デ
ィスクを再生、または記録・再生する光ディスク装置が
知られている。
【0003】この光ディスク装置は、光ディスクを装着
して回転させる回転駆動機構と、前記装着された光ディ
スクに対し、その径方向に移動可能に設けられ、光ディ
スクにレーザ光を照射して情報(データ)を記録・再生
し得る光学ヘッド(光ピックアップ)と、この光学ヘッ
ドを径方向に移動させるスレッドモータを備えた光学ヘ
ッド移動機構とを有している。
【0004】光学ヘッドは、レーザダイオードおよび分
割フォトダイオードを備えた光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、この光学ヘッド本体に光ディスクの
径方向および光軸方向(回転軸方向)のそれぞれに変位
(移動)し得るようにサスペンジョンバネで支持されて
いる対物レンズ(集光レンズ)と、対物レンズを光軸方
向に変位させるフォーカスアクチュエータと、対物レン
ズを径方向に変位させるトラッキングアクチュエータと
で構成されている。
【0005】このような光ディスク装置では、光学ヘッ
ドを目的トラック(目的アドレス)に移動し、この目的
トラックにおいて、フォーカス制御やトラッキング制御
等を行いつつ、光ディスクからの情報の読み出し(再
生)を行う。
【0006】ところで、光ディスク装置では、光ディス
クの表面にディフェクト(傷や汚れ等による欠陥)やフ
ィンガープリント(指紋)等の読み取り不良箇所がある
と、情報(データ)の読み取りに失敗してC2エラー
(読み取りエラー)が発生する。
【0007】図5は、光ディスクの表面にディフェクト
がある一例を示す図、図6は、ディフェクトを通過した
部分の信号の特性図である。
【0008】図5に示すように、光ディスク200の表
面にディフェクト(読み取り不良箇所)300がある
と、光ディスクからの情報の読み出しを行った場合、図
6に示すようにディフェクトを通過した部分の信号が欠
落し、C2エラーが発生する。
【0009】このC2エラーが多発するとデータの補正
が困難になり、光ディスク200を読み取り不可とす
る。
【0010】このような場合、光ディスク装置は、光デ
ィスクを回転させる回転速度を下げて、読み取り不良箇
所に記録された情報の読み出しを再試行し、その情報を
読み取る。
【0011】しかしながら、光ディスクの回転させる回
転速度を下げると、情報の読み出しが遅くなるという問
題がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光デ
ィスクを回転させる回転速度を極力下げることなく、読
み取り不良箇所に記録された情報を読み取ることができ
る光ディスク装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(8)の本発明により達成される。
【0014】(1) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッド
を介して前記光ディスクを再生または記録・再生する光
ディスク装置であって、前記光ディスクから得られた信
号の少なくとも低域周波数成分を除去し、複数段階の遮
断周波数を有するフィルタと、前記遮断周波数を切り換
える切換手段とを備え、前記光ディスクからの情報の読
み出しを行った場合、該情報が正常に読み出せないとき
は、前記遮断周波数を切り換えて、前記光ディスクから
の情報の読み出しを再試行するよう構成されていること
を特徴とする光ディスク装置。
【0015】(2) 光ディスクを装着して複数段階の
回転速度で回転させる回転駆動機構と、光学ヘッドとを
有し、前記光学ヘッドを介して前記光ディスクを再生ま
たは記録・再生する光ディスク装置であって、前記光デ
ィスクから得られた信号の少なくとも低域周波数成分を
除去し、複数段階の遮断周波数を有するフィルタと、前
記遮断周波数を切り換える切換手段とを備え、前記光デ
ィスクからの情報の読み出しを行った場合、該情報が正
常に読み出せないときは、前記遮断周波数を切り換え
て、前記光ディスクからの情報の読み出しを再試行し、
再度、前記光ディスクからの情報の読み出しを行った場
合、該情報が正常に読み出せないときは、前記光ディス
クを回転させる回転速度を下げて、前記光ディスクから
の情報の読み出しを再試行するよう構成されていること
を特徴とする光ディスク装置。
【0016】(3) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッド
を介して前記光ディスクを再生または記録・再生する光
ディスク装置であって、前記光ディスクから得られた信
号の少なくとも低域周波数成分を除去し、複数段階の遮
断周波数を有するフィルタと、前記遮断周波数を切り換
える切換手段とを備え、前記光ディスクからの情報の読
み出しを行った場合、読み取りエラーが所定回以上発生
したときは、前記遮断周波数を切り換えて、前記光ディ
スクからの情報の読み出しを再試行するよう構成されて
いることを特徴とする光ディスク装置。
【0017】(4) 光ディスクを装着して複数段階の
回転速度で回転させる回転駆動機構と、光学ヘッドとを
有し、前記光学ヘッドを介して前記光ディスクを再生ま
たは記録・再生する光ディスク装置であって、前記光デ
ィスクから読み出した信号の少なくとも低域周波数成分
を除去し、複数段階の遮断周波数を有するフィルタと、
前記遮断周波数を切り換える切換手段とを備え、前記光
ディスクからの情報の読み出しを行った場合、読み取り
エラーが所定回以上発生したときは、前記遮断周波数を
切り換えて、前記光ディスクからの情報の読み出しを再
試行し、再度、前記光ディスクからの情報の読み出しを
行った場合、前記読み取りエラーが所定回発生した場合
は、前記光ディスクを回転させる回転速度を下げて、前
記光ディスクからの情報の読み出しを再試行するよう構
成されていることを特徴とする光ディスク装置。
【0018】(5) 前記読み取りエラーは、前記光デ
ィスクから読み出した情報の誤り訂正に用いるC2エラ
ーである上記(3)または(4)に記載の光ディスク装
置。
【0019】(6) 前記フィルタは、前記光ディスク
を回転させる各回転速度のそれぞれにおいて、複数段階
の遮断周波数を設定し得るように構成されている上記
(1)ないし(5)のいずれかに記載の光ディスク装
置。
【0020】(7) 前記フィルタは、高域フィルタで
ある上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の光ディ
スク装置。
【0021】(8) 前記遮断周波数の切り換えによ
り、該遮断周波数を上げるよう構成されている上記
(1)ないし(7)のいずれかに記載の光ディスク装
置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク装置を
添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明す
る。
【0023】図1は、本発明の光ディスク装置の実施形
態の回路構成(主要部)を示すブロック図、図2は、本
発明の光ディスク装置のフィルタの構成例を示す回路図
である。
【0024】これらの図に示す光ディスク装置1は、光
ディスク(CD−ROM)2を再生する装置である。
【0025】光ディスク2には、螺旋状のトラックが形
成されている。光ディスク装置1は、光ディスク2を装
着して複数段階の回転速度で回転させる回転駆動機構を
有している。この回転駆動機構は、主に、ターンテーブ
ル回転用のスピンドルモータ11と、スピンドルモータ
11を駆動するドライバ23と、スピンドルモータ11
の回転軸に固定され、光ディスク2が装着される図示し
ないターンテーブルとで構成されている。
【0026】また、光ディスク装置1は、前記装着され
た光ディスク2(ターンテーブル)に対し、光ディスク
2の径方向(ターンテーブルの径方向)に移動し得る光
学ヘッド(光ピックアップ)3と、この光学ヘッド3を
前記径方向に移動させる光学ヘッド移動機構と、後述す
るHF信号の低域周波数成分を除去する図2に示すフィ
ルタ(高域フィルタ)60と、制御手段9と、RFアン
プIC40と、サーボプロセッサ(DSP)51と、デ
コーダ52と、メモリー(例えば、RAM等)53と、
これらを収納する図示しないケーシングとを有してい
る。以下、前記光ディスク2の径方向を単に「径方向」
と言う。
【0027】光学ヘッド3は、レーザダイオード(光
源)5および分割フォトダイオード(受光部)6を備え
た図示しない光学ヘッド本体(光ピックアップベース)
と、図示しない対物レンズ(集光レンズ)とを有してい
る。
【0028】対物レンズは、光学ヘッド本体に設けられ
た図示しないサスペンジョンバネで支持され、光学ヘッ
ド本体に対し、径方向および対物レンズの光軸方向(光
ディスク2(ターンテーブル)の回転軸方向)のそれぞ
れに移動し得るようになっている。対物レンズがその中
立位置(中点)からずれると、その対物レンズは、前記
サスペンジョンバネの復元力によって中立位置に向かっ
て付勢される。以下、前記対物レンズの光軸方向を単に
「光軸方向」と言い、前記光ディスク2の回転軸方向を
単に「回転軸方向」と言う。
【0029】また、光学ヘッド3は、光学ヘッド本体に
対し、対物レンズを移動させるアクチュエータ4を有し
ている。このアクチュエータ4は、光学ヘッド本体に対
し、対物レンズを径方向に移動させるトラッキングアク
チュエータと、対物レンズを光軸方向(回転軸方向)に
移動させるフォーカスアクチュエータとで構成されてい
る。
【0030】このアクチュエータ4、すなわち、トラッ
キングアクチュエータおよびフォーカスアクチュエータ
は、それぞれ、ドライバ21により駆動される。
【0031】制御手段9は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、光学ヘッド3(アクチュエー
タ4、レーザダイオード5等)、スレッドモータ7、ス
ピンドルモータ11、RFアンプIC40、サーボプロ
セッサ51、デコーダ52、メモリー53等、光ディス
ク装置1全体の制御を行う。
【0032】この制御手段9は、光ディスク2からの情
報の読み出しを行った場合、その情報が正常に読み出せ
ないときは、前記高域フィルタ60の遮断周波数を切り
換えて、光ディスク2からの情報の読み出しを再試行す
るように光ディスク装置1を制御する。
【0033】なお、光ディスク装置1には、図示しない
インターフェース制御部を介して外部装置(例えば、コ
ンピュータ)が着脱自在に接続され、光ディスク装置1
と外部装置との間で通信を行うことができる。
【0034】この光ディスク装置1は、データの読み出
し速度(再生速度)、すなわち、光ディスク2から情報
(信号)を読み出す際(再生の際)の光ディスク2の回
転速度(回転数)をm段階(mは、2以上の整数)の回
転速度に設定し得るように構成されている。
【0035】本実施形態では、光ディスク2の回転速度
を、9段階の回転速度、すなわち、1倍速(最小速
度)、2倍速、4倍速、6倍速、8倍速、10倍速、1
2倍速、24倍速および32倍速(最大速度)のうちい
ずれかに設定し得るようになっている。
【0036】前記2倍速、4倍速、6倍速、8倍速、1
0倍速、12倍速、24倍速および32倍速は、それぞ
れ、1倍速を基準回転速度(基準回転数)とし、この基
準回転速度の2倍、4倍、6倍、8倍、10倍、12
倍、24倍および32倍の回転速度を言う。
【0037】高域フィルタ(High Path Filter)60
は、RFアンプIC40から入力された後述するHF信
号のノイズ等の影響を除去するために設けられ、光ディ
スク2の各回転速度のそれぞれにおいて、前記HF信号
をフィルタリング処理するものであり、コンデンサC1
と、スイッチ(切換手段)62、63、64と、抵抗素
子R1、R2、R3とを備えている。
【0038】HF信号は、コンデンサC1の一方の端子
に与えられ、コンデンサC1の他方の端子を介してサー
ボプロセッサ51の内部に供給される。
【0039】スイッチ62、63、64は、その一方の
端子がコンデンサC1の他方の端子に接続され、その他
方の端子には、それぞれ抵抗素子R1、R2、R3が接
続されており、このスイッチ62、63、64を切り換
えることにより、コンデンサC1と抵抗素子R1、R
2、R3との接続状態が決まる。
【0040】高域フィルタ60の遮断周波数は、コンデ
ンサC1と抵抗素子R1、R2、R3との接続の組み合
わせにより、複数段階に設定し得るように構成されてい
る。
【0041】また、この遮断周波数は、光ディスク2が
回転する各回転速度のそれぞれにおいて、n段階(n
は、1以上の整数)に設定し得るようにも構成されてい
る。
【0042】なお、本実施形態では、光ディスク2の回
転速度を32倍速としたとき、遮断周波数をα1または
α2(α2>α1)に設定し、光ディスク2の回転速度
を24倍速としたとき、遮断周波数をβ1またはβ2
(β2>β1)に設定し得るようになっている。
【0043】また、本実施形態では、スイッチ62、6
3、64はサーボプロセッサ51の内部に搭載されてい
るが、スイッチ62、63、64の搭載箇所は、サーボ
プロセッサ51内部に限定されず、任意の箇所に搭載す
ることもできる。
【0044】また、本実施形態では、高域フィルタ60
は、コンデンサが1つおよび抵抗素子が3つで構成され
ているが、高域フィルタ60の構成は、これに限らず、
遮断周波数を複数段階設定し得るように構成されていれ
ばよい。
【0045】前記光ディスク2には、設計の相違等によ
り、信号の周波数特性が異なるものがある。
【0046】したがって、光ディスク装置1では、光デ
ィスク2からの情報の読み出しを行う場合、まず、前記
遮断周波数を、設定し得る最も低い周波数に設定し、高
域フィルタ60の周波数帯域を広くする。
【0047】これにより、光ディスク装置1では、光デ
ィスク2から得られる信号の周波数特性によらず、前記
光ディスク2からの情報の読み出しができる。
【0048】また、光ディスク装置1では、光ディスク
2からの情報の読み出しを行う場合、まず、光ディスク
2の回転速度を、設定し得る最も高い回転速度に設定す
る。
【0049】これにより、光ディスク2からの情報の読
み出しを短時間で行うことができる。
【0050】次に、光ディスク装置1の作用について説
明する。光ディスク装置1は、光学ヘッド3を目的トラ
ック(目的アドレス)に移動し、この目的トラックにお
いて、フォーカス制御、トラッキング制御、スレッド制
御および回転数制御(回転速度制御)等を行いつつ、光
ディスク2からの情報(データ)の読み出し(再生)等
を行う。
【0051】再生の際は、レーザ光が、光学ヘッド3の
レーザダイオード5から光ディスク2の所定のトラック
に照射される。このレーザ光は、光ディスク2で反射
し、その反射光は、光学ヘッド3の分割フォトダイオー
ド6で受光される。
【0052】この分割フォトダイオード6からは、受光
量に応じた電流が出力され、この電流は、図示しないI
−Vアンプ(電流−電圧変換部)で、電圧に変換され、
光学ヘッド3から出力される。
【0053】光学ヘッド3から出力された電圧(検出信
号)は、RFアンプIC40に入力され、このRFアン
プIC40で、加算や増幅等を行うことにより、HF
(RF)信号が生成される。このHF信号は、光ディス
ク2に書き込まれているピットとランドに対応するアナ
ログ信号である。
【0054】サーボプロセッサ51では、前記HF信号
が2値化され、EFM(Eight to Fourteen Modulatio
n)復調され、EFM信号が得られる。このEFM信号
は、3T〜11Tの長さ(周期)のパルスで構成される
信号である。
【0055】EFM信号は、サーボプロセッサ51で、
所定形式のデータ(DATA信号)にデコード(変換)
されて、デコーダ52に入力される。
【0056】そして、このデータは、デコーダ52で、
通信(送信)用の所定形式のデータにデコードされ、図
示しないインターフェース制御部を介して、外部装置
(例えば、コンピュータ)に送信される。
【0057】また、サーボプロセッサ51では、このE
FM信号に対して、CIRC(Cross Interleaved Read
Solomon Code)と呼ばれる誤り訂正符号を用いたエラ
ー訂正(CIRCエラー訂正)が2回行われる。
【0058】この場合、1回目のCIRC訂正をC1エ
ラー訂正、2回目のCIRC訂正をC2エラー訂正と言
う。
【0059】そして、1回目のCIRC訂正、すなわち
C1エラー訂正において訂正できない場合を「C1エラ
ー」と言い、2回目のCIRC訂正、すなわちC2エラ
ー訂正において訂正(補正)できない場合を「C2エラ
ー」と言う。
【0060】サーボプロセッサ51では、前記C2エラ
ー訂正の際、C2エラー(読み取りエラー)が検出され
るとC2エラー信号を生成し、このC2エラー信号を制
御手段9に送信する。なお、制御手段9では、このC2
エラー信号を計数する。
【0061】一般に、光ディスク2の表面にディフェク
ト(傷や汚れ等による欠陥)やフィンガープリント(指
紋)等の読み取り不良箇所があると、その読み取り不良
箇所に記録された情報の読み取りに失敗して、前記C2
エラーが発生する。
【0062】C2エラーは、HF信号の低周波成分に顕
著に現れ、また、光ディスク2を回転させる回転速度が
速くなるにつれて多く発生する。
【0063】光ディスク装置1は、このC2エラーが多
発すると、その光ディスク2からの情報の読み取りがで
きない。
【0064】したがって、光ディスク装置1は、読み取
り不良箇所に記録された情報の読み出しのときは、C2
エラーが所定回(本実施形態では、A回)以上発生する
と、高域フィルタ60の遮断周波数を切り換える(上げ
る)ことで、HF信号の低域周波数成分を除去し、前記
C2エラーの発生を減少させる。
【0065】また、光ディスク2を回転させる回転速度
を下げることで、C2エラーの発生を減少させることも
できる。
【0066】光ディスク装置1は、このC2エラーがA
回以上発生したときは、高域フィルタ60の遮断周波数
を上げて、光ディスク2からの情報の読み出しを再試行
する。
【0067】また、所定の回転速度で光ディスク2を回
転させた際に、高域フィルタ60の設定し得る遮断周波
数を上げても、C2エラーがA回以上発生するときは、
光ディスク2を回転させる回転速度を下げて、光ディス
ク2からの情報の読み出しを再試行する。
【0068】これにより、前記読み取り不良箇所に記録
された情報の読み出しのときは、C2エラーの発生をA
回以下とすることができ、その情報を読み取ることがで
きる。
【0069】以上のような再生動作におけるトラッキン
グ制御、スレッド制御、フォーカス制御および回転数制
御は、次のようにして行われる。
【0070】前述したように、光学ヘッド3の分割フォ
トダイオード6からの電流−電圧変換後の信号(電圧)
は、RFアンプIC40に入力される。
【0071】RFアンプIC40は、この分割フォトダ
イオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づいて、
トラッキングエラー信号(TE)(電圧)を生成する。
【0072】トラッキングエラー信号は、対物レンズの
径方向のずれ量、すなわち、トラックの中心からの径方
向における対物レンズのずれの大きさおよびその方向
(トラックの中心からのずれ量)を示す信号である。
【0073】トラッキングエラー信号は、サーボプロセ
ッサ51に入力される。サーボプロセッサ51では、こ
のトラッキングエラー信号に対し、位相の反転や増幅等
の所定の信号処理が行われ、これによりトラッキングサ
ーボ信号(電圧)が生成される。このトラッキングサー
ボ信号に基づいて、ドライバ21を介し、アクチュエー
タ4に所定の駆動電圧が印加され、このアクチュエータ
4の駆動により、対物レンズは、トラックの中心に向っ
て移動する。すなわち、トラッキングサーボがかかる。
【0074】このアクチュエータ4の駆動のみでは、対
物レンズをトラックに追従させることに限界があり、こ
れをカバーすべく、ドライバ22を介し、スレッドモー
タ7を駆動して光学ヘッド本体を前記対物レンズが移動
した方向と同方向に移動し、対物レンズを中立位置に戻
すように制御する(スレッド制御を行う)。
【0075】また、RFアンプIC40は、前記分割フ
ォトダイオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づ
いて、フォーカスエラー信号(FE)(電圧)を生成す
る。
【0076】フォーカスエラー信号は、対物レンズの光
軸方向(回転軸方向)のずれ量、すなわち、合焦位置か
らの光軸方向(回転軸方向)における対物レンズのずれ
の大きさおよびその方向(合焦位置からの対物レンズの
ずれ量)を示す信号である。
【0077】フォーカスエラー信号は、サーボプロセッ
サ51に入力される。サーボプロセッサ51では、この
フォーカスエラー信号に対し、位相の反転や増幅等の所
定の信号処理が行われ、これによりフォーカスサーボ信
号(電圧)が生成される。このフォーカスサーボ信号に
基づいて、ドライバ21を介し、アクチュエータ4に所
定の駆動電圧が印加され、このアクチュエータ4の駆動
により、対物レンズは、合焦位置に向って移動する。す
なわち、フォーカスサーボがかかる。
【0078】また、サーボプロセッサ51では、スピン
ドルモータ11の回転数(回転速度)を制御するための
制御信号(電圧)、すなわち、スピンドルモータ11の
回転数を目標値にするための制御信号が生成され、ドラ
イバ23に入力される。
【0079】ドライバ23では、前記制御信号に基づい
てスピンドルモータ11を駆動する駆動信号(電圧)が
生成される。
【0080】ドライバ23から出力された前記駆動信号
は、スピンドルモータ11に入力され、その駆動信号に
基づいてスピンドルモータ11が駆動し、スピンドルモ
ータ11の回転数が目標値となるようにスピンドルサー
ボがかかる。
【0081】次に、光ディスク2からの情報の読み出し
のときの制御手段9の制御動作について説明する。
【0082】図3は、光ディスク装置1の制御手段9の
制御動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0083】まず、光ディスク2からの情報の読み出し
の際は、32倍速(最大速度)で光ディスク2を回転さ
せる(ステップS101)。
【0084】次に、高域フィルタ60の遮断周波数を、
32倍速で光ディスク2を回転させたときに設定し得る
最も低い周波数、すなわち、α1に設定する(ステップ
S102)。
【0085】そして、光ディスク2からの情報の読み出
しを開始し(ステップS103)、この読み出し期間中
で計数されるC2エラーの計数値がA以上であるか否か
を判断し(ステップS104)、C2エラーの計数値が
A未満の場合は、32倍速の回転速度およびα1の遮断
周波数で、光ディスク2からの情報の読み出しを継続す
る。
【0086】ステップS104において、C2エラーの
計数値がA以上の場合は、前述したように、スイッチ6
2、63、64を切り換え、遮断周波数をα2に設定す
る(ステップS105)。すなわち、高域フィルタ60
の遮断周波数を一段階上げる。
【0087】次に、光ディスク2からの情報の読み出し
を再試行する(ステップS106)。
【0088】この読み出しの再試行は、ステップS10
4でC2エラーがA回以上発生した箇所(読み取り不良
箇所)の手前から、その読み取り不良箇所を通過するま
で実行される。
【0089】そして、計数されるC2エラーの計数値が
A以上であるか否かを判断し(ステップS107)、C
2エラーの計数値がA未満の場合は、ステップS101
に戻り、ステップS101以降を実行する。
【0090】すなわち、32倍速の回転速度およびα1
の遮断周波数で設定された初期段階に戻り、光ディスク
2からの情報の読み出しを継続する。
【0091】ステップS107において、C2エラーの
計数値がA以上の場合は、光ディスク2を24倍速で回
転させる(ステップS108)。すなわち、回転速度を
一段階下げる。
【0092】次に、高域フィルタ60の遮断周波数を、
24倍速で光ディスク2を回転させたときに設定し得る
最も低い周波数、すなわち、β1に設定する(ステップ
S109)。
【0093】そして、光ディスク2からの情報の読み出
しを再試行し(ステップS110)、この読み出しの再
試行で、計数されるC2エラーの計数値がA以上である
か否かを判断し(ステップS111)、C2エラーの計
数値がA未満の場合は、ステップS101に戻り、ステ
ップS101以降を実行する。
【0094】ステップS111において、C2エラーの
計数値がA以上の場合は、高域フィルタ60の遮断周波
数をβ2に設定する(ステップS112)。
【0095】次に、光ディスク2からの情報の読み出し
を再試行し(ステップS113)、この読み出しの再試
行で、計数されるC2エラーの計数値がA以上であるか
否かを判断し(ステップS114)、C2エラーの計数
値がA未満の場合は、ステップS101に戻り、ステッ
プS101以降を実行する。
【0096】ステップS114において、C2エラーの
計数値がA以上の場合は、この光ディスク2を「読み取
り不可」と判定し(ステップS115)、この制御動作
を終了する。
【0097】また、ステップS115に到達することな
く、読み取り不良箇所に記録された情報が読み取れれ
ば、それ以降、光ディスク2からの情報の読み出しを継
続し、前記光ディスク2からの情報の読み出しが完了す
ることで、この制御動作を終了する。
【0098】以上説明したように、この光ディスク装置
1によれば、高域フィルタ60の遮断周波数を切り換え
ることで、読み取り不良箇所に記録された情報を読み取
ることができる。
【0099】また、高域フィルタ60の遮断周波数を切
り換え、または光ディスク2を回転させる回転速度を下
げて、読み取り不良箇所に記録された情報の読み出しを
再試行し、情報が読み取れれば、高域フィルタ60の遮
断周波数および光ディスク2を回転させる回転速度を初
期段階に戻す。
【0100】したがって、読み取り不良箇所に記録され
た情報を読み取る場合のみ、高域フィルタ60の遮断周
波数が切り換わり、または光ディスク2を回転させる回
転速度が下がり、それ以外の光ディスク2に記録された
情報は、最大の回転速度で読み取ることができる。
【0101】これにより、光ディスク2からの情報の読
み出し時間を短縮することができる。
【0102】なお、本実施形態では、光ディスク2を回
転させる回転速度を、2段階の回転速度に設定し得る
が、3段階でもよく、また、4段階以上でもよい。
【0103】また、本実施形態では、高域フィルタ60
の遮断周波数を、各回転速度のそれぞれにおいて2段階
の遮断周波数に切り換えることができるが、3段階でも
よく、また、4段階以上でもよい。
【0104】また、本発明では、高域フィルタ60は、
複数の回転速度のうち、少なくとも一つの回転速度で、
2段階以上の遮断周波数に切り換えるようになっていれ
ばよい。
【0105】また、本発明では、光ディスク2を回転さ
せる回転速度を、少なくとも一つ設定し得るように構成
されていればよい。
【0106】本発明の光ディスク装置は、前述したCD
−ROMドライブ装置に限らず、この他、例えば、CD
−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD
−RAM等の記録・再生が可能な光ディスク(プリグル
ーブを有する光ディスク)を記録・再生する各種光ディ
スク装置、CD(コンパクトディスク)等の再生専用の
光ディスクや、記録・再生が可能な光ディスクを再生す
る各種光ディスク装置に適用することができる。
【0107】また、本発明の光ディスク装置は、複数種
の光ディスクを再生または記録・再生する各種光ディス
ク装置に適用することもできる。
【0108】以上、本発明の光ディスク装置を、図示の
実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する
任意の構成のものに置換することができる。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置によれば、光ディスクを回転させる回転速度を極
力下げることなく、読み取り不良箇所に記録された情報
を読み取ることができる。
【0110】これにより、光ディスクからの情報の読み
出しに要する時間を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の実施形態の回路構成
(主要部)を示すブロック図である。
【図2】本発明の光ディスク装置のフィルタの構成例を
示す回路図である。
【図3】図1に示す光ディスク装置の制御手段の制御動
作を示すフローチャートである。
【図4】図1に示す光ディスク装置の制御手段の制御動
作を示すフローチャート(図3の続き)である。
【図5】光ディスクの表面にディフェクトがある一例を
示す図である。
【図6】ディフェクトを通過した部分の信号の特性図で
ある。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 3 光学ヘッド 4 アクチュエータ 5 レーザダイオード 6 分割フォトダイオード 7 スレッドモータ 9 制御手段 11 スピンドルモータ 21〜23 ドライバ 40 RFアンプIC 51 サーボプロセッサ 52 デコーダ 53 メモリー 60 高域フィルタ 62〜64 スイッチ C1 コンデンサ R1〜R3 抵抗素子 200 光ディスク 300 ディフェクト S101〜S115 ステップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 576 G11B 20/18 576F 7/004 7/004 A 7/005 7/005 Z 19/247 19/247 R

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介し
    て前記光ディスクを再生または記録・再生する光ディス
    ク装置であって、 前記光ディスクから得られた信号の少なくとも低域周波
    数成分を除去し、複数段階の遮断周波数を有するフィル
    タと、 前記遮断周波数を切り換える切換手段とを備え、 前記光ディスクからの情報の読み出しを行った場合、該
    情報が正常に読み出せないときは、前記遮断周波数を切
    り換えて、前記光ディスクからの情報の読み出しを再試
    行するよう構成されていることを特徴とする光ディスク
    装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクを装着して複数段階の回転速
    度で回転させる回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、
    前記光学ヘッドを介して前記光ディスクを再生または記
    録・再生する光ディスク装置であって、 前記光ディスクから得られた信号の少なくとも低域周波
    数成分を除去し、複数段階の遮断周波数を有するフィル
    タと、 前記遮断周波数を切り換える切換手段とを備え、 前記光ディスクからの情報の読み出しを行った場合、該
    情報が正常に読み出せないときは、前記遮断周波数を切
    り換えて、前記光ディスクからの情報の読み出しを再試
    行し、再度、前記光ディスクからの情報の読み出しを行
    った場合、該情報が正常に読み出せないときは、前記光
    ディスクを回転させる回転速度を下げて、前記光ディス
    クからの情報の読み出しを再試行するよう構成されてい
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドとを有し、前記光学ヘッドを介し
    て前記光ディスクを再生または記録・再生する光ディス
    ク装置であって、 前記光ディスクから得られた信号の少なくとも低域周波
    数成分を除去し、複数段階の遮断周波数を有するフィル
    タと、 前記遮断周波数を切り換える切換手段とを備え、 前記光ディスクからの情報の読み出しを行った場合、読
    み取りエラーが所定回以上発生したときは、前記遮断周
    波数を切り換えて、前記光ディスクからの情報の読み出
    しを再試行するよう構成されていることを特徴とする光
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクを装着して複数段階の回転速
    度で回転させる回転駆動機構と、光学ヘッドとを有し、
    前記光学ヘッドを介して前記光ディスクを再生または記
    録・再生する光ディスク装置であって、 前記光ディスクから読み出した信号の少なくとも低域周
    波数成分を除去し、複数段階の遮断周波数を有するフィ
    ルタと、 前記遮断周波数を切り換える切換手段とを備え、 前記光ディスクからの情報の読み出しを行った場合、読
    み取りエラーが所定回以上発生したときは、前記遮断周
    波数を切り換えて、前記光ディスクからの情報の読み出
    しを再試行し、再度、前記光ディスクからの情報の読み
    出しを行った場合、前記読み取りエラーが所定回発生し
    た場合は、前記光ディスクを回転させる回転速度を下げ
    て、前記光ディスクからの情報の読み出しを再試行する
    よう構成されていることを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記読み取りエラーは、前記光ディスク
    から読み出した情報の誤り訂正に用いるC2エラーであ
    る請求項3または4に記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタは、前記光ディスクを回転
    させる各回転速度のそれぞれにおいて、複数段階の遮断
    周波数を設定し得るように構成されている請求項1ない
    し5のいずれかに記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタは、高域フィルタである請
    求項1ないし6のいずれかに記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記遮断周波数の切り換えにより、該遮
    断周波数を上げるよう構成されている請求項1ないし7
    のいずれかに記載の光ディスク装置。
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