JP2002250909A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法

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JP2002250909A
JP2002250909A JP2001051796A JP2001051796A JP2002250909A JP 2002250909 A JP2002250909 A JP 2002250909A JP 2001051796 A JP2001051796 A JP 2001051796A JP 2001051796 A JP2001051796 A JP 2001051796A JP 2002250909 A JP2002250909 A JP 2002250909A
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Shinji Ogawa
慎司 小川
Hirofumi Yamakita
裕文 山北
Kazuhiro Nishiyama
和廣 西山
Daiichi Suzuki
大一 鈴木
Kenji Nakao
健次 中尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OCBモードの液晶表示装置は、低温ではス
プレイ配向状態からベンド配向状態に、転移しにくい
が、特に、0℃以下のような寒冷地で使用される自動車
内等の液晶表示装置や、屋外で主に使用される場合にお
いて、ベンド配向状態への転移が完全ではなくなり、ス
プレイ配向状態のままの画素が残留し、輝点欠陥のよう
に見える課題があった。 【解決手段】 液晶表示装置に、加熱装置15を設け、
液晶パネル41が加熱装置15により加熱された後に、
画素電極121と対向電極12との間に、液晶層31を
ベンド配向321状態に転移させるための転移用電圧パ
ルスが印加されるように液晶表示装置を駆動させること
により、低温雰囲気中でも確実にスプレイ配向32状態
をベンド配向321状態へ転移させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速応答で広視野
の表示性能を持つ液晶表示装置と、その駆動方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置としては、ネマティ
ック液晶を用いたツイステッドネマティック(TN)モ
ードの液晶表示装置が実用化されているが、応答が遅
い、視野角が狭い等の欠点がある。また広視野に優れた
IPS(水平面内駆動)モードの液晶表示装置が実用化
されているが、応答が遅い、開口率が小さいなどの欠点
がある。
【0003】一方、応答速度が速く広視野角の表示モー
ドとして、光学補償ベンドモード(以下OCBモードと呼
ぶ)が提案されている。(たとえば、特開平7−842
54号公報)。このモードについて、図1を用いて説明
する。従来は、画素領域における構成の断面図である図
1(a)のように、画素電極121が配置された基板1
11と、対向電極12が配置された対向側の基板11と
の両内面に設けた配向膜(図示せず)を、互いに平行方
向にプレチルトが正負逆でかつ約数度から10度になる
よう配向処理し、正の誘電率異方性のネマティック液晶
を挿入して、液晶層31を配置すると、画素電極121
と対向電極12間の電圧が無印加状態では液晶分子は、
上下対称に広がった、スプレイ配向32状態が形成され
る。
【0004】この状態から、映像を表示するためには、
例えば特願平2000−32908号公報あるいは、特
開平10−206822号公報に示されているように、
上記両電極間に図1(c)のように、高電圧の電圧パルス
(以下、転移用電圧パルスと呼ぶ)を、図1(b)の転
移駆動回路21から繰り返し印加することによって、画
素電極121と対向電極12間の略中央の液晶分子を立
たせ、あるいはねじれ配向を含んだ液晶分子が立ち上が
り、弓状に曲がった配向領域からなる、ベンド配向32
1状態の転移核を発生させ、この領域を伝播させること
により、画素全体をベンド配向321状態とする。一方
基板11,111の両外面には、通常の偏光板14,1
41と、十分なコントラストと視野角拡大のためにベン
ド配向321状態の液晶分子を光学補償し、低電圧化す
るために挿入された位相差補償板13,131とが少な
くとも一枚、所定の軸方向に、配置されている。このよ
うにして、OCBモードは、画素電極121と対向電極1
2との間の液晶層31全体をベンド配向321へ転移さ
せた後に、通常の表示信号電圧を表示駆動回路22から
印加して、液晶分子のベンド配向321状態の程度を変
えることによって、液晶による光の位相差を変化させ表
示させるものである。
【0005】したがって、このスプレイ配向32状態か
ら、ベンド配向321状態の転移核を形成し、ベンド配
向321状態を伝播させ、全画素領域で表示前に完了さ
せておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような液晶表示装置の場合、以下のような課題が残され
ていた。
【0007】すなわち、低温ではスプレイ配向状態から
ベンド配向状態には、転移しにくが、特に、0℃以下の
ような寒冷地で使用される自動車内等の液晶表示装置
や、屋外で主に使用される場合において、ベンド配向状
態への転移が完全ではなくなり、スプレイ配向状態のま
まの画素が残留し、輝点欠陥のように見える課題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、液晶表示装置の駆動方法に関して鋭意、
検討した結果、生じた発明である。
【0009】すなわち、本発明による液晶表示装置は、
互いに対向配置された基板の内面の一方に画素電極、他
方に対向電極を形成し、その間に液晶層を挟持した液晶
パネルと、液晶パネルを加熱する加熱装置とを具備した
ものであり、本発明の駆動方法は、この液晶表示装置を
駆動するにおいて液晶パネルが加熱装置により加熱され
た後に、画素電極と対向電極との間に、液晶層をベンド
配向に転移させるための転移用電圧パルスが印加される
ことを特徴としている。
【0010】上記駆動方法により、液晶パネルは、加熱
されているため、液晶層は容易にベンド配向状態に転移
する。
【0011】また本発明の液晶表示装置は、さらに液晶
パネルの温度を測定する温度測定手段を具備したもので
あり、またその駆動においては、画素電極と対向電極と
の間に、液晶層をベンド配向に転移させるための転移用
電圧パルスを印加し始める時間は、温度測定装置によっ
て測定された液晶パネルの温度に応じて調整されること
を特徴としている。
【0012】上記液晶表示装置およびその駆動方法によ
り、液晶パネルが低温雰囲気中にあるときは、液晶パネ
ルが加熱され、確実に転移する温度にならないと、転移
用電圧パルスが印加されない。また液晶パネルが低温雰
囲気中にないときは、すばやく転移用電圧パルスが印加
され、通常の画像が表示される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】(実施の形態1)図2(a)は本発明の実
施の形態1を示す液晶表示装置の断面図であり、図2
(b)はその駆動方法のタイムチャートを説明した図で
ある。以下図1と同じ番号のものは図1と全く同様の構
成で、同様の役目があるため、説明は省略する。液晶パ
ネル41を加熱するための加熱装置15を液晶パネル4
1の背面に配置し、加熱装置駆動回路23に接続してそ
の駆動を制御させる。また加熱装置15は、液晶パネル
41とほぼ同じ大きさの透明性の導電性フィルムによっ
て形成され、電流を流すことによって液晶パネル41を
加熱することが出来る。この時の加熱装置15と液晶パ
ネル41の駆動のタイムチャートは、図2(b)のよう
に液晶表示装置の主電源が投入される前の、待機時間中
にも、加熱装置駆動回路23により加熱装置15を駆動
させ、液晶パネル41を予備的に加熱しておく。転移駆
動回路21から印加される転移用電圧パルス(電圧値−
25V、周波数1Hz、印加期間1秒)を、印加前の初
期期間を3秒と転移駆動回路21を設定し印加すると、
周辺温度が60℃から−25℃まで液晶パネル41全面
においてスプレイ配向32状態のままの画素はなく完全
にベンド配向321状態に転移し、輝点欠陥の無い液晶
表示装置を得ることが出来る。
【0015】なお加熱装置15として透明の導電性フィ
ルムを用いたが、図4(a)のように基板11上に、導
電体51を図4(b)のように形成し、電流を流し抵抗加
熱により、液晶層31を、効率良く加熱する方法も効果
的である。
【0016】更には、対向電極12に直接電流を流せ
ば、液晶層31を効率良く加熱することができる。ただ
し液晶パネル41内部に電極を設ける場合、転移用電圧
パルスが、画素電極121と対向電極12間に印加され
る前に、加熱を終了しないと転移用電圧パルスが乱れて
しまうことは言うまでも無い。
【0017】加熱装置15として他の構成として、液晶
パネル41の表面にタッチパネル電極を有するときに
は、そのタッチパネル電極に電流を流し、抵抗過熱によ
り液晶パネル41を加熱しても良い。
【0018】なお図5(b)のように、転移用電圧パル
スの印加が完了するのとほぼ同時に、加熱装置15によ
る加熱を終了させることにより、通常表示中では液晶表
示装置の消費電力の無駄をなくすことが出来る。
【0019】また加熱装置15として、液晶パネル41
の背面に配置したバックライトまたは、液晶パネル41
前面に配置したフロントライトからの発熱を利用しても
良い。
【0020】さらに好ましくは、バックライトまたはフ
ロントライトが熱線放射部材を含んで形成されている
と、効率良く液晶パネル41を加熱できる。
【0021】(実施の形態2)図3(a)は本発明の実
施の形態2を示す液晶表示装置の断面図であり、図3
(b)はその駆動方法のタイムチャートを説明した図で
ある。ここで(実施の形態1)と異なっているのは、図
3(b)のように液晶表示装置の主電源が投入される前
の待機時間中には、加熱装置駆動回路23により加熱装
置15を停止させておいた点である。転移駆動回路21
から印加される転移用電圧パルス(電圧値−25V、周
波数1Hz、印加期間1秒)を、印加前の初期期間を3
秒と転移駆動回路21を設定し印加すると、周辺温度が
60℃から−17℃まで液晶パネル41全面においてス
プレイ配向32状態のままの画素はなく完全にベンド配
向321状態に転移し、輝点欠陥の無い液晶表示装置を
得ることが出来る。
【0022】(実施の形態3)図6(a)は本発明の実
施の形態3を示す液晶表示装置の断面図であり、図6
(b)はその駆動方法のタイムチャートを説明した図で
ある。
【0023】ここで(実施の形態1)及び(実施の形態
2)と異なっているのは、液晶パネル41の温度を測定
する温度測定装置42を液晶パネル41付近に配置し、
測定された温度信号を転移駆動回路21と加熱装置駆動
回路23にフィードバックし、使用者が主電源を投入し
た後の、転移用電圧パルスの印加開始時間を制御した点
である。例えば、周辺温度が−20℃で、温度測定装置
42から測定された温度が−15℃以上の時に、転移用
電圧パルスの印加の開始するように転移駆動回路21を
設定した場合、使用者が液晶表示装置の主電源を投入し
てから、約6秒後に転移用電圧パルス(電圧値−25
V、周波数1Hz、印加期間1秒)が印加され、液晶パ
ネル41全面においてスプレイ配向32状態のままの画
素はなく完全にベンド配向321状態に転移し、輝点欠
陥の無い液晶表示装置を得ることが出来る。一方、周辺
温度が−13℃で、温度測定装置42から測定された温
度が−15℃以上の時に、転移用電圧パルスの印加の開
始するように転移駆動回路21を設定した場合、使用者
が液晶表示装置の主電源を投入してから、約1秒後に転
移用電圧パルス(電圧値−25V、周波数1Hz、印加
期間1秒)が印加され、液晶パネル41全面においてス
プレイ配向32状態のままの画素はなく完全にベンド配
向321状態に転移し、輝点欠陥の無い液晶表示装置を
得ることが出来る。
【0024】(実施の形態4)図7(a)は本発明の実
施の形態4を示す液晶表示装置の断面図であり、図7
(b)はその駆動方法のタイムチャートを説明した図で
ある。
【0025】ここで(実施の形態3)と異なっているの
は、測定された温度信号を転移駆動回路21と加熱装置
駆動回路23にフィードバックし、使用者が液晶表示装
置の主電源を投入した後の、加熱手段15の電流値を制
御した点である。具体的には、温度測定装置が検知した
温度が−15℃以下のとき、加熱装置15が駆動するよ
うに転移駆動回路21を設定する。この場合、周辺温度
が−20℃では、使用者が主電源を投入した後、約6秒
後に転移用電圧パルス(電圧値−25V、周波数1H
z、印加期間1秒)が印加され、液晶パネル41全面に
おいてスプレイ配向32状態のままの画素はなく完全に
ベンド配向321状態に転移し、輝点欠陥の無い液晶表
示装置を得ることが出来る。一方、周辺温度が−13℃
では、使用者が液晶表示装置の主電源を投入した後、加
熱装置15が駆動されること無く、約6秒後に転移用電
圧パルス(電圧値−25V、周波数1Hz、印加期間1
秒)が印加され、液晶パネル41全面においてスプレイ
配向32状態のままの画素はなく完全にベンド配向32
1状態に転移し、輝点欠陥の無い液晶表示装置を得るこ
とが出来る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明による液晶表
示装置の駆動方法は、以下の作用効果を奏することがで
きる。
【0027】すなわち、低温での転移確実性が向上し輝
点欠陥のない高品位のOCBモード液晶表示装置を得る
ことができる。
【0028】以上のことから、高速かつ広視野角で、輝
点欠陥のない高画質が得られる液晶表示装置を提供する
ことができるので工業的価値は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)従来のOCB液晶表示装置における構成
の断面図で、電圧無印加時のスプレイ配向状態を表した
図 (b)従来のOCB液晶表示装置における構成の断面図
で、電圧印加時のベンド配向状態を表した図 (c)OCB液晶表示装置の駆動方法のタイムチャート
を説明した図
【図2】(a)本発明の実施の形態1に関わる液晶表示
装置の断面図を説明した図 (b)本発明の実施の形態1に関わる液晶表示装置の駆
動方法のタイムチャートを説明した図
【図3】(a)本発明の実施の形態2に関わる液晶表示
装置の断面図を説明した図 (b)本発明の実施の形態2に関わる液晶表示装置の駆
動方法のタイムチャートを説明した図
【図4】(a)本発明の加熱用電極を配置した液晶表示
装置の断面図を説明した図 (b)本発明の加熱用電極を上面から見た図
【図5】(a)本発明に関わる液晶表示装置の断面図を
説明した図 (b)本発明に関わる加熱装置の加熱終了時間を示した
説明した図
【図6】(a)本発明の実施の形態3に関わる液晶表示
装置の断面図を説明した図 (b)本発明の実施の形態3に関わる液晶表示装置の駆
動方法のタイムチャートを説明した図
【図7】(a)本発明の実施の形態4に関わる液晶表示
装置の断面図を説明した図 (b)本発明の実施の形態4に関わる液晶表示装置の駆
動方法のタイムチャートを説明した図
【符号の説明】
11,111 基板 12 対向電極 121 画素電極 13,131 位相差補償板 14,141 偏光板 15 加熱装置 21 転移駆動回路 22 表示駆動回路 23 加熱装置駆動回路 31 液晶層 32 スプレイ配向 321 ベンド配向 41 液晶パネル 42 温度測定装置 51 加熱電極 52 絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670Z 5C080 3/34 3/34 J 3/36 3/36 (72)発明者 西山 和廣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 大一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中尾 健次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H088 HA02 HA03 HA06 HA28 JA09 JA28 MA07 MA10 2H089 HA15 HA18 HA19 JA08 JA09 QA06 QA16 RA07 TA02 TA07 2H092 GA62 GA63 NA01 NA05 PA02 PA06 2H093 NC57 NC59 NC63 NC76 ND02 ND13 ND32 ND58 5C006 BA15 BB11 BF49 EA01 FA19 FA22 FA55 5C080 AA10 DD05 DD20 JJ04 JJ06

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向配置された基板の内面の一方
    に画素電極、他方に対向電極を形成し、その間に液晶層
    を挟持したOCBモード液晶パネルと、前記液晶パネル
    を加熱する加熱手段とを具備した液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 互いに対向配置された基板の内面の一方
    に画素電極、他方に対向電極を形成し、その間に液晶層
    を挟持したOCBモード液晶パネルと、前記液晶パネル
    を加熱する加熱手段とを具備した液晶表示装置の駆動方
    法において、前記液晶パネルが前記加熱手段により加熱
    された後に、前記画素電極と前記対向電極との間に、前
    記液晶層をベンド配向に転移させるための転移用電圧パ
    ルスが印加されることを特徴とする液晶表示装置の駆動
    方法。
  3. 【請求項3】 前記液晶表示装置が映像を表示しない待
    機状態にあるときでも、前記液晶パネルを加熱し続けて
    おくことを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置の駆
    動方法。
  4. 【請求項4】 前記液晶表示装置が映像を表示しない待
    機状態にあるときは、前記液晶パネルを加熱しないこと
    を特徴とする請求項2記載の液晶表示装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記加熱手段は、前記液晶パネルの背面
    または前面に配置された導電性の透明フィルムであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱手段は、前記液晶パネルの基板
    の内面に形成せれた導電体からなる電極であることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記電極の形状は、短冊状であることを
    特徴とする請求項6記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記対向電極は、前記加熱手段の加熱部
    であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段は、前記液晶パネル前面に
    配置されたタッチパネル用電極であることを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 前記加熱手段は、前記液晶パネルの照
    明装置であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  11. 【請求項11】 前記照明装置は、前記液晶パネルの背
    面に配置されたバックライトであることを特徴とする請
    求項10記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 前記照明装置は、前記液晶パネルの前
    面に配置されたフロントライトであることを特徴とする
    請求項10記載の液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 前記照明装置は、前記液晶パネルを加
    熱するための、熱線放射部材を具備していることを特徴
    とする請求項10記載の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】 前記加熱装置の駆動方法は、前記転移
    用電圧パルスの印加が完了したのと略同時に、加熱を終
    了することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記
    載の液晶表示装置の駆動方法。
  15. 【請求項15】 前記液晶パネルの温度を測定する温度
    測定手段をさらに具備した請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  16. 【請求項16】 互いに対向配置された基板の内面の一
    方に画素電極、他方に対向電極を形成し、その間に液晶
    層を挟持したOCBモード液晶パネルと、前記液晶パネ
    ルを加熱する加熱手段と、前記液晶パネルの温度を測定
    する温度測定手段とを具備した液晶表示装置の駆動方法
    において、前記画素電極と前記対向電極との間に、前記
    液晶層をベンド配向に転移させるための転移用電圧パル
    スを印加し始める時間は、前記温度測定手段によって測
    定された液晶パネルの温度に応じて調整されることを特
    徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  17. 【請求項17】 前記加熱手段の動作は、前記温度測定
    手段によって測定された前記液晶パネルの温度に応じて
    調整されることを特徴とする請求16に記載の液晶表示
    装置の駆動方法。
  18. 【請求項18】 前記液晶表示装置が映像を表示しない
    待機状態にあるときでも、前記液晶パネルを加熱し続け
    ておくことを特徴とする請求項16あるいは17に記載
    の液晶表示装置の駆動方法。
  19. 【請求項19】 前記液晶表示装置が映像を表示しない
    待機状態にあるときは、前記液晶パネルを加熱しないこ
    とを特徴とする請求項16あるいは17に記載の液晶表
    示装置の駆動方法。
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