JP2002250908A - 液晶表示装置及び画像表示応用機器 - Google Patents

液晶表示装置及び画像表示応用機器

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JP2002250908A
JP2002250908A JP2001048203A JP2001048203A JP2002250908A JP 2002250908 A JP2002250908 A JP 2002250908A JP 2001048203 A JP2001048203 A JP 2001048203A JP 2001048203 A JP2001048203 A JP 2001048203A JP 2002250908 A JP2002250908 A JP 2002250908A
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power supply
gamma correction
liquid crystal
voltages
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JP2001048203A
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Tatsuro Matsuda
達郎 松田
Kazuhiro Nakanishi
一浩 中西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精細度・高品質表示の液晶表示装置におい
て、液晶パネルのV−T特性のばらつきに対するガンマ
補正電圧の生成に関し、特にV−T特性の中間調に対す
る補正と正負両極性の補正電圧の調整を容易にするこ
と。 【解決手段】 抵抗Ra1、Ra2、OP-Amp11からな
る第1の分圧回路と、抵抗Rb1、Rb2、OP-Amp12
からなる第2の分圧回路とを設け、ガンマ補正電圧V0
、V6 を生成する。また複数の固定抵抗器及び複数の
可変抵抗器と、OP-Amp13〜17からなる第3の分圧回
路を設け、電圧V0 、V6 を更に5種類の電圧に細分化
してガンマ補正電圧V1 〜V5 を生成する。こうする
と、B点(黒)、W点(白) の補正電圧を変えずに、中
間調レベルの補正電圧が調整ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガンマ補正電源回
路の補正機能を改善した液晶表示装置、及び液晶表示装
置を用いた画像表示応用機器に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置において、液晶パネルの各
液晶セルに印加される電圧Vと光の透過率Tとの関係、
即ちV−T特性の一例を図13に示す。この特性の傾向
として、ガウス分布曲線の左半分に類似した形になるの
が一般的である。このV−T特性上でできる限り高い光
出力と大きなコントラストとを得ることが、液晶パネル
の性能を最大限に引き出すことになる。一方、駆動面で
は印加する信号電圧をできる限り小さく選ぶことも必要
であり、例えば図13のW点、B点を夫々印加電圧の上
限、下限とするノーマリブラックモードの液晶パネルに
おいては、B点が黒のレベル、W点が白のレベルとな
る。
【0003】仮に、256の階調表示ができる液晶パネ
ルとするために、印加電圧を均等に分割し、256階調
の信号レベルとし、黒レベルの透過率を0、白レベルの
透過率を100%として正規化するならば、図14に示
すような信号レベル対透過率Tとなる。ここで、信号レ
ベルの0は黒を、信号レベルの255は白を意味する。
【0004】一方、人間の目が表示された画像に対して
違和感なく自然だと感ずるのは、画像の信号レベルと輝
度との関係が図15に示すような特性でなければならな
いことが知られている。図15では信号の黒を0、信号
の白を255のレベルとして、256の階調の信号をx
軸に表し、この信号レベルに対する望ましい相対輝度を
x軸に表している。そしてxとyの関係は、y=x^γ
で表される。ここでγはxの巾数であり、γ=2.2〜
2.6程度が良いと言われている。図15はγ=2.2
の場合のx−y特性を表している。
【0005】図13、図14の特性を有する液晶パネル
を使用して、図15の特性を持つ液晶表示装置とするた
めの従来技術の一例について次に説明する。先ず、図1
5の256階調の信号レベルx=j(j=1〜256)
において、液晶表示装置としての輝度の理想出力を得る
ためには、図14の特性を持つ液晶パネルの液晶セルに
かける電圧として、理想出力と同一の輝度が得られる信
号レベルに相当するアナログ電圧を液晶セルに印加すれ
ば良い。その電圧値、即ちガンマ補正電圧値を算出する
前に、補正の相対値を次の手順で求めることにする。
【0006】図16には次の諸特性が同一座標面に図示
されている。曲線Aは図15の輝度の理想出力特性であ
る。曲線Bは図14の256段階化された液晶パネルの
V−T特性である。直線L0はy=xを示す関数であ
る。曲線Cは曲線Bを直線L0を対象軸として折り返し
たものである。曲線Cは曲線BのV−T特性曲線に対し
て直線y=xに線対称な関係にあり、V−T反転曲線と
呼ぶことができる。いずれの曲線及び直線も、y軸の0
%及び100%を256レベルの0及び255に変換し
たもので表示している。
【0007】図16において、例えば信号レベル144
(x=144)におけるガンマ補正値を求めるには、x
=144にてx軸に垂直な直線L1を描き、理想の輝度
出力の曲線Aとの交点P1を求める。この交点P1より
x軸に平行に直線L2を描き、液晶パネルのV−T特性
の曲線Bとの交点P2を求める。この交点P2より、直
線y=xに直角な直線L3を描き、V−T反転特性の曲
線Cとの交点P3を求める。この交点P3より、x軸に
平行に直線L4を描き、最初の直線L1との交点をP4
とする。このときの交点P4のy値がガンマ補正値であ
る。x=144に対する交点P4のy値は134であ
る。他の信号レベルについて同様な操作を繰り返し、交
点P4をつなぐと、図16の中のガンマ補正の曲線Dが
得られる。尚、計算により曲線Dを求めることが可能で
あるが、ここではその方法を割愛する。
【0008】次に液晶パネルの駆動回路について説明す
る。図17は液晶表示装置に使用されるソースドライバ
(信号線駆動ICなどとも呼ぶ)の構成例を中心に示す
ブロック図である。液晶表示装置は、液晶パネル8、後
述するソースドライバ、走査線ドライバ9、ガンマ補正
電源回路7Aを含んで構成される。ここでのソースドラ
イバでは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色8ビッ
トのディジタルデータ信号を受け、384本の液晶パネ
ル8のソース線(Y1〜Y384)にアナログ信号電圧
を供給するものとする。
【0009】このソースドライバは、大きく分けてディ
ジタル信号処理部1とアナログ信号処理部2とから構成
される。ディジタル信号処理部1はシフトレジスタ3
と、ラッチ4と、DAコンバータ5の一部とを有してい
る。アナログ信号処理部2はDAコンバータ5の一部と
出力回路6とを有している。図17中のDVDDはディ
ジタル信号処理部用電源電圧入力、AVDDはアナログ
信号処理部用電源電圧入力、Startはスタートパル
ス信号入力、CLKはクロックパルス信号入力、Loa
dはロードパルス信号入力、POLは出力電圧の極性を
制御する信号入力、VREF0〜13はガンマ補正電圧
入力、R8bit 、G8bit 、B8bit は各RGBディジ
タルデータ信号入力、Y1〜Y384はアナログ出力を
示す。
【0010】RGB各8ビットのディジタルデータは、
シフトレジスタ3に入力されたスタートパルス信号直後
のクロック信号と同期してラッチ4の各チャンネルに取
り込まれる。384組のRGB各8ビットのディジタル
データがラッチ4に取り込まれた後、ロードパルス信号
の入力によりDAコンバータ5に出力される。DAコン
バータ5は瞬時にDA変換を行い、出力回路6を介して
経て256階調のアナログ信号出力Y1〜Y384を発
生する。これらの出力Y1〜Y384は、最終的には各
RGB画素のTFT(Thin Film Transistor)のソースに
与えられる。そして各TFTのスイッチ機能により夫々
の液晶セルに信号電圧が印加される。
【0011】DAコンバータ5の内部には256種類の
基準電圧が準備されており、8ビットの入力データに応
じて、上記の基準電圧の中から一つの電圧が選択され、
アナログ信号電圧として出力される。これらの基準電圧
の幾つかを外部より任意に設定するため、入力端子が設
けられている。即ちVREF0〜13で示す入力端子に
対して、ガンマ補正電源回路7Aからガンマ補正電圧が
供給されるようになっている。ここでは一例として、ガ
ンマ補正電圧の入力数を14個としている。
【0012】従来のガンマ補正電源回路7Aの構成例を
図18に示す。図18の中のソースドライバのVREF
0〜VREF1間の部分拡大図を図19に示す。これら
の図に示されるように、ソースドライバーの各VREF
間には、複数の抵抗素子が直列に並べられており、各抵
抗素子の接続点に現れる分圧電位が、各VREF間にお
けるガンマ補正の基準電圧(補正電圧)となっている。
【0013】液晶パネルの駆動方式によるが、前述した
ソースドライバの例では、液晶パネルの液晶セルの分極
を防止するために交流駆動を行う。従って、液晶セルに
加える信号電圧を、ある一定のDC電圧に対して正負対
称な信号電圧となるよう、信号反転方式を用いる。この
場合、図18に示すように14個のガンマ補正電圧を正
負両極性の出力に2分し、一定のDC電圧に対して絶対
値の等しい7組のガンマ補正電圧を生成している。そし
て信号レベル0の黒から、信号レベル255の白までの
計256レベルの内、どの7レベルに基準電圧をあてが
うかが重要である。補正効果は、図16のガンマ補正曲
線Dの勾配の大きな部分に多く割り当てることで大きく
なることが明らかである。例えば信号レベルとして、0
(黒)、255(白)の他に、32,64、128、1
92,240を参照基準レベルに用いる。参照基準レベ
ルに対応する電圧を参照基準電圧、又は単にガンマ補正
電圧と呼ぶ。
【0014】例えば、正極性の黒、白の信号電圧の絶対
値を夫々9. 0V、14. 5Vとし、負極性の黒、白の
信号電圧の絶対値を夫々6. 0V、0. 5Vとする。図
16のガンマ補正曲線Dより、参照基準レベル32,6
4、128、192,224に対するガンマ補正電圧の
絶対値を計算する。
【0015】その結果を図20に示す。記号●で示す電
圧が正極性用のVREF0〜6に加えるべきガンマ補正
電圧である。記号◆で示す電圧が負極性用のVREF7
〜13に加えるべきガンマ補正電圧である。これらのガ
ンマ補正電圧を加えたとき、ソースドライバの出力回路
6から各信号レベルに対応したアナログ信号電圧が出力
される。
【0016】図20において、各記号間を結ぶ線分は、
ガンマ補正電圧を適用する信号レベルの間に位置する各
信号レベルに対するソースドライバの出力を想定してい
る。実際にソースドライバから出力される電圧は、DA
コンバータ5内の各VREF間の抵抗値に左右される。
従って、これらDAコンバータ5内の抵抗値についてガ
ンマ補正曲線Dに沿う値を選定すれば、256階調の全
信号レベルについて、理想の補正特性に近づけることが
可能である。尚、正及び負極性用のガンマ補正電圧の使
い方については、液晶パネルの駆動方式により、一方を
使用しない場合もある。
【0017】以上のように、ガンマ補正した信号電圧で
液晶パネルを駆動することにより、望ましい階調特性を
持つ液晶表示装置を実現している。
【0018】次に本願発明の主題であるガンマ補正電源
回路について、従来の構成とその機能を説明する。DA
コンバータ5には前述のとおりVREF0〜13の14
個の入力端子が設けられている。図18に示すように、
ガンマ補正電源回路7Aは、ra0,rb0,rc0の
3個の可変抵抗器と、ra1〜ra6の固定抵抗器と、
rb1〜rb6の固定抵抗器とからなる分圧回路を有し
ている。分圧回路の各接続部に演算増幅器(OP-Amp)を
利用したバッファが設けられている。そして、各バッフ
ァの出力をV0 〜V13として、DAコンバータ5のVR
EF0〜13に夫々接続されている。ここで所望のガン
マ補正電圧を得るためには、ra0,rb0,rc0の
可変抵抗器と、ra1〜ra6、rb1〜rb6の固定
抵抗器との値を決定しなければならない。前述の通り信
号反転方式を用いる場合は、必然的にrai=rbi
(i=0〜6)となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来のガンマ補正電源
回路において、可変抵抗器を使用する理由は、液晶パネ
ルの製造上のV−T特性のばらつきに対応して、個々の
液晶パネルに最適な駆動電圧を供給するためである。ま
た、意図的に液晶表示装置のガンマ特性を変化させて好
みの表示品位を得るための場合もある。液晶パネルのば
らつきは、図13のB点の電圧値、W点の電圧値に対応
する透過率の座標が変わるだけでなく、その中間の特性
曲線も変化する。
【0020】従来のガンマ補正電源回路において、ガン
マ補正電源電圧が可変抵抗器によりどのように変えられ
るかを以下に説明する。図20に示すソースドライバ出
力電圧を実現するためのrai=rai(i=0〜6)
及びrc0の値の一例を、図21に示す。また、ra
0,rb0,rc0の可変抵抗器の値を、図21の基準
値から変えた場合については、基準値からの倍率で表す
ものとする。この場合の変え方の組み合わせを図22に
示す。図22ではCase1からCase9の9通りについて、
ガンマ補正電源電圧の変化の状況が倍率で示されてい
る。ここではCase1を基準値としている。
【0021】ガンマ補正電圧を得るための数式を(1)
式、(2)式で示す。
【数1】
【数2】 (1)式は夫々の電圧分岐点からグランドに至る合成抵
抗を示す式である。rtはra0〜rb0の合成抵抗、
ra1’はra1〜rb0の合成抵抗、・・・、ra
6’はra6〜rb0の合成抵抗、・・・、rb6’は
rb6〜rb0の合成抵抗、・・・、rb1’はrb1
〜rb0の合成抵抗である。AVDD端子からグランド
に向けて流れる電流i0は、AVDD/rtとなる。
(2)式はガンマ補正電圧V0 ,V1 ,・・・V6 ,V
7 ,・・・V13を示す式である。(2)式に示すガンマ
補正電圧の計算式により、図16に示すようなガンマ補
正曲線Dと合致するガンマ補正電源電圧が得られる。
【0022】図23に示す各Caseの特性曲線上におい
て、階調レベル0,32,64,128,192,22
4,256の7つのポイントを結ぶ線分は、各ポイント
を便宜上結んだ線分に過ぎない。ここでは正極性用電源
電圧と、負極性電源電圧とは、前述の通り中点電圧7.
5Vに対し線対称である。ここで正極性側だけを抽出
し、各Caseの種類に分割して、Case1の基準からの変化
を調べた。図24は基準のCase1の補正電圧(Y軸)を
拡大したグラフであり、ガンマ補正電圧が理想値にほぼ
一致していることが判る。
【0023】図25はrc0を変えずにra0,rb0
を基準値の1.4倍又は0.6倍に変えたCase2,3に
ついて、基準Case1からの偏差を示している。これは、
図13の液晶パネルのV−T特性において、W点が電圧
方向にばらついた場合に対応できることを示している。
【0024】図26はra0,rb0を変えずにrc0
を基準値の1.1倍又は0.9倍に変えたCase4,5に
ついて、基準Case1からの偏差を示している。これは、
図13の液晶パネルのV−T特性において、B点が電圧
方向にばらついた場合に対応できることを示している。
【0025】図27はra0,rb0を増大する方向
に、rc0を減少する方向、そしてその逆方向に変えた
Case6,7について、基準Case1からの偏差を示してい
る。これは、図13の液晶パネルのV−T特性におい
て、V−T特性全体が一方向の電圧方向にシフトした場
合に対応できることを示している。
【0026】図28はra0,rb0,rc0を共に増
大する方向、そして共に減少する方向に変えたCase8,
9について、基準Case1からの偏差を示している。これ
は、図13の液晶パネルのV−T特性において、V−T
特性が電圧方向に伸びるか、又は縮んだ場合に対応でき
ることを示している。
【0027】しかしながら、従来のガンマ補正電源回路
では、図13の液晶パネルのV−T特性において、B点
及びW点間の部分のばらつきに対応できなかった。ま
た、ガンマ補正電圧を調整する場合に、正負両極性のガ
ンマ補正電圧を相対値を等しくするために、Ra0,R
b0の2個の可変抵抗器を同量変化させるという煩雑さ
があった。
【0028】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、分圧回路の構成と可変抵抗
器、固定抵抗器の組合せと使い方により、B点及びW点
の補正電圧を変えずに、中間レベルの補正電圧の調整が
でき、かつ局部補正の歪みを押さえることができ、また
正負両極性の補正に煩雑さをもたらさないガンマ補正電
源回路を持つ液晶表示装置を実現すると共に、このよう
な液晶表示装置を搭載した画像表示応用機器を提供する
ことを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、マトリックス状に形成された複数の表示セルを有
し、前記表示セルに印加される画素信号に基づいて画像
を表示するディスプレイパネルと、ディジタルの画素デ
ータをライン単位で入力し、前記ディスプレイパネルの
各表示セル毎にDA変換してアナログの画素信号を一斉
に出力するDA変換回路と、前記アナログの画素信号の
出力レベルを決定する複数の基準電圧を前記DA変換回
路に供給するに際し、前記ディスプレイパネルのガンマ
特性を補正するための前記基準電圧を生成するガンマ補
正電源回路と、を具備する液晶表示装置であって、前記
ガンマ補正電源回路は、主電源ラインとグランドの間に
設けられた固定抵抗器及び可変抵抗器の直列接続体によ
る第1の分圧出力を、低インピーダンスの電圧に変換し
て第1の電源ラインの電圧V0 を出力する第1の分圧回
路と、前記主電源ラインとグランドの間に設けられた固
定抵抗器及び可変抵抗器の直列接続体による第2の分圧
出力を、低インピーダンスの電圧に変換して第2の電源
ラインの電圧Vn+1 を出力する第2の分圧回路と、前記
第1の電源ライン及び前記第2の電源ラインの間に、複
数個の固定抵抗器とn個(nは2以上の整数)の可変抵
抗器とを交互に直列接続すると共に、隣接する前記可変
抵抗器の摺動端子間に固定抵抗器を配備し、n個の可変
抵抗器の摺動端子から得られる分圧出力をバッファを介
して低インピーダンスのn種類の電圧V1 、・・・Vn
に変換して出力する第3の分圧回路と、を有し、前記第
1、第3、第2の分圧回路から生成される(n+2)種
類の電圧V0 、V1 、・・・Vn 、Vn+1 をガンマ補正
電圧として出力することを特徴とするものである。
【0030】本願の請求項2の発明は、請求項1の液晶
表示装置において、前記ガンマ補正電源回路は、前記主
電源ラインとグランド間に設けられ、第4の分圧電圧V
cを出力する第4の分圧回路と、非反転入力端に前記電
圧Vcが与えられ、反転入力端に抵抗器Rd1を介して
前記電圧V0 、V1 、・・・Vn 、Vn+1 が与えられ、
出力端と前記非反転入力端の間に抵抗器Rd2(=Rd
1)が接続された(n+2)個の差動増幅器と、が更に
設けられ、前記第1、第3、第2の分圧回路から生成さ
れる(n+2)種類の電圧V0 、V1 、・・・Vn 、V
n+1 を第1群のガンマ補正電圧として出力し、前記(n
+2)個の差動増幅器の出力端から生成される(n+
2)種類の電圧Vn+2 、Vn +3、・・・V2n+2、V2n+3
を第2群のガンマ補正電圧として出力することを特徴と
するものである。
【0031】本願の請求項3の発明は、請求項1又は2
の液晶表示装置において、前記第1、第2、第4の分圧
回路の一端をグランドの代わりに、前記主電源ラインと
異なる第2の主電源ラインに接続したことを特徴とする
ものである。
【0032】本願の請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項記載の液晶表示装置を搭載したことを特徴
とするものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る液晶表示装置について、図面を参照しつつガンマ補正
電源回路を中心として説明する。図1及び図2は本実施
の形態の液晶表示装置に用いられるガンマ補正電源回路
7Bの回路図であり、図1が正極性のガンマ補正電圧
(第1群のガンマ補正電圧)を発生する部分を示し、図
2が負極性のガンマ補正電圧(第2群のガンマ補正電
圧)を発生する部分を示している。B点及びW点の印加
電圧を除いた参照基準電圧の発生数をn個とすると、n
=5の場合の基本形を示し、このガンマ補正電源回路7
Bの後段には、図2に示すDAコンバータ(DA変換回
路)5が接続される。ガンマ補正電圧V0 〜V13は従来
例の7のV0 〜V13に相当し、ソースドライバの入力端
子VREF0〜VREF13に接続される。
【0034】図1に示すように、主電源ラインAVDD
とグランドの間に、固定抵抗器Ra1と可変抵抗器Ra
2との第1の直列接続体が第1の分圧回路の一部として
設けられている。また主電源ラインAVDDとグランド
の間に、固定抵抗器Rb1と可変抵抗器Rb2との第2
の直列接続体が第2の分圧回路の一部として設けられて
いる。そして第1の直列接続体の分圧点にバッファであ
るOP-Amp11が接続され、第1の分圧回路が構成され
る。同様に第2の直列接続体の分圧点にOP-Amp12が接
続され、第2の分圧回路が構成される。オペレーショナ
ルアンプ(以下、OP-Ampという)11、12はバッファ
として動作し、各分圧回路の分圧点から電圧V0 ’、V
6 ’が夫々入力される。OP-Amp11は電圧V0 ’を低イ
ンピーダンスの出力電圧V0 (=V0 ’)に変換し、こ
れを第1の電源ラインの電圧として出力する。OP-Amp1
2は電圧V6 ’を低インピーダンスの出力電圧V6 (=
V6’)に変換し、これを第2の電源ラインの電圧とし
て出力する。これらの電圧が正極性ガンマ補正電圧V0
,V6 として用いられる。
【0035】更に、前記第1の電源ラインと第2の電源
ライン間に、抵抗器R0,R1,R2,R3,R4,R
5、R6,R7,R8,R9,R10が直列接続され
る。抵抗器R0,R2,R4,R6,R8,R10は固
定抵抗器である。抵抗器R1,R3,R5,R7,R9
は可変抵抗器である。これらの可変抵抗器の摺動端子の
出力は第3の分圧回路の一部として用いられ、各摺動端
子の出力は夫々OP-Amp13〜17の非反転入力端に接続
される。また隣接する可変抵抗器の摺動端子間に固定の
抵抗器Re1、Re2、Re3、Re4が夫々配設され
る。OP-Amp13〜17はOP-Amp11,12と同様にバッ
ファとして機能する。抵抗器R0,R1,R2,R3,
R4,R5、R6,R7,R8,R9,R10、及びOP
-Amp13〜17を含む回路を第3の分圧回路と呼ぶ。
【0036】各OP-Amp13〜17の非反転入力端には、
各可変抵抗器の摺動端子の電圧V1’、V2 ’、V3
’、V4’、V5 ’が入力されるので、各OP-Amp13
〜17の出力端から低インピーダンスの出力電圧V1
(=V1 ’)、V2 (=V2 ’)、V3 (=V3 ’)、
V4 (=V4 ’)、V5 (=V5 ’)が得られる。こう
して実質的にn=5個の電源ラインとして利用でき、こ
れらを正極性のガンマ補正電圧V1 、V2 、V3 、V4
、V5 として用いる。
【0037】更に図2に示すように、主電源ラインAV
DDとグランドの間に、固定抵抗器Rc2と固定抵抗器
Rc1の直列接続体による第4の分圧回路を設ける。そ
して7個のOP-Amp18〜24を配置する。各OP-Amp18
〜24の非反転入力端に対して固定抵抗器Rc1及びR
c2の分圧点を接続する。各OP-Amp18〜24の反転入
力端には、固定抵抗器Rd1を介して電圧V0 〜V6 の
各電源ラインを接続する。例えばOP-Amp18について
は、その出力端を電圧V7 の電源ラインとし、V6 とV
7 の電源ラインの間に抵抗器Rd1及び抵抗器Rd2を
直列に接続し、その接続点の電圧をOP-Amp18の反転入
力端に与えるようにする。ここでのOP-Amp18〜24は
反転増幅を行う差動増幅器として機能する。
【0038】OP-Amp19については、その出力端を電圧
V8 の電源ラインとし、V5 とV8の電源ラインの間に
抵抗器Rd1及び抵抗器Rd2を直列に接続し、その接
続点の電圧をOP-Amp19の反転入力端に与える。OP-Amp
20からOP-Amp24についても同様である。こうしてOP
-Amp18〜OP-Amp24の出力端は、夫々電圧V8 〜電圧
V1 3 の電源ラインとして機能する。
【0039】以上の構成において、図1に示す可変抵抗
器R1、R3、R5、R7、R9における摺動端子の設
定位置を表す係数を夫々α、β、γ、δ、εとし、次の
(3)式を定義する。
【数3】 ここで、Re1とRf1とで構成されるループの電流を
Ie1とし、Re2とRf2とで構成されるループの電
流をIe2とし、Re3とRf3とで構成されるループ
の電流をIe3とし、Re4とRf4とで構成されるル
ープの電流をIe4とし、R0を通過する電流をIe0
とする。
【0040】このとき次の(4)、(5)、(6)式が
成立する。
【数4】
【0041】(4)式は各ループにおける電圧のキルヒ
ホッフ法則である。(5)式のV0は第1の分圧回路の
出力電圧を表し、V6 は第2の分圧回路の出力電圧を表
し、Vcは第4の分圧回路の出力電圧を表している。
(6)式は(3)式のパラメータを用いてガンマ補正電
圧V0 〜V13を表した式である。
【0042】尚、(6)式中のループ電流は(7)式で
与えられる。
【数5】
【0043】こうして(n+1)×2個のガンマ補正電
圧の値を数式を用いて表現できる。尚、係数α、β、
γ、δ、εは0〜1の値をとり、0は図1において、可
変抵抗器の摺動端子が上限に位置し、1は同じく下限に
位置していることを意味する。従って係数の値が0.5
とは摺動端子の位置が丁度中間に位置していることを意
味する。
【0044】ここで図2に示すガンマ補正電源回路にお
いて、Rc1=Rc2、Rd1=Rd2とし、図1及び
図2におけるその他の抵抗器及び可変抵抗器の値も含め
て、全ての抵抗器の値を図3のように設定する。そし
て、可変抵抗器の摺動端子の設定位置の組合せを、図4
に示すようにCase1〜Case15までを想定し、夫々のCa
seにおける係数α、β、γ、δ、εの値を具体的に示し
た。
【0045】Case1は係数α〜εの値が全て0.5であ
り、これを基準状態とする。図5は、このCase1のガン
マ補正電圧V0 〜V6 の計算結果を示しており、理想値
にほぼ一致していることが判る。電圧V7 〜V17は中点
電圧7.5Vに対し電圧V6〜V0 と対称になるのでグ
ラフを省略した。以降の図においても、V7 〜V13のグ
ラフを省略する。
【0046】図6は全ての摺動端子を下限に設定した場
合のCase2におけるガンマ補正電圧V0 〜V6 と、全て
の摺動端子を上限に設定した場合のCase3におけるガン
マ補正電圧V0 〜V6 とを示すグラフである。いずれも
基準状態のCase1に対する差異が判る。即ち、黒信号
(階調レベル=0)、白信号(階調レベル=255)に
対するガンマ補正電圧V6 、V0 の変化を招くことな
く、中間階調(階調レベル=32、64、128、19
2、224)の補正電圧を調整ができることが判る。
【0047】図7は可変抵抗器R1の摺動端子だけを下
限又は上限に設定した場合のCase4、Case5のガンマ補
正電圧V0 〜V6 を示している。基準状態のCase1に比
べて、階調レベル=224に対するガンマ補正電圧V1
の偏差が最大となり、階調レベルがそこから離れるに従
って変位量が少なくなっていることが判る。これは抵抗
器Re1〜Re4の効果であり、滑らかにガンマ補正電
圧を調整できることを意味している。図13において、
B点及びW点が変わらずに、中間の特性がばらついた場
合にこの効果を利用するとよい。
【0048】以下、図8、図9、図10、図11に示す
グラフは、夫々可変抵抗器R3、R5、R7、R9の摺
動端子が単独に下限及び上限に設定変更され、残りの可
変抵抗器は基準状態にある場合、即ちCase6とCase7、
Case8とCase9、Case10とCase11、Case12とCase
13のガンマ補正電圧V0 〜V6 を示しており、図7と
同様のことが言える。
【0049】更に、図12は可変抵抗器R3とR7の摺
動端子について、一方は下限に、他方は上限に設定した
場合、即ちCase14とCase15におけるガンマ補正電圧
V0〜V6 を示している。階調レベル64と192の補
正電圧V4 とV2 の基準からの偏差が増減逆方向に生じ
ると共に、階調レベル32、224のガンマ補正電圧V
5 とV1 に変位をもたらしていることが判る。
【0050】以上のように本実施の形態のガンマ補正電
源回路によれば、黒レベル、白レベルに対するガンマ補
正電圧を変化させることなく、液晶パネルのV−T特性
の中間階調のばらつきに応じて、ガンマ補正電圧を任意
に変えることができ、且つ近傍の補正電圧もある程度追
随させることができる。このため、全体として滑らかな
補正、即ち特異な歪みのない補正が可能となる特徴が得
られる。上記近傍の補正電圧の変位量については、合成
抵抗値Re1〜Re4の値を変えることで可能である。
【0051】説明は省略するが、本実施の形態による構
成では、可変抵抗器Ra2又はRb2の一方、又は両方
を調整することで、従来と全く同一のガンマ補正電圧の
変位をもたらすことができる。尚、夫々の可変抵抗器に
ついては、センタークリック付き可変抵抗器を使用する
と、基準位置を再現し易くなる。
【0052】また本実施の形態によれば、負極性のガン
マ補正電圧を自動で生成できるので、補正電圧の調整が
更に容易になる。また本実施の形態では、図1及び図2
に示すように第1の分圧回路でV0 を生成し、第2の分
圧回路でV6 を生成し、第3の分圧回路で分圧電圧V1
’〜V5 ’を生成し、これらの分圧電圧V1 ’〜V5’
を基に正極性用のガンマ補正電圧V1 〜V5 を生成し
た。そしてガンマ補正電圧V0 〜V6 を基に負極性用の
補正電圧V7 〜V13を所謂反転回路を用いて自動生成し
た。しかし、第1の分圧回路、第2の分圧回路でV13、
V7 を生成し、V13〜V7 間に形成した第3の分圧回路
を基にV12〜V8 を生成し、そしてV13〜V7 を基にV
0 〜V6 を生成することもできる。このように正極性用
出力と負極性用出力とを逆にした構成でもよい。
【0053】尚、前述のとおり駆動方式によっては、正
負両極性の一方が不要の場合があるので、駆動方式に適
合した構成にするのが合理的である。また、図1及び図
2では、グランドを一方の基準電位としたが、液晶パネ
ルの駆動方式によっては、ソースドライバの動作基準電
位を必ずしもグランドにするとは限らない。基準電位を
別の第3の電位とする場合には、図1及び図2に示すグ
ランドを第3の電位に置き換えれば良い。
【0054】尚、上記の液晶表示装置を各種の画像表示
応用機器に搭載することができる。画像表示応用機器と
して、画像モニター、パーソナルコンピュータ、携帯端
末、テレビジョン受信機などがある。
【0055】以上の説明は、液晶パネルを用いるものと
したが、マトリックス状に形成された複数の表示セルと
して、プラズマを用いたPDP、EL素子を用いたEL
パネル等、ライン方向にアナログの画素信号を一斉に供
給するものであれば、本発明が適用できる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、B点、W
点の補正電圧の変化を伴うことなく、液晶パネルのV−
T特性の中間調ばらつきに対する中間調レベルのガンマ
補正電圧の調整ができ、かつ局部補正の歪みを押さえ、
全体の補正のバランスを自動的に実現するという効果が
得られる。
【0057】また請求項2記載の発明によれば、上記の
効果に加えて、B点、W点の一方又は両方が電圧方向に
伸縮、又はシフトするような液晶パネルのV−T特性の
ばらつきに対しても、従来通りの補正が可能となる。こ
うして正負両極性のガンマ補正の煩雑を解消できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の液晶表示装置に用いられ
るガンマ補正電源回路の回路図(その1)
【図2】本発明の実施の形態の液晶表示装置に用いられ
るガンマ補正電源回路の回路図(その2)
【図3】本実施の形態のガンマ補正電源回路における固
定抵抗器及び可変抵抗器の数値例
【図4】本実施の形態のガンマ補正電源回路において、
可変抵抗器の設定値(調整値)の組み合わせを示す説明
【図5】本実施の形態のガンマ補正電源回路において、
階調レベルとガンマ補正電圧との関係(理想値,Case
1)を示す特性図
【図6】本実施の形態のガンマ補正電源回路において、
階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case
2,Case3)を示す特性図
【図7】本実施の形態のガンマ補正電源回路において、
階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case
4,Case5)を示す特性図
【図8】本実施の形態のガンマ補正電源回路において、
階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case
6,Case7)を示す特性図
【図9】本実施の形態のガンマ補正電源回路において、
階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case
8,Case9)を示す特性図
【図10】本実施の形態のガンマ補正電源回路におい
て、階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Ca
se10,Case11)を示す特性図
【図11】本実施の形態のガンマ補正電源回路におい
て、階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Ca
se12,Case13)を示す特性図
【図12】本実施の形態のガンマ補正電源回路におい
て、階調レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Ca
se14,Case15)を示す特性図
【図13】液晶パネルのV−T特性図
【図14】256段階化された液晶パネルのV−T特性
【図15】信号レベル対理想輝度出力を示す特性図
【図16】本実施の形態のガンマ補正電源回路におい
て、ガンマ補正曲線を得るための変換チャート
【図17】液晶表示装置に用いられるソースドライバの
ブロック図
【図18】従来の液晶表示装置に用いられるガンマ補正
電源回路の回路図(その1)
【図19】従来の液晶表示装置に用いられるガンマ補正
電源回路の回路図(その2)
【図20】ガンマ補正電圧値とソースドライバ出力電圧
との関係を示す特性図
【図21】従来例のガンマ補正電源回路において、固定
抵抗器及び可変抵抗器の数値例
【図22】従来例のガンマ補正電源回路において、可変
抵抗器の設定値(調整値)の組み合わせを示す説明図
【図23】ガンマ補正電圧値とソースドライバ出力電圧
との関係(Case1〜Case9)を示す特性図
【図24】従来例のガンマ補正電源回路において、階調
レベルとガンマ補正電圧との関係(理想値,Case1)を
示す特性図
【図25】従来例のガンマ補正電源回路において、階調
レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case2,Ca
se3)を示す特性図
【図26】従来例のガンマ補正電源回路において、階調
レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case4,Ca
se5)を示す特性図
【図27】従来例のガンマ補正電源回路において、階調
レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case6,Ca
se7)を示す特性図
【図28】従来例のガンマ補正電源回路において、階調
レベルとガンマ補正電圧との関係(Case1,Case8,Ca
se9)を示す特性図
【符号の説明】
1 ディジタル信号処理部 2 アナログ信号処理部 3 シフトレジスタ 4 ラッチ 5 DAコンバータ 6 出力回路 7A,7B ガンマ補正電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA31 NC01 NC22 NC26 ND06 5C006 AA16 AF46 AF83 BB11 BF03 BF04 BF25 BF43 FA18 FA21 FA56 5C058 AA06 BA07 BA13 BB25 5C080 AA10 BB05 DD03 EE29 FF03 JJ02 JJ03 JJ05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に形成された複数の表示
    セルを有し、前記表示セルに印加される画素信号に基づ
    いて画像を表示するディスプレイパネルと、ディジタル
    の画素データをライン単位で入力し、前記ディスプレイ
    パネルの各表示セル毎にDA変換してアナログの画素信
    号を一斉に出力するDA変換回路と、 前記アナログの画素信号の出力レベルを決定する複数の
    基準電圧を前記DA変換回路に供給するに際し、前記デ
    ィスプレイパネルのガンマ特性を補正するための前記基
    準電圧を生成するガンマ補正電源回路と、を具備する液
    晶表示装置であって、 前記ガンマ補正電源回路は、 主電源ラインとグランドの間に設けられた固定抵抗器及
    び可変抵抗器の直列接続体による第1の分圧出力を、低
    インピーダンスの電圧に変換して第1の電源ラインの電
    圧V0 を出力する第1の分圧回路と、 前記主電源ラインとグランドの間に設けられた固定抵抗
    器及び可変抵抗器の直列接続体による第2の分圧出力
    を、低インピーダンスの電圧に変換して第2の電源ライ
    ンの電圧Vn+1 を出力する第2の分圧回路と、 前記第1の電源ライン及び前記第2の電源ラインの間
    に、複数個の固定抵抗器とn個(nは2以上の整数)の
    可変抵抗器とを交互に直列接続すると共に、隣接する前
    記可変抵抗器の摺動端子間に固定抵抗器を配備し、n個
    の可変抵抗器の摺動端子から得られる分圧出力をバッフ
    ァを介して低インピーダンスのn種類の電圧V1 、・・
    ・Vn に変換して出力する第3の分圧回路と、を有し、 前記第1、第3、第2の分圧回路から生成される(n+
    2)種類の電圧V0 、V1 、・・・Vn 、Vn+1 をガン
    マ補正電圧として出力するものであることを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ガンマ補正電源回路は、 前記主電源ラインとグランド間に設けられ、第4の分圧
    電圧Vcを出力する第4の分圧回路と、 非反転入力端に前記電圧Vcが与えられ、反転入力端に
    抵抗器Rd1を介して前記電圧V0 、V1 、・・・Vn
    、Vn+1 が与えられ、出力端と前記非反転入力端の間
    に抵抗器Rd2(=Rd1)が接続された(n+2)個
    の差動増幅器と、が更に設けられ、 前記第1、第3、第2の分圧回路から生成される(n+
    2)種類の電圧V0 、V1 、・・・Vn 、Vn+1 を第1
    群のガンマ補正電圧として出力し、前記(n+2)個の
    差動増幅器の出力端から生成される(n+2)種類の電
    圧Vn+2 、Vn+3、・・・V2n+2、V2n+3を第2群のガ
    ンマ補正電圧として出力するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2、第4の分圧回路の一端
    をグランドの代わりに、前記主電源ラインと異なる第2
    の主電源ラインに接続したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載の液晶
    表示装置を搭載したことを特徴とする画像表示応用機
    器。
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