JP2002250667A - 圧力値のオフセットを調整するための方法および装置 - Google Patents

圧力値のオフセットを調整するための方法および装置

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JP2002250667A JP2001364791A JP2001364791A JP2002250667A JP 2002250667 A JP2002250667 A JP 2002250667A JP 2001364791 A JP2001364791 A JP 2001364791A JP 2001364791 A JP2001364791 A JP 2001364791A JP 2002250667 A JP2002250667 A JP 2002250667A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のブレーキシステム内の圧力を精確に確
定するために、圧力値の信頼性のあるオフセット調整が
可能な方法および装置を提供する。 【解決手段】 圧力値のオフセットを調整するための方
法において、圧力値を検出し(S1)、該圧力値を低域
ろ波し(S2)、低域ろ波された圧力値をオフセット値
として記憶する(S5)。その際、少なくとも、論理信
号が第一の値を持っているか或いは取っているという前
提条件が満たされた時に、低域ろ波された圧力値がオフ
セット値として記憶され(S5)、また論理信号が第二
の値を持っているか或いは取っている時には、代替値が
オフセット値として記憶される(S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力値を検出する
ステップと、この圧力値を低域ろ波するステップと、低
域ろ波された圧力値をオフセット値として記憶するステ
ップとを含む、圧力値のオフセットを調整するための方
法に関する。本発明は更に、圧力値を検出するための手
段と、この圧力値を低域ろ波するための手段と、低域ろ
波された圧力値をオフセット値として記憶するための手
段とを備えた、圧力値のオフセットを調整するための装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビークルダイナミクス(車両動特性)を
制御するための数多くのシステムでは、ブレーキシステ
ム内の圧力を精確に確定することが必要である。例えば
車両の走行状態の電子安定プログラム(ESP)の場合
には、短い時間間隔で、例えば1秒間に25回、監視さ
れる。任意の個別車輪に対して狙いを定めたブレーキ介
入によって、また場合によってはエンジン出力の引き下
げによって、車両は安定化され、また軌道へ戻される。
例えばアンダーステアされた(操舵不足状態の)カーブ
では車両は外へ向かって振り出される。電子安定プログ
ラム(ESP)は、振り出される前にカーブの内側の車
輪にブレーキを掛け、エンジン出力を引き下げる。これ
によって車両はカーブの中に維持される。
【0003】圧力を通じてブレーキシステムに対する効
果的な介入を行うことが出来る様にするためには、ブレ
ーキシステム内の圧力を精確に知ることが極めて重要で
あるから、圧力センサ信号のオフセット値を出来るだけ
精確に確定することは有意義である。この様にすること
によって、高い制御精度を達成することが出来、また圧
力値が最大値をオーバーした場合には、誤りのある圧力
値を認知することが出来る。オフセットの測定の際に
は、内部的に、例えばプリチャージポンプ或いはリター
ンポンプの作用によっても、或いは外部的に、ブレーキ
ペダルを通して認知されるドライバーの制動意思によっ
ても、高められた圧力値が残っていてはならない、とい
うことが確認されなければならない。この様な場合にの
みオフセット調整を行うことが出来る。何故なら、そう
でない場合には、例えばブレーキペダルの操作の際に、
高められた圧力センサ信号が生じるが、この場合には、
圧力の上昇は、圧力センサ或いは導管によって高められ
たオフセットに基づいて成立したものではないからであ
る。
【0004】オフセット調整が許されるための前提条件
の検出に当たって、特に、ドライバーの制動意思をタイ
ミング良く認知することが問題となる。その理由は、特
に、様々な車両で、とりわけペダル装置の弾性のため
に、急激で強力なブレーキペダル操作の場合、例えばパ
ニックブレーキングの場合には、既に制動意思に対応す
る圧力値が生じた時に、初めてブレーキライトスイッチ
がセットされるという現象が生じるということにある。
数多くのシステムで制動意思の表示器として利用される
ブレーキライトスイッチのセットは、例えば、20から
60ミリ秒の時間遅延をもって行われることがある。
【0005】その場合には、ブレーキライトスイッチ信
号の発生の時点で求められる圧力値は、実際のオフセッ
ト値に対応しておらず、場合によっては、この圧力値は
既にエラー認知のためのスイッチオフ閾値をオーバーし
ている。従来の論理回路では、次の様な許可条件、即
ち、ドライバーがブレーキペダルを操作していないこ
と、プリチャージポンプ或いはリターンポンプが作動さ
れていないか或いは最早余動も収まっていること、シス
テム内に不足電圧がないこと、システム内に残留圧力が
ないこと、が一定の時間長さの間満たされていた時に
は、圧力信号の低域ろ波が持続的に行われる。上に述べ
られたブレーキライトスイッチの遅延セッティングの故
に、第一の許可条件、即ち、ドライバーがブレーキペダ
ルを操作していないという条件が満たされないことにな
る。従って、信頼性のあるオフセット調整は最早行われ
得ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】圧力値の信頼性のある
オフセット調整が可能な方法および装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも、
論理信号が第一の値を持っているか或いは取っていると
いう前提条件が満たされた時に、低域ろ波された圧力値
がオフセット値として記憶されること、及び論理信号が
第二の値を持っているか或いは取っている時に、代替値
がオフセット値として記憶されることによって成り立っ
ている。この様にすることによって、低域ろ波された新
しい圧力値が、一定の前提条件が満たされているときに
のみオフセット値として記憶されるということが達成さ
れる。この前提条件は、好ましくは、ドライバーが、例
えばブレーキペダルの突然の操作によって、何らの制動
意思も示していない時に満たされる。しかしながらその
様な制動意思がある場合、即ち、論理信号が第二の値を
取っている場合には、安全上の理由から、システム内の
圧力及びこれと共に低域ろ波された圧力値が既に高めら
れた値を取っているということが前提とされるべきであ
る。従って、低域ろ波された圧力値は、論理信号が第二
の値を取っている場合には、オフセット値として記憶さ
れずに、代替値が援用される。それ故、オフセット調整
は、制動意思が示されている時間の間は凍結される。制
動意思がなくなると、オフセット調整は再び連続的に行
われる。
【0008】ブレーキライトスイッチがセットされない
か或いはセットされていない時に、論理信号が第一の値
を持つか或いは第一の値を取り、ブレーキライトスイッ
チがセットされるか或いはセットされている時に、論理
信号が第二の値を持っているか或いは取っているという
ことが特に有利である。これによって、ブレーキライト
スイッチ信号は、ドライバーに制動の意思があるか否か
についての基準として利用される。ブレーキライトスイ
ッチがセットされた場合には、制動意思によって誘起さ
れた高い圧力がブレーキシステム内にあるということが
高い蓋然性をもって推定される。従ってオフセット調整
は行われない。
【0009】論理信号の問い合わせが、逐次的な時間間
隔を持つ時間パターンの中で行われること、実際の時間
間隔の中での論理信号が第一の値を持っているか或いは
取っている時には、前の時間間隔の低域ろ波された圧力
値がオフセット値として記憶されること、及び実際の時
間間隔の中での論理信号が第二の値を持っているか或い
は取っている時には、代替値として最後から二番目の時
間間隔のオフセット値がオフセット値として記憶される
ことが、特に有利である。上記の時間パターンに基づい
て、過去に記憶されたオフセット値を代替値として利用
することが可能となる。この方法によって、最後から二
番目のオフセット値が代替値として記憶される時も、そ
のオフセット値が実際のオフセット値から過度にずれて
はいないということが保証される。かくして、ESPシ
ステムにおける高い制御精度が得られる。
【0010】論理信号が第一の値がFALSE(偽)で
あり、また第二の値がTRUE(真)である、二つの異
なる値を取り得るということが有利である。二値論理信
号は、簡単な方法でデジタル回路で処理出来る。
【0011】論理信号が第一の値を持っているか或いは
取っているという前提条件と並んでその他の前提条件が
満たされている時に、低域ろ波された圧力値がオフセッ
ト値として記憶されるということが有益である。上記の
その他の前提条件は、ブレーキシステムに対して何らの
影響も及ぼされないということと関係しており、このこ
とは精確なオフセット調整と矛盾している。
【0012】例えばこの点に関して、上記のその他の前
提条件が、プリチャージポンプ或いはリターンポンプが
作動していないか或いは余動を続けていないというこ
と、及びシステム内に不足電圧或いは残留圧力がないと
いうことが、有利である。これ等のすべての前提条件
は、オフセット値の正確な確定を妨げると考えられるの
で、オフセット調整が行われるべきか否かの決定の際
に、これ等の前提条件を考慮することが有益である。
【0013】時間パターンの時間間隔が、およそ200
ミリ秒の長さを持っていると有益である。急速なブレー
キペダル操作とブレーキライトスイッチのセットとの間
の一般的な遅延は、例えば、20から60ミリ秒の間に
あり得るから、200ミリ秒の長さの時間パターンは、
オフセット値の記憶のために適した値を利用出来る様に
するために適している。
【0014】オフセット値が、EEPROM(電気消去
型プログラマブル・ロム)に記憶されることが有益であ
る。EEPROMは、オフセット値を永久的に記憶させ
るために適したメモリチップであるが、それにもかかわ
らず、その際電気的な手段で、有利な時間サイクルで記
憶内容の変化を行わせることが出来る。
【0015】本発明は、少なくとも、論理信号が第一の
値を持っているか或いは取っているという前提条件が満
たされた時に、低域ろ波された圧力値がオフセット値と
して記憶されること、及び論理信号が第二の値を持って
いるか或いは取っている時に、代替値がオフセット値と
して記憶されることによって成り立っている。この様に
することによって、低域ろ波された新しい圧力値が、一
定の前提条件が満たされている時にのみオフセット値と
して記憶されるということが達成される。この前提条件
は、好ましくは、ドライバーが、例えばブレーキペダル
の突然の操作によって、何らの制動意思も示していない
時に満たされる。しかしながら、その様な制動意思があ
る場合、即ち、論理信号が第二の値を取っている場合に
は、安全上の理由から、システム内の圧力及びこれと共
に低域ろ波された圧力値が既に高められた値を取ってい
るということが前提とされるべきである。従って、低域
ろ波された圧力値は、論理信号が第二の値を取っている
場合には、オフセット値として記憶されず、代替値が援
用される。それ故、オフセット調整は、制動意思が示さ
れている時間の間は凍結される。制動意思がなくなる
と、オフセット調整は再び連続的に行われる。
【0016】EEPROM(電気消去型プログラマブル
・ロム)がオフセット値の記憶のために備えられている
と、特に有益である。EEPROMは、オフセット値を
永久的に記憶させるために適したメモリチップである
が、それにもかかわらず、その際電気的な方法で、有利
な時間サイクルで記憶内容の変化を行わせることが出来
る。
【0017】更に、タイマーが備えられていること、及
びEEPROMの内容がタイマーによってプリセットさ
れた時間間隔内で現実化されるということが有益であ
る。上記の時間パターンに基づいて、過去に記憶された
オフセット値を代替値として利用することが可能であ
る。この様な方法によって、最後から二番目の時間間隔
のオフセット値が代替値として記憶される時にも、該オ
フセット値が実際のオフセット値から過度にずれないと
いうことが保証される。かくして、ESPシステムにお
ける高い制御精度が得られる。
【0018】タイマーによってプリセットされる時間間
隔が、およそ200ミリ秒の長さを持っていると有益で
ある。急速なブレーキペダル操作とブレーキライトスイ
ッチのセットとの間の一般的な遅延は、例えば、20か
ら60ミリ秒の間の範囲にあり得るから、200ミリ秒
の長さの時間パターンは、オフセット値の記憶のために
適した値を利用出来る様にするために適している。
【0019】好ましくは、プリチャージポンプ或いはリ
ターンポンプの状態を測定するための手段が備えられて
いる。これによって、この状態がオフセット調整が行わ
れるか否かを決定する際に考慮される。
【0020】本発明は、圧力オフセット値の調整を特定
の前提条件の下で凍結することが可能であるという知見
に基づいている。特に、オフセット調整のその様な凍結
は、ドライバーの制動意思がブレーキライトスイッチの
セットによって認知される時に行われる。即ちその際に
は、ブレーキシステム内の圧力がオフセット調整のため
に適していないということが考えられる。そこで代替値
が用いられる。オフセットのためのこの代替値は、好ま
しくは最後から二番目の時間間隔の中にあるオフセット
値である。かくして、時間パターンの一般的な間隔の場
合には、実際の時点よりも二分の一秒前の大きさのレベ
ルのオフセット値が実際のオフセット値と見なされる。
これは受け入れ可能の近似であり、依然として、例え
ば、ESPシステム等における、安全システムの良好な
機能を保証している。
【0021】
【実施例】本発明が、添付の図面に即して好ましい実施
例に基づいて以下に例示として説明される。図1は、本
発明を説明するためのフローチャートである。このフロ
ーチャートで使われている記号は、それぞれ次のステッ
プを示している。
【0022】S1:圧力値の検出。 S2:検出された圧力値の低域ろ波。 S3:論理的ブレーキライト信号=真(TRUE)? S4:最後から二番目のオフセット値をオフセット値と
して記憶。 S5:前の時間間隔の低域ろ波された圧力値をオフセッ
ト値として記憶。
【0023】ステップS1では、ブレーキシステム内の
圧力値が検出される。この圧力値或いは圧力センサ信号
がステップS2で低域ろ波される。ステップS3では、
ブレーキライト信号が論理値TRUE(真)を取ってい
るか否かがチェックされる。更に論理的フローチャート
のこの場所で、その他の前提条件、即ちプリチャージポ
ンプ或いはリターンポンプが作動しているか或いは余動
を続けているか否か、システム内に不足電圧が無いか否
か或いは残留圧力がシステム内にあるか否か、がチェッ
クされる。例えば、ブレーキライト信号が論理値TRU
E(真)を取っているという前提条件が満たされていな
い場合(即ち、ブレーキライト信号が論理値FALSE
(偽)を取っている場合)には、プログラムの流れはス
テップS5へ移行する。ここでは、前の時間間隔の低域
ろ波された圧力値がオフセット値として記憶される。そ
うでない場合(即ち、例えば、ブレーキライト信号が論
理値TRUE(真)を取っている場合)には、プログラ
ムの流れはステップS4へ移行し、最後から二番目の時
間間隔のオフセット値がオフセット値として記憶され
る。
【0024】図2には時間図が示されており、この図に
は時間tに依存した三つの信号が示されている。時間t
は、使われている時間パターンに対応した200ミリ秒
の単位で示されている。信号aは論理的ブレーキライト
信号である。信号bは低域ろ波された圧力値である。信
号cは記憶されたオフセット値である。低域ろ波された
圧力値bは、第二の時間間隔の後で別の状態を取るとい
うことが分かる。ブレーキライトスイッチの信号aは、
第三の時間間隔の間論理値FALSE(偽)を取るの
で、第三の時間間隔からの低域ろ波された圧力値は、第
四の時間間隔の間オフセット値として記憶され、このこ
とは信号の流れcから知られる。
【0025】図3にも時間tに依存した信号a、b、及
びcが示されている。ここでも、時間パターンに対応し
た時間単位として、200ミリ秒が選ばれている。ブレ
ーキライトスイッチの信号aは、第三の時間間隔の間に
論理状態FALSE(偽)から論理状態TRUE(真)
へ移行する。第三の時間間隔内では、低域ろ波された圧
力値も高い値を取る。本発明によれば、ブレーキライト
スイッチの信号aが論理状態TRUE(真)へ変化する
ために、今や低域ろ波された圧力値は記憶されたオフセ
ット値として受け入れられない。それどころか、第三の
時間間隔の後は、最後から二番目の時間間隔の記憶され
たオフセット値が代替値として受け入れられるので、遅
延されたブレーキライトスイッチの信号に基づくオフセ
ット調整の歪が回避される。
【0026】本発明に基づく実施例についての以上の説
明は、単に例示の目的のために用いられるものであり、
本発明の限定を目的とするものではない。本発明の範囲
内で、様々な変更及び変更様態が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明のためのフローダイヤグラムであ
る。
【図2】本発明の説明のための第一の時間図を示す。
【図3】本発明の説明のための第二の時間図を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F055 AA39 BB20 CC60 DD20 EE40 FF13 GG33 HH01 3D046 BB21 CC02 EE01 HH16 JJ16 JJ21 KK12

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力値を検出するステップ(S1)と、 前記圧力値を低域ろ波するステップ(S2)と、 低域ろ波された圧力値をオフセット値として記憶するス
    テップ(S5)と、を有する、圧力値のオフセットを調
    整するための方法において、 少なくとも、論理信号が第一の値を持っているか或いは
    取っているという前提条件が満たされた時に、前記低域
    ろ波された圧力値がオフセット値として記憶される(S
    5)こと、及び前記論理信号が第二の値を持っているか
    或いは取っている時に、代替値がオフセット値として記
    憶される(S4)こと、を特徴とする、圧力値のオフセ
    ットを調整するための方法。
  2. 【請求項2】 ブレーキライトスイッチがセットされな
    いか或いはセットされていない時に、前記論理信号が第
    一の値を持っているか或いは取っていること、及びブレ
    ーキライトスイッチがセットされるか或いはセットされ
    ている時に、前記論理信号が第二の値を持っているか或
    いは取っていること、を特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 論理信号の問い合わせが、逐次的な時間
    間隔を持つ時間パターンの中で行われること、 実際の時間間隔の中での前記論理信号が第一の値を持っ
    ているか或いは取っている時に、前の時間間隔の低域ろ
    波された圧力値がオフセット値として記憶される(S
    5)こと、及び実際の時間間隔の中での前記論理信号が
    第二の値を持っているか或いは取っている時に、代替値
    として最後から二番目の時間間隔のオフセット値がオフ
    セット値として記憶される(S4)こと、を特徴とする
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記論理信号が二つの異なる値を取り得
    ること、 前記第一の値が、FALSE(偽)であること、及び前
    記第二の値が、TRUE(真)であること、を特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記論理信号が第一の値を持っているか
    或いは取っているという前提条件と並んでその他の前提
    条件が満たされている時に、前記低域ろ波された圧力値
    がオフセット値として記憶されることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記その他の前提条件が、プリチャージ
    ポンプ或いはリターンポンプが作動されていないか或い
    は余動を続けていないということ、及びシステム内に不
    足電圧或いは残留圧力が無いことであることを特徴とす
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記時間パターンの時間間隔が、およそ
    200ミリ秒の長さを持つことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記オフセット値が、EEPROM(電
    気消去型プログラマブル・ロム)に記憶されることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 圧力値を検出するための手段と、 前記圧力値を低域ろ波するための手段と、 低域ろ波された圧力値をオフセット値として記憶するた
    めの手段と、を備えた、圧力値のオフセットを調整する
    ための装置において、 少なくとも、論理信号が第一の値を持っているか或いは
    取っているという前提条件が満たされた時に、前記低域
    ろ波された圧力値がオフセット値として記憶される(S
    5)こと、及び前記論理信号が第二の値を持っているか
    或いは取っている時に、代替値がオフセット値として記
    憶される(S4)こと、を特徴とする、圧力値のオフセ
    ットを調整するための装置。
  10. 【請求項10】 前記オフセット値の記憶のために、E
    EPROM(電気消去型プログラマブル・ロム)を備え
    たことを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 タイマーが備えられていること、及び
    前記EEPROMの内容が、前記タイマーによってプリ
    セットされた時間間隔内で現実化されること、を特徴と
    する請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記タイマーによってプリセットされ
    る時間間隔が、およそ200ミリ秒の長さを持つことを
    特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記前提条件としてプリチャージポン
    プ或いはリターンポンプの状態をさらに測定するための
    手段を備えたことを特徴とする請求項9ないし12のい
    ずれかに記載の装置。
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