JP2002250557A - 浴槽湯水強制循環装置 - Google Patents

浴槽湯水強制循環装置

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JP2002250557A
JP2002250557A JP2001049622A JP2001049622A JP2002250557A JP 2002250557 A JP2002250557 A JP 2002250557A JP 2001049622 A JP2001049622 A JP 2001049622A JP 2001049622 A JP2001049622 A JP 2001049622A JP 2002250557 A JP2002250557 A JP 2002250557A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤作動が少なくフイルターの目詰まりが末期
状態になる前に作動させることを可能となる浴槽湯水強
制循環装置の提供をする。 【構成】 浴槽2に接続して浴槽2内の湯水を循環させ
る循環ポンプ11を内部に設けており、該循環ポンプ1
1の吸い込み側には圧力検知手段17が設けられ、該圧
力検知手段17と前記循環ポンプ11の間には絞り部1
6が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の湯水を強
制的に循環させる循環ポンプを内蔵することにより可能
となる各種機能、例えば気泡発生機能、追い焚き機能、
浴槽水のろ過機能、浴槽洗浄機能等を単独又は複合して
備え、その他給湯機能や、暖房機能等も併せて備えた装
置又は機器、いわゆる気泡発生装置(ジェットバス装
置)、強制循環式ふろがま、給湯機能付き強制循環式ふ
ろがま等である浴槽湯水強制循環装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の浴槽湯水強制循環装置は浴槽内の
湯水を循環させるため入浴者の髪の毛や垢等を同時に吸
い込むことになり、これらの入浴者の髪の毛や垢等は浴
槽湯水強制循環装置に内蔵する循環ポンプにそのまま吸
い込まれ入れてしまうと循環ポンプの循環流量の減少
や、これが高じた場合は循環ポンプ自体を破損させる場
合があった。これを防ぐため循環ポンプの吸込口に連接
する浴槽内の開口部や循環ポンプの吸込口に連接する管
の途中に網や多孔質体等よりなるフイルターを着脱自在
になるように設けて前記入浴者の髪の毛や垢等を前記循
環ポンプに吸い込まれないようにし、かつ前記フィルタ
ーで補足した前記入浴者の髪の毛や垢等を前記フィルタ
ーが脱着できることにより簡単に除去(フィルターの掃
除)ができるものとなっていた。ところが、通常、前記
浴槽湯水強制循環装置の取扱説明書や注意表示等には使
用が所定の期間に達した場合は必ずフィルターの掃除を
励行するように明示しているが、使用者は前記浴槽湯水
強制循環装置が異常なく使用できる限りは前記フィルタ
ーの掃除をする必要があるとは感じないため、フィルタ
ーの目詰まりを検知する圧力検知手段を前記フィルター
の取付位置より下流の循環ポンプの吸込口に連接する管
に設けて、フィルターの目詰まりが所定の負圧となった
時点で前記浴槽湯水強制循環装置の運転を停止させるよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の浴槽湯水強制循環装置は以下の課題を有していた。 a.浴槽湯水強制循環装置として圧力検知手段を使用す
る場合は、吸込口側の圧力が所定以上の負圧(仮に、−
Pj kPaに設定されているものとする。)になった時点
で検知させるようにしてあるが、循環ポンプの作動直後
においては短時間ではあるが急激な負圧への落ち込み現
象が発生するため浴槽湯水強制循環装置が通常の運転中
に発生するであろう負圧に対して所定の余裕率をもって
前記所定以上の負圧(−Pj kPa)を定めたとしても、
前記圧力検知手段は誤動作し易くなるという問題があっ
た。
【0004】b.そのため、前記所定以上の負圧(−P
j kPa)を定める際にできるだけ余裕率を見込んで定め
るため、浴槽湯水強制循環装置の循環量が減少したこと
が使用者にはっきりと判る程度に前記フィルターへほぼ
完全に目詰まりした状態、いわゆる末期状態にならない
と、圧力検知手段により負圧を検知させて使用者に表
示、音声又は運転状態の停止等による警告をすることが
できないという問題があった。
【0005】c.また、浴槽湯水強制循環装置が加熱手
段を内蔵する強制循環式ふろがま又は給湯機能付き強制
循環式ふろがま等の場合は、前述のように浴槽湯水強制
循環装置の循環量が減少したことが使用者にはっきりと
判る程度に前記フィルターへほぼ完全に目詰まりした状
態で加熱手段により加熱を行うことは、循環流量が減少
して温度上昇幅が増加することにより熱効率が低下し、
沸き上がりまでの時間が長くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、誤作動が少なくフイルターの目詰まりが末期状態に
なる前に作動させることができる浴槽湯水強制循環装置
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の浴槽湯水強制循
環装置、特に限定するならば気泡発生装置は、浴槽に接
続して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプを内部に設
けており、該循環ポンプの吸い込み側には圧力検知手段
が設けられ、該圧力検知手段と前記循環ポンプの間には
絞り部が設けられた構成とした。これにより、誤作動が
少なくフイルターの目詰まりが末期状態になる前に作動
させることを可能とした。
【0008】また、本発明の浴槽湯水強制循環装置、特
に限定するならば給湯器付強制循環式ふろがまは、浴槽
に接続して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプと、該
循環ポンプの吸い込み側に設けた絞り部と、該絞り部の
上流側から分岐し該絞り部の下流側で再び合流するバイ
パス水路と、該バイパス水路途中に設けた熱交換器と、
該熱交換器を流れる湯水を加熱する加熱手段とを、内部
に設けた浴槽湯水強制循環装置において、前記絞り部の
上流側のバイパス水路には圧力検知手段が設けられた構
成とした。これにより、誤作動が少なくフイルターの目
詰まりが末期状態になる前に作動させることを可能とし
た。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における浴槽湯水強制循環
装置の実施の形態について、以下図面を用いて説明す
る。図1は浴槽湯水強制循環装置の実施例としての気泡
発生装置の構成図であり、図2は浴槽湯水強制循環装置
の他の実施例としての給湯機能付き強制循環式ふろがま
の構成図、図3、図4及び図5は浴槽湯水強制循環装置
の圧力変化に関する各種の説明図である。各部の説明に
おいて、同じ箇所には同じ符号を付けて説明を省略す
る。
【0010】図1の本発明の浴槽湯水強制循環装置の構
成図中、1は浴槽湯水強制循環装置の一種である気泡発
生装置、2は浴室内に設置した浴槽、3は該浴槽2の近
傍に設けた前記気泡発生装置1の気泡の発生の開始及び
停止等の操作を行うスイッチと前記気泡発生装置1の運
転状態を表示する表示部を有したリモコン、11は前記
気泡発生装置1に内蔵した循環ポンプ、12は前記気泡
発生装置1の外面に設けた前記浴槽2への後述する往き
配管を接続するための接続口である往き配管接続口、1
3は前記気泡発生装置1の外面に設けた前記浴槽2より
の後述する戻り配管を接続するための接続口である戻り
配管接続口、14は前記循環ポンプ11の吐出口より前
記往き配管接続口12までの前記気泡発生装置1内の管
である往き管、15は前記戻り配管接続口13より前記
循環ポンプ11の吸入口への前記気泡発生装置1内の管
である戻り管、16は該戻り管15の途中に設け、該戻
り管の内側に凹ませる又は、内側に内径を狭める部品を
挿入する等により設けた絞り部、17は前記戻り管15
の途中で該絞り部16と前記戻り配管接続口13の間に
設けた圧力検知手段、18は前記リモコン3の操作内容
に従い前記循環ポンプ11の駆動を制御し、同時に前記
循環ポンプ11の駆動内容を前記リモコン3に表示する
ように送信する前記気泡発生装置1に内蔵する制御部
で、該制御部18は同時に前記圧力検知手段17の検知
信号を受けてその検知内容に従い所定の動作を行う。
【0011】21は前記浴槽2に取り付けてある往き循
環金具、22は前記浴槽2に取り付けてある戻り循環金
具、23は前記往き循環金具21と一体となっている気
泡吐出用ノズル、24は前記戻り循環金具22に着脱自
在に取り付けた髪の毛や垢等を捕集する金網や多孔体か
らなるフィルター、25は前記往き配管接続口12と前
記往き循環金具21とを連接する往き配管、26は前記
戻り配管接続口13と前記戻り循環金具22を連接する
戻り配管、27は前記往き循環金具21に外部の空気を
吸入する管である空気管、28は該空気管の途中におい
て電動又は手動によって開閉する空気弁である。
【0012】ここで前記気泡発生装置1の動きを説明す
ると、浴槽2には気泡吐出用ノズル23を越える水位ま
で前もってお湯が満たされているものとして、使用者は
入浴中に気泡による運転を行う場合は、浴室内にあるリ
モコン3の気泡運転開始のスイッチ(図示せず)を入れ
る。リモコン3よりの気泡運転開始の指令により制御部
18は循環ポンプ11の駆動を開始する。循環ポンプ1
1の駆動により浴槽2内の湯はフィルター24、戻り循
環金具22、戻り配管26、戻り配管接続口13、圧力
検知手段17及び絞り部16が設けられた戻り管15、
循環ポンプ11、往き管14、往き配管接続口12、往
き配管25、往き循環金具21、気泡吐出ノズル23を
通り再び前記浴槽2に戻る。
【0013】この時空気弁28を使用者が手動により開
とするか前述のリモコン3の気泡運転開始のスイッチを
入れると、制御部18により前記循環ポンプ11の駆動
と同時に又は若干遅れて電気的に開とさせる。空気弁2
8が開となると、往き循環金具21は該往き循環金具2
1の入り口側を絞るノズルを持っているので内部に向か
って前記循環ポンプ11により吐出圧が加えられた湯に
よるエゼクター効果により空気管27を通じて前記空気
弁28より空気を吸い込む。これにより、前記気泡吐出
用ノズル23よりは浴槽2で吸い込んだ湯に空気が混ざ
って噴出する。この気泡運転を停止する場合は、前記リ
モコン3の運転停止スイッチ(図示せず)を操作して前
記循環ポンプ11を停止させ、手動又は自動で前記空気
弁28を閉止する。
【0014】図2の別の実施例である浴槽湯水強制循環
装置の構成図中、4は浴槽湯水強制循環装置の一種であ
る給湯機能付き強制循環式ふろがま、5は該浴槽2の近
傍に設けた前記給湯機能付き強制循環式ふろがま4の給
湯の設定、追い焚きの開始又は停止及び気泡の発生の開
始又は停止等の操作を行うスイッチと前記給湯機能付き
強制循環式ふろがま4の運転状態を表示する表示部を有
したリモコン、31は前記給湯機能付き強制循環式ふろ
がま4に内蔵した循環ポンプ、32は前記給湯機能付き
強制循環式ふろがま4の外面に設けた浴槽2への往き配
管25を接続するための接続口である往き配管接続口、
33は前記給湯機能付き強制循環式ふろがま4の外面に
設けた前記浴槽2よりの戻り配管26を接続するための
接続口である戻り配管接続口、34は前記循環ポンプ3
1の吐出口より前記往き配管接続口32までの前記給湯
機能付き強制循環式ふろがま4内の管である往き管、3
5は前記戻り配管接続口33より前記循環ポンプ31の
吸入口への前記給湯機能付き強制循環式ふろがま4内の
管である戻り管、36は該戻り管35の途中に設け、該
戻り管35の内側に凹ませる又は、内側に内径を狭める
部品を挿入する等により設けた絞り部である。
【0015】37は後述する往きバイパス管の途中に設
けた圧力検知手段、38は前記リモコン5の操作内容に
従い前記循環ポンプ31及び後述する加熱手段の運転を
制御し、同時に前記循環ポンプ31及び加熱手段の運転
内容を前記リモコン5に表示するように送信する前記給
湯機能付き強制循環式ふろがま4に内蔵する制御部で、
該制御部38は同時に前記圧力検知手段37、後述する
水温検知手段及び後述する浴槽水温検知手段の検知信号
を受けてその検知内容に従い所定の動作を行う。39は
後述する往きバイパス管の途中に設けた循環する浴槽2
の浴水の温度を半導体式、熱電対式、気体膨張式等によ
り検知する浴槽水温検知手段である。
【0016】40は1缶2水路式熱交換器で、内部に減
圧した水道水を給水配管により給水し浴槽や台所等の給
湯栓(図示せず)に給湯配管により供給する湯を貯湯す
る槽である給湯熱交換水路41と、該給湯熱交換水路4
1に内蔵して間接的に加熱されるコイル状の追い焚き熱
交換水路42を有している。43は石油、ガス、電気等
を熱源とする前記1缶2水路熱交換器40の加熱手段、
44は前記1缶2水路式熱交換器40の外面に設けた前
記追い焚き熱交換水路42の入口側接続口、45は前記
1缶2水路式熱交換器40の外面に設けた前記追い焚き
熱交換水路42の出口側接続口、46は前記戻り管35
の絞り部36の上流側より分岐して前記入口側接続口4
4へと連接する往きバイパス管、47は前記出口側接続
口45から前記戻り管35の途中に設けられた前記絞り
部36と前記循環ポンプ31の吸入口の間に合流して連
接する戻りバイパス管、48は前記給湯熱交換水路41
に設け前記給湯熱交換水路41内に貯湯された水温を半
導体式、熱電対式、気体膨張式等により検知する水温検
知手段である。
【0017】ここで前記給湯機能付き強制循環式ふろが
ま4の動きについて、給湯運転に関しては本発明とは直
接関係ないので簡単に説明する。前記給湯熱交換水路4
1に減圧弁(図示せず)により減圧した水道水を給水す
ることによって前記加熱手段43を前記水温検知手段4
8の検知する水温が前記リモコン5で設定された温度に
なるまで加熱し、内部に貯湯された水を昇温させて湯と
しこれを給湯熱交換水路41に連接した給湯管(図示せ
ず)で台所や浴室等に設けた給湯栓(図示せず)を開く
ことにより前記湯を利用するものである。前記リモコン
5においては、前述の給湯運転時の湯温の設定や、加熱
手段43が加熱を行っていることの表示等が可能となっ
ている。
【0018】次に追い焚き運転に関して説明すると、予
め浴槽2には水道水が汲み置かれているものとして、使
用者が追い焚き運転を開始するには、リモコン5に設け
られた追い焚きスイッチ(図示せず)を入れる。前記追
い焚きスイッチを入れることにより循環ポンプ31が駆
動を開始し、浴槽2に汲み置かれた水道水は、フィルタ
ー24、戻り循環金具22、戻り配管26、戻り配管接
続口33、戻り管35、往きバイパス管46、入口側接
続口44、追い焚き熱交換水路42、出口側接続口4
5、戻りバイパス管47、戻り管35、循環ポンプ3
1、行き管34、往き配管接続口32、往き配管25、
往き循環金具21、気泡吐出用ノズル23を通過して、
再び浴槽2へと戻る。これは、戻り管35に絞り部36
があることにより、前記絞り部36の上流側にある前記
往きバイパス管46の入口へと浴水の一部が流れ前述の
往きバイパス管46、入口側接続口44、追い焚き熱交
換水路42、出口側接続口45、戻りバイパス管47よ
り前記戻り管35の絞り部36の下流側へと連接するバ
イパス循環水路が構成される。もちろん、循環する浴水
の大部分は、戻り管35、該戻り管35の途中にある前
記絞り部36を通過し、循環ポンプ31、往き管34へ
と流れる。
【0019】この時、前記給湯熱交換水路41に前述の
給湯運転と同様に減圧された水道水が給水されており、
この給水された水道水が前述の給湯運転と同様に加熱手
段43で加熱された湯となっているものとすると、追い
焚き熱交換水路42は前記湯に前記給湯熱交換水路41
内部で外表面が浸されているので、前記循環ポンプ31
の駆動で前記浴槽2内に汲み置かれた浴水を循環させる
と、前記追い焚き熱交換水路42を通過する浴水が間接
的に加熱手段43で加熱されることとなる。ここで、前
記浴槽2内に汲み置かれた浴水の温度が低い場合には、
前記追い焚き熱交換水路42内を通過する時に浴水は加
熱されて温度が上昇するが、前記給湯熱交換水路41に
貯湯された湯は逆に熱を奪われて温度が低下し、前記水
温検知手段48で検知する水温が追い焚き運転時の給湯
熱交換水路41の設定温度以下に低下した場合には、前
記加熱手段43は前記給湯熱交換水路41の加熱を行
う。
【0020】浴槽2内の浴水の温度は前記往きバイパス
管46に設けた前記浴槽水温検知手段39で検知した循
環水の水温が前記リモコン5で設定した浴槽2の沸き上
げ温度になった時点で前記循環ポンプ31の駆動を停止
する。また、使用者は前記リモコン5に設けられた追い
焚きスイッチ(図示せず)を切ることにより、任意に追
い焚き運転を停止することができる。
【0021】最後に気泡運転について説明すると、予め
浴槽2には気泡吐出用ノズル23を越える水位まで水道
水又はお湯が汲み置かれているものとすると、使用者は
入浴中に気泡による運転を行うためには、浴室内にある
リモコン5の気泡運転開始のスイッチ(図示せず)を入
れる。リモコン5よりの気泡運転開始の指令により制御
部38は循環ポンプ31の駆動を開始する。循環ポンプ
31の駆動により浴槽2内の湯はフィルター24、戻り
循環金具22、戻り配管26、戻り配管接続口33、絞
り部36が設けられた戻り管35、循環ポンプ31、往
き管34、往き配管接続口32、往き配管25、往き循
環金具21、気泡吐出ノズル23を通り再び前記浴槽2
へと戻る。もちろんこの場合においても、前述の追い焚
き運転と同様に前記戻り管35から分岐して、圧力検知
手段37及び浴槽水温検知手段39の設けられた往きバ
イパス管46、入口側接続口44、追い焚き熱交換水路
42、出口側接続口45、戻りバイパス管47より前記
戻り管35の絞り部36の下流側へと合流する追い焚き
用のバイパス循環水路にも一部循環水が流れる。よっ
て、気泡運転中においても同時に追い焚き運転を行うこ
とは可能となり、追い焚き運転を同時に行う場合は加熱
手段43の加熱を開始する温度を自動的に高温にするこ
とにより対応し、気泡運転だけの場合は、加熱運転を行
わないようにするか、加熱手段43の加熱を開始する温
度を入浴温度程度に設定することにより保温のみは行え
るようにする。
【0022】この時空気弁28が使用者が手動により開
とするか前述のリモコン5の気泡開始のスイッチを入れ
ることにより制御部38により前記循環ポンプ31の駆
動と同時に又は若干遅れて電気的に開とさせる。空気弁
28が開となると、往き循環金具21は該往き循環金具
21の入り口側を絞るノズルを持っているので内部に向
かって前記循環ポンプ31により吐出圧が加えられた湯
のエゼクター効果により空気管27を通じて前記空気弁
28より空気を吸い込む。これにより、前記気泡吐出用
ノズル23よりは浴槽2で吸い込んだ湯に空気が混ざっ
て噴出する。この気泡運転を停止する場合は、前記リモ
コン5の運転停止スイッチ(図示せず)を操作して前記
循環ポンプ31を停止すると共に手動又は自動で前記空
気弁28を閉止する。
【0023】次ぎに図1の気泡発生装置1の圧力検知手
段17の検知圧力について説明する。前述の循環ポンプ
11が駆動することにより浴槽2の湯が循環する場合、
循環ポンプ11を循環の基点として、循環ポンプ11の
下流側、例えば、往き管14、往き配管25等はポンプ
の吐出により正圧が加わり、循環ポンプ11の上流側、
例えば戻り管15、戻り配管26等内の圧力は負圧とな
る。図3は前述の浴槽2の戻り循環金具22、戻り配管
26、戻り配管接続口13,戻り管15より循環ポンプ
11までの循環ポンプ11の平常運転時の圧力について
表したグラフである。図3の破線は図1の戻り管15内
に絞り部16が設けられてない場合であり、実線は図1
の様に戻り管15内に絞り部16が設けられている場合
である。ここで、従来のように戻り管15に絞り部16
が設けられてない場合は、浴槽2内の戻り循環金具22
近傍の圧力は浴槽に満たされたお湯の水圧により若干の
正圧となっている。次に戻り循環金具22内において浴
槽2のお湯が循環ポンプ11に吸い込まれることにより
負圧となり、前記戻り配管26から前記戻り管15へと
循環ポンプ11に近づくに連れて漸次水圧が小さく(負
圧が大きく)なって行くが、前記戻り配管26及び前記
戻り管15の有効断面積が循環ポンプの吸込口の断面積
を確保できる程度であり戻り配管26の長さが2〜3m
程度であれば、戻り循環金具22の近傍及び前記循環ポ
ンプ11の吸入口近傍の負圧には大きな差が生まれず図
3の破線のようにほぼ水平となる。ここで、ほぼ水平に
下がった負圧を−Pa kPaと表す。
【0024】次に、図3の実線で表した戻り管15に絞
り部16を設けた場合は、浴槽2内は前述の絞り部16
を設けない場合と同様だが、該絞り部16を境として上
流側及び下流側で圧力の差が生まれることになり、この
上流側の負圧を−Pb1 kPaとし、下流側の負圧を−Pb2
kPaと表す。よって、これらの負圧は図3より−Pb1kP
a>−Pb2 kPaであり、絞り部16のあるなしにより若
干絞り部16を設けた方が負圧が大きくなるが、ほとん
ど差はなくほぼ等しいものとなるので、−PakPa≒−P
b2 kPaとなる。
【0025】次に、図4のグラフは循環ポンプ11の駆
動直後の時間経過と前記戻り管16の絞り部16の上流
側(平常運転時の圧力−Pb1 kPa)と下流側(平常運転
時の圧力−Pb2 kPa)の圧力変化を表したもので、循環
ポンプ11が駆動してない場合は浴槽に満たされたお湯
の水圧により若干の正圧となっているが循環ポンプ11
が駆動を開始すると吸い込み側の抵抗が大きいため短時
間ではあるが平常運転時の圧力より小さい圧力(負圧と
しては大きい圧力で、その時の最大変化幅を各々−Pα
1 kPa、−Pα2 kPa)になりその後循環が継続すると平
常運転時の圧力−Pb1 kPa及び−Pb2 kPaになる。前述
の様に絞り部16を設けない場合との関係で−Pa kPa
≒−Pb2 kPaであるので、絞り部を設けない場合も−P
b2 kPaと同じ動きとなる。
【0026】圧力検知手段17を検知させる必要がある
フィルター24が目詰まりした場合について図5により
説明すると、フィルター24が目詰まりしていくと前述
の負圧の関係は全体的にマイナス方向に大きくなり究極
的には、循環ポンプ11の能力限界の負圧が前記フィル
ター24より下流の戻り配管26及び戻り管15等の循
環ポンプ11吸入口までの全部に渡って、この循環ポン
プ11の能力限界の負圧となる。この循環ポンプ11の
能力限界の負圧を−Pmax kPaとして図5においては破
線で表し、平常運転状態(−Pb1 kPa又は−Pb2 kPa)
から能力限界の負圧(−Pmax kPa)へと移行する状態
を−Pb1′ kPa、−Pb1″ kPa又は−Pb2′ kPa、−P
b2″ kPaへとして細線で表している。図5で判る様に、
絞り部16の上流側の平常運転状態から循環ポンプ11
の能力限界の負圧への変化幅−Pmax kPa−(−Pb1 kP
a)(これをΔPb1と表す)と、絞り部16の下流側の
平常運転状態から循環ポンプ11の能力限界の負圧への
変化幅−Pmax kPa―(―Pb2 kPa)(これをΔPb2と
表す)とを比較するとΔPb1>ΔPb2となり、変化する
割合が絞り部16の上流側の方が大きくなる。
【0027】以上のことから、圧力検知手段17の設定
圧力(これを−Ps kPaと表す)を、図4の駆動時の一
時的な変化幅(−Pα1 kPa)を加えた−(Pb1 kPa+
Pα1kPa)>−Ps kPaとしてかつ、設定圧力は前述の
関係より循環ポンプ11の能力限界の負圧より小さくす
る必要がないことから、−Ps kPa>−Pmax kPaの間で
定めれば良いこととなる。これにより、圧力検知手段1
7で検知する設定圧力(−Ps kPa)は絞り部16を設
けないものより小さい設定圧力にすることが可能とな
り、圧力検知手段17が設定圧力を検知した時は、制御
部18においてこの設定圧力の検知の信号を受け、リモ
コン3にフィルター24の詰まりである旨を文字又は図
形に表した表示や赤色の発光ダイオードや電球等による
警報ランプの点灯又は点滅による表示、前記リモコン3
にブザーや音声を発する機能を持つ場合にはこの音声等
による使用者への注意の呼びかけを行うようにしてい
る。このフィルター24の詰まりにおいて、表示等を行
う場合に循環ポンプ11の駆動を同時に停止するように
しても良い。
【0028】また、図2の給湯機付き強制循環式ふろが
ま4については往きバイパス管46に圧力検知手段37
が設けてあるが、戻り管35に設けられた絞り部36の
上流側より前記往きバイパス管46を分岐しており、該
往きバイパス管46は追い焚き熱交換水路42及び戻り
バイパス管47と戻り管35の絞り部36の下流側と連
接しているが、追い焚き熱交換水路42は給湯熱交換水
路41の内部の湯と熱交換する必要があるので全長を長
くして表面積を増加させているため、内部の圧力が図3
の−Pb1 kPaから−Pb2 kPaへと変化する過程は緩やか
になる。よって該往きバイパス管46の範囲であれば図
3の−Pb1 kPaに近いもので余り大きく変化せず、戻り
管35の絞り部36の上流側に圧力検知手段37を設け
るのとほぼ等しくなり、前述図1の実施例と同様に説明
できる。
【0029】以上のように実施の形態において浴槽湯水
強制循環装置は構成されているので以下の作用を有す
る。 a.請求項1においては、浴槽湯水強制循環装置(図1
の気泡発生装置)の安全装置である戻り管の絞り部が設
けられた位置より上流にある圧力検知手段は戻り管に設
けた絞り部により、絞り部を設けない時に比較して循環
ポンプの駆動時に発生する急激な負圧への落ち込み現象
に対して負圧における圧力変動を小さくするという作用
を有する。 b.請求項2においては、浴槽湯水強制循環装置(図2
の給湯器付強制循環式ふろがま)の安全装置である戻り
管の絞り部の上流側で分岐した往きバイパス管に設けた
圧力検知手段は戻り管に設けた絞り部により、絞り部を
設けない時に比較して循環ポンプの駆動時に発生する急
激な負圧への落ち込み現象に対して負圧における圧力変
動を小さくするという作用を有する。
【0030】
【発明の効果】本発明により、浴槽湯水強制循環装置は
以下の効果を有する。 A.前述のaの作用を有することにより、浴槽湯水強制
循環装置(図1の気泡発生装置)の安全装置である戻り
管の絞り部が設けられた位置より上流にある圧力検知手
段は、設定圧力を小さい負圧に設定することが可能とな
るので、循環ポンプの駆動時における誤作動を少なくす
ることができることと、同時にフィルターの目詰まりの
末期になる前に作動することができ、使用者に早い段階
で検知したことを知らせることが可能となるので、フイ
ルター等の掃除も容易になる。 B.前述のbの作用を有することにより、浴槽湯水強制
循環装置(図2の給湯器付強制循環式ふろがま)の安全
装置である戻り管の絞り部の上流側で分岐した往きバイ
パス管に設けた圧力検知手段は、設定圧力を小さい負圧
に設定することが可能となるので、循環ポンプの駆動時
における誤作動を少なくすることができることと、同時
にフィルターの目詰まりの末期になる前に作動すること
ができ、使用者に早い段階で検知したことを知らせるこ
とが可能となるので、フイルター等の掃除も容易にな
る。また、同時に早い段階で使用者に知らせることがで
きるので、追い焚き熱交換水路の循環水量を低下させな
いので、沸き上がりまでの時間が長くなることはないと
いう効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽湯水強制循環装置の実施形態であ
る気泡発生装置の構成図である。
【図2】本発明の浴槽湯水強制循環装置の別実施形態で
ある給湯器付強制循環式ふろがまの構成図である。
【図3】実施例における圧力変化に関する説明図であ
る。
【図4】循環ポンプの駆動時における時間と圧力の変化
に関する説明図である。
【図5】実施例におけるフイルターの目詰まりに対応す
る圧力変化に関する説明図である。
【符号の説明】
1 気泡発生装置 2 浴槽 3、5 リモコン 4 給湯機能付き強制循環式ふろがま 11、31 循環ポンプ 12、32 往き配管接続口 13、33 戻り配管接続口 14、34 往き管 15、35 戻り管 16、36 絞り部 17、37 圧力検知手段 18、38 制御部 21 往き循環金具 22 戻り循環金具 23 気泡吐出用ノズル 24 フィルター 25 往き配管 26 戻り配管 27 空気管 28 空気弁 39 浴槽水温検知手段 40 1缶2水路熱交換器 41 給湯熱交換水路 42 追い焚き熱交換水路 43 加熱手段 44 入口側接続口 45 出口側接続口 46 往きバイパス管 47 戻りバイパス管 48 水温検知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽に接続して浴槽内の湯水を循環させ
    る循環ポンプを内部に設けた浴槽湯水強制循環装置にお
    いて、前記循環ポンプの吸い込み側には圧力検知手段が
    設けられ、該圧力検知手段と前記循環ポンプの間には絞
    り部が設けられていることを特徴とする浴槽湯水強制循
    環装置。
  2. 【請求項2】 浴槽に接続して浴槽内の湯水を循環させ
    る循環ポンプと、該循環ポンプの吸い込み側に設けた絞
    り部と、該絞り部の上流側から分岐し該絞り部の下流側
    で再び合流するバイパス水路と、該バイパス水路途中に
    設けた熱交換器と、該熱交換器を流れる湯水を加熱する
    加熱手段とを、内部に設けた浴槽湯水強制循環装置にお
    いて、前記絞り部の上流側のバイパス水路には圧力検知
    手段が設けられていることを特徴とする浴槽湯水強制循
    環装置。
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