JP2018169069A - 風呂装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】風呂アダプタに汚れが付着している状態を適切に検出すること。【解決手段】浴槽Yと追焚用加熱部28とを接続する追焚用循環路31,32と、その追焚用循環路31,32を通して浴槽Y内の湯水を循環させる循環ポンプ33とが備えられ、追焚用循環路31,32は、浴槽Yに備えられる風呂アダプタ30を介して浴槽Yに接続され、追焚用循環路31,32にて循環される湯水の循環量の低下に関する循環量情報を検出する循環量情報検出部3aと、その循環量情報検出部3aにて検出される循環量情報に基づいて、風呂アダプタ30に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定部3bとが備えられている。【選択図】図1
Description
本発明は、浴槽内の湯水を追焚き可能な風呂装置に関する。
上記のような風呂装置は、浴槽と追焚用加熱部とを接続する追焚用循環路と、その追焚用循環路を通して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプとが備えられ、追焚用循環路は、浴槽に備えられた風呂アダプタを介して浴槽に接続されている。風呂装置は、追焚用加熱部にて浴槽内の湯水を加熱する状態で追焚用循環路にて浴槽と追焚用加熱部との間で浴槽内の湯水を循環させることで、浴槽内の湯水の追焚きを行っている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1に記載の風呂装置では、追焚用循環路の途中部にろ過槽が備えられ、浴槽内の湯水をろ過槽を通過させる状態で追焚用循環路にて浴槽内の湯水を循環させて、浴槽内の湯水の浄化を行っている。また、特許文献1に記載の風呂装置では、給湯用加熱部にて加熱された温水を追焚用循環路にてろ過槽に対して逆流させ、その逆流させた温水を浴槽に排水する逆洗浄を行っている。
このように、逆洗浄を行うことで、ろ過槽の汚れを含む湯水が風呂アダプタに供給されて、風呂アダプタに汚れが付着していくことから、逆洗浄を行った回数が設定回数に達すると、ユーザに対して風呂アダプタの清掃を促す表示をリモコン等にて行っている。
上記特許文献1に記載の風呂装置では、逆洗浄を行った回数が設定回数に達すると、風呂アダプタに汚れが付着しているとして、ユーザに対して風呂アダプタの清掃を促す表示をリモコン等にて行っている。しかしながら、逆洗浄を行うことだけで、風呂アダプタに汚れが付着するのではなく、他の要因によっても風呂アダプタに汚れが付着することがある。よって、逆洗浄を行った回数が設定回数に達する前に、風呂アダプタに汚れが付着してしまうこともある。また、逆に、逆洗浄を行った回数が設定回数に達しても、風呂アダプタに汚れが付着していない場合もある。
このように、逆洗浄を行う回数が設定回数になったからといって、風呂アダプタに汚れが付着している状態であるか否かは分からず、適切なタイミングにて風呂アダプタの清掃を行うことが行い難いものとなっていた。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、風呂アダプタに汚れが付着している状態を適切に検出することができる風呂装置を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、浴槽と追焚用加熱部とを接続する追焚用循環路と、その追焚用循環路を通して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプとが備えられ、前記追焚用循環路は、前記浴槽に備えられる風呂アダプタを介して前記浴槽に接続され、前記追焚用循環路にて循環される湯水の循環量の低下に関する循環量情報を検出する循環量情報検出部と、その循環量情報検出部にて検出される循環量情報に基づいて、前記風呂アダプタに汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定部とが備えられている点にある。
本構成によれば、循環ポンプを作動させることにより、追焚用循環路を通して浴槽と追焚用加熱部との間で浴槽内の湯水を循環させて、浴槽内の湯水の追焚きを行うことができる。循環ポンプとしては、例えば、通常、供給電圧を所定の一定電圧とするDCポンプを用いられていることから、風呂アダプタに汚れが付着すると、それが抵抗となって、追焚用循環路にて循環される湯水の循環量が低下することになる。そこで、循環量情報検出部が、追焚用循環路にて循環される湯水の循環量の低下に関する循環量情報を検出すると、汚れ判定部は、風呂アダプタに汚れが付着していると判定することができる。
このように、浴槽内の湯水を追焚きするための構成を利用しながら、風呂アダプタに汚れが付着することに起因する湯水の循環量の低下を検出して、風呂アダプタに汚れが付着している状態を適切に検出することができる。
本発明の第2特徴構成は、前記循環量情報検出部は、前記循環ポンプの作動状態から前記循環量情報を検出するように構成されている点にある。
風呂アダプタに汚れが付着すると、それが抵抗となるので、循環ポンプの負荷が増大して循環ポンプの作動状態が変化することになる。そこで、本構成によれば、循環量情報検出部が、循環ポンプの作動状態から循環量情報を検出することで、風呂アダプタに汚れが付着することに起因する湯水の循環量が低下した状態を的確に検出することができ、風呂アダプタに対する汚れの付着状態を適切に判定することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記汚れ判定部は、前記循環量情報検出部にて前記循環ポンプの作動状態から検出された前記循環量情報に基づいて、前記風呂アダプタに対する汚れの付着度合いを判定するように構成されている点にある。
風呂アダプタに対する汚れの付着度合いに応じて、循環ポンプの負荷が変化することから、風呂アダプタに対する汚れの付着度合いに応じて、循環ポンプの作動状態が変化する。例えば、循環ポンプを、供給電圧を所定の一定電圧とするDCポンプとすると、風呂アダプタに対する汚れの付着度合いに応じて、循環ポンプの電流値が変化する。そこで、本構成によれば、循環量情報検出部が、風呂アダプタに対する汚れの付着度合いに応じて変化する循環ポンプの作動状態から循環量情報を検出していることから、汚れ判定部は、風呂アダプタに汚れが付着している状態を判定するだけでなく、風呂アダプタに対する汚れの付着度合いも判定することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記汚れ判定部にて前記風呂アダプタに汚れが付着していると判定した場合に、前記風呂アダプタの清掃を促す報知を行う報知制御部が備えられている点にある。
本構成によれば、ユーザは、報知制御部の報知によって風呂アダプタを清掃すべきタイミングであることを容易に把握することができるので、風呂アダプタを清掃することで、風呂アダプタの詰まり等の不都合が生じるのを防止することができる。
本発明に係る風呂装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
この風呂装置は、図1に示すように、温度調整した湯水を湯水消費箇所(例えば、浴槽Y)に供給可能な給湯部Hと、その給湯部Hの運転を制御する運転制御部3と、その運転制御部3に各種制御指令を指令するメインリモコンR1及び風呂リモコンR2とを備えている。メインリモコンR1は、例えば、台所や洗面所等に配置され、風呂リモコンR2は、浴槽Yが設置された浴室Dの内部に配置されている。
この風呂装置は、図1に示すように、温度調整した湯水を湯水消費箇所(例えば、浴槽Y)に供給可能な給湯部Hと、その給湯部Hの運転を制御する運転制御部3と、その運転制御部3に各種制御指令を指令するメインリモコンR1及び風呂リモコンR2とを備えている。メインリモコンR1は、例えば、台所や洗面所等に配置され、風呂リモコンR2は、浴槽Yが設置された浴室Dの内部に配置されている。
給湯部Hは、一般家庭用の水道管に接続された給水路6からの水を加熱して湯水消費箇所に供給する給湯用加熱部1と、加熱した温水を熱消費端末Tに循環供給する温水循環用加熱部2とを備えている。給湯用加熱部1は、給水路6からの水をガス燃焼式の給湯用バーナ5aによって加熱する給湯用熱交換器4aを備え、給湯用熱交換器4aにて加熱された湯水を給湯路7に供給するように構成されている。温水循環用加熱部2は、熱消費端末Tとの間で循環される温水をガス燃焼式の加熱用バーナ5bによって加熱する循環用熱交換器4bを備えている。
給湯用加熱部1にて加熱された湯水が供給される湯水消費箇所としては、台所等に設置した一般給湯用の給湯栓8、及び、浴室Dの浴槽Yとしている。熱消費端末Tは、例えば、浴室Dの天井部に設ける浴室暖房乾燥機、浴室Dの床部等に設置する床暖房装置等としている。
給湯用加熱部1の給湯用バーナ5aと温水循環用加熱部2の加熱用バーナ5bには、一般家庭用の燃料ガスを供給するガス供給路9が接続され、そのガス供給路9には、燃料ガス供給量を調整する電磁式のガス比例弁10、燃料ガスの供給を断続する断続弁11が設けられている。また、給湯用加熱部1及び温水循環用加熱部2には、給湯用バーナ5aや加熱用バーナ5bに燃焼用空気を供給する燃焼用ファン12が設けられている。ちなみに、図示は省略するが、給湯用バーナ5aや加熱用バーナ5bの近くには、点火用のイグナイタ及び着火を検出するフレームロッドが設けられている。
給湯用加熱部1について説明を加える。
給水路6には、給水温度を検出する給水サ−ミスタ13と給水量を検出する水量センサ14とが設けられ、給水路6における給水サ−ミスタ13及び水量センサ14よりも下流側の箇所が、給湯用熱交換器4aを迂回する給水バイパス路15により、給湯路7に接続されている。
給水路6には、給水温度を検出する給水サ−ミスタ13と給水量を検出する水量センサ14とが設けられ、給水路6における給水サ−ミスタ13及び水量センサ14よりも下流側の箇所が、給湯用熱交換器4aを迂回する給水バイパス路15により、給湯路7に接続されている。
給湯路7と給水バイパス路15との接続箇所には、給湯用熱交換器4aからの湯量と給水バイパス路15からの水量との混合比を調整するミキシング弁17が設けられている。給湯路7における給水バイパス路15の接続箇所よりも湯水の通流方向の上流側には、給湯用熱交換器4aから送出される湯水の温度を検出する出湯サーミスタ16が設けられている。給湯路7における給水バイパス路15の接続箇所よりも湯水の通流方向の下流側には、上流側から順に、ミキシング弁17にて混合された後の湯水の温度を検出する給湯サーミスタ18、湯水の量を調整する水比例弁19、一般給湯の割込みを検出する割込み検出用水量センサ20が設けられている。
給湯用加熱部1は、給湯用熱交換器4aにて加熱された湯水と給水バイパス路15からの水とを混合させた湯水を給湯路7に供給しており、給湯用バーナ5aへの燃料供給量、及び、ミキシング弁17の開度を調節することで、所望温度の湯水を給湯路7に供給するように構成されている。
温水循環用加熱部2について説明を加える。
熱消費端末Tにて熱消費された温水の戻り側と循環用熱交換器4bの温水入口側とが温水循環用戻路21にて接続され、循環用熱交換器4bの温水出口側と熱消費端末Tに温水を供給する側とが温水循環用往路22にて接続されている。温水循環用戻路21の途中部には、膨張タンク23が備えられ、温水循環用戻路21における膨張タンク23よりも温水の通流方向の下流側には、温水循環用ポンプ24が備えられている。温水循環用往路22には、循環用熱交換器4bにて加熱されたのちの温水の温度を検出する循環温水サーミスタ25、及び、熱消費端末Tへの温水の供給を断続する端末用熱動弁26が設けられている。
熱消費端末Tにて熱消費された温水の戻り側と循環用熱交換器4bの温水入口側とが温水循環用戻路21にて接続され、循環用熱交換器4bの温水出口側と熱消費端末Tに温水を供給する側とが温水循環用往路22にて接続されている。温水循環用戻路21の途中部には、膨張タンク23が備えられ、温水循環用戻路21における膨張タンク23よりも温水の通流方向の下流側には、温水循環用ポンプ24が備えられている。温水循環用往路22には、循環用熱交換器4bにて加熱されたのちの温水の温度を検出する循環温水サーミスタ25、及び、熱消費端末Tへの温水の供給を断続する端末用熱動弁26が設けられている。
温水循環用加熱部2は、温水循環用ポンプ24を作動させることで、温水循環用往路22及び温水循環用戻路21を通して、循環用熱交換器4bと熱消費端末Tとに亘って温水を循環させ、循環用熱交換器4bにて加熱された温水を熱消費端末Tに循環供給させるように構成されている。
浴槽Y内の湯水を追焚きするための構成について説明する。
浴槽Yと追焚用熱交換器28(追焚用加熱部に相当する)とを接続する浴槽用往路31及び浴槽用戻路32と、その浴槽用往路31及び浴槽用戻路32を通して浴槽Y内の湯水を循環させる追焚用循環ポンプ33とが備えられている。浴槽用往路31及び浴槽用戻路32は、浴槽Yの側壁部に配置された風呂アダプタ30を介して浴槽Yに接続されている。
浴槽Yと追焚用熱交換器28(追焚用加熱部に相当する)とを接続する浴槽用往路31及び浴槽用戻路32と、その浴槽用往路31及び浴槽用戻路32を通して浴槽Y内の湯水を循環させる追焚用循環ポンプ33とが備えられている。浴槽用往路31及び浴槽用戻路32は、浴槽Yの側壁部に配置された風呂アダプタ30を介して浴槽Yに接続されている。
追焚用熱交換器28の湯水出口側と風呂アダプタ30とが、浴槽用往路31にて接続され、風呂アダプタ30と追焚用熱交換器28の湯水入口側とが、浴槽用戻路32にて接続されている。浴槽用戻路32に、浴槽Yの湯水を吸引して追焚用熱交換器28に送出する追焚用循環ポンプ33が設けられている。
追焚用熱交換器28に循環用熱交換器4bにて加熱された温水を供給するために、温水循環用往路22における循環温水サーミスタ25よりも下流側箇所と温水循環用戻路21における膨張タンク23よりも上流側箇所とが、熱消費端末Tを迂回させて温水を循環させる温水循環バイパス路27にて接続されている。その温水循環バイパス路27には、追焚用熱交換器28と追焚用熱動弁29とが設けられている。
浴槽Y内の湯水の追焚きを行う場合には、端末用熱動弁26を閉弁し且つ追焚用熱動弁29を開弁した状態で温水循環用ポンプ24を作動させることにより、循環用熱交換器4bにて加熱された温水が、熱消費端末Tを迂回した状態で追焚用熱交換器28に循環供給される。また、追焚用循環ポンプ33を作動させることにより、浴槽Y内に貯留された湯水を、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32を通して追焚用熱交換器28に循環供給している。これにより、追焚用熱交換器28では、循環用熱交換器4bにて加熱された温水にて浴槽Y内の湯水を加熱することができ、その加熱された浴槽Y内の湯水を浴槽Yに戻すことで、浴槽Y内の湯水の追焚きを行うことができる。
浴槽用戻路32には、湯水の通流方向の上流側から順に、浴槽用戻路32の内部の湯水の圧力を検出することによって浴槽内水位を検出する水位センサ34、浴槽Yから戻ってくる浴槽水の温度を検出する浴槽戻温サーミスタ35、浴槽用戻路32を開閉する電磁式の風呂2方弁36、追焚用循環ポンプ33、水流スイッチ37が設けられている。浴槽用往路31には、浴槽Yに供給される湯水の温度を検出する浴槽往温サーミスタ38が設けられている。
浴槽Yに湯張りを行うための構成について説明する。
給湯用加熱部1にて温度調整された湯水を浴槽Yに供給するために、湯張路41が備えられ、その湯張路41が、浴槽用戻路32に接続されている。
給湯用加熱部1にて温度調整された湯水を浴槽Yに供給するために、湯張路41が備えられ、その湯張路41が、浴槽用戻路32に接続されている。
給湯路7における水比例弁19と割込み検出用水量センサ20との間の箇所から、給湯路7からの湯水を浴槽Yに供給するための湯張路41が分岐接続されている。湯張路41は、浴槽用戻路32における追焚用循環ポンプ33と水流スイッチ37との間に相当する箇所に接続されている。湯張路41には、湯水の通流方向の上流側から順に、湯張路41を開閉する湯張電磁弁42、湯張逆止弁43が設けられている。
浴槽Yに湯張りを行う場合には、湯張電磁弁42を開弁すると、給湯用加熱部1にて加熱された湯水が給湯路7から湯張路41に供給され、湯張路41を通流した湯水が浴槽用戻路32に供給される。浴槽用戻路32に供給された湯水は、浴槽Yが存在する側と追焚用熱交換器28が存在する側の両側に向けて分流する形態で通流する。これにより、湯張路41を通して供給される湯水が、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32の両方を通して浴槽Yに供給され、浴槽Yの湯張りを行うことができる。
メインリモコンR1及び風呂リモコンR2には、図示は省略するが、各種のスイッチが備えられ、ユーザが各種のスイッチを操作することで、運転制御部3に対して各種の指令を行うことができる。また、メインリモコンR1及び風呂リモコンR2には、運転状態であることを知らせるランプ部や、給湯温度等を表示させる表示部等が備えられ、更に、音声によっても各種の情報をユーザに報知できるようになっている。
運転制御部3は、メインリモコンR1や風呂リモコンR2の運転スイッチがON操作されると運転状態となり、給湯栓8が開操作されると、一般給湯運転を実行する。運転制御部3は、メインリモコンR1や風呂リモコンR2により自動湯張運転が指令されると、浴槽Y内に湯水を供給して目標湯張温度で目標水位の湯張りを行う自動湯張運転を実行するように構成されている。また、運転制御部3は、自動湯張運転を終了した後に、キープ運転モード中であるとして、設定された追焚運転周期毎に、浴槽Y内の湯水が設定湯張温度になるように、浴槽Y内の湯水を追焚きする保温運転を実行するように構成されている。
運転制御部3は、キープ運転モード中において、追焚運転の開始が指令された場合や、自動湯張運転の終了後のキープ運転モードが停止された状態において、追焚運転の開始が指令された場合には、追焚運転を実行するように構成されている。運転制御部3は、端末加熱運転の開始が指令されると、端末加熱運転を実行するように構成さている。
以下、一般給湯運転、自動湯張運転、キープ運転、追焚運転、及び、端末加熱運転の各運転について説明を加える。
(一般給湯運転)
運転制御部3は、給湯栓8が開かれて水量センサ14による検出水量が所定量以上になると、一般給湯運転を実行する。一般給湯運転では、運転制御部3が、給湯用加熱部1における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより給湯用バーナ5aに点火して給湯用バーナ5aの燃焼を開始する。また、運転制御部3は、設定された目標給湯温度、水量センサ14の検出水量、給水サ−ミスタ13の検出水温及び給湯サーミスタ18の検出温度等に基づいて、給湯サーミスタ18の検出温度が設定された目標給湯温度になるように、ガス比例弁10の開度及びミキシング弁17の開度を調節する。これにより、給湯栓8に目標給湯温度の湯水が供給される。そして、運転制御部3は、水量センサ14により通水が検出されなくなると、断続弁11を閉弁して給湯用バーナ5aの燃焼を停止し、燃焼用ファン12も停止して一般給湯運転を終了する。
運転制御部3は、給湯栓8が開かれて水量センサ14による検出水量が所定量以上になると、一般給湯運転を実行する。一般給湯運転では、運転制御部3が、給湯用加熱部1における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより給湯用バーナ5aに点火して給湯用バーナ5aの燃焼を開始する。また、運転制御部3は、設定された目標給湯温度、水量センサ14の検出水量、給水サ−ミスタ13の検出水温及び給湯サーミスタ18の検出温度等に基づいて、給湯サーミスタ18の検出温度が設定された目標給湯温度になるように、ガス比例弁10の開度及びミキシング弁17の開度を調節する。これにより、給湯栓8に目標給湯温度の湯水が供給される。そして、運転制御部3は、水量センサ14により通水が検出されなくなると、断続弁11を閉弁して給湯用バーナ5aの燃焼を停止し、燃焼用ファン12も停止して一般給湯運転を終了する。
(端末加熱運転)
端末加熱運転では、運転制御部3が、端末用熱動弁26を開弁し且つ追焚用熱動弁29を閉弁した状態で温水循環用ポンプ24を作動させて、温水循環用往路22及び温水循環用戻路21を通して温水を循環させる。そして、運転制御部3は、温水循環用加熱部2における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより加熱用バーナ5bに点火して加熱用バーナ5bの燃焼を開始し、循環温水サーミスタ25の検出温度が目標循環温度になるように、ガス比例弁10の開度を調節する。これにより、目標循環温度の温水が熱消費端末Tに供給される。
端末加熱運転では、運転制御部3が、端末用熱動弁26を開弁し且つ追焚用熱動弁29を閉弁した状態で温水循環用ポンプ24を作動させて、温水循環用往路22及び温水循環用戻路21を通して温水を循環させる。そして、運転制御部3は、温水循環用加熱部2における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより加熱用バーナ5bに点火して加熱用バーナ5bの燃焼を開始し、循環温水サーミスタ25の検出温度が目標循環温度になるように、ガス比例弁10の開度を調節する。これにより、目標循環温度の温水が熱消費端末Tに供給される。
(自動湯張運転)
自動湯張運転では、運転制御部3が、まず、浴槽Yに温度調整した湯水を供給する注湯処理を行い、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になると、次に、浴槽Y内の湯水の温度が目標湯張温度になるように追焚きする追焚処理を実行する。
自動湯張運転では、運転制御部3が、まず、浴槽Yに温度調整した湯水を供給する注湯処理を行い、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になると、次に、浴槽Y内の湯水の温度が目標湯張温度になるように追焚きする追焚処理を実行する。
運転制御部3は、注湯処理として、湯張電磁弁42を開弁し、且つ、上述の一般給湯運転と同様に給湯用バーナ5aを燃焼させ、設定された目標湯張温度、水量センサ14の検出水量、給水サ−ミスタ13の検出水温及び給湯サーミスタ18の検出温度等に基づいて、給湯サーミスタ18の検出温度が目標湯張温度になるように、ガス比例弁10の開度及びミキシング弁17の開度を調節する。これにより、目標湯張温度の湯水が浴槽Yに供給される。そして、運転制御部3は、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になると、湯張電磁弁42を閉弁し、且つ、給湯用バーナ5aの燃焼を停止して注湯処理を終了する。
運転制御部3は、注湯処理を終了したときに追焚用循環ポンプ33を作動させて、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度未満の場合は、追焚処理を行う。追焚処理では、運転制御部3が、端末用熱動弁26を閉弁し且つ追焚用熱動弁29を開弁した状態で温水循環用ポンプ24及び追焚用循環ポンプ33を作動させて、浴槽用戻路32及び浴槽用往路31を通して浴槽Yと追焚用熱交換器28との間で浴槽Y内の湯水を循環させるとともに、温水循環用往路22、温水循環バイパス路27及び温水循環用戻路21を通して循環用熱交換器4bと追焚用熱交換器28との間で温水を循環させる。また、運転制御部3は、温水循環用加熱部2における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより加熱用バーナ5bを点火して加熱用バーナ5bの燃焼を開始する。これにより、追焚用熱交換器28にて加熱された浴槽Y内の湯水が浴槽Yに戻されて、浴槽Yの湯水を加熱する。
そして、運転制御部3は、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度以上になると、断続弁11を閉弁させて加熱用バーナ5bの燃焼を停止させ、燃焼用ファン12を停止させて追焚処理を終了して、自動湯張運転を終了する。
(キープ運転)
運転制御部3は、自動湯張運転を終了した後のキープ運転モード中において、キープ運転を実行する。キープ運転では、運転制御部3が、追焚運転周期が経過する毎に、追焚用循環ポンプ33を作動させながら、浴槽Y内の湯水の温度及び浴槽Y内の湯水の水位を検出する。そして、浴槽Y内の湯水の水位が目標水位よりも低いときは、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になるまで、上述の注湯処理を行い、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になったときに、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度よりも低い場合は、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度以上になるまで追焚処理を実行する。
運転制御部3は、自動湯張運転を終了した後のキープ運転モード中において、キープ運転を実行する。キープ運転では、運転制御部3が、追焚運転周期が経過する毎に、追焚用循環ポンプ33を作動させながら、浴槽Y内の湯水の温度及び浴槽Y内の湯水の水位を検出する。そして、浴槽Y内の湯水の水位が目標水位よりも低いときは、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になるまで、上述の注湯処理を行い、水位センサ34の検出水位が目標水位以上になったときに、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度よりも低い場合は、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度以上になるまで追焚処理を実行する。
また、追焚運転周期が経過する毎に、浴槽Yの湯水の温度及び浴槽Yの湯水の水位を検出した結果、浴槽Yの湯水の水位が目標水位以上で且つ浴槽Yの湯水の温度が目標湯張温度よりも低いときは、運転制御部3が、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度以上になるまで追焚処理を実行する。
(追焚運転)
追焚運転では、運転制御部3が、まず、追焚用循環ポンプ33を作動させ、追焚用循環ポンプ33を作動させてから設定時間が経過すると、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度を読み込む。
追焚運転では、運転制御部3が、まず、追焚用循環ポンプ33を作動させ、追焚用循環ポンプ33を作動させてから設定時間が経過すると、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度を読み込む。
浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度よりも低い場合は、上述した追焚処理と同様に、運転制御部3が、端末用熱動弁26を閉弁し且つ追焚用熱動弁29を開弁した状態で温水循環用ポンプ24及び追焚用循環ポンプ33を作動させて、浴槽用戻路32及び浴槽用往路31を通して浴槽Yと追焚用熱交換器28との間で浴槽Y内の湯水を循環させるとともに、温水循環用往路22、温水循環バイパス路27及び温水循環用戻路21を通して循環用熱交換器4bと追焚用熱交換器28との間で温水を循環させる。運転制御部3は、温水循環用加熱部2における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより加熱用バーナ5bを点火して加熱用バーナ5bの燃焼を開始する。これにより、追焚用熱交換器28にて加熱された浴槽Y内の湯水が浴槽Yに戻されて、浴槽Yの湯水を加熱する。
そして、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度以上になると、運転制御部3は、その時点から設定追加時間の間、浴槽Y内の湯水の加熱を継続した後、断続弁11を閉弁させて加熱用バーナ5bの燃焼を停止させ、燃焼用ファン12を停止させるとともに、温水循環用ポンプ24及び追焚用循環ポンプ33を作動停止させて追焚運転を終了する。
ここで、風呂アダプタ30に汚れが付着すると、風呂アダプタ30に詰まり等が生じてしまい様々な問題が発生する可能性がある。そこで、風呂アダプタ30に汚れが付着している状態であるか否かを判定し、風呂アダプタ30に汚れが付着している状態であると、ユーザに風呂アダプタ30の清掃を促すようにしている。
運転制御部3には、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32(追焚用循環路に相当する)にて循環される湯水の循環量の低下に関する循環量情報を検出する循環量情報検出部3aと、その循環量情報検出部3aにて検出される循環量情報に基づいて、風呂アダプタ30に汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定部3bとが備えられている。また、運転制御部3には、汚れ判定部3bにて風呂アダプタ30に汚れが付着していると判定した場合に、風呂アダプタ30の清掃をユーザに促す報知を行う報知制御部3cも備えられている。
上述の如く、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて浴槽Y内の湯水を循環させるために、追焚用循環ポンプ33(循環ポンプに相当する)が備えられている。追焚用循環ポンプ33は、例えば、供給電圧を所定の一定電圧とするDCポンプとなっており、追焚用循環ポンプ33を作動させることで、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて循環される浴槽Y内の湯水の循環量が所定の一定量となる。このとき、風呂アダプタ30に汚れが付着していると、それが抵抗となって、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて循環される浴槽Y内の湯水の循環量が低下することになる。
そこで、追焚用循環ポンプ33を作動させる追焚運転中において、循環量情報検出部3aが、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて循環される湯水の循環量が低下したとの循環量情報を検出することで、汚れ判定部3bは、風呂アダプタ30に汚れが付着していると判定するように構成されている。
循環量情報検出部3aは、上述の追焚運転中における追焚用循環ポンプ33の作動状態から循環量情報を検出するように構成されている。風呂アダプタ30に汚れが付着していると、それが抵抗となるので、追焚用循環ポンプ33の負荷が大きくなる。追焚用循環ポンプ33は、供給電圧を所定の一定電圧とするDCポンプであるので、負荷が大きくなると、電流値が低下する。そこで、循環量情報検出部3aは、追焚運転中における追焚用循環ポンプ33の作動状態として、追焚用循環ポンプ33の電流値を検出している。
これにより、汚れ判定部3bは、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値が汚れ判定用設定値以下となると、風呂アダプタ30に汚れが付着していると判定している。汚れ判定用設定値については、例えば、風呂アダプタ30に汚れが付着していない状態での追焚用循環ポンプ33の電流値を基準電流値として、その基準電流値よりも設定値だけ低い値を設定することができる。汚れ判定用設定値は、実験等により予め設定しておくことも可能であるが、実際に風呂装置の使用を開始したときの追焚用循環ポンプ33の電流値に基づいて自動的に設定することも可能である。
上述の如く、汚れ判定部3bは、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値に基づいて、風呂アダプタ30に汚れが付着している汚れ付着状態であるか否かを判定しているが、風呂アダプタ30に汚れがどの程度付着しているかの汚れ付着度合いをも示すように、汚れ付着状態を段階的に判定することができる。
風呂アダプタ30に対する汚れの付着度合いに応じて、追焚用循環ポンプ33の負荷が変化することから、風呂アダプタ30に対する汚れの付着度合いに応じて、追焚用循環ポンプ33の電流値が変化する。
そこで、例えば、汚れ判定部3bは、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値が汚れ判定用最小設定値以下であると、風呂アダプタ30に対する汚れの付着度合いが大きいとして判定することができる。汚れ判定部3bは、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値が、汚れ判定用最小設定値よりも大きく、汚れ判定用中間設定値以下であると、風呂アダプタ30に対する汚れの付着度合いが中程度として判定することができる。汚れ判定部3bは、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値が、汚れ判定用中間値よりも大きく、汚れ判定用最大値以下であると、風呂アダプタ30に対する汚れの付着度合いが小さいとして判定することができる。
このように、循環量情報検出部3aが、風呂アダプタ30に対する汚れの付着度合いに応じて変化する追焚用循環ポンプ33の電流値を検出していることから、汚れ判定部3bは、単に、汚れ付着状態を判定するだけでなく、汚れ付着度合いも含めて汚れ付着状態を判定することもできる。
以下、図2のフローチャートに基づいて、追焚運転中における風呂アダプタ30に汚れが付着しているか否かの判定について、説明を加える。
追焚運転では、まず、追焚用循環ポンプ33を作動させた状態で、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度を読み込み、その浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度よりも低い場合のみ、浴槽Y内の湯水を加熱している。そこで、浴槽Y内の湯水を加熱するものとして、それ以降の動作を図2のフローチャートに示している。
追焚運転では、まず、追焚用循環ポンプ33を作動させた状態で、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度を読み込み、その浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度よりも低い場合のみ、浴槽Y内の湯水を加熱している。そこで、浴槽Y内の湯水を加熱するものとして、それ以降の動作を図2のフローチャートに示している。
運転制御部3は、温水循環用ポンプ24及び追焚用循環ポンプ33を作動させて、浴槽用戻路32及び浴槽用往路31を通して浴槽Yと追焚用熱交換器28との間で浴槽Y内の湯水を循環させるとともに、温水循環用往路22、温水循環バイパス路27及び温水循環用戻路21を通して循環用熱交換器4bと追焚用熱交換器28との間で温水を循環させる(ステップ#1)。そして、運転制御部3は、温水循環用加熱部2における燃焼用ファン12を駆動した後、断続弁11を開弁してイグナイタにより加熱用バーナ5bを点火して、加熱用バーナ5bの燃焼を開始する(ステップ#2)。ちなみに、ステップ#1のポンプ作動とステップ#2の燃焼開始は略同時に開始される。
これにより、循環用熱交換器4bにて加熱された温水を追焚用熱交換器28に循環供給させるとともに、浴槽Y内の湯水も追焚用熱交換器28に供給させ、追焚用熱交換器28において循環用熱交換器4bにて加熱された温水により浴槽Y内の湯水を加熱する。そして、追焚用熱交換器28にて加熱された浴槽Y内の湯水が浴槽用往路31にて浴槽Y内に戻されるので、浴槽Y内の湯水が追焚用熱交換器28との間で循環しながら加熱される。
循環量情報検出部3aが、追焚用循環ポンプ33の電流値をリアルタイムで検出しており、汚れ判定部3bが、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値が汚れ判定用設定値以下となると、風呂アダプタ30に汚れが付着している汚れ付着状態であると判定している(ステップ#3のYesの場合)。これにより、報知制御部3cは、ユーザに風呂アダプタ30の清掃を促す汚れ用報知処理を行う(ステップ#4)。汚れ用報知処理としては、例えば、メインリモコンR1において、所定のランプ部を点灯させる、及び、音声により汚れ付着状態であることを伝達する等、各種の報知処理を適用可能である。
汚れ判定部3bは、浴槽Y内の湯水を加熱している間、循環量情報検出部3aにて検出される追焚用循環ポンプ33の電流値に基づいて、汚れ付着状態であるか否かの判定を繰り返し行っている。そして、運転制御部3は、浴槽戻温サーミスタ35の検出温度が目標湯張温度以上となると、加熱用バーナ5bの燃焼を停止し、温水循環用ポンプ24及び追焚用循環ポンプ33も作動停止させる(ステップ5のYesの場合、ステップ#6、ステップ#7)。
汚れ判定部3bによる風呂アダプタ30に汚れが付着しているか否かの判定について、追焚運転中に行う場合を説明したが、追焚運転中だけに限らず、自動湯張運転における追焚処理中、及び、キープ運転における追焚処理中においても、汚れ判定部3bによる風呂アダプタ30に汚れが付着しているか否かの判定を行うことができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、浴槽Yと追焚用熱交換器28とを浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて接続し、追焚用熱交換器28において、循環用熱交換器4bにて加熱された温水にて浴槽Y内の湯水を加熱するようにしているが、例えば、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて浴槽Yと循環用熱交換器4bとを接続し、循環用熱交換器4bにおいて浴槽Y内の湯水を加熱して、循環用熱交換器4bを追焚用加熱部として構成することもできる。
この場合には、追焚用循環ポンプ33を作動させることにより、浴槽Y内に貯留された湯水を、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32を通して循環用熱交換器4bに循環供給することができる。そして、加熱用バーナ5bの燃焼を開始することで、循環用熱交換器4bにて加熱した浴槽Y内の湯水を浴槽Yに戻して、浴槽Y内の湯水を加熱することができる。
そして、循環用熱交換器4bを追焚用加熱部として構成する場合には、追焚用熱交換器28、温水循環用戻路21、及び、温水循環用往路22等を省略することができる。
(1)上記実施形態では、浴槽Yと追焚用熱交換器28とを浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて接続し、追焚用熱交換器28において、循環用熱交換器4bにて加熱された温水にて浴槽Y内の湯水を加熱するようにしているが、例えば、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて浴槽Yと循環用熱交換器4bとを接続し、循環用熱交換器4bにおいて浴槽Y内の湯水を加熱して、循環用熱交換器4bを追焚用加熱部として構成することもできる。
この場合には、追焚用循環ポンプ33を作動させることにより、浴槽Y内に貯留された湯水を、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32を通して循環用熱交換器4bに循環供給することができる。そして、加熱用バーナ5bの燃焼を開始することで、循環用熱交換器4bにて加熱した浴槽Y内の湯水を浴槽Yに戻して、浴槽Y内の湯水を加熱することができる。
そして、循環用熱交換器4bを追焚用加熱部として構成する場合には、追焚用熱交換器28、温水循環用戻路21、及び、温水循環用往路22等を省略することができる。
(2)上記実施形態では、循環量情報検出部3aが、循環量情報として、追焚用循環ポンプ33の電流値を検出しているが、浴槽用往路31及び浴槽用戻路32にて循環される湯水の循環量の低下に関する情報であれば良く、各種の情報が適用可能である。例えば、浴槽用往路31や浴槽用戻路32の途中部に膨張タンクを備える場合には、その膨張タンクの水位を循環量情報として検出することもできる。また、浴槽用往路31や浴槽用戻路32に水量センサを設け、その水量センサにて検出される水量情報を循環量情報として検出することもできる。
3a 循環量情報検出部
3b 汚れ判定部
3c 報知制御部
30 風呂アダプタ
31 浴槽用往路(追焚用循環路)
32 浴槽用戻路(追焚用循環路)
33 追焚用循環ポンプ(循環ポンプ)
Y 浴槽
3b 汚れ判定部
3c 報知制御部
30 風呂アダプタ
31 浴槽用往路(追焚用循環路)
32 浴槽用戻路(追焚用循環路)
33 追焚用循環ポンプ(循環ポンプ)
Y 浴槽
Claims (4)
- 浴槽と追焚用加熱部とを接続する追焚用循環路と、その追焚用循環路を通して浴槽内の湯水を循環させる循環ポンプとが備えられ、
前記追焚用循環路は、前記浴槽に備えられる風呂アダプタを介して前記浴槽に接続され、
前記追焚用循環路にて循環される湯水の循環量の低下に関する循環量情報を検出する循環量情報検出部と、その循環量情報検出部にて検出される循環量情報に基づいて、前記風呂アダプタに汚れが付着しているか否かを判定する汚れ判定部とが備えられている風呂装置。 - 前記循環量情報検出部は、前記循環ポンプの作動状態から前記循環量情報を検出するように構成されている請求項1に記載の風呂装置。
- 前記汚れ判定部は、前記循環量情報検出部にて前記循環ポンプの作動状態から検出された前記循環量情報に基づいて、前記風呂アダプタに対する汚れの付着度合いを判定するように構成されている請求項2に記載の風呂装置。
- 前記汚れ判定部にて前記風呂アダプタに汚れが付着していると判定した場合に、前記風呂アダプタの清掃を促す報知を行う報知制御部が備えられている請求項1〜3の何れか1項に記載の風呂装置。
Priority Applications (1)
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JP2017065344A JP2018169069A (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 風呂装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021021514A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017065344A patent/JP2018169069A/ja active Pending
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