JP2002249629A - スチレン系樹脂組成物および射出成形品 - Google Patents

スチレン系樹脂組成物および射出成形品

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JP2002249629A
JP2002249629A JP2001046494A JP2001046494A JP2002249629A JP 2002249629 A JP2002249629 A JP 2002249629A JP 2001046494 A JP2001046494 A JP 2001046494A JP 2001046494 A JP2001046494 A JP 2001046494A JP 2002249629 A JP2002249629 A JP 2002249629A
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styrene
resin
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block copolymer
rubber
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JP2001046494A
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Shigeyuki Hanahira
茂之 花平
Kensaku Matsuo
憲作 松尾
Hideaki Yamamoto
英明 山本
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Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 射出成形品における耐溶剤性、耐薬品性、表
面外観を改善する。 【解決手段】 射出成形品用途に適したスチレン系樹脂
組成物において、HIPS、プロピレン−エチレンブロ
ック共重合体、およびスチレン−ブタジエン−スチレン
共重合体の水素添加物を含有。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形加工性、耐溶
剤、耐薬品性に富み、耐衝撃性、機械的強度に優れた樹
脂組成物と、この樹脂組成物の成形品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレンに代表されるスチレン系樹
脂は、その優れた機械特性や電気特性を活かして、電気
機器ハウジングや食品容器等に幅広く用いられている。
しかし、ポリスチレンには耐油性、耐薬品性や耐熱性が
劣るという欠点を有しており、そのため、一部使用が制
限されるという煩わしさがあった。
【0003】そこで従来より、耐油性、耐薬品性が改善
されたスチレン系樹脂として、スチレン系樹脂とオレフ
ィン系樹脂からなる樹脂組成物を用いて成形品を得る技
術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスチレ
ン系樹脂とオレフィン系樹脂からなる樹脂組成物を用い
た成形品は、耐油性、耐薬品性は改善されるものの、成
形加工性、特に射出成形により大型の成形品を得た場合
には、成形不良現象の一つであるフローマークが出現
し、光沢低下など安定的に良好な表面外観を得ることが
困難なものであった。このような課題は、とりわけ風呂
周りの天井材、壁面、床材、風呂桶、システムバスやユ
ニットバスといった大型成型品を射出成形する際に顕著
に現れ、かかる用途への実用化の障害となっていた。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、その射
出成形品において、耐溶剤性、耐薬品性に優れ、かつ、
安定的に表面外観が良好なスチレン系樹脂組成物、及び
かかる性能を具備した射出成型品を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、スチレン系樹脂と、オ
レフィン系樹脂と、特定のスチレン系単量体と共役ジエ
ン系単量体とのブロック共重合体を併用し、特定の流動
性を示す樹脂に調整することにより良好な表面外観を有
し、耐油、耐薬品性に優れた成形品が得られることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0007】即ち、本発明は、(A)スチレン系樹脂、
(B)オレフィン系樹脂、及び、(C)スチレン系単量
体と共役ジエン系単量体とのブロック共重合体であっ
て、かつ、スチレン系単量体に起因する構造単位を、そ
の原料基準の重量百分率で40〜90重量%となる割合
で含有するブロック共重合体を必須成分とし、かつ、組
成物のメルトフローレイトが7〜30g/10分(20
0℃、5kgf)の範囲であることを特徴とするスチレ
ン系樹脂組成物、及び樹脂組成物から構成される射出成
形品に関する。
【0008】本発明に用いられる(A)スチレン系樹脂
は、スチレン系単量体の単独重合体(a1)、スチレン
系単量体と他の重合性単量体との共重合体(a2)、或
いはゴム変性スチレン系樹脂(a3)などが挙げられ
る。ここで用いるスチレン系単量体としては、例えば、
スチレン単量体並びにメチルスチレンのようなα置換ス
チレン、p−t−ブチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、ビニルエチルベンゼン、α−メチ
ル−p−メチルスチレン、クロロスチレンのような核置
換スチレン等のスチレン誘導体単量体が挙げられる。ス
チレン系単量体の単独重合体(a1)は、これらの単量
体の一種又は二種以上の組み合わせて重合したものが好
ましい。
【0009】次に、スチレン系単量体と他の重合性単量
体との共重合体(a2)は、上記したスチレン系単量体
と、他の重合性単量体とを共重合したものである。ここ
で使用し得る他の重合性単量体とは、ビニルナフタレ
ン、ブロモスチレン等の芳香族モノビニル化合物、アク
リル酸メチル、アクリル酸、無水マレイン酸、フェニル
マレイミド等が挙げられる。これらの単量体は、一種単
独で、或いは二種以上併用してもよい。例えば、本発明
においては、上記したスチレン系単量体と他の重合性単
量体とを適宜組み合わせて共重合体とすることができる
が、具体的には、スチレン−メタクリル酸共重合体(S
MAA樹脂)、スチレン−アクリロニトリル共重合体
(AS樹脂)、スチレン−メチルメタクリレート共重合
体(MS樹脂)が耐薬品性や機械的強度の点から好まし
い。
【0010】次に、ゴム変性スチレン系樹脂(a3)
は、ゴム状重合体に一種以上のスチレン単量体、又はス
チレン系単量体及び他の重合性単量体を重合した共重合
体が挙げられる。ここで用いるスチレン系単量体として
は、例えば、スチレン単量体並びにメチルスチレンのよ
うなα置換スチレン、p−t−ブチルスチレン、p−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、ビニルエチルベンゼ
ン、α−メチル−p−メチルスチレン、クロロスチレン
のような核置換スチレン等のスチレン誘導体単量体が挙
げられる。これらスチレン系単量体は、単独もしくは二
種以上の組み合わせでも良い。
【0011】更に、他の重合性単量体としては、ビニル
ナフタレン、ブロモスチレン等の芳香族モノビニル化合
物、アクリル酸メチル、アクリル酸、無水マレイン酸、
フェニルマレイミド等が挙げられる。これらスチレン系
単量体と共重合可能な単量体は、一種単独でも、二種以
上との併用でも良い。
【0012】一方、ゴム重合体としては、天然ゴム、共
役ジエン類より誘導される合成ゴム及びその他のゴム状
挙動を示すものが何れも使用でき、例えば、天然クレー
プゴム、ポリブタジエン、ブタジエン−スチレン共重合
型ゴム、ブタジエン−アクリロニトリル共重合型ゴム、
ポリイソプレン、ポリイソブチレン、イソプレン−イソ
ブチレン共重合型ゴム、ポリクロロプレン、エチレン−
プロピレン共重合型ゴム、エチレン−プロピレン−ジエ
ン共重合型ゴム、スチレン−ブタジエンブロック共重合
型ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合型ゴム、(メタ)
アクリル酸アルキルエステル共重合型ゴム等が挙げられ
る。このゴム状重合体は、一種を単独で使用してもよい
し、又その二種以上を併用してもよい。
【0013】この様な原料成分から得られるゴム変性ス
チレン系樹脂(a3)としては、特に制限はないが、な
かでもポリブタジエングラフトスチレン重合体(HIP
S樹脂)、ポリブタジエングラフトスチレン−メタクリ
ル酸共重合体(HISMAA樹脂)、ポリブタジエング
ラフトスチレン−アクリロニトリル共重合体(ABS樹
脂)等が挙げられるが、これらの中でも特にポリブタジ
エングラフトスチレン重合体(HIPS樹脂)が耐衝撃
性の改善効果が顕著である点から好ましい。
【0014】また、ゴム変性スチレン系樹脂(a3)中
のゴム含量は、特に制限されるものではないが3〜15
重量%が好ましい。ゴム変性スチレン系樹脂中のゴム状
重合体の量が、3重量%以上とすることにより、得られ
る成形品の衝撃強度が飛躍的に高まる。一方、ゴム変性
スチレン系樹脂中のゴム状重合体の量が、15重量%以
下の範囲においては得られる成形品の剛性が高まる。
【0015】このようなゴム変性スチレン系樹脂(a
3)は、分散ゴム粒子の平均粒子径が0.3〜3.5μ
mであるものが好ましい。すなわち、分散ゴム粒子の平
均粒子径が0.3μm以上の範囲で成形品の衝撃強度が
飛躍的に高まり、また、分散ゴム粒子の平均粒子径が
3.5μm以下の範囲では、成形品の光沢や剛性が良好
なものとなる。ここで、これらゴム変性スチレン系樹脂
の平均粒子径については、透過型電子顕微鏡により算出
することができる。また、ゴム粒子は、コアシェル型で
もサラミ型でも良い。
【0016】また、このようなゴム変性スチレン系樹脂
(a3)は前記したゴム成分を含まないスチレン系樹脂
と併用することができる。
【0017】これら(a1)〜(a3)の中でも特に、
成型品の耐衝撃性に優れる点からゴム変性スチレン系樹
脂(a3)が好ましい。
【0018】スチレン系樹脂(A)の重合方法について
は、特に制限が無く、従来から慣用されている方法によ
り重合することができ、例えば、乳化重合法、塊状重合
法、溶液重合法、懸濁重合法、連続塊状重合法等が挙げ
られる。
【0019】とりわけ、ゴム変性スチレン系樹脂(a
3)を製造する場合には、分散ゴム粒子の小径かつ均一
なものが容易に得られる点から連続塊状重合法による方
法が好ましい。特に図1に示す如き、内部に静的混合エ
レメントを有する環状反応器を複数連結した重合ライン
から構成される連続塊状重合装置により行うことが好ま
しい。
【0020】また、上記(a1)〜(a3)の何れも、
その重量平均分子量(Mw)、(a3)にあっては、マ
トリックス樹脂の重量平均分子量(Mw)が、12万〜
40万であることが好ましい。
【0021】本発明に使用される(B)オレフィン系樹
脂は、特に制限されるものではないが、例えばエチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、3−メチルブテン−1、
3−メチルペンテン−1、4−メチルペンテン−1等の
α−オレフィンの単独重合体やこれらの共重合体、或い
はこれらと他の共重合可能な不飽和単量体とα−オレフ
ィンとの共重合体が挙げられ、更に具体的には、高密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体等のポリエチレン類、プロピレン単
独重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プ
ロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エ
チレン−ジエン系化合物共重合体等のポリプロピレン
類、ポリブテン−1、ポリ4−メチルペンテン−1等を
挙げることができる。これらの単独又は2種以上の組み
合わせでもかまわない。これらの中でも耐溶剤性、耐薬
品性の点からはポリプロピレン、プロピレン−エチレン
共重合体が好ましく、特に、プロピレン−エチレン共重
合体は、更に機械的強度性等が高まる点から好ましい。
更に、スチレン系樹脂(A)との相溶性が良好な点から
プロピレン−エチレンランダム共重合体よりも、プロピ
レン−エチレンブロック共重合体の方が好ましい。
【0022】本発明に使用される、スチレン系単量体と
共役ジエン系単量体とのブロック共重合体であって、か
つ、スチレン系単量体に起因する構造単位を、その原料
基準の重量百分率で40〜90重量%となる割合で含有
するブロック共重合体(C)は、特に制限されるもので
はないが、ジブロック(X−Y)型、トリブロック(X
−Y−X、又はX−Y−Z)型のものが挙げられる。こ
こで、スチレン系単量体としては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、エチルスチレン、イソブチル
スチレン、ターシャリーブチルスチレン、o−ブロムス
チレン、m−ブロムスチレン、p−ブロムスチレン、o
−クロロスチレン、m−クロロスチレン、p−クロロス
チレン等が挙げられる。これらスチレン系単量体は、単
独もしくは二種以上の組み合わせでも良い。
【0023】また、ジエン系単量体としては、例えばブ
タジエン、クロロプレン、イソプレン、1,3−ペンタ
ジエン等が挙げられるが、中でもブタジエン及びイソプ
レンがスチレンモノマーとの反応性に優れる点から好ま
しい。上記ブロック共重合体(C)は、スチレン系樹脂
(A)とオレフィン系樹脂(B)との相溶化を高めるた
めの必須の成分であり、スチレン系単量体に起因する構
造単位を、その原料基準の重量百分率で40〜90重量
%となる割合で含有するものである。かかる範囲におい
て、スチレン系樹脂(A)とオレフィン系樹脂(B)と
の相溶化の効果が顕著なものとなる。ここで、原料基準
の重量百分率とは、ブロック共重合体(C)を構成する
全単量体の重量に対する、スチレン系単量体に起因する
構造単位を構成するスチレン系単量体の重量の割合を百
分率で表したものである。
【0024】このようなブロック共重合体(C)として
具体的には、ジブロック型(X−Y)として、スチレン
−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体
等が挙げられる。トリブロック型(X−Y−X)として
は、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体やスチレ
ン−イソプレン−スチレン共重合体や、これらの水素添
加物が挙げられる。また、本発明に用いられるブロック
共重合体(C)は機械的強度及び表面外観の点から分子
量Mw1万〜15万が好ましい。
【0025】これらブロック共重合体(C)の中でも、
機械的強度等の面からスチレン−オレフィン−スチレン
ブロック共重合体の水素添加物が好ましい。更には、ス
チレン系樹脂(A)とオレフィン系樹脂(B)の相溶性
を向上させるためには、ハードセグメントである両末端
のスチレン系重合体ブロックの中間にソフトセグメント
であるポリオレフィンブロックからなり、スチレン−ブ
タジエン−スチレン共重合体エラストマーのポリブタジ
エン及びスチレン−イソプレン−スチレン共重合体エラ
ストマーのポリイソプレンに水素を添加して得られる、
いわゆるSEBS、及びSEPSが好ましい。このと
き、水素添加率としては70%以上が好ましく、より好
ましくは90%以上である。また、このSEBS及びS
EPSに代表される水素添加されたブロック共重合体
は、スチレン−ブタジエンブロック共重合体及びスチレ
ン−イソプレンブロック共重合体に代表される非水添系
のブロック共重合体と併用することにより、機械的強度
の改善は一層向上する。
【0026】以上のスチレン系樹脂(A)、オレフィン
系樹脂(B)、及びブロック共重合体(C)を必須成分
とするスチレン系樹脂組成物は、射出成形を行い大型の
成形品を得る場合に、メルトフローレイトが7g/10
分(200℃、5kgf)以上でフローマーク等の不良
現象が抑えられ、良好な外観のものとなる。また、該組
成物のメルトフローレイトを30g/10分(200
℃、5kgf)以下とすることで、成形品の剛性感、機
械的強度が良好なものとなる。また、本発明の組成物
は、流動性及び衝撃強度を向上させるために、ミネラル
オイルや連鎖移動剤を添加することも好ましい。ミネラ
ルオイルの添加量は特に制限されるものではないが、可
塑化の効果が顕著なものとなる点から組成物中0.1重
量%〜4重量%となる範囲であることが好ましい。
【0027】本発明の必須の成分として使用されるスチ
レン系樹脂(A)、オレフィン系樹脂(B)、及びブロ
ック共重合体(C)の配合割合は、特に制限されるもの
ではないが、重量基準で(A)/(B)=30/70〜
95/5となる割合であり、かつ、(C)ブロック共重
合体の含有率が、重量基準で(C)/((A)+
(B))=(1〜15)/100となる割合であること
が好ましい。
【0028】即ち、(B)オレフィン系樹脂の使用量
が、(A)/(B)=(95以下)/(5以上)の割合
で用いることにより耐溶剤性、耐薬品性の改善が顕著な
ものとなり、(A)/(B)=(30以上)/(70以
下)となる割合で用いることにより、成形加工性が一層
改善される。また、(C)ブロック共重合体の含有率
は、(A)及び(B)の合計重量100重量部に対し
て、1重量部以上において相溶性の改善効果が顕著なも
のとなり、機械的強度が優れたものとなる。一方、15
重量部以下では、剛性、耐熱性が良好となる。
【0029】本発明の熱可塑性重合体組成物には、必要
に応じて、任意の添加剤を配合することができる。添加
剤の種類は、プラスチックの配合に一般的に用いられる
ものであれば特に制限はないが、例えば、シリカ、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、タル
ク等の無機充填剤、有機繊維、酸化チタン、カーボンブ
ラック、酸化鉄等の顔料、染料、ステアリン酸、ベヘニ
ン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム、エチレンビスステアリルアミ
ド等の滑剤、離型剤、有機ポリシロキサン等の可塑剤、
また、耐候性向上用に通常用いられている添加剤として
チヌビンP、チヌビン327(日本チバガイギー
(株))などに代表されるベンゾトリアゾール系やベン
ゾフェノン系の紫外線吸収剤、スミライザーGM又はス
ミライザーGS(住友化学工業(株))、イルガノック
ス1076(日本チバガイギー(株))に代表されるヒ
ンダードフェノール系の酸化防止剤、サノールLS−7
70(三共(株))に代表されるヒンダードアミン系の
光安定剤、トリスノニルフェニルホスファイトに代表さ
れるリン系酸化防止剤、ジミリスチルチオジプロピオネ
ートに代表される有機イオウ系酸化防止剤などが挙げら
れる。また、難燃剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、ガラ
ス繊維、炭素繊維、金属ウィスカ等の補強剤、テルペン
樹脂に代表されるナフサ等の熱分解により副生する多数
の不飽和炭化水素を含む分解油瑠分を重合させて得られ
る石油樹脂、その他添加剤或いはこれらの混合物等を添
加することもできる。
【0030】本発明の樹脂組成物の製造方法は、特に制
限されるものではなく公知の方法が利用できる。例え
ば、ロール、バンバリミキサー、単軸スクリュー押出
機、二軸スクリュー押出機、コニーダ、多軸スクリュー
押出機等の一般的な混和機、二軸表面更新機又は二軸多
円盤装置などの横型攪拌機、ダブルヘリカルリボン攪拌
機などの縦型攪拌機など高分子材料を適宜の温度に加温
し、適宜の剪断応力を与えながら混練しうる装置が挙げ
られる。
【0031】このようにして得られた本発明の樹脂組成
物は、従来公知の任意の成形加工方法、例えば、押出成
形、射出成形、中空成形、回転成形、化学発泡、物理発
泡等によって、各種シート、発泡体、フィルム、各種形
状の射出成形品、中空成形品、圧空成形品、真空成形
品、真空圧空成形品、回転成形品等極めて多種多様にわ
たる実用上有用な製品に容易に成形加工することがで
き、自動車部品、電気部品、機械部品、食品包装容器等
に利用することができる。
【0032】また、シート及びフィルム等の用途におい
ては、単層で使用することもできるが、熱融着や接着剤
を用いた積層シートとして用いることもできる。積層す
るシートの原料は、特に制限するものではない。
【0033】この様な各種用途のうち、とりわけ本発明
においては射出成型品用途において、前記した流動性と
成型品の機械的強度とのバランスに優れる点から好まし
い。特に、大型射出成型品において前述した通りフロー
マーク防止と、機械的強度向上の効果が顕著なものとな
る。
【0034】これらの用途の中でも、特に本発明におい
ては、従来では安定的に良好な外観を有する成形が困難
であった射出成形品に対応でき、特に耐溶剤性、耐薬品
性の要求される、風呂周りの天井材、壁面、床材、風呂
桶、浴槽、洗面化粧材、シャワーヘッド、システムバス
やユニットバスの部材、トイレ周りの床材、便器、便
座、トイレットペーパーホルダー、キッチンにおける化
粧板、壁面、レンジ周りの仕切材、食器洗浄乾燥機、生
ゴミ処理機、テレビやエアコンのハウジング材、クリー
ナーボックス、洗濯機の部材、冷蔵庫の内装材料、浄水
機器部材、ポンプ・給湯器部品、などの家庭電気、器具
類の部品、複写機、プリンター、ファクシミリ、パソコ
ンなどのOA機器、事務機器の各種部品、玩具、医療器
具類の部品、各種日用品部材、自動車用部品、機械部
品、等の成形品ではその効果は顕著である。これらは何
れも、本発明のスチレン系樹脂射出成形品となる。
【0035】この様にして得た本発明品の樹脂組成物を
素材とする成形品は、必要に応じて帯電防止加工や着
色、塗装、メッキを施すことができる。
【0036】即ち、本発明のスチレン系射出成形品は、
上述したスチレン系樹脂組成物から射出成形品へ成形し
たものである。かかる、射出成型品は、上記したとお
り、フローマークを生ずることなく、極めて光沢に優れ
たものとなる。具体的には、JIS K 7105(入
射角60度)に準拠して測定した光沢が60%以上とな
る。
【0037】
【実施例】以下、本発明を更に詳細に説明するための実
施例を示すが、本発明の内容をこれらの実施例に限定す
るものではない。尚、実施例及び比較例に示された値は
次の方法により測定したものである。
【0038】1)樹脂中のゴム質重合体の平均粒子径 樹脂の超薄型切片法による透過型電子顕微鏡写真をと
り、写真中の粒子1000個の粒子径を測定して次式に
より平均粒子径を求めた。 平均粒子径=(Σni・Di4)/(Σni・Di3) (ただし、niは粒径Diを有するゴム粒子の個数であ
る。) 2)スチレン系樹脂中のポリスチレンの重量平均分子量 東ソー(株)製「HLC−8020」を用いて測定し
た。
【0039】試料をメタノール/MEK混合溶媒に溶解
させ、溶液をメタノールへ注ぎスチレン系樹脂中のポリ
スチレンを沈殿させる。得られた試料を次の条件で測定
した。
【0040】カラム:「TSK gel G6000H
XL」、「TSK gel 5000HXL」、「TS
K gel 4000HXL」、「TSK gel 2
500HSL」を各1本 カラム温度:40℃ 溶媒:THF 流速:1ml/min 3)メルトフローレイト JIS K7210に準拠して行った。 試験条件:200℃、5kg 4)アイゾット衝撃強度 JIS K 7110に準拠し、2号A試験片(厚み
6.4mm)を用いてノッチ付きを測定した。 5)曲げ強さ及び曲げ弾性率 JIS K 7203に準拠し、試験速度を毎分2mm
としてその値を求めた。 6)光沢 JIS 1号型試験片を用いてJIS K 7105
(入射角60度)に準拠して測定した。 7)成形品の耐薬品性試験 JIS 1号試験片の表面にケロシン又はバスピカ
((株)ツムラ製)を塗布した。この試験片の片端を固定
し、逆の片端に200gの分銅を吊して、23℃、50
%湿度下で一定時間放置後の試験片を外観観察し、以下
の基準に従って評価した。 :試験片に発生したクラックの数 0〜15 ×:試験片に発生したクラックの数 16以上 8)大型成形品の外観評価 20オンス射出成形機(三菱重工業(株)製、MODE
L:225MVL−20)を用いて260mm角、厚み
2mmのトレー状の成形品を得た。 成形条件:射出温度250℃、金型温度60℃、1mm
φピンゲート、得られた成形品を外観観察し、以下の基
準に従って評価した。 ○:フローマークの発生がない ×:フローマークが発生した
【0041】合成例1[スチレン系樹脂(A1)の合
成] ブタジエンゴム〔25℃における5%スチレン溶液粘
度:25センチポイズ〕6.2部、スチレン100部、
トルエン7部、からなる混合溶液を調整し、さらに、連
鎖移動剤として単量体混合物100部に対して0.05
部のα−メチルスチレンダイマー及び有機過酸化物とし
て単量体混合物100部に対して0.015部のt−ブ
チルパーオキシベンゾエート、1.6部のミネラルオイ
ル(島貿易社製、S−250)を加え、図1に示す重合
ラインを構成する装置を用いて以下の条件下で連続的に
塊状重合させた。尚、本合成例及び合成例2〜6で使用
した重合ラインを図1に基づいて以下に説明する。
【0042】[図1に示す重合ライン]原料溶液は、プ
ランジャーポンプ(1)によって20リットルの攪拌式
反応器(2)へ送られ、攪拌機による動的混合下に初期
グラフト重合される。次いで、この初期グラフト重合
は、ギアポンプ(3)によって循環重合ライン(I)に
送られる。循環重合ライン(I)は入口から順に内径
2.5インチ管状反応器(スイス国ゲブリューダー・ズ
ルツァー社製SMX型スタティックミキサー・静的ミキ
シングエレメント30個内蔵)(4)、(5)及び
(6)とギアポンプ(7)の間には非循環重合ライン
(II)に続く出口が設けられている。非循環重合ライン
(II)には入口から順に上記と同様の管状反応器
(8)、(9)及び(10)とギアポンプ(11)が直
列に連結されている。
【0043】[重合条件] 混合溶液の連続的な供給量:12リットル/時間 攪拌式反応器(2)での反応温度:134℃ 循環重合ライン(I)での反応温度:136℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:154〜170
℃ 還流比:R=F1/F2=5 重合させて得られた混合溶液を熱交換機で225℃まで
加熱し、50mmHgの減圧下で揮発性成分を除去した
後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂A1を得
た。 A1のゴム平均粒子径:0.87μm A1の重量平均分子量(Mw):18万
【0044】合成例2[スチレン系樹脂(A2)の合
成] ブタジエンゴム〔25℃における5%スチレン溶液粘
度:62センチポイズ〕5.9部、スチレン100部、
及びトルエン6部からなる混合溶液を調整し、さらに、
有機過酸化物として単量体混合物100部に対して0.
015部のt−ブチルパーオキシベンゾエート、2.2
部のミネラルオイル(島貿易社製、S−250)を加
え、図1に示す重合ラインを構成する装置を用いて以下
の条件下で連続的に塊状重合させた。
【0045】[重合条件] 混合溶液の連続的な供給量:12リットル/時間 攪拌式反応器(2)での反応温度:131℃ 循環重合ライン(I)での反応温度:137℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:152〜170
℃ 還流比:R=F1/F2=5 重合させて得られた混合溶液を熱交換機で225℃まで
加熱し、50mmHgの減圧下で揮発性成分を除去した
後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂A2を得
た。 A2のゴム平均粒子径:3.13μm A2の重量平均分子量(Mw):21万 合成例3[スチレン系樹脂(A3)の合成] ブタジエンゴム〔25℃における5%スチレン溶液粘
度:25センチポイズ〕6.3部、スチレン100部、
及びトルエン6部からなる混合溶液を調整し、さらに、
有機過酸化物として単量体混合物100部に対して0.
015部のt−ブチルパーオキシベンゾエート、1.2
部のミネラルオイル(島貿易社製、S−250)を加
え、図1に示す重合ラインを構成する装置を用いて以下
の条件下で連続的に塊状重合させた。
【0046】[重合条件] 混合溶液の連続的な供給量:12リットル/時間 攪拌式反応器(2)での反応温度:134℃ 循環重合ライン(I)での反応温度:136℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:152〜170
℃ 還流比:R=F1/F2=5 重合させて得られた混合溶液を熱交換機で225℃まで
加熱し、50mmHgの減圧下で揮発性成分を除去した
後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂A3を得
た。
【0047】A3のゴム平均粒子径:0.60μm A3の重量平均分子量(Mw):20万 合成例4[スチレン系樹脂(A4)の合成] ブタジエンゴム〔25℃における5%スチレン溶液粘
度:92センチポイズ〕6.8部、スチレン100部、
及びトルエン7部からなる混合溶液を調整し、さらに、
有機過酸化物として単量体混合物100部に対して0.
017部のt−ブチルパーオキシベンゾエート、4.9
部のミネラルオイル(島貿易社製、S−250)を加
え、図1に示す重合ラインを構成する装置を用いて以下
の条件下で連続的に塊状重合させた。
【0048】[重合条件] 混合溶液の連続的な供給量:13リットル/時間 攪拌式反応器(2)での反応温度:133℃ 循環重合ライン(I)での反応温度:140℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:160〜175
℃ 還流比:R=F1/F2=5 重合させて得られた混合溶液を熱交換機で225℃まで
加熱し、50mmHgの減圧下で揮発性成分を除去した
後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂A4を得
た。
【0049】A4のゴム平均粒子径:1.81μm A4の重量平均分子量(Mw):19万
【0050】合成例5[スチレン系樹脂(A5)の合
成] スチレン100部及びトルエン10部からなる混合溶液
を調整し、さらに、有機過酸化物として単量体混合物1
00部に対して0.02部の2,2−ビス(4,4−ジ
−t−ブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパンを加
え、図1において20リットルの攪拌式反応器(2)の
ない重合ラインで構成される装置(即ち、ギアポンプ
(3)によって直接原料成分が循環重合ライン(I)に
フィードされる装置)を用いて以下の条件下で連続的に
塊状重合させた。
【0051】[重合条件] 混合溶液の連続的な供給量:5リットル/時間 攪拌式反応器(2)での反応温度:120℃ 非循環重合ライン(II)での反応温度:130〜160
℃ 還流比:R=F1/F2=5 重合させて得られた混合溶液を熱交換機で225℃まで
加熱し、50mmHgの減圧下で揮発性成分を除去した
後、ペレット化して本発明のスチレン系樹脂A5を得
た。
【0052】A5の重量平均分子量(Mw):32万 実施例1〜4及び比較例1及び2 表1〜表2記載の成分をタンブラーにてブレンドし、二
軸押出機を用いて180〜240℃の温度で溶融混練し
た後、造粒し、目的とするスチレン系樹脂組成物を得
た。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、成型品の機械的強度を
落とすことなく、流動性を飛躍的に向上させた樹脂組成
物、及び、フローマーク発生を防止でき、表面外観が良
好で、また、機械的強度にも優れる射出成型品を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、静的ミキシングエレメントを有する管
状反応器を組み込んだ連続塊状重合ラインの1例を示す
工程図である。 (1):プランジャーポンプ (2):攪拌式反応器 (3):ギアポンプ (4):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器 (5):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器 (6):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器 (7):ギアポンプ (8):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器 (9):静的ミキシングエレメントを有する管状反応器 (10):静的ミキシングエレメントを有する管状反応
器 (I):循環重合ライン (II):非循環重合ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 91/00 C08L 91/00 //(C08L 25/02 (C08L 25/02 53:02) 53:02) (C08L 23/00 (C08L 23/00 53:02) 53:02) B29K 23:00 B29K 23:00 25:00 25:00 Fターム(参考) 4F071 AA14 AA22 AA71 AA75 AA77 AA78 AH03 AH05 AH19 BA01 BB05 BC07 4F206 AA03 AA13 AA47F JA07 JF01 4J002 AE054 BB02X BB05X BB06X BB07X BB11X BB15X BB16X BC03W BC04W BC05W BC06W BC07W BC08W BC11W BN14W BN15W BP013 BP02X FD010 FD020 FD040 FD070 FD080 FD090 FD160 FD170 GG01 GQ00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)スチレン系樹脂、(B)オレフィ
    ン系樹脂、及び、(C)スチレン系単量体と共役ジエン
    系単量体とのブロック共重合体であって、かつ、スチレ
    ン系単量体に起因する構造単位を、その原料基準の重量
    百分率で40〜90重量%となる割合で含有するブロッ
    ク共重合体を必須成分とし、かつ、組成物のメルトフロ
    ーレートが7〜30g/10分(200℃、5kgf)
    の範囲であることを特徴とするスチレン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 スチレン系樹脂(A)とオレフィン系樹
    脂(B)との存在比が、重量基準で(A)/(B)=3
    0/70〜95/5となる割合であり、(C)ブロック
    共重合体の含有率が、重量基準で(C)/((A)+
    (B))=(1〜15)/100となる割合である請求
    項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ブロック共重合体(C)が、スチレン−
    ブタジエンブロック共重合体の水素添加物である請求項
    1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ブロック共重合体(C)の水素添加物が
    水添率70%以上である請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 スチレン系樹脂(A)の重量平均分子量
    が12万〜40万である請求項1〜4の何れか1つに記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】 スチレン系樹脂(A)が、ゴム状重合体
    を3〜15重量%含有するゴム変性スチレン系樹脂であ
    る請求項1〜5の何れか一つに記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ゴム変性スチレン系樹脂が、0.3〜
    3.5μmの平均ゴム粒子径を有している請求請6記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】 オレフィン系樹脂(B)がプロピレン−
    エチレンブロック共重合体である請求項1〜7の何れか
    一つに記載の組成物。
  9. 【請求項9】 組成物中、ミネラルオイルを0.1重量
    %〜4重量%含有する請求項1〜8の何れか1つに記載
    の組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の樹脂組
    成物から構成される射出成形品。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9の何れかに記載の樹脂組
    成物から構成され、かつ、JIS K 7105(入射
    角60度)に準拠して測定した光沢が60%以上である
    射出成形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010265400A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Idemitsu Kosan Co Ltd スチレン系樹脂組成物及びその成形体
WO2021132183A1 (ja) * 2019-12-24 2021-07-01 パナソニック株式会社 樹脂組成物および成形体

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JP2021101003A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 高六商事株式会社 樹脂組成物および成形体

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