JP2002249291A - エレベータのかご - Google Patents

エレベータのかご

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一久 早▲瀬▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータかごのかご壁の組み立て作業をか
ご床上から行えるようにする。 【解決手段】 エレベータのかご10のかご床12上に
壁取り付け枠14を固定する。かご壁18は、複数のか
ご壁板26から構成される。かご壁板26は、下辺の一
方の端付近にてボルト32にてかご床12に固定され
る。また、左辺には、この辺に沿って延びる差し込み溝
36と、右辺には、隣接するかご壁板の差し込み溝36
に差し込まれる差し込み刃42を有している。かご壁板
26を一端より順番に組み付けることにより、ボルト3
2を締め付ける作業は、かご床12上から可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの、人
などが搭乗するかごの構造、特にかご壁を固定するため
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータのかごは、かご床と、このか
ご床上に立設され、人等が乗る空間すなわちかご室を囲
うかご壁と、天井と、これらに囲まれたかご室に出入り
するための扉を含む。
【0003】図7は、エレベータのかご110を上方よ
り見た図であり、特にかご壁112を構成するかご壁板
114の従来の固定構造にかかる概略図である。かご壁
112は、かご床116上に立設され、また四方の内、
一つの面の一部が開放されて形成され、開放部分の端部
には、タテ柱118が設けられている。また、かご壁1
12の開放部分には、扉118が設けられている。かご
壁板114の下辺両端は、かご床116にボルト120
にて固定され、隣接するかご壁板114どうしは、図8
に示すようにボルト122、ナット124および座金1
26を用いて結合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような、かご壁
板114の固定構造においては、かご壁板114をかご
床116または隣接するかご壁板114と締結するため
のボルトなどは、かご室内側からでは締め付け作業を行
えない位置に設けられていた。したがって、これらのボ
ルト締め付け作業をかご室の外側から行わなければなら
ず、このためエレベータの昇降路内に足場を組み、ここ
で作業を行わなければならなかった。また、ボルトの締
め付け位置がかご壁板の上部、下部の広範囲に及び、作
業姿勢が不安定なものとなる場合があった。
【0005】本発明は、前述の問題点を考慮してなされ
たものであり、かご壁を組み立てる際に、昇降路内に足
場を組む必要がなく、また、作業姿勢が安定したものと
なるかご壁の構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明にかかるエレベータのかごは、かご床上に
かご壁板の下辺付近がかご内側より当接する壁取り付け
枠と、かご壁を構成するかご壁板とを有している。特
に、かご壁板は、下辺の一方の端付近にてのみ前記かご
床に固定され、また、左右の一方の辺には、この辺に沿
って延びる差し込み溝と、さらに左右の他方の辺には、
隣接する前記かご壁板の差し込み溝に差し込まれる差し
込み刃とを含んでいる。
【0007】かご壁の組み立てにおいては、かご壁の一
端から順番にかご壁板を固定していく。隣接するかご壁
板どうしの係合は、一方のかご壁板の差し込み溝と他方
のかご壁板の差し込み刃の係合によって達成される。作
業者は、すでに固定されたかご板壁の差し込み溝または
差し込み刃に対して、今回固定するかご板壁の差し込み
刃または差し込み溝を係合する。かご床への固定は、か
ご壁板の下辺の一方の端にて、例えばボルトなどを用い
て行う。ボルトを用いる場合、その位置としては、作業
者がかご室側に位置し、そこから手が届く位置とするこ
とが好適である。この作業を繰り返して、かご壁を形成
する。作業は全て、かご室内側から可能であり、昇降路
内の足場を用いる必要がなくなる。
【0008】差し込み刃と差し込み溝の係合方向は、か
ご壁面に沿う方向とすることが望ましい。これにより、
隣接するかご壁板の面を容易に面一にすることができ、
また左右方向の取り付け位置の調整が可能となる。
【0009】さらに、差し込み溝と差し込み刃の少なく
とも一方の接触部分をこれらの接触を緩衝する緩衝材で
構成することができる。これにより組み付け時およびエ
レベータの使用の際の接触音が低減される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)を、図面に従って説明する。図1は、
本実施形態のエレベータかご10の概略構成を示す水平
断面図である。かご床12には、断面略L字形の壁取り
付け枠14がボルト16にて固定されている。かご壁1
8は四方のうち一方が開放して形成され、この開放部に
は扉20が設けられる。また、開放部の縁、すなわちか
ご壁18の端には、タテ柱22がボルト24にてかご床
22に固定されている。
【0011】かご壁18は、複数のかご壁板26から構
成され、かご室28を画定している。かご壁板26は、
かご室28に向いた意匠面と、この意匠面の縁に略直角
に曲げられ、かご床12、かご天井(不図示)または隣
接するかご壁板26との結合に用いられるフランジ部を
有している。下辺のフランジ部30の一端は、ボルト3
2によってかご床12に固定されている。かご室28側
から見て左辺のフランジ部34は、鉛直方向に延びる差
し込み溝36を形成する受け部材38を含む。右辺のフ
ランジ部40は、延長方向に延びる差し込み刃42を含
む。
【0012】図2〜図4は、かご壁板26どうしの接合
部分の詳細を示す図である。図2は、かご壁板26どう
しの接合状態を示す図であり、図3は接合面から見た左
辺のフランジ部34の詳細図、また図4は接合面から見
た右辺のフランジ部40の詳細図である。左辺のフラン
ジ部34は、かご壁板26のかご室28に面した意匠面
44から連続する一体部分46と、前述の受け部材38
を含む。一体部分46と受け部材38は、平ビス48、
座金50およびナット52により締結されている。受け
部材38に形成される差し込み溝36の内面には、ゴム
などの緩衝材54がはり付けられている。この緩衝材5
4は、差し込み溝36内に差し込まれる差し込み刃42
と受け部材38の間に介在し、これらの直接の接触を防
止するようにしている。これにより、組み立て時および
組み立て後において、かご壁板26どうしの接触による
音の発生を抑えることができる。また、緩衝材54の弾
性により、差し込み溝36と差し込み刃42をがたつく
ことなく係合することができる。また、受け部材38
は、壁取り付け枠14に、緩衝材56を介して当接して
いる。これにより、組み立て時などに衝突による騒音が
発生することが防止される。
【0013】右辺のフランジ部40は、意匠面44と平
行に延び、前述の差し込み溝36内に差し込まれる差し
込み刃42を含む。また、下辺のフランジ部30の右端
付近には、長穴56が設けられ、ここにボルト32のね
じ部が挿入され、座金58を介してかご壁板26をかご
床12に固定している。
【0014】次に、かご壁の組み立て作業について説明
する。まず、かご床12に壁取り付け枠14を固定す
る。図1に示すように本実施形態の壁取り付け枠14は
5本あるが、これを全て固定する。このときには、扉2
0は取り付けられていない。次に、図5(a)に示すよ
うに、かご室28内から見て右側のタテ柱22−1をボ
ルト24−1にて固定する。図示するように、この作業
は、かご床12上にいる作業者がタテ柱22−1の裏側
に手を入れるようにして作業を行う。次に、タテ柱22
−1と、これに続くかご壁板26−1とを係合させる。
図5(b)に示すように、タテ柱22−1には、差し込
み刃42−0が設けられており、これをかご壁板26−
1に設けられた差し込み溝36−0に差し込むようにし
て前記の係合が達成される。このかご壁板26−1を下
辺の右端付近でボルト32−1にてかご床12に固定す
る。この作業も図5(c)に示すように、作業者はかご
床12上に位置して行う。次に、図6に示すように、か
ご壁板26−1の差し込み刃42−1に、次のかご壁板
の差し込み溝36−2を係合し、そしてボルトにてかご
床12に固定する。これを繰り返す。
【0015】最後のかご壁板26−7を固定後、これに
左側のタテ柱22−2をかご床12に固定する。この作
業も、図5(d)に示すように、作業者はかご床12上
に位置して行うことができる。その後、扉20の取り付
けを行う。
【0016】
【発明の効果】以上のように、かご壁の組み立て作業
を、かご床上にて行うことができ、この作業のために昇
降路内に足場を組む必要がなくなる。また、かご壁板の
接合部分には緩衝材を用いているので、ガタをなくすこ
とができ、これにより生じる騒音の発生を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のエレベータかごの概略構成を示
す図である。
【図2】 かご壁板の接合部を示す図である。
【図3】 かご壁板を、かご壁板どうしの接合面から見
た図である。
【図4】 かご壁板を、かご壁板どうしの接合面から見
た図である。
【図5】 かご壁の組み立てにかかる説明図である。
【図6】 かご壁板どうしの係合にかかる説明図であ
る。
【図7】 従来のかご壁の構造を示す図である。
【図8】 従来のかご壁板の接合部を示す図である。
【符号の説明】
10 エレベータかご、12 かご床、14 壁取り付
け枠、18 かご壁、26 かご壁板、28 かご室、
30 下辺のフランジ部、34 左辺のフランジ部、3
6 差し込み溝、40 右辺のフランジ部、42 差し
込み刃、54緩衝材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご床に立設されるかご壁を有するエレ
    ベータかごの構造であって、 前記かご壁を構成するかご壁板と、 前記かご床上に設けられ、前記かご壁板の下辺付近がか
    ご内側より当接する壁取り付け枠を有し、 前記かご壁板は、 下辺の一方の端付近にてのみ前記かご床に固定され、 また、左右の一方の辺には、この辺に沿って延びる差し
    込み溝と、 さらに左右の他方の辺には、隣接する前記かご壁板の差
    し込み溝に差し込まれる差し込み刃と、を含み、 隣接する前記かご壁板どうしの直接の係合は、前記差し
    込み溝と前記差し込み刃の係合にのみよる、エレベータ
    かごの構造。
  2. 【請求項2】 前記差し込み溝と前記差し込み刃の係合
    方向は、当該かご壁の壁面に沿った方向である、請求項
    1に記載のエレベータかごの構造。
  3. 【請求項3】 前記差し込み溝と前記差し込み刃の少な
    くとも一方の接触部分は、これらの接触を緩衝する緩衝
    材で構成される、請求項1または2に記載のエレベータ
    かごの構造。
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CN107848756A (zh) * 2015-07-23 2018-03-27 奥的斯电梯公司 电梯轿厢内衬面板和组装电梯轿厢的方法

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