JPH1150521A - バルコニユニットの取付構造 - Google Patents

バルコニユニットの取付構造

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JPH1150521A
JPH1150521A JP20478997A JP20478997A JPH1150521A JP H1150521 A JPH1150521 A JP H1150521A JP 20478997 A JP20478997 A JP 20478997A JP 20478997 A JP20478997 A JP 20478997A JP H1150521 A JPH1150521 A JP H1150521A
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JP
Japan
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positioning
unit
balcony unit
positioning pins
balcony
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JP20478997A
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Inventor
Chimou Terauchi
知網 寺内
Satoshi Maehara
敏 前原
Kiyoshi Hagihira
潔 萩平
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルコニユニットの取付作業の容易に行うこ
とができるバルコニユニットの取付構造を提供するこ
と。 【解決手段】 建物本体を構成する建物ユニット3にバ
ルコニユニット20を取り付ける構造において、前記建
物物ユニット3に複数の位置決めピン16A,16B,
16Cが設けられ、バルコニユニット20に位置決めピ
ン16A,16B,16Cにそれぞれ嵌合する位置決め
孔24が設けられている。前記各位置決めピン16A,
16B,16Cから位置決め孔24までの距離をそれぞ
れ異ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物本体にバルコ
ニユニットを取り付けるバルコニユニットの取付構造に
係り、詳しくは、建物本体およびバルコニユニットのい
ずれか一方に複数の位置決めピンを設け、建物本体およ
びバルコニユニットのいずれか他方に前記位置決めピン
に嵌合する複数の位置決め孔を設けたバルコニユニット
の取付構造に関する。
【0002】
【背景技術】バルコニユニットを建物本体に取り付ける
にあたって、建物本体およびバルコニユニットのいずれ
か一方に設けられた複数の位置決めピンと、建物本体お
よびバルコニユニットのいずれか他方に設けられた複数
の位置決め孔とを嵌合させる構成が採られている。図9
には、従来のバルコニユニット20の取付構造が示され
ている。建物本体を構成する建物ユニット3の骨組み、
例えば、柱4およびその柱4間を連結する下梁8にはブ
ラケット11がそれぞれ設けられ、これらの各ブラケッ
ト11に位置決めピン9と、ボルト挿通孔(図示省略)
とが設けられている。各位置決めピン9は同一長さ寸法
で前方へ水平に突設されている。
【0003】前記建物ユニット3に取り付けられるバル
コニユニット20の下端には、それぞれのブラケット1
1の位置と対応してエンドプレート23が取り付けられ
ている。これらのエンドプレート23には、位置決めピ
ン9に嵌合するための位置決め孔24と、ボルト挿通孔
(図示省略)とが形成されている。
【0004】以上の構成において、バルコニユニット2
0を建物ユニット3に取り付ける際には、建設現場にお
いて、バルコニユニット20をクレーンで吊り上げ、こ
のクレーン吊り込み作業により複数の位置決め孔24を
同時に位置決めピン9に挿入する。その後、建物ユニッ
ト3とバルコニユニット20のボルト挿通孔にボルト
(図示省略)を挿通するとともに、そのボルトにナット
(図示省略)を螺合して締め付け、バルコニユニット2
0を建物ユニット3に取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のバルコニユニッ
ト20の取付作業において、複数の位置決めピン9は、
いずれも同一長さ寸法であり、位置決めピン9の長手方
向における位置決め孔24の開口面位置も同一であるた
め、位置決め孔24を位置決めピン9に挿入する作業を
全ての位置決めピン9について同時に行わなければなら
ない。つまり、クレーン吊り込み作業でバルコニユニッ
ト20を建物ユニット3に取り付ける場合に、全ての位
置決め孔24が位置決めピン9に入るように、バルコニ
ユニット20の姿勢を微妙に調整しながら作業しなけれ
ばならないので、バルコニユニット20の取付作業が困
難、かつ、面倒であった。
【0006】本発明の目的は、バルコニユニットの取付
作業の容易に行うことができるバルコニユニットの取付
構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバルコニユ
ニットの取付構造は、図面を参照して説明すると、建物
本体2にバルコニユニット20を取り付けるバルコニユ
ニット20の取付構造であって、前記建物本体2および
バルコニユニット20のいずれか一方に複数の位置決め
ピン9,16A,16B,16Cを設け、前記建物本体
2およびバルコニユニット20のいずれか他方に前記各
位置決めピン9,16A,16B,16Cにそれぞれ嵌
合する複数の位置決め孔24,24A,24B,24C
を設けたバルコニユニット20の取付構造において、前
記各位置決めピン9,16A,16B,16Cからその
位置決めピン9,16A,16B,16Cに嵌合する位
置決め孔24,24A,24B,24Cまでの距離をそ
れぞれ異ならせたことを特徴とする。
【0008】ここで、各位置決めピン9,16A,16
B,16Cからそれらの位置決めピン9,16A,16
B,16Cに嵌合する位置決め孔24までの距離をそれ
ぞれ異ならせる手段としては、位置決めピン16A,1
6B,16Cの長さ寸法をそれぞれ異なる長さにしても
よく、あるいは、位置決め孔24A,24B,24Cの
開口面位置を位置決めピン9の長手方向へそれぞれ異な
らせるようにしてもよい。
【0009】このような本発明においては、各位置決め
ピン9,16A,16B,16Cからそれらの位置決め
ピン9,16A,16B,16Cに嵌合する位置決め孔
24,24A,24B,24Cまでの距離をそれぞれ異
ならせているので、バルコニユニット20の取付にあた
って、位置決めピン16A,16B,16Cの長さ寸法
が長い順に、あるいは、位置決めピン9に対し位置決め
孔24A,24B,24Cの開口面位置が近い順に、位
置決めピン9,16A,16B,16Cと位置決め孔2
4,24A,24B,24Cとを嵌合させればよいか
ら、つまり、複数の位置決めピンと位置決め孔とが同時
に嵌合するようにバルコニユニット20の姿勢を微妙に
調整する必要がないから、簡単に、かつ、短時間でバル
コニユニット20の取付作業を行うことができる。
【0010】ところで、位置決め孔24の開口面位置を
位置決めピン9の長手方向へそれぞれ異ならせた構造の
場合、各位置決めピン9に対し位置決め孔24A,24
B,24Cの開口面位置が近い順に位置決めピン9と位
置決め孔24A,24B,24Cとを嵌合していった
際、例えば、位置決めピン9に対して最も近い位置決め
孔24Aを嵌合したとき、残る位置決め孔24B,24
Cは、位置決めピン9の途中までしか嵌合されずその間
に隙間が生じてしまう。そこで、この点に対しては、位
置決め孔24B,24Cを嵌合する位置決めピン9の周
囲に隙間に対応する厚さのスペーサ27B,27Cを選
択的に設けるようにすればよい。このようにすると、建
物本体2にバルコニユニット20を隙間を生じることな
く安定して取り付けることができる。
【0011】上記構成において、前記位置決めピン9の
先端は、剣先となっていることが望ましい。このように
すれば、位置決めピン9,16A,16B,16Cと位
置決め孔24,24A,24B,24Cとにずれが生じ
ていても、そのずれ量が位置決めピン9,16A,16
B,16Cの剣先部10,17の先端が位置決め孔2
4,24A,24B,24C内に挿入できるずれ内であ
れば、そのずれを解消しながら位置決めピン9,16
A,16B,16Cと位置決め孔24,24A,24
B,24Cとを嵌合させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施形態を
図面に基づいて説明する。図1には、本発明の実施形態
に係るバルコニユニット20の取付構造が適用されたユ
ニット式建物1が示されている。このユニット式建物1
は、複数の建物ユニット3を上下、水平方向に配列した
建物本体2と、この建物本体2の上に設けられた屋根1
5と、前記建物本体2の2階の建物ユニット3の外周壁
に取り付けられたバルコニユニット20とから構成され
ている。
【0013】図2には、前記バルコニユニット20とこ
れが取り付けられる建物ユニット3とが示されている。
前記建物ユニット3は、四隅に立設された四本の柱4
と、この柱4の上端間に架け渡された四本の上梁5,6
と、前記柱4の下端間に架け渡された下梁7,8とから
なる骨組みを備えている。長辺側の一方の下梁8の中央
部およびその下梁8の両端側に位置する柱4の下端に
は、ブラケット11がそれぞれ設けられている。各ブラ
ケット11は、図3にも示すように、柱4の下端および
下梁8に上下に対向して取り付けられた上板11Aおよ
び下板11Bと、これらの上板11Aおよび下板11B
の先端間に垂直に取り付けられた側板11Cとを含み、
側面から見て箱型、つまり、コ字状に形成されている。
各側板11Cには、その中心に位置決めピン16A,1
6B,16Cが前方へ水平に突設されているとともに、
それら位置決めピン16A,16B,16Cの周囲にボ
ルト13を挿入するための挿通孔12とが設けられてい
る。また、これらの位置決めピン16A,16B,16
Cの先端は、剣先部17となっている。
【0014】前記バルコニユニット20は、それぞれの
ブラケット11の位置と対応して設けられた3本の縦梁
21と、これらの縦梁21に跨って架け渡された横梁2
2と、前記梁21,22の上面に立設された立上り壁3
1と、この立上り壁31の上面に取り付けられた手摺3
2(図1参照)とから構成されている。各縦梁21の一
端には、エンドプレート23が取り付けられ、それぞれ
のエンドプレート23には、図3に示すように、ボルト
13を挿入するための挿通孔25と、位置決めピン16
A,16B,16Cを挿通するための位置決め孔24と
が形成されている。
【0015】ここで、図4に示すように、各位置決め孔
24の開口面位置(位置決めピンの長手方向における開
口面位置)は同じであるが、位置決めピン16A,16
B,16Cの長さ寸法がそれぞれ異なっている。つま
り、左端の位置決めピン16Aが最も長く、次に中央の
位置決めピン16Bが長く、最後に右端の位置決めピン
16Cが最も短く形成されている。従って、位置決めピ
ン16Aからその位置決めピン16Aに嵌合する位置決
め孔24までの距離が最も短く、次に位置決めピン16
Bからそれに嵌合する位置決め孔24までの距離が長
く、最後に位置決めピン16Cからそれに嵌合する位置
決め孔24までの距離が最も長くなっている。なお、挿
通孔12,25に挿入されるボルト13は、エンドプレ
ート23の後面でナット26と螺合される。
【0016】前述のような第一の実施形態によれば、次
のような効果が得られる。バルコニユニット20を建物
ユニット3に取り付けるには、建設現場において、バル
コニユニット20をクレーン14で吊り上げ、このクレ
ーン吊り込み作業により、最も長さの長い位置決めピン
16Aから順にバルコニユニット20の位置決め孔24
を挿入する。つまり、最初に位置決めピン16Aに対し
て位置決め孔24を、次に位置決めピン16Bに対して
位置決め孔24を、最後に位置決めピン16Cに対して
位置決め孔24を挿入する。これにより、複数の位置決
めピン16A,16B,16Cに各位置決め孔24が同
時に挿入できるようにバルコニユニット20の姿勢を微
妙に調整する必要がないので、簡単に、かつ、短時間で
バルコニユニット20を建物ユニット3に取り付けるこ
とができる。
【0017】この際、最初に左端の位置決めピン16A
に対して、次に中央の位置決めピン16Bに対して、最
後に右端の位置決めピン16Cに対して位置決め孔24
を順番に嵌合するようにしたので、バルコニユニット2
0の撓みの影響を受けることが少なく、簡単に建物ユニ
ット3にバルコニユニット20を取り付けることができ
る。例えば、両端の位置決めピン16A,16Cから先
に位置決め孔24を嵌合すると、バルコニユニット20
の中央部が自重により撓むため、中央に位置する位置決
めピン16Bに位置決め孔24を嵌合しずらくなる。し
かし、上記実施形態のように左端から順に位置決め孔2
4を嵌合すれば、バルコニユニット20の右端の位置決
め孔24を位置決めピン16Cに嵌合させる際にも、そ
の右端の撓みが少ないので、バルコニユニット20の撓
みの影響を受けることが少なく、簡単に建物ユニット3
にバルコニユニット20を取り付けることができる。
【0018】また、位置決めピン16A,16B,16
Cに位置決め孔24を挿入する際、位置決めピン16
A,16B,16Cと位置決め孔24とにずれが生じて
も、位置決めピン16A,16B,16Cの剣先部17
の先端が位置決め孔24内に挿入できるずれ内で挿入さ
れれば、前記ずれを解消しながら位置決めピン16A,
16B,16Cに位置決め孔24を嵌合することができ
る。
【0019】その後、挿通孔12,25にボルト13を
挿通するとともに、ボルト13にナット26を螺合して
締め付けることにより、バルコニユニット20を建物ユ
ニット3に取り付けることができる。これにより、建物
ユニット3にバルコニユニット20をより確実に、か
つ、強固に取り付けることができる。また、コ字状に形
成されたブラケット11の先端には、ボルトを挿入させ
るための挿通孔12が設けられていることにより、柱4
および梁8にボルト挿通孔を形成しなくてよいので、柱
4および梁8の強度を維持することができる。
【0020】図5,図6には、本発明の第二の実施形態
が示されている。なお、これらの図の説明にあたって、
第一の実施形態と同一構成要件については、同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施形態では、複数の位
置決めピン9は全て同一長さ寸法であり、前記位置決め
ピン9の長手方向における位置決め孔24A,24B,
24Cの開口面位置がそれぞれ異なっている。つまり、
縦梁21の一端に厚さの異なるエンドプレート29A,
29B,29Cが取り付けられ、各エンドプレート29
A,29B,29Cに位置決め孔24A,24B,24
Cが形成されている。これにより、前記位置決めピン9
の長手方向における位置決め孔24A,24B,24C
の開口面位置がそれぞれ異なっている。
【0021】この状態で、位置決めピン9に位置決め孔
24A,24B,24Cを嵌合した際、厚さの最も厚い
エンドプレート29Aの位置決め孔24Aを位置決めピ
ン9に嵌合した場合には、隙間が生じないが、エンドプ
レート29Aより厚さの薄いエンドプレート29B,2
9Cの位置決め孔24B,24Cを位置決めピン9に嵌
合した場合には、位置決めピン9の途中までしか嵌合さ
れず隙間が生じる。
【0022】そこで、位置決め孔24B,24Cを嵌合
する位置決めピン9の周囲にそれぞれの隙間に対応する
厚さのスペーサ27B,27Cを設けている。各スペー
サ27B,27Cは、それぞれ位置決めピン9を挿入す
るためのU字型挿通孔28と、ボルト13を挿入するた
めの挿通孔30とを備えている。なお、隙間が生じない
位置決め孔24Aを嵌合する位置決めピン9の周囲には
スペーサを設けていない。
【0023】前述の第二の実施形態においては、以下の
ような効果が得られる。バルコニユニット20を建物ユ
ニット3に取り付けるには、建設現場において、バルコ
ニユニット20をクレーン14で吊り上げ、このクレー
ン吊り込み作業により、最も厚さの厚いエンドプレート
29Aの位置決め孔24Aから順に建物ユニット3の位
置決めピン9に挿入する。つまり、最初に位置決めピン
9に対して位置決め孔24Aを、次に位置決めピン9に
対して位置決め孔24Bを、最後に位置決めピン9に対
して位置決め孔24Cを嵌合する。従って、第一の実施
形態と同様な効果が得られる。しかも、同一長さ寸法の
位置決めピン9を共通して用いることができるので、位
置決めピン9の加工がしやすく、製造コストも低減する
ことができる。
【0024】また、位置決め孔24B、24Cを嵌合す
る位置決めピン9に対して厚さの異なるスペーサ27
B,27Cを挿入するようにしたので、建物ユニット3
にバルコニユニット20を隙間なく安定して取り付ける
ことができる。つまり、エンドプレート29Aより厚さ
の薄いエンドプレート29B,29Cの位置決め孔24
B,24Cを位置決めピン9に嵌合すると、位置決めピ
ン9の途中までしか嵌合されず隙間が生じるが、その隙
間をスペーサ27B,27Cで埋めることができるの
で、建物ユニット3にバルコニユニット20を安定して
取り付けることができる。
【0025】また、上記以外の効果については、第一の
実施形態と同様な効果が得られる。
【0026】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、この実施形態に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能である。例えば、第一、第二の
実施形態では、建物ユニット3に位置決めピン9,16
A,16B,16Cを設け、バルコニユニット20に位
置決め孔24,24A,24B,24Cを設けている
が、これと逆に、建物ユニット3に位置決め孔24,2
4A,24B,24Cを設け、バルコニユニット20に
位置決めピン9,16A,16B,16Cを設けてもよ
い。
【0027】また、第一、第二の実施形態では、前記位
置決めピン9,16A,16B,16Cは、建物ユニッ
ト3の二本の柱4の下端および下梁8の中央部にそれぞ
れ一本ずつ設けられているが、これに限らず、二本の柱
4の下端だけに設けられていてもよい。
【0028】また、第二の実施形態では、二つのスペー
サ27B,27Cだけしか設けられていないが、これに
限らず、全ての位置決めピン9の周囲に厚さが異なるス
ペーサを設けてもよい。
【0029】また、隣接する二つの建物ユニット3に跨
ってバルコニユニット20を取り付ける場合には、図
7、図8に示すように構成すればよい。これは、隣接す
る二つの建物ユニット3に跨る長さを有するバルコニユ
ニット20の手摺32以外の部材を一つの建物ユニット
3の幅寸法に合わせて分割し、手摺32は、隣接する二
つの建物ユニット3に跨る長さのままにしておく。本実
施形態で説明した取付作業で建物ユニット3にバルコニ
ユニット20の各分割部分を取り付け、それらの上面に
手摺32を跨って取り付ける。このようにすれば、隣接
する二つの建物ユニット3に跨る長さを有するバルコニ
ユニット20を簡単、かつ、安定して取り付けることが
できる。
【0030】また、建物本体2は、建物ユニット3から
構成されてなくてもよく、建設現場で柱および梁等から
なる骨組みを組み立てる軸組工法からなる建物で構成さ
れていてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明のバルコニユニットの取付構造に
よれば、バルコニユニットの取付作業の容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルコニユニットの取付構造が適用さ
れた第一の実施形態に係るユニット式建物を示す斜視図
である。
【図2】同上実施形態に係る建物ユニットとバルコニユ
ニットとの骨組みを示す分解斜視図である。
【図3】同上実施形態の要部を示す斜視図である。
【図4】同上実施形態の建物ユニットとバルコニユニッ
トとを示す平面図である。
【図5】本発明の第二の実施形態に係る建物ユニットと
バルコニユニットとの骨組みを示す分解斜視図である。
【図6】同上実施形態の建物ユニットとバルコニユニッ
トとを示す平面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るバルコニユニットの他
の例が取り付けられたユニット式建物を示す斜視図であ
る。
【図8】図7のバルコニユニットを示す分解斜視図であ
る。
【図9】従来のバルコニユニットの取付構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 建物本体 9,16A,16B,16C 位置決めピン 10,17 剣先部 20 バルコニユニット 24,24A,24B,24C 位置決め孔 27B,27C スペーサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物本体にバルコニユニットを取り付け
    るバルコニユニットの取付構造であって、前記建物本体
    およびバルコニユニットのいずれか一方に複数の位置決
    めピンを設け、前記建物本体およびバルコニユニットの
    いずれか他方に前記各位置決めピンにそれぞれ嵌合する
    複数の位置決め孔を設けたバルコニユニットの取付構造
    において、前記各位置決めピンからその位置決めピンに
    嵌合する位置決め孔までの距離をそれぞれ異ならせたこ
    とを特徴とするバルコニユニットの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバルコニユニットの取
    付構造において、前記位置決めピンの長さ寸法をそれぞ
    れ異なる長さにしたことを特徴とするバルコニユニット
    の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のバルコニユニットの取
    付構造において、前記位置決め孔の開口面位置を前記位
    置決めピンの長手方向へそれぞれ異ならせたことを特徴
    とするバルコニユニットの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のバルコニユニットの取
    付構造において、前記各位置決めピンの周囲にスペーサ
    を選択的に設けたことを特徴とするバルコニユニットの
    取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のバルコ
    ニユニットの取付構造において、前記位置決めピンの先
    端は、剣先となっていることを特徴とするバルコニユニ
    ットの取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051838A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Toyota Home Kk パネル取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051838A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Toyota Home Kk パネル取付構造

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