JP2002248391A - ウォーターカーテン形成装置およびそれを有する塗装ブース - Google Patents

ウォーターカーテン形成装置およびそれを有する塗装ブース

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Susumu Hibi
進 日比
Tadayuki Sakai
忠行 坂井
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Toyota Motor Corp
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Nippon Paint Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装ブースをよりコンパクトにしながらも、
発生する飛沫を最小限に抑制するウォーターカーテン形
成装置を提供する。 【解決手段】 上部に設けたオーバーフロー槽(10
2)からオーバーフローによって水性流体をカーテンプ
レート(106)上で流下させることによりウォーター
カーテンを形成するウォーターカーテン形成装置であっ
て、カーテンプレートの形状は、その幅がウォーターカ
ーテンの流下方向に向かうほど小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性塗料を被塗物
に塗装する塗装ブースに用いるウォーターカーテン形成
装置、そのようなウォーターカーテン形成装置を有する
塗装ブースに関する。
【0002】
【従来の技術】水性塗料を用いて被塗物を塗装する場
合、塗装ブースにおいて塗装ガンを用いて被塗物を塗装
する。塗装ガンから噴射された塗料の内、塗装に用いら
れなかった塗料、即ち、オーバースプレー塗料に関して
は、ブース内壁に付着したものについては塗装ブースの
洗浄時に洗浄液と共にブース外へ排出されて廃棄され、
あるいは、塗装時に排気と共にブース外へ放出されて廃
棄されている。オーバースプレー塗料をこのように廃棄
するのは、環境的見地および経済的見地等から必ずしも
好ましいものではない。
【0003】そこで、上述のように廃棄されていた水性
塗料を再利用するため、水性塗料リサイクルシステムを
構成することが提案されている。水性塗料リサイクルシ
ステムを構成して水性塗料を被塗物に塗装する際して、
下方にブース水槽を有する塗装ブースを使用する。この
場合、塗装時に被塗物に付着しなかったオーバースプレ
ー塗料は、ブース水槽からオーバーフロー槽に供給さ
れ、そこからオーバーフローして被塗物の前方に位置す
るカーテンプレート上を流下する、ブース水によって形
成されるウォーターカーテンにより捕捉される。この水
性塗料を捕捉したウォーターカーテンを形成する水性流
体がブース水槽に回収され、その後、再度ウォーターカ
ーテンに使用される。このような塗装ブースをウォータ
ーカーテン式塗装ブースと呼び、所定濃度の水性塗料を
含有するブース水は、濃縮・分離工程に送られ、水性塗
料が分離されて再使用される。
【0004】このような水性塗料のリサイクルシステム
例を図3に示す。図3では、ウォーターカーテン式塗装
ブース300内で、被塗物301を塗装ガン302から
噴射された水性塗料306で塗装する。オーバースプレ
ー塗料304は、被塗物301の前方にある仕切板とし
て作用するカーテンプレート328上を流下するウォー
ターカーテン303により捕捉され、塗装ブース300
の下部に設けたブース水槽320に回収され、回収され
たブース水中では塗料が分散している。
【0005】回収されたブース水は、ウォーターカーテ
ンを形成するために、ポンプPによって、矢印Aで示す
ように、ブース水槽320から塗装ブースの上部に設け
られたオーバーフロー槽330に供給され、そのオーバ
ーフロー槽330からオーバーフローして流下すること
によりウォーターカーテン303を形成して再使用され
る。このようにして、ブース水は、塗装ブース300で
循環している。
【0006】尚、塗装の終了後、ブース水槽320に溜
まったブース水は、濃縮槽305に送られる。次に、濃
縮槽305内の塗料を含むブース水は、後処理される、
即ち、濾過器307、通常限外濾過器(UF)で濾過さ
れて濃縮塗料と濾液に分離された後、濃縮塗料のみが濃
縮槽305に戻され、濾液309は濾液槽308へ送ら
れる。濃縮槽305内の濃縮塗料は再度濾過されて、よ
り濃縮された塗料と濾液とに分離される。このような濾
過を繰り返し実施することにより、濃縮槽305内の濃
縮塗料は、順次濃縮されて再使用可能となる。そのよう
な濃縮塗料306は、濃縮塗料槽310に移されて貯蔵
され、必要があれば再度調整後、濃縮塗料槽310から
塗装ガン302に送られて再度塗装に使用できる。ま
た、濾液309は濾液槽308に貯蔵され、これをライ
ン326を経てオーバーフロー槽330に供給してウォ
ーターカーテンの形成に使用してよい。
【0007】このようなウォーターカーテンを形成する
流体は、水性塗料の取り込みを考慮すると、水を含むも
の、特に水を主たる成分とするものであるのが好まし
く、従って、本明細書においては、ウォーターカーテン
を形成する流体を総称して水性流体と呼ぶ(尚、水のみ
から成る流体も水性流体に含まれる)。先の説明からも
明らかなように、この水性流体は、水性塗料を含んでい
てもよい。
【0008】尚、カーテンプレート328は、塗装ブー
ス300内で、被塗物301の前方で上下方向(即ち、
図示するように鉛直方向)または鉛直に近い斜め方向
(図示した態様の場合は、斜め右下方向)に沿って塗装
ブース300の上方から下方に向かって延在し、その上
をブース水(ブース水槽320内の水性流体)が流れて
ウォーターカーテン303としての液膜が形成されるよ
うになっている。流下したブース水は、カーテンプレー
ト328の下縁からブース水槽320に流入するように
なっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように塗装ブー
ス内においてウォーターカーテンを流下させながら被塗
物を塗装する場合、流下するウォーターカーテンから微
細な液滴である飛沫が種々の要因のために発生する。こ
の場合、被塗物とウォーターカーテンとの間の距離が近
すぎると、このような飛沫が被塗物に付着すると塗装の
品質が悪くなるという問題点がある。特に、水性塗料の
リサイクルシステムにあっては、ブース水中に含まれる
水性塗料の量が多くなり、そのため、カーテンプレート
上にその内の幾らかが付着し、その結果、その塊により
水はねが生じることが多くなる。
【0010】具体的には、上述のような塗装ブースにお
いて一般的に採用されている塗装条件の場合、被塗物と
ウォーターカーテンとの間の距離を約100cm以下に
すると、塗装の品質に飛沫の悪影響が及び得るので、塗
装の品質を確保しながら、この距離をそれ以上小さくす
ることができない。このことは、塗装ブースをよりコン
パクトにして塗装ブースを設置する場合の占有面積を小
さくしたいという要望を達成するための障害のひとつで
ある。
【0011】従って、本発明が解決しようとする課題
は、塗装ブースをよりコンパクトにしながらも、発生す
る飛沫を最小限に抑制するウォーターカーテン形成装置
を提供することである。換言すれば、上述の従来技術の
塗装ブースを使用する場合と比較して、塗装の品質を確
保しながらも被塗物とウォーターカーテンとの間の距離
を近づけることができるウォーターカーテン形成装置を
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記課題を解
決すべく、鋭意検討を重ねる過程において、ウォーター
カーテン式塗装ブースを用いる場合に、ウォーターカー
テンに液切れ部分が生じた場合、飛沫が発生し易いこ
と;水性流体に含まれている物質、特に水性流体中に分
散している物質が、ウォーターカーテンの液切れ部分と
ウォーターカーテン部分との境界付近に付着し、または
析出して付着すること;また、そのような付着部分が形
成された後、流量変動等の何等かの要因のために、流下
してくる水性流体の状態が変わったために、液切れ部分
の領域に変動が生じて付着部分に水性流体が流れ始めて
それが衝突し、その結果、飛沫が発生することがあるこ
とを見出した。
【0013】更に検討を進めた結果、流下するウォータ
ーカーテンの側方、特にカーテンの下部になればなるほ
どそのような液切れ部分が発生し易いこと、また、そこ
では付着部分が形成され易いことを見出した。また、別
の検討を実施したところ、上述のようにウォーターカー
テンに液切れ部分が生じるか否かは、ウォーターカーテ
ンを形成する水性流体の流下量に特に影響されることを
も見出した。そして、これらの知見に基づき、発明者
は、飛沫の発生が抑制されたウォーターカーテン形成装
置を提供すべく鋭意検討を更に重ね、本発明を完成する
に到った。
【0014】即ち、本発明は、上部に設けたオーバーフ
ロー槽からオーバーフローによって水性流体をカーテン
プレート上で流下させることによりウォーターカーテン
を形成するウォーターカーテン形成装置であって、カー
テンプレートの形状は、その幅がウォーターカーテンの
流下方向に向かうほど小さくなることを特徴とする装置
を提供する。本発明のウォーターカーテン形成装置は、
上述のように、ウォーターカーテンにより捕捉した塗料
を水性流体から分離して回収し、再使用できるようにな
っている、水性塗料リサイクルシステムを構成するのが
好ましい。
【0015】本発明において、カーテンプレートの形状
とは、カーテンプレートの主表面,即ち、その上をウォ
ーターカーテンを形成する水性流体が流下する面を意味
する。カーテンプレートの幅とは、ウォーターカーテン
の流下方向に垂直なカーテンプレートの主表面のディメ
ンションを意味する。好ましい態様において、本発明の
ウォーターカーテン形成装置において、カーテンプレー
トの形状は、逆台形である。
【0016】従来、カーテンプレートとしては、その主
表面が長方形または正方形のような矩形状のものが採用
されていたが、本発明においては、特に逆台形の形状を
有し、逆等脚台形の形状を有するのが最も好ましい。
【0017】このような本発明は、オーバーフローした
水性流体がカーテンプレート上を流下することによりウ
ォーターカーテンを形成する場合、カーテンの幅は、カ
ーテンの下部に向かう方向に沿ってより狭くなる傾向が
あること;そのため、従来のように矩形のカーテンプレ
ートを用いる場合には、カーテンプレートの下部におい
てその両側ではウォーターカーテンの厚さが低下し、そ
の結果、液切れが生じる部分があり、その部分に付着物
が生じ易いことを見出したことに基づく。
【0018】そこで、本発明に基づいてカーテンプレー
トの形状をそのような液切れが生じる部分では、カーテ
ンプレートが存在しないようにすれば、自ずから液切れ
は生じず、その結果、付着物が生成することもないこと
になり、それによって、付着物に起因する飛沫発生が抑
制される。
【0019】更に、本発明は、水性塗料を被塗物に塗装
するウォーターカーテン式塗装ブースであって、上述の
本発明のウォーターカーテン形成装置を有する塗装ブー
スを提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明を更に詳細に説明する。図1に、本発明のウォーター
カーテン形成装置の一具体例の斜視図を模式的に示す。
本発明のウォーターカーテン形成装置100は、その上
部にオーバーフロー槽102が配置され、そこには水性
流体が供給される。供給された水性流体は、このオーバ
ーフロー槽102の前方壁面104の(堰として機能す
る)上方縁部を乗り越えてオーバーフローし(矢印B参
照)、水性流体がカーテンプレート106上を流下して
液膜としてのウォーターカーテンを形成する。
【0021】カーテンプレート106は、その上方部分
は、オーバーフロー槽の前方壁面104を兼ね、実質的
に鉛直方向またはそれに近い角度で、塗装すべき被塗物
(図示せず、図1の斜め左手前側に配置される。尚、配
置箇所を点108にて示す。)の前方に存在する。尚、
本発明のウォーターカーテン形成装置100は、塗装ブ
ース内に取りつけられたアングル(図示せず)に取り付
けるためのプレート120をオーバーフロー槽102の
両側の端部122に有する。
【0022】尚、本明細書において、「前」および
「後」なる用語は、対象となる要素から被塗物(点10
8に位置する)を見た場合を基準として「前方向」また
は「後方向」という意味で使用している。また、対象と
なる要素が被塗物の場合は、それからウォーターカーテ
ン形成装置100を見る場合を基準として「前方向」ま
たは「後方向」という意味で使用している。従って、塗
装ガンは、被塗物(即ち、点108)の後方に位置し、
ウォーターカーテン形成装置100は、被塗物の前方に
位置し、被塗物は、塗装ガンの前方に位置し、また、被
塗物はウォーターカーテン形成装置100の前方に位置
する。
【0023】図1に、本発明のウォーターカーテン形成
装置の一具体例の斜視図にて、図2に、図1のウォータ
ーカーテン形成装置に使用するカーテンプレートの正面
図を模式的に示す。
【0024】図示した具体例のウォーターカーテン形成
装置100では、ウォーターカーテンは、実質的に鉛直
に配置されたカーテンプレート106上で流下するよう
に形成される。従って、ウォーターカーテンは、実質的
に鉛直な方向、即ち、矢印Cで示す方向に流下する。別
の態様では、カーテンプレート106は鉛直ではなく、
下方縁部が前方に出るようにやや斜め方向に延在するよ
うに配置されてもよいが、過度に緩やかな斜めに配置す
る場合は、結果的に塗装ブースが大きくなってしまう。
尚、矢印Cに垂直な方向であって、プレートに沿った方
向をウォーターカーテンの幅方向(矢印Dの方向)と呼
ぶ。
【0025】本発明のウォーターカーテン形成装置10
0において、カーテンプレート106の主表面(即ち、
被塗物からウォーターカーテン形成装置100を見た場
合の形状)は、幅方向の長さ、即ち、カーテンプレート
106の幅がウォーターカーテンの下方に向かう方向に
沿って徐々に短くなる形状を有する。このような形状
は、図2に示すように、逆台形の形状であってよく、好
ましくは逆等脚台形の形状である。
【0026】カーテンプレート106の主表面の形状が
等脚台形である場合、カーテンプレートのエッジを形成
する台形の斜辺の傾きは、塗装時においてオーバーフロ
ーしてウォーターカーテンを形成する水性流体の所定流
量に応じていずれの適当な傾きであってもよい。一般的
には、流量が大きいほど、斜辺の傾きは鉛直方向に近い
のが好ましい。通常、斜辺と鉛直線がなす角であるカー
テンプレートエッジ角(α)は、1.5〜5°程度、特
に約3°であるのが好ましい。
【0027】
【実施例】図3に記載のウォーターカーテン形成装置に
おいて、カーテンプレートの形状を種々変えてウォータ
ーカーテン形成装置を製作して、以下の条件にて実験を
行い、飛沫の発生の様子を検討した。
【0028】カーテンプレートの形状: 鉛直方向長さ1140mmx幅300mm (但し、等脚台形状とした時は、カーテンプレートの両
側を折り曲げて、エッジカーテンプレートエッジ角: 1.5°、3.0°、5.0°
【0029】供給水性流体流量(幅300mm当り): 4.5L/min、9L/min、18L/min、 水性媒体の種類: 水/ブチルジグリコール=90/10の水溶液(濾
液)、 オーデリサイクルF−2000の希釈塗料液(固形分濃
度10%)(塗料) 実験結果を以下の表1および表2に示す:
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】 評価 前面水膜被覆 側面水はね ◎ 水膜でカーテンプレートが ―― 完全被覆される ○ カーテンプレートの端部が 目視で水はね無し 1〜2mm露出 △ カーテンプレートの端部が 目視で時々水はね発生 数mm露出 × カーテンプレートの大きな 目視で常時水はね発生 露出部有り
【0032】但し、飛沫の発生については、目視にて観
察した。尚、表中、前面水膜被覆とは、カーテンプレー
ト面が均一な水膜(ウォーターカーテン)で覆われるこ
とを意味し、側面水はねとは、カーテンプレートのエッ
ジから水性流体が流下する速度が大き過ぎるため、その
勢いによってカーテンプレートのエッジを離れてそのま
ま水性流体が落下することを意味し、また、傾斜角度と
は、カーテンプレートのエッジ角である。
【0033】これらの結果から、実験した循環流量範囲
内では、カーテンプレートエッジ角は、少なくとも1.
5°であれば、飛沫の発生が抑制され、カーテンプレー
トの前面に液切れした部分が発生することはない。
【0034】
【発明の効果】上述の本発明のウォーターカーテン形成
装置では、ウォーターカーテンにおける液切れ部分の発
生を抑制でき、その結果、カーテンプレートに付着物が
発生するのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明のウォーターカーテン形成装
置の全体を模式的に示す斜視図である。
【図2】 図2は、図1のウォーターカーテン形成装置
に使用しているカーテンプレートの模式的正面図であ
る。
【図3】 図3は、従来技術のウォーターカーテン式塗
装ブースを模式的に示す。
【符号の説明】
100…ウォーターカーテン形成装置、102…オーバ
ーフロー槽、104…前方壁面、106…カーテンプレ
ート、108…被塗物、120…プレート、122…オ
ーバーフロー槽端部、130…鉛直線、132…カーテ
ンプレートエッジ、134…カーテンプレートエッジ角
(α)、300…塗装ブース、301…被塗物、302
…塗装ガン、303…ウォーターカーテン、304…オ
ーバースプレー塗料、305…濃縮槽、306…水性塗
料(濃縮塗料)、307…濾過器、308…濾液槽、3
09…濾液、310…濃縮塗料槽、320…ブース水
槽、328…カーテンプレート、330…オーバーフロ
ー槽。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 忠行 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4D073 BB03 DA03 DC06 DC09 DC14 DC22 4D075 AA71 AA76 AA85 AA90 CA48 EA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性塗料リサイクルシステムを構成し、
    上部に設けたオーバーフロー槽からオーバーフローによ
    って水性流体をカーテンプレート上で流下させることに
    よりウォーターカーテンを形成するウォーターカーテン
    形成装置であって、カーテンプレートの形状は、その幅
    がウォーターカーテンの流下方向に向かうほど小さくな
    ることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 カーテンプレートの形状が逆等脚台形で
    あることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 逆等脚台形のカーテンプレートエッジ角
    は、1.5〜5°である請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 水性塗料を被塗物に塗装するウォーター
    カーテン式塗装ブースであって、請求項1〜3のいずれ
    かに記載のウォーターカーテン形成装置を有して成る塗
    装ブース。
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