JP2002246240A - コイル部品およびその製造方法 - Google Patents

コイル部品およびその製造方法

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JP2002246240A JP2001036541A JP2001036541A JP2002246240A JP 2002246240 A JP2002246240 A JP 2002246240A JP 2001036541 A JP2001036541 A JP 2001036541A JP 2001036541 A JP2001036541 A JP 2001036541A JP 2002246240 A JP2002246240 A JP 2002246240A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2コイルでの直流抵抗を小さくするととも
に、損失を減少させ、小電力で大電流に対応させても、
信頼性の向上を図ることのできるコイル部品を提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 第1コイル25は内周部と外周部とを有
した湾曲形状の金属平板コイルとし、ボビン24には少
なくとも一方の第1コイル25を埋設するとともに、巻
軸部22の内周面30に第1コイル25の内周部の一部
31を露出させる切欠部32を設け、かつ露出させた第
1コイル25の内周部の一部31の端面33を巻軸部2
2の内周面30よりも外側に位置させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種民生機器等に
用いるコイル部品およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のコイル部品について図面を
参照しながら説明する。
【0003】図9は従来のコイル部品の斜視図、図10
は磁芯装着前の同コイル部品の斜視図、図11は同コイ
ル部品の正面断面図である。
【0004】図9〜図11において、従来のコイル部品
は、貫通孔1を有したボビン2と、貫通孔1を取り囲む
ように、貫通孔1の外側に配置した第1コイル3および
第2コイル4と、貫通孔1に挿入した磁芯5とを備えて
いる。
【0005】また、ボビン2には、端子6を植設する端
子植設部7を有した端子台8と、この端子台8上に載置
し上端に鍔9を有するとともに、第1コイル3を巻回す
る巻枠10とを設けている。
【0006】さらに、第1コイル3および第2コイル4
はともに金属線状コイルとし、それぞれ複数回巻回する
とともに、第2コイル4が第1コイル3の外側に位置す
るように巻回した構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、情報通信用の
モジュール電源等に用いるコイル部品としては、小電力
で、大電流に対応するものが望まれている。
【0008】上記従来のコイル部品では、第1コイル3
および第2コイル4はともに金属線状コイルなので、大
電流を流すと、特に、第2コイル4での直流抵抗が大き
くなるとともに、損失が増え、信頼性が低下するという
問題点を有していた。
【0009】本発明は上記問題点を解決するもので、第
2コイルでの直流抵抗を小さくするとともに、損失を減
少させ、小電力で大電流に対応させても、信頼性の向上
を図ることのできるコイル部品を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、特に、第1コイル
は内周部と外周部とを有した湾曲形状の金属平板コイル
とし、ボビンには前記第1コイルを埋設するとともに、
巻軸部の内周面に前記第1コイルの前記内周部の一部を
露出させる切欠部を設け、かつ露出させた前記第1コイ
ルの前記内周部の端面を前記巻軸部の前記内周面よりも
外側に位置させた構成である。
【0011】上記構成により、第1コイルは金属平板コ
イルなので、大電流を流しても直流抵抗が小さく、損失
を減少させることができるとともに、巻軸部の内周面に
第1コイルの内周部の一部を露出させる切欠部を設け、
かつ露出した第1コイルの内周部の端面を巻軸部の内周
面よりも外側に位置させているので、製造工程におい
て、露出した第1コイルの内周部の一部を金型等で支持
して第1コイルをインサート成型等によってボビンに埋
設しても、その成型圧力に起因した第1コイルの変形等
を防止できるので、寸法信頼性を向上することができ
る。特に、ボビンの小型化の際に、成型圧力が高くなっ
て生じ易くなる第1コイルの変形等を効率よく防止し、
小型化を図ることができる。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、特に、切欠部はボビンの巻軸部の
内周面に上下方向に向かって設けた構成である。
【0013】上記構成により、切欠部はボビンの巻軸部
の内周面に上下方向に向かって設けているので、製造工
程中において、金型を抜きやすくすることができ、金型
を抜く際に、第1コイルに余計な応力等を生じさせるこ
とがなく、変形等を防止できる。
【0014】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明において、特に、ボビンの巻軸部は切欠部と
対向する外周面を突出させた構成である。
【0015】上記構成により、切欠部に露出した第1コ
イルの内周部と、貫通孔を取り囲むように、貫通孔の外
側に配置した第2コイルとの間で、突出した外周面の分
だけ、絶縁距離を確保することができ、第1コイルと第
2コイルとの間で短絡を防止することができる。
【0016】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載の発明において、特に、ボビンの巻軸部の内周面に
切欠部を設けるとともに、前記切欠部と対向する前記巻
軸部の外周面を突出させており、前記ボビンの下端鍔は
角部を有する方形状にするとともに、前記下端鍔の角部
に対向するように前記切欠部を設けた構成である。
【0017】上記構成により、ボビンの巻軸部の外周面
から下端鍔の角部までの距離を最大限に大きくすること
ができ、第2コイルの配置幅を大きくすることができ
る。
【0018】本発明の請求項5記載の発明は、請求項4
記載の発明において、特に、切欠部は2個設けるととも
に、互いに対向し合うように設けた構成である。
【0019】上記構成により、製造工程中において、露
出した第1コイルの内周部の一部を金型等で支持する際
に、支持が容易で、かつ高い成型圧力に対しても、第1
コイルの変形等を防止することができる。
【0020】本発明の請求項6記載の発明は、特に、ボ
ビン成型工程では、第1コイルの内周部の一部を金型で
支持しながら、前記ボビンをインサート成型して、前記
第1コイルの前記内周部の一部が露出するように、前記
ボビンの巻軸部の内周面に切欠部を形成し、かつ露出さ
せた前記第1コイルの前記内周部の端面を前記巻軸部の
前記内周面よりも外側に位置させた製造方法である。
【0021】上記方法により、第1コイルは金属平板コ
イルなので、大電流を流しても直流抵抗が小さく、損失
を減少させることができる。また、第1コイルの内周部
の一部を金型で支持しながらボビンをインサート成型し
て、第1コイルの内周部の一部が露出するようにボビン
の巻軸部の内周面に切欠部を形成し、かつ露出させた第
1コイルの内周部の端面を巻軸部の内周面よりも外側に
位置させる工程を設けているので、ボビンのインサート
成型等における成型圧力に起因した第1コイルの変形等
を防止でき、寸法信頼性を向上することができる。特
に、ボビンの小型化の際に、成型圧力が高くなって生じ
易くなる第1コイルの変形等を効率よく防止し、小型化
を図ることができる。
【0022】本発明の請求項7記載の発明は、請求項6
記載の発明において、特に、切欠部はボビンの巻軸部の
内周面に上下方向に向かって設けた製造方法である。
【0023】上記方法により、切欠部はボビンの巻軸部
の内周面に上下方向に向かって設けているので、製造工
程中において、金型を抜きやすくすることができ、金型
を抜く際に、第1コイルに余計な応力等を生じさせるこ
とがなく、変形等を防止できる。
【0024】本発明の請求項8記載の発明は、請求項7
記載の発明において、特に、ボビンの巻軸部は切欠部と
対向する外周面を突出させた製造方法である。
【0025】上記方法により、切欠部に露出した第1コ
イルの内周部と、貫通孔を取り囲むように、貫通孔の外
側に配置した第2コイルとの間で、突出した外周面の分
だけ、絶縁距離を確保することができ、第1コイルと第
2コイルとの間で短絡を防止することができる。
【0026】本発明の請求項9記載の発明は、請求項6
記載の発明において、特に、ボビンの巻軸部の内周面に
切欠部を設けるとともに、前記切欠部と対向する前記巻
軸部の外周面を突出させており、前記ボビンの下端鍔は
角部を有する方形状にするとともに、前記下端鍔の角部
に対向するように前記切欠部を設けた製造方法である。
【0027】上記方法により、ボビンの巻軸部の外周面
から下端鍔の角部までの距離を最大限に大きくすること
ができ、第2コイルの配置幅を大きくすることができ
る。
【0028】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
9記載の発明において、特に、切欠部は2個設けるとと
もに、互いに対向し合うように設けた製造方法である。
【0029】上記方法により、露出した第1コイルの内
周部の一部を金型等で支持する際に、支持が容易で、か
つ高い成型圧力に対しても、第1コイルの変形等を防止
することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施の形態)以下、実施の形態
を用いて、本発明の全請求項について図面を参照しなが
ら説明する。
【0031】図1は本発明の一実施の形態におけるコイ
ル部品の本体の分解斜視図、図2は同コイル部品の本体
の正面断面図、図3は同コイル部品の斜視図、図4は磁
芯装着前の同コイル部品の本体の平面断面図、図5は磁
芯装着前の同コイル部品の本体の上面図、図6は磁芯装
着前の同コイル部品の本体の下面図である。
【0032】図1〜図6において、本発明の一実施の形
態におけるコイル部品は、下端に下端鍔21を配置する
巻軸部22を有するとともに、この巻軸部22の軸方向
に貫通孔23を有したボビン24と、この貫通孔23を
取り囲むように、貫通孔23の外側に配置した第1コイ
ル25および第2コイル26と、貫通孔23に挿入した
磁芯27とを有する本体28と、この本体28の一部を
被覆した外装部29とを備え、第1コイル25は内周部
と外周部とを有した湾曲形状の金属平板コイルとし、ボ
ビン24の上面側に配置し、かつボビン24の下面側に
埋設する(第1コイル25の下面は露出させている)と
ともに、巻軸部22の内周面30には第1コイル25の
内周部の一部31を露出させる切欠部32を設け、かつ
露出させた第1コイル25の内周部の一部31の端面3
3を巻軸部22の内周面30よりも外側に位置させてい
る。
【0033】また、ボビン24の巻軸部22の内周面3
0に上下方向に向かって切欠部32を設けるとともに、
この切欠部32と対向する巻軸部22の外周面34を突
出させている。
【0034】さらに、ボビン24の下端鍔21は角部を
有する方形状にし、下端鍔21の角部に対向するように
切欠部32を2個設けるとともに、互いに対向し合うよ
うに設けている。
【0035】このとき、コイル部品を製造する製造方法
は、内周部と外周部とを有した湾曲形状の金属平板コイ
ルからなる第1コイル25に、下端に下端鍔21を配置
する巻軸部22を有するとともに、巻軸部22の軸方向
に貫通孔23を有したボビン24を、第1コイル25が
ボビン24の貫通孔23を取り囲むようにインサート成
型するボビン成型工程と、ボビン24の巻軸部22に第
2コイル26を配置する第2コイル配置工程と、ボビン
24の貫通孔23に磁芯27を挿入して本体28を形成
する本体形成工程と、本体28を被覆するように外装部
29を形成する外装部形成工程とを備え、ボビン成型工
程では、第1コイル25の内周部の一部31を金型で支
持しながら、ボビン24をインサート成型して、第1コ
イル25の内周部の一部31が露出するように、ボビン
24の巻軸部22の内周面30に切欠部32を形成し、
かつ露出させた第1コイル25の内周部の端面33を巻
軸部22の内周部30よりも外側に位置させる工程を設
けた方法である。
【0036】また、ボビン24の巻軸部22の内周面3
0に上下方向に向かって切欠部32を設けるとともに、
この切欠部32と対向する巻軸部22の外周面34を突
出させる工程と、ボビン24の下端鍔21は角部を有す
る方形状にし、下端鍔21の角部に対向するように切欠
部32を2個設けるとともに、互いに対向し合うように
設ける工程とを有している。
【0037】上記構成によれば、第1コイル25は金属
平板コイルなので、大電流を流しても直流抵抗が小さ
く、損失を減少させることができるとともに、巻軸部2
2の内周面に第1コイル25の内周部の一部31を露出
させる切欠部32を設け、かつ露出した第1コイル25
の内周部の端面33を巻軸部22の内周部30よりも外
側に位置させているので、製造工程において、露出した
第1コイル25の内周部の一部31を金型等で支持して
第1コイル25をインサート成型等によってボビン24
に埋設しても、その成型圧力に起因した第1コイル25
の変形等を防止できるので、寸法信頼性を向上すること
ができる。特に、ボビン24の小型化の際に、成型圧力
が高くなって生じ易くなる第1コイル25の変形等を効
率よく防止し、小型化を図ることができる。
【0038】また、切欠部32はボビン24の巻軸部2
2の内周面30に上下方向に向かって設けているので、
製造工程中において、金型を抜きやすくすることがで
き、金型を抜く際に、第1コイル25に余計な応力等を
生じさせることがなく、変形等を防止できるとともに、
切欠部32に露出した第1コイル25の内周部と、貫通
孔23を取り囲むように、貫通孔23の外側に配置した
第2コイル26との間で、突出した外周面34の分だ
け、絶縁距離を確保することができ、第1コイル25と
第2コイル26との間で短絡を防止することができる。
【0039】さらに、切欠部32と対向する巻軸部22
の外周面34を突出させており、ボビン24の下端鍔2
1は角部を有する方形状にするとともに、下端鍔21の
角部に対向するように切欠部32を設けているので、ボ
ビン24の巻軸部22の外周面34から下端鍔21の角
部までの距離を最大限に大きくすることができ、第2コ
イル26の配置幅を大きくすることができる。
【0040】そして、切欠部32は2個設けるととも
に、互いに対向し合うように設けているので、製造工程
中において、露出した第1コイル25の内周部の一部3
1を金型等で支持する際に、支持が容易で、かつ高い成
型圧力に対しても、第1コイル25の変形等を防止する
ことができる。
【0041】一方、上記方法によれば、上記の効果を生
じるコイル製品を製造することができる。
【0042】このように本発明の一実施の形態によれ
ば、大電流を流しても直流抵抗が小さく、損失を減少さ
せることができるとともに、第1コイル25の変形等を
防止し、寸法信頼性を向上させて、小型化を図ることが
できる。
【0043】また、貫通孔23の外側に配置した第2コ
イル26との間で、突出した外周面34の分だけ、絶縁
距離を確保し、第1コイル25と第2コイル26との間
で短絡を防止することができるとともに、ボビン24の
巻軸部22の外周面34から下端鍔21の角部までの距
離を最大限に大きくし、第2コイル26の配置幅を大き
くすることができる。
【0044】さらに、第1コイル25は図7、図8に示
すように複数の金属平板コイルを並列したものでもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1コイ
ルは金属平板コイルなので、大電流を流しても直流抵抗
が小さく、損失を減少させることができるとともに、巻
軸部の内周面に第1コイルの内周部の一部を露出させる
切欠部を設け、かつ露出した第1コイルの内周部の端面
を巻軸部の内周面よりも外側に位置させているので、製
造工程において、露出した第1コイルの内周部の一部を
金型等で支持して第1コイルをインサート成型等によっ
てボビンに埋設しても、その成型圧力に起因した第1コ
イルの変形等を防止できるので、寸法信頼性を向上する
ことができる。特に、ボビンの小型化の際に、成型圧力
が高くなって生じ易くなる第1コイルの変形等を効率よ
く防止し、小型化を図ることができる。
【0046】この結果、第2コイルでの直流抵抗を小さ
くするとともに、損失を減少させ、小電力で大電流に対
応させても、信頼性の向上を図ることのできるコイル部
品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるコイル部品の本
体の分解斜視図
【図2】同コイル部品の本体の正面断面図
【図3】同コイル部品の斜視図
【図4】同コイル部品の本体の平面断面図
【図5】磁芯装着前の同コイル部品の本体の上面図
【図6】磁芯装着前の同コイル部品の本体の下面図
【図7】第1コイルを改良した同コイル部品の本体の斜
視図
【図8】第1コイルを改良した同コイル部品の本体の下
面図
【図9】従来のコイル部品の斜視図
【図10】磁芯装着前の同コイル部品の斜視図
【図11】同コイル部品の正面断面図
【符号の説明】
21 下端鍔 22 巻軸部 23 貫通孔 24 ボビン 25 第1コイル 26 第2コイル 27 磁芯 28 本体 29 外装部 30 内周面 31 一部 32 切欠部 33 端面 34 外周面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E043 AA01 AB02 BA01 EA01 EB01 5E044 BA01 BC01 5E062 EE02 5E070 AB01 BA08 CA01 CA12 CA13 CA16 CB15 DB02 EA02 EB02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に下端鍔を配置する巻軸部を有する
    とともに、前記巻軸部の軸方向に貫通孔を有したボビン
    と、前記貫通孔を取り囲むように、前記貫通孔の外側に
    配置した第1コイルおよび第2コイルと、前記貫通孔に
    挿入した磁芯とを有する本体と、前記本体を被覆した外
    装部とを備え、前記第1コイルは内周部と外周部とを有
    した湾曲形状の金属平板コイルとし、前記ボビンには前
    記第1コイルを埋設するとともに、前記巻軸部の内周面
    に前記第1コイルの前記内周部の一部を露出させる切欠
    部を設け、かつ露出させた前記第1コイルの前記内周部
    の端面を前記巻軸部の前記内周面よりも外側に位置させ
    たコイル部品。
  2. 【請求項2】 切欠部はボビンの巻軸部の内周面に上下
    方向に向かって設けた請求項1記載のコイル部品。
  3. 【請求項3】 ボビンの巻軸部は切欠部と対向する外周
    面を突出させた請求項2記載のコイル部品。
  4. 【請求項4】 ボビンの巻軸部の内周面に切欠部を設け
    るとともに、前記切欠部と対向する前記巻軸部の外周面
    を突出させており、前記ボビンの下端鍔は角部を有する
    方形状にするとともに、前記下端鍔の角部に対向するよ
    うに前記切欠部を設けた請求項1記載のコイル部品。
  5. 【請求項5】 切欠部は2個設けるとともに、互いに対
    向し合うように設けた請求項4記載のコイル部品。
  6. 【請求項6】 内周部と外周部とを有した湾曲形状の金
    属平板コイルからなる第1コイルに、下端に下端鍔を配
    置する巻軸部を有するとともに、前記巻軸部の軸方向に
    貫通孔を有したボビンを、前記第1コイルが前記ボビン
    の前記貫通孔を取り囲むようにインサート成型するボビ
    ン成型工程と、前記ボビンの巻軸部に第2コイルを配置
    する第2コイル配置工程と、前記ボビンの貫通孔に磁芯
    を挿入して本体を形成する本体形成工程と、前記本体を
    被覆するように外装部を形成する外装部形成工程とを備
    え、前記ボビン成型工程では、前記第1コイルの前記内
    周部の一部を金型で支持しながら、前記ボビンをインサ
    ート成型して、前記第1コイルの前記内周部の一部が露
    出するように、前記ボビンの前記巻軸部の内周面に切欠
    部を形成し、かつ露出させた前記第1コイルの前記内周
    部の端面を前記巻軸部の前記内周面よりも外側に位置さ
    せたコイル部品の製造方法。
  7. 【請求項7】 切欠部はボビンの巻軸部の内周面に上下
    方向に向かって設けた請求項6記載のコイル部品の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 ボビンの巻軸部は切欠部と対向する外周
    面を突出させた請求項7記載のコイル部品の製造方法。
  9. 【請求項9】 ボビンの巻軸部の内周面に切欠部を設け
    るとともに、前記切欠部と対向する前記巻軸部の外周面
    を突出させており、前記ボビンの下端鍔は角部を有する
    方形状にするとともに、前記下端鍔の角部に対向するよ
    うに前記切欠部を設けた請求項6記載のコイル部品の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 切欠部は2個設けるとともに、互いに
    対向し合うように設けた請求項9記載のコイル部品の製
    造方法。
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Cited By (4)

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