JP2002244902A - データファイル管理方法、データファイル管理プログラムおよび電子端末 - Google Patents

データファイル管理方法、データファイル管理プログラムおよび電子端末

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JP2002244902A
JP2002244902A JP2001039305A JP2001039305A JP2002244902A JP 2002244902 A JP2002244902 A JP 2002244902A JP 2001039305 A JP2001039305 A JP 2001039305A JP 2001039305 A JP2001039305 A JP 2001039305A JP 2002244902 A JP2002244902 A JP 2002244902A
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康史 ▲高▼杉
Yasushi Takasugi
Takasuke Namioka
高資 浪岡
Nobuyuki Kobayashi
信之 小林
Takeshi Fujii
健 藤井
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1415Saving, restoring, recovering or retrying at system level
    • G06F11/1435Saving, restoring, recovering or retrying at system level using file system or storage system metadata

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データファイルの過去の状態に関する情報を
拠り所とするファイル検索を可能とし、かつデータファ
イルに対するファイル操作に関する情報を入手し得るデ
ータファイル管理方法を提供する。 【解決手段】 ファイル操作に伴ってデータファイルが
記録または読出しされたときに(ステップ31)、その
データファイルについてのファイル操作履歴Dfをデー
タファイルとは別個独立した管理ファイルTh内に順次
追加記録する(ステップ33,34)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータファ
イルの中から所望のデータファイルを検索可能に管理す
るデータファイル管理方法、そのデータファイル管理方
法を電子端末に実行させるためのデータファイル管理プ
ログラム、およびそのデータファイル管理方法に従って
複数のデータファイルを管理可能に構成された電子端末
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、記録媒体の大容量化、およびデー
タファイルの各種利用方法の確立に伴い、ユーザが大量
のデータファイルをファイル操作することが一般化して
いる。この場合、各データファイルは、ユーザまたは第
三者によって適宜割り当てられたファイル名、そのデー
タファイルのデータ種別(そのデータファイルに対応す
るアプリケーションの情報)を特定可能な拡張子、記録
媒体に記録した日時を特定する日時情報、およびファイ
ルサイズ情報などのファイル管理情報が対応するFAT
データ内に記録されてファイル管理されている。したが
って、例えば大量のデータファイルの中から所望のデー
タファイルを特定してデータ内容を表示する際には、ま
ず、対象のデータファイルに関するファイル管理情報
(例えばファイル名)を検索条件としてファイル検索す
る。この際には、ファイル検索プログラムによって検索
条件に合致するファイル管理情報が特定され、その特定
されたファイル管理情報に対応するデータファイルと、
そのデータファイルが記録された記録場所(記録媒体情
報およびディレクトリ情報など)とが一覧表示される。
この後、ユーザは、一覧表示されたデータファイルの中
から所望のデータファイルを選択して開くことにより、
そのデータ内容を表示させることができる。
【0003】また、近年のオペレーティングシステム
は、最新に使用した所定数のデータファイルに関するフ
ァイル名や保存場所などを記録するファイル管理機能、
および電子メールに添付したデータファイルを電子メー
ル本体と共に圧縮保存するファイル管理機能を有してい
る。したがって、最近使用したデータファイルや、電子
メールに添付したデータファイルについては、ファイル
検索を実行することなく、比較的容易に探し出すことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のデー
タファイル管理方法には、以下の問題点がある。すなわ
ち、従来のデータファイル管理方法では、ファイル名、
拡張子、日時情報およびファイルサイズ情報などのファ
イル管理情報の記録や、最新に使用したデータファイル
に関する情報の記録、および電子メール本体と共に圧縮
したデータファイルの保存などを行うことによってデー
タファイルを管理することにより、すべてのデータファ
イルを順次確認して探し出す方法と比較して、短時間で
所望のデータファイルを探し出すことが可能となってい
る。しかし、従来のデータファイル管理方法では、デー
タファイルの現在の状態に関わる各種情報についてのみ
ファイル管理している。したがって、そのデータファイ
ルの過去の状態に関わる情報を拠り所とするファイル検
索ができないために、例えば、「現在のファイル名は不
明だがファイル名改名前のファイル名が判明しているデ
ータファイル」、「1ヶ月前にフロッピー(登録商標)
ディスクにコピーしたデータファイル」、および「1年
前に特定のワープロソフトで開いたデータファイル」な
どを探し出すことができない結果、ファイル検索の使い
勝手が非常に悪いという問題点がある。
【0005】また、従来のファイル管理方法では、「こ
のデータファイルに基づいて印刷を行ったプリンタの特
定」、「このデータファイルを添付して送信した電子メ
ールの送信先」、および「このデータファイルを引用し
て作成した文書ファイル名」など、データファイルに対
するファイル操作に関する情報を入手することができな
いという問題点もある。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、データファイルの過去の状態に関する情報
を拠り所とするファイル検索を可能とし、かつデータフ
ァイルに対するファイル操作に関する情報を入手し得る
データファイル管理方法、データファイル管理プログラ
ムおよび電子端末を提供することを主目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載のデータファイル管理方法は、ファイル操作
に伴ってデータファイルが記録または読出しされたとき
に、そのデータファイルについてのファイル操作履歴を
当該データファイルとは別個独立した管理ファイル内に
順次追加記録することを特徴とする。
【0008】請求項2記載のデータファイル管理方法
は、請求項1記載のデータファイル管理方法において、
前記ファイル操作を行った電子端末を特定可能な電子端
末情報と、前記データファイルが記録されている記録媒
体を特定可能な記録媒体情報と、前記データファイルが
添付された電子メールの送信元情報、受信日時情報およ
び受信経路情報のいずれか1つ以上と、前記データファ
イルを添付した電子メールの送信先情報、送信日時情報
および送信経路情報のいずれか1つ以上と、前記データ
ファイルに基づいて印刷した印刷装置を特定可能な印刷
装置情報と、前記データファイルを基にして新たに生成
されたデータファイルまたは当該新たに生成されたデー
タファイルの基となった前記データファイルを特定可能
なファイル生成情報との内の1つ以上の情報を前記ファ
イル操作履歴として記録することを特徴とする。
【0009】請求項3記載のデータファイル管理方法
は、請求項1または2記載のデータファイル管理方法に
おいて、入力された検索条件に合致するファイル操作履
歴を前記管理ファイル内の前記ファイル操作履歴から検
索して特定し、当該特定したファイル操作履歴に対応す
る前記データファイルを検索結果として報知することを
特徴とする。
【0010】請求項4記載のデータファイル管理方法
は、請求項1から3のいずれかに記載のデータファイル
管理方法において、所定条件が満たされたときに、一方
の前記管理ファイル内の前記ファイル操作履歴を他方の
前記管理ファイルに併合して当該他方の管理ファイルを
更新することを特徴とする。
【0011】請求項5記載のデータファイル管理プログ
ラムは、請求項1から4のいずれかに記載のデータファ
イル管理方法に従って電子端末に対して前記データファ
イルを前記管理ファイル内に順次追加記録させることを
特徴とする。
【0012】請求項6記載の電子端末は、ファイル操作
に伴うデータファイルの記録および読出しを制御する制
御部と、前記データファイルを記録可能に構成された内
蔵メモリ部とを備えた電子端末であって、前記制御部
は、前記データファイルが記録または読出しされたとき
に、そのデータファイルについてのファイル操作履歴を
当該データファイルとは別個独立して前記内蔵メモリ部
内に構築された管理ファイルに順次追加記録することを
特徴とする。
【0013】請求項7記載の電子端末は、請求項6記載
の電子端末において、前記制御部は、当該電子端末を特
定可能な電子端末情報と、前記データファイルが記録さ
れている記録媒体を特定可能な記録媒体情報と、前記デ
ータファイルが添付された電子メールの送信元情報、受
信日時情報および受信経路情報のいずれか1つ以上と、
前記データファイルを添付した電子メールの送信先情
報、送信日時情報および送信経路情報のいずれか1つ以
上と、前記データファイルに基づいて印刷した印刷装置
を特定可能な印刷装置情報と、前記データファイルを基
にして新たに生成されたデータファイルまたは当該新た
に生成されたデータファイルの基となった前記データフ
ァイルを特定可能なファイル生成情報との内の1つ以上
の情報を前記ファイル操作履歴として記録することを特
徴とする。
【0014】請求項8記載の電子端末は、請求項6また
は7記載の電子端末において、前記制御部は、入力され
た検索条件に合致するファイル操作履歴を前記管理ファ
イル内の前記ファイル操作履歴から検索して特定し、当
該特定したファイル操作履歴に対応する前記データファ
イルを検索結果として報知することを特徴とする。
【0015】請求項9記載の電子端末は、請求項6から
8のいずれかに記載の電子端末において、前記制御部
は、所定条件が満たされたと判別したときに、当該電子
端末以外の他の電子端末に記録された前記管理ファイル
内の前記ファイル操作履歴を読み込み併合して前記管理
ファイルを更新することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るデータファイル管理方法に従って記述されたデ
ータファイル管理プログラム、およびそのデータファイ
ル管理プログラムの記述内容に従ってデータファイルを
管理する電子端末(パーソナルコンピュータ)の好適な
実施の形態について説明する。
【0017】最初に、パーソナルコンピュータ1および
その周辺機器の構成について、図1を参照して説明す
る。
【0018】図1に示すパーソナルコンピュータ1は、
本発明における制御部に相当するCPU(図示せず)
と、本発明における内蔵メモリ(CPUに固定的に接続
された記録媒体)に相当する内蔵ハードディスク1a
と、例えば3.5インチのフロッピーディスクFDに対
するデータファイルの読み書きが可能なフロッピーディ
スクドライブ1bと、モニタ1cとを備えている。この
パーソナルコンピュータ1には、外付けタイプのハード
ディスク2(以下、内蔵ハードディスク1a、フロッピ
ーディスクFDおよびハードディスク2を総称して、
「記録媒体」ともいう)と、プリンタ3とが接続されて
いる。また、パーソナルコンピュータ1は、通信モデム
4を介してメールサーバ7に接続可能に構成され、第三
者所有のパーソナルコンピュータ8との間で電子メール
を送受信可能に構成されている。さらに、パーソナルコ
ンピュータ1は、通信ケーブル(LANケーブル)を介
してパーソナルコンピュータ9に接続され、このパーソ
ナルコンピュータ9との間で電子メールや各種データフ
ァイルの送受信が可能に構成されている。この場合、内
蔵ハードディスク1a内には、本発明におけるデータフ
ァイル管理プログラム(以下、「管理プログラム」とも
いう)が予めインストールされている。
【0019】この管理プログラムは、後述するように、
パーソナルコンピュータ1上で行われる各種ファイル操
作に関する履歴データ(ファイル操作履歴)Dhを内蔵
ハードディスク1a内の履歴管理テーブル(管理ファイ
ル)Thに記録して蓄積すると共に、所定の検索条件
(検索キー)と履歴管理テーブルTh内の履歴データD
h,Dh・・とを対比することにより、その検索条件に
合致する履歴データDhを特定可能に記述されて構成さ
れている。また、図3に示すように、履歴管理テーブル
Thは、ファイル操作の都度、管理プログラムに従って
記録される履歴データDh,Dh…が蓄積されて構成さ
れいる。この履歴管理テーブルThには、1回のファイ
ル操作に伴って記録される履歴データDhが1つのレコ
ードとして追加記録される。この場合、1つの履歴デー
タDhには、例えば、各履歴データDh毎に順に付与さ
れるレコード番号と、ファイル操作を行った装置を特定
する装置番号と、履歴データDhの属する区分(新規の
データファイルに関する履歴データDhであるか、既存
のデータファイルに関する履歴データDhの追加である
かの種別)と、対象のデータファイルに関する直前の履
歴データDhの関連レコード番号(履歴データDhの追
加記録時のみ記録される)と、対象のデータファイルの
現在のファイル名と、対象のデータファイルのファイル
名改名前のファイル名(ファイル名の改名時のみ記録さ
れる)と、対象のデータファイルのデータ容量と、ファ
イル操作を行った操作日と、ファイル操作の操作内容
(使用したアプリケーションに関する情報を含む)と、
対象のデータファイルの出力先と、対象のデータファイ
ルを添付した電子メールの送信先または送信元の電子メ
ールアドレスとが記録される。
【0020】次に、パーソナルコンピュータ1によるフ
ァイル管理方法のうち、履歴データDhの記録に関する
全般的な手順について、図2,3を参照して説明する。
【0021】このパーソナルコンピュータ1では、電源
が投入されたときに、オペレーティングシステムが起動
する。この際に、オペレーティングシステムは、内蔵ハ
ードディスク1aから管理プログラムを読み出し、ユー
ザに意識させないレベル(例えばOSレベル)で起動さ
せる。次いで、CPUが、管理プログラムの記述に従
い、一例として、図2に示す履歴記録処理を自動的かつ
潜在的に実行する。この処理では、CPUは、パーソナ
ルコンピュータ1上での各種ファイル操作の実行有無を
常時監視する。この場合、ファイル操作としては、一例
として、記録媒体に記録されているデータファイルの改
名、データファイルの新規の生成(記録媒体に対する書
込み)、データファイルに基づく印刷、データファイル
を添付した電子メールの送受信、データファイルの複
写、削除および移動、並びにデータファイルの読込みが
挙げられる。また、これらのファイル操作時には、デー
タファイルに関するFATデータまたはデータファイル
自体の記録媒体に対する書込みまたは読出しが必ず実行
される。したがって、CPUは、この書込みまたは読出
しの実行有無を監視することによってファイル操作の実
行有無を常時監視する(ステップ31)。記録媒体に対
する書込みまたは読出しがあった場合、CPUは、ファ
イル操作対象のデータファイルに関する履歴データDh
が履歴管理テーブルThに存在するか否かを判別する
(ステップ32)。この際に、履歴データDhが存在す
ると判別したときには、そのファイル操作に関する履歴
データDhを追加レコードとして履歴管理テーブルTh
に記録する(ステップ33)。一方、ファイル操作対象
のデータファイルに関する履歴データDhが履歴管理テ
ーブルThに存在しないと判別したときには、そのファ
イル操作に関する履歴データDhを新規レコードとして
履歴管理テーブルThに記録する(ステップ34)。
【0022】次いで、各種ファイル操作時における履歴
記録処理の具体的な手順について、より詳しく説明す
る。
【0023】例えば、記録媒体に記録されているデータ
ファイルのファイル名を改名したときには、改名後のデ
ータファイルに関するFATデータが記録媒体に書き込
みまれる。したがって、CPUは、記録媒体に対する書
込みがあったと判別して(ステップ31)、次に、対象
のデータファイルについての履歴データDhが履歴管理
テーブルThに存在するか否かを判別する(ステップ3
2)。この場合、履歴管理テーブルThには、対象のデ
ータファイルが改名されるまでの履歴データDhが既に
記録されている。このため、CPUは、対象のデータフ
ァイルについての履歴データDhが履歴管理テーブルT
hに存在すると判別し、改名に関する履歴データDhを
追加レコードとして履歴管理テーブルThに記録する
(ステップ33)。この際に、図3の矢印Aで示すよう
に、CPUは、対象のデータファイルについての直前の
ファイル操作時に記録された履歴データDhのレコード
番号を関連レコードとして記録すると共に、改名前のフ
ァイル名、ファイル操作日、操作内容(この場合、「フ
ァイル名改名」)および出力先(例えば「c:\document
\」)などを記録する。これにより、データファイルの
改名に関する履歴データDhが履歴管理テーブルThに
記録される。
【0024】一方、テキストエディタなどを用いて新規
のデータファイル(テキストファイル)を作成したとき
には、そのデータファイルの保存時に記録媒体に対する
書込みが行われる。したがって、CPUは、記録媒体に
対する書込みがあったと判別して(ステップ31)、次
に、対象のデータファイルについての履歴データDhが
履歴管理テーブルThに存在するか否かを判別する(ス
テップ32)。この場合、対象のデータファイルが新規
作成のため、履歴管理テーブルThには、そのデータフ
ァイルに関する履歴データDhが存在しない。このた
め、CPUは、対象のデータファイルについての履歴デ
ータDhが履歴管理テーブルThに存在しないと判別
し、データファイルの新規作成に関する履歴データDh
を新規レコードとして履歴管理テーブルThに記録する
(ステップ34)。この際に、図3の矢印Bで示すよう
に、CPUは、保存時のファイル名、ファイル操作日、
操作内容(この場合、「新規作成」)、使用したアプリ
ケーション名(この場、「エディタ」)および出力先な
どを記録する。これにより、データファイルの新規作成
に関する履歴データDhが履歴管理テーブルThに記録
される。
【0025】また、記録媒体に記録されているデータフ
ァイルに基づいて、そのデータ内容を印刷したときに
は、印刷データの生成時に対象のデータファイルが記録
媒体から読み出される。したがって、CPUは、記録媒
体からの読出しがあったと判別して(ステップ31)、
次に、対象のデータファイルについての履歴データDh
が履歴管理テーブルThに存在するか否かを判別する
(ステップ32)。この場合、履歴管理テーブルThに
は、対象のデータファイルが読み出されるまでの履歴デ
ータDhが既に記録されている。このため、CPUは対
象のデータファイルに関する履歴データDhが存在する
と判別し、印刷に関する履歴データDhを追加レコード
として記録する(ステップ33)。この際には、図3の
矢印Cで示すように、CPUは、印刷に使用したプリン
タのプリンタ名や、プリンタドライバ管理番号またはプ
リンタのUSBシリアル番号などを出力先として記録す
る。これにより、データファイルの印刷に関する履歴デ
ータDhが履歴管理テーブルThに記録される。
【0026】さらに、記録媒体に記録されているデータ
ファイルを添付した電子メールを送信したときには、そ
の電子メールが通信モデム4を介してメールサーバ7に
送信される以前(データファイルの添付操作時)に、対
象のデータファイルが記録媒体から読み出される。した
がって、CPUは、記録媒体からの読出しがあったと判
別して(ステップ31)、次に、対象のデータファイル
についての履歴データDhが存在するか否かを判別する
(ステップ32)。この際に、CPUは、対象のデータ
ファイルに関する履歴データDhが履歴管理テーブルT
hに存在すると判別し、電子メールの送信に関する履歴
データDhを追加レコードとして記録する(ステップ3
3)。この際には、図3の矢印Dで示すように、CPU
は、電子メールの送信先アドレスを電子メールアドレス
として記録する。これにより、データファイルを添付し
た電子メールの送信に関する履歴データDhが履歴管理
テーブルThに記録される。
【0027】また、例えば、内蔵ハードディスク1aに
記録されているデータファイルがフロッピーディスクF
Dに複写されたときには、CPUは、記録媒体に対する
書込みおよび読出しがあったと判別する(ステップ3
1)。次に、CPUは、対象のデータファイルについて
の履歴データDhが存在すると判別し(ステップ3
2)、複写に関する履歴データDhを追加レコードとし
て記録する(ステップ33)。この際には、図3の矢印
Eで示すように、CPUは、データファイルを書き込ん
だドライブ名(この場合、フロッピーディスクドライブ
1bのドライブ番号)と、データファイルが書き込まれ
たフロッピーディスクFDのボリュームラベル(例えば
「DATA-1」)とを出力先として記録する。これにより、
データファイルの複写に関する履歴データDhが履歴管
理テーブルThに記録される。
【0028】さらに、記録媒体に記録されているデータ
ファイルを削除したときには、CPUは、そのデータフ
ァイルに関するFATデータが削除された際に、記録媒
体に対する書込みが行われたと判別する(ステップ3
1)。次に、CPUは、対象のデータファイルについて
の履歴データDhが存在すると判別し(ステップ3
2)、削除に関する履歴データDhを追加レコードとし
て記録する(ステップ33)。この際に、図3の矢印F
で示すように、CPUは、データファイルを削除した旨
を操作内容として記録する。これにより、データファイ
ルの削除に関する履歴データDhが履歴管理テーブルT
hに記録される。
【0029】次に、パーソナルコンピュータ1によるフ
ァイル管理方法のうち、他の電子端末上でファイル操作
されたデータファイルに関する履歴データDhを履歴管
理テーブルTh内の履歴データDh,Dh・・に併合す
る併合処理について、図3,4を参照して説明する。
【0030】パーソナルコンピュータ1以外の電子端
末、例えばパーソナルコンピュータ9上でファイル操作
されたデータファイルをパーソナルコンピュータ1の記
録媒体に複写または移動したときには、そのファイル操
作に伴う履歴データDhが履歴管理テーブルThに追加
記録される。この際に、パーソナルコンピュータ9にも
データファイル管理プログラムがインストールされてい
る場合、パーソナルコンピュータ9上におけるファイル
操作時に、そのファイル操作に関する履歴データDh,
Dh・・がパーソナルコンピュータ9内の履歴管理テー
ブルThに記録される。したがって、パーソナルコンピ
ュータ9から複写または移動したデータファイルに関す
るパーソナルコンピュータ9内の履歴データ(一方の管
理ファイル内のファイル操作履歴)Dh,Dh・・をパ
ーソナルコンピュータ1の履歴管理テーブル(他方の管
理ファイル内のファイル操作履歴)Thに併合すること
により、その履歴データDh,Dh・・をパーソナルコ
ンピュータ1上でデータファイルに関する情報として管
理することができる。
【0031】この併合処理に際しては、まず、対象のデ
ータファイルに関するパーソナルコンピュータ9内の履
歴データDh,Dh・・を例えばフロッピーディスクF
Dに複写し、このフロッピーディスクFDをフロッピー
ディスクドライブ1bに挿入する。次に、図4に示すよ
うに、CPUが、ユーザによって、フロッピーディスク
FD内の履歴データDh,Dh・・を履歴管理テーブル
Thに併合するよう指示されたときに本発明における所
定条件が満たされたものとして(ステップ41)、フロ
ッピーディスクFDから履歴データDh,Dh・・を読
み込む(ステップ42)。次いで、CPUは、読み込ん
だ履歴データDhが新規のデータファイルに関する履歴
データDhか否かを判別する(ステップ43)。この場
合、その履歴データDhに対応するデータファイルが例
えばパーソナルコンピュータ9上で生成された後にパー
ソナルコンピュータ1に複写されたときには、その複写
時に新規レコードとして記録した複写に関する履歴デー
タDhがパーソナルコンピュータ1の履歴管理テーブル
Thに存在するが、そのデータファイルに関する複写前
の段階における履歴データDhは存在していない。この
ため、パーソナルコンピュータ1のCPUは、上記ステ
ップ43において、複写に関する履歴データDhが新規
のデータファイルに関する履歴データDhであると判別
して、読み込んだ履歴データDhを履歴管理テーブルT
hに追加記録すると共に、複写に関する履歴データDh
の区分を「追加」に変更する(ステップ44)。これに
より、対象のデータファイルについての複写前の段階に
おける履歴データDhを含むすべての履歴データDh,
Dh・・が履歴管理テーブルThに記録される。
【0032】一方、その履歴データDhに対応するデー
タファイルが、例えばパーソナルコンピュータ1上で生
成されてパーソナルコンピュータ9に複写された後、再
びパーソナルコンピュータ1に複写された場合、そのデ
ータファイルを最初にパーソナルコンピュータ1上で生
成した際に、そのファイル操作に対応する履歴データD
hがパーソナルコンピュータ1の履歴管理テーブルTh
に既に記録されている。したがって、この場合には、ス
テップ43において、CPUは、新規のデータでないと
判別し、次に、パーソナルコンピュータ1で最初に生成
したデータファイル(元データ)がパーソナルコンピュ
ータ1に接続されている記録媒体内に存在するか否かを
判別する(ステップ45)。この場合、例えば、データ
ファイルをパーソナルコンピュータ9に複写した後にパ
ーソナルコンピュータ1上のデータファイルを削除して
いたときには、パーソナルコンピュータ9から複写した
データファイルの元データがパーソナルコンピュータ1
上には存在しないことになる。したがって、元データの
削除に関する履歴データDh以降の履歴データDhが生
成されないため、CPUは、対象のデータファイルに関
する履歴データDh,Dhを、削除したデータファイル
に関する履歴データDh,Dh・・の追加レコードとし
て履歴管理テーブルThに記録する(ステップ46)。
【0033】逆に、データファイルをパーソナルコンピ
ュータ9に複写した後にパーソナルコンピュータ1上で
保管し続けている場合、パーソナルコンピュータ9から
複写したデータファイルの元データがパーソナルコンピ
ュータ1に接続されている記録媒体内に存在することに
なる。したがって、元データに関する履歴データDhが
別個独立して生成され続けるため、CPUは、対象のデ
ータファイルに関する履歴データDh,Dh・・を、元
となるデータファイルに関する履歴データDh,Dh・
・とは別個に扱い、パーソナルコンピュータ9から読み
込んだデータファイルに関する履歴データDh,Dhを
新規レコードとして履歴管理テーブルThに記録する
(ステップ47)。このようにして、パーソナルコンピ
ュータ9上で記録された履歴データDh,Dh・・をパ
ーソナルコンピュータ1の履歴管理テーブルTh内の履
歴データDh,Dh・・に併合して更新することによ
り、データファイルに関して、パーソナルコンピュータ
9上で生成された履歴データDhを含めてよりきめ細や
かなファイル管理を行うことが可能な履歴管理テーブル
Thが完成する。
【0034】続いて、パーソナルコンピュータ1による
ファイル管理方法のうち、履歴管理テーブルTh内の履
歴データDh,Dh・・を使用して所望のデータファイ
ルを検索する検索方法について、図面を参照して説明す
る。
【0035】パーソナルコンピュータ1上の大量のデー
タファイルから所望のデータファイルを検索する際に
は、まず、所定の検索プログラムを起動する。次いで、
データファイルを特定するための検索条件(検索キー)
を入力する。具体的には、例えば、現在のファイル名は
不明であるが、改名前に「abcd-1」というファイル名で
保存していたテキストファイル(データファイル)を検
索するときには、検索条件として「改名前のファイル名
=abcd-1」と、「拡張子=txt 」とを入力する。次に、
検索実行を指示する。この際には、図3の矢印Aで示す
履歴データDh(レコード番号=00001234)が該当する
ため、CPUは、この履歴データDhに対応するデータ
ファイル(この場合、「abcd-2.txt」)を、その記録場
所(c:\document\)と共に表示する。この際に、検索条
件に該当する履歴データDhが複数存在するときには、
各履歴データDh,Dh・・に対応するデータファイル
を一覧表示(報知)する。これにより、ユーザは、検索
結果として表示された情報に基づいて、所望のデータフ
ァイルを選択し、例えばテキストエディタで開いて編集
または印刷することができる。
【0036】一方、2001年1月2日にプリンタ3で
印刷したテキストファイル(データファイル)を検索す
るときには、検索条件として「ファイル操作日=200
1年1月2日」と、「出力先=プリンタ3」とを入力す
る。次に、検索実行を指示する。この際には、図3の矢
印Cで示す履歴データDh(レコード番号=00001236)
が該当するため、CPUは、この履歴データDhに対応
するデータファイルを、その記録場所と共に表示する。
また、「123@456.co.jp 」という電子メールアドレスに
送信した電子ファイルに添付したテキストファイルを検
索するときには、検索条件として「電信メールアドレス
=123@456.co.jp 」を入力し検索実行を指示する。この
際には、矢印Dで示す履歴データDh(レコード番号=
00001237)が該当するため、CPUは、この履歴データ
Dhに対応するデータファイルを、その記録場所と共に
表示する。
【0037】このように、このパーソナルコンピュータ
1(データファイル管理プログラム)によれば、ファイ
ル操作に伴うデータファイルの記録媒体に対する書込み
および読出しに際して、そのファイル操作履歴(履歴デ
ータDh,Dh・・)を記録して履歴管理テーブルTh
に蓄積することにより、データファイルに関する過去の
情報を検索条件として所望のデータファイルを検索およ
び特定することができる。また、履歴データDhとし
て、データファイルの出力先(プリンタ名や、電子メー
ルアドレスなどを含む)などを記録しておくことによ
り、データファイルがどのようにファイル操作されたか
に関する情報を容易に入手することができる。さらに、
このパーソナルコンピュータ1(データファイル管理プ
ログラム)によれば、検索対象のデータファイルのファ
イル操作に関する履歴データDhのみを管理しているた
め、例えばデータファイル自体を複製して、後に検索し
易いように保存するファイル管理方法と比較して、記録
媒体の貴重な記録可能領域を有効に活用することができ
る。加えて、このパーソナルコンピュータ1(データフ
ァイル管理プログラム)によれば、ファイル操作時に履
歴データDhが自動的に記録されるため、例えば正規な
ユーザ以外の者がデータファイルを不正に複写した際
に、そのファイル操作に関する履歴データDhが履歴管
理テーブルThに記録される。したがって、セキュリテ
ィー面においても有効に保護しつつ記録媒体内のデータ
ファイルを管理することができる。
【0038】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限らず、適宜変更が可能である。例えば、本発明の
実施の形態では、例えば、出力先情報として、データフ
ァイルを記録したドライブ名およびフロッピーディスク
FDのボリュームラベルや、印刷に使用したプリンタの
プリンタ名、プリンタドライバ管理番号またはプリンタ
のUSBシリアル番号などを記録する例を挙げて説明し
たが、本発明はこれに限定されず、IEEE1394規
格(FireWire=シリアルSCSI拡張規格)のシリアル
ナンバーまたはSCSI番号、各種インタフェース部を
制御する制御プログラムの管理番号、および各記録装置
毎に個別的に付与した専用ID番号などを出力先として
記録することができる。また、フロッピーディスクFD
などのリムーバブルメディアに関しても、ボリュームラ
ベルに限定されず、各メディアを識別するための専用I
Dを付与して、この専用IDをボリュームラベルに代え
て記録することもできる。
【0039】また、本発明の実施の形態では、すべての
記録媒体および周辺機器に関連するすべてのファイル操
作に関して履歴データDh,Dh・・を記録する例を挙
げて説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、
パーソナルコンピュータ1に固定的に接続された内蔵ハ
ードディスク1aを除く記録媒体(ハードディスク2お
よびフロッピーディスクFDなど)に対するデータファ
イルの記録または読出しが行われたときにのみ、そのフ
ァイル操作に関する履歴データDh,Dh・・を記録す
る構成を採用することができる。この場合には、従来の
ファイル管理方法によって検索可能なデータファイルに
ついては、既存のファイル検索方法で検索し、このファ
イル検索方法によるファイル検索が困難な記録媒体(ハ
ードディスク2およびフロッピーディスクFDなど)に
記録されたデータファイルについては本発明におけるデ
ータファイル管理プログラムを用いてファイル検索する
ことができる。これにより、履歴管理テーブルThに記
録される履歴データDh,Dh・・を最低限に抑えるこ
とができる結果、履歴管理テーブルThによって占有さ
れる記録可能容量が必要最低限で済む結果、記録媒体の
記録可能容量を有効に利用することができる。
【0040】さらに、本発明の実施の形態では、データ
ファイル管理プログラムを用いてファイル検索を行う例
を挙げて説明したが、CSV(Comma Separated Value
format)形式などのテキストファイルで履歴管理テーブ
ルThを構成することもでき、この構成を採用した場
合、既存のワープロソフトやテキストエディタを用いて
所望の履歴データDhを検索し、特定した履歴データD
hに基づくデータファイルを容易に探し出すことができ
る。また、本発明の実施の形態では、大量のデータファ
イルの中から所望のデータファイルを検索する検索方法
について説明したが、本発明における検索の使用目的は
これに限定されず、例えば「プリンタ3によって印刷し
たすべてのデータファイル」や、「○○という電子メー
ルアドレスに送信した電子メールに添付したすべてのデ
ータファイル」といった一括検索を実行することもでき
る。
【0041】また、本発明の実施の形態では、履歴デー
タDh,Dh・・の併合処理の際に、ステップ41で併
合処理を実行する旨が選択されたと判別したときに所定
条件が満たされたものとしてステップ42以降の具体的
な併合処理を実行する例を挙げて説明したが、本発明に
おける所定条件はこれに限定されない。例えば、フロッ
ピーディスクFDなどの記録媒体またはLANケーブル
などを介して、他のパーソナルコンピュータ9などから
データファイルDfを複写する際に、そのデータファイ
ルDfに関する履歴データDh,Dh・・がデータファ
イルDfに添付されていると判別したときには、所定条
件が満たされたものとしてステップ42以降の併合処理
を自動的に実行させることもできる。この場合には、デ
ータファイルDfを複写するだけで、そのデータファイ
ルDfに関する複写以前の履歴データDh,Dh・・を
履歴管理テーブルThに自動的に記録することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のデータフ
ァイル管理方法および請求項6記載の電子端末によれ
ば、ファイル操作に伴ってデータファイルが記録または
読み出されたときに、そのデータファイルについてのフ
ァイル操作履歴をデータファイルとは別個独立した管理
ファイル内に順次追加記録して蓄積することにより、デ
ータファイルの現在の状態に関わる各種情報についての
みファイル管理する従来のファイル管理方法とは異な
り、データファイルの過去の状態に関する情報を拠り所
としたファイル検索を実行することができる。したがっ
て、データファイルの現在の状態が不明であっても、過
去にファイル操作した際の何らかの情報さえ覚えていれ
ば所望のデータファイルを検索することができるため、
所望のデータファイルを確実かつ容易に探し出すことが
できる。加えて、所定のデータファイルを検索条件とし
て、そのデータファイルが関わったすべてのファイル操
作履歴を検索することにより、そのデータファイルがど
のようにファイル操作されたかについての情報を入手す
ることもできる。
【0043】また、請求項2記載のデータファイル管理
方法および請求項7記載の電子端末によれば、ファイル
操作を行った電子端末を特定可能な電子端末情報、およ
びデータファイルが記録されている記録媒体を特定可能
な記録媒体情報などをファイル操作履歴として記録する
ことにより、これら情報を検索条件として所望のデータ
ファイルを検索することができる結果、所望のデータフ
ァイルをより確実に探し出すことができる。
【0044】さらに、請求項3記載のデータファイル管
理方法および請求項8記載の電子端末によれば、検索条
件に合致するファイル操作履歴を特定して対応するデー
タファイルを検索結果として報知することにより、既存
の検索手段(例えば、ワープロソフトやテキストエディ
タ)を用いて所定の検索条件に合致するファイル操作履
歴を特定するだけの検索方法とは異なり、そのファイル
操作履歴に対応するデータファイルが報知されるため、
所望のデータファイルを容易に探し出すことができる。
【0045】また、請求項4記載のデータファイル管理
方法および請求項9記載の電子端末によれば、一方の管
理ファイル内のファイル操作履歴を他方の管理ファイル
に併合して他方の管理ファイルを更新することにより、
データファイルに関して他の電子端末などで生成された
ファイル操作履歴を含めてよりきめ細やかにファイル管
理を行うことができ。
【0046】さらに、請求項5記載のデータファイル管
理プログラムによれば、例えば、本発明におけるデータ
ファイル管理方法によるファイル管理の機能を持たない
電子端末に、このデータファイル管理プログラムをイン
ストールすることにより、その電子端末上のデータファ
イルがファイル操作された際に、そのファイル操作に関
するファイル操作履歴が記録されて蓄積されるため、こ
のファイル操作履歴に基づいて所望のデータファイルを
確実かつ容易に探し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータ1およびその周辺機器の構成を示す構成図である。
【図2】パーソナルコンピュータ1によって実行される
履歴記録処理のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータ1(データファイル管理プログラム)によって記録
された履歴管理テーブルThを説明するための説明図で
ある。
【図4】パーソナルコンピュータ1によって実行される
併合処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1,8,9 パーソナルコンピュータ 1a 内蔵ハードディスク 1b フロッピーディスクドライブ 2 ハードディスク 3 プリンタ 4 通信モデム 7 メールサーバ Dh 履歴データ FD フロッピーディスク Th 履歴管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信之 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 藤井 健 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NS10 PR03 5B082 DD04 EA09 EA10 FA11 GC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル操作に伴ってデータファイルが
    記録または読出しされたときに、そのデータファイルに
    ついてのファイル操作履歴を当該データファイルとは別
    個独立した管理ファイル内に順次追加記録することを特
    徴とするデータファイル管理方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイル操作を行った電子端末を特
    定可能な電子端末情報と、前記データファイルが記録さ
    れている記録媒体を特定可能な記録媒体情報と、前記デ
    ータファイルが添付された電子メールの送信元情報、受
    信日時情報および受信経路情報のいずれか1つ以上と、
    前記データファイルを添付した電子メールの送信先情
    報、送信日時情報および送信経路情報のいずれか1つ以
    上と、前記データファイルに基づいて印刷した印刷装置
    を特定可能な印刷装置情報と、前記データファイルを基
    にして新たに生成されたデータファイルまたは当該新た
    に生成されたデータファイルの基となった前記データフ
    ァイルを特定可能なファイル生成情報との内の1つ以上
    の情報を前記ファイル操作履歴として記録することを特
    徴とする請求項1記載のデータファイル管理方法。
  3. 【請求項3】 入力された検索条件に合致するファイル
    操作履歴を前記管理ファイル内の前記ファイル操作履歴
    から検索して特定し、当該特定したファイル操作履歴に
    対応する前記データファイルを検索結果として報知する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のデータファイ
    ル管理方法。
  4. 【請求項4】 所定条件が満たされたときに、一方の前
    記管理ファイル内の前記ファイル操作履歴を他方の前記
    管理ファイルに併合して当該他方の管理ファイルを更新
    することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    のデータファイル管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のデー
    タファイル管理方法に従って電子端末に対して前記デー
    タファイルを前記管理ファイル内に順次追加記録させる
    ことを特徴とするデータファイル管理プログラム。
  6. 【請求項6】 ファイル操作に伴うデータファイルの記
    録および読出しを制御する制御部と、前記データファイ
    ルを記録可能に構成された内蔵メモリ部とを備えた電子
    端末であって、 前記制御部は、前記データファイルが記録または読出し
    されたときに、そのデータファイルについてのファイル
    操作履歴を当該データファイルとは別個独立して前記内
    蔵メモリ部内に構築された管理ファイルに順次追加記録
    することを特徴とする電子端末。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、当該電子端末を特定可能
    な電子端末情報と、前記データファイルが記録されてい
    る記録媒体を特定可能な記録媒体情報と、前記データフ
    ァイルが添付された電子メールの送信元情報、受信日時
    情報および受信経路情報のいずれか1つ以上と、前記デ
    ータファイルを添付した電子メールの送信先情報、送信
    日時情報および送信経路情報のいずれか1つ以上と、前
    記データファイルに基づいて印刷した印刷装置を特定可
    能な印刷装置情報と、前記データファイルを基にして新
    たに生成されたデータファイルまたは当該新たに生成さ
    れたデータファイルの基となった前記データファイルを
    特定可能なファイル生成情報との内の1つ以上の情報を
    前記ファイル操作履歴として記録することを特徴とする
    請求項6記載の電子端末。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、入力された検索条件に合
    致するファイル操作履歴を前記管理ファイル内の前記フ
    ァイル操作履歴から検索して特定し、当該特定したファ
    イル操作履歴に対応する前記データファイルを検索結果
    として報知することを特徴とする請求項6または7記載
    の電子端末。
  9. 【請求項9】 前記制御部は、所定条件が満たされたと
    判別したときに、当該電子端末以外の他の電子端末に記
    録された前記管理ファイル内の前記ファイル操作履歴を
    読み込み併合して前記管理ファイルを更新することを特
    徴とする請求項6から8のいずれかに記載の電子端末。
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