JP2002244104A - 時分割方式液晶表示装置及びそのカラー映像表示方法 - Google Patents
時分割方式液晶表示装置及びそのカラー映像表示方法Info
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Abstract
ることができるプロセッサーを構成して、画面を分割し
て、分割領域別に光源を点灯することによって液晶の遅
い応答速度を補償して高速駆動を実現できる。 【解決手段】 このような問題点を解決するために、カ
ラーフィルタなしに高速応答液晶と高速のR、G、B三
色光源を有するバックライトを利用した時分割方式液晶
表示装置が開発された。このような時分割方式液晶表示
装置において、従来はバックライトのR、G、B光源を
1フレームに対して順次に点灯する方式でカラー映像を
表示したが、本発明の時分割方式液晶表示装置では映像
処理プロセッサーを通してバックライトのR、G、B各
光源の点灯速度を変換して、フレーム周期を1/4ずつ
のサブフレームで構成して、第4サブフレームでは特定
色の瞬間輝度を高めることができて、輝度が重視される
TVに適用できる長所がある。
Description
り、さらに詳細には時分割(Field Sequen
tial)方式液晶表示装置及びそのカラー映像表示方
法に関する。
的異方性と分極性質を利用する。前記液晶は構造が細く
て長いために分子の配列に方向性を持っており、人為的
に液晶に電界を印加して分子配列の方向を制御できる。
意に調節すれば、液晶の分子配列が変わり、光学的異方
性によって前記液晶の分子配列方向に光が屈折して画像
情報を表現できる。
ンジスタとこの薄膜トランジスタに連結された画素電極
が行列方式で配列された能動行列液晶表示装置(Act
ive Matrix LCD:AM−LCD)が解像
度及び動映像実現能力が優秀で最も注目されている。
実現する一般的な液晶表示装置に関して説明する。
断面図である。図示したように、一般的な液晶表示装置
10は、カラーフィルタ基板である上部基板20と、こ
の上部基板20と一定間離隔されて対向されているアレ
ー基板である下部基板40と、この上の、下部基板2
0、40間に充填された液晶層30と、この下部基板4
0の背面に位置して、上、下部基板20、40と液晶層
30で構成される液晶パネル15に光を供給するバック
ライト50で構成される。
定波長帯の光のみを透過して残りの光は吸収するR(R
ed)、G(Green)、B(Blue)セル22a
とR、G、Bセル22a間のギャップ(gap)を調節
して下部基板40の液晶配列を制御できない領域上の光
の遮断及び薄膜トランジスタへの光照射を防止するブラ
ックマトリックス22bでなされたカラーフィルタ22
が位置している。
電圧を印加する片側電極役割をする上部透明電極24が
位置している。
スイッチング役割をする薄膜トランジスタTとこの薄膜
トランジスタTから信号を印加受けて前記液晶層30に
電圧を印加する他の片側の電極役割をする下部透明電極
42が形成されている。
たゲート電極とソース、ドレーン電極で構成される。
な液晶表示装置では次のような問題点がある。
は、最大33%以下でこのカラーフィルタに到達した光
の損失が大きいために、輝度を高めるためにバックライ
トを明るくしなければならないので消費電力が大きくな
るという点である。
晶表示装置の他の材料に比べて非常に高価なので、液晶
表示装置の製造費用を上昇させる要素になっているとい
う点である。
るために、提案されたものがカラーフィルタなしにフル
カラー(full−color)を実現できる時分割方
式の液晶表示装置である。
常に点った状態で白色光を液晶パネルに供給する方式で
あるが、時分割方式液晶表示装置は1フレームに対して
R、G、BバックライトのR、G、B光源を順次に一定
な時間間隔で点灯してカラー映像を表示する方式であ
る。
紹介された技術であるが、高速の応答速度を有する液晶
モードとこのような液晶の応答速度に応じる光源に対す
る技術が続かなければならないために実現されるに難し
かった。
き発展で高速の応答速度特性を有する強誘電性液晶(F
LC;Ferroelectric Liquid C
rystal)、OCB(Optical Compe
nsated Birefringent)またはTN
(Twisted Nematic)液晶モードと高速
点灯が可能なR、G、Bバックライトを利用した時分割
方式液晶表示装置が提案されている。
モードではOCBモードを主に利用するが、OCBセル
(cell)は上、下部基板の向かい合う面に同一な方
向にラビング処理をした後、一定な電圧を印加してベン
ド(bend)構造を形成することであって、電圧印加
時液晶分子が速く動くようになって液晶が再配列するこ
とにかかる時間、すなわち応答時間が大体5m/sec
以内に非常に速くなる。したがって、前記OCBモード
の液晶セルは高速応答特性で画面に残像をほとんど残さ
ないので時分割方式液晶表示装置に非常に好適である。
の概略的な断面図である。図示したように、一般的な時
分割方式液晶表示装置60は、上部基板64とアレー基
板である下部基板66とこの上、下部基板64、66間
に充填された液晶層70とこの上、下部基板64、66
と液晶層70で構成される液晶パネル62に光を供給す
るR、G、B3色バックライト72で構成される。
70と向かい合う面にはこの液晶層70に電圧を印加す
る電極役割をする上、下部透明電極65、67が各々形
成されている。
電極65間には、前記下部基板66の下部透明電極67
を除外した領域での光を遮断するブラックマトリックス
61が形成されている。
透明電極67と電気的に連結されているスイッチング素
子である薄膜トランジスタTが上部基板64のブラック
マトリックス61と対応する位置に形成されている。
ゲート電極とソース、ドレーン電極で構成される。
が一般的な液晶表示装置といちばん区別される特徴は、
カラーフィルタが要らない点と、バックライトのR、
G、B光源を別個に点灯させる構造のバックライトであ
る点である。以下、R、G、B光源を有するバックライ
トを説明の便宜上R、G、Bバックライトと称する。
は、これを一つのインバータ(図示せず)で駆動して各
色毎に1秒当たり60回ずつ総180回程を点灯させる
ことによって目の残像効果を起こしR、G、B3色を混
ざるようにして色を表現する方式である。
R、G、B光源が毎秒180回ずつ点滅するが、ちらり
と見てはそのまま光っているように見える。
源を点灯させるようになれば残像効果で人目に紫色が見
えることを応用した。
装置は、カラーフィルタがない液晶表示装置であって一
般的な液晶表示装置でカラーフィルタの光透過率が低く
て全体輝度率が落ちる問題を克服して、また3色バック
ライトでフルカラーを実現できるので、高輝度高鮮明の
特性と、高価の材料であるカラーフィルタの省略で製造
費用が節減された液晶パネルを提供できて大面積液晶表
示装置に好適な長所がある。
したようにCRTに比べて特に値段や鮮明度面で遅れた
が時分割方式液晶表示装置ではこのような問題を解決で
きる。
晶表示装置用バックライトの断面を図示した断面図であ
って、図3Aではウェーブガイド型バックライト、図3
Bは直下型バックライトに関して示した。
R、G、Bバックライト74は液晶パネル62の一側面
または両側面に一列に配置したR、G、B光源を置いて
図示しなかった導光板、反射板から光線を受けて拡散す
る照明器具として光源としては冷陰極管ランプ(CCF
L;Cold Cathode Fluorescent Lamp)が主に用いら
れ、薄形で重量が軽くて消費電力が低くて携帯用コンピ
ュータへの適用に好適である。
ックライト76はR、G、B光源75が散乱板77下端
部に位置して、液晶パネル62全面に直接照光する方式
で一つのR、G、B光源75が1単位になって複数が水
平に一列に配置されている。
映像装置に主に使われるが、自体的に厚くて輝度の均一
性を維持するために散乱が多くなるので電力消費が大き
い。
置の駆動(driving)方式を説明するためのアレ
ー基板の一部分に対する図面である。
レー基板である下部基板上には横方向のゲートライン7
8とこのゲートライン78と直交するデータライン80
とゲートライン78及びデータライン80が交差する位
置に形成される薄膜トランジスタTとこの薄膜トランジ
スタTと電気的に連結されている画素電極79が形成さ
れている。
データライン80に映像信号を印加して、前記ゲートラ
イン78に電気的パルスを走査(scan)方式で印加
して構成される。
的なゲートパルス電圧が印加されることによって駆動さ
れるが、画質の改善のためにこのようなゲートパルス電
圧の印加方式はゲート走査入力装置によって一回に1ラ
インずつ電圧を印加して連続的に次の隣接したゲートラ
イン78に移動して印加する先順次駆動方式が用いられ
て、すべてのゲートライン78にゲートパルス電圧が印
加されると1フレーム(frame)が完成される。
トライン78に印加されるとゲートパルス電圧が印加さ
れたゲートライン78に連結されたすべての薄膜トラン
ジスタTが同時にターンオン(turn−on)され
て、このようなターンオンされた薄膜トランジスタTを
通してデータライン80の画像信号が液晶セル及び貯蔵
キャパシタに蓄積される。
たデータ映像信号とこの映像信号の電圧によって液晶セ
ル内の液晶分子は再配列されてバックライト光が液晶セ
ルを通過して所望する画面を実現する。
装置の駆動方式に関するタイムチャートに関する図面を
図示した。
は、R、G、B光源別全体薄膜トランジスタを走査後、
その次に電圧の印加によって液晶が完全に再配列される
と、R、G、B光源を各々点灯する方式で構成される。
イトは1フレームに対して光源別に1回点灯する方式で
構成される。
(1/4f)内に行われなければならない。すなわち、
一つの光源を基準にみた時1周期は、1/4f(90)
=tTFT(92)+tLC(94)+tBL(96)
(f:フレーム周波数、tTFT:全体薄膜トランジス
タの走査時間、tLC:割り当てられた(assign
ed)液晶の応答時間、tBL:バックライト閃光時間
(flash time))に示すことができる。
る時、液晶表示装置の設計条件によってもしもtTFT
(92)が増加すれば1フレームの間隔は固定されてい
るので、tLC(94)の必要な大きさは減少される。
てられた液晶の応答時間に比べて実際液晶の応答時間が
長ければ、割り当てられた液晶が好都合に配列される前
にバックライトが発光されて画面色が不均一に分布する
問題が発生する。
の1フレーム単位カラー映像表示順序図である。
映像表示方法は1フレーム時間を1/60秒にして、こ
の1/60秒に対してR、G、BバックライトのR、
G、B三色光源が各々1/180秒(5.5msec)
ずつ順次に点滅(on/off)する方式で構成され
る。
で実質的にともる時間は各々1/180秒より短くな
る。なぜなら、R、G、B光源が連続にオン状態で映像
を実現するようになればR、G、B間に相互色干渉がお
きる場合があるからである。
表示装置でカラー映像を表示する順序は、画面の基本単
位である1フレームFに対してR、G、B3個のサブフ
レームs1、s2、s3を構成して、R、G、B光源8
0a、80b、80c各々1/180秒間隔で順次にオ
ン/オフ(on/off)し、液晶パネル62に光を供
給してカラー映像を表示する。
表示装置と同じ方式で4色光源を利用してカラー映像を
表示する映像機器に対する説明である。
or)装備で利用されている時分割方式のDLP(Di
gital Light Processing)の1
フレーム単位カラー映像表示順序図である。
に採択される投射エンジンシステムであって、この時分
割方式DLPは米国テキサス・インスツルメンツ社が開
発した微細反射鏡集合体であるDMD(Digital
MicromirrorDevice)で形成した半
導体素子を利用する方式である。
理を利用して投射するために光の利用効率が高くて、光
源を後面から投射する透過型液晶表示装置より高輝度を
実現できる。またすべての制御をデジタル方式で処理す
るために解像度においても液晶表示装置を追い抜いて、
単板構造であるために小型化にも有利な製品として評価
されている。
素子を利用して光の屈折率を調節する。図示したよう
に、前記時分割方式DLPパネル82は1/60秒の1
フレームFをR、G、B、Wの4色光源84a、84
b、84c、84dを利用して各々1/240秒ずつの
第1、2、3、4サブフレームs'1、s'2、s'3、
s'4に対して上述した時分割方式液晶表示装置と同じ
方式で順次にDLPパネル82に光を投射してカラー映
像を表示する方法で構成される。
分割方式液晶表示装置や時分割方式DLPではR、G、
BまたはR、G、B、Wのカラーを1フレーム当たり同
一な時間に分けて映像を表示するために、画面の特性上
一種の色を強調したり、最大輝度の範囲をひろめるのに
限界があって、また既存の時分割液晶表示装置では薄膜
トランジスタの設計を異なるようにして、走査時間が変
わる場合液晶の応答時間に影響をおよぼして画面上に光
漏れ現像が発生する問題点がある。
R、G、Bバックライトの点灯速度を調節することがで
きるプロセッサーを構成して、画面を分割して、分割領
域別に光源を点灯することによって液晶の遅い応答速度
を補償して高速駆動を実現できることを目的にする。
に、本発明の一つの実施例によれば、液晶が介在し、下
部基板を含む液晶パネルと;前記液晶パネルの下部に位
置して光を供給するR、G、B光源を有するバックライ
トと;前記R、G、B各光源の点灯速度を調節する映像
処理プロセッサー(processor)とを含む時分
割方式液晶表示装置を提供する。
CB(Optically Compensated
Birefringence)モードであって、前記バ
ックライトのR、G、B光源は前記下部基板の一側に位
置したり、または前記下部基板と水平に複数設けられて
いる方式であり、前記バックライトは第4光源をさらに
含んで、前記第4光源はGとB間の色範囲に該当する色
であることを特徴とする。
在し、下部基板を含む液晶パネルと、前記液晶パネルの
下部に位置して光を供給するR、G、B光源を有するバ
ックライトと;前記R、G、B各光源の点灯速度を調節
する映像処理プロセッサーを含む時分割方式液晶表示装
置で、前記映像処理プロセッサーを通してフレーム周期
を1/4ずつの第1、2、3、4サブフレームにして、
第1、2、3サブフレームではR、G、B光源を順次に
オンオフして、第4サブフレームでR、G、B光源中3
個以下の光源を組合せてオンオフする段階を含む時分割
方式液晶表示装置のカラー映像表示方法を提供する。
源の組合せは全てオフ(all off)、R、G、
B、G+B、R+B、R+G、全てオン(all o
n)中いずれか一種の場合であって、前記1フレームを
1/60秒にして、前記各々のサブフレームで光源の点
灯時間は1/240秒より短くすることを特徴とする。
し、下部基板を含む液晶パネルと、前記液晶パネルの下
部に位置して光を供給するR、G、B光源を有するバッ
クライトと、前記R、G、B各光源の点灯速度を調節す
る映像処理プロセッサーとを含み、前記映像処理プロセ
ッサーを通してフレーム周期を1/4ずつの第1、2、
3、4サブフレームにして、第1、2、3サブフレーム
ではR、G、B光源を順次にオンオフして、第4サブフ
レームでR、G、B光源中3個以下の光源を組合せてオ
ンオフする段階を含む時分割方式液晶表示装置のカラー
映像表示方法において、カラー映像入力信号でR、G、
Bを256グレーレベル(gray level)に分
類した後、前記グレーレベルを基準に前記時分割方式液
晶表示装置の最大輝度値を定める段階と;全体画面の映
像信号を受けてR、G、Bの平均輝度値を求める段階
と;前記R、G、Bの平均輝度値の大きさで最大輝度値
より大きな値を有する光源を第4サブフレームでオン状
態にする段階と;前記オン状態になる光源の条件によっ
てR、G、Bの入力値と第4サブフレームの入力値を前
記映像処理プロセッサーを通して変換させる段階とを含
む時分割方式液晶表示装置のカラー映像表示方法を提供
する。
源の組合せは、全てオフ、R、G、B、G+B、R+
B、R+G、全てオン中いずれか一種の場合であって、
前記第4サブフレームでオン状態になる光源はR、G、
Bの最大輝度値を基準にし、前記1フレームを1/60
秒にして、前記各々のサブフレームで光源の点灯時間は
1/240秒より短くすることを特徴とする。
板と、前記上部基板と一定間離隔されてスイッチング素
子である薄膜トランジスタが形成された下部基板と、前
記上、下部基板間に充填された液晶層と、前記下部基板
の下部に位置して光を供給するR、G、B光源を有する
バックライトと、前記R、G、B各光源の点灯速度を調
節する映像処理プロセッサーとを含む時分割方式液晶表
示装置において、前記液晶パネルの駆動領域をn個に分
割する段階と;前記薄膜トランジスタ及び液晶の応答後
各光源を分割駆動領域別に点灯する周期単位で液晶表示
装置を分割駆動する段階と;前記分割駆動領域上の各光
源の時間概念領域間に間隔(interval)を置く
段階とを含む時分割方式液晶表示装置の分割駆動方法を
提供する。
することを特徴として、前記液晶を電圧印加時ベンド構
造をなすOCBモードにする場合、前記光源の領域間の
間隔は0.5msec〜1msecにして、前記駆動領
域をn個に分割する基準は液晶表示装置の解像度または
液晶の応答速度であり、前記バックライトの点灯時間は
この液晶表示装置の解像度及び液晶の応答速度に依存す
る。
通して詳細に説明する。
の概略的な図面である。図示したように、液晶が介在
し、下部基板を含む液晶パネル100と、この液晶パネ
ル100に光を供給するR、G、Bバックライト110
と、このR、G、Bバックライト110のR、G、B光
源の点灯速度を調節する映像処理プロセッサー120で
構成される。
クライト110は前記図2で上述した構造の時分割方式
液晶表示装置と同じ構造を有する。
を有する強誘電性液晶、OCBまたはTN等にする。
したDLPと同じように非発光素子を用いることもでき
る。
よってR、G、Bバックライト110の点灯速度を調節
する方法及びアルゴリズムに対して説明する。
の1フレーム単位カラー映像表示順序図に関する。
G、B各々に該当する映像信号が液晶表示装置に入力さ
れると、これを映像処理プロセッサーを通してフレーム
単位光源の点灯速度を変換させる。
G、Bバックライト110を利用して液晶パネル100
に光を供給する方式は、フレームF周期を1/4ずつの
サブフレームに分けて、この第1、2、3サブフレーム
SF1、SF2、SF3では各々R、G、B光源110
a、110b、110cを順次に点灯して、第4サブフ
レームSF4ではR、G、B光源110a、110b、
110c中3個以下の光源を組合せて点灯することによ
ってカラー映像を表示する。
で点灯される光源を便宜上X光源110dに図示した。
ムSF4でオン状態になる光源の選択は例えば、画面上
にR成分値が大きな領域では第4サブフレームSF4で
R光源をオン状態としてRに対する瞬間輝度を増やす。
an)、M(Magneta)、Y(Yellow)の
1色が特に強い映像では3種色の光源中2個を第4サブ
フレームSF4でオン状態としてその色に対する輝度を
増やすことができる。
G、B光源110a、110b、110cを同時にオン
状態として最大白色輝度を向上させることもできる。
置のカラー映像表示方法によると、強調しようとする色
の輝度を高めることができるのみならず、多様な色を第
4サブフレームで表示することができるので高画質の液
晶表示装置を提供できるのみならず、TV用にも適用で
きる長所がある。
のカラー映像表示アルゴリズムを示した図面であって、
特に1フレームの第4サブフレームでオン状態になる色
光源を決定する方法に関する。
号でR、G、Bは256グレーレベルに表示されて、前
記時分割方式液晶表示装置でこのグレーレベルが127
の時最大輝度になる場合に設定した。
像信号を受ければR、G、Bの平均輝度値であるRa、
Ga、Baを求める段階である。このR、G、B平均輝
度値は(全体グレーレベル−1=255)/2の計算値
の整数値である128より大きな値である時選択され
る。
第4サブフレームでオン状態になる光源を決定する段階
であって、この第4サブフレームでオン状態になる光源
の場合の数は全てオフ、R、G、B、G+B(C)、R
+B(M)、R+G(Y)、全てオンの8種の場合が可
能である。
にフレーム周期を1/4ずつに分けたサブフレームの入
力値を映像処理プロセッサー(図7の120)によって
変換させる段階である。
ブフレームでオン状態になる光源は少なくとも輝度値が
128より大きな値である時オン状態になることを示し
ている。
レベルより小さい値を有する場合には第4サブフレーム
でR、G、B光源が全てオフになる。
を有する時2Ra>255はR、G、B=200、10
0、100である信号はR、G、B、X=72、10
0、100、128に表示される。この時Xは第4サブ
フレームでオン状態になる光源を示し、こういう場合第
4サブフレームでR光源のみがオン状態になるのでRの
グレーレベルは72+128=200になる。
が128より大きな場合にも同じ方法で適用する。
べて128より大きい場合2Ra、2Ga、2Ba>2
55には、R、G、B=200、250、130である
信号はR、G、B、X=72、122、2、128に表
示されて、こういう場合第4サブフレームはR、G、B
光源がすべてオン状態である。
のデータ値のみならずバックライトの明るさも画面の輝
度に関連して変化させることも可能である。
でR光源がオン状態にある場合で第4サブフレームのR
光源の輝度を128から110に変化させれば、R、
G、B=200、50、50である信号はR、G、B、
X=72、50、50、128、あるいはR、G、B、
X=90、50、50、110のように示すこともでき
る。
きくなければならないという選択条件は異なることがで
き、前記アルゴリズムは全体画面の平均輝度に対して示
したが、全体画面の最大輝度を基準にしても差し支えな
い。
サー(図7の120)を通して調整される。
用R、G、Bバックライトは図3A、図3Bで上述した
構造のバックライト中から選択され、光源のオン/オフ
は映像処理プロセッサー(図7の120)を通して個別
的に調整可能である。
表示方法の一つの例で提示されたので、本発明の趣旨に
外れない範囲内で他の条件のアルゴリズムを利用したカ
ラー映像表示方法の適用も可能である。
置の駆動領域の簡略な平面図である。図示したように、
本発明では液晶パネル200をn個(N1、N
2、.........、Nn)の領域に分割すること
であって、この時の領域の区分は液晶表示装置の解像度
及び液晶セルの応答速度によって定まる。
で説明したように1フレームに対して各光源別に1回点
灯をしたが、本発明では駆動領域を分割して各分割され
た領域別に光源を点灯することによって駆動速度及び輝
度を向上させることができる長所がある。
ーム周期を1/4ずつのサブフレームにして各々の光源
を点灯して分割駆動をすることを特徴とする。
の分割駆動領域の数は必ず一致する必要はなくて、実質
的にR、G、Bバックライトの分割駆動領域の数がさら
に少なく設計することができる。
置の分割駆動方式に関する図面である。図示したよう
に、本発明ではn個(N1、N
2、.........、Nn)の分割領域別に薄膜ト
ランジスタと液晶の反応後バックライトを点灯する方式
である。
0)=tTFT(222)+tLC(224)+tBL
(226)で構成されて、全体駆動領域の光源別薄膜ト
ランジスタTの走査時間はtTFT’(221)であ
る。
ることにおいて、1フレーム基準で各光源は分割領域別
には、N1のR、N2のR、N3のR......Nn
のR→N1のG、N2のG、N3のG......Nn
のG→N1のB、N2のB、N3のB......Nn
のB→N1のX、N2のX、N3のX......Nn
のXの順序とおり分割点灯される。
利用して第4サブフレームでR、G、B光源中3個以下
の光源の組合せによって生成される光源を意味する。
の解像度及び液晶の応答速度によって定まることであっ
て、前記第1分割駆動領域N1を基準に前記条件によっ
て光源別領域間にtD(300)という間隔を置く。
域間区間のみならず、第2分割駆動領域N2から第n分
割駆動領域Nnまで光源の領域間に形成する。
配列が行われる前にバックライトが閃光して発生できる
漏れ光の影響を無くすために置くことであって、液晶の
応答速度によってその値が異なる場合がある。
はtD(300)を0.5〜1msec程度を置くこと
ができる。
割駆動方式によると、R、G、B、X4色光源を利用し
て駆動するので既存より高輝度を出すことができて、分
割駆動することによって薄膜トランジスタの設計条件の
変更などの理由で液晶の応答速度が遅くなっても補償を
できて光漏れ現像などを防止して高画質の液晶表示装置
を提供できる。
式液晶表示装置のカラーガマット(color gam
ut)に対する色座標図である。
光源に用いる場合、実際表示することができる色の範囲
は人間が感じる色の範囲より狭い。ここに4番目色を示
す光源を追加すれば表示可能なカラーガマットの範囲を
ひろめることができる。
ム)、Y軸(Gスペクトラム)に対する4個の点は各々
の色光源の色座標位置であって、4番目色C'を中心に
する色座標領域(II)は表示されたR、G、B光源が
形成するカラーガマット領域(I)では作れない色であ
って、このC'はGとB間の中間値を取るC(Cya
n)に近い色である時表示可能なカラーガマット範囲が
最も広い。
が可能なバックライトを用いて、C色系統の色を表示す
る時光源C'をオンさせて表示可能なカラーガマットの
範囲をひろめることができる。
表示装置は、前記図7の時分割方式液晶表示装置と同一
な構造を取るが、バックライトを4色光源バックライト
とするという点で区別される。
本発明による時分割方式R、G、B光源を含むディスプ
レー装置の一例に対して説明する。
分割方式によるディスプレー装置中プロジェクターシス
テムの概略的な図面である。
テレビの信号はもちろんコンピュータのデータなどの多
様な動画像及び停止画像を大型スクリーンまで拡大投射
する装置であって、今後家庭ではもちろん各種会議また
は小劇場の映画上映等に広く用いられることが期待され
る製品である。
ることであって、前記時分割方式反射型プロジェクター
システム310はイメージジェネレーター312と、こ
のイメージジェネレーター312に個別的に順次点灯す
る方式で光を供給するR、G、B光源314と、この
R、G、B光源314から供給される光を集めてこのイ
メージジェネレーター312に伝達するダイクロイック
ミラー(Dichroic Mirror)316と、このイメージジ
ェネレーター312で形成された映像を拡大調節するレ
ンズ317と、このレンズ317を通してこのイメージ
ジェネレーター312の映像が透視されるスクリーン3
18とを含む。
晶表示装置、DLPなどを例に挙げることができる。
ライトなしに外部光を利用して画像を表現するディスプ
レー装置であるが、前記反射型プロジェクターシステム
での反射型液晶表示装置は前記R、G、B光源を通して
映像を示す。
ミラーの反射原理を利用して投射する装置であるために
光の利用効率が高い。
ェクターシステムと光の経路及びイメージジェネレータ
ーを異なるようにした透過型プロジェクターに対するこ
とであって、前記時分割方式透過型プロジェクターシス
テム320は、イメージジェネレーター322と、この
イメージジェネレーター322に個別的に順次点灯する
方式で光を供給するR、G、B光源324と、このR、
G、B光源324から供給された光を集めてこのイメー
ジジェネレーター322に伝達するダイクロイックミラ
ー326と、このイメージジェネレーター322で形成
された映像を拡大調節するレンズ328と、このレンズ
328を通してこのイメージジェネレーター322の映
像が透視されるスクリーン330とで構成される。
ネレーターでは、本発明で説明した一般的な液晶表示装
置を指称する透過型液晶表示装置にすることができる。
R、G、B光源は、三角構造で配置された例を図示した
が、他の構造も可能である。
び反射型、透過型プロジェクター装置に限定されること
でなく、本発明の趣旨を外れない範囲内で他の時分割方
式ディスプレー装置にも適用できる。
表示装置では映像処理プロセッサーを通してバックライ
トのR、G、B光源の各々の点灯速度を変換して、フレ
ーム周期を1/4ずつのサブフレームで構成して、第4
サブフレームでは特定色の瞬間輝度を高めることができ
る。また他の実施例では液晶パネルの駆動領域を分割し
て、分割された駆動領域別にR、G、B光源を前記方式
で点灯することにおいて、前記光源の領域間に一定間隔
を置くことによって液晶の応答速度を補償して高速駆動
を実現できるので、高画質と高輝度の液晶表示装置を提
供できて、またTVに適用できる長所がある。
断面図。
ウェーブガイド型3色バックライトの断面を図示した断
面図、図3Bは一般的な時分割方式液晶表示装置用直下
型3色バックライトの断面を図示した断面図である。
に関する図面。
単位カラー映像表示順序図。
のフレーム単位カラー映像表示順序図。
図面。
ム単位カラー映像表示順序図。
像表示アルゴリズムを示した図面。
域の平面図。
動方式に関する図面。
装置のカラーガマットに対する色座標図。
置中一例で図示したプロジェクターシステムの概略的な
図面。
Claims (19)
- 【請求項1】 液晶が介在し、下部基板を含む液晶パネ
ルと;前記液晶パネルの下部に位置して光を供給する
R、G、B光源を有するバックライトと;前記R、G、
B各光源の点灯速度を調節する映像処理プロセッサーと
を含む時分割方式液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記液晶は、電圧印加時ベンド構造をな
すOCBモードまたは強誘電性液晶モードであることを
特徴とする請求項1に記載の時分割方式液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記バックライトのR、G、B光源は、
前記下部基板の一側に位置するか、または前記下部基板
と水平に複数並列されている方式であることを特徴とす
る請求項1に記載の時分割方式液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記バックライトは、第4光源をさらに
含むことを特徴とする請求項1に記載の時分割方式液晶
表示装置。 - 【請求項5】 前記第4光源は、GとB間の色範囲に該
当する色であることを特徴とする請求項4に記載の時分
割方式液晶表示装置。 - 【請求項6】 液晶が介在し、下部基板を含む液晶パネ
ルと、前記液晶パネルの下部に位置して光を供給する
R、G、B光源を有するバックライトと;前記R、G、
B各光源の点灯速度を調節する映像処理プロセッサーを
含む時分割方式液晶表示装置において、 前記映像処理プロセッサーを通してフレーム周期を1/
4づつの第1、2、3、4サブフレームに分割して、第
1、2、3サブフレームではR、G、B光源を順次にオ
ンオフして、第4サブフレームでR、G、B光源中3個
以下の光源を組合せてオンオフする段階を含むことを特
徴とする時分割方式液晶表示装置のカラー映像表示方
法。 - 【請求項7】 前記第4サブフレームでオン状態になる
光源の組合せは、全てオフ、R、G、B、G+B、R+
B、R+G、全てオン中いずれか一種の場合であること
を特徴とする請求項6に記載の時分割方式液晶表示装置
のカラー映像表示方法。 - 【請求項8】 前記1フレームを1/60秒にすること
を特徴とする請求項6に記載の時分割方式液晶表示装置
のカラー映像表示方法。 - 【請求項9】 前記各々のサブフレームで光源の点灯時
間は、1/240秒より短いことを特徴とする請求項8
に記載の時分割方式液晶表示装置のカラー映像表示方
法。 - 【請求項10】 液晶が介在し、下部基板を含む液晶パ
ネルと、前記液晶パネルの下部に位置して光を供給する
R、G、B光源を有するバックライトと、前記R、G、
B各光源の点灯速度を調節する映像処理プロセッサーを
含み、前記映像処理プロセッサーを通してフレーム周期
を1/4ずつの第1、2、3、4サブフレームにして、
第1、2、3サブフレームではR、G、B光源を順次に
オンオフして、第4サブフレームでR、G、B光源中3
個以下の光源を組合せてオンオフする段階を含む時分割
方式液晶表示装置のカラー映像表示方法において、 カラー映像入力信号でR、G、Bを256グレーレベル
に分類した後、前記グレーレベルを基準に前記時分割方
式液晶表示装置の最大輝度値を定める段階と;全体画面
の映像信号を受けてR、G、Bの平均輝度値を求める段
階と;前記R、G、Bの平均輝度値の大きさで最大輝度
値より大きな値を有する光源を第4サブフレームでオン
状態にする段階と;前記オン状態になる光源の条件によ
ってR、G、Bの入力値と第4サブフレームの入力値を
前記映像処理プロセッサーを通して変換させる段階とを
含むことを特徴とする時分割方式液晶表示装置のカラー
映像表示方法。 - 【請求項11】 前記第4サブフレームでオン状態にな
る光源の組合せは、全てオフ、R、G、B、G+B、R
+B、R+G、全てオン中いずれか一種の場合であるこ
とを特徴とする請求項10に記載の時分割方式液晶表示
装置のカラー映像表示方法。 - 【請求項12】 前記第4サブフレームでオン状態にな
る光源は、R、G、Bの最大輝度値を基準にすることを
特徴とする請求項10に記載の時分割方式液晶表示装置
のカラー映像表示方法。 - 【請求項13】 前記1フレームを1/60秒にするこ
とを特徴とする請求項10に記載の時分割方式液晶表示
装置のカラー映像表示方法。 - 【請求項14】 前記各々のサブフレームで光源の点灯
時間は、1/240秒より短いことを特徴とする請求項
13に記載の時分割方式液晶表示装置のカラー映像表示
方法。 - 【請求項15】 上部基板と、前記上部基板と一定間離
隔されてスイッチング素子である薄膜トランジスタが形
成された下部基板と、前記上、下部基板間に充填された
液晶層と、前記下部基板の下部に位置して光を供給する
R、G、B光源を有するバックライトと、前記R、G、
B各光源の点灯速度を調節する映像処理プロセッサーを
含む時分割方式液晶表示装置において、 前記液晶パネルの駆動領域をn個に分割する段階と;前
記薄膜トランジスタ及び液晶の応答後各光源を分割駆動
領域別に点灯する周期単位で液晶表示装置を分割駆動す
る段階と;前記分割駆動領域上の各光源の時間概念領域
間に間隔を置く段階とを含む時分割方式液晶表示装置の
分割駆動方法。 - 【請求項16】 前記間隔は、2番目分割駆動領域から
形成することを特徴とする請求項15に記載の時分割方
式液晶表示装置の分割駆動方法。 - 【請求項17】 前記液晶を電圧印加時ベンド構造をな
すOCBモードにする場合、前記光源の領域間間隔は
0.5msec〜1msecであることを特徴とする請
求項15に記載の時分割方式液晶表示装置の分割駆動方
法。 - 【請求項18】 前記駆動領域をn個に分割する基準
は、液晶表示装置の解像度または液晶の応答速度である
ことを特徴とする請求項15に記載の時分割方式液晶表
示装置の分割駆動方法。 - 【請求項19】 前記バックライトの点灯時間は、液晶
表示装置の解像度または液晶の応答速度に依存すること
を特徴とする請求項15に記載の時分割方式液晶表示装
置の分割駆動方法。
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