JP3559922B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、3色光のバックライトを時分割発光させてフルカラー表示を行うカラー光源型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のいわゆるオフィスオートメーション(OA)の進展に伴って、ワードプロセッサ,パーソナルコンピュータ等に代表されるOA機器が広く使用されるようになっている。更にこのようなオフィスでのOA機器の普及は、オフィスでも屋外でも使用可能な携帯型のOA機器の需要を発生しており、それらの小型・軽量化が要望されるようになっている。そのような目的を達成するための手段の一つとして液晶表示装置が広く使用されている。特に、液晶表示装置は単に小型・軽量化のみならず、バッテリ駆動される携帯型のOA機器の低消費電力化のためには必要不可欠な技術である。
【0003】
ところで、液晶表示装置は大別すると反射型と透過型とに分類される。反射型は液晶パネルの前面から入射した光線を液晶パネルの背面で反射させてその反射光で画像を視認させる構成であり、透過型は液晶パネルの背面に備えられた光源(バックライト) からの透過光で画像を視認させる構成である。反射型は環境条件によって反射光量が一定しないため視認性に劣るが安価であることから、電卓,時計等の単一色(例えば白/黒表示等)の表示装置として広く普及しているが、マルチカラーまたはフルカラー表示を行うパーソナルコンピュータ等の表示装置としては不向きである。このため、マルチカラーまたはフルカラー表示を行うパーソナルコンピュータ等の表示装置としては一般的に透過型が使用される。
【0004】
一方、現在のカラー液晶表示装置は、使用される液晶物質の面からSTN(Super Twisted Nematic)タイプとTFT−TN(Thin Film Transistor−Twisted Nematic)タイプとに一般的に分類される。STNタイプは製造コストは比較的安価であるが、クロストークが発生し易く、また応答速度が比較的遅いため、動画の表示には適さないという問題がある。一方、TFT−TNタイプは、STNタイプに比して表示品質は高いが、液晶パネルの透過率が現状では4%程度しかないため高輝度のバックライトが必要になる。このため、TFT−TNタイプではバックライトによる消費電力が大きくなってバッテリ電源を携帯する場合の使用には問題がある。また、TFT−TNタイプには、応答速度、特に中間調の応答速度が遅い、視野角が狭い、カラーバランスの調整が難しい等の問題もある。
【0005】
更に、従来の透過型液晶表示装置は、白色光のバックライトを使用し、3原色のカラーフィルタで白色光を選択的に透過させることによりマルチカラーまたはフルカラー表示を行うように構成されたカラーフィルタ型が一般的であった。しかしこのようなカラーフィルタ型では、隣合う3色のカラーフィルタの範囲を1単位として表示画素を構成するため、実質的には解像度が1/3に低下することになる。
【0006】
以上のような観点から、液晶素子として印加電界に対する応答速度が高速な強誘電性液晶素子または反強誘電性液晶素子を使用し、同一画素を3原色で時分割発光させることにより実質的な解像度の低下を招くことがないカラー液晶表示装置が提案されている(特開平7−281150号公報等)。
【0007】
このカラー液晶表示装置は、数百〜数μ秒オーダの高速応答が可能な強誘電性液晶素子または反強誘電性液晶素子を用いた液晶パネルと、赤,緑,青色光が時分割で発光可能なバックライトとを組み合わせ、液晶素子のスイッチングとバックライトの発光とを同期させることによって、カラー表示が可能である。液晶材料として、強誘電性液晶または反強誘電性液晶を用いると、液晶分子が印加電圧の有無には拘らず基板 (ガラス基板) に対して常時平行であるので、視野角が極めて広くなって、実用上問題はない。更に、赤, 緑, 青の発光ダイオード(LED)によるバックライトを用いた場合、各LEDに流す電流を制御することにより、カラーバランスを調整することが可能になる。
【0008】
図10は、このようなカラー液晶表示装置における従来の表示制御の一例を示すタイムチャートであり、図10(a)はバックライトの各色のLEDの発光タイミング、図10(b)は液晶パネルの各ラインの走査タイミング、図10(c)は液晶パネルの発色状態を夫々示す。
【0009】
図10(a)に示されているように、バックライトのLEDを例えば1/180 秒毎に赤,緑,青の順で順次発光させ、それと同期して液晶パネルの各画素をライン単位でスイッチングすることにより表示を行う。なお、1秒間に60フレームの表示を行う場合、1フレームの期間は1/60秒になり、この1フレームの期間を更に1/180 秒ずつの3サブフレームに分割し、例えば図10(a)に示す例では第1番目のサブフレームにおいて赤のLEDを、第2番目のサブフレームにおいて緑のLEDを、第3番目のサブフレームにおいて青のLEDを夫々発光させる。
【0010】
一方、図10(b) に示されているように、液晶パネルに対しては赤,緑,青の各色のサブフレーム中にデータ走査を2度行う。但し、1回目の走査(データ書込み走査)の開始タイミング(第1ラインへのタイミング)が各サブフレームの開始タイミングと一致するように、また2回目の走査(データ消去走査)の終了タイミング(最終ラインへのタイミング)が各サブフレームの終了タイミングと一致するようにタイミングを調整する。
【0011】
データ書込み走査にあっては、液晶パネルの各画素には画素データに応じた電圧が供給され、透過率の調整が行われる。これによって、フルカラー表示が可能となる。データ消去走査にあっては、データ書込み走査時と同電圧で逆極性の電圧が液晶パネルの各画素に供給され、液晶パネルの各画素の表示が消去され、液晶への直流成分の印加が防止される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の時分割型カラー液晶表示装置では、各サブフレームの期間にあってバックライトの発光が全面単色であるので、観察者が瞬きをした瞬間または視界が遮られた直後のように、液晶パネルと観察者の眼球との間でシャッタリングがなされた場合には、表示画像でなくバックライトの発色光のみを観察することになって、あたかも虹模様のように観察され、画質が低下するという問題がある。
【0013】
観察者にとっては気になるこのような画質劣化をなくす方法として、フレーム周波数を増加させる方法が考えられる。この方法は、現状60Hzであるフレーム周波数を制御回路で制御し易い120 Hz,180 Hzのような60Hzの整数倍に増加させて、バックライトの単色発光時間を短くして、観察者が瞬きをした瞬間でも複数の発光色を観察できるようにする方法である。
【0014】
制御回路がソースドライバへデータを転送する時間tは、下記(1)式で示される。
t=(b×p×a)/(f×c×n×L×m) …(1)
但し、 f:フレーム周波数
c:1フレーム中の発光色数
n:単色発光中に液晶パネルにデータを書き込む回数
L:液晶パネルのライン数
m:1ライン当たりの画素数
b:ソースドライバに入力するデータ数
(通常の場合はRGBデータの入力端子数でありb=3)
p:ソースドライバのポート数
a:TFTパネルの上下分割数
この(1)式に基づいて、データ転送時間を求めると、表1のようになる。
【0015】
【表1】
【0016】
一般的に、論理回路は10ns以上の時間があれば動作するが、ソースドライバには動作クロックの上限がある。現在製品化されているドライバのクロック周波数は、55MHz(t=18.1ns),65MHz(t=15.3ns),75MHz(t=13.3ns)である。従って、ドライバの能力を考慮すると、表2〜表4に示すように表示サイズによって駆動できるフレーム周波数が決定される。表2〜表4において、太線で囲まれた表示サイズパネルは、画質が改善されないことを示す。この表2〜表4から、表示サイズを小さくし、高速で動作するデータ入力端子数が多い(2ポート以上)ドライバを用いない限り、画質改善は望めないことは明らかである。
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】
【表4】
【0020】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、観察者の瞬き等によって発生する画質劣化を低減できる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る液晶表示装置は、複数の液晶画素及び前記液晶画素の夫々に対応して設けられた複数のスイッチング素子を有する強誘電性または反強誘電性の液晶パネルと、該液晶パネルの背面に配置され、3色光を時分割発光するバックライトとを備え、前記液晶パネルはサブフレーム内反転駆動によるデータ書込み走査とデータ消去走査とによる駆動を実施し、夫々の走査期間内で前記各液晶画素に与えられる3色のデータに対応して前記スイッチング素子をオン/オフ駆動し、そのオン/オフ駆動に同期して前記バックライトを時分割発光させ、時分割発光する間に前記各液晶画素に対する走査を行ってカラー表示を行う液晶表示装置において、前記スイッチング素子のオン/オフ駆動の走査の開始と同時に前記バックライトの発光色を切り換えるようにしており、前記バックライトの発光領域が複数の領域に分割されており、分割された少なくとも隣合う両発光領域の発光色が異なっていることを特徴とする。
【0022】
画質劣化の原因は、瞬き等によって観察者がバックライトの全面単色光を観察できてしまう点にある。よって、請求項1の液晶表示装置にあっては、3色光を各別に発光可能なバックライトの発光領域が、少なくとも2つ以上の領域に分割されており、各領域における発光色を同一でないようにしている。バックライトの発光領域を分割し、分割された各発光領域で異なる色の光を同時に発光している場合には、瞬きの間にバックライトの発光を観察したときに空間的に各色の光が混じりあうので、各発光色が観察されても夫々の発光色として認識されにくく、その結果、単色発光時に観察されるような画質劣化は発生しない。
【0023】
請求項2に係る液晶表示装置は、請求項1において、前記各液晶画素に対する走査に同期して、前記バックライトの分割された各発光領域における発光,消灯を切り換える切換回路を備えることを特徴とする。
【0024】
請求項2の液晶表示装置にあっては、液晶パネルに対する走査に同期して、バックライトの各発光領域における発光タイミングを制御する。よって、各発光領域にあって必要な期間においてのみ発光させることにより、バックライトの利用効率を向上できる。
【0025】
請求項3に係る液晶表示装置は、請求項1または2において、分割された各発光領域の発光強度が異なっていることを特徴とする。
【0026】
請求項3の液晶表示装置にあっては、分割された各発光領域における発光強度を同一でないようにしている。液晶パネルの走査に伴って、液晶パネルの表示領域における光透過率は一定でない。よって、光透過率が低い表示領域に対応する領域ではバックライトの発光強度を大きくし、光透過率が高い表示領域に対応する領域ではその発光強度を小さくする。よって、光透過率が異なっていても、輝度ムラは発生せず、表示輝度が全域で均一となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る液晶表示装置の一全体例のブロック図、図2はその液晶パネル及びバックライトの模式的断面図、図3は液晶パネル及びバックライトの構成例を示す模式図、図4はバックライトの光源であるLEDアレイの構成例を示す模式図である。
【0028】
図1において、21, 22は図2に断面構造が示されている液晶パネル及びバックライトを夫々示している。なお、バックライト22は図2に示されているように、LEDアレイ7及び導光板+光拡散板6で構成されている。
【0029】
液晶パネル21は図2及び図3に示されているように、2枚の偏光フィルム1,5間の構造として構成されている。具体的には、液晶パネル21は上側から下側に、偏光フィルム1,ガラス基板2,共通電極3,ガラス基板4,偏光フィルム5をこの順に積層して構成されており、ガラス基板4の共通電極3側の面にはマトリクス状に配列された個々の表示画素に対応したピクセル電極40が形成されている。これら共通電極3及びピクセル電極40間には後述するデータドライバ32及びスキャンドライバ33等よりなる液晶駆動制御手段50が接続されている。なお、個々のピクセル電極40はTFT(Thin Film Transistor) 41によりオン/オフ制御され、個々のTFT41はデータドライバ32により信号線42を、スキャンドライバ33により走査線43を夫々選択的にオン/オフすることにより駆動される。そして、信号線42からの信号により、個々のピクセルの透過光強度が制御される。
【0030】
ガラス基板4上のピクセル電極40の上面には配向膜12が、共通電極3の下面には配向膜11が夫々配置され、これらの両配向膜11,12間に液晶物質が充填されて液晶層13が形成される。なお、14は液晶層13の層厚を適宜に保持するためのスペーサである。
【0031】
バックライト22は、液晶パネル21の下層(背面)側に位置し、発光領域を構成する導光板+光拡散板6の一辺から突出した状態でLEDアレイ7が備えられている。このLEDアレイ7は図4にその模式図が示されているように、導光板+光拡散板6と対向する面に3原色、即ち赤(R),緑(G),青(B)の各色を発光するLEDが順次的且つ反復して配列されている。導光板+光拡散板6はこのLEDアレイ7の各LEDから発光される光を自身の表面全体に導光すると共に上面へ拡散することにより、発光領域として機能する。
【0032】
図1において、画像メモリ30には液晶パネル21により表示されるべき表示データDDが外部の例えばパーソナルコンピュータ等から与えられる。画像メモリ30は、この表示データDDを一旦記憶した後、各画素単位のデータ(以下、画素データPDと言う) を制御信号発生回路31が発生する同期信号SYNに同期して出力する。この画像メモリ30から出力された画素データPDは、そのままセレクタ37に入力されると共に、逆データ生成回路36にも与えられる。
【0033】
逆データ生成回路36は、画像メモリ30から出力された画素データPDの逆データを生成する回路であり、その出力信号は逆画素データ#PDとしてセレクタ37に与えられる。従って、セレクタ37には画像メモリ30から出力された画素データPDと逆データ生成回路36から出力された逆画素データ#PDとが入力され、セレクタ37は、制御信号発生回路31から与えられる制御信号CSに従って何れかをデータドライバ32へ出力する。データドライバ32は、ピクセル電極40の信号線のオン/オフをセレクタ37から出力される画素データPDまたは逆画素データ#PDに従って制御する。
【0034】
制御信号発生回路31で発生された同期信号SYNは、スキャンドライバ33と、基準電圧発生回路34と、バックライト制御回路及び駆動電源35とにも与えられる。スキャンドライバ33は、その同期信号SYNに同期してピクセル電極40の走査線のオン/オフを制御する。また、基準電圧発生回路34は、その同期信号SYNに同期して基準電圧VRを発生し、データドライバ32及びスキャンドライバ33に与える。バックライト制御回路及び駆動電源35は、その同期信号SYNに同期して駆動電圧をバックライト22に与えてバックライト22のLEDアレイ7を発光させる。
【0035】
本発明では、液晶パネル21のライン方向に応じてバックライト22の発光領域が3つの発光領域221, 222, 223 に分割されており、これらの各発光領域221, 222, 223 は、バックライト制御回路及び駆動電源35によって、夫々独立的に、その発光タイミング,発光色が制御されるようになっている。
【0036】
このようなバックライト22の発光領域の3分割に応じて、LEDアレイ7も3分割されており、更に、液晶パネル21の表示領域も仮想的に3分割される。図5は、これらの分割の関係を示す模式図である。バックライト22の発光領域が第1発光領域221 〜第3発光領域223 に3分割され、それに対応して、LEDアレイ7が第1LEDアレイブロック71〜第3LEDアレイブロック73に3分割されており、液晶パネル21の表示領域が第1表示領域211 〜第3発光領域213 に3分割される。第1発光領域221 は第1LEDアレイブロック71により発光制御されて第1表示領域211 を照らす。また、第2発光領域222 は第2LEDアレイブロック72により発光制御されて第2表示領域212 を照らす。更に、第3発光領域223 は第3LEDアレイブロック73により発光制御されて第3表示領域213 を照らす。本発明では、各発光領域221, 222, 223 における発光色が異なっており、第1発光領域221 〜第3発光領域223 の中の何れか1つの発光領域が赤を発光している期間において、他の2つの発光領域は緑,青を夫々発光する。
【0037】
ここで、本発明の液晶表示装置の具体例について説明する。
まず、図2及び図3に示されている液晶パネル21を以下のようにして作製した。個々のピクセル電極40をピッチ0.24mm×0.24mmで画素数を1024×768 のマトリクス状の対角12.1インチとしてTFT基板を作製した。このようなTFT基板と共通電極3を有するガラス基板2とを洗浄した後、スピンコータによりポリイミドを塗布して 200℃で1時間焼成することにより、約 200Åのポリイミド膜を配向膜11, 12として成膜した。
【0038】
更に、これらの配向膜11, 12をレーヨン製の布でラビングし、両者間に平均粒径 1.6μmのシリカ製のスペーサ14でギャップを保持した状態で重ね合わせて空パネルを作製した。この空パネルの配向膜11, 12間にナフタレン系液晶を主成分とする強誘電性液晶を封入して液晶層13とした。作製したパネルをクロスニコル状態の2枚の偏光フィルム1,5で、液晶層13の強誘電性液晶分子が一方に傾いた場合に暗状態になるようにして挟んで液晶パネル21とした。
【0039】
この液晶パネル21と、赤,緑,青の時分割発光が可能であって、しかもその発光領域が4つの領域に分割されているバックライト22とを重ね合わせた。このバックライト22の発光タイミング,発光色は、液晶パネル21のデータ書込み/消去走査に同期して制御される。
【0040】
本発明における液晶表示装置の表示制御の一例について、図6のタイムチャートを参照して説明する。図6(a)はバックライト22の各色のLEDの発光タイミング、図6(b)は液晶パネル21の各ラインの走査タイミング、図6(c)は液晶パネル22の発色状態を夫々示す。
【0041】
図6(a)に示すように、例えば1秒間に60フレームの表示を行う場合、即ち、1フレームの期間が1/60秒である場合には、この1フレームの期間を更に1/180 秒ずつの3個のサブフレームに分割する。そして、あるサブフレーム(第nサブフレーム)期間中は、分割されている3つの各発光領域221, 222, 223 で赤,緑,青を同時に発光させ、次のサブフレーム(第n+1サブフレーム)期間中は、各発光領域221, 222, 223 で緑,青,赤を同時に発光させ、更に次のサブフレーム(第n+2サブフレーム)期間中は、各発光領域221, 222, 223 で青,赤,緑を同時に発光させる一連の処理を、1/60秒を周期として繰り返す。
【0042】
図6(b)に示されているように、データドライバ32及びスキャンドライバ33により、液晶パネル21に対しては赤,緑,青の各色のサブフレーム中にデータの書込み走査を2度行う。但し、1回目の走査(データ書込み走査)の開始タイミング(第1ラインへのタイミング)が各サブフレームの開始タイミングと一致するように、また2回目の走査(データ消去走査)の終了タイミング(最終の第Lラインへのタイミング)が各サブフレームの終了タイミングと一致するようにタイミングを調整する。よって、データ書込み/消去走査時間は各1/360 秒となる。
【0043】
1回目の書込み走査(データ書込み走査)においては、制御信号発生回路31の制御信号CSにより画像メモリ30から画素データPDが出力され、セレクタ37を経由してデータドライバ32へ入力される。画像メモリ30から出力された画素データPDに応じた電圧の信号がデータドライバ32から液晶パネル21の各画素に供給される。これにより、電界が印加されて透過率が調整され、画素データPDに対応した画像が表示される。その結果、フルカラー表示が行われる。
【0044】
そして、2回目の書込み走査(データ消去走査)においては、制御信号発生回路31の制御信号CSにより画像メモリ30から出力された画素データPDが、逆データ生成回路36に入力される。逆データ生成回路36から逆画素データ#PDが出力され、セレクタ37において制御信号CSによりこの逆画素データ#PDが選択される。このセレクタ37から出力された逆画素データ#PDに対応した電圧の信号がデータドライバ32から液晶パネル21の各画素に供給される。これにより、液晶パネル21の各画素には、1回目の書込み走査時に各画素に印加された電界と同一強度で逆極性の電界が印加される。これにより、液晶パネル21の各画素の表示が消去される。
【0045】
図7は、上述の例とは異なる手法のデータ書込み走査,データ消去走査を行う本発明の液晶表示装置の一構成例のブロック図である。図7において、図1と同一番号を付した部分は、同一または同様な部分を示す。このような構成におけるデータ書込み/消去動作について以下に説明する。
【0046】
1回目の書込み走査(データ書込み走査)においては、制御信号発生回路31の制御信号SYNにより画像メモリ30から画素データPDが出力され、データドライバ32へ入力される。画像メモリ30から出力された画素データPDに応じた、図8のAに示すような電圧の信号がデータドライバ32から液晶パネル21の各画素に供給される。これにより、電界が印加されて透過率が調整され、画素データPDに対応した画像が表示される。その結果、フルカラー表示が行われる。
【0047】
そして、2回目の書込み走査(データ消去走査)においては、制御信号発生回路31の制御信号SYNにより画像メモリ30から画素データPDが出力され、データドライバ32へ入力される。画像メモリ30から出力された画素データPDに応じた、図8のBに示すような電圧の信号がデータドライバ32から液晶パネル21の各画素に供給される。これにより、液晶パネル21の各画素には、1回目の書込み走査時に各画素に印加された電界と同一強度で逆極性の電界が印加される。これにより、液晶パネル21の各画素の表示が消去される。
【0048】
なお、図8に示すような電圧は、制御信号SYNによって、基準電圧発生回路34で作成される。
【0049】
1回目の走査(データ書込み走査)と2回目の走査(データ消去走査)とで、液晶パネル21の各画素に供給される信号の電圧は、同じ大きさで極性のみが異なるので、液晶への直流成分の印加が防止される。
【0050】
本発明では、赤が発光している発光領域に対応する表示領域には赤の画素データに応じた電圧信号が供給され、緑が発光している発光領域に対応する表示領域には緑の画素データに応じた電圧信号が供給され、青が発光している発光領域に対応する表示領域には青の画素データに応じた電圧信号が供給される。第nサブフレームの期間中では、第1表示領域211 (第1ラインから第L/3ラインまで)には赤の画素データに応じた電圧信号が供給されて赤色の画像データが表示され、第2表示領域212 (第L/3+1ラインから第2L/3ラインまで)には緑の画素データに応じた電圧信号が供給されて緑色の画像データが表示され、第3表示領域213 (第2L/3+1ラインから第Lラインまで)には青の画素データに応じた電圧信号が供給されて青色の画像データが表示される。次の第n+1サブフレームの期間中では、第1表示領域211 には緑の画素データに応じた電圧信号が供給されて緑色の画像データが表示され、第2表示領域212 には青の画素データに応じた電圧信号が供給されて青色の画像データが表示され、第3表示領域213 には赤の画素データに応じた電圧信号が供給されて赤色の画像データが表示される。更に次の第n+2サブフレームの期間中では、第1表示領域211 には青の画素データに応じた電圧信号が供給されて青色の画像データが表示され、第2表示領域212 には赤の画素データに応じた電圧信号が供給されて赤色の画像データが表示され、第3表示領域213 には緑の画素データに応じた電圧信号が供給されて緑色の画像データが表示される。以上のような一連の処理が、1/60秒を周期として繰り返される。
【0051】
従来の液晶表示装置では、各サブフレームの期間中において液晶パネル21の全表示領域が単色発光されているので、瞬き等によって観察者がバックライト22の発光色を観察して画質劣化を感じることがあったが、本発明では、瞬きした瞬間に赤,緑,青の表示データを観察できるので、このような画質劣化を感じることはない。
【0052】
本発明の液晶表示装置の表示制御の他の例について、図9のタイムチャートを参照して説明する。図9(a)はバックライト22の各色のLEDの発光タイミング、図9(b)は液晶パネル21の各ラインの走査タイミング、図9(c)は液晶パネル22の発色状態を夫々示す。
【0053】
この表示制御例では、液晶パネル21の走査と同期させてバックライト22を発光,消灯させる。即ち、バックライト22の3つの発光領域221, 222, 223 の発光タイミングをずらせる。具体的には、図9(a)に示すように、バックライト22の第1発光領域221 に対応する液晶パネル21の第1表示領域211 の各ラインが走査されている期間においては第1LEDアレイブロック71を発光させ、第2発光領域222 に対応する第2表示領域212 の各ラインが走査されている期間においては第2LEDアレイブロック72を発光させ、第3発光領域223 に対応する第3表示領域213 の各ラインが走査されている期間においては第3LEDアレイブロック73を発光させる。
【0054】
従って、例えば赤,緑,青の各サブフレームの期間を1/180 秒、液晶パネル21へのデータの書込み/消去走査時間を各1/360 秒とした場合に、各発光領域221 〜223 のサブフレーム内における発光時間は上記制御例(1/180 秒)に比して短くでき、バックライト22の利用効率の向上を図れて、消費電力が少なくて済む。この際、液晶パネル21の各画素が表示状態(データ書込み状態)になる時間は、上記制御例と同様に1/360 秒となり、表示輝度に影響を与えることはない。逆に、液晶パネル21の各画素が非表示状態である期間において、バックライト22が消灯している期間が長くなるので、コントラスト比の向上を図れる。
【0055】
本発明の液晶表示装置の表示制御の更に他の例について説明する。この例では、分割されている3つの発光領域221, 222, 223 は、バックライト制御回路及び駆動電源35によって、夫々独立的に、その発光タイミング及び発光色に加えて、その発光強度も制御されるようになっていて、各発光領域221, 222, 223 における発光強度が異なっている。よって、各表示領域211, 212, 213 における光透過率に応じて、対応する各発光領域221, 222, 223 の発光強度を制御して、液晶パネル21の表示領域での輝度ムラをなくすことができる。また、各発光領域221, 222, 223 の何れか1つの発光領域における発光強度を他の発光領域における発光強度よりも大きくして、それに対応する表示領域のみの輝度を選択的に他の表示領域の輝度より大きくすることができる。
【0056】
なお、各発光領域221, 222, 223 における発光強度を異ならせるためには、各発光領域221, 222, 223 に対応するLEDアレイブロック71,72,73自体の発光強度を異ならせても良いし、導光板+光拡散板6の制御によってその発光強度の相違を実現しても良い。
【0057】
なお、上記実施例では、液晶材料として、強誘電性液晶を用いたが、強誘電性液晶以外の液晶、例えば、反強誘電性液晶,ネマティック液晶等を用いるようにしても、同様の効果が得られる。
【0058】
また、バックライトの発光領域の分割数を3としたが、これは例示であり、その分割数は任意で良いことは言うまでもない。但し、制御動作の容易さを考慮すれば、3以外では、6,9等3の倍数であることが好ましい。この分割数を多くすればするほど、問題となっていた画質劣化はより改善される。
【0059】
上述した実施の形態では、複数の発光領域に対応してバックライトの光源が分割されているので、各光源の発光色を調整することにより、発光色の制御を容易に行える。また、液晶パネルに対する走査に同期して、バックライトの各発光領域における発光色を制御するので、色データに応じた正しい色発光を行える。また、バックライトの各発光領域で異なる単色光を発光させるので、常にそれらの異なる単色光が混じり合って、画質劣化は抑制される。また、バックライトが3色(赤, 緑, 青)の各色のLEDと、これらのLEDが発光した光を拡散する拡散板と、LEDが発光した光を液晶パネルの一面に導く導光板とで構成されているので、バックライトからの透過光が一様になる。また、液晶パネルの液晶物質が強誘電性液晶物質または反強誘電性液晶物質であるので、高速なオン/オフ制御が可能であり、バックライトの発光制御に十分対応可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上のように、本発明の液晶表示装置では、バックライトの発光領域を分割し、各発光領域における発光色を異ならせるようにしたので、観察者の瞬き等で発生する画質劣化を低減することが可能となる。また、液晶パネルの書込み/消去走査に合わせて各発光領域の発光/消灯タイミングを制御するようにしたので、バックライトの利用効率を高くすることができる。更に、液晶パネルの光透過率に応じて、各発光領域における発光強度を制御するようにしたので、表示領域における輝度ムラを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の一全体例のブロック図である。
【図2】本発明の液晶表示装置に使用される液晶パネル及びバックライトの模式的断面図である。
【図3】本発明の液晶表示装置の全体の構成例を示す模式図である。
【図4】LEDアレイの構成例を示す模式図である。
【図5】バックライトの発光領域,LEDアレイ及び液晶パネルの表示領域の分割状態を示す模式図である。
【図6】本発明の液晶表示装置における表示制御の一例のタイムチャートである。
【図7】本発明の液晶表示装置の他の全体例のブロック図である。
【図8】液晶パネルの駆動電圧と階調数との関係を示すグラフである。
【図9】本発明の液晶表示装置における表示制御の他の例のタイムチャートである。
【図10】従来の液晶表示装置における表示制御のタイムチャートである。
【符号の説明】
6 導光板+光拡散板
7 LEDアレイ
13 液晶層
21 液晶パネル
22 バックライト
30 画像メモリ
31 制御信号発生回路
32 データドライバ
33 スキャンドライバ
35 バックライト制御回路及び駆動電源
36 逆データ生成回路
37 セレクタ
40 ピクセル電極
Claims (3)
- 複数の液晶画素及び前記液晶画素の夫々に対応して設けられた複数のスイッチング素子を有する強誘電性または反強誘電性の液晶パネルと、該液晶パネルの背面に配置され、3色光を時分割発光するバックライトとを備え、前記液晶パネルはサブフレーム内反転駆動によるデータ書込み走査とデータ消去走査とによる駆動を実施し、夫々の走査期間内で前記各液晶画素に与えられる3色のデータに対応して前記スイッチング素子をオン/オフ駆動し、そのオン/オフ駆動に同期して前記バックライトを時分割発光させ、時分割発光する間に前記各液晶画素に対する走査を行ってカラー表示を行う液晶表示装置において、前記スイッチング素子のオン/オフ駆動の走査の開始と同時に前記バックライトの発光色を切り換えるようにしており、前記バックライトの発光領域が複数の領域に分割されており、分割された少なくとも隣合う両発光領域の発光色が異なっていることを特徴とする液晶表示装置。
- 前記各液晶画素に対する走査に同期して、前記バックライトの分割された各発光領域における発光,消灯を切り換える切換回路を備える請求項1記載の液晶表示装置。
- 分割された各発光領域の発光強度が異なっている請求項1または2記載の液晶表示装置。
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