JP2002243534A - 騒音計測装置 - Google Patents

騒音計測装置

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JP2002243534A
JP2002243534A JP2001043284A JP2001043284A JP2002243534A JP 2002243534 A JP2002243534 A JP 2002243534A JP 2001043284 A JP2001043284 A JP 2001043284A JP 2001043284 A JP2001043284 A JP 2001043284A JP 2002243534 A JP2002243534 A JP 2002243534A
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JP
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vehicle
noise
unit
volume
sound
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Withdrawn
Application number
JP2001043284A
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English (en)
Inventor
Shoichi Nagatsuma
昭一 永妻
Kenji Kanayama
憲司 金山
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が発生する騒音に関し、より詳細な測定
データを取得する。 【解決手段】 車両イメージ検出部21は、ステレオカ
メラ2Aまたは2Bからの出力に基づいて、車両の範囲と
しての車両イメージを検出し、対象車両までの距離を算
出する。騒音情報算出部22は、マイクロフォン3Aま
たは3Bからの出力に基づいて、騒音の音響インテンシ
ティを算出し、騒音の発生源と音量を算出する。騒音分
布取得部23は、対象車両までの距離と、騒音の発生源
の方向から発生源の位置を特定し、車両イメージと対応
させることにより個々の車両が発生する騒音の分布情報
を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、騒音計測装置に関
し、特に、車両が発生する騒音の発生源を特定できるよ
うにした騒音計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、道路交通の分野において騒音問題
が大きくクローズアップされており、それとともに、車
両が発生する騒音を測定する様々なシステムが提案され
ている。
【0003】例えば、特開平7−134062号公報に
は、カメラで撮影した画像情報と、マイクロフォンで測
定した音量情報に基づいて、ドップラー効果による周波
数シフトを排除することにより、同時に複数台の車両が
走行している場合であっても、個々の車両により発生さ
れる騒音を測定できるシステムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報に開示されている測定システムにおいては、走行
している車両毎に、発生する騒音を測定できる点では有
効であるものの、例えば、車両のどの機構が騒音の主な
発生源となっているかといったような、詳細な測定デー
タを取得することができない。
【0005】そのため、例えば、基準以上の騒音を発生
していると警告がされた場合であっても、警告をされた
運転手は、車両のどの部分が発生原因となっているかわ
からないため、適切な修理を行うことができない。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、個々の車両が発生する騒音を測定するだけ
でなく、車両のどの部分が騒音の主な発生源となってい
るかといったような詳細な測定を可能とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明の第1の騒音計測装置は、車両の撮影画像
情報に基づいて、車両外形の範囲を検出する車両範囲検
出手段と、車両範囲検出手段により検出された車両外形
の範囲における車両から発生される音の発生源の方向と
音量を検出する音検出手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】車両範囲検出手段は、車両外形の範囲を検
出する。車両は、物理的に面積をもつ対象物であるか
ら、車両の存在範囲が検出される。
【0009】車両範囲検出手段は、例えば、図2の車両
イメージ検出部21により構成され、音検出手段は、例
えば、図2の騒音情報算出部22により構成される。
【0010】車両範囲検出手段は、例えば、図2のステ
レオカメラ2Aおよび2Bで撮影された画像情報に基づい
て、車両外形の範囲としての車両イメージを検出する。
この車両イメージとは、所定の位置から車両を見たとき
の車両の輪郭をいう。
【0011】音検出手段は、車両が発生する音、すなわ
ち騒音を検出する。音検出手段は、車両が存在する範囲
内における音の発生源とその音量を検出する。車両は車
両全体から騒音を発生しているわけではなく、特定の部
分から騒音を発生する。よって、その騒音の発生源とそ
の音量を検出することができる。
【0012】音検出手段は、車両が発生している騒音
を、例えば、図2のマイクロフォン3Aおよび3Bで計測
し、マイクロフォンを構成するそれぞれのマイクロフォ
ンプローブの出力から音響インテンシティを算出する。
そして、音検出手段は、マイクロフォンプローブ毎の音
響インテンシティのベクトル値を合計することにより、
騒音の発生源の方向と音量を検出する。
【0013】車両までの距離を算出する距離算出手段
と、距離算出手段により算出された車両までの距離と、
音検出手段により検出された発生源の方向に基づいて、
音の発生源の位置を特定する発生源位置特定手段とをさ
らに備えるようにすることができる。
【0014】距離算出手段は、計測対象である車両まで
の距離を算出する。計測手段としては、ステレオ画像を
使用して、各画像の視差によって対象物(車両)までの
距離を算出してもよいし、光センサを使用して、対象物
に光を放射したときの光の伝播時間から対象物までの距
離を求めてもよい。
【0015】距離算出手段は、例えば、図5のステップ
S3の処理を実行する図2の車両イメージ検出部21に
より構成され、発生源位置特定手段は、例えば、図5の
ステップS7の処理を実行する図2の騒音分布取得部2
3により構成される。
【0016】距離算出手段は、例えば、ステレオカメラ
2Aまたは2Bのそれぞれを構成する2つのカメラにより
撮影された2つの画像情報から、同一位置が取り込まれ
る位相差を検出し、いわゆる三角測量の原理に基づい
て、対象車両までの距離を算出する。また、車両までの
距離を測定する、例えば、光センサなどを別に設けるよ
うにしてもよい。
【0017】発生源位置特定手段は、距離算出手段によ
り算出された対象車両までの距離、および音検出手段に
より検出された発生源の方向に基づいて、騒音の発生源
の位置を特定する。騒音の発生源が特定されることによ
り、例えば、車両のどの機構を改善すればよいのかとい
ったような、車両の設計や都市計画において、利用価値
の高い、より有効なデータを取得することができる。
【0018】車両は走行する車両であり、走行する車両
を検出する走行車両検出手段をさらに備え、車両範囲検
出手段は、走行車両検出手段により車両が検出されたと
き、走行する車両外形の範囲を検出するようにすること
ができる。
【0019】走行車両検出手段は、走行する車両の有無
を検出する。車両の検出対象領域内の車両の有無を検出
する。光センサにより、光を投光してその反射波の変化
により車両の有無を検出してもよいし、検出対象領域を
撮像した画像により、画像情報の変化により車両の有無
を検出してもよい。
【0020】走行車両検出手段は、例えば、図2の車両
イメージ検出部21により構成される。
【0021】走行車両検出手段は、例えば、図2のステ
レオカメラ2Aまたは2Bにより撮影された画像情報に基
づいて、画像解析することにより走行車両の所定の位置
への進入を検出する。
【0022】車両範囲検出手段により検出された車両外
形の範囲内の位置に、発生源位置特定手段により特定さ
れた発生源の位置と音量を対応させることにより、車両
が発生する音の分布情報を取得する分布情報取得手段を
さらに備えるようにすることができる。
【0023】分布情報取得手段は、例えば、図2の騒音
分布取得部23により構成される。
【0024】騒音分布取得手段により取得される音の分
布情報とは、車両の各部から発せられる騒音の分布を示
す情報であり、例えば、騒音の発生源に近づくにつれ、
その部分(車両イメージのメッシュ)の色が、より赤に
近い色で指定されるなどして騒音の分布が示される。ま
た、騒音の分布を音響インテンシティに基づくベクトル
表示としてもよいし、等しい音圧値を有する地点を線で
結ぶことにより示すようにしてもよい。
【0025】これにより、個々の車両により発生される
騒音が、車両のどの部分から発生され、またその騒音の
大きさがどれだけあるのかを確認することが容易にな
る。
【0026】分布情報取得手段により取得された分布情
報に基づいて、車両から発生される音の総音量を算出す
る総音量算出手段と、総音量算出手段により算出された
総音量と、総音量閾値とを比較する総音量比較手段と、
総音量比較手段により、総音量が総音量閾値より大きい
と判定されたとき、車両に対して警告する総音量警告手
段とをさらに備えるようにすることができる。
【0027】総音量算出手段は、例えば、図7のステッ
プS21の処理を実行する図2の騒音分布取得部23に
より構成され、総音量比較手段は、例えば、図7のステ
ップS24の処理を実行する図2の警告判定部25によ
り構成され、総音量警告手段は、例えば、図7のステッ
プS25の処理を実行する図2の警告判定部25により
構成される。
【0028】総音量比較手段は、個々の車両が発生する
騒音の総音量と、閾値の総音量とを比較する。
【0029】総音量警告手段は、必要に応じて警告情報
を生成し、例えば、図2の警告表示板5Aおよび5Bにそ
れを表示させる。警告表示板5Aおよび5Bには、警告情
報として、例えば、車両の運転手に対するメッセージ、
および車両の撮影画像が表示される。また、車両のどの
機構が騒音の主な発生源となっているかといったような
より詳細な情報が表示されるようにしてもよい。
【0030】また、計測情報を確認した管理センタか
ら、郵送などで車両の所有者に対して警告されるように
してもよい。この場合、車両の識別情報としての、例え
ばナンバープレート番号が、撮影した車両の画像情報に
基づいて取得され、車両の所有者が特定される。
【0031】これにより、警告された運転手は、基準以
上の騒音を発生しながら走行していることを確認するこ
とができる。また、発生源が通知されることにより、よ
り適切に車両の修理をすることができる。
【0032】分布情報取得手段により取得された分布情
報に基づいて、車両から発生される音の総音量を算出す
る総音量算出手段と、総音量算出手段により算出された
総音量と、総音量閾値とを比較する総音量比較手段と、
総音量比較手段により、総音量が総音量閾値より大きい
と判定されたとき、総音量を出力する総音量出力手段と
をさらに備えるようにすることができる。
【0033】総音量出力手段は、例えば、図2の通信部
26により構成され、計測された総音量に関する情報を
管理センタに送信する。また、総音量出力手段は、図2
の警告判定部25によっても構成することができる。こ
の場合、警告表示板5A,および5Bには、計測された音
量が表示される。
【0034】車両の車種を検出する車種検出手段をさら
に備え、総音量比較手段は、車種検出手段により検出さ
れた車種情報に基づいて、総音量閾値を変更させるよう
にすることができる。
【0035】車種検出手段は、例えば、図2の車種識別
部24により構成される。車種情報は、車両範囲検出手
段により検出された車両外形の範囲に基づいて算出する
ことができる。また、車両の撮像画像を使用して、ナン
バープレート情報から車種を取得してもよい。さらに、
無線で車両と通信することによって、車両から車種情報
を取得してもよい。
【0036】総音量比較手段は、車両範囲検出手段によ
り検出された車両外形の範囲の大きさに基づいて、総音
量閾値を変更させるようにすることができる。
【0037】車種に応じて閾値が変更されるため、いず
れの車種の車両に対しても、警告する必要があるか否か
をより公平に判定することができる。また、車種に応じ
て閾値を変更させるだけでなく、走行車線や、その日の
天候などにより閾値を変更させるようにしてもよい。
【0038】分布情報取得手段により取得された分布情
報に基づいて、車両から発生される単位面積あたりの音
の音量を算出する単位音量算出手段と、単位音量算出手
段により算出された単位面積あたりの音の音量と、総音
量閾値と異なる単位音量閾値とを比較する単位音量比較
手段と、単位音量比較手段により、単位面積あたりの音
の音量が単位音量閾値より大きいと判定されたとき、車
両に対して警告する単位音量警告手段とをさらに備える
ようにすることができる。
【0039】単位音量算出手段は、例えば、図8のステ
ップS31の処理を実行する図2の騒音分布取得部23
により構成され、単位音量比較手段は、例えば、図8の
ステップS34の処理を実行する図2の警告判定部25
により構成され、単位音量警告手段は、例えば、図8の
ステップS35の処理を実行する図2の警告判定部25
により構成される。
【0040】単位音量比較手段は、個々の車両の単位面
積あたりの騒音の音量と、単位音量閾値とを比較する。
このように、騒音分布情報に基づいて、様々な測定値を
比較することができる。例えば、エンジン部から発生さ
れる騒音の音量と閾値の音量とを比較するようにしても
よいし、タイヤと地面との接触部から発生される騒音の
音量と閾値の音量とを比較するようにしてもよい。この
ように、車両の特定の部分から発生される騒音のみを、
閾値と比較することもできる。
【0041】単位音量比較手段は、車両範囲検出手段に
より検出された車両外形の範囲の大きさに基づいて、単
位音量閾値を変更させるようにすることができる。
【0042】本発明の騒音計測装置は、走行する車両の
所定の幅における車両の形状を算出する形状算出手段
と、車両の走行速度を検出する速度検出手段と、形状算
出手段により算出された所定の幅の車両の形状と、速度
検出手段により検出された走行速度に基づいて、所定の
幅の車両の範囲を検出する車両範囲検出手段と、車両範
囲検出手段により検出された所定の幅の車両の範囲にお
ける車両から発生される音の発生源の位置と音量を検出
する音検出手段とを備えることを特徴とする。
【0043】ここで、所定の幅とは、車両の走行方向を
幅方向とした領域である。これにより、車両範囲検出手
段の検出領域および音検出手段の検出領域が、車両の走
行方向に対して小さいため、車両の車長が検出領域をは
み出してしまう場合でも、車両が検出領域を通過するこ
とによって、車両の全長に渡って、車両外形の範囲およ
び車両から発生する音を検出することができる。
【0044】形状算出手段は、例えば、図10の形状算
出部74により構成され、速度検出手段は、例えば、図
10の車両位置算出部73により構成される。また、車
両範囲検出手段は、例えば、図10の車両イメージ算出
部75により構成され、音検出手段は、例えば、図10
の騒音情報算出部71により構成される。
【0045】形状算出手段は、例えば、図9の走査型レ
ーザレーダ43から照射されたレーザ光が反射して受光
されるまでの時間に基づいて、車両の形状を算出する。
また、ガントリー42−1の近傍にカメラを設置し、撮
影画像に基づいて車両の形状を算出するようにしてもよ
い。
【0046】車両範囲検出手段により検出された所定の
幅の車両の範囲に、音検出手段により検出された発生源
の位置と音量を対応させることにより、所定の幅の車両
が発生する音の分布情報を取得する分布情報取得手段を
さらに備えるようにすることができる。
【0047】車両範囲検出手段は、例えば、図11の車
両イメージ61I1、または車両イメージ61I2に示すよ
うに、形状算出手段により車両の形状が検出された所定
の幅毎に、車両の範囲(車両イメージ)を検出する。
【0048】分布情報取得手段により取得された所定の
幅の分布情報を合成することにより、全体の車両が発生
する音の分布情報を取得する合成分布情報取得手段をさ
らに備えるようにすることができる。
【0049】合成分布情報取得手段は、例えば、図12
のステップS60の処理を実行する図10の騒音分布取
得部76により構成される。
【0050】合成分布情報取得手段は、例えば、車両を
側面から見たときの全体の車両イメージにおける騒音の
分布情報を取得する。これにより、個々の車両が発生す
る騒音を測定するだけでなく、車両のどの部分が騒音の
主な発生源となっているかといったような詳細な測定デ
ータを取得することができる。
【0051】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した騒音計
測システムの構成例を示す図である。
【0052】道路1は、車線A,Bを有しており、白抜き
矢印が道路1の進行方向を示している。この道路1に
は、各車線を横切るようにガントリー2−1が設けられ
ており、ガントリー2−1には、車線Aに対応してステ
レオカメラ2A、およびマイクロフォン3Aが設置され、
車線Bに対応してステレオカメラ2B、およびマイクロフ
ォン3Bが設置されている。
【0053】これらのステレオカメラ2Aおよび2B、マ
イクロフォン3Aおよび3Bは、ガントリー2−1の近傍
に設けられている騒音計測装置4に、有線、または無線
でそれぞれ接続されている。
【0054】また、道路1には、ガントリー2−1から
車両の進行方向に対して所定の距離だけ離間してガント
リー2−2が設けられており、ガントリー2−2には、
電光掲示板やLCD(Liquid Crystal Display)などよりな
る警告表示板5Aおよび5Bが、それぞれの車線に対応し
て設置されており、騒音計測装置4からの制御により、
様々な警告情報が表示される。
【0055】なお、図1の例では、車両11Aおよび車
両11Bが車線Aを、車両11Cが車線Bをそれぞれ走行し
ている。
【0056】騒音計測装置4は、ステレオカメラ2Aお
よび2Bにより撮影された画像情報に基づいて、それぞ
れの車線を走行している車両を検出し、検出した車両ま
での距離を算出する。また、騒音計測装置4は、対象車
両までの距離と、マイクロフォン3Aおよび3Bにより測
定された、それぞれの車両により発生される騒音の音響
インテンシティに基づいて、例えば、エンジン部やタイ
ヤと地面との接触部であるといったような、対象車両の
各部が発生する騒音の発生源の方向、および音量を算出
する。
【0057】そして、騒音計測装置4は、算出した騒音
の音量と、予め設定されている所定の閾値とを比較し、
その車両が閾値より大きい騒音を発生しながら走行して
いると判定した場合、その車両の走行車線に対応する警
告表示板5Aまたは5Bに警告情報を表示させる。
【0058】図2は、図1の騒音計測装置4の構成例を
示すブロック図である。
【0059】車両イメージ検出部21は、ステレオカメ
ラ2Aまたは2Bで撮像された画像情報から、例えば、そ
れぞれの車両のエッジ(輪郭)を検出することにより、
個々の車両の範囲としての車両イメージを検出する。
【0060】また、車両イメージ検出部21は、ステレ
オカメラ2Aまたは2Bのそれぞれを構成する2個のカメ
ラにより撮像された1対の画像情報(対象車両の画像情
報)に基づいて、対象車両までの距離を算出する。
【0061】一般的に、人が両眼を使って対象物を認識
(立体視)することにより、対象物までの距離を測るこ
とができることはよく知られており、車両イメージ検出
部21は、この原理を利用して、2個のカメラを使用す
ることにより対象車両までの距離を算出する。より具体
的には、車両イメージ検出部21は、1対の画像上にお
いて、両者の対応点(対象車両の同一点)を検出し、そ
の対応点がそれぞれのカメラに入力される際の位相差に
基づいて、三角測量の原理により対象車両までの距離を
算出する。
【0062】車両イメージ検出部21は、検出した車両
イメージの範囲を、マイクロフォン3Aおよび3Bにより
騒音の発生源を探査する範囲として騒音情報算出部22
に通知する。また、車両イメージ検出部21は、車両イ
メージ、ステレオカメラ2Aおよび2Bにより撮影した画
像情報、および算出した対象車両までの距離情報を騒音
分布取得部23に出力する。
【0063】騒音情報算出部22は、車両イメージ検出
部21から車両イメージが通知されることに応じて、そ
の車両イメージの範囲において、マイクロフォン3Aま
たは3Bを駆動し、車両により発生される騒音を計測す
る。騒音情報算出部22は、マイクロフォン3Aまたは
3Bからの出力に基づいて、車両により発生される騒音
の音響インテンシティを算出する。
【0064】そして、騒音情報算出部22は、マイクロ
フォン3Aおよび3Bを構成するそれぞれのマイクロフォ
ンプローブにおいて、後に詳述する方法により算出され
た音響インテンシティのベクトル値を合成し、騒音の発
生源の方向とその音量を取得する。
【0065】騒音情報算出部22は、車両イメージの範
囲について、算出した騒音の発生源の方向と、その音量
に関する情報(以下、まとめて騒音情報と称する)を騒
音分布取得部23に出力する。
【0066】騒音分布取得部23は、騒音情報算出部2
2から供給された騒音情報と、車両イメージ検出部21
から通知された対象車両までの距離に基づいて、騒音の
発生源の位置を特定し、その音量を車両イメージに対応
させる。
【0067】図3は、対象車両が発生する騒音の発生源
の方向と、対象車両までの距離に基づいて、音の発生源
の位置を特定する方法を説明する図である。この図にお
いては、車両11Aが対象車両とされている。また、マ
イクロフォン3Aを除いて、ガントリー2−1に設置さ
れている各部の図示は省略されている。
【0068】図に示すように、車両11Aの所定の位置
を原点0とし、この原点0とマイクロフォン3Aとの距
離が対象車両までの距離として車両イメージ検出部21
から騒音分布取得部23に通知される。また、マイクロ
フォン3Aのそれぞれのマイクロフォンプローブにより
測定された音響インテンシティに基づいて、音源12A
の方向(マイクロフォン3Aと原点0を結ぶ線分をz軸と
したときの所定のxy平面における(θx,θy))が騒音
情報算出部22により算出され、騒音分布取得部23に
通知される。
【0069】これにより、騒音分布取得部23は、通知
されたこれらの情報に基づいて、図に示すように、車両
11Aの左前輪と地面との接触点を音源12Aとして特定
することができる。
【0070】騒音分布取得部23は、このように騒音の
発生源の方向と対象車両までの距離から発生源の位置を
特定し、車両イメージの対応する位置に、その音量の情
報を対応させる。その結果、騒音の分布情報(以下、適
宜、騒音分布情報と称する)が生成され、例えば、エン
ジン部や、タイヤと地面との接触部であるといったよう
な、対象車両の各部により発生される騒音の分布が確認
できる。
【0071】騒音分布取得部23は、車種識別部24か
ら取得した対象車両の車種情報と、騒音分布情報を対応
付けて、警告判定部25に出力するとともに、必要に応
じて、通信部26を介して図示せぬ管理センタに出力す
る。また、出力される情報には、撮影した車両の画像情
報や、騒音の計測時刻、計測地点、車両の識別情報(車
両のナンバープレート情報(画像認識から取得しても良
いし、車両と無線通信することによって取得しても良
い))などが含まれるようにしてもよい。
【0072】車種識別部24は、車両イメージ、または
画像情報の特徴に基づいて、対象車両の車種が識別でき
るような情報を有しており、車両イメージ検出部21か
ら通知された車両イメージや画像情報に基づいて、対象
車両の車種を識別する。車種識別部24は、識別した車
種情報を騒音分布取得部23に出力する。
【0073】警告判定部25は、騒音分布取得部23か
ら通知された対象車両の車種情報と騒音分布情報に基づ
いて、その車種に対して予め設定されている騒音の閾値
を読み出し、対象車両が閾値より大きい騒音を発生しな
がら走行しているか否かを判定する。例えば、警告判定
部25は、対象車両により発生される騒音の総音量を騒
音分布情報から算出し、読み出した閾値と比較すること
により警告するか否かを判定する。また、警告判定部2
5は、車両イメージの単位面積あたりの騒音の音量を算
出し、閾値と比較することにより、警告するか否かを判
定する。
【0074】そして、警告判定部25は、対象車両が閾
値より大きい騒音を発生しながら走行していると判定し
た場合、警告表示板5Aまたは5Bにその車両に対する警
告情報を表示させる。
【0075】図4は、警告判定部25が内蔵する記憶部
に記憶されている車種と騒音の閾値(総音量閾値)の対
応テーブルの例を示す図である。
【0076】この例においては、大型車に対する音量の
閾値が70フォンとして、中型車に対する音量の閾値が
50フォンとして、小型車に対する音量の閾値が40フ
ォンとして、それぞれ設定されている。
【0077】通信部26は、騒音分布取得部23から供
給されてきた対象車両の騒音の分布情報、画像情報など
を図示せぬ管理センタに出力する。出力されたこれらの
情報は、管理センタにおいて、例えば、騒音対策に関す
る情報として扱われる。
【0078】次に、図5のフローチャートを参照して、
騒音計測装置4の騒音計測処理について説明する。
【0079】ステップS1において、車両イメージ検出
部21は、ステレオカメラ2Aおよび2Bからの出力に基
づいて、車両を検出したか否かを判定し、検出するまで
待機する。
【0080】車両イメージ検出部21は、ステップS1
で車両を検出したと判定した場合、ステップS2に進
み、対応するステレオカメラ2Aまたは2Bを駆動し、検
出した車両を撮影する。例えば、車両イメージ検出部2
1は、図1に示す車両11Aを検出したとき、ステレオ
カメラ2Aを駆動し、車両11Aを撮影させる。
【0081】ステップS3において、車両イメージ検出
部21は、ステレオカメラ2Aまたは2Bを構成する、そ
れぞれのカメラで撮像した対象車両の同一部分の位相差
を取得し、三角測量の原理によりその車両までの距離を
算出する。また、車両イメージ検出部21は、ステレオ
カメラ2Aまたは2Bで撮影された画像情報に基づいて、
走行する車両の範囲としての車両イメージを取得する。
【0082】図6(A),(B)は、車両イメージ検出部
21が取得する車両イメージの例を示す図である。な
お、図6(A),(B)は、ステレオカメラ2Aにより撮
影された画像情報に基づくものである。
【0083】図1に示すように、例えば、車線Aにおい
て、車両11Aのすぐ後ろに車両11Bが走行している場
合、ステレオカメラ2Aは、その存在を検出したとき、
図6(A)に示すような画像を撮影する。なお、図6
(A)においては、車線Aのみに注目して図示がされてい
る。
【0084】そして、車両イメージ検出部21は、図6
(A)に示すような撮影画像を、所定の間隔のメッシュ
状に分割し、車両11Aの車両の範囲としての車両イメ
ージ11AI、および車両11Bの車両の範囲としての車
両イメージ11BIを取得する。
【0085】このように、車両イメージ検出部21は、
x軸成分およびy軸成分で車両イメージの各メッシュを特
定し、y軸成分の12乃至15の範囲に示すように、車
両イメージに間隔が開いていると認識したとき、これに
より認識する車両を分離する。すなわち、車両イメージ
検出部21は、図6(B)に示すような車両イメージを
検出した場合、車両が2台存在していることを認識す
る。
【0086】車両イメージ検出部21は、車両イメージ
の範囲を、マイクロフォン3Aまたは3Bで騒音の発生源
を探査する範囲として騒音情報算出部22に通知する。
また、車両イメージ検出部21は、撮影画像情報、およ
び車両イメージを騒音分布取得部23に出力する。
【0087】ステップS4において、騒音情報算出部2
2は、車両イメージ検出部21から通知された車両イメ
ージの範囲において、マイクロフォン3Aまたは3Bを駆
動し、車両が発生する騒音を計測する。
【0088】そして、騒音情報算出部22は、ステップ
S5において、いわゆる2マイクロフォン法により、マ
イクロフォンプローブ毎の音響インテンシティを算出す
る。
【0089】音響インテンシティは、音を、単位面積を
単位時間あたりに通過するエネルギーの流れとしてとら
えるものであり、以下に、算出原理を説明する。
【0090】マイクロフォン3Aを構成するマイクロフ
ォンプローブのそれぞれには、同軸上に2つの音響セン
サ(または、低周波数領域用、高周波数領域用などの複
数の音響センサペア)が設けられており、n方向の音響
インテンシティInは、その位置の音圧p(t)と粒子速度の
n方向成分un(t)により、次式(1)のように示される。
【0091】
【数1】
【0092】また、n方向の音圧傾度成分は、その方向
の流体粒子の加速度成分に比例している。したがって、
粒子速度unと音圧pは、式(2)のように示され、これ
を時間積分することによりun(t)を式(3)のように示
すことができる。
【0093】
【数2】
【数3】 なお、ρ0は空気の密度である。
【0094】2マイクロホン法を用いて測定を行った場
合、2つの音響センサの間隔をΔrとし、各音響センサ
で測定されるn方向の音圧をそれぞれp1(t),p2(t)とす
ると、式(3)における被積分関数は、次式(4)で近
似することができる。
【0095】
【数4】
【0096】また、これらの音響センサの中点の音圧を
次式(5)で近似することができる。
【0097】
【数5】
【0098】したがって、時刻tにおいて、それぞれの
マイクロフォンプローブで算出される音響インテンシテ
ィInは、式(3),(4),(5)を式(1)に代入す
ることにより、次式(6)で示すことができる。
【0099】
【数6】
【0100】そして、騒音情報算出部22は、算出した
マイクロフォンプローブ毎の音響インテンシティのベク
トル値を合成することにより、騒音の発生源の方向とそ
の音量を取得し、騒音分布取得部23に出力する。
【0101】騒音情報算出部22は、ステップS6にお
いて、車両イメージの全範囲について、騒音の計測を実
行したか否かを判定し、計測していないと判定した場
合、ステップS4に戻り、繰り返し騒音を計測する。ま
た、騒音情報算出部22は、ステップS6において、車
両イメージの全範囲について騒音を計測したと判定した
場合、ステップS7に進む。
【0102】騒音分布取得部23は、ステップS7で、
供給されてきた騒音情報に含まれる発生源の方向と、車
両イメージ検出部21から通知された対象車両までの距
離に基づいて、図3を参照して説明したように、それぞ
れの騒音の発生源の位置を特定する。そして、騒音分布
取得部23は、発生源の位置に対応する車両イメージの
メッシュを特定し、そのメッシュに音量情報を対応させ
ることにより、対象車両の騒音の分布情報を取得する。
【0103】例えば、騒音分布取得部23は、発生され
る音量のレベルに応じて、異なった色を各メッシュに指
定することにより、騒音分布情報を取得する。これによ
り、例えば、音量がより大きいメッシュほど、より赤色
に近い色が指定されるなどして各メッシュの音量が区別
される。また、騒音のベクトル量を車両イメージと対応
させ、騒音分布情報としてもよい。
【0104】そして、ステップS8において、警告処理
が実行される。すなわち、騒音分布情報に基づいて、対
象車両が所定の閾値より大きい騒音を発生しながら走行
していると判定されたとき、その車両に対する警告情報
が警告表示板5Aまたは5Bに表示される。
【0105】次に、図7のフローチャートを参照して、
図5のステップS8において実行される警告処理の詳細
について説明する。
【0106】ステップS21において、警告判定部25
は、図7のステップS7で取得された騒音分布情報に基
づいて、各メッシュの音量を合計し、対象車両が発生し
ている騒音の総音量を算出する。
【0107】ステップS22において、車種識別部24
は、車両イメージ検出部21から通知された車両イメー
ジや画像情報に基づいて、対象車両の外観の特徴を取得
し、それに対応する車種を識別する。例えば、車種識別
部24は、車両イメージの面積に応じて、大型車両、中
型車両、または小型車両に対象車両を識別する。車種識
別部24は、識別した車種情報を、騒音分布取得部23
を介して警告判定部25に通知する。
【0108】警告判定部25は、ステップS23におい
て、通知された車種に対応する閾値(総音量閾値)を内
蔵する記憶部から読み出す。警告判定部25は、例え
ば、対象車両が大型車であると通知された場合、図4に
示したような対応テーブルに基づいて、閾値を70フォ
ンと設定する。
【0109】そして、警告判定部25は、ステップS2
4において、読み出した閾値と、ステップS21で算出
した、車両全体により発生される騒音の総音量とを比較
し、対象車両が閾値より大きい騒音を発生しながら走行
しているか否かを判定する。
【0110】警告判定部25は、対象車両が閾値より大
きい騒音を発生しながら走行していると判定した場合、
ステップS25に進み、警告表示板5Aまたは5Bに警告
情報を表示させる。警告判定部25は、例えば、車両1
1Aが大型車であり、各メッシュの音量を合計した値
(総音量)が、70フォン以上であると判定した場合、
「騒音オーバー スピード落とせ」などの警告メッセー
ジを警告表示板5Aに表示させる。
【0111】なお、この警告表示板5Aおよび5Bには、
警告メッセージの他、ステレオカメラ2Aおよび2Bで撮
影した警告対象の車両の外観や、画像情報を分析するこ
とにより取得した対象車両のナンバープレート情報など
を表示させるようにしてもよい。これにより、運転手
は、自分に対して警告情報が表示されていることをより
容易に確認することができる。
【0112】また、騒音分布取得部23により取得され
た騒音の主な発生源を運転手に通知することもできる。
この場合、例えば、「エンジン部から基準以上の騒音が
発生されています」などの警告メッセージが表示され
る。
【0113】一方、ステップS24において、警告判定
部25は、対象車両が発生する騒音の音量が閾値より小
さいと判定した場合、警告処理を終了する。そして、騒
音分布取得部23により取得された騒音分布情報は、対
象車両の画像情報や計測時刻などの情報とともに、通信
部26から図示せぬ管理センタに出力され、様々な騒音
対策に利用される。
【0114】このように、ステレオカメラ2Aまたは2B
で撮影した画像情報に基づいて、個々の車両を分離して
認識するようにしたので、複数の車両が走行している場
合であっても、それぞれの車両が発生する騒音を計測す
ることができる。また、騒音の主な発生源を特定するこ
とができるため、運転手に発生源を通知し、その箇所の
修理を促すことができる。
【0115】さらに、実際に道路を走行している車両が
発生する騒音を測定することができるので、ダイナモシ
ャーシなどを利用して測定する場合に較べて、低騒音の
車両を設計するにあたって、より好ましい測定データを
取得することができる。
【0116】次に、図8のフローチャートを参照して、
図5のステップS8において実行される他の警告処理に
ついて説明する。
【0117】ステップS31において、警告判定部25
は、騒音分布情報と車両イメージの面積に基づいて、車
両イメージの各メッシュから発生される平均の音量(車
両の単位面積あたりの騒音の音量)を算出する。
【0118】ステップS32乃至ステップS35の処理
は、図7のステップS22乃至ステップS25と同様の処
理である。すなわち、警告判定部25は、車種識別部2
4において識別された対象車両の車種に対応する閾値
(単位音量閾値)を読み出し、ステップS31で算出し
た各メッシュの音量の平均値と比較する。そして、警告
判定部25は、必要に応じて警告表示板5Aまたは5Bに
警告情報を表示させる。なお、車両の単位面積あたりの
騒音の音量を比較するので、車種に応じて閾値の設定を
変えなくとも、どの車種も同一の閾値により警告するか
否かを判定するようにしてもよい。
【0119】このように、騒音分布情報に基づいて、様
々な方法により、警告する必要があるか否かを判定する
ことができる。例えば、エンジン部や、タイヤと地面と
の接触部などの特定の部分から発生される騒音の音量を
閾値と比較し、必要に応じて警告することもできる。
【0120】また、以上においては、対象車両の車種に
応じて閾値を変化させるとしたが、例えば、対象車両が
走行している車線の位置や、計測時の天候などにより閾
値を変化させるようにしてもよい。
【0121】対象車両の走行車線に応じて閾値を設定す
る場合、例えば、より路肩側の車線になるにつれ、騒音
の制限がより厳しく設定される(警告対象とする閾値が
より低く設定される)。また、天候により閾値を変化さ
せる場合、車両により発生される騒音は、路面状況によ
って大きく変化するため、例えば、降雨時における閾値
は、晴天時の閾値に較べてより低く設定される。
【0122】図9は、本発明を適用した騒音計測システ
ムの他の構成例を示す斜視図である。
【0123】道路41には、道路41を横切るようにガ
ントリー42−1が設けられており、ガントリー42−
1のほぼ中央に走査型レーザレーダ43が設置されてい
る。また、ガントリー42−1の左支持部には、指向性
の高いマイクロフォンが所定の間隔で設置されており、
マイクロフォンアレイ44を構成している。これらの走
査型レーザレーダ43、およびマイクロフォンアレイ4
4は、ガントリー42−1の近傍に設けられている騒音
計測装置46に接続されており、検出した各種の情報を
騒音計測装置46に出力する。
【0124】走査型レーザレーダ43は、騒音計測装置
46の制御により、所定のタイミングで図の点線で示す
範囲にレーザを走査し、そのレーザの反射波を騒音計測
装置46に出力する。そして、騒音計測装置46は、反
射光が到達するまでの時間から車両61の形状を算出す
る。
【0125】マイクロフォンアレイ44は、車両61が
発生する騒音を計測し、その計測情報を騒音計測装置4
6に出力する。
【0126】また、騒音計測装置46には、ガントリー
42−1の上流側に所定距離だけ離間して設置されてい
る速度計45、および下流側に所定距離だけ離間して設
けられているガントリー42−2に設置されている警告
表示板47が接続されている。
【0127】速度計45は、車両61が通過したとき、
その走行速度を検出し、騒音計測装置46に出力する。
【0128】警告表示板47は、図1において説明した
警告表示板5Aおよび5Bと同様に、騒音計測装置46か
ら供給されてきた警告情報を車両61の運転手に対して
表示する。
【0129】図10は、騒音計測装置46の構成例を示
すブロック図である。
【0130】騒音情報算出部71は、マイクロフォンア
レ44からの出力に基づいて、例えば、三角測量の原理
により、車両61が発生する騒音の発生源の位置を算出
し、その音量情報と対応付けて騒音情報記憶部72に記
憶させる。より具体的には、騒音情報算出部71は、マ
イクロフォンアレイ44を構成する、それぞれのマイク
ロフォンから入力されてきた、所定の幅の周波数毎の信
号の位相差を検出し、それぞれのマイクロフォンの位置
関係と、検出した位相差と、それぞれの信号の強度差と
に基づいて、発生源の位置とその音量を算出する。
【0131】従って、マイクロフォンアレイ44を構成
するマイクロフォンは、それぞれ高指向性を有している
ため、車両61の先端部分から、所定の幅の範囲毎に、
そこから発生される騒音の発生源の位置、および音量が
算出されることになる。
【0132】騒音情報記憶部72は、騒音情報算出部7
1により算出された騒音の発生源の位置、および音量
を、計測した時刻などと対応付けて記憶する。そして、
騒音情報記憶部72は、騒音分布取得部76からの要求
に応じて、記憶している情報を読み出し、供給する。
【0133】車両位置算出部73は、速度計45で計測
された車両61の速度情報および速度情報が計測された
時刻から、車両61の走行位置を算出する。車両位置算
出部73は、例えば、車両61がガントリー42−1の
真下に進入してから、通過するまでの期間を、走査型レ
ーザレーダ43で車両61の形状をスキャンする期間と
して設定し、それを形状算出部74に通知する。また、
車両位置算出部73は、速度計45で計測された速度を
車両イメージ算出部75に通知する。
【0134】形状算出部74は、車両位置算出部73か
ら通知されるタイミングで走査型レーザレーダ43を駆
動し、レーザ光を車両61に照射する。そして、形状算
出部74は、反射波が到達する時間から車両61の形状
を算出する。この処理は車両61がガントリー42−1
を通過するまで繰り返し実行される。すなわち、車両6
1の進行方向に対して、車両の先頭からスキャンする幅
毎の形状が順次算出される。
【0135】車両イメージ算出部75は、車両位置算出
部73から通知された車両61の走行速度、および形状
算出部74により算出された車両61の形状に基づい
て、車両61を側面からみたときの車両の範囲としての
車両イメージを算出し、車両61の形状情報とともに騒
音分布取得部76に出力する。従って、イメージとして
は、車両を、進行方向に対して垂直方向に所定の幅で輪
切状とし、その側面の車両イメージが順次算出されるこ
とになる。
【0136】騒音分布取得部76は、車両イメージ算出
部75から通知された車両イメージに基づいて、そこか
ら発生された騒音の発生源の位置、および音量に関する
情報を騒音情報記憶部72から読み出し、車両イメージ
と対応させる。
【0137】図11は、騒音分布取得部76に供給され
る車両イメージを説明する図である。
【0138】例えば、速度計45により計測された車両
61の速度と、形状算出部74により算出された車両6
1の形状に基づいて、図11に示すような車両61の側
面としての車両イメージ61I1が車両イメージ算出部7
5において算出された場合、騒音分布取得部76は、こ
の車両イメージ61I1から発生された騒音の発生源の位
置と音量を騒音情報記憶部72から読み出す。
【0139】そして、騒音分布取得部76は、読み出し
た発生源の位置と音量に関する情報を車両イメージ61
I1に対応させることにより、車両イメージ61I1の範囲
における騒音分布情報を取得する。
【0140】また、同様にして、車両イメージ61I2
車両イメージ算出部75により算出された場合、騒音分
布取得部76は、車両イメージ61I2から発生された騒
音の発生源の位置と音量に関する情報を騒音情報記憶部
72から読み出し、車両イメージ61I2に対応させるこ
とにより、車両イメージ61I2の範囲における騒音分布
情報を取得する。
【0141】騒音分布取得部76は、このように所定の
幅を有する車両イメージにおける騒音の分布情報を、車
両61の先頭に対応する部分から順次加算することによ
り、車両61の全体から発生される騒音を側面から見た
ときの分布情報を取得することができる。
【0142】また、マイクロフォンアレイ44をガント
リー42−1の上部(走査型レーザレーダ43が設置さ
れている部材)に設置し、車両61を上から見たときの
所定の幅毎の騒音を計測し、騒音分布情報を取得するよ
うにしてもよい。しかし、マイクロフォンアレイ44が
ガントリー42−1の上部に配置されている場合、上空
に対する騒音の分布を計測することとなるため、道路4
1の近隣への騒音の影響を調査する観点からは、図9に
示すように、ガントリー42−1の支持部材にマイクロ
フォンアレイ44が配置されていることが好ましい。
【0143】車種識別部77、警告判定部78、および
通信部79は、それぞれ、図2の車種識別部24、警告
判定部25、および通信部26と基本的に同様の構成で
ある。すなわち、車種識別部24は、騒音分布取得部7
6からの問い合わせに応じて、車両イメージに基づいて
対象車両の車種を識別し、通知する。
【0144】警告判定部78は、騒音分布取得部76か
ら供給されてきた騒音分布情報に基づいて、対象車両が
所定の閾値以上の騒音を発生しているか否かを判定し、
必要に応じて警告表示板47に警告情報を表示させる。
【0145】通信部79は、騒音分布取得部76により
取得された騒音分布情報を図示せぬ管理センタに出力す
る。
【0146】次に、図12のフローチャートを参照し
て、図9の騒音計測装置46の騒音計測処理について説
明する。
【0147】ステップS51において、車両位置算出部
73は、速度計45により計測された速度情報に基づい
て、車両がガントリー42−1の真下に進入してから通
過するまでの時間を算出し、その時間を走査型レーザレ
ーダ43で車両をスキャンする期間として設定し、形状
算出部74に出力する。
【0148】形状算出部74は、ステップS52におい
て、車両位置算出部73からの出力に基づいて、スキャ
ンを開始するタイミングとなったか(車両が進入してき
たか)否かを判定し、スキャンを開始するタイミングと
なるまで待機する。そして、形状算出部74は、スキャ
ンを開始するタイミングとなったと判定した場合、ステ
ップS53に進み、走査型レーザレーダ43を駆動し
て、対象車両に対してレーザ光を照射する。
【0149】ステップS54において、形状算出部74
は、照射したレーザ光が車両の各部において反射され、
それが到達するまでの時間から、車両の形状を算出す
る。車両がガントリー42−1の真下に進入した瞬間の
スキャンにより、例えば、車両の先端部分の形状が算出
される。
【0150】そして、ステップS55で、車両イメージ
算出部75は、ステップS54で算出された車両の形状
と、車両位置算出部73から通知された車両の走行速度
に基づいて、所定の幅の、車両を側面から見たときの車
両の範囲としての車両イメージを算出する。例えば、ス
テップS54で車両の先端部分の形状が算出され、その
情報が通知されてきた場合、車両イメージ算出部75
は、図11に示したような車両イメージ61I1を算出す
る。
【0151】騒音情報算出部71は、ステップS56に
おいて、マイクロフォンアレイ44を構成するそれぞれ
のマイクロフォンからの出力に基づいて位相差を算出
し、それぞれのマイクロフォンの間隔、位相差、および
その音の強さに基づいて、騒音の発生源の位置と音量を
算出する。
【0152】ステップS57において、騒音情報記憶部
72は、ステップS56で騒音情報算出部71により算
出された騒音情報を計測時刻などと対応させて記憶す
る。
【0153】そして、騒音分布取得部76は、ステップ
S58において、ステップS55で算出した車両イメージ
に、その部分における騒音情報を騒音情報記憶部72か
ら読み出し、対応させることにより、所定の幅の車両イ
メージにおける騒音分布情報を取得する。
【0154】ステップS59において、形状算出部74
は、走査型レーザレーダ43による車両の形状のスキャ
ンを終了するタイミングとなった(車両がガントリー4
2−1の真下を通過した)か否かを判定し、終了するタ
イミングとなっていないと判定した場合、ステップS5
3に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0155】すなわち、車両の先頭部分から順に、所定
の幅毎に、側面の車両イメージと、その部分から発生さ
れる騒音の分布情報が取得される。
【0156】一方、ステップS59において、形状算出
部74は、車両位置算出部73からの出力に基づいて、
スキャンを終了するタイミングとなった(車両がガント
リー42−1を通過した)と判定した場合、ステップS
60に進む。
【0157】ステップS60において、騒音分布取得部
76は、車両の所定の幅毎に、先端部分から順に算出し
た騒音分布情報を合成し、車両イメージ全体の騒音分布
情報を取得する。これにより、例えば、車両を側面から
見たときの全体の騒音分布情報を取得することができ、
タイヤと地面の接触部やエンジン部が主な騒音源となっ
ているといったような詳細な測定データを取得すること
ができる。
【0158】ステップS61において、警告処理が実行
される。この警告処理は、図7、または図8を参照して
説明した警告処理と同様の処理である。すなわち、警告
判定部78は、騒音分布取得部76から供給されてきた
騒音分布情報から、車両イメージの全体から発生される
騒音の総音量を算出し、車種識別部77により識別され
た対象車両の車種に対して、予め設定されている閾値と
比較することにより、警告するか否かを判定する。ま
た、車両イメージの全体から発生される騒音から、単位
面積あたりの騒音量を算出し、車種に対応して設定され
ている閾値と比較し、必要に応じて警告する。
【0159】以上の処理により、個々の車両が発生する
騒音を測定することが可能となるだけでなく、対象車両
のどの部分が主な騒音の発生源となっているかといった
ような詳細な測定をすることが可能となり、車両の設
計、または都市計画などにおいてより利用価値の高い測
定データとなる。
【0160】また、どの箇所が主な発生源となっている
かといったような警告がされるため、運転手はより適切
な修理を行うことができる。
【0161】
【発明の効果】以上の処理により本発明によれば、個々
の車両が発生する騒音を測定するだけでなく、車両のど
の部分が騒音の主な発生源となっているかといったよう
な詳細な測定データを取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した騒音計測システムの構成例を
示す図である。
【図2】図1の騒音計測装置の構成例を示すブロック図
である。
【図3】騒音の発生源の位置を特定する方法を説明する
図である。
【図4】車種と閾値の対応テーブルの例を示す図であ
る。
【図5】図1の騒音計測装置の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図6】車両イメージの例を示す図である。
【図7】警告処理の例を説明するフローチャートであ
る。
【図8】警告処理の他の例を説明するフローチャートで
ある。
【図9】本発明を適用した騒音計測システムの他の構成
例を示す図である。
【図10】図9の騒音計測装置の構成例を示すブロック
図である。
【図11】図10の車両イメージ算出部が算出する車両
イメージを説明する図である。
【図12】図9の騒音計測装置の処理を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
2Aおよび2B ステレオカメラ 3Aおよび3B マイクロフォン 4 騒音計測装置 5Aおよび5B 警告表示板 21 車両範囲検出部 22 騒音情報算出部 23 騒音分布取得部 24 車種識別部 25 警告判定部 43 走査型レーザレーダ 44 マイクロフォンアレイ 45 速度計 46 騒音計測装置 71 騒音情報算出部 73 車両位置算出部 74 形状算出部 75 車両イメージ算出部 76 騒音分布取得部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G064 AA14 AB04 AB15 BD20 CC13 CC57 CC62 5H180 AA01 CC04 CC27 DD02 DD06 HH11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の撮影画像情報に基づいて、前記車
    両外形の範囲を検出する車両範囲検出手段と、 前記車両範囲検出手段により検出された前記車両外形の
    範囲における前記車両から発生される音の発生源の方向
    と音量を検出する音検出手段とを備えることを特徴とす
    る騒音計測装置。
  2. 【請求項2】 前記車両までの距離を算出する距離算出
    手段と、 前記距離算出手段により算出された前記車両までの距離
    と、前記音検出手段により検出された前記発生源の方向
    に基づいて、前記音の発生源の位置を特定する発生源位
    置特定手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載の騒音計測装置。
  3. 【請求項3】 前記車両は走行する車両であり、走行す
    る前記車両を検出する走行車両検出手段をさらに備え、 前記車両範囲検出手段は、前記走行車両検出手段により
    前記車両が検出されたとき、走行する前記車両外形の範
    囲を検出することを特徴とする請求項1または2に記載
    の騒音計測装置。
  4. 【請求項4】 前記車両範囲検出手段により検出された
    前記車両外形の範囲内の位置に、前記発生源位置特定手
    段により特定された前記発生源の位置と前記音量を対応
    させることにより、前記車両が発生する音の分布情報を
    取得する分布情報取得手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項2に記載の騒音計測装置。
  5. 【請求項5】 前記分布情報取得手段により取得された
    前記分布情報に基づいて、前記車両から発生される音の
    総音量を算出する総音量算出手段と、 前記総音量算出手段により算出された前記総音量と、総
    音量閾値とを比較する総音量比較手段と、 前記総音量比較手段により、前記総音量が前記総音量閾
    値より大きいと判定されたとき、前記車両に対して警告
    する総音量警告手段とをさらに備えることを特徴とする
    請求項4に記載の騒音計測装置。
  6. 【請求項6】 前記分布情報取得手段により取得された
    前記分布情報に基づいて、前記車両から発生される音の
    総音量を算出する総音量算出手段と、 前記総音量算出手段により算出された前記総音量と、総
    音量閾値とを比較する総音量比較手段と、 前記総音量比較手段により、前記総音量が前記総音量閾
    値より大きいと判定されたとき、前記総音量を出力する
    総音量出力手段とをさらに備えることを特徴とする請求
    項4に記載の騒音計測装置。
  7. 【請求項7】 前記車両の車種を検出する車種検出手段
    をさらに備え、 前記総音量比較手段は、前記車種検出手段により検出さ
    れた車種情報に基づいて、前記総音量閾値を変更させる
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の騒音計測装
    置。
  8. 【請求項8】 前記総音量比較手段は、前記車両範囲検
    出手段により検出された前記車両外形の範囲の大きさに
    基づいて、前記総音量閾値を変更させることを特徴とす
    る請求項5,6または7に記載の騒音計測装置。
  9. 【請求項9】 前記分布情報取得手段により取得された
    前記分布情報に基づいて、前記車両から発生される単位
    面積あたりの音量を算出する単位音量算出手段と、 前記単位音量算出手段により算出された前記単位面積あ
    たりの音量と、単位音量閾値とを比較する単位音量比較
    手段と、 前記単位音量比較手段により、前記単位面積あたりの音
    量が前記単位音量閾値より大きいと判定されたとき、前
    記車両に対して警告する単位音量警告手段とをさらに備
    えることを特徴とする請求項4に記載の騒音計測装置。
  10. 【請求項10】 前記単位音量比較手段は、前記車両範
    囲検出手段により検出された前記車両外形の範囲の大き
    さに基づいて、前記単位音量閾値を変更させることを特
    徴とする請求項9に記載の騒音計測装置。
  11. 【請求項11】 走行する車両の所定の幅における前記
    車両の形状を算出する形状算出手段と、 前記車両の走行速度を検出する速度検出手段と、 前記形状算出手段により算出された前記幅の前記車両の
    形状と、前記速度検出手段により検出された前記走行速
    度に基づいて、前記幅の前記車両の範囲を検出する車両
    範囲検出手段と、 前記車両範囲検出手段により検出された前記幅の前記車
    両の範囲における前記車両から発生される音の発生源の
    位置と音量を検出する音検出手段とを備えることを特徴
    とする騒音計測装置。
  12. 【請求項12】 前記車両範囲検出手段により検出され
    た前記幅の前記車両の範囲に、前記音検出手段により検
    出された前記発生源の位置と前記音量を対応させること
    により、前記幅の前記車両により発生される音の分布情
    報を取得する分布情報取得手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項11に記載の騒音計測装置。
  13. 【請求項13】 前記分布情報取得手段により取得され
    た前記幅の前記分布情報を合成することにより、全体の
    前記車両が発生する前記音の分布情報を取得する合成分
    布情報取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    12に記載の騒音計測装置。
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