JP2002243447A - レーザ距離計 - Google Patents

レーザ距離計

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JP2002243447A
JP2002243447A JP2001039423A JP2001039423A JP2002243447A JP 2002243447 A JP2002243447 A JP 2002243447A JP 2001039423 A JP2001039423 A JP 2001039423A JP 2001039423 A JP2001039423 A JP 2001039423A JP 2002243447 A JP2002243447 A JP 2002243447A
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laser
laser beam
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cross
measured
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English (en)
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Isao Murakami
功 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定物へレーザ光を当て易く、且つ正確な
測定も可能なレーザ距離計の提供。 【解決手段】 略円筒状面の凹部を備える平凹シリンド
リカルレンズ8を介してレーザ光を照射する。これによ
り、レーザ光9は、照射方向と直角方向断面を直線状と
して照射される。十字形状など、複数の直線を交差させ
た形状としてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
距離を測定するためのレーザ距離計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建築物などの距離測定、土木工事現場の
距離測定、室内寸法測定などに、レーザ距離計が使用さ
れている。このレーザ距離計は、被測定物にレーザ光を
照射して被測定物との距離を求めるものである。また、
計測位置から被測定物との直線距離が分かるので、レー
ザ距離計の仰角を求めることで、被測定物の垂直高さ等
を求めるのにも利用されている。例えば、電線や架線の
高さを測定する場合に利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レーザ距離計は、レーザ光がスポット光(つまり照射方
向と直角方向断面が微小な丸)であったから、レーザ光
を被測定物へ当てるのが難しい場合があった。特に、風
で動く電線や架線に当てる場合など、被測定物が小さく
て動く場合には、レーザ光を当てるのが難しかった。
【0004】その一方、被測定物にレーザ光を当て易く
するために、レーザ光の縦断面(照射方向と直角断面)
形状を単に大きくした場合には、反射光の受光が弱くな
り、正確な測定に支障をきたすことになる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その主たる目的は、被測定物へレーザ光を当て
易く、且つ正確な測定も可能なレーザ距離計を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のレーザ距離計は、照射方向と直角方向断面
が直線状とされてレーザ光が照射されることを特徴とす
る。特に、略円筒状面の凹部を備える平凹シリンドリカ
ルレンズを介してレーザ光を照射することで、レーザ光
照射方向と直角方向断面を直線状として、レーザ光が照
射されることを特徴とするレーザ距離計である。
【0007】なお、レーザ光照射方向と直角方向断面
が、複数の直線を交差させた形状とされてレーザ光が照
射されることを特徴とするレーザ距離計としてもよい。
【0008】また、好ましくは上記いずれかの構成に加
えて、レーザ光照射方向の仰角を計測する角度計付きア
ダプターに取り付けられたことを特徴とするレーザ距離
計である。そして、計測される直線斜め距離と、前記角
度計から計測される仰角とに基づいて、被測定物の垂直
高さと水平距離を求める手段を備えることを特徴とする
レーザ距離計とすれば一層好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ距離計につ
いて、実施例に基づき更に詳細に説明する。図1は、本
発明のレーザ距離計1の一実施例を示す斜視図である。
また、図2は、このレーザ距離計1を用いて、電線99
の高さ等を測定している状態を示す概略図である。
【0010】本実施例のレーザ距離計1は、三脚2の上
部に設けられたアダプター3に、着脱可能に取り付けら
れている。
【0011】三脚2は、各脚21,21…が長さ調整自
在とされており、レーザ距離計本体1の高さ位置を調整
すると共に、アダプター3の水平状態での設置を実現す
るものである。つまり、アダプター3には水準器4が設
けられており、その水準器4を見ながら三脚2の各脚2
1を調整することで、アダプター3を水平に設置するこ
とができる。
【0012】なお、アダプター3には、レーザ距離計1
をパソコンと接続するためのコネクタなどを備えていて
もよく、その場合にはレーザ距離計1をアダプター3を
介してパソコンと接続して使用することができる。よっ
て、レーザ距離計1からのデータをパソコンで即座に処
理可能となる。
【0013】アダプター3のレーザ距離計取付部5は、
アダプター本体6から上方へ延びる二つのアーム間に回
動可能に取付られる。また、アダプター3内には、角度
計が備えられている。よって、レーザ距離計取付部5を
所望角度だけ回動させて固定することで、レーザ距離計
1の仰角(レーザ光照射方向の仰角)αはアダプター3
内のマイクロプロセッサにて自動的に算出される構成で
ある。
【0014】このマイクロプロセッサは、角度計とレー
ザ距離計1で計測されたデータを取得して、仰角や斜め
距離(被測定物との直線距離)から、被測定物の高さ
や、被測定物までの水平距離を求めて出力可能とされて
いる。このように、アダプター3は、角度、斜め距離、
高さ、水平距離を求めて、アダプター3やパソコンに出
力可能とされている。なお、アダプター3ではなく、レ
ーザ距離計1自体に出力させてもよいのは勿論である。
【0015】アダプター3に取り付けられるレーザ距離
計1自体の基本的構成は、従来公知のものとほぼ同様で
あるので詳細な説明は省略するが、従来のレーザ距離計
と根本的に異なる重大な相違点が存在する。それは、照
射されるレーザ光の断面形状(レーザ光照射方向と直角
方向の断面形状)である。本実施例のレーザ距離計1で
は、これが直線状とされている。
【0016】具体的には、図3に示すように、レーザ発
光部7からのレーザ光を凹レンズ8を通して照射するよ
うにしている。この凹レンズ8は、照射方向先端側(レ
ーザ発光部7と反対側)の面に略円筒状の凹面を備える
平凹シリンドリカルレンズとされている。負の焦点距離
を持つことで、レーザ光を直線状に広げる機能を果たす
ものである。直線状に広げるだけであるから、ビームと
しての機能は維持し、測定精度を下げることはない。
【0017】なお、図3では、レーザ光9を縦の直線状
に広げているが、横の直線状に広げるようにしてもよ
い。その場合には、凹レンズ8を図3の位置から90度
回転されて取り付ければよい。また、凹レンズ8の回転
角度を適宜に設定することで、斜め直線状に照射するよ
うにしてもよい。
【0018】さらに、複数の直線を交差させた形状とし
てもよい。例えば、図4に示すように、十字形状断面で
レーザ照射してもよい。この場合には、例えば前記凹レ
ンズに2回通すことなどで実現される。なお、これらの
場合において、複数の直線は、中央で交差させる必要は
必ずしもない。
【0019】なお、本発明のレーザ距離計1は、上記実
施例の構成に限らず適宜変更可能である。例えば、上記
実施例では、レーザ距離計本体1をアダプター3に取り
付けて使用する例を示したが、レーザ距離計本体1を単
体として単に手で持って、被測定物との直線距離の計測
に利用してもよい。この際、本発明によれば手ぶれ分を
解消することができる。また、上記実施例では、電線9
9の高さ等の測定に利用する例について説明したが、本
発明のレーザ距離計1の用途はこれに限らず、鉄橋の高
さ等、適宜の用途に利用可能である。また、レーザ光の
断面形状も、一直線や十字に限らず、斜め十字や、3本
以上の交差でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のレーザ距
離計によれば、レーザ光はその照射方向と直角方向断面
が直線状とされて照射される。よって、被測定物が小さ
くて動くものなど、レーザ光を当てにくい場合でも、容
易にレーザ光を当てることができる。しかも、ライン状
のビームであるから、反射光が弱くなるおそれはなく、
正確な測定結果も従前通り期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ距離計の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1のレーザ距離計の使用状態を示す図であ
る。
【図3】図1のレーザ距離計のレーザ光照射構造の概略
を示す斜視図である。
【図4】図3の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザ距離計 8 凹レンズ(平凹シリンドリカルレンズ) 3 角度計付きアダプター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01S 17/42 G01S 17/42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照射方向と直角方向断面が直線状とされ
    てレーザ光が照射されることを特徴とするレーザ距離
    計。
  2. 【請求項2】 略円筒状面の凹部を備える平凹シリンド
    リカルレンズを介してレーザ光を照射することで、レー
    ザ光照射方向と直角方向断面を直線状として、レーザ光
    が照射されることを特徴とする請求項1に記載のレーザ
    距離計。
  3. 【請求項3】 レーザ光照射方向と直角方向断面が、複
    数の直線を交差させた形状とされてレーザ光が照射され
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレー
    ザ距離計。
  4. 【請求項4】 レーザ光照射方向の仰角を計測する角度
    計付きアダプターに取り付けられたことを特徴とする請
    求項1から請求項3までのいずれかに記載のレーザ距離
    計。
  5. 【請求項5】 計測される直線斜め距離と、前記角度計
    から計測される仰角とに基づいて、被測定物の垂直高さ
    と水平距離を求める手段を備えることを特徴とする請求
    項4に記載のレーザ距離計。
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