JP3107868U - レーザ距離計 - Google Patents
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Abstract
【課題】被測定物へレーザ光を当て易く、且つ正確な測定も可能なレーザ距離計を提供する。
【解決手段】略円筒状面の凹部を備える平凹シリンドリカルレンズ8を介してレーザ光を照射する。これにより、レーザ光9は、照射方向と直角方向断面を直線状として照射される。十字形状など、複数の直線を交差させた形状としてもよい。
【選択図】図3
【解決手段】略円筒状面の凹部を備える平凹シリンドリカルレンズ8を介してレーザ光を照射する。これにより、レーザ光9は、照射方向と直角方向断面を直線状として照射される。十字形状など、複数の直線を交差させた形状としてもよい。
【選択図】図3
Description
本考案は、レーザ光を用いて距離を測定するためのレーザ距離計に関するものである。
建築物などの距離測定、土木工事現場の距離測定、室内寸法測定などに、レーザ距離計が使用されている。このレーザ距離計は、被測定物にレーザ光を照射して被測定物との距離を求めるものである。また、計測位置から被測定物との直線距離が分かるので、レーザ距離計の仰角を求めることで、被測定物の垂直高さ等を求めるのにも利用されている。例えば、電線や架線の高さを測定する場合に利用されている。
しかしながら、従来のレーザ距離計は、レーザ光がスポット光(つまり照射方向と直角方向断面が微小な丸)であったから、レーザ光を被測定物へ当てるのが難しい場合があった。特に、風で動く電線や架線に当てる場合など、被測定物が小さくて動く場合には、レーザ光を当てるのが難しかった。
その一方、被測定物にレーザ光を当て易くするために、レーザ光の縦断面(照射方向と直角断面)形状を単に大きくした場合には、反射光の受光が弱くなり、正確な測定に支障をきたすことになる。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、被測定物へレーザ光を当て易く、且つ正確な測定も可能なレーザ距離計を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案のレーザ距離計は、照射方向と直角方向断面が直線状とされてレーザ光が照射されることを特徴とする。特に、略円筒状面の凹部を備える平凹シリンドリカルレンズを介してレーザ光を照射することで、レーザ光照射方向と直角方向断面を直線状として、レーザ光が照射されることを特徴とするレーザ距離計である。
なお、レーザ光照射方向と直角方向断面が、複数の直線を交差させた形状とされてレーザ光が照射されることを特徴とするレーザ距離計としてもよい。
また、好ましくは上記いずれかの構成に加えて、レーザ光照射方向の仰角を計測する角度計付きアダプターに取り付けられたことを特徴とするレーザ距離計である。そして、計測される直線斜め距離と、前記角度計から計測される仰角とに基づいて、被測定物の垂直高さと水平距離を求める手段を備えることを特徴とするレーザ距離計とすれば一層好ましい。
以上詳述したように、本考案のレーザ距離計によれば、レーザ光はその照射方向と直角方向断面が直線状とされて照射される。よって、被測定物が小さくて動くものなど、レーザ光を当てにくい場合でも、容易にレーザ光を当てることができる。しかも、ライン状のビームであるから、反射光が弱くなるおそれはなく、正確な測定結果も従前通り期待できる。
以下、本考案のレーザ距離計について、実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1は、本考案のレーザ距離計1の一実施例を示す斜視図である。また、図2は、このレーザ距離計1を用いて、電線99の高さ等を測定している状態を示す概略図である。
図1は、本考案のレーザ距離計1の一実施例を示す斜視図である。また、図2は、このレーザ距離計1を用いて、電線99の高さ等を測定している状態を示す概略図である。
本実施例のレーザ距離計1は、三脚2の上部に設けられたアダプター3に、着脱可能に取り付けられている。
三脚2は、各脚21,21…が長さ調整自在とされており、レーザ距離計本体1の高さ位置を調整すると共に、アダプター3の水平状態での設置を実現するものである。つまり、アダプター3には水準器4が設けられており、その水準器4を見ながら三脚2の各脚21を調整することで、アダプター3を水平に設置することができる。
なお、アダプター3には、レーザ距離計1をパソコンと接続するためのコネクタなどを備えていてもよく、その場合にはレーザ距離計1をアダプター3を介してパソコンと接続して使用することができる。よって、レーザ距離計1からのデータをパソコンで即座に処理可能となる。
アダプター3のレーザ距離計取付部5は、アダプター本体6から上方へ延びる二つのアーム間に回動可能に取付られる。また、アダプター3内には、角度計が備えられている。よって、レーザ距離計取付部5を所望角度だけ回動させて固定することで、レーザ距離計1の仰角(レーザ光照射方向の仰角)αはアダプター3内のマイクロプロセッサにて自動的に算出される構成である。
このマイクロプロセッサは、角度計とレーザ距離計1で計測されたデータを取得して、仰角や斜め距離(被測定物との直線距離)から、被測定物の高さや、被測定物までの水平距離を求めて出力可能とされている。このように、アダプター3は、角度、斜め距離、高さ、水平距離を求めて、アダプター3やパソコンに出力可能とされている。なお、アダプター3ではなく、レーザ距離計1自体に出力させてもよいのは勿論である。
アダプター3に取り付けられるレーザ距離計1自体の基本的構成は、従来公知のものとほぼ同様であるので詳細な説明は省略するが、従来のレーザ距離計と根本的に異なる重大な相違点が存在する。それは、照射されるレーザ光の断面形状(レーザ光照射方向と直角方向の断面形状)である。本実施例のレーザ距離計1では、これが直線状とされている。
具体的には、図3に示すように、レーザ発光部7からのレーザ光を凹レンズ8を通して照射するようにしている。この凹レンズ8は、照射方向先端側(レーザ発光部7と反対側)の面に略円筒状の凹面を備える平凹シリンドリカルレンズとされている。負の焦点距離を持つことで、レーザ光を直線状に広げる機能を果たすものである。直線状に広げるだけであるから、ビームとしての機能は維持し、測定精度を下げることはない。
なお、図3では、レーザ光9を縦の直線状に広げているが、横の直線状に広げるようにしてもよい。その場合には、凹レンズ8を図3の位置から90度回転されて取り付ければよい。また、凹レンズ8の回転角度を適宜に設定することで、斜め直線状に照射するようにしてもよい。
さらに、複数の直線を交差させた形状としてもよい。例えば、図4に示すように、十字形状断面でレーザ照射してもよい。この場合には、例えば前記凹レンズに2回通すことなどで実現される。なお、これらの場合において、複数の直線は、中央で交差させる必要は必ずしもない。
なお、本考案のレーザ距離計1は、上記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、レーザ距離計本体1をアダプター3に取り付けて使用する例を示したが、レーザ距離計本体1を単体として単に手で持って、被測定物との直線距離の計測に利用してもよい。この際、本考案によれば手ぶれ分を解消することができる。また、上記実施例では、電線99の高さ等の測定に利用する例について説明したが、本考案のレーザ距離計1の用途はこれに限らず、鉄橋の高さ等、適宜の用途に利用可能である。また、レーザ光の断面形状も、一直線や十字に限らず、斜め十字や、3本以上の交差でもよい。
例えば、上記実施例では、レーザ距離計本体1をアダプター3に取り付けて使用する例を示したが、レーザ距離計本体1を単体として単に手で持って、被測定物との直線距離の計測に利用してもよい。この際、本考案によれば手ぶれ分を解消することができる。また、上記実施例では、電線99の高さ等の測定に利用する例について説明したが、本考案のレーザ距離計1の用途はこれに限らず、鉄橋の高さ等、適宜の用途に利用可能である。また、レーザ光の断面形状も、一直線や十字に限らず、斜め十字や、3本以上の交差でもよい。
1 レーザ距離計
8 凹レンズ(平凹シリンドリカルレンズ)
3 角度計付きアダプター
8 凹レンズ(平凹シリンドリカルレンズ)
3 角度計付きアダプター
Claims (5)
- 照射方向と直角方向断面が直線状とされてレーザ光が照射される
ことを特徴とするレーザ距離計。 - 略円筒状面の凹部を備える平凹シリンドリカルレンズを介してレーザ光を照射することで、レーザ光照射方向と直角方向断面を直線状として、レーザ光が照射される
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ距離計。 - レーザ光照射方向と直角方向断面が、複数の直線を交差させた形状とされてレーザ光が照射される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザ距離計。 - レーザ光照射方向の仰角を計測する角度計付きアダプターに取り付けられた
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のレーザ距離計。 - 計測される直線斜め距離と、前記角度計から計測される仰角とに基づいて、被測定物の垂直高さと水平距離を求める手段を備える
ことを特徴とする請求項4に記載のレーザ距離計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004117U JP3107868U (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | レーザ距離計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004117U JP3107868U (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | レーザ距離計 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001039423A Continuation JP2002243447A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | レーザ距離計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3107868U true JP3107868U (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=43270567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004004117U Expired - Lifetime JP3107868U (ja) | 2004-07-12 | 2004-07-12 | レーザ距離計 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3107868U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011133271A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 物体検知装置 |
CN108362278A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-08-03 | 贵州师范大学 | 一种喀斯特地区林木冠幅与株高的测量装置及其使用方法 |
-
2004
- 2004-07-12 JP JP2004004117U patent/JP3107868U/ja not_active Expired - Lifetime
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CN108362278B (zh) * | 2018-05-11 | 2023-09-01 | 贵州师范大学 | 一种喀斯特地区林木冠幅与株高的测量装置及其使用方法 |
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