JP2002243149A - 圧電点火装置 - Google Patents

圧電点火装置

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JP2002243149A
JP2002243149A JP2001039341A JP2001039341A JP2002243149A JP 2002243149 A JP2002243149 A JP 2002243149A JP 2001039341 A JP2001039341 A JP 2001039341A JP 2001039341 A JP2001039341 A JP 2001039341A JP 2002243149 A JP2002243149 A JP 2002243149A
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Japan
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hammer
trigger piece
knob shaft
spring
piezoelectric
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JP2001039341A
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English (en)
Inventor
Hideo Inagaki
英夫 稲垣
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電点火装置のコスト低減とコンパクト化と
を図ることを目的とする。 【解決手段】 圧電点火装置10は、支持板11の正面
部11aに、圧電素子12と、圧電素子12に衝撃力を
与えるハンマー13と、圧電素子12に向けて押圧付勢
するハンマーバネ14と、ガス点火操作用ツマミ15の
ツマミ軸16とを同軸的に配置すると共に、ツマミ軸1
6の支持板正面部11aの前面側に、ハンマー13を圧
電素子12から離間させる引金片17と、引金片17を
支持板正面部11aに向けて押圧する断面L字形状の板
バネ18とを備える。引金片17を押圧するバネ18
に、従来例のコイルバネではなく板バネを用いるため、
このバネ18を押さえるための押さえ板が不要になって
コストを低減でき、しかも、省スペースになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス器具等に用いら
れる圧電点火装置に関し、詳しくは圧電素子にハンマー
で打撃を与えることによりガスバーナの点火を行う圧電
点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、テーブルこんろ等のガス器具
においては、ガスバーナの点火にこの種の圧電点火装置
が一般に用いられる。この圧電点火装置は、ハンマーで
圧電素子に打撃を与え、バーナ近傍に設けられる点火電
極とバーナとの間に火花放電を生じさせて点火を行うも
のである。
【0003】その従来一般に知られる圧電点火装置の概
略構成を図10,図11に示して説明する。図示の圧電
点火装置70は、いわゆる押し回し式のもので、ブラケ
ット19に取り付けられ正面部11aと右側面部11b
とからなるL字形状の支持板11を備え、この正面部1
1aに、圧電素子12と、圧電素子12を叩くハンマー
13と、ハンマー13を圧電素子12に向けて付勢する
コイル状のハンマーバネ14とが同一平面内で同軸的に
配置されている。
【0004】この支持板11の正面部11aには、ガス
点火操作用ツマミ15のツマミ軸16が矢印A方向(器
体前後方向)に進退自在に、かつ、矢印B方向に回動可
能に挿着される。このツマミ軸16には、ハンマー13
をハンマーバネ14の付勢力に抗して圧電素子12より
離間させる引金片17が遊挿され、また、引金片17を
支持板11の正面部11aに当接状態で押圧するコイル
状の引金片バネ78が介設される。
【0005】この引金片バネ78を押さえるL字形状の
押さえ板79が設けられ、その右側面部79bが支持板
11の右側面部11bにビス止めされ、また、その正面
部79aが支持板11の正面部11aから手前側へ所定
間隔あけて形成され、引金片バネ78と当接する。ま
た、引金片17の先端部となる引金爪17aは、ハンマ
ー13の上部に形成される段部13aに係合するように
設けられる。
【0006】この圧電点火装置70の使用に当たって
は、ツマミ15を奥側へ押してガス栓(図示略)を開
き、次いでこのツマミ15を反時計回りに回すことによ
り、図12に示されるように、ツマミ軸16に設けられ
る引金片17の引金爪17aによってハンマー13が押
し下げられ(図中、矢印E)、引金片17が所定の回転
角度押し回された時点でハンマー13の段部13aから
外れ、ハンマー13がハンマーバネ14の付勢力によっ
て圧電素子12に衝突し(図中、矢印F)、ガスバーナ
の点火が行われるものである。引金爪17aは、点火後
の火力調節時にハンマー13の側面を滑りながら回動
し、消火時にハンマー13の段部13aに乗り上げ、引
金片バネ78により後方へ押されて元の係合位置に戻
り、次回の点火に備える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造においては引金片バネ78を支える押さえ板79が必
要とされ材料費がアップしく、しかも、圧電点火装置7
0への取付が面倒であった。更に、コイル状の引金片バ
ネ78のスペースが必要となるため、ツマミ15の押し
ストローク方向に制約を受けるという課題がある。本発
明の圧電点火装置は上記課題を解決し、圧電点火装置の
コスト低減とコンパクト化とを図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の圧電点火装置は、ガスバーナ点火用
の圧電素子と、上記圧電素子に衝撃力を与えるハンマー
と、上記ハンマーを上記圧電素子に向けて押圧付勢する
ハンマー付勢手段と、押し回し操作によりガスバーナを
点火させるツマミ軸と、上記ツマミ軸を手前側へ押圧付
勢する軸付勢手段と、上記ツマミ軸に設けられ、点火操
作時の該ツマミ軸の回転動作に連動して、上記ハンマー
付勢手段の付勢力に抗して上記ハンマーを上記圧電素子
より離間させ、該ツマミ軸が所定の係合解除角度回転す
ると該ハンマーとの係合が解除されて該ハンマーを該圧
電素子に衝突させる引金片と、上記引金片を奥側へ押圧
付勢する引金片付勢手段と、上記引金片の奥側に設けら
れ該引金片を上記引金片付勢手段と共に挟む支持板とを
備え、上記引金片付勢手段に板バネを用いたことを要旨
とする。
【0009】また、本発明の請求項2記載の圧電点火装
置は、上記請求項1記載の圧電点火装置において、上記
ハンマーに、上記ツマミ軸が上記係合解除角度まで回転
する間に上記引金片が該ハンマーから離脱することを阻
止するガイド機構を設け、上記板バネに、上記ツマミ軸
に対して上記ハンマーとは反対側に第1支点を、上記ツ
マミ軸と上記ハンマーとの間に第2支点を設け、各支点
で該板バネが折れ曲がるようにしたことを要旨とする。
【0010】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
圧電点火装置は、ガスバーナの点火に際してツマミ軸を
押し回しし、引金片によりハンマーを圧電素子より離間
させ、ツマミ軸の回転角度が係合解除角度に達すると、
引金片とハンマーとの係合関係が解除され、ハンマー付
勢手段の付勢力によりハンマーが圧電素子に向かって衝
突し、バーナの点火が行われる。バーナの消火時にも、
引金片は、板バネにより押圧付勢されて支持板に接する
ため、ツマミ軸の回転により、ハンマーと係合可能な初
期位置(消火位置)に確実に戻る。従って、板バネとい
う簡単な構成で、引金片を点火作動可能位置に戻して、
確実に点火操作をすることができる。
【0011】また、本発明の請求項2記載の圧電点火装
置は、点火操作時でツマミ軸の回転角度が係合解除角度
に達するまでの間は、引金片がハンマーのガイド機構に
よって固定されているため、使用者が点火操作を途中で
止めても、引金片がハンマーから外れず、ハンマー音が
出ないことから、点火動作が終わったと使用者が勘違い
することがなく、確実にバーナの点火動作が行われるこ
とになる。
【0012】このように点火途中で押操作を止めた時に
は、ハンマー付勢手段によりハンマーは、引金片を消火
位置に戻そうとするが、この力に対してガスコック等の
摩擦力が働いて引金片とツマミ軸とが自在カギのように
ロックされ、軸付勢手段の押圧によりツマミ軸と引金片
が手前側へ移動しようとする。しかし、ハンマーのガイ
ド機構により引金片の一端が固定されているため、ツマ
ミ軸に対してガイド機構とは反対側の引金片に手前側の
力が働き、引金片は傾こうとする。板バネに、ツマミ軸
に対してハンマーとは反対側の第1支点しか形成されて
ない場合には、傾こうとしている引金片が板バネに当た
って傾くことができず、ツマミ軸と共に手前側へ移動す
ることができなくなり、ツマミ軸を消火位置に戻すこと
ができずガス洩れする恐れがある。これに対して、本発
明の板バネには、ツマミ軸と上記ハンマーとの間に第2
支点が形成され、板バネはその第2支点で折れ曲がっ
て、ツマミ軸に対してハンマーのガイド機構とは反対側
の引金片が手前側へ傾くことができる。このため、引金
片も板バネと同様に手前側へ傾き、ツマミ軸を引金片と
共に前方の消火位置まで戻すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の圧電点火装置
の好適な実施形態について説明する。
【0014】《第1実施形態》本発明の第1実施形態と
して、テーブルこんろに設けられる圧電点火装置につい
て図1〜図5を用いて説明する。尚、従来例と異なる部
分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を
付す。
【0015】圧電点火装置10は、図2に示されるよう
に、ブラケット19に取り付けられた支持板11の正面
部11aに、機械的な衝撃力によって高電圧を発生する
圧電素子12と、この圧電素子12に衝撃力を与える中
実棒状のハンマー13とを同一平面内で同軸的に配置し
て備える。このハンマー13には、圧電素子12に向け
て押圧付勢するハンマーバネ14が係合されている。
【0016】更に、支持板11には、ガス点火操作用ツ
マミ15のツマミ軸16が矢印A方向(前後方向)に進
退自在に、かつ、矢印B方向(正面から見て回転方向)
に回動可能に遊挿される。また、ツマミ軸16の支持板
正面部11aの前面側に、ハンマー13をハンマーバネ
14の付勢力に抗して圧電素子12から離間させる板状
の引金片17が挿通方向に対して自由に移動できしかも
傾くことができるように遊嵌される。この引金片17の
先端部分には、図1に示されるように、ハンマー13の
圧電素子12と向い合う端面に当接される引金爪17a
が形成される。
【0017】また、引金片17を支持板正面部11aに
向けて押圧する断面略L字形状の板バネ(引金片付勢手
段)18が設けられ、その右側面部18bが支持板11
の右側面部11bにビス止めにより固定される。板バネ
18の正面部18aの右端(折曲部)は、支持板11の
正面部11aから前方へツマミ軸16の進退ストローク
以上の間隔sをあけた位置に形成される。この正面部1
8aと右側面部18bとは、鈍角を成している。正面部
18aの先端は、引金片17に面接触するように曲折さ
れる。
【0018】この板バネ18の正面部18aには、ツマ
ミ軸16が貫通する角穴18cが形成される。板バネ1
8が、ツマミ軸16に対してハンマー13とは反対側
(図1中、右側)に位置する正面部18aの右側の上下
コーナー(第1支点C)を軸にして折れ曲がる。つま
り、板バネ正面部18aの左端が手前側へ揺動可能とな
る。
【0019】また、ブラケット19の背面には、図2に
示されるように、バルブ本体30が設けられる。このバ
ルブ本体30は、電磁安全弁31,パイロット弁32を
備え、ガス流入口33からこのバルブ本体30内に流入
されるガスが、電磁安全弁31,メインバーナガス導管
34を介してガスバーナ50のメインノズル51より導
入されると共に、一部のガスが、パイロット弁32,パ
イロットバーナガス導管35を介してガスバーナ50に
配置される点火パイロットバーナ52に導入されるよう
になっている。尚、点火パイロットバーナ52に近接し
て点火電極53が配置されている。
【0020】更に、バルブ本体30内には、ガス量を調
節する閉子36と、電磁安全弁31を閉方向へ付勢する
電磁安全弁バネ37,ツマミ軸16を手前側へ付勢する
と共に閉子36を奥側へ押し込む軸バネ38(軸付勢手
段)とが設けられる。この閉子36とバルブ本体30と
の間の間隙を非常に狭くして、そこからガスが洩れない
ようにしているため、閉子36が回動する時の摺動抵抗
は大きい。
【0021】上述した圧電点火装置10によれば、使用
者がツマミ15を押し回し(正面から見て反時計回り)
すると、ツマミ軸16の押圧力が軸バネ38や電磁安全
弁バネ37の付勢力に打ち勝って電磁安全弁31やパイ
ロット弁32が開弁状態となり、メインバーナガス導管
34を介してガスバーナ50にガスが供給されると共
に、パイロットバーナガス導管35を介して点火パイロ
ットバーナ53にガスが供給される状態となり、次いで
引金片17の引金爪17aが、図3に示される状態で、
ハンマーバネ14の付勢力に抗してハンマー13を押し
下げ始める。
【0022】そして、ツマミ軸16が所定角度回転され
た時、引金片17の引金爪17aがハンマー13の段部
13aから外れるので、ハンマー13は、ハンマーバネ
14により圧電素子12に向かって衝突し、点火電極5
3とパイロットバーナ52との間に火花が発生してガス
バーナ50の点火が行われる。点火動作が終了して押操
作力が解かれると、ツマミ軸16は、電磁安全弁バネ3
7,軸バネ38により押されて手前側へ移動する。
【0023】使用者が火力を調整するためにツマミ15
を回動させると、ツマミ軸16と共に引金片17が回動
する。この時、引金爪17aは、図4に示されるよう
に、板バネ18の付勢力に抗して手前へ傾いた状態でハ
ンマー13の外周面に沿って滑りながら上下に移動す
る。
【0024】消火のためにツマミ15を逆回し(正面か
ら見て時計回り)すれば、引金爪17aは、ハンマー1
3の段部13aへ向かってハンマー13の側面を滑り、
板バネ18により後方へ押されて段部13aに乗り上げ
て元の係合位置(図3)に戻る。従って、次回確実に点
火操作できる。
【0025】また、本実施形態の圧電点火装置10は、
引金片17を押圧するバネ18に、従来例のコイルバネ
78(図11)ではなく板バネを用いるため、このバネ
18を押さえるための押さえ板79が不要になってコス
トを低減できる。しかも、押さえ板79の取付作業を省
け、圧電点火装置10の組み立てが簡素になる。加え
て、押さえ板79を省くことができたため、ツマミ軸1
6を短くすることができ、テーブルこんろの奥行方向に
対するコンパクト化も図れる。
【0026】ところで、点火操作の際、引金片17が係
合解除角度まで回されないうちに使用者の押圧力が弱ま
ると、つまり、点火操作を途中で止めると、点火操作時
の引金爪17aにはハンマーバネ14の付勢力が働き、
引金片17を正面から見て時計回りに回転させようとす
るが、閉子36とバルブ本体30の内周面との間の摺動
抵抗が大きい場合には、引金片17とツマミ軸16と
は、自在カギのようにロックされ、引金片17がツマミ
軸16と一体化してしまう。この時もツマミ軸16は、
電磁安全弁バネ37,軸バネ38により押されて手前側
へ移動しようとする。
【0027】こうした場合において、引金片17と板バ
ネ正面部18aとの間に十分に隙間がないと、前進しよ
うとするツマミ軸16と一体化した引金片17が板バネ
正面部18aに当接してしまい、ツマミ軸16は、電磁
安全弁31,パイロット弁32を閉成させる消火位置ま
で移動できずにガス洩れを引き起こすことが懸念され
る。これに対して、本実施形態では、板バネ正面部18
aは、その先端で引金片17を押さえると共に、その基
端部で支持板正面部11aから距離sだけ逃がして固定
されるため、図5に示されるように、引金片17および
板バネ正面部18aの先端が第1支点Cを軸にして手前
側へ移動できる。つまり、引金片17が板バネ正面部1
8aに邪魔されることなく前進できる。この結果、ツマ
ミ軸16は、引金片17と一体化しても前進することが
できるため、ガス洩れの心配がなく、安全である。
【0028】《第2実施形態》次に、第2実施形態につ
いて図6〜図9を用いて説明する。尚、第1実施形態と
異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同
一符号を付してその説明を省略する。
【0029】本実施形態の圧電点火装置60では、図7
に示されるように、圧電素子12を叩くハンマー63の
端面に、ツマミ軸16の回動角度が係合解除角度に達す
る間に引金爪17aがハンマー63から離脱しないよう
に係留されるガイド63aが形成されている。
【0030】また、引金片17を支持板11の正面部1
1aに向けて押圧するL字形状の板バネ68が設けら
れ、その右側面部68bが支持板11の右側面部11b
にビス止め固定される。
【0031】この板バネ68の正面部68aは、図6,
図9に示されるように、矩形枠68dと、その内側のコ
の字片68eとから構成され、コの字片68eの先端
(第2支点Dと呼ぶ)が矩形枠68dの左辺とつながっ
ており、コの字片68eと矩形枠68dの左辺とで形成
される角穴68cにツマミ軸16が挿通される。板バネ
68は、ツマミ軸16に対してハンマー63とは反対側
(図6中、右側)に位置する矩形枠68dの右側の上下
コーナー(第1支点C)を軸にして折れ曲がる。一方、
第2支点Dがツマミ軸16とハンマー63との間に位置
し、コの字片68eは、第2支点Dを軸にして折れ曲が
る。
【0032】上述した圧電点火装置60によれば、使用
者がツマミ15を押し回す点火操作をすると、引金片1
7の引金爪17aが、ハンマー63のガイド63a内に
はまり、ハンマーバネ14の付勢力に抗してハンマー6
3を押し下げ始める。そして、ツマミ軸16が係合解除
角度回転された時、引金片17の引金爪17aがハンマ
ー63のガイド63aから外れるので、ハンマー63
は、圧電素子12に向かって衝突してガスバーナ50の
点火が行われる。
【0033】点火操作時にツマミ軸16が係合解除角度
に達していない間は、引金片17がハンマー63のガイ
ド63aによって固定されているため、使用者が点火操
作を途中で止めても、引金爪17aがガイド63aから
外れず、ハンマー音が出ない。このため、使用者は点火
動作が終わってないことに気付くことができ、再び点火
操作をして、確実にガスバーナ50を点火できる。
【0034】この点火操作を使用者が途中で止めると、
ツマミ軸16が手前側へ移動しようとする際に、引金片
17が自在カギのようにツマミ軸16とロックされて一
体化してしまう。この時、ツマミ軸16の左右に支点を
持つ板バネ68は、図8に示されるように、矩形枠68
dが第1支点Cを軸にして手前側へ折れ曲がると共に、
コの字片68eが第2支点Dを軸にして更に手前側へ折
れ曲がる。このため、バネ板68のツマミ軸16方向の
変形ストロークを大きく取ることができる。
【0035】この板バネ68の変形により、引金爪17
aがガイド63aにはまったままでも引金片17がガイ
ド63aを支点にして傾いて手前へ所定距離移動するこ
とができる。従って、ツマミ軸16は、引金片17と一
体化しても所定距離前進することができるため、ガス洩
れの心配がなく、安全である。
【0036】ところで第1実施形態では、点火操作を途
中で止めた時に、引金片17と一体化したツマミ軸16
をスムーズに前進させるために、板バネ正面部18aの
基端部を支持板正面部11aから距離sだけ離して固定
している。しかし、この距離sが短すぎると、引金片1
7が板バネ正面部18aに当接してしまい、ツマミ軸1
6が消火位置まで前進できずにガス洩れを引き起こすこ
とが考えられ、一方、距離sが長すぎると、板バネ正面
部18aの引金片17への押圧力が弱まり、消火操作時
に引金爪17aがハンマー段部13aに戻ることができ
ず、次回点火動作できなくなることが考えられる。これ
に対して、第2実施形態では、板バネ68と支持板正面
部11aとの間の距離を上述のように制限しなくても、
ガス洩れの恐れも点火動作不良もなく、安心して器具を
使用できる。
【0037】本実施形態もまた、第1実施形態と同様
に、引金片17を押圧するバネ68に、従来例のコイル
バネではなく板バネを用いたため、押さえ板の製造コス
トと取付費を省くことができる。また、板バネ68の正
面部68aを支持板11の正面部11aから引金片17
の板厚分だけ間隔をあければよいため、テーブルこんろ
がコンパクトになる。
【0038】また、点火操作中において、引金爪17a
は、ハンマー63のガイド63a内にはまっているの
で、使用者のツマミ15の押圧力が緩くなっても、不用
意にハンマー63のガイド63aから外れることがな
い。従って、使用者は、ハンマー音を聞くことがないの
で、点火動作が終わったと勘違いすることがなく、確実
にバーナ50の点火動作を行うことができる。
【0039】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこうした実施形態に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。本発明は、テ
ーブルこんろに限るものではなく、押し回し点火式のガ
ス器具において適用できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
の圧電点火装置によれば、引金片付勢手段に板バネを用
いるため、コイルバネとは異なり引金片付勢手段を挟持
する部材を必要とせず、器体のコンパクト化を図ること
ができ、しかも、製造コストが安価となる。
【0041】更に、本発明の請求項2の圧電点火装置に
よれば、ハンマーにガイド機構を設けたことにより、使
用者が点火操作途中でツマミ軸の押し回し力を緩めて
も、引金片がハンマーから外れず、バーナの点火誤認を
防止できる。しかも、このガイド機構がかえって引金片
のツマミ軸の戻り方向への移動を邪魔しても、板バネの
ツマミ軸とハンマーとの間の位置に第2支点を設けたこ
とで、板バネと引金片とは傾くことができる。この結
果、引金片とツマミ軸とがロックされる場合であって
も、ツマミ軸が消火位置に確実に戻り、ガス洩れを防止
できて安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態としての圧電点火装置を正面から
見た図である。
【図2】第1実施形態としての圧電点火装置を適用した
ガスコック及びバーナの概略図である。
【図3】第1実施形態としての圧電点火装置を上面から
見た断面図である。
【図4】第1実施形態としての圧電点火装置を上面から
見た断面図である。
【図5】第1実施形態としての圧電点火装置を上面から
見た断面図である。
【図6】第2実施形態としての圧電点火装置を正面から
見た図である。
【図7】第2実施形態としての圧電点火装置を側面から
見た断面図である。
【図8】第2実施形態としての圧電点火装置を上面から
見た断面図である。
【図9】第2実施形態としての板バネの斜視図である。
【図10】従来例としての圧電点火装置を正面から見た
図である。
【図11】従来例としての圧電点火装置を側面から見た
断面図である。
【図12】従来例としての圧電点火装置を正面から見た
図である。
【符号の説明】
10,60,70…圧電点火装置、11…支持板、12
…圧電素子、13,63…ハンマー、14…ハンマーバ
ネ、15…ツマミ、16…ツマミ軸、17…引金片、1
8,68…板バネ、30…バルブ本体、37…電磁安全
弁バネ、38…軸バネ、50…ガスバーナ、63…ガイ
ド、78…引金片バネ、79…押さえ板、C…第1支
点、D…第2支点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナ点火用の圧電素子と、 上記圧電素子に衝撃力を与えるハンマーと、 上記ハンマーを上記圧電素子に向けて押圧付勢するハン
    マー付勢手段と、 押し回し操作によりガスバーナを点火させるツマミ軸
    と、 上記ツマミ軸を手前側へ押圧付勢する軸付勢手段と、 上記ツマミ軸に設けられ、点火操作時の該ツマミ軸の回
    転動作に連動して、上記ハンマー付勢手段の付勢力に抗
    して上記ハンマーを上記圧電素子より離間させ、該ツマ
    ミ軸が所定の係合解除角度回転すると該ハンマーとの係
    合が解除されて該ハンマーを該圧電素子に衝突させる引
    金片と、 上記引金片を奥側へ押圧付勢する引金片付勢手段と、 上記引金片の奥側に設けられ該引金片を上記引金片付勢
    手段と共に挟む支持板とを備え、 上記引金片付勢手段に板バネを用いたことを特徴とする
    圧電点火装置。
  2. 【請求項2】 上記ハンマーに、上記ツマミ軸が上記係
    合解除角度まで回転する間に上記引金片が該ハンマーか
    ら離脱することを阻止するガイド機構を設け、 上記板バネに、上記ツマミ軸に対して上記ハンマーとは
    反対側に第1支点を、上記ツマミ軸と上記ハンマーとの
    間に第2支点を設け、各支点で該板バネが折れ曲がるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の圧電点火装
    置。
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