JP2002241780A - ディーゼル内燃機関の慣らし運転用潤滑油組成物 - Google Patents
ディーゼル内燃機関の慣らし運転用潤滑油組成物Info
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Abstract
ー表面をスカッフィングを発生させることなく適度に摩
耗させて、なじみ効果を持たせることができる慣らし運
転用潤滑油組成物を提供する。 【解決手段】 鉱油などの基油に、全塩基価が250〜
500mgKOH/gの過塩基性金属系清浄剤5.0〜
30.0重量%、および硫黄含量が5〜50重量%の非
金属系有機硫黄化合物0.1〜5.0重量%が溶解もし
くは分散されていて、全塩基価が20〜70であるディ
ーゼル内燃機関の慣らし運転用潤滑油組成物。
Description
関の慣らし運転時のシリンダ油として用いられる潤滑油
組成物、およびその潤滑油組成物の調製に有利に用いら
れる添加剤組成物に関する。
られている低速二サイクルクロスヘッドディーゼル内燃
機関の運転に際しては、船舶用シリンダ潤滑油が使用さ
れており、この潤滑油をシリンダライナーの一定箇所か
らシリンダ内に連続的にあるいは間欠的に一定量注入す
ることにより、内燃機関の潤滑な運転が行なわれる。近
年使用されている潤滑油には、潤滑油自体の性能を高
め、かつ潤滑油の耐久性を高めるための各種の添加剤が
配合されている。
航させる前に短時間の試運転(ならし運転)を行なって
いる。これは、ディーゼル内燃機関の真新しいピストン
リングとシリンダライナーの表面を接触させて、なじみ
効果を持たせ、製造時の切削研磨などによる傷が消滅す
る程度に、適度にその表面を摩耗させることを目的とし
ている。シリンダライナー表面の研磨傷は、各種のトラ
ブルを発生させる原因となるとともに、潤滑油の拡散速
度を遅らせる。この慣らし運転の際に、シリンダライナ
ー表面のスカッフィングを引き起こさないような適度の
摩耗を達成するために、従来より、慣らし運転には就航
時のシリンダ油とは多少異なる組成の潤滑油、いわゆる
慣らし油(ブレークイン油)が使用されている。これま
で慣らし油としては、各社で独自に開発したものが使用
されているが、一般的には、全塩基価(TBN)が約2
0〜70mgKOH/gとなるような添加量のスルホネ
ート系清浄剤およびジチオリン酸亜鉛などを含有する、
全体として全塩基価が15mgKOH/g以下のものが
使用されている例が多い。
化を目的としてその熱効率を高めるための開発が進んだ
結果、内燃機関の熱負荷が高くなり、また回転速度が低
いために燃焼ガスの高温滞留時間が長くなっている。特
に、内燃機関の大口径シリンダライナー壁上部(ピスト
ントップリング溝付近)は、従来よりも20%以上も高
い温度(230℃〜260℃)にさらされる結果となっ
ている。そのため、慣らし運転においても、上記従来の
慣らし油では、焼き付きが生じやすいという問題があっ
た。
は、船舶用ディーゼル内燃機関のシリンダライナー表面
をスカッフィングを発生させることなく適度に摩耗させ
て、なじみ効果を持たせることができる慣らし運転用潤
滑油組成物を提供することにある。特に、最近の高出
力、高効率の低速二サイクルクロスヘッドディーゼル内
燃機関の慣らし運転時のシリンダ油として適した潤滑油
組成物を提供するものである。本発明の目的はまた、上
記の潤滑油組成物の製造に際して有利に用いることがで
きる添加剤組成物を提供することにもある。
について研究を重ねた結果、潤滑油に硫化オレフィンな
どの硫黄化合物およびカルシウムスルホネートなどの金
属系清浄剤を添加すると、これらの添加剤が高温で熱分
解して硫黄分が金属と反応し、生成した硫黄化合物によ
って、慣らし運転の時間内でシリンダライナー表面が適
度に摩耗されること、すなわち、優れたなじみ効果が得
られることを見い出した。なお、硫化オレフィンは、こ
れまで工業用油用の添加剤としては知られているが、一
般には、腐食を起こし易いという理由もあることから、
ディーゼルエンジン油には使用されていない。
なる基油に、少なくとも下記の成分が溶解もしくは分散
されてなり、全塩基価が20〜70mgKOH/gの範
囲にあることを特徴とするディーゼル内燃機関の慣らし
運転用潤滑油組成物にある。 (1)全塩基価が250〜500mgKOH/gの範囲
にある過塩基性金属系清浄剤5.0〜30.0重量%;
および(2)硫黄含量が5〜50重量%の非金属系有機
硫黄化合物0.1〜5.0重量%。 本発明において、全塩基価(TBN)は、JIS−K2
501による測定値であって、単位はmgKOH/gで
ある。また、本発明において、過塩基性金属系清浄剤と
は、通常の過塩基性金属系清浄剤の製造に際して反応溶
媒として用いられた鉱油等の溶媒を含有する溶液もしく
は分散液状態のものを意味し、従って、全塩基価および
重量%は、その溶液もしくは分散液としての過塩基性金
属系清浄剤についての全塩基価および重量%を意味す
る。
潤滑油組成物を用いて慣らし運転することを特徴とす
る、ディーゼル内燃機関の慣らし運転方法にもある。
くとも下記の成分が溶解もしくは分散されてなり、そし
て全塩基価が150〜500mgKOH/gの範囲にあ
ることを特徴とする上記の潤滑油組成物の製造に有利に
用いられる組成物にもある。 (1)全塩基価が250〜500mgKOH/gの範囲
にある過塩基性金属系清浄剤40〜99重量%;および
(2)硫黄含量が約5〜50重量%の非金属系有機硫黄
化合物0.1〜20重量%。
る基油は、鉱油、合成油あるいはそれらの混合物であ
る。好ましくは、40℃での動粘度が22〜350mm
2/s、より好ましくは70〜300mm2/sのもので
ある。鉱油としては、原油を常圧蒸留または減圧蒸留し
て得られた油留分に溶剤脱れき、溶剤抽出、水素化分
解、溶剤脱ろう、水素化精製などの処理を行って精製し
た油を用いることができる。
250〜500mgKOH/gの過塩基性金属系清浄剤
を5.0〜30.0重量%、好ましくは10〜20重量
%(潤滑油組成物全体量に対する割合であって、前述の
ように、過塩基性金属系清浄剤の製造時に反応溶媒とし
て用いられ、その後に残留している鉱油などの炭化水素
油を含む量である)の範囲の量で配合する。
50〜500mgKOH/g、好ましくは300〜40
0mgKOH/gの範囲のものである。過塩基性金属系
清浄剤としては、アルカリ土類金属スルホネートが好ま
しく、特に好ましくはカルシウムスルホネートである。
00〜6000の鉱油のスルホネート、あるいは炭素原
子数(平均炭素原子数)が約8〜30のアルキル基を有
する芳香族化合物のスルホネートのカルシウム塩であ
る。例えば、特表平9−511015号公報に記載の方
法によって製造されたアルキルオキシベンゼンスルホネ
ートのカルシウム塩、およびアルキルベンゼンスルホン
酸のカルシウム塩が有利に用いられる。
配合量が5.0重量%に満たない場合には、その潤滑油
に充分な全塩基価を付与できず、また潤滑油の粘度の上
昇を充分に抑制できない。また配合量を30.0重量%
を超える量としても、その配合量の増加に相応する添加
効果の向上はなく、経済性を損なう。
が約5〜50重量%の非金属系有機硫黄化合物を0.1
〜5.0重量%、好ましくは、0.5〜3.0重量%
(潤滑油組成物全体量に対する割合であって、非金属系
有機硫黄化合物の製造時に用いられ、その後に残留して
いる炭化水素油を含む量である)の範囲の量で配合され
ている。
5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%の範囲に
あるものである。非金属系有機硫黄化合物としては、炭
素原子数2〜24個、好ましくは3〜12個のオレフィ
ンの硫化物を挙げることができる。オレフィンとして
は、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、特にイソ
ブチレン、1−オクテン、および1−デセンを挙げるこ
とができる。
の配合量が0.1重量%に満たない場合には、充分な摩
耗を達成できない。また配合量が5.0重量%を超える
と、逆に過大な摩耗が生じる場合もあり、経済性を損な
う。
により硫黄分が金属と反応し、適度の腐食摩耗を起こさ
せる。これにより、ピストンリングおよびシリンダライ
ナーの表面を滑らかにすることができる。
り無灰分散剤など他の添加剤が含有されていてもよい。
物は、全塩基価が約20〜70mgKOH/g、好まし
くは約30〜60mgKOH/gの範囲にある。これに
より、高い清浄性を保持することができる。
に各成分をそれぞれ別に、同時に、あるいは順次添加し
て製造することができる。あるいは、およそ5〜10倍
濃度の添加剤組成物を予め調製し、この添加材組成物と
基油とを混合して製造することもできる。
して、SAE粘度グレードが50で、全塩基価(TB
N:JIS−K2501による測定値)が40mgKO
H/gの慣らし油用潤滑油組成物を製造した。 (1)カルシウムスルホネート清浄剤(TBN:320
mgKOH/g、商品名:OLOA247Z、シェブロ
ンオロナイト(株)製):12.7重量% (2)硫黄系−1:硫化イソブチレン(硫黄含量:42
重量%、商品名:Mobilad C−100、モービ
ルケミカル社製):1.0重量%
を下記の成分に変えたこと以外は実施例1と同様にし
て、慣らし油用潤滑油組成物を製造した。 (1)カルシウムスルホネート清浄剤:12.7重量% (2)硫黄系−2:硫化オレフィン・リン系添加剤(硫
黄含量:30重量%、商品名:Elco 7、エルコ社
製):1重量%
を下記の成分に変えたこと以外は実施例1と同様にし
て、慣らし油用潤滑油組成物を製造した。 (1)カルシウムスルホネート清浄剤:12.7重量%
を下記の成分に変えたこと以外は実施例1と同様にし
て、慣らし油用潤滑油組成物を製造した。 (1)カルシウムスルホネート清浄剤:12.7重量% (2)一級ジチオリン酸亜鉛(商品名:OLOA269
R、シェブロンオロナイト(株)製):1重量%
を下記の成分に変えたこと以外は実施例1と同様にし
て、慣らし油用潤滑油組成物を製造した。 (1)カルシウムスルホネート清浄剤:12.7重量% (2)二級ジチオリン酸亜鉛(商品名:OLOA26
2、シェブロンオロナイト(株)製):1重量%
を下記の成分に変えたこと以外は実施例1と同様にし
て、慣らし油用潤滑油組成物を製造した。 (1)カルシウムスルホネート清浄剤:12.7重量% (2)芳香族系ジチオリン酸亜鉛(商品名:OLOA2
60、シェブロンオロナイト(株)製):1重量%
組成物の評価]実施例及び比較例のディーゼル内燃機関
の慣らし油用潤滑油組成物について、その慣らし油とし
ての性能を、本出願人が新たに開発したベンチ評価試験
機(エンド−フェイス・スライディング・テスタ)を用
いて評価した。このベンチ評価試験機は、二個の円筒の
各端面を互いに接触させ、荷重を下方から掛けて上部円
筒を回転させるものである。試験用のディーゼル内燃機
関のシリンダライナと同じ材質の円筒を試験機に装填
し、上記潤滑油組成物を注入しながら温度280℃で1
0時間回転運転した後、円筒の端面摺動部を光学顕微鏡
写真に撮り、スカッフィングの発生状況、摩耗の程度、
およびなじみ効果について観察および測定を行った。こ
こで、なじみ効果が良好であるとは、過大な摩耗や引っ
掻き傷が見られず、逆に摩耗が不足すると残存しやすい
当初の研磨傷がなく、適度の摩耗(10μm程度)によ
って表面が滑らかである状態を意味する。得られた結果
をまとめて表1に示す。また、実施例1および比較例
1、2についての円筒の端面摺動部の光学顕微鏡写真を
図1〜4にそれぞれ示す。
の光学顕微鏡写真(倍率:93倍)であり、図2は、実
施例1についての試験後の円筒の端面摺動部の光学顕微
鏡写真(倍率:93倍)であり、図3は、比較例1につ
いての試験後の円筒の端面摺動部の光学顕微鏡写真(倍
率:93倍)であり、そして図4は、比較例2について
の試験後の円筒の端面摺動部の光学顕微鏡写真(倍率:
93倍)である。
慣らし油用潤滑油組成物(実施例1および2)ではいず
れも、スカッフィングが発生せず、摩耗が10μm程度
で適切であり、良好ななじみ効果を示したことが分る。
また、図1と図2の比較からも、実施例1の潤滑油組成
物では、研磨傷が完全に消滅し、同時にスカッフィング
が生じていないことが明らかである。
物(比較例1〜4)のうちの比較例1、3、4では、ス
カッフィングが発生し、かつ過度に摩耗され、なじみ効
果が不良であり、比較例2ではスカッフィングは発生し
なかったが、摩耗が過小であり、結果としてなじみ効果
が不良であったことが分る。また、図3から、比較例1
ではスカッフィングが生じていることが明らかである。
図4から、比較例2では研磨傷が相当残っていることが
明らかである。
転用潤滑油組成物は、ディーゼル内燃機関のシリンダラ
イナ壁温度230℃〜260℃前後の高温下で使用して
も、スカッフィングを発生させることなくシリンダライ
ナ表面を適度に摩耗させて、なじみ効果を持たせること
ができる。従って、本発明の潤滑油組成物は、最近の高
出力、高効率のディーゼル内燃機関、特に低速二サイク
ルクロスヘッドディーゼル内燃機関の慣らし運転時のシ
リンダ油として適したものである。
鏡写真である。
面の光学顕微鏡写真である。
面の光学顕微鏡写真である。
面の光学顕微鏡写真である。
Claims (9)
- 【請求項1】 鉱油および/または合成油からなる基油
に、少なくとも下記の成分が溶解もしくは分散されてな
り、全塩基価が20〜70mgKOH/gの範囲にある
ことを特徴とするディーゼル内燃機関の慣らし運転用潤
滑油組成物: (1)全塩基価が250〜500mgKOH/gの範囲
にある過塩基性金属系清浄剤5.0〜30.0重量%;
および(2)硫黄含量が5〜50重量%の非金属系有機
硫黄化合物0.1〜5.0重量%。 - 【請求項2】 過塩基性金属系清浄剤がカルシウムスル
ホネートである請求項1に記載のディーゼル内燃機関の
慣らし運転用潤滑油組成物。 - 【請求項3】 非金属系有機硫黄化合物が硫化オレフィ
ンである請求項1に記載のディーゼル内燃機関の慣らし
運転用潤滑油組成物。 - 【請求項4】 全塩基価が30〜60mgKOH/gの
範囲にある請求項1に記載のディーゼル内燃機関の慣ら
し運転用潤滑油組成物。 - 【請求項5】 鉱油からなる基油に、少なくとも下記の
成分が溶解もしくは分散されてなり、そして全塩基価が
150〜500mgKOH/gの範囲にあることを特徴
とする添加剤組成物: (1)全塩基価が250〜500mgKOH/gの範囲
にある過塩基性金属系清浄剤40〜99重量%;および
(2)硫黄含量が約5〜50重量%の非金属系有機硫黄
化合物0.1〜20重量%。 - 【請求項6】 過塩基性金属系清浄剤がカルシウムスル
ホネートである請求項5に記載の組成物。 - 【請求項7】 非金属系有機硫黄化合物が硫化オレフィ
ンであることを特徴とする請求項5に記載の組成物。 - 【請求項8】 全塩基価が約200〜400mgKOH
/gの範囲にある請求項5に記載の組成物。 - 【請求項9】 ディーゼル内燃機関を、鉱油および/ま
たは合成油からなる基油に、少なくとも下記の成分が溶
解もしくは分散されてなり、全塩基価が20〜70mg
KOH/gの範囲にある潤滑油組成物を用いて慣らし運
転することを特徴とする、ディーゼル内燃機関の慣らし
運転方法: (1)全塩基価が250〜500mgKOH/gの範囲
にある過塩基性金属系清浄剤5.0〜30.0重量%;
および(2)硫黄含量が5〜50重量%の非金属系有機
硫黄化合物0.1〜5.0重量%。
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JP2001043679A JP4703015B2 (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | ディーゼル内燃機関の慣らし運転用潤滑油組成物 |
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- 2001-02-20 JP JP2001043679A patent/JP4703015B2/ja not_active Expired - Lifetime
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