JP2002240976A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002240976A JP2001035346A JP2001035346A JP2002240976A JP 2002240976 A JP2002240976 A JP 2002240976A JP 2001035346 A JP2001035346 A JP 2001035346A JP 2001035346 A JP2001035346 A JP 2001035346A JP 2002240976 A JP2002240976 A JP 2002240976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙詰まりの際に用紙を破損することなく引き
抜くことができること。 【解決手段】 本複写機1は、スタックバイパス203
から繰り出される用紙の表面側に当接して回転する上ロ
ーラ211aと、この上ローラ211aに対向配置さ
れ、用紙の裏面側に当接して所定トルク以下で回転する
下ローラ211bと、上ローラ211aの駆動ギヤ40
0a及び下ローラ211bの従動ギヤ400cを中間ギ
ヤ400bを介して連結する機構を備え、中間ギヤ40
0bを駆動ギヤ400aと従動ギヤ400cとの間から
一時的に退避させる退避手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、プ
リンタ、ファクシミリ等のように、給紙機構を備えた画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型複写機においては、給紙カセットか
ら引き出される用紙は、縦方向に延設された給紙搬送路
に急激に方向転換されて搬送されるので、厚紙やOHP
シート、表面コート紙などの特殊用紙を給紙カセットに
収納して使用することは困難である。このため、特殊用
紙を収納可能なバイパストレイを給紙カセットとは別個
に設け、このバイパストレイから画像出力部まで搬送さ
れる特殊用紙が急激に方向転換しないようにバイパス搬
送路を構成したものがある。
【0003】従来の複写機では、複写機本体の右側或い
は左側に開閉自在のトレイを設け、バイパスを使用する
ときにのみ、これを開いて用紙を積載する構成をとって
いたが、バイパスからの出力が終わると残った用紙を取
り除いてトレイを閉めておくのが手間であった。
【0004】そこで、改良品として、バイパスを本体内
に収納し、所定サイズ(例えば最も使用頻度が高いA4
横サイズまで)の用紙を積載したままトレイを閉じ、再
度使用するまでそのままの状態にしておけるものが開発
された(特開平11-322138号公報参照)。
【0005】ここでは、バイパストレイから繰り出され
る用紙の表面側に第1給紙ローラを当接させた状態で、
第1給紙ローラを回転駆動する駆動ギヤと、この用紙の
裏面側に捌きローラを当接させた状態でかつ所定トルク
以下で、捌きローラを上記駆動ギヤに中間ギヤを介して
従動回転させる従動ギヤとを有する給紙機構を備え、両
ローラの回転により1枚づつ給紙を行えるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の複写機で
は、所定サイズの用紙を積載したままトレイを閉じるこ
とができるので、積載用紙の吸湿、防塵にもなるといっ
た利点を有するものの、万一用紙をローラ間に噛み込ん
だ状態で紙詰まりが発生すると、給紙口から詰まった用
紙を引き抜く際に、かなり強い力で引き抜く必要があ
り、薄い紙や、腰の弱い紙では破れてしまうことがあっ
た。これは、重送を防止するために上記所定トルクとロ
ーラ間の押圧力とをかなり高めに設定しているためであ
るが、安定した給紙性能を満足させようとすると、この
トルク値等の設定を変更することは困難である。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、紙
詰まりの際に用紙を破損することなく引き抜くことので
きる給紙機構を備えた画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
用紙積載部から繰り出される用紙の表面側に給紙ローラ
を当接させた状態で、該給紙ローラを回転駆動する駆動
ギヤと、この用紙の裏面側に捌きローラを当接させた状
態でかつ所定トルク以下で、該捌きローラを上記駆動ギ
ヤに中間ギヤを介して従動回転させる従動ギヤとを有す
る給紙機構を備えた画像形成装置であって、中間ギヤを
駆動ギヤと従動ギヤとの間から一時的に退避させる退避
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、給紙機構に中間ギヤを
駆動ギヤと従動ギヤとの間から一時的に退避させる退避
手段が設けられているので、万一紙詰まりを生じたとき
でも、中間ギヤが駆動ギヤと従動ギヤとの間から退避さ
せられることで、駆動ギヤと従動ギヤとの連結状態が解
除される。したがって、用紙を給紙口から引き抜いても
その用紙を破損するおそれが少なくなる。
【0010】請求項2記載の発明のように、退避手段
は、中間ギヤを回転可能かつ駆動ギヤと従動ギヤとの少
なくとも一方から離間可能に支持する該中間ギヤの支持
機構であることとすれば、万一紙詰まりを生じたときで
も、中間ギヤが駆動ギヤと従動ギヤの少なくとも一方か
ら離間させられることで、駆動ギヤと従動ギヤとの連結
状態が解除される。
【0011】請求項3記載の発明のように、支持機構
は、駆動ギヤの逆転動作に連動して、中間ギヤを該駆動
ギヤの周りに従動ギヤから離間させる方向に公転させる
ギヤ連動機構を構成するものであることとすれば、用紙
を搬送方向と逆方向に引き抜くことで、駆動ギヤが逆転
されるので、万一紙詰まりを生じたときでも、この逆転
動作に連動して、中間ギヤが該駆動ギヤの周りに従動ギ
ヤから離間させられる方向に公転させられることで、駆
動ギヤと従動ギヤとの連結状態が自動的に解除される。
【0012】請求項4記載の発明のように、退避手段
は、中間ギヤを回転可能に支持しかつ駆動ギヤと従動ギ
ヤとの少なくとも一方から離間させるための手動操作レ
バーであることとすれば、万一紙詰まりを生じたときで
も、手動操作レバーの操作により中間ギヤが駆動ギヤと
従動ギヤとの少なくとも一方から離間させられること
で、駆動ギヤと従動ギヤとの連結状態が強制的に解除さ
れる。
【0013】請求項5記載の発明のように、手動操作レ
バーは、駆動ギヤと同軸に回動可能に支持され、かつ、
該手動操作レバーの操作により、中間ギヤを駆動ギヤの
周りに従動ギヤから離間させる方向に公転させるレバー
連動機構を構成するものであることとすれば、万一紙詰
まりを生じたときでも、手動操作レバーの操作により、
中間ギヤが駆動ギヤの周りに従動ギヤから離間させられ
る方向に公転させられることで、駆動ギヤと従動ギヤと
の連結状態が強制的に解除される。
【0014】請求項6記載の発明のように、レバー連動
機構は、駆動ギヤの逆転動作に連動可能であることとす
れば、万一紙詰まりを生じたときでも、手動操作レバー
の操作によるか或いは駆動ギヤに連動して、中間ギヤが
駆動ギヤの周りに従動ギヤから離間させられる方向に公
転させられることで、駆動ギヤと従動ギヤとの連結状態
が強制的或いは自動的に解除される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
複写機の概略構成を示す模式図である。
【0016】図1に示すように、この複写機(画像形成
装置の一例)1では、複写機本体101内において、帯
電部102により図中のA方向に回転する感光体ドラム
103が一様に帯電され、原稿読取部104により読み
取られた原稿画像に基づくレーザ走査ユニット(LS
U)105からのレーザビームにより感光体ドラム10
3上に静電潜像が形成され、現像部106により静電潜
像にトナーが付着してトナー像が形成される。
【0017】一方、用紙が給紙機構200から感光体ド
ラム103に向けて搬送され、転写ローラ108により
感光体ドラム103表面のトナー像が用紙に転写され
る。そして、感光体ドラム103から分離された用紙は
定着ローラ対109に搬送され、ここでトナー像が定着
された用紙は、そのまま(或いは、図略のスイッチバッ
ク部で反転されて両面コピーされた後に)、排出ローラ
対110により排出部111に排出される。なお、11
2はクリーニング部であり、感光体ドラム103上の残
留トナー等を除去するものである。
【0018】給紙機構200は、複写機本体101に着
脱自在に取り付けられ、用紙を収納する給紙カセット2
01,202と、その上方に設けられるスタックバイパ
ス203とを備えてなっている。この給紙機構200に
は、各給紙カセット201,202から現像部106の
下流側の感光体ドラム103に用紙を搬送するための縦
搬送路204と、スタックバイパス203から感光体ド
ラム103の方向に用紙を搬送するバイパス搬送路20
5とが設けられているが、縦搬送路204は、複写機本
体101で図中の左側に偏った位置でほぼ垂直方向に配
置されており、スタックバイパス203とバイパス搬送
路205とは、縦搬送路204とは反対側、つまり図中
の右側から中央位置にかけてほぼ水平方向に配置されて
いる。
【0019】各給紙カセット201,202及びスタッ
クバイパス203には、収納されている用紙を取り出す
ためのピックアップローラ206,207,208と、
用紙を1枚ずつ搬送路に送り出す(捌く)ための給紙ロ
ーラ対209,210,211とが設けられている。
【0020】縦搬送路204には、搬送ローラ対21
2,213が設けられており、バイパス搬送路205
は、感光体ドラム103と転写ローラ108とが対向す
る転写位置下方で合流している。上記配置では、給紙ロ
ーラ対211から合流点205aまでの長さを比較的長
くとれるので、バイパス搬送路205は緩やかな角度で
もって縦搬送路204に合流させることができる。この
合流点205aの直ぐ下流には、搬送されてくる用紙を
所定位置に待機させるためのレジストローラ対214が
設けられている。さらに下流側は上述した通りの搬送ル
ートとなっている。
【0021】図2は本複写機におけるスタックバイパス
の全体構成を示す斜視図、図3は図2において上部カバ
ー等を取り外しB方向から見た斜視図、図4はその側面
図である。以下、スタックバイパス203について詳述
する。なお、両図中の符号Cは用紙の搬送方向を示して
いる。
【0022】このスタックバイパス203は、図2〜図
4に示すように、用紙積載部としての筺体10と、筺体
10に回動可能に支持される蓋体11とを有している。
筺体10は、上面に用紙が載置されるリフト板12を備
えたものであり、リフト板12の左端部上方に位置して
用紙を引き出すためのピックアップローラ208と、用
紙を1枚ずつ搬送路に送り出すための給紙ローラ対21
1とが設けられている。給紙ローラ対211の左側方に
は用紙をバイパス搬送路205側に案内する搬出ガイド
部13が設けられている。
【0023】ピックアップローラ208は、リフト板1
2により押圧される最上部の用紙表面に当接して、その
用紙を給紙ローラ対211に案内するものである。この
ピックアップローラ208は、筐体10の左右側壁10
aで軸支された回転軸208aのほぼ中央部に固定され
て、回転軸208aとともに回転可能となっている。
【0024】給紙ローラ対211は、上ローラ(給紙ロ
ーラ)211aと、下ローラ(捌きローラ)211bと
を対向配置してなり、上ローラ211aは上記左右側壁
10aで軸支された回転軸211cのほぼ中央部に固定
されて、回転軸211cとともに回転可能となってい
る。また、下ローラ211bは上記左右側壁10aで軸
支された回転軸211dのほぼ中央部に固定されて、回
転軸211dとともに回転可能となっている。さらに、
この回転軸211dには所定トルク以上で作動する一方
向クラッチ215が介装されている。
【0025】ピックアップローラ208と上ローラ21
1aとは、例えば3個のスプールギヤからなるギア列3
00a〜cを介して互いに連結されており、上ローラ2
11aの回転軸211cのモータ駆動により、ピックア
ップローラ208と上ローラ211aとが同期して回転
するようになっている。
【0026】一方、上ローラ211aと下ローラ211
bとは、上記とは別の、例えば3個のスプールギヤから
なるギヤ列400a〜cを介して互いに連結されてお
り、上記モータ駆動により、上ローラ211aと下ロー
ラ211bとがクラッチ215を介して連動して回転す
るようになっている。上記ギヤ列400a〜cを構成す
る駆動ギヤ400a、中間ギヤ400b、従動ギヤ40
0c及び後述する手動操作レバー401が後述する退避
手段のギヤ連動機構に相当するが、これらは、用紙の搬
送を邪魔しないように筺体10の外側(図3及び図4中
の側壁10aの手前側)に形成された小室内に配置され
て、駆動ギヤ400aを太陽歯車、中間ギヤ400bを
遊星歯車、手動操作レバー401を腕とする、一種の遊
星歯車列を構成している。
【0027】用紙搬送時の駆動ギヤ400aの回転方向
は、図3及び図4中のD方向であり、中間ギヤ400b
はその回転方向で駆動ギヤ400aと従動ギヤ400c
との噛み合い状態を保持できるように、駆動ギヤ400
aと従動ギヤ400cとに向かって左側に配置されてい
る。
【0028】そして、ピックアップローラ208から供
給された用紙がここで重送されようとすると、給紙ロー
ラ対211の上下ローラ211a,bの回転力が複数の
用紙の最上面と最下面とで互いに逆方向に働いてそれら
を捌くこととなるが、1枚の用紙が搬送されようとする
と、下ローラ211bの回転トルク及び押圧力が大きく
なるので、クラッチ215が働いて下ローラ211bが
上ローラ211aに従動回転することとなり、その用紙
の上面と下面とで同方向に回転力が作用することとなる
結果、常に1枚の用紙のみをスムーズに搬送するように
なる。
【0029】ところで、従来例では、駆動ギヤ400a
と従動ギヤ400cとをクラッチ215を介して常時連
結しているために、ユーザが図1の給紙口113から用
紙を搬送方向と逆方向に引っ張った際、これらの上ロー
ラ211aと下ローラ211bとは逆方向に回転するこ
となく、停止したままである。このため、両ローラ表面
に大きな摩擦力が働き、用紙にはかなり大きな力がかか
ってくるので、このまま用紙を引っ張り続けると、用紙
が破損するおそれがある。このような紙詰まり時に駆動
ギヤ400aと従動ギヤ400cとの連結状態を解除で
きれば、用紙を引き抜く際の力はクラッチ215のトル
クリミッタの設定トルク(所定トルク)分だけ小さくな
る。
【0030】そこで、本実施形態では、中間ギヤ400
bを駆動ギヤ400aと従動ギヤ400cとの間から一
時的に退避させるようにした(退避手段)。具体的に
は、中間ギヤ400bを、手動操作レバー401の本体
となる板金部材401aに回転自在に取り付け、さら
に、この板金部材401aを駆動ギヤ400aの周りに
回転可能に取り付けている。
【0031】すなわち、図4において、ハッチングを付
した板金部材401aの一端側には、駆動ギヤ400a
の回転軸211cを挿通するための挿通孔401dが形
成されており、側壁10aを貫通した回転軸211cの
先端側は、この挿通孔401dに挿通させた後に、駆動
ギヤ400aに固定される。
【0032】また、板金部材401aの一端側に近接さ
せて、上記駆動ギヤ400aと同軸の円弧状に形成され
た摺動孔401eが形成されており、この摺動孔401
e内に中間ギヤ400bの回転軸400f(以下、中間
ギヤというときは、この回転軸を含む。)が回転かつ摺
動自在にはめ込まれている。摺動孔401eは、上下両
端でもって中間ギヤ400bの摺動範囲を規制するもの
であるが、初期状態では中間ギヤ400bの位置は、後
述するような中間ギヤ400bの移動範囲を考慮して
(中間ギヤ400bの噛み合い状態の変動によって手動
操作レバー401が用紙の通常の搬送時にがたつくこと
がないように)、摺動孔401eの下端から所定の隙間
を開けて設定されている。
【0033】この手動操作レバー401の他端側は、ユ
ーザが操作しやすい位置まで延設されて把持部401b
を形成している。この把持部401bの手前に駆動ギヤ
400aと同軸の円弧状に形成された長孔401cを設
けて、上記側壁10aに設けた突起部10bを摺動可能
に嵌合することで、その操作範囲を規制している。手動
操作レバー401の中間部には、バネ402が取り付け
られ、その先端は筐体10の適所に取り付けられてい
る。上記手動操作レバー401が退避手段のレバー連動
機構に相当する。把持部401bは、紙詰まり時にユー
ザが上記給紙口113から手を突っ込んで操作できる位
置にある。
【0034】手動操作レバー401はこのバネ402に
よりE方向と逆方向に付勢されており、このとき中間ギ
ヤ400bは、板金部材401の摺動孔401e内を回
転かつ摺動自在に支持されている。そして用紙の搬送時
には常に、ギヤ間の噛み合いの関係で、中間ギヤ400
bが駆動ギヤ400aと従動ギヤ400cとの間に自然
に移動してきて、その連結状態を維持するようになって
いる。
【0035】万一の紙詰まり処理時には、ユーザは手動
操作レバー401の把持部401bを引き上げること
で、中間ギヤ400bは板金部材401の摺動孔401
eの下端に当接して押し上げられて駆動ギヤ400aと
従動ギヤ400cとの間から外される結果、上記連結状
態を強制的に解除して、用紙を容易に引き抜くことがで
きるようになっている。
【0036】このように、ユーザは自分で手動操作レバ
ー401を操作してもよいが、用紙が比較的厚手であっ
て、破損のおそれが少ないような場合には、ユーザが仮
に手動操作レバー401を操作しなかったとしても、用
紙を引き抜く際には、上述したようなギヤの噛み合い方
向の関係で、ギヤ間の連結状態が自然に解除される。
【0037】すなわち、このときは用紙を搬送方向と逆
方向に引き抜く力、つまり上ローラ211aに働く摩擦
力によってその上ローラ211aが逆転し、これにより
駆動ギヤ400aも逆転する。この逆転動作に連動し
て、中間ギヤ400bを駆動ギヤ400aの周りに従動
ギヤ400cから離間させる方向である上記E方向に公
転可能となっている。
【0038】再び図2に戻って説明を続ける。リフト板
12の先端側は、用紙を搭載し支軸18,19を中心と
して上下動する構成となっているが、その下降時におい
て、ここに積載される用紙が先端側に重力で移動して正
規の位置に搭載可能となる程度の傾斜角を有している。
この傾斜角と略直角となるように、搬出ガイド部13
の、リフト板12の先端側との対向面を傾斜させてお
り、これにより、リフト板12の上昇時には、リフト板
12の先端部が上記対向面と離間するため相互に干渉せ
ず、リフト板12のスムーズな上下動を確保できる構成
となっている。
【0039】リフト板12には、さらに案内溝14,1
5が設けられており、この案内溝14,15に係合して
用紙の左右方向の位置合わせを行う仕切板16,17が
取り付けられている。また、リフト板12は支軸18,
19を介して筺体10に対して回動可能となっており、
収納される用紙の先端位置を上方に押し上げる方向に適
当な方法で付勢されている。例えば、リフト板12の左
端部下方に、図1に示すようなバネ20が設けられてお
り、同図においてリフト板12の左端部を上方に付勢し
ている。
【0040】また、リフト板12の上面にはカム部材2
1が当接している。このカム部材21は、ピックアップ
ローラ208の回転軸の両端部に偏心させて取り付けら
れており、用紙搬送方向の下流側端部においてリフト板
10の上面に当接している。このカム部材10は、給紙
しないときには、図1に示すようにバネ20の付勢力に
抗してリフト板12の上面をピックアップローラ208
から離間させる。また、カム部材21は回転に伴ってカ
ム面が上昇するが、これに伴って、リフト板12はバネ
20の付勢力によりその上面がピックアップローラ20
8に近接或いは圧接する位置まで移動するようになって
いる。
【0041】蓋体11は、筺体10の右端部において回
動自在に支持されており、筺体10が複写機本体101
内の所定位置に収納されるとき、給紙口113を閉止可
能となっている。スタックバイパス203に収納される
用紙は、急激な方向転換することなく、バイパス搬送路
205を介して感光体ドラム103に搬送される。した
がって、このスタックバイパス203は、厚紙やOHP
シート、表面コート紙等の特殊紙を感光体ドラム103
に給紙するのに好適である。
【0042】また、スタックバイパス203は、リフト
板12上にA4横サイズの用紙を収納して、蓋体11が
閉止可能となっている。通常使用する用紙サイズとして
はA4サイズが多いと考えられるので、このような用紙
をリフト板12上に載置して蓋体11を閉止すれば、い
わゆるバイパストレイに用紙をセットした状態で、複写
機本体101側方に突出する部分がなくなり、本体内蔵
型のバイパス機構を構成する。
【0043】また、スタックバイパス203は、給紙カ
セット201,202、排紙部111等と平面視で重な
る位置に配置されているため、設置面積を極力小さくす
るものである。さらに、このスタックバイパス203
は、複写機本体101の右側に設けられた給紙口113
から引き出し可能になっているため(図1参照)、リフ
ト板12上に用紙をセットする作業が容易となり、はが
き等の小型サイズの用紙であっても、セッティングが容
易となる。スタックバイパス203を複写機本体101
右方に引き出す際には、ピックアップローラ208、給
紙ローラ対211、筐体10などが一体的に引き出され
るため、給紙に係わる各機構の位置決め精度を損なうこ
とがない。
【0044】本実施形態では、以下のような動作が行わ
れる。図3及び図4に示すように、初期状態では、中間
ギヤ400bは摺動孔401e内を回転かつ摺動自在と
なっているため、ギヤ間の噛み合わせの関係で、この中
間ギヤ400bが駆動ギヤ400aと従動ギヤ400c
との間に自然に移動してきて、それらを互いに連絡す
る。したがって、筺体10内のリフト板12で押し上げ
られ、ピックアップローラ208により繰り出される用
紙の表面側に上ローラ211aを当接させた状態で、そ
の上ローラ211aが駆動ギヤ400aにより回転駆動
される。この駆動ギヤ400aの回転駆動力は、中間ギ
ヤ400bを介して、従働ギヤ400cに伝達される。
回転駆動力がクラッチ215に予め設定されたトルク
(所定トルク)以下であれば、用紙が重送されているの
で、この回転駆動力は下ローラ211bに伝達されて、
用紙の裏面側に下ローラ211bを当接させた状態でそ
の下ローラ211bが上ローラ211aと同一方向に従
動回転させられる結果、上述したように用紙が捌かれ
る。
【0045】一方、上記回転駆動力がクラッチ215に
予め設定されたトルク値を越えれば、用紙は重送されて
いないので、上記回転駆動力は下ローラ211bに伝達
されなくなり、用紙の裏面側に下ローラ211bを当接
させた状態でそのローラが上ローラ211aと反対方向
に従動回転させられる。
【0046】いま、紙詰まりが発生したとする。用紙が
比較的厚いものであれば、ユーザは図1の給紙口113
から用紙を引っ張り出そうとする。その力によって、駆
動ギヤ400aが逆転し、この逆転動作によって、中間
ギヤ400bは上記ギヤ間の噛み合わせの関係で、この
中間ギヤ400bが駆動ギヤ400aと従動ギヤ400
cとの間から自然に外れてくる。そして、中間ギヤ40
0bが摺動孔401eの上端に当接し、手動操作レバー
401をバネ402の付勢力に抗してE方向に押し上げ
るように作用する。
【0047】しかし、用紙が非常に薄い場合等には、そ
の用紙が破損するおそれがあるので、ユーザは上記給紙
口113に手を突っ込んで、手動操作レバー401の把
持部401bを上方に引き上げる。その操作により、中
間ギヤ400bが摺動孔401eの下端に当接して手動
操作レバー401とともにE方向に押し上げられる結
果、中間ギヤ400bは従動ギヤ400cから強制的に
離間させられる。
【0048】そして、この状態では、用紙を引き抜く際
の力はクラッチ215のトルクリミッタの設定トルク分
だけ小さくなるので、ユーザは容易に用紙を引き抜くこ
とができる。この用紙の引き抜き操作が終了すると、手
動操作レバー401はバネ402の付勢力によって元の
位置に復帰する。
【0049】なお、上記実施形態では、中間ギヤ400
bを駆動ギヤ400aの周りに公転させることで、中間
ギヤ400bを従動ギヤ400cから離間させている
が、その逆に中間ギヤ400bを駆動ギヤ400aから
離間させるか、あるいは、中間ギヤ400bを駆動ギヤ
400aと従動ギヤ400bとの双方から離間させるこ
ととしてもよい。
【0050】また、上記実施形態では、給紙機構200
のうち、本体内蔵型のスタックバイパス203について
詳細に説明したが、本発明は、給紙カセット201,2
02にも同様に適用でき、さらには、いわゆる外付けの
スタックバイパスはもちろん、給紙カセットを備えず、
トレイから直接給紙を行うような小型複写機等にも適用
可能である。ただし、本発明は、万一紙詰まりを発生し
た場合には、複写機本体101の奥に手をつっこんで用
紙をその搬送方向と逆方向に引っぱり出して処理するよ
うな内蔵型のスタックバイパスへ適用するのが特に好ま
しい。
【0051】また、上記実施形態では、退避手段として
のギヤ列400a〜cの他に、手動操作レバー401を
も設けているが、この手動操作レバー401がなくても
用紙が比較的厚手である場合にはそれを破損させずに引
き抜くことができる。したがって、上記給紙カセット2
01,202のように、そのような使用しかあり得ない
ものであれば、手動操作レバー401を省略することと
してもよい。
【0052】また、上記実施形態では、中間ギヤ400
bを駆動ギヤ400aと従動ギヤ400cとの間に1個
だけ介装させたが、奇数個の中間ギヤを設けることとし
てもよい。また、各ギヤは、スプールギヤでなくてもよ
く、ベベルギヤ等であってもよい。その場合には、その
退避方向は上記と異なる方向となりうる。また、手動操
作レバー401の代わりに、複写機本体101の図略の
カバー等に連動させたリンク機構を使用してもよい。そ
の場合には、カバー等を開ければ中間ギヤ400bが駆
動ギヤ400aと従動ギヤ400cとの間から自動的に
退避されて便利である。
【0053】また、上記実施形態では、複写機を用いて
説明しているが、これに限られず、本発明は、ファクシ
ミリやプリンタなど、電子写真方式の画像形成装置に適
用することができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、万一紙詰
まりを生じたときでも、中間ギヤを駆動ギヤと従動ギヤ
との間から退避させることで、駆動ギヤと従動ギヤとの
連結状態を解除できる。したがって、用紙を給紙口から
引き抜いてもその用紙を破損するおそれが少なくなり、
紙詰まり処理を容易に行うことができる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、中間ギヤが
駆動ギヤと従動ギヤとの少なくとも一方から離間させる
ことで、駆動ギヤと従動ギヤとの連結状態を解除できる
ので、用紙を給紙口から引き抜いてもその用紙を破損す
るおそれが少なくなり、紙詰まり処理を容易に行うこと
ができる。
【0056】請求項3記載の発明によれば、用紙を搬送
方向と逆方向に引き抜くときの駆動ギヤの逆転動作によ
り、中間ギヤを該駆動ギヤの周りに従動ギヤから離間さ
せる方向に公転させることができる。このように、駆動
ギヤと従動ギヤとの連結状態を自動的に解除することが
できるので、紙詰まり処理を容易に行うことができる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、手動操作レ
バーの操作により中間ギヤを駆動ギヤと従動ギヤとの少
なくとも一方から離間させて、駆動ギヤと従動ギヤとの
連結状態を強制的に解除することができるので、特に薄
い用紙であってもそれを破損するおそれが少なくなり、
紙詰まり処理を容易に行うことができる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、手動操作レ
バーの操作により、中間ギヤを駆動ギヤの周りに従動ギ
ヤから離間させる方向に公転させて、駆動ギヤと従動ギ
ヤとの連結状態を強制的に解除することができるので、
特に薄い用紙であってもそれを破損するおそれが少なく
なり、紙詰まり処理を容易に行うことができる。
【0059】請求項6記載の発明によれば、手動操作レ
バーの操作か或いは駆動ギヤに連動させて、中間ギヤを
駆動ギヤの周りに従動ギヤから離間させる方向に公転さ
せることで、駆動ギヤと従動ギヤとの連結状態を強制的
或いは自動的に解除することができるので、用紙の厚み
の如何にかかわらず、それを破損するおそれが少なくな
り、紙詰まり処理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における複写機の概略構成
を示す模式図である。
【図2】本複写機におけるスタックバイパスの全体構成
を示す斜視図である。
【図3】図2において上部カバー等を取り外しB方向か
ら見た斜視図である。
【図4】図3の側面図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 10 筺体(用紙積載部) 10a 側壁 10b 突起 12 リフト板 101 複写機本体(装置本体) 103 感光体ドラム 113 給紙口 200 給紙機構 201,202 給紙カセット 203 スタックバイパス 208 ピックアップローラ 211 給紙ローラ対 211a 上ローラ(給紙ローラ) 211b 下ローラ(捌きローラ) 211c 回転軸 211d 回転軸 400a 駆動ギヤ(ギヤ連動機構、退避手段) 400b 中間ギヤ(ギヤ連動機構、退避手段) 400c 従動ギヤ(ギヤ連動機構、退避手段) 401 手動操作レバー(レバー連動機構、退避手段) 401a 板金部材 401b 把持部 401c 長孔 402 バネ 215 クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 FC10 GA02 GB01 GC01 GD01 HA12 HA25 JD04 JD09 JD19 LC11 LD24 MB03 MB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙積載部から繰り出される用紙の表面
    側に給紙ローラを当接させた状態で、該給紙ローラを回
    転駆動する駆動ギヤと、この用紙の裏面側に捌きローラ
    を当接させた状態でかつ所定トルク以下で、該捌きロー
    ラを上記駆動ギヤに中間ギヤを介して従動回転させる従
    動ギヤとを有する給紙機構を備えた画像形成装置であっ
    て、中間ギヤを駆動ギヤと従動ギヤとの間から一時的に
    退避させる退避手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 退避手段は、中間ギヤを回転可能かつ駆
    動ギヤと従動ギヤとの少なくとも一方から離間可能に支
    持する該中間ギヤの支持機構であることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 支持機構は、駆動ギヤの逆転動作に連動
    して、中間ギヤを該駆動ギヤの周りに従動ギヤから離間
    させる方向に公転させるギヤ連動機構を構成するもので
    あることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 退避手段は、中間ギヤを回転可能に支持
    しかつ駆動ギヤと従動ギヤとの少なくとも一方から離間
    させるための手動操作レバーであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 手動操作レバーは、駆動ギヤと同軸に回
    動可能に支持され、かつ、該手動操作レバーの操作によ
    り、中間ギヤを駆動ギヤの周りに従動ギヤから離間させ
    る方向に公転させるレバー連動機構を構成するものであ
    ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 レバー連動機構は、駆動ギヤの逆転動作
    に連動可能であることを特徴とする請求項5記載の画像
    形成装置。
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