JP2002240926A - ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法 - Google Patents

ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法

Info

Publication number
JP2002240926A
JP2002240926A JP2001037859A JP2001037859A JP2002240926A JP 2002240926 A JP2002240926 A JP 2002240926A JP 2001037859 A JP2001037859 A JP 2001037859A JP 2001037859 A JP2001037859 A JP 2001037859A JP 2002240926 A JP2002240926 A JP 2002240926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
zone
motor
driven
object detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001037859A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Uno
斌 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001037859A priority Critical patent/JP2002240926A/ja
Publication of JP2002240926A publication Critical patent/JP2002240926A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送物がロックした場合でもコンベア上に複数
の荷物が連なったりすることのないローラーコンベア。 【解決手段】搬送物検出センサーにより下流側のローラ
ーゾーンに搬送物がないことを検出した場合には、上流
側のローラーゾーンのモートルを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラーコンベア
及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラーコンベアの駆動ローラー
の構成は、図1に示すように、DCブラシレスモートル
1に、ギヤボックス2を結合してその出力側に、ローラ
ー6と結合するカップリング3を配し、DCブラシレス
モートル1の他端に、リード線を通す軸4を結合して、
軸受5を介して、ローラー6と結合するブラケット7を
配置する。他の一方のローラー端も軸受8とブラケット
9を介してローラー6に結合される。そして、前述カッ
プリング3とブラケット7,9を、ノックピン10,1
1,12でローラー6に結合する。
【0003】そして、図2に示すように、二本のサイド
レール13に駆動ローラー14を結合し、更に複数の従
動ローラー15をサイドレール13に結合して、駆動ロ
ーラー14と従動ローラー15をベルト16で結合する
と、ローラーコンベアユニット17が完成する。
【0004】そして、駆動ローラー14の近傍のサイド
レール13またはその近辺に、駆動ローラー制御装置1
8が配置され、さらに一般的には駆動ローラー14が4
〜6本に対して、1台のPLCとDC電源19が配置さ
れて、ローラーコンベアシステム20の1ユニットが完
成する。
【0005】複数のローラーコンベアユニットが結合さ
れて、作業コンベアや搬送コンベアが形成される。
【0006】次に、図3を用いて従来技術のコンベアシ
ステム20の動作について説明する。図において、Z1
〜Z6はそれぞれ駆動ローラーR1〜R6のゾーンで、
2桁目の数値が大きくなるほど前方(下流)であること
を示す。S1〜S6はZ1〜Z6に対応した搬送物検出
センサーである。CD1〜CD3は、Z1〜Z6に対応
する駆動ローラーのモートル駆動デバイスが2台ずつ収
納されたコントロールデバイスである。SD1は、駆動
ローラーR1〜R6の駆動用電源とシステム制御を行う
PLC(プログラマブルコンピュータ)で、CD1〜C
D3に接続される。
【0007】P1〜P3は、搬送物でZ1からZ6側に
向かって搬送される。
【0008】図3において、PLCが運転指令を出して
いると、搬送物検出センサーが搬送物を検出したゾーン
の駆動ローラーが回転を始め、搬送物検出センサーの信
号が消滅した後、一定時間後に回生制動による電気ブレ
ーキを掛けて停止するように動作する。
【0009】しかし、搬送物がロックするような状態が
生じると、コンベア上に搬送物が連なり、複数の搬送物
センサーが同時に搬送物を検出して、搬送物が動いてい
ないのに駆動ローラーがスリップしながら過負荷で回転
を継続したり、ロックしたりする現象があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、DC
ブラシレスモートル内蔵の駆動ローラーとその制御装置
とPLCと前述電源により構成され、駆動ローラーの制
御装置は運転停止と速度制御を主に行っていた。
【0011】システムの運転制御については、PLCが
分担する構成になっているのが一般的で、個々のコンベ
アメーカーが、物件ごとにシステム設計を行い対応して
いた。
【0012】このため、搬送物がロックしたり、過負
荷になったりし、駆動ローラーやその制御装置、電源に
対する負担が大で、時として故障に至ることもあった。
【0013】また、停止する場合に、駆動ローラーの
減速力と負荷の慣性によっては、ゾーン内に停止せずオ
ーバーランするものもあった。
【0014】本発明の目的とするところは、搬送物がロ
ックした場合でもコンベア上に複数の荷物が連なったり
することのないローラーコンベアを提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め本発明は、モートルを内蔵した駆動ローラーと、前記
駆動ローラーの回転に従動する従動ローラーと、前記駆
動ローラーと前記従動ローラーとを組合せたローラーゾ
ーン上を移動する搬送物を検出する搬送物検出センサー
と、前記モートルを制御する制御装置とを有するローラ
ーコンベアであって、前記搬送物検出センサーにより下
流側のローラーゾーンに搬送物がないことを検出した場
合には、上流側のローラーゾーンの前記モートルを駆動
することを特徴とする。
【0016】また、モートルを内蔵した駆動ローラー
と、前記駆動ローラーの回転に従動する従動ローラー
と、前記駆動ローラーと前記従動ローラーとを組合せた
ローラーゾーン上を移動する搬送物を検出する搬送物検
出センサーと、前記モートルを制御する制御装置とを有
するローラーコンベアであって、前記搬送物検出センサ
ーにより下流側のローラーゾーンに搬送物があることを
検出した場合には、上流側のローラーゾーンの前記モー
トルの運転を停止することを特徴とする。
【0017】さらに、駆動ローラーの回転を止めるため
のブレーキとして逆転ブレーキを有することを特徴とす
る。
【0018】さらに、駆動ローラーの回転を止めるため
のブレーキを有し、前記ブレーキを動作した後、オーバ
ーランしたことを前記搬送物検出センサーにより検出し
た場合には、前記モートルを逆転させることを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】従来のローラーコンベアユニット
の基本機能、性能をそのまま残し、欠点を廃するため
に、システムの構成を図4に示すように、PLCの機能
を一部モートル制御装置CDnに持たせて、前ゾーン
(下流側)の搬送物検出センサーSnの信号を取り込む
ように変更する。
【0020】
【表1】
【0021】そして、従来品は搬送物検出センサーが搬
送物を検出した状態、つまり搬送物検出センサーの信号
レベルがHの場合は、そのゾーンのローラーが駆動する
が、改善案は表1に示すように、下流の搬送物検出セン
サーの信号がHレベルの時、上流の搬送物検出センサー
の信号がL⇒Hに変化しても、上流ゾーンは停止停止状
態を維持して、搬送物の衝突を回避するよう動作させ
る。どうように、上流ゾーンの搬送物検出センサー信号
がH、下流の搬送物検出センサーの信号がH⇒Lに変化
した場合は、上流ゾーンは停止から運転に変り、上流の
搬送物検出センサーがLで下流の搬送物センサーがL⇒
Hに変わった場合は、停止を維持するように動作させ
る。よう駆動ローラー運転シーケンスを構成する。
【0022】しかし、搬送物がゾーン長さに対して短す
ぎる場合は、搬送物検出センサーを通過していまい、搬
送物が同一ゾーン内にあるにもかかわらず、搬送物検出
センサーの出力が反転して、実態に合わない信号が記憶
部に伝えられるので、当該駆動ローラーの搬送物検出セ
ンサーの信号は、一度Hレベルになったら、下流ゾーン
の信号レベルがH⇒Lレベルに変化するまで記憶部に格
納して、下流ゾーンの搬送物センサーの信号と演算部で
処理をし、表1の条件を満足したら運転をするようにす
る。
【0023】このように処理すると、先頭ゾーン(下
流)の搬送物が搬出されるまで、後方のゾーンの駆動ロ
ーラーが運転をしないので、コンベア上で搬送物が衝突
して向きを変え、ガイドレールとの間にロックすること
が無くなる。
【0024】また、直前前方(下流)ゾーンに空きが無
い場合、駆動ローラーが停止するので、1駆動ゾーンに
搬送物が1個の割で分配され待機して、駆動ローラーが
過負荷になったりロックしたりする現象を回避でき、稼
動期間中モートルの温度が、材料規格温度内に保たれる
ため、極端に寿命を縮めることが無くなる。
【0025】次に、搬送物のオーバーランを防止するた
めには、従来の回生生動ブレーキの場合は、低速になる
と効きが悪くなるので、搬送物の慣性とローラーの損失
で停止位置が決まるため停止位置が不確定である。この
ブレーキ効果の低下を防止するため、逆転ブレーキを併
用する。しかし、単に逆転ブレーキを併用しただけで
は、ブレーキ指令後搬送物を早くまたは短距離に停止す
ることが出来てもやはり位置が不確定である。そこで、
目的である規定ゾーン内に停止させるには、位置制御が
必要になる。位置制御を行うには、基準点と距離計算が
必要になるが、位置を計算する基準信号はゾーンの搬送
物検出センサーから得る。位置は、ローラーの配置間隔
と本数が決まっているので、最大距離の計算をすること
が出来る。当然ローラー径が決まっているので、搬送物
の移動距離を計算することが可能である。また、ギヤボ
ックスの減速比が決まっているので、移動距離をモート
ルの回転角に換算することが出来る。ことから、位置セ
ンサー(搬送物検出センサー)検出後の移動距離を、モー
トルローターの磁極位置センサー出力パルスの数に換算
し、オーバーランしたらモートルを逆転させて、定位置
まで戻すようにして、規定ゾーン内に停止させる。
【0026】以下図4を用いて、本発明のコンベアシス
テムの一構成について説明する。
【0027】図において、Z1〜Z6はそれぞれ駆動ロ
ーラーR1〜R6のゾーンで、2桁目の数値が大きくな
るほど前方(下流)であることを示す。S1〜S6はZ
1〜Z6に対応した搬送物検出センサーである。CD1
〜CD6は、Z1〜Z6に対応する駆動ローラーの制御
装置、SDは、駆動ローラーR1〜R6の駆動用電源
で、CD1〜CD6に接続される。さらに、搬送物検出
センサーS2はCD1,S3はCD2、S4はCD3、
S5はCD4、S6はCD5へというように、搬送物検
出センサーをひとつ上流の駆動ローラー制御装置に接続
するよう構成する。
【0028】そして、このコンベアシステムの搬送物P
1〜P3は、Z1からZ6側に向かって搬送するよう仮
定する。
【0029】次に、図5をもちいて、駆動ローラー制御
装置の構成について説明する。
【0030】回転数を設定する設定部と外部データを記
憶する記憶部と、各入力をもとに演算し外部に指示を出
す演算部,ON/OFF指令を受けるI/F1,回転方
向指令を受けるI/F2,当ゾーンの搬送物検出センサ
ー信号を受けるI/F3,下流の搬送物検出センサー信
号を受けるI/F4,駆動ローラーのモートルドライバ
ー,モートルの電流検知回路,モートルのローター位置
検出回路,動作状態を表示する表示部,外部へ信号出す
I/F5から構成される。
【0031】以下この駆動ローラー制御装置の動作につ
いて説明する。
【0032】この制御装置の電源が投入され、ON/O
FF信号がONになると、モートルローターの位置信号
センサーの信号が記憶部に記憶され、回転方向指令に従
った、モートルの通電論理に従って通電がされ、モート
ルが付勢される。そして、設定部で設定された回転数に
達すると、一定回転を持続するよう動作する。このと
き、表示部は予め規定されている、運転中の表示を行な
い、外部出力信号は出さない。
【0033】そして、ON/OFF信号をON⇒OFF
にすると、規定の回転数で持続運転をしていたモートル
は、回生制動+逆転制動で停止する。そして、表示部
は、予め規定されている、停止表示を行い、外部出力信
号は出さない。
【0034】次に、搬送物のロックの前提になる、搬送
物同士の衝突防止について説明する。
【0035】まず、衝突防止には、相互の搬送物の間隔
を取ることが重要であり、各ゾーンの搬送物検出センサ
ー信号のうち、隣接する前後の搬送物センサー信号を用
いて、搬送物を衝突させない方法を、(搬送論理を表1
のようにしていると仮定して、)図7を用いて説明す
る。
【0036】静止時に図7の初期時状態にあるローラー
コンベアシステムを運転するため、ON/OFF信号を
OFF⇒ONにした場合について説明する。
【0037】まず、ゾーン5,ゾーン6の状態について
説明すると、下流の搬送物検出センサーの信号がLレベ
ルなので、上流の搬送物検出センサーの信号がHレベル
であるため、ゾーン5の搬送物P3は、駆動ローラーR
5が回転を始め、ゾーン6に向けて移動を始める。同じ
ように、P2,P1も下流ゾーンがあいているので、駆
動ローラーR3,R1回転を始めて、搬送物は順次下流
に移動していく。
【0038】次に、ゾーン6が最終ゾーンと仮定する
と、搬送物P3がゾーン6で停止する。このとき、当初
ゾーン3にあった搬送物P2は、ゾーン4に到達する
が、ゾーン5が空いているので、駆動ローラー4の制御
装置CD4の搬送物検出センサー入力信号は下流がLレ
ベル、上流がHレベルなので、運転を継続するよう動作
して、搬送物P2をゾーン5に移動させる。次に、ゾー
ン5の搬送物検出センサーS5がL⇒Hレベルに変化す
るが、ゾーン6の搬送物検出センサーの検出レベルがH
レベルに固定されているため、駆動ローラーR5の制御
装置CD5のセンサー信号は、下流,上流ともHレベル
であるため、継続運転を止めて停止制御に入る。このた
めモートルが過負荷になったり、ロックしたりしないで
すむ。このように、図の搬送物移動終了時に示すよう
に、上流の搬送物が移動して下流側から、1ゾーンに1
個ずつ停止していく。
【0039】図8のように、各ゾーンに搬送物が1個ず
つ乗った状態で、運転指令がOFF⇒ONになった場合
は、まず、搬送物P5の乗った搬送物検出センサーがH
レベルで、ひとつ下流のゾーンZ6の搬送物検出センサ
ーがLレベルなので、駆動ローラーR5が駆動して、P
5がゾーンZ6に向かって移動を開始する。時間が経過
すると、ゾーンZ5の搬送物センサーの信号レベルがH
⇒Lレベルに変化するので、一定時間経過後搬送物P
4,P5の間隔が1ゾーン以上になると、P4が下流に
移動を開始する。
【0040】更に時間が経過すると同様の動きで、搬送
物P3,P2,P1が順次下流に移動する。
【0041】そして、最終的には、ゾーンZ7の上にP
5,ゾーンZ6の上にP4,ゾーンZ5の上にP3,ゾ
ーンZ4の上にP2,ゾーンZ3の上にP1が乗った状
態でコンベアシステムが停止する。よう動作する。
【0042】しかし、搬送物がゾーン長さに対して短す
ぎる場合は、搬送物検出センサーを通過していまい、搬
送物が同一ゾーン内にあるにもかかわらず、搬送物検出
センサーの出力が反転して、実態に合わない信号が記憶
部に伝えられるので、当該駆動ローラーの搬送物検出セ
ンサーの信号は、一度Hレベルになったら、下流ゾーン
の信号レベルがH⇒Lレベルに変化するまで記憶部に格
納して、下流ゾーンの搬送物検出センサーの信号と演算
部で処理をし、表1の条件を満足したら運転をするよう
にする。
【0043】次に、図9を用いて、位置制御について説
明する。
【0044】図において、駆動ローラーRに制動を掛け
ないで、停止信号が入った後フリーランをさせた場合、
搬送物Pはコンベアシステムの摩擦負荷と搬送物の慣
性,搬送速度で物理的に決まる個所に停止する。一般的
には、搬送物の回収等から、ある定まった範囲に停止さ
せたいというニーズがある。
【0045】このニーズに対応するため、停止信号を検
出してから、回生制動を掛けて停止すると図9Bに示す
ように制動距離は大幅に縮まるが、ギヤの減速比が小さ
い場合は制動力が弱く、次のゾーンまでオーバーランす
るものもあり、実用上不都合なこともある。
【0046】この状況でさらに、逆転ブレーキを掛ける
と、図9Cのように改善されるが、物理現象の釣合いで
停止位置が決まることに変りは無いので、積極的に定位
置に停止させるようにする。
【0047】位置制御の基準点は、搬送物を停止させる
ゾーンの搬送物検出センサーから得る。基準点から停止
位置までの距離は、ゾーン寸法と搬送物の寸法から予め
決まっているので、駆動ローラー制御装置の記憶部に記
憶させておく。搬送物の移動距離は、ローラー径とロー
ラーの回転数から計算して求められる。ローラーの回転
数は、ギヤボックスの減速比が決まっているので、モー
トルの回転数から決まる。モートルの回転数は、ロータ
ーの位置検出用ホールICの、出力パルス数から計算に
より知ることが出来る。
【0048】ことから、位置(搬送物検出)センサー検
出後の移動距離を、モートルローターの磁極位置センサ
ー出力パルスの数に換算し、オーバーランしたらモート
ルを逆転させて、定位置まで戻すようにして、規定ゾー
ン内に停止させることができる。
【0049】次に、システムを電気的な面から見るなら
ば、運転時は1ゾーン強の間隔で搬送物が移動し、待機
時は下流から順次詰めて行き、1ゾーンに1個の搬送物
を乗せて停止する。運転開始時は、下流ゾーンから順に
1ゾーン間隔を取って運転するので、同時に運転開始を
することが無いので、モートル始動電流の重なりが無
く、電源容量を小さくすることが出来る。また、1ゾー
ン間隔に搬送物が載っている状態からスタートする場合
は、1/2×ゾーン数分のモートル始動電流が重なる可
能性がある。したがって、電源の電流容量は従来品の1
/2でよいことになり、大幅なコスト低減が見込める。
【0050】尚、本実施例ではモートルとしてブラシレ
スモートルを用いたが、他のモートルでも良い。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送物が
ロックした場合でもコンベア上に複数の荷物が連なった
りすることのないローラーコンベアを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動ローラーの構成。
【図2】ローラーコンベアシステムユニット。
【図3】コンベアシステム説明図。
【図4】改良コンベアシステム説明図。
【図5】駆動ローラー制御装置の構成。
【図6】コンベアの運転状態図。
【図7】コンベアの運転状態図。
【図8】コンベアの運転状態図。
【図9】コンベアの運転状態図。
【符号の説明】
1…DCブラシレスモートル、2…ギアボックス、14
…駆動ローラー、15…従動ローター、18…制御装
置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モートルを内蔵した駆動ローラーと、前記
    駆動ローラーの回転に従動する従動ローラーと、前記駆
    動ローラーと前記従動ローラーとを組合せたローラーゾ
    ーン上を移動する搬送物を検出する搬送物検出センサー
    と、前記モートルを制御する制御装置とを有するローラ
    ーコンベアであって、前記搬送物検出センサーにより下
    流側のローラーゾーンに搬送物がないことを検出した場
    合には、上流側のローラーゾーンの前記モートルを駆動
    することを特徴とするローラーコンベア。
  2. 【請求項2】モートルを内蔵した駆動ローラーと、前記
    駆動ローラーの回転に従動する従動ローラーと、前記駆
    動ローラーと前記従動ローラーとを組合せたローラーゾ
    ーン上を移動する搬送物を検出する搬送物検出センサー
    と、前記モートルを制御する制御装置とを有するローラ
    ーコンベアであって、前記搬送物検出センサーにより下
    流側のローラーゾーンに搬送物があることを検出した場
    合には、上流側のローラーゾーンの前記モートルの運転
    を停止することを特徴とするローラーコンベア。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、前記駆動ローラ
    ーの回転を止めるためのブレーキとして逆転ブレーキを
    有することを特徴とするローラーコンベア。
  4. 【請求項4】請求項1又は2において、前記駆動ローラ
    ーの回転を止めるためのブレーキを有し、前記ブレーキ
    を動作した後、オーバーランしたことを前記搬送物検出
    センサーにより検出した場合には、前記モートルを逆転
    させることを特徴とするローラーコンベア。
  5. 【請求項5】モートルを内蔵した駆動ローラーと、前記
    駆動ローラーの回転に従動する従動ローラーと、前記駆
    動ローラーと前記従動ローラーとを組合せたローラーゾ
    ーン上を移動する搬送物を検出する搬送物検出センサー
    と、前記モートルを制御する制御装置とを有するローラ
    ーコンベアであって、前記搬送物検出センサーにより下
    流側のローラーゾーンに搬送物がないことを検出した場
    合には、上流側のローラーゾーンの前記モートルを駆動
    することを特徴とするローラーコンベアの制御方法。
  6. 【請求項6】モートルを内蔵した駆動ローラーと、前記
    駆動ローラーの回転に従動する従動ローラーと、前記駆
    動ローラーと前記従動ローラーとを組合せたローラーゾ
    ーン上を移動する搬送物を検出する搬送物検出センサー
    と、前記モートルを制御する制御装置とを有するローラ
    ーコンベアであって、前記搬送物検出センサーにより下
    流側のローラーゾーンに搬送物があることを検出した場
    合には、上流側のローラーゾーンの前記モートルの運転
    を停止することを特徴とするローラーコンベアの制御方
    法。
  7. 【請求項7】請求項5又は6において、前記駆動ローラ
    ーの回転を止めるためのブレーキとして逆転ブレーキを
    有することを特徴とするローラーコンベア。
  8. 【請求項8】請求項5又は6において、前記駆動ローラ
    ーの回転を止めるためのブレーキを有し、前記ブレーキ
    を動作した後、オーバーランしたことを前記搬送物検出
    センサーにより検出した場合には、前記モートルを逆転
    させることを特徴とするローラーコンベア。
JP2001037859A 2001-02-15 2001-02-15 ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法 Withdrawn JP2002240926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037859A JP2002240926A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037859A JP2002240926A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002240926A true JP2002240926A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18900927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037859A Withdrawn JP2002240926A (ja) 2001-02-15 2001-02-15 ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002240926A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240699A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Daisey Machinery Co Ltd 食パンのスライス包装方法及び装置
JP2012520816A (ja) * 2009-03-19 2012-09-10 インテリグレイテッド・ヘッドクォーターズ・エルエルシー ゾーン分けされた集積コンベア
WO2013147011A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 伊東電機株式会社 コンベア装置、ゾーンコントローラ、モータ制御装置及びモータ制御装置によって制御される装置群
US9037290B2 (en) 2012-11-30 2015-05-19 Intelligrated Headquarters Llc Accumulation control
JP2018510103A (ja) * 2015-03-19 2018-04-12 アグイア システマス デ アルマゼナゲム エス/エー パレットキャリアラックのための水平電動ダイナミックシステム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240699A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Daisey Machinery Co Ltd 食パンのスライス包装方法及び装置
JP4649235B2 (ja) * 2005-03-04 2011-03-09 株式会社大生機械 食パンのスライス包装方法及び装置
JP2012520816A (ja) * 2009-03-19 2012-09-10 インテリグレイテッド・ヘッドクォーターズ・エルエルシー ゾーン分けされた集積コンベア
US8763788B2 (en) 2009-03-19 2014-07-01 Intelligrated Headquarters Llc Zoned accumulation conveyor
WO2013147011A1 (ja) * 2012-03-29 2013-10-03 伊東電機株式会社 コンベア装置、ゾーンコントローラ、モータ制御装置及びモータ制御装置によって制御される装置群
JPWO2013147011A1 (ja) * 2012-03-29 2015-12-14 伊東電機株式会社 コンベア装置、ゾーンコントローラ、モータ制御装置及びモータ制御装置によって制御される装置群
US9037290B2 (en) 2012-11-30 2015-05-19 Intelligrated Headquarters Llc Accumulation control
JP2018510103A (ja) * 2015-03-19 2018-04-12 アグイア システマス デ アルマゼナゲム エス/エー パレットキャリアラックのための水平電動ダイナミックシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5513137B2 (ja) アキュムレーションコンベヤ
JP3421689B2 (ja) ローラコンベアのゾーン制御方法並びにゾーンコントローラ
JP4122392B2 (ja) ゾーンコントローラ
US8996160B2 (en) Article storage device and conveyor used therein
JPH10279047A (ja) コンベアシステム及びその制御方法
JP5404734B2 (ja) コンベア装置、集合型ゾーンコントローラ、並びにゾーンコントローラ
JP2002240926A (ja) ローラーコンベア及びローラーコンベアの制御方法
KR101774419B1 (ko) 이송 제어장치가 구비된 롤러테이블
JP3323957B2 (ja) 自動倉庫における荷の移載位置制御装置
JP3845659B2 (ja) 搬送装置
JP6019313B2 (ja) 搬送装置、並びに、物品保管装置
JP5882810B2 (ja) 搬送装置、並びに、物品保管装置
JP2004075311A (ja) 搬送装置
JP5978049B2 (ja) 搬送装置、並びに、物品保管装置
JP4482804B2 (ja) 物品搬送装置
JP2884125B2 (ja) 車両移動装置
JP2000335730A (ja) 搬送装置
JP6608577B2 (ja) 分散駆動コンベヤ装置
WO2022091863A1 (ja) 搬送装置
JP4721158B2 (ja) ローラコンベヤの制動装置
JPH1095508A (ja) スタッカークレーンの位置決め方法、スタッカークレーンの運転制御方法とそのシステム
JP4482805B2 (ja) 物品搬送装置
JP2008116413A (ja) 重量選別機
JPH0986611A (ja) 自動倉庫における故障予知装置
JPH03124605A (ja) 自動倉庫

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050712