JP2002240424A - インクジェット記録用紙用潤滑剤組成物 - Google Patents
インクジェット記録用紙用潤滑剤組成物Info
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- JP2002240424A JP2002240424A JP2001047151A JP2001047151A JP2002240424A JP 2002240424 A JP2002240424 A JP 2002240424A JP 2001047151 A JP2001047151 A JP 2001047151A JP 2001047151 A JP2001047151 A JP 2001047151A JP 2002240424 A JP2002240424 A JP 2002240424A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid amide
- jet recording
- ink jet
- recording paper
- fatty acid
- Prior art date
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- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット記録用紙において、カレンダ
ー処理の際のカレンダーロールのダスティングが問題と
なっており、従来の脂肪酸金属塩、ポリオレフィン樹脂
といった潤滑剤では、ダスティング防止効果が不十分で
あった。 【解決手段】 原紙上に顔料および接着剤を主成分とす
る塗被組成物を塗被、乾燥して得られるインクジェット
記録用紙において、最上層の塗被組成物中に、全顔料1
00質量部に対し炭素数が2〜50かつ平均粒子径が
0.01〜10μmである脂肪酸アミド水分散液を、潤
滑剤として固形分換算で0.2〜10質量部含有するこ
とによりロールダスティング防止効果に優れたインクジ
ェット記録用紙を得ることができた。
ー処理の際のカレンダーロールのダスティングが問題と
なっており、従来の脂肪酸金属塩、ポリオレフィン樹脂
といった潤滑剤では、ダスティング防止効果が不十分で
あった。 【解決手段】 原紙上に顔料および接着剤を主成分とす
る塗被組成物を塗被、乾燥して得られるインクジェット
記録用紙において、最上層の塗被組成物中に、全顔料1
00質量部に対し炭素数が2〜50かつ平均粒子径が
0.01〜10μmである脂肪酸アミド水分散液を、潤
滑剤として固形分換算で0.2〜10質量部含有するこ
とによりロールダスティング防止効果に優れたインクジ
ェット記録用紙を得ることができた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録用紙用潤滑剤組成物に関するものである。更に詳しく
は、ロールダスティング防止効果およびカレンダー工程
時の離型性改善に優れた潤滑剤組成物およびそれを含有
したインクジェット記録用紙用塗被組成物およびこれを
塗被したインクジェット記録用紙に関するものである。
録用紙用潤滑剤組成物に関するものである。更に詳しく
は、ロールダスティング防止効果およびカレンダー工程
時の離型性改善に優れた潤滑剤組成物およびそれを含有
したインクジェット記録用紙用塗被組成物およびこれを
塗被したインクジェット記録用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年インクジェットプリンタ技術の発展
はめざましく、ほとんど銀塩写真の画質に匹敵するもの
も開発されており、プリンタの印字画像がより銀塩写真
に近くなったため、インクジェット記録用紙では、印字
画像がより銀塩写真に近くなるような高光沢タイプのイ
ンクジェット用紙の開発が進められている。
はめざましく、ほとんど銀塩写真の画質に匹敵するもの
も開発されており、プリンタの印字画像がより銀塩写真
に近くなったため、インクジェット記録用紙では、印字
画像がより銀塩写真に近くなるような高光沢タイプのイ
ンクジェット用紙の開発が進められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に表面光沢の高い
塗工紙としては、表面に板状顔料であるカオリンを主体
とする層などを塗工し、さらに必要に応じてカレンダー
処理を施して得られる表面光沢の高い塗工紙が知られて
いるが、インクジェット記録用紙においては、シリカを
主体とする層などを塗工し、さらに必要に応じてカレン
ダー処理を施して得られる表面光沢の高い塗工紙が使用
されており、カレンダー処理の際のカレンダーロールの
ダスティングの問題が指摘されていた。従来塗工紙用潤
滑剤としては、高級脂肪酸金属塩、ワックスエマルショ
ン、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
エステル、炭化水素油エマルション、ポリエチレンディ
スパーションおよび脂肪族硫酸化油等がカレンダーロー
ルおよびガイドロールのロールダスティング防止、キャ
ストドラムからの離型性向上および印刷時の紙送り向上
の目的で使用されていた。しかしながらこれらの潤滑剤
では、シリカを主体とするインクジェット記録用紙にお
いては、インクジェット記録用紙のカレンダー処理の際
のカレンダーロールおよびガイドロールのダスティング
防止効果が不十分であり、ロールダスティング防止効果
に優れた潤滑剤の開発が求められていた。
塗工紙としては、表面に板状顔料であるカオリンを主体
とする層などを塗工し、さらに必要に応じてカレンダー
処理を施して得られる表面光沢の高い塗工紙が知られて
いるが、インクジェット記録用紙においては、シリカを
主体とする層などを塗工し、さらに必要に応じてカレン
ダー処理を施して得られる表面光沢の高い塗工紙が使用
されており、カレンダー処理の際のカレンダーロールの
ダスティングの問題が指摘されていた。従来塗工紙用潤
滑剤としては、高級脂肪酸金属塩、ワックスエマルショ
ン、ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
エステル、炭化水素油エマルション、ポリエチレンディ
スパーションおよび脂肪族硫酸化油等がカレンダーロー
ルおよびガイドロールのロールダスティング防止、キャ
ストドラムからの離型性向上および印刷時の紙送り向上
の目的で使用されていた。しかしながらこれらの潤滑剤
では、シリカを主体とするインクジェット記録用紙にお
いては、インクジェット記録用紙のカレンダー処理の際
のカレンダーロールおよびガイドロールのダスティング
防止効果が不十分であり、ロールダスティング防止効果
に優れた潤滑剤の開発が求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はこのような課
題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は原紙上に顔料および接
着剤を主成分とする塗被組成物を塗被、乾燥して得られ
るインクジェット記録用紙において、最上層に塗被され
る組成物中に、全顔料100質量部に対し炭素数が2〜
50かつ累積平均粒子径が0.01〜10μmである水
不溶性の脂肪酸アミドを必須成分とする潤滑剤組成物、
およびその水分散液を固形分換算で0.2〜10質量部
含有することを特徴とするインクジェット記録用紙用塗
被組成物である。
題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は原紙上に顔料および接
着剤を主成分とする塗被組成物を塗被、乾燥して得られ
るインクジェット記録用紙において、最上層に塗被され
る組成物中に、全顔料100質量部に対し炭素数が2〜
50かつ累積平均粒子径が0.01〜10μmである水
不溶性の脂肪酸アミドを必須成分とする潤滑剤組成物、
およびその水分散液を固形分換算で0.2〜10質量部
含有することを特徴とするインクジェット記録用紙用塗
被組成物である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のインクジェット記録用紙
に使用し得る脂肪酸アミドは、水不溶性の脂肪酸アミド
を意味する。
に使用し得る脂肪酸アミドは、水不溶性の脂肪酸アミド
を意味する。
【0006】炭素数が2〜50である水不溶性の脂肪酸
アミドとしては、酢酸アミド、プロピオン酸アミド、酪
酸アミド、吉草酸アミド、イソ吉草酸アミド、カプロン
酸アミド、エナント酸アミド、カプリル酸アミド、ペラ
ルゴン酸アミド、カプリン酸アミド、ウンデカン酸アミ
ド、ラウリン酸アミド、トリデカン酸アミド、ミリスチ
ン酸アミド、ペンタデカン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、マーガリン酸アミド、ステアリン酸アミド、アラキ
ン酸アミド、ベヘン酸アミド、リグノセリン酸アミド、
セロチン酸アミド、モンタン酸アミド、メリシン酸アミ
ド、オクテン酸アミド、トウハク酸アミド、リンデル酸
アミド、ラウロレイン酸アミド、ツズ酸アミド、フィセ
トレイン酸アミド、ミリストレイン酸アミド、ゾーマリ
ン酸アミド、ペトロセリン酸アミド、オレイン酸アミ
ド、バクセン酸アミド、カドレン酸アミド、エルカ酸ア
ミド、セラコレイン酸アミド、リノール酸アミド、エレ
オステアリン酸アミド、リノレン酸アミド、パリナリン
酸アミド、アラキドン酸アミド、フェニル酢酸アミド、
β−フェニルプロピオン酸アミド、γ−フェニル酪酸ア
ミド、δ−フェニル吉草酸アミド、ε−フェニルカプロ
ン酸アミド、ζ−フェニルエナント酸アミド、η−フェ
ニルカプリル酸アミド、θ−フェニルペラルゴン酸アミ
ド、ι−フェニルカプリン酸アミド、12−ヒドロキシ
ステアリン酸アミド、リシノール酸アミド、N,N’−
エチレンビスラウリン酸アミド、N,N’−メチレンビ
スステアリン酸アミド、N,N’−エチレンビスステア
リン酸アミド、N,N’−エチレンビスオレイン酸アミ
ド、N,N’−エチレンビスベヘン酸アミド、N,N’
−エチレンビス−12−ヒドロキシステアリン酸アミ
ド、N,N’−ブチレンビスステアリン酸アミド、N,
N’−ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド、N,
N’−キシリレンビスステアリン酸アミド、酢酸酸モノ
メチロールアミド、カプリン酸モノメチロールアミド、
ステアリン酸モノメチロールアミド、ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアミド、酢酸ジエタノールアミド、ラウリン
酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミ
ド、N−オレイルステアリン酸アミド、N−オレイルオ
レイン酸アミド、N−ステアリルステアリン酸アミド、
N−ステアリルオレイン酸アミド、N−オレイルパルミ
チン酸アミド、N−ステアリルエルカ酸アミド、N−メ
チルラウリン酸アミド、N,N’−ジオレイルアジピン
酸アミド、N,N’−ジステアリルアジピン酸アミド、
N,N’−ジオレイルセバシン酸アミド、N,N’−ジ
ステアリルセバシン酸アミド、N,N’−ジステアリル
テレフタル酸アミド、N,N’−ジステアリルイソフタ
ル酸アミド、メチロールステアリン酸アミドおよびメチ
ロールベヘン酸アミドなどがあげられ、好ましくはラウ
リン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、
メリシン酸アミド、オレイン酸アミド、N,N’−メチ
レンビスステアリン酸アミド、N,N’−エチレンビス
ステアリン酸アミド、N,N’−ヘキサメチレンビスス
テアリン酸アミド、ステアリン酸モノメチロール酸アミ
ド、ステアリン酸ジエタノールアミド、N−オレイルス
テアリン酸アミド、N−ステアリルステアリン酸アミ
ド、N,N’−ジステアリルアジピン酸アミド、N,
N’−ジステアリルテレフタル酸アミドなどである。
アミドとしては、酢酸アミド、プロピオン酸アミド、酪
酸アミド、吉草酸アミド、イソ吉草酸アミド、カプロン
酸アミド、エナント酸アミド、カプリル酸アミド、ペラ
ルゴン酸アミド、カプリン酸アミド、ウンデカン酸アミ
ド、ラウリン酸アミド、トリデカン酸アミド、ミリスチ
ン酸アミド、ペンタデカン酸アミド、パルミチン酸アミ
ド、マーガリン酸アミド、ステアリン酸アミド、アラキ
ン酸アミド、ベヘン酸アミド、リグノセリン酸アミド、
セロチン酸アミド、モンタン酸アミド、メリシン酸アミ
ド、オクテン酸アミド、トウハク酸アミド、リンデル酸
アミド、ラウロレイン酸アミド、ツズ酸アミド、フィセ
トレイン酸アミド、ミリストレイン酸アミド、ゾーマリ
ン酸アミド、ペトロセリン酸アミド、オレイン酸アミ
ド、バクセン酸アミド、カドレン酸アミド、エルカ酸ア
ミド、セラコレイン酸アミド、リノール酸アミド、エレ
オステアリン酸アミド、リノレン酸アミド、パリナリン
酸アミド、アラキドン酸アミド、フェニル酢酸アミド、
β−フェニルプロピオン酸アミド、γ−フェニル酪酸ア
ミド、δ−フェニル吉草酸アミド、ε−フェニルカプロ
ン酸アミド、ζ−フェニルエナント酸アミド、η−フェ
ニルカプリル酸アミド、θ−フェニルペラルゴン酸アミ
ド、ι−フェニルカプリン酸アミド、12−ヒドロキシ
ステアリン酸アミド、リシノール酸アミド、N,N’−
エチレンビスラウリン酸アミド、N,N’−メチレンビ
スステアリン酸アミド、N,N’−エチレンビスステア
リン酸アミド、N,N’−エチレンビスオレイン酸アミ
ド、N,N’−エチレンビスベヘン酸アミド、N,N’
−エチレンビス−12−ヒドロキシステアリン酸アミ
ド、N,N’−ブチレンビスステアリン酸アミド、N,
N’−ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド、N,
N’−キシリレンビスステアリン酸アミド、酢酸酸モノ
メチロールアミド、カプリン酸モノメチロールアミド、
ステアリン酸モノメチロールアミド、ヤシ油脂肪酸モノ
エタノールアミド、酢酸ジエタノールアミド、ラウリン
酸ジエタノールアミド、ステアリン酸ジエタノールアミ
ド、N−オレイルステアリン酸アミド、N−オレイルオ
レイン酸アミド、N−ステアリルステアリン酸アミド、
N−ステアリルオレイン酸アミド、N−オレイルパルミ
チン酸アミド、N−ステアリルエルカ酸アミド、N−メ
チルラウリン酸アミド、N,N’−ジオレイルアジピン
酸アミド、N,N’−ジステアリルアジピン酸アミド、
N,N’−ジオレイルセバシン酸アミド、N,N’−ジ
ステアリルセバシン酸アミド、N,N’−ジステアリル
テレフタル酸アミド、N,N’−ジステアリルイソフタ
ル酸アミド、メチロールステアリン酸アミドおよびメチ
ロールベヘン酸アミドなどがあげられ、好ましくはラウ
リン酸アミド、ステアリン酸アミド、ベヘン酸アミド、
メリシン酸アミド、オレイン酸アミド、N,N’−メチ
レンビスステアリン酸アミド、N,N’−エチレンビス
ステアリン酸アミド、N,N’−ヘキサメチレンビスス
テアリン酸アミド、ステアリン酸モノメチロール酸アミ
ド、ステアリン酸ジエタノールアミド、N−オレイルス
テアリン酸アミド、N−ステアリルステアリン酸アミ
ド、N,N’−ジステアリルアジピン酸アミド、N,
N’−ジステアリルテレフタル酸アミドなどである。
【0007】脂肪酸アミドの累積平均粒子径(レーザー
回折式粒度分布測定装置による50%体積平均粒子径)
は、通常0.01〜10μm、好ましくは0.05〜5
μm、さらに好ましくは0.05〜3μmである。累積
平均粒子径が0.01μmより小さいとインクジェット
記録用紙のインク吸収性が低下する問題が生じ、平均粒
子径が10μmを超えるとロールダスティング防止性能
が不足する。
回折式粒度分布測定装置による50%体積平均粒子径)
は、通常0.01〜10μm、好ましくは0.05〜5
μm、さらに好ましくは0.05〜3μmである。累積
平均粒子径が0.01μmより小さいとインクジェット
記録用紙のインク吸収性が低下する問題が生じ、平均粒
子径が10μmを超えるとロールダスティング防止性能
が不足する。
【0008】本発明の脂肪酸アミドは、酸無水物、酸塩
化物、エステルとアンモニア、アルキルアミンの反応、
ニトリルの加水分解、カルボン酸のアンモニウム塩の加
熱分解、ケトオキシムに五塩化リンを作用させる方法、
芳香族ケトンを多硫化アンモニウム水溶液とともに加熱
する方法などで得られる。このようにして得られた脂肪
酸アミドは、取り扱い上水分散液にして用いるのが好ま
しい。
化物、エステルとアンモニア、アルキルアミンの反応、
ニトリルの加水分解、カルボン酸のアンモニウム塩の加
熱分解、ケトオキシムに五塩化リンを作用させる方法、
芳香族ケトンを多硫化アンモニウム水溶液とともに加熱
する方法などで得られる。このようにして得られた脂肪
酸アミドは、取り扱い上水分散液にして用いるのが好ま
しい。
【0009】脂肪酸アミドの水分散液は、あらかじめ
脂肪酸アミドを粉砕して乳化分散剤存在下、攪拌混合機
または分散機により水に分散させるか、水、脂肪酸ア
ミドおよび乳化分散剤を反応容器に入れ、脂肪酸アミド
の融点以上に加熱し攪拌混合機または分散機により乳化
分散後冷却するか、融点以上に加熱した脂肪酸アミド
を、急速に乳化分散剤存在下の水に投入して分散する
か、融点以上に加熱した脂肪酸アミドに水を少しずつ
加えて分散することなどで得られるが、これらに限定さ
れるものではなく、任意の乳化および分散方法を利用
し、水分散液を得ても良い。該水性分散液の乳化分散に
用いられる乳化分散剤としては、脂肪酸アミドを水中に
分散あるいは乳化分散できるものであれば特に限定され
ず、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤および/または水溶性高
分子が使用できる。
脂肪酸アミドを粉砕して乳化分散剤存在下、攪拌混合機
または分散機により水に分散させるか、水、脂肪酸ア
ミドおよび乳化分散剤を反応容器に入れ、脂肪酸アミド
の融点以上に加熱し攪拌混合機または分散機により乳化
分散後冷却するか、融点以上に加熱した脂肪酸アミド
を、急速に乳化分散剤存在下の水に投入して分散する
か、融点以上に加熱した脂肪酸アミドに水を少しずつ
加えて分散することなどで得られるが、これらに限定さ
れるものではなく、任意の乳化および分散方法を利用
し、水分散液を得ても良い。該水性分散液の乳化分散に
用いられる乳化分散剤としては、脂肪酸アミドを水中に
分散あるいは乳化分散できるものであれば特に限定され
ず、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤および/または水溶性高
分子が使用できる。
【0010】非イオン界面活性剤としては、ソルビタン
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エ
ステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ル、ポリエーテル変成シリコーン、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
ット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル(ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル
およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルな
ど)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ポリオキ
シエチレンステアリルエーテルおよびポリオキシエチレ
ン第2級トリデシルエーテルなど)、ポリオキシエチレ
ンプロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンヒマシ油エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミド(ラウリン酸ジエタノー
ルアミドおよびステアリン酸モノエタノールアミドな
ど)などがあげられる。
脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エ
ステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ル、ポリエーテル変成シリコーン、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
ット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル(ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル
およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルな
ど)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ポリオキ
シエチレンステアリルエーテルおよびポリオキシエチレ
ン第2級トリデシルエーテルなど)、ポリオキシエチレ
ンプロピレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンヒマシ油エーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油エーテル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミド(ラウリン酸ジエタノー
ルアミドおよびステアリン酸モノエタノールアミドな
ど)などがあげられる。
【0011】アニオン界面活性剤としては、スルホン酸
塩(ドデシルベンゼンスルホン酸塩、スルホコハク酸ジ
オクチルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、第
2級アルカンスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸
塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物など)、
硫酸エステル塩(ラウリルアルコール硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンステアリルアルコール硫酸エステル
塩、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩など)、リン酸エステル塩(ステアリルアルコ
ールリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルア
ルコールリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテルリン酸エステル塩など)、脂肪酸エス
テル塩(パルミチン酸塩、オレイン酸塩、ステアリン酸
塩など)などがあげられる。なお、塩としては、アンモ
ニア、アルキルアミン(モノエチルアミン、モノブチル
アミンおよびトリエチルアミンなど)およびアルカノー
ルアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン
およびトリエタノールアミンなど)などのアミン化合
物、周期律表第1族金属(リチウム、ナトリウムおよび
カリウムなど)および周期律表第2族金属(マグネシウ
ム、カルシウムおよび亜鉛など)などがあげられ、完全
に、あるいは部分的に塩となっていても良い。
塩(ドデシルベンゼンスルホン酸塩、スルホコハク酸ジ
オクチルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、第
2級アルカンスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸
塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物など)、
硫酸エステル塩(ラウリルアルコール硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンステアリルアルコール硫酸エステル
塩、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩など)、リン酸エステル塩(ステアリルアルコ
ールリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンラウリルア
ルコールリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテルリン酸エステル塩など)、脂肪酸エス
テル塩(パルミチン酸塩、オレイン酸塩、ステアリン酸
塩など)などがあげられる。なお、塩としては、アンモ
ニア、アルキルアミン(モノエチルアミン、モノブチル
アミンおよびトリエチルアミンなど)およびアルカノー
ルアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールアミン
およびトリエタノールアミンなど)などのアミン化合
物、周期律表第1族金属(リチウム、ナトリウムおよび
カリウムなど)および周期律表第2族金属(マグネシウ
ム、カルシウムおよび亜鉛など)などがあげられ、完全
に、あるいは部分的に塩となっていても良い。
【0012】カチオン界面活性剤としては、第1級アミ
ン塩(ラウリルアンモニウムクロライド、ステアリルア
ンモニウムブロマイドなど)、第2級アミン塩(ジラウ
リルアンモニウムクロライド、ジステアリルアンモニウ
ムクロライドなど)、第3級アミン塩(ラウリルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジルジメチルアンモニ
ウムクロライドなど)、第4級アンモニウム塩(ラウリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリ
メチルアンモニウムブロマイドなど)があげられる。
ン塩(ラウリルアンモニウムクロライド、ステアリルア
ンモニウムブロマイドなど)、第2級アミン塩(ジラウ
リルアンモニウムクロライド、ジステアリルアンモニウ
ムクロライドなど)、第3級アミン塩(ラウリルジメチ
ルアンモニウムクロライド、ベンジルジメチルアンモニ
ウムクロライドなど)、第4級アンモニウム塩(ラウリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリ
メチルアンモニウムブロマイドなど)があげられる。
【0013】両性界面活性剤としては、アミノ酸型両性
界面活性剤(ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、
ステアリルアミノジ酢酸ナトリウムなど)、ベタイン型
両性界面活性剤(ステアリルジメチルベタイン、ラウリ
ルジヒドロキシエチルベタインなど)などがあげられ
る。
界面活性剤(ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、
ステアリルアミノジ酢酸ナトリウムなど)、ベタイン型
両性界面活性剤(ステアリルジメチルベタイン、ラウリ
ルジヒドロキシエチルベタインなど)などがあげられ
る。
【0014】乳化分散剤として使用できる水溶性高分子
としては、セルロース、プルラン、アルギン酸ナトリウ
ム、アラビアガム、グアーガム、カラギーナン、ゼラチ
ン、カードラン、寒天、デンプン、ヒアルロン酸、スク
レログルカン、シゾフィラン、レンチナン、パラミロ
ン、カロース、ラミナラン、グルコマンナン、アラビノ
ガラクタン、キサンタンガム、ウェランガム、ラムザン
ガム、トラガントガム、キャロブガム、ローカストビー
ンガム、ペクチン、クインスシード、アルゲコロイド、
グリチルリチン酸、デキストラン、コラーゲン、カゼイ
ン、アルブミン、アガロース、グリコーゲン、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ニトロセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロー
ス、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルエチ
ルセルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステ
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルデンプ
ン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、酢酸フタル酸
セルロース、ポリビニルアルコール(部分ケン化ポリビ
ニルアルコール、完全ケン化ポリビニルアルコールおよ
びこれらにスルホン基を導入したものなど)、ポリエチ
レンオキサイド、ポリオキシエチレンプロピレン共重合
体、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、ポリ
アクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸、ポ
リメタクリル酸塩、ポリスチレンスルホン酸、ポリスチ
レンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の塩、ア
クリルアミドおよびアクリル酸の共重合物、アクリルア
ミドおよびメタクリル酸塩の共重合物、メタクリルアミ
ドおよびアクリルアミドの共重合物、メタクリルアミド
およびメタクリル酸の共重合物、メタクリルアミドおよ
びメタクリル酸塩などがあげられる。なお、塩として
は、アンモニア、アルキルアミン(モノエチルアミン、
モノブチルアミンおよびトリエチルアミンなど)および
アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミンおよびトリエタノールアミンなど)などのア
ミン化合物、周期律表第1族金属(リチウム、ナトリウ
ムおよびカリウムなど)および周期律表第2族金属(マ
グネシウム、カルシウムおよび亜鉛など)などがあげら
れ、完全に、あるいは部分的に塩となっていても良い。
としては、セルロース、プルラン、アルギン酸ナトリウ
ム、アラビアガム、グアーガム、カラギーナン、ゼラチ
ン、カードラン、寒天、デンプン、ヒアルロン酸、スク
レログルカン、シゾフィラン、レンチナン、パラミロ
ン、カロース、ラミナラン、グルコマンナン、アラビノ
ガラクタン、キサンタンガム、ウェランガム、ラムザン
ガム、トラガントガム、キャロブガム、ローカストビー
ンガム、ペクチン、クインスシード、アルゲコロイド、
グリチルリチン酸、デキストラン、コラーゲン、カゼイ
ン、アルブミン、アガロース、グリコーゲン、メチルセ
ルロース、エチルセルロース、ニトロセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロー
ス、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルエチ
ルセルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステ
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルデンプ
ン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、酢酸フタル酸
セルロース、ポリビニルアルコール(部分ケン化ポリビ
ニルアルコール、完全ケン化ポリビニルアルコールおよ
びこれらにスルホン基を導入したものなど)、ポリエチ
レンオキサイド、ポリオキシエチレンプロピレン共重合
体、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、ポリ
アクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸、ポ
リメタクリル酸塩、ポリスチレンスルホン酸、ポリスチ
レンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮
合物、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物の塩、ア
クリルアミドおよびアクリル酸の共重合物、アクリルア
ミドおよびメタクリル酸塩の共重合物、メタクリルアミ
ドおよびアクリルアミドの共重合物、メタクリルアミド
およびメタクリル酸の共重合物、メタクリルアミドおよ
びメタクリル酸塩などがあげられる。なお、塩として
は、アンモニア、アルキルアミン(モノエチルアミン、
モノブチルアミンおよびトリエチルアミンなど)および
アルカノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミンおよびトリエタノールアミンなど)などのア
ミン化合物、周期律表第1族金属(リチウム、ナトリウ
ムおよびカリウムなど)および周期律表第2族金属(マ
グネシウム、カルシウムおよび亜鉛など)などがあげら
れ、完全に、あるいは部分的に塩となっていても良い。
【0015】乳化分散剤の使用割合は、脂肪酸アミド1
00質量部に対して、0.3〜50質量部、好ましくは
0.5〜20質量部、さらに好ましくは0.5〜10質
量部である。乳化分散剤が0.3質量部より少ないと安
定な水性分散液が得られず、50質量部を超えるとイン
ク吸収性やインク受理性などが低下する。
00質量部に対して、0.3〜50質量部、好ましくは
0.5〜20質量部、さらに好ましくは0.5〜10質
量部である。乳化分散剤が0.3質量部より少ないと安
定な水性分散液が得られず、50質量部を超えるとイン
ク吸収性やインク受理性などが低下する。
【0016】攪拌混合機としては、プロペラ型攪拌機、
ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンドミ
ル、超音波分散機、ニーダーおよびラインミキサーなど
が使用できる。
ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンドミ
ル、超音波分散機、ニーダーおよびラインミキサーなど
が使用できる。
【0017】分散機としては、プロペラ型攪拌機(プロ
ペラミキサー、タービンミキサー、デソルバーなど)、
ピストン型高圧乳化機、超音波式乳化分散機、加圧ノズ
ル式乳化機、高速回転高せん断型攪拌分散機、コロイド
ミル、ガラスビーズおよびスチールボールなど種々の媒
体を使用して粉砕分散させるメディア型分散機、例えば
サンドグラインダー、アジテーターミル、ボールミルお
よびアトライターなどが使用でき、これらの2種以上の
設備を組み合わせて使用することもでき、攪拌混合機を
組み合わせて使用することもできる。
ペラミキサー、タービンミキサー、デソルバーなど)、
ピストン型高圧乳化機、超音波式乳化分散機、加圧ノズ
ル式乳化機、高速回転高せん断型攪拌分散機、コロイド
ミル、ガラスビーズおよびスチールボールなど種々の媒
体を使用して粉砕分散させるメディア型分散機、例えば
サンドグラインダー、アジテーターミル、ボールミルお
よびアトライターなどが使用でき、これらの2種以上の
設備を組み合わせて使用することもでき、攪拌混合機を
組み合わせて使用することもできる。
【0018】本発明において脂肪酸アミドの含有量は、
塗被組成物中の全顔料100質量部に対して、固形分換
算で通常0.2〜10質量部、好ましくは0.3〜5質
量部、さらに好ましくは0.5〜3質量部である。0.
2質量部未満の含有量ではロールダスティング防止効果
が十分でなく、5質量部を超える含有量では、顔料塗被
紙のインク吸収性、インク着肉性などが低下する。
塗被組成物中の全顔料100質量部に対して、固形分換
算で通常0.2〜10質量部、好ましくは0.3〜5質
量部、さらに好ましくは0.5〜3質量部である。0.
2質量部未満の含有量ではロールダスティング防止効果
が十分でなく、5質量部を超える含有量では、顔料塗被
紙のインク吸収性、インク着肉性などが低下する。
【0019】本発明において脂肪酸アミドの分散液に
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐水化剤、防腐防黴
剤、殺菌剤、消泡剤、香料、染料および顔料などを含有
または混合させても良い。
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐水化剤、防腐防黴
剤、殺菌剤、消泡剤、香料、染料および顔料などを含有
または混合させても良い。
【0020】本発明に用いられる原紙としては、広葉
樹、針葉樹等の木材繊維を原料とした木材パルプ(砕木
パルプ、レファイナー砕木パルプ、サーモメカニカルパ
ルプなどの機械パルプ。クラフトパルプ、亜硫酸パルプ
などの化学パルプ。ケミグランドパルプ、中性亜硫酸セ
ミケミカルパルプなどのセミケミカルパルプなど)、新
聞、雑誌、情報用紙、印刷紙などを原料とした古紙再生
パルプ(離解パルプ、脱インキパルプなど)、木材以外
の繊維を原料とした非木材パルプ(パガス、ケナフ、ア
シ、ワラ、麻、リンターなどの非木材繊維を原料とした
パルプ、ナイロン、ビニロン、テトロン、アクリル、レ
ーヨン、ポリオレフィンなどの合成繊維をパルプ状にし
た合成パルプなど)から製造される一般の上質系あるい
は中質系の印刷用紙などがあげられる。
樹、針葉樹等の木材繊維を原料とした木材パルプ(砕木
パルプ、レファイナー砕木パルプ、サーモメカニカルパ
ルプなどの機械パルプ。クラフトパルプ、亜硫酸パルプ
などの化学パルプ。ケミグランドパルプ、中性亜硫酸セ
ミケミカルパルプなどのセミケミカルパルプなど)、新
聞、雑誌、情報用紙、印刷紙などを原料とした古紙再生
パルプ(離解パルプ、脱インキパルプなど)、木材以外
の繊維を原料とした非木材パルプ(パガス、ケナフ、ア
シ、ワラ、麻、リンターなどの非木材繊維を原料とした
パルプ、ナイロン、ビニロン、テトロン、アクリル、レ
ーヨン、ポリオレフィンなどの合成繊維をパルプ状にし
た合成パルプなど)から製造される一般の上質系あるい
は中質系の印刷用紙などがあげられる。
【0021】本発明に用いられる顔料としては、主にシ
リカがあげられるが、その他のアルミナ、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸カルシウ
ム、合成ゼオライトおよび酸化亜鉛などの無機顔料、ま
た尿素系樹脂およびポリスチレン系樹脂などの有機顔料
などの白色または無色のものが単独あるいは併用して用
いられる。
リカがあげられるが、その他のアルミナ、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、クレー、タルク、硫酸カルシウ
ム、合成ゼオライトおよび酸化亜鉛などの無機顔料、ま
た尿素系樹脂およびポリスチレン系樹脂などの有機顔料
などの白色または無色のものが単独あるいは併用して用
いられる。
【0022】本発明の接着剤成分としては、水溶性樹脂
(例えばポリビニルアルコール、シリル変成ポリビニル
アルコール、カチオン変成ポリビニルアルコールなどの
変成ポリビニルアルコール、ポリビニルヒドリン、カゼ
イン、大豆蛋白、合成蛋白質類、デンプンならびにカル
ボキシルメチルセルロースおよびメチルセルロースなど
のセルロース誘導体)ならびにスチレン−ブタジエン共
重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体な
どの共役ジエン系重合体ラテックスおよびスチレン−酢
酸ビニル共重合体などのビニル系共重合体ラテックスで
ある水分散性樹脂、水性アクリル樹脂、水性ポリエステ
ル樹脂および水性ポリウレタン樹脂など、その他一般に
塗工紙分野で公知公用の各種接着剤が単独あるいは併用
して用いられる。なお、これらの接着剤は顔料100質
量部あたり通常5〜200質量部、好ましくは10〜1
00質量部程度の範囲で使用される。5質量部未満の配
合量では塗被層強度が十分でなく、200質量部を超え
る配合量ではインク吸収性、インク受理性などが低下す
る。また本発明のインクジェット記録用紙には、カチオ
ン性樹脂、分散剤、耐水化剤、保水剤、流動性改良剤、
消泡剤、潤滑剤、湿潤剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
着色剤および防腐剤など、通常の塗被組成物に配合され
る各種助剤を必要に応じて適宜使用することができる。
(例えばポリビニルアルコール、シリル変成ポリビニル
アルコール、カチオン変成ポリビニルアルコールなどの
変成ポリビニルアルコール、ポリビニルヒドリン、カゼ
イン、大豆蛋白、合成蛋白質類、デンプンならびにカル
ボキシルメチルセルロースおよびメチルセルロースなど
のセルロース誘導体)ならびにスチレン−ブタジエン共
重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体な
どの共役ジエン系重合体ラテックスおよびスチレン−酢
酸ビニル共重合体などのビニル系共重合体ラテックスで
ある水分散性樹脂、水性アクリル樹脂、水性ポリエステ
ル樹脂および水性ポリウレタン樹脂など、その他一般に
塗工紙分野で公知公用の各種接着剤が単独あるいは併用
して用いられる。なお、これらの接着剤は顔料100質
量部あたり通常5〜200質量部、好ましくは10〜1
00質量部程度の範囲で使用される。5質量部未満の配
合量では塗被層強度が十分でなく、200質量部を超え
る配合量ではインク吸収性、インク受理性などが低下す
る。また本発明のインクジェット記録用紙には、カチオ
ン性樹脂、分散剤、耐水化剤、保水剤、流動性改良剤、
消泡剤、潤滑剤、湿潤剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
着色剤および防腐剤など、通常の塗被組成物に配合され
る各種助剤を必要に応じて適宜使用することができる。
【0023】本発明の塗被組成物は、通常の塗工紙紙製
造に用いられるブレードコーター、エアナイフコータ
ー、ロールコーター、カーテンフローコーター、ロッド
コーター、グラビアコーターおよびサイズプレスコータ
ーなどの塗被装置を備えたオンマシンあるいはオフマシ
ンコーターによって原紙上に片面または両面に、単層ま
たは二層以上塗被される。原紙としては、一般の顔料塗
被紙製造に用いられる坪量40〜300g/m2 のパ
ルプ繊維を主体とする原紙または合成紙が使用できる。
塗被組成物の塗被量は、片面あたり乾燥質量で通常5〜
40g/m2 、白紙品質や印刷適性の面から10〜2
5g/m2 の範囲で塗被されるのが好ましい。さらに
本発明のインクジェット記録用紙には、白紙光沢の調整
や印刷適性向上のためスーパーカレンダー、マットカレ
ンダー、ソフトニップカレンダーおよびマシンカレンダ
ーなどの表面処理装置を使用することもできる。
造に用いられるブレードコーター、エアナイフコータ
ー、ロールコーター、カーテンフローコーター、ロッド
コーター、グラビアコーターおよびサイズプレスコータ
ーなどの塗被装置を備えたオンマシンあるいはオフマシ
ンコーターによって原紙上に片面または両面に、単層ま
たは二層以上塗被される。原紙としては、一般の顔料塗
被紙製造に用いられる坪量40〜300g/m2 のパ
ルプ繊維を主体とする原紙または合成紙が使用できる。
塗被組成物の塗被量は、片面あたり乾燥質量で通常5〜
40g/m2 、白紙品質や印刷適性の面から10〜2
5g/m2 の範囲で塗被されるのが好ましい。さらに
本発明のインクジェット記録用紙には、白紙光沢の調整
や印刷適性向上のためスーパーカレンダー、マットカレ
ンダー、ソフトニップカレンダーおよびマシンカレンダ
ーなどの表面処理装置を使用することもできる。
【0024】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明す
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。実施例および比較例で得られたインクジェット記録
用紙を、スーパーカレンダー掛け処理したときのダステ
ィング防止性、インク吸収性、表面平滑性および滑り性
の評価結果ならびに実施例および比較例で用いた脂肪酸
アミドの平均粒子径測定方法を以下に示す。
るが、本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。実施例および比較例で得られたインクジェット記録
用紙を、スーパーカレンダー掛け処理したときのダステ
ィング防止性、インク吸収性、表面平滑性および滑り性
の評価結果ならびに実施例および比較例で用いた脂肪酸
アミドの平均粒子径測定方法を以下に示す。
【0025】ダスティング防止性:10%固形分のポリ
ビニルアルコール(クラレ(株)製、PVR117)水
溶液400質量部にシリカ(徳山曹達(株)製、トクシ
ール)100質量部を加え、表1に示した脂肪酸アミ
ド、脂肪酸金属塩およびポリオレフィン樹脂分散物A〜
W(実施例1〜22、比較例1〜11)を表2〜3に示
した添加量をそれぞれ加え、さらに水を加えて十分混合
し固形分濃度が15%の塗被組成物を得た。この塗被組
成物を坪量64g/m2 の上質紙原紙に塗工むらが出
ないよう速度300m/sで塗工し、135℃で20秒
間乾燥した。得られたインクジェット記録用紙を温度1
00℃、線圧150kg/cmのスーパーカレンダーに
1回通紙し、チルドロール面の汚れを観察して評価し
た。評価の基準は以下の通りである。 ○:ロール面に汚れはほとんど認められない。 △:ロール面にかすかな汚れが認められる。 ×:ロール面に明らかな汚れが認められる。
ビニルアルコール(クラレ(株)製、PVR117)水
溶液400質量部にシリカ(徳山曹達(株)製、トクシ
ール)100質量部を加え、表1に示した脂肪酸アミ
ド、脂肪酸金属塩およびポリオレフィン樹脂分散物A〜
W(実施例1〜22、比較例1〜11)を表2〜3に示
した添加量をそれぞれ加え、さらに水を加えて十分混合
し固形分濃度が15%の塗被組成物を得た。この塗被組
成物を坪量64g/m2 の上質紙原紙に塗工むらが出
ないよう速度300m/sで塗工し、135℃で20秒
間乾燥した。得られたインクジェット記録用紙を温度1
00℃、線圧150kg/cmのスーパーカレンダーに
1回通紙し、チルドロール面の汚れを観察して評価し
た。評価の基準は以下の通りである。 ○:ロール面に汚れはほとんど認められない。 △:ロール面にかすかな汚れが認められる。 ×:ロール面に明らかな汚れが認められる。
【0026】インク吸収性:ダスティング防止性評価の
際に作成したインクジェット記録用紙にインクジェット
プリンター(セイコーエプソン(株)製、PM−750
C)を用いて印字し、その品質を観察して評価した。評
価の基準は以下の通りである。 ○:優れた印字像が得られている。 △:実用上問題ないが「○」のものと比較すると劣って
いる。 ×:印字品質が悪く、実用上問題がある。
際に作成したインクジェット記録用紙にインクジェット
プリンター(セイコーエプソン(株)製、PM−750
C)を用いて印字し、その品質を観察して評価した。評
価の基準は以下の通りである。 ○:優れた印字像が得られている。 △:実用上問題ないが「○」のものと比較すると劣って
いる。 ×:印字品質が悪く、実用上問題がある。
【0027】表面平滑性:ダスティング防止性評価の際
に作成したインクジェット記録用紙の平滑度を王研式平
滑度計を用いて測定した。数字が大きいほど平滑性は高
い。
に作成したインクジェット記録用紙の平滑度を王研式平
滑度計を用いて測定した。数字が大きいほど平滑性は高
い。
【0028】滑り性:JIS.P8147法に準じ、テ
ンシロンUTIII型(東洋ボールドウィン社製)を用
い、ダスティング防止性評価の際に作成したインクジェ
ット記録用紙表面間の動摩擦係数(動いている紙の動き
を阻止しようとする摩擦力と垂直の力の比)を測定し
た。動摩擦係数が小さいほど滑り性は優れる。
ンシロンUTIII型(東洋ボールドウィン社製)を用
い、ダスティング防止性評価の際に作成したインクジェ
ット記録用紙表面間の動摩擦係数(動いている紙の動き
を阻止しようとする摩擦力と垂直の力の比)を測定し
た。動摩擦係数が小さいほど滑り性は優れる。
【0029】粒子径測定:レーザー光回折・散乱法式粒
度分布測定装置(MICROTRACHRA、Leed
s&Northrup製)を用いて、以下の条件で測定
した。 累積平均粒子径は、体積百分率が50%になるときの粒
子径。 サンプル固形分濃度:2.5% 流量:40ml/秒 計測時間:30秒
度分布測定装置(MICROTRACHRA、Leed
s&Northrup製)を用いて、以下の条件で測定
した。 累積平均粒子径は、体積百分率が50%になるときの粒
子径。 サンプル固形分濃度:2.5% 流量:40ml/秒 計測時間:30秒
【0030】実施例1〜22、比較例1〜11 10%固形分のポリビニルアルコール(クラレ(株)
製、PVR117)水溶液400質量部にシリカ(徳山
曹達(株)製、トクシール)100質量部を加え、さら
に表1に示した脂肪酸アミド、脂肪酸金属塩およびポリ
オレフィン樹脂分散物A〜W(実施例1〜22、比較例
1〜10)を表2〜3に示した添加量をそれぞれ加え、
さらに水を加えて十分混合し固形分濃度が15%の塗被
組成物を得た。この塗被組成物を坪量64g/m2 の
上質紙原紙に塗被量が15g/m2 になるようにブレー
ドコーターを用いて塗布、乾燥してインクジェット記録
用紙を得た。比較のため、脂肪酸アミド、脂肪酸金属塩
およびポリオレフィン樹脂分散物A〜Wを含まない塗被
組成物を作成し、同様に塗布、乾燥したインクジェット
記録用紙を作成した(比較例11)。
製、PVR117)水溶液400質量部にシリカ(徳山
曹達(株)製、トクシール)100質量部を加え、さら
に表1に示した脂肪酸アミド、脂肪酸金属塩およびポリ
オレフィン樹脂分散物A〜W(実施例1〜22、比較例
1〜10)を表2〜3に示した添加量をそれぞれ加え、
さらに水を加えて十分混合し固形分濃度が15%の塗被
組成物を得た。この塗被組成物を坪量64g/m2 の
上質紙原紙に塗被量が15g/m2 になるようにブレー
ドコーターを用いて塗布、乾燥してインクジェット記録
用紙を得た。比較のため、脂肪酸アミド、脂肪酸金属塩
およびポリオレフィン樹脂分散物A〜Wを含まない塗被
組成物を作成し、同様に塗布、乾燥したインクジェット
記録用紙を作成した(比較例11)。
【0031】実施例1〜22、比較例1〜11で得られ
たインクジェット記録用紙のダスティング防止性、イン
ク吸収性、表面平滑性および滑り性の評価結果を表2〜
3に示す。
たインクジェット記録用紙のダスティング防止性、イン
ク吸収性、表面平滑性および滑り性の評価結果を表2〜
3に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】表2〜3から明らかなように、本発明の
インクジェット記録用紙は、従来のインクジェット記録
用紙に比べ格段に優れた潤滑性能を持ち、インク吸収性
の低下がほとんどなく、かつロールダスティング防止効
果に優れており、高光沢タイプのインクジェット記録用
紙を効率よく生産することが可能であり、実用上極めて
有用である。
インクジェット記録用紙は、従来のインクジェット記録
用紙に比べ格段に優れた潤滑性能を持ち、インク吸収性
の低下がほとんどなく、かつロールダスティング防止効
果に優れており、高光沢タイプのインクジェット記録用
紙を効率よく生産することが可能であり、実用上極めて
有用である。
Claims (3)
- 【請求項1】 炭素数が2〜50かつ累積平均粒子径が
0.01〜10μmである水不溶性の脂肪酸アミドを必
須成分とするインクジェット記録用紙用潤滑剤組成物。 - 【請求項2】 脂肪酸アミドが、水中に分散されたもの
である請求項1記載の潤滑剤組成物。 - 【請求項3】 原紙上に顔料および接着剤を主成分とす
る塗被組成物を塗被、乾燥して得られるインクジェット
記録用紙において、最上層に塗被される組成物中に、全
顔料100質量部に対し請求項1または2記載の潤滑剤
組成物を固形分換算で0.2〜10質量部含有すること
を特徴とするインクジェット記録用紙用塗被組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001047151A JP2002240424A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | インクジェット記録用紙用潤滑剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001047151A JP2002240424A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | インクジェット記録用紙用潤滑剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002240424A true JP2002240424A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18908646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001047151A Pending JP2002240424A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | インクジェット記録用紙用潤滑剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002240424A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1498279A1 (en) * | 2003-06-17 | 2005-01-19 | Konica Minolta Photo Imaging, Inc. | Production method of porous medium |
JP2010106087A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Kohjin Co Ltd | 紫外線硬化型コート剤 |
JP2014205270A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 北越紀州製紙株式会社 | インクジェット印刷用紙 |
JP2014205269A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 北越紀州製紙株式会社 | インクジェット記録用紙 |
JP2014231177A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | 北越紀州製紙株式会社 | インクジェット印刷用紙 |
WO2020196401A1 (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 日立化成株式会社 | 潤滑剤、粉末混合物及び焼結体の製造方法 |
-
2001
- 2001-02-22 JP JP2001047151A patent/JP2002240424A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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