JP2002240352A - インクジェットプリンタおよび画像印刷システム並びにそれらの印刷方法 - Google Patents

インクジェットプリンタおよび画像印刷システム並びにそれらの印刷方法

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JP2002240352A
JP2002240352A JP2001047073A JP2001047073A JP2002240352A JP 2002240352 A JP2002240352 A JP 2002240352A JP 2001047073 A JP2001047073 A JP 2001047073A JP 2001047073 A JP2001047073 A JP 2001047073A JP 2002240352 A JP2002240352 A JP 2002240352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷対象物をX軸方向に送りつつ、Y軸方向
に並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッドを、印刷対象物
に対してX軸方向およびY軸方向に相対的に走査するこ
とにより、その印刷対象物に単位印刷画像を複数回印刷
する場合に、印刷動作の時間の無駄を極力減らして、印
刷の高速化を図ることができるインクジェットプリンタ
および画像印刷システム並びにそれらの印刷方法を提供
する。 【解決手段】 単位印刷画像を複数回印刷する場合に、
その印刷のために印刷ヘッドが相対走査される所定の印
刷領域において、印刷ヘッドが印刷対象物に対して所定
の走査軌跡の始点から開始して終点に到達するように相
対走査させて、複数回印刷のうちの奇数回目の印刷を行
い、印刷領域において、走査軌跡の終点から開始して始
点に到達するように相対走査させて、偶数回目の印刷を
行い、各印刷の後、印刷対象物をX軸方向に単位印刷画
像分だけ送ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタおよびそれを備えた画像印刷システム並びにそれ
らの印刷方法に関し、特に2次元直交座標の互いに直交
する2軸をX軸およびY軸としたときに、Y軸方向に並
ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッド(インクジェットヘ
ッド)を、印刷対象物に対してX軸方向およびY軸方向
に相対的に走査することにより、その印刷対象物に印刷
画像を印刷するインクジェットプリンタおよびそれを備
えた画像印刷システム並びにそれらの印刷方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインクジェットプリンタ
では、印刷対象物をY軸方向に送りつつ、その印刷対象
物に印刷画像を印刷している。例えば本件出願人も、す
でにこの種のインクジェットプリンタを提案している
(特願平09−339361号)。一方、印刷対象物を
X軸方向に送りつつ、その印刷対象物に印刷画像を印刷
するインクジェットプリンタは知られていない。例えば
長尺状(テープ状)の印刷対象物をその長手方向がX軸
方向に一致するように装着して、その印刷対象物をX軸
方向に送りつつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する
印刷ヘッド(インクジェットヘッド)により印刷するよ
うなインクジェットプリンタは知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、(例えばテ
ープ状の)印刷対象物をX軸方向に送って印刷する場
合、印刷対象物をY軸方向に送る場合には生じ得ない問
題が発生する。例えば図16に示すように、印刷対象物
をX軸方向(図示の黒の「←」の方向)に送りつつ、印
刷ヘッドPHにより単位印刷画像D1を印刷する場合、
原点(始点)SPに復帰させる(図示の一点鎖線)移動
量が大きくて時間が掛かり、その原点復帰を待つために
印刷速度が低下せざるを得ない場合がある。特に、印刷
画像のY軸方向の幅が大きい場合には、印刷対象物の送
りの時間に比して原点復帰の時間が大きくなり易く、全
体として印刷効率を低下させ、印刷速度を低下させる要
因となる。
【0004】そこで、本発明は、印刷対象物をX軸方向
に送りつつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷
ヘッドを、印刷対象物に対してX軸方向およびY軸方向
に相対的に走査することにより、その印刷対象物に単位
印刷画像を複数回印刷する場合に、印刷動作の時間の無
駄を極力減らして、印刷の高速化を図ることができるイ
ンクジェットプリンタおよびそれを備えた画像印刷シス
テム並びにそれらの印刷方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のイン
クジェットプリンタは、2次元直交座標の互いに直交す
る2軸をX軸およびY軸としたときに、印刷対象物をX
軸方向に送りつつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有す
る印刷ヘッドを、前記印刷対象物に対してX軸方向およ
びY軸方向に相対的に走査することにより、前記印刷対
象物に単位印刷画像を複数回印刷するインクジェットプ
リンタであって、前記単位印刷画像を印刷するために前
記印刷ヘッドが相対走査される所定の印刷領域におい
て、前記印刷ヘッドが前記印刷対象物に対して所定の走
査軌跡の始点から開始して終点に到達するように相対走
査させて、前記複数回印刷のうちの奇数回目の印刷を行
う奇数回目印刷手段と、前記印刷領域において、前記印
刷ヘッドが前記印刷対象物に対して前記走査軌跡の前記
終点から開始して前記始点に到達するように相対走査さ
せて、前記複数回印刷のうちの偶数回目の印刷を行う偶
数回目印刷手段と、前記奇数回目または前記偶数回目の
印刷の後、前記印刷対象物をX軸方向に前記単位印刷画
像分だけ送る印刷対象物送り手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0006】また、請求項14のインクジェットプリン
タの印刷方法は、2次元直交座標の互いに直交する2軸
をX軸およびY軸としたときに、印刷対象物をX軸方向
に送りつつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷
ヘッドを、前記印刷対象物に対してX軸方向およびY軸
方向に相対的に走査することにより、前記印刷対象物に
単位印刷画像を複数回印刷するインクジェットプリンタ
の印刷方法であって、前記単位印刷画像を印刷するため
に前記印刷ヘッドが相対走査される所定の印刷領域にお
いて、前記印刷ヘッドが前記印刷対象物に対して所定の
走査軌跡の始点から開始して終点に到達するように相対
走査させて、前記複数回印刷のうちの奇数回目の印刷を
行う奇数回目印刷工程と、前記印刷領域において、前記
印刷ヘッドが前記印刷対象物に対して前記走査軌跡の前
記終点から開始して前記始点に到達するように相対走査
させて、前記複数回印刷のうちの偶数回目の印刷を行う
偶数回目印刷工程と、前記奇数回目または前記偶数回目
の印刷の後、前記印刷対象物をX軸方向に前記単位印刷
画像分だけ送る印刷対象物送り工程と、を備えたことを
特徴とする。
【0007】このインクジェットプリンタおよびその印
刷方法では、印刷対象物をX軸方向に送りつつ、Y軸方
向に並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッドを、印刷対象
物に対してX軸方向およびY軸方向に相対的に走査する
ことにより、印刷対象物に単位印刷画像を複数回印刷す
る。この場合、所定の印刷領域において、印刷ヘッドが
印刷対象物に対して所定の走査軌跡の始点から開始して
終点に到達するように相対走査させて、複数回印刷のう
ちの奇数回目の印刷を行うとともに、走査軌跡の終点か
ら開始して始点に到達するように相対走査させて、偶数
回目の印刷を行う。すなわち、奇数回目の印刷と偶数回
目の印刷では、同じ走査軌跡(走査ルート)を逆に走査
して印刷を行う。このため、奇数回目または偶数回目の
印刷の後、印刷対象物をX軸方向に単位印刷画像分だけ
送る時間内に、原点復帰のための動作を要しない。した
がって、印刷対象物をX軸方向に送りつつ、Y軸方向に
並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッドを、印刷対象物に
対してX軸方向およびY軸方向に相対的に走査すること
により、その印刷対象物に単位印刷画像を複数回印刷す
る場合に、印刷動作の時間の無駄を極力減らして、印刷
の高速化を図ることができる。
【0008】また、請求項1のインクジェットプリンタ
において、前記印刷対象物は、長尺状であり、その長手
方向がX軸方向に一致するように装着されることが好ま
しい。
【0009】また、請求項14のインクジェットプリン
タの印刷方法において、前記印刷対象物は、長尺状であ
り、その長手方向がX軸方向に一致するように装着され
ることが好ましい。
【0010】このインクジェットプリンタおよびその印
刷方法では、印刷対象物は、長尺状であり、その長手方
向がX軸方向に一致するように装着されるので、1回の
走査で印刷可能な量を増大させることができ、さらに高
速化が図れる。
【0011】また、請求項2のインクジェットプリンタ
において、前記単位印刷画像は、予め用意された印刷画
像データにより表現される印刷画像を、前記印刷対象物
のX軸方向にN個(Nは整数)並べた画像であることが
好ましい。
【0012】また、請求項15のインクジェットプリン
タの印刷方法において、前記単位印刷画像は、予め用意
された印刷画像データにより表現される印刷画像を、前
記印刷対象物のX軸方向にN個(Nは整数)並べた画像
であることが好ましい。
【0013】このインクジェットプリンタおよびその印
刷方法では、予め用意された印刷画像データにより表現
される印刷画像を、印刷対象物のX軸方向にN個(Nは
整数)並べた画像である。すなわち、元になる印刷画像
をN個並べた単位印刷画像を1回の印刷により印刷しそ
れを単位として複数回印刷できるので、元になる印刷画
像の多数印刷を高速に行うことができる。
【0014】また、請求項3のインクジェットプリンタ
において、前記印刷画像は、X軸方向にJ(Jは2以上
の整数)ドットおよびY軸方向にK(Kは2以上の整
数)ドットのJドット×Kドットのドットマトリクスか
ら成り、前記複数回印刷のうちの最初の印刷である1回
目印刷と並行してあるいはそれ以前に、前記印刷画像デ
ータのうちのX軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表
現する各ラインデータを、所定の通信プロトコルに従っ
て所定の通信相手から順次受信することにより、Y軸方
向のKライン分に対応するK個のラインデータを順次受
信するラインデータ受信手段と、前記Kラインのうちの
k(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデ
ータを受信したときに、それを第k短ラインデータとし
てN個分コピーして順次並べることにより、前記Jドッ
トの1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×Nドットの
1ライン分を表現する第k長ラインデータを作成する長
ラインデータ作成手段と、をさらに備え、前記奇数回目
または前記偶数回目の印刷では、作成された前記第k長
ラインデータによって表現されるJ×Nドットの1ライ
ンをkライン目として、前記印刷対象物のX軸方向に印
刷することが好ましい。
【0015】また、請求項16のインクジェットプリン
タの印刷方法において、前記印刷画像は、X軸方向にJ
(Jは2以上の整数)ドットおよびY軸方向にK(Kは
2以上の整数)ドットのJドット×Kドットのドットマ
トリクスから成り、前記複数回印刷のうちの最初の印刷
である1回目印刷と並行してあるいはそれ以前に、前記
印刷画像データのうちのX軸方向に並ぶJドットの1ラ
イン分を表現する各ラインデータを、所定の通信プロト
コルに従って所定の通信相手から順次受信することによ
り、Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデー
タを順次受信するラインデータ受信工程と、前記Kライ
ンのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の整数)番目
のラインデータを受信したときに、それを第k短ライン
データとしてN個分コピーして順次並べることにより、
前記Jドットの1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×
Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータを
作成する長ラインデータ作成工程と、をさらに備え、前
記奇数回目または前記偶数回目の印刷では、作成された
前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドッ
トの1ラインをkライン目として、前記印刷対象物のX
軸方向に印刷することが好ましい。
【0016】このインクジェットプリンタおよびその印
刷方法では、印刷画像は、X軸方向にJ(Jは2以上の
整数)ドットおよびY軸方向にK(Kは2以上の整数)
ドットのJドット×Kドットのドットマトリクスから成
り、複数回印刷のうちの最初の印刷である1回目印刷と
並行してあるいはそれ以前に、印刷画像データのうちの
X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各ライ
ンデータを、所定の通信プロトコルに従って所定の通信
相手から順次受信することにより、Y軸方向のKライン
分に対応するK個のラインデータを順次受信する。ま
た、Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の
整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第
k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べるこ
とにより、Jドットの1ライン分をX軸方向にN個並べ
たJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ラインデ
ータを作成し、作成された第k長ラインデータによって
表現されるJ×Nドットの1ラインをkライン目とし
て、印刷対象物のX軸方向に印刷する。
【0017】この場合、k番目のラインデータ(第k短
ラインデータ)を受信した後であれば、それをN個分コ
ピーして第k長ラインデータを作成できる。すなわちK
個全てのラインデータ(すなわち印刷画像データ全体)
の受信を待たなくても、Jドットの1ライン分の各ライ
ンデータを受信する毎に、J×Nドットの1ライン分の
印刷ができるので、少なくとも1回目印刷においては、
印刷画像データの通信とその後の単位印刷画像の印刷と
を並列処理でき、全体として、印刷をさらに高速化でき
る。
【0018】また、請求項5の画像印刷システムは、請
求項4に記載のインクジェットプリンタと、前記印刷画
像データを作成する印刷画像作成手段と、作成された前
記印刷画像データのうちの前記K個のラインデータを第
1インタフェースを介して順次送信する印刷画像通信手
段と、を備え、前記ラインデータ受信手段では、前記第
1インタフェースを介して前記K個のラインデータを受
信することを特徴とする。
【0019】また、請求項18の画像印刷システムの印
刷方法は、請求項17に記載のインクジェットプリンタ
の印刷方法に記載の各工程と、前記印刷画像データを作
成する印刷画像作成工程と、作成された前記印刷画像デ
ータのうちの前記K個のラインデータを第1インタフェ
ースを介して順次送信する印刷画像通信工程と、を備
え、前記ラインデータ受信工程では、前記第1インタフ
ェースを介して前記K個のラインデータを受信すること
を特徴とする。
【0020】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、印刷画像データを作成し、作成された印刷画像デ
ータのうちのK個のラインデータを第1インタフェース
を介して順次送信し、受信側では、請求項4または17
で上述のように、Kラインのうちのk番目のラインデー
タ(第k短ラインデータ)を受信したときに、Jドット
の1ライン分をX軸方向にN個並べたJ×Nドットの1
ライン分を表現する第k長ラインデータを作成し、作成
された第k長ラインデータによって表現されるJ×Nド
ットの1ラインをkライン目として、印刷対象物のX軸
方向に印刷する。したがって、所望の印刷画像を表現す
る印刷画像データを作成し、そのうちの1ライン分を表
現する各ラインデータの単位で、第1インタフェースを
介して通信しつつ、その印刷画像をN個並べた単位印刷
画像の複数回印刷を高速化できる。
【0021】また、請求項5の画像印刷システムにおい
て、前記第1インタフェースは、RS−232C、US
BまたはIEEE1394の規格に従った通信が可能な
ものであることが好ましい。
【0022】また、請求項18の画像印刷システムの印
刷方法において、前記第1インタフェースは、RS−2
32C、USBまたはIEEE1394の規格に従った
通信が可能なものであることが好ましい。
【0023】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、第1インタフェースは、RS−232C、USB
またはIEEE1394の規格に従った通信が可能なも
のなので、所望の印刷画像を表現する印刷画像データ
を、各ラインデータの単位で、RS−232C、USB
またはIEEE1394の規格に従って通信しつつ、そ
の印刷画像をN個並べた単位印刷画像の複数回印刷を高
速化できる。
【0024】また、請求項5の画像印刷システムにおい
て、前記第1インタフェースは、セントロニクスの規格
に従った通信が可能なものであることが好ましい。
【0025】また、請求項18の画像印刷システムの印
刷方法において、前記第1インタフェースは、セントロ
ニクスの規格に従った通信が可能なものであることが好
ましい。
【0026】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、第1インタフェースは、セントロニクスの規格に
従った通信が可能なものなので、所望の印刷画像を表現
する印刷画像データを、各ラインデータの単位で、セン
トロニクスの規格に従って通信しつつ、その印刷画像を
N個並べた単位印刷画像の複数回印刷を高速化できる。
【0027】また、請求項5ないし7のいずれかの画像
印刷システムにおいて、前記印刷画像通信手段は、前記
印刷画像データを第2インタフェースを介して送信する
画像データ送信手段と、前記第2インタフェースを介し
て前記印刷画像データを受信して前記K個のラインデー
タに分割するデータ分割手段と、分割された前記K個の
ラインデータを1個ずつ順次、前記第1インタフェース
を介して送信するラインデータ送信手段と、を有するこ
とが好ましい。
【0028】また、請求項18ないし20のいずれかの
画像印刷システムの印刷方法において、前記印刷画像通
信工程は、前記印刷画像データを第2インタフェースを
介して送信する画像データ送信工程と、前記第2インタ
フェースを介して前記印刷画像データを受信して前記K
個のラインデータに分割するデータ分割工程と、分割さ
れた前記K個のラインデータを1個ずつ順次、前記第1
インタフェースを介して送信するラインデータ送信工程
と、を有することが好ましい。
【0029】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、印刷画像データを作成し、作成された印刷画像デ
ータを第2インタフェースを介して送信し、受信側で
は、受信した印刷画像データをK個のラインデータに分
割して、K個のラインデータを第1インタフェースを介
して1個ずつ順次送信し、以下、請求項5ないし7また
は請求項18ないし20で上述と同様に、第k短ライン
データに基づいて第k長ラインデータを作成し、作成さ
れた第k長ラインデータによって表現されるJ×Nドッ
トの1ラインをkライン目として、印刷対象物のX軸方
向に印刷する。したがって、所望の印刷画像を表現する
印刷画像データを第2インタフェースを介して通信し、
かつ、その印刷画像データのうちの1ライン分を表現す
る各ラインデータの単位で、第1インタフェースを介し
て通信しつつ、その印刷画像をN個並べた単位印刷画像
の複数回印刷を高速化できる。
【0030】また、請求項8の画像印刷システムにおい
て、前記第2インタフェースは、所定のネットワークを
介したものであることが好ましい。
【0031】また、請求項21の画像印刷システムの印
刷方法において、前記第2インタフェースは、所定のネ
ットワークを介したものであることが好ましい。
【0032】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、第2インタフェースは、所定のネットワークを介
したものなので、所望の印刷画像を表現する印刷画像デ
ータを、所定のネットワークを介した第2インタフェー
スを介して通信し、かつ、その印刷画像データのうちの
1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1イ
ンタフェースを介して通信しつつ、その印刷画像をN個
並べた単位印刷画像の複数回印刷を高速化できる。
【0033】また、請求項9の画像印刷システムにおい
て、前記ネットワークには、インターネットが含まれる
ことが好ましい。
【0034】また、請求項22の画像印刷システムの印
刷方法において、前記ネットワークには、インターネッ
トが含まれることが好ましい。
【0035】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、ネットワークには、インターネットが含まれるの
で、第2インタフェースは、インターネットを含む所定
のネットワークを介したものである。このため、所望の
印刷画像を表現する印刷画像データを、インターネット
を含むネットワークを介した第2インタフェースを介し
て通信し、かつ、その印刷画像データのうちの1ライン
分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェ
ースを介して通信しつつ、その印刷画像をN個並べた単
位印刷画像の複数回印刷を高速化できる。
【0036】また、請求項9または10の画像印刷シス
テムにおいて、前記ネットワークには、所定のローカル
エリアネットワークが含まれることが好ましい。
【0037】また、請求項22または23の画像印刷シ
ステムの印刷方法において、前記ネットワークには、所
定のローカルエリアネットワークが含まれることが好ま
しい。
【0038】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、所定のローカルエリアネットワーク(LAN)が
含まれるので、第2インタフェースは、所定のLANを
含むネットワークを介したものである。このため、所望
の印刷画像を表現する印刷画像データを、LANを含む
所定のネットワークを介した第2インタフェースを介し
て通信し、かつ、その印刷画像データのうちの1ライン
分を表現する各ラインデータの単位で、第1インタフェ
ースを介して通信しつつ、その印刷画像をN個並べた単
位印刷画像の複数回印刷を高速化できる。
【0039】また、請求項8ないし11のいずれかの画
像印刷システムにおいて、前記第2インタフェースは、
IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従った通信
が可能なものであることが好ましい。
【0040】また、請求項21ないし24のいずれかの
画像印刷システムの印刷方法において、前記第2インタ
フェースは、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコル
に従った通信が可能なものであることが好ましい。
【0041】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、第2インタフェースは、IEEE標準LAN準拠
の通信プロトコルに従った通信が可能なものなので、所
望の印刷画像を表現する印刷画像データを、IEEE標
準LAN準拠の通信プロトコルに従って第2インタフェ
ースを介して通信し、かつ、その印刷画像データのうち
の1ライン分を表現する各ラインデータの単位で、第1
インタフェースを介して通信しつつ、その印刷画像をN
個並べた単位印刷画像の複数回印刷を高速化できる。
【0042】また、請求項8ないし12のいずれかの画
像印刷システムにおいて、前記第2インタフェースは、
イーサネット、FDDIおよびATMの少なくとも1の
データリンクプロトコルに従った通信が可能なものであ
ることが好ましい。
【0043】また、請求項21ないし25のいずれかの
画像印刷システムの印刷方法において、前記第2インタ
フェースは、イーサネット、FDDIおよびATMの少
なくとも1のデータリンクプロトコルに従った通信が可
能なものであることが好ましい。
【0044】この画像印刷システムおよびその印刷方法
では、第2インタフェースは、イーサネット、FDDI
およびATMの少なくとも1のデータリンクプロトコル
に従った通信が可能なものなので、所望の印刷画像を表
現する印刷画像データを、イーサネット、FDDIおよ
びATMの少なくとも1のデータリンクプロトコルに従
って第2インタフェースを介して通信し、かつ、その印
刷画像データのうちの1ライン分を表現する各ラインデ
ータの単位で、第1インタフェースを介して通信しつ
つ、その印刷画像をN個並べた単位印刷画像の複数回印
刷を高速化できる。データリンクプロトコルとしては、
これらの他、Token Ring、100VG−An
yLAN、Fiber Channel、HIPPI、
IEEE1394(ファイヤワイヤ(Fire Wir
e))等を利用することもできる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
インクジェットプリンタおよびそれを備えた画像印刷シ
ステム並びにそれらの印刷方法を適用した画像印刷シス
テムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0046】まず、図1に示すように、この画像印刷シ
ステムPSYSは、パソコンやエンジニアリングワーク
ステーション(EWS)等を有して、所望の印刷画像の
印刷画像データを作成するための画像作成システム(ま
たは装置)WS0と、印刷画像データに基づいて印刷画
像を印刷する画像印刷装置1と、を備え、画像作成シス
テムWS0によって作成された印刷画像データは、その
うちの1ライン分を表現する各ラインデータの単位で第
1インタフェースIF1を介して画像印刷装置1へ転送
(送信)される。
【0047】次に、図1ないし図3に示すように、画像
印刷装置1では、(図示右側に)リール状で供給(装
着)されるテープTを印刷対象物とし、ペーパーフィー
ド(PF)モータMPFにより駆動されるPFローラ1
1によって、印刷のための作業エリア(印刷可能領域)
となる吸着ユニット12にテープTを繰り出し、ヘッド
ユニット6に搭載された(詳細は図外の)印刷ヘッド群
(インクジェットヘッド群)PHによりテープTに所望
の印刷を行い、印刷済み部分は随時(図示左側に)送り
出される。吸着ユニット12は、印刷中には、図外のフ
ァンによってテープTを所定の印刷位置に保持するよう
になっている。
【0048】テープTには、通常の紙テープのように、
裏面に接着面がないタイプのものと、裏面に接着面が形
成され剥離紙によって覆われたタイプのものがあり、テ
ープ幅としても50mm〜150mm程度の範囲の各種
(約5mm程度毎に20種程度)が用意されている。ま
た、テープTの装着を案内するために幅調整自在に設け
られた図外のテープガイド(フィードガイド:案内板
等)には、図外のテープ幅検出センサが接続され、装着
されたテープTのテープ幅を検出できるようになってい
る。なお、図3に示すように、以下の説明においては、
テープTの長手方向をX軸方向または主走査方向、それ
に直交する方向をY軸方向または副走査方向とする。
【0049】ヘッドユニット6は、主走査ユニット13
上に搭載されたキャリッジCRと、そのキャリッジCR
に着脱自在に装着された6色(黒(K)、黄(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ライトマゼンタ(L
M)、ライトシアン(LC))用のインクカートリッジ
INKと、キャリッジCRの下部にテープTに対向可能
なように搭載された印刷ヘッド群PHとを備えている。
ここで、主走査ユニット13は、副走査キャリッジモー
タMCRYによって吸着ユニット12の上部で副走査方
向(Y軸方向)に移動自在に駆動される。また、キャリ
ッジCRは主走査キャリッジモータMCRXによって主
走査方向(X軸方向)に移動自在に駆動されるので、こ
れにより、ヘッドユニット6(の印刷ヘッド群PH)
は、吸着ユニット12の上部(すなわち印刷のための作
業エリアの上部)に移動自在となっている。
【0050】なお、この場合の印刷可能領域(印刷可能
エリア、作業可能エリア)WPA(図12等参照)のテ
ープT下流側(図示左側:Xの小さい側)で装置奥側
(図2では奥側、図3では左上:Yの小さい側)を印刷
開始位置PSとして、主走査側(X側)のホームポジシ
ョンを検出する主走査ホームポジションセンサSHPX
がキャリッジCR上に配置され、副走査側(Y側)のホ
ームポジションを検出する副走査ホームポジションセン
サSHPYが図示(キャリッジCRの上端を検出可能な
筐体内側)の位置に配置されている。
【0051】また、主走査ユニット13上には、所定の
(例えば白黒による)パターン画像13pが光学的に検
出可能に設けられていて、キャリッジCR上の対向位置
に、そのパターン画像13pのパターンを検出すること
によりキャリッジCRの位置を自己検出して印刷タイミ
ングを捉えるための印刷タイミング検出センサSPTS
が、設けられている。また、図3に示すように、上述の
各部機構は、保護ケース15に収容されている。なお、
検出センサ類としては、前述の図外のテープ幅検出セン
サや上述(図示の各種センサ)の他、例えば開閉蓋16
の開閉を検出して駆動中であれば緊急停止をするための
保護ケース開閉検出センサSOPNや、テープTの先端
部を検出する用紙位置検出センサSPCなどが配設され
ている。
【0052】次に、画像印刷装置1を制御系から見る
と、図4に示すように、表示ランプ4や操作キー3を有
してユーザとの(マンマシン)インタフェースを行う操
作部10、印刷ヘッド周辺の制御を行うヘッド制御部6
0、各種モータ等のアクチュエータの制御を行うアクチ
ュエータ制御部70、各部に電力を供給するための電源
回路90、および、画像印刷装置1内の各部を制御する
ための中枢を成すメイン制御部20を備えている。
【0053】メイン制御部20は、CPU21、メモリ
22、アドレスデコーダ23、リアルタイムクロック2
4を備える他、操作部10とのインタフェースを行うた
めの操作部入出力(操作部I/O)25や、前述の第1
インタフェースIF1を介して通信を行うための画像デ
ータ入出力(画像データI/O)26を備え、装置内で
共通に使用される内部バス(CPUバス)80により互
いに接続されている。ヘッド制御部60は、第1〜第4
ヘッド制御ブロック61〜64を有している。なお、ア
クチュエータ制御部70も、ヘッド制御部60と同様
に、複数の制御ブロック71〜73等を有しているが、
ここでは詳細な説明は省略する。
【0054】図4および図5に示すように、ヘッド制御
部60の第1ヘッド制御ブロック61は、ノズル共通制
御部610と、第1〜第6ノズル制御部611〜616
と、を備えている。
【0055】ノズル共通制御部610は、印刷タイミン
グ検出センサSPTSによりパターン画像13pのパタ
ーンを検出した検出信号(エンコーダ信号)13sに基
づいて印刷ヘッド群PHの各ノズルからのインク吐出タ
イミングを制御するタイミング制御6101と、各ノズ
ルの状態(ステータス)を管理するステータス制御61
02と、イメージバッファ6111、6121、613
1、6141、6151、6161におけるデータのバ
ッファリングを管理するメモリマネージャ(M/M)6
103と、を備えている。
【0056】第1ノズル制御部611は、D/Aコンバ
ータ(DAC)6110と、イメージバッファ6111
と、ヘッドノズル6113を駆動するヘッドドライバ6
112と、を備えている。DAC6110は、タイミン
グ制御6101およびステータス制御6102からの制
御信号(ディジタル信号)をヘッドドライバ6112を
駆動するための(ピエゾ吐出のための)印加電圧の制御
波形(アナログ信号)に変換するものである。他のノズ
ル制御部612〜616も第1ノズル制御部611と同
様に構成される。また、他のヘッド制御ブロック62〜
64も上述の第1ヘッド制御ブロック61と同様に構成
される。
【0057】ここで、第1ヘッド制御ブロック61によ
って制御される6個のヘッドノズル6113、612
3、6133、6143、6153、6163は、例え
ばそれぞれ180ノズルから成るノズル列であり、それ
ぞれ6色(黒(K)、黄(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(L
C))のうちの1色のインクを吐出するノズル列であ
る。
【0058】例えば図6(a)に示すように、各2列の
ノズル列を有する3個の印刷ヘッドH1〜H3を印刷ヘ
ッド群PH(1)として、第1ヘッド制御ブロック61
による制御対象とし、同様の印刷ヘッド群PH(2)、
PH(3)、PH(4)を、それぞれ第2〜第4ヘッド
制御ブロック62〜64とすると、本実施形態における
印刷ヘッド群PHは、同図(b)に示すように、印刷ヘ
ッド群PH(1)〜PH(4)を備え、3ヘッド×4の
12ヘッド構成になる。
【0059】なお、この他、3ヘッド×6の18ヘッド
構成や3ヘッド×3の9ヘッド構成のように、仕様変更
等に応じて制御ブロックの数を変更しても良い。また、
この場合、例えば1個のヘッド制御ブロックを1基板
(ヘッド制御基板)によって構成することにより、基板
の挿脱(着脱)のみで、構成変更(仕様変更)をできる
ようにしても良い。
【0060】次に、画像印刷装置1における印刷の高速
化について説明する。まず、画像印刷装置1では、印刷
ヘッド群PHとして、図6(b)で上述のように、印刷
ヘッド群PH(1)〜PH(4)を備えている。さらに
細かく言えば、印刷ヘッド群PH(1)〜PH(4)
は、6色の各色について、それぞれY軸方向に(M=)
180ノズルから成るノズル列を有している。すなわ
ち、単一色(例えばシアン(C))についてみても、そ
れぞれY軸方向に180ドットの印刷あるいは180ド
ットライン分の印刷が可能な印刷ヘッド(ここでは単一
色対応のノズル列を有するもので良い)をN個(図示で
は4個)用いて、いわゆるマルチヘッドの採用により、
理論的にはY軸方向に4×180ドットの印刷ができる
(ただし、一部の担当を重複させられるので、その場合
は少し減少)。
【0061】模式的に簡略化して説明するため、以下、
(N=)4個の印刷ヘッド群PH(1)〜PH(4)の
それぞれ6個のヘッドノズル(180のノズル列)のう
ちの1色(例えばシアン(C))のノズル列により、す
なわち、4×180ドットのノズル列により4個の印刷
ヘッド群PH(1)〜PH(4)を代表させ、さらに、
ノズル数4×180ドットも簡略化して、例えば図7
(a)に示すように、〜の7ドットとし、さらに同
図(b)のように、〜の各ノズルを単に「●」で示
し、ここでは、ノズル間隔180dpi(ドット/イン
チ)とする。
【0062】ここで、同一のノズルによって印刷できる
ドットのY軸方向(副走査方向)の移動分を送りピッチ
Pとし、ヘッドノズルのY軸方向のピッチ(ノズル間
隔)をノズルピッチDとし、それぞれドット単位で表
す。ただし、以下では、1440dpiの解像度まで対
応可能なように1440dpiの1ドット分相当を単位
とする。このため、上述のノズル間隔180dpi相当
のノズルピッチD=8[ドット]となる。
【0063】以下、第n回の印刷を数字nで表して「P
ass=n」のように記述し、四角枠付きの「n」によ
り図示する。また、Pass=1のときのノズルによ
り印刷可能な1ドットの位置を基準位置t=0としたと
きの、基準位置t=0からのY軸方向のズレ分を数値t
としてドット単位で表し、Y軸方向の任意の一点の位置
を「Step=t」のように記述する(副走査キャリッ
ジモータMCRYに対するステップ制御に関連した数値
となる)。
【0064】例えば図8に示すように、360dpiの
解像度でY軸方向に32ドット幅の「H」の文字を印刷
する場合、同図(b)の印刷方法では、まず、(X軸方
向の走査による)第1回の印刷(「Pass=1」、四
角枠付きの「1」により図示)では、ノズル〜によ
りStep=0、8、16、24、32、40、48に
印刷でき、その後、送りピッチP1=4だけY軸方向に
移動させ、第2回の印刷(「Pass=2」、四角枠付
きの「2」により図示)では、Step=4、12、2
0、28、36、44、52に印刷できる。また、これ
により、Step=52までの全印刷が終了するので、
次は、送りピッチP2=52だけY軸方向に移動させて
から、Pass=3では、Step=56、64、7
2、80、88、96、104に印刷できる。
【0065】なお、Y軸方向に同サイズで解像度が72
0dpiの文字(Y軸方向に64ドット幅)のときに
は、第1回印刷後、最初の送りピッチP1=2で移動さ
せ、Pass=2で、Step=2、10、18、2
6、34、42、50に印刷でき、その後、送りピッチ
P2=2で移動させ、Pass=3で、Step=4、
12、20、28、36、44、52に印刷でき、その
後、送りピッチP3=2で移動させ、Pass=4で、
Step=6、14、22、30、38、46、54に
印刷できる。また、これにより、Step=54までの
全印刷が終了するので、次は、送りピッチP4=50だ
けY軸方向に移動させてから、Pass=5では、St
ep=56、64、72、80、88、96、104に
印刷できる。
【0066】これらのいわゆるバンドパス方式の印刷方
法の場合、上記の図8(b)のように、同じノズルのよ
る印刷が隣り合うため、ノズル不良があった場合に印字
品質が極端に悪くなる。また、上述のように送りピッチ
が一定にならない。
【0067】これに対して、例えば同図(c)の印刷方
法では、送りピッチP=28のように、送りピッチを一
定にできる。この種のいわゆるマイクロウェーブ方式の
印刷方法の場合、先に紹介した本件出願人の先願(特願
平09−339361号)の明細書にも詳述のように、
印刷可能ドット(の位置)R(前述のStepの数で示
す)は、 R=(P+k)j+Di ……(1)式 と表すことができる。
【0068】ここで、jは何回目の印刷かを示す変数
(n回目の印刷のとき、j=n−1(j=0、1、2、
……))、iはノズルピッチDのときの何番目のノズル
かを示す変数(n番目のノズルは、i=n−1(i=
0、1、2、……))である。また、kは実際の印刷に
おいて送りピッチPがドットの整数倍にうまく合わない
場合や、全てのドットを印刷するための条件に合わない
場合の補正値であり、補正値kを含めたピッチをPと考
えれば、上記の(1)式は、 R=Pj+Di ……(2)式 となる(詳細は上記先願に譲り省略)。
【0069】例えば図10(a)に示すように、送りピ
ッチP=4、ノズルピッチD=3(すなわち印刷可能ド
ットR=4j+3i)の場合に、i=0、1、2、3の
4つのノズル、、、を使用すれば、同図(b)
に示すように、Step=6以降でOK(全てのドット
への印刷が可能な状態)となり、図示のパターンで印刷
できる。
【0070】また、例えば図8(c)の例では、送りピ
ッチP=28、ノズルピッチD=8(すなわち印刷可能
ドットR=28j+8i)なので、図示のように、Pa
ss=1では、ノズル〜によりStep=0、8、
16、24、32、40、48に印刷でき、そのうちの
ノズル〜のみを使用してStep=24、32、4
0、48に印刷できる。
【0071】また、その後、送りピッチP=28分だけ
Y軸方向に移動させ、Pass=2では、Step=2
8、36、44、52、60、68、76に印刷でき、
その後、再度、送りピッチP=28だけY軸方向に移動
させ、Pass=3では、Step=56、64、7
2、80、88、96、104、同様に、Pass=4
では、Step=84、92、100、108、11
6、124、132に印刷できる。すなわち、Step
=24以降でOK(全てのドットへの印刷が可能)とな
り、送りピッチPを一定(28Step)としつつ、図
示のパターンで印刷できる。
【0072】ところで、上述の図8(c)の例と同じ印
刷方法に従って、例えば図9(a)に示すように、36
0dpiの解像度でY軸方向に9ドット幅の「H」の文
字を印刷する場合、図9(b)に示すように、Pass
=1〜3の3回の印刷(3パス:3pass)で印刷で
きる。すなわち、送りピッチP=28、ノズルピッチD
=8なので、Pass=1では、ノズル〜のうちの
〜によりStep=24、32、40、48に印
刷、Pass=2では、Step=28、36、44、
52、60、68、76に印刷、Pass=3では、S
tep=56、64、72、80、88、96、104
に印刷できる。
【0073】ただし、この場合、実際に印刷が必要なの
は、Step=24、28、32、36、40、44、
48、52、56の9ドットなので、Pass=1のノ
ズル〜によるStep=0、8、16に対する印刷
ばかりでなく、Pass=2のノズル〜によるSt
ep=60、68、76に対する印刷や、Pass=3
のノズル〜によるStep=64、72、80、8
8、96、104に対する印刷は、実際の印刷に反映さ
れない。すなわち、この場合、それらの印刷動作(印刷
ヘッドの走査のための動作(移動動作)等)が無駄にな
る。
【0074】そこで、このような場合、本実施形態の画
像印刷装置1では、例えば同図(c)に示すように、印
刷開始の基準位置t=0をずらし、送りピッチP=20
として(すなわち印刷可能ドットR=20j+8iとし
て)、Pass=1では、ノズル〜によりStep
=24、32、40、48に印刷し、Pass=2で
は、ノズル〜によりStep=20、28、36、
44、52に印刷することにより、Step=20以降
でOK(印刷が必要な全て(9個)のドットへの印刷が
可能)となり、印刷の回数(Pass数)を減少させる
ことができる。
【0075】なお、Y軸方向に同サイズで解像度が72
0dpiの文字(Y軸方向に18ドット幅)のときに
は、例えば送りピッチP=6とすれば(すなわち印刷可
能ドットR=6j+8iとすれば)、Pass=1で
は、ノズル〜によるStep=0、8、16、2
4、32、40、48のうちのノズル〜によるSt
ep=16、24、32、40に印刷し、Pass=2
では、ノズル〜によるStep=6、14、22、
30、38、46、54のうちのノズル〜によるS
tep=14、22、30、38、46に印刷し、Pa
ss=3では、ノズル〜によるStep=12、2
0、28、36、44、52、60のうちのノズル〜
によるStep=12、20、28、36、44に印
刷し、Pass=4では、ノズル〜によるStep
=18、26、34、42、50、58、66のうちの
ノズル〜によるStep=18、26、34、42
に印刷することにより、Step=12以降でOK(印
刷が必要な全て(18個)のドットへの印刷が可能)と
なる。
【0076】上述のように、画像印刷装置1では、Y軸
方向に所定のノズルピッチD(上記ではD=8)で同時
にMドット分(Mは2以上の整数:上記の例ではM=
7)が印刷可能な(M=)7個のノズルを有する印刷ヘ
ッドPHを、テープ(印刷対象物)Tに対してX軸方向
およびY軸方向に相対走査することにより、テープTに
(上記の例では「H」の文字の)印刷画像を印刷する。
【0077】この場合、印刷画像のY軸方向の幅である
印刷画像幅(図8の例では32ドット幅、図9の例では
9ドット幅)を決定し、それに応じて、Y軸方向の相対
走査における送りピッチP(図8(c)や図9(b)の
例ではP=28、図9(c)の例ではP=20)を決定
するので、印刷画像幅に適した送りピッチPとなる。ま
た、印刷ヘッドPHをテープTに対してその適切な送り
ピッチPで相対移動させるので、Y軸方向の相対走査の
無駄、すなわち印刷動作の無駄を減らすことができる。
したがって、印刷画像の幅に応じて印刷動作の無駄を減
らして効率よく印刷でき、印刷の高速化を図ることがで
きる。
【0078】なお、この場合、印刷ヘッドPHの(M
=)7個のうちの両端のノズルの間隔(ノズル列長さ)
に基づいてY軸方向の単独印刷可能幅を定めることがで
きる。上記の例では、ノズル間が180dpiなので、
4Step相当×13=52Step相当となる(図7
参照)。一方、例えば図8の例の印刷画像幅は360d
piの32ドットなので、4Step相当×32=12
8Step相当となる。また、例えば図9の例の印刷画
像幅は360dpiの9ドットなので、4Step相当
×9=36Step相当となる。
【0079】そして、単独印刷可能幅と印刷画像幅とを
比較することにより、この比較結果を参照して(比較結
果に基づいて)、送りピッチPを決定できる。例えば単
独印刷可能幅が52Step相当なのに対し、印刷画像
幅は、図8の例では128Step相当、図9の例では
36Step相当である。このため、例えば単独印刷可
能幅≧印刷画像幅の場合(図9(c)の例の場合)と、
単独印刷可能幅<印刷画像幅の場合(図8(c)の例の
場合)とで、別の送りピッチを使用する等が容易にで
き、これにより、印刷画像の幅に応じて印刷動作の無駄
を減らし、印刷の高速化が図れる。
【0080】また、画像印刷装置1では、印刷ヘッドP
HのノズルピッチDと印刷画像の解像度との関係に基づ
いて、送りピッチPを調整する。図9(c)の例では、
Y軸方向に同サイズながら、解像度が360dpiのと
きには送りピッチP=20(印刷可能ドットR=20j
+8i)、解像度が720dpiのときには送りピッチ
P=6(印刷可能ドットR=6j+8i)とする。すな
わち、印刷画像の幅ばかりでなく解像度をも加味して、
送りピッチPを決定でき、これにより、印刷画像の幅お
よび解像度に応じて印刷動作の無駄を減らし、印刷の高
速化が図れる。
【0081】なお、画像印刷装置1では、印刷画像を表
現する印刷画像データは、画像作成システムWS0によ
って作成され記憶されていて、第1インタフェースIF
1を介して受信するので、図11等で後述のように、Y
軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットの印刷画像DS
を印刷する場合の印刷画像幅は、その印刷画像DSの解
像度におけるKドットであり、その印刷画像データを参
照して(あるいはKの情報のみを受信することにより)
決定できる。
【0082】また、画像印刷装置1では、前述のよう
に、テープTのY軸方向の幅(テープ幅:印刷対象幅)
を検出するテープ幅検出センサ(図示せず)を備えてい
るので、検出されたテープ幅に相当する印刷可能な領域
の幅(印刷対象幅)を例えばデフォルトの印刷画像幅
(最大印刷可能幅)としても良い。また、テープTを装
着した時点で、テープ幅、その種類、あるいは印刷画像
幅それ自体、あるいは送りピッチの数値自体を、操作部
10の操作キー3により直接入力しても良い。
【0083】ところで、画像印刷装置1では、図1や図
4でも上述のように、画像作成システムWS0によって
作成された印刷画像データを第1インタフェースIF1
を介して受信する。この場合、画像作成システムWS0
からは、印刷画像データのうちの1ライン分を表現する
各ラインデータの単位で第1インタフェースIF1を介
して画像印刷装置1へ送信される。例えば図11(a)
に示すように、X軸方向にJ(Jは2以上の整数)ドッ
ト×Y軸方向にK(Kは2以上の整数)ドットの印刷画
像DSの場合、印刷画像DSを表現する印刷画像データ
のうちの、X軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現
する各ラインデータを、画像作成システムWS0から第
1インタフェースIF1を介して順次受信することによ
り、Y軸方向のKライン分に対応するK個のラインデー
タを順次受信する。
【0084】ここで、同図(a)に示すように、印刷画
像DSに対するK個(Kライン)のうちのk(kは1≦
k≦Kとなる任意の整数)番目のラインデータを第k短
ラインデータDSL(k)とする。画像印刷装置1で
は、画像データI/O26により第k短ラインデータD
SL(k)を受信すると、内部バス80を介してヘッド
制御部60に送出する。ヘッド制御部60では、その第
k短ラインデータDSL(k)を受け取ると、それが何
番目のラインデータか(すなわちk)および何色の指定
か(何色の階調値を示したものか等)などの情報に基づ
いて(CPU21の指示によりあるいは自己判別し
て)、それに応じたヘッド制御ブロックのイメージバッ
ファ(例えば第1ヘッド制御ブロック61のイメージバ
ッファ6111等)に第k短ラインデータDSL(k)
を格納する。
【0085】第k短ラインデータDSL(k)を格納す
ると、画像印刷装置1では、同一のイメージバッファ
(例えばイメージバッファ6111)内に、N個分コピ
ーして順次並べることにより、Jドットの1ライン分を
X軸方向にN個並べたJ×Nドットの1ライン分を表現
する第k長ラインデータDLL(k)を作成する。例え
ばN=4個とすると、同図(c)に示すように、Jドッ
トの1ライン分をX軸方向に4(=N)個並べたJ×4
ドットの1ライン分を表現する第k長ラインデータDL
L(k)を作成する。
【0086】そして、作成された第k長ラインデータD
LL(k)によって表現されるJ×Nドット(上述の例
ではN=4)の1ラインをkライン目として、テープ
(印刷対象物)TのX軸方向に印刷する。この場合、k
番目のラインデータ(第k短ラインデータ)DSL
(k)を受信した後であれば、それをN個分コピーして
第k長ラインデータDLL(k)を作成でき、K個全て
のラインデータの受信、すなわち印刷画像データ全体の
受信を待たなくても、Jドットの1ライン分の各ライン
データを受信する毎に、J×Nドットの1ライン分の印
刷ができる。すなわち、印刷画像データの通信とその後
の印刷画像データに基づく印刷画像の複数印刷とを並列
処理できる。
【0087】ここで、本実施形態の画像印刷装置1にお
いては、操作キー3を使用して印刷画像の印刷数Nを指
定できる。このため、Jドットの1ライン分を表現する
第k短ラインデータDSL(k)に基づいて、J×Nド
ットの1ライン分を表現する第k長ラインデータDLL
(k)を容易に作成できる。このため、例えば図12
(a)に示す印刷画像DSを6個印刷したい場合、印刷
数N=6を指定することにより、例えば同図(b)に示
すように、それぞれ印刷画像DSと同一の6個の印刷画
像D1(1)〜D1(6)を印刷できる。
【0088】なお、上述の印刷画像DSと同一の6個の
印刷画像D1(1)〜D1(6)を並べた画像を1回の
印刷の単位として単位印刷画像D1とすると、印刷画像
DSまたは単位印刷画像D1を多数印刷する場合、単位
印刷画像D1をX軸方向に多数並べて印刷することにな
る。例えば図13(a)に示すように、単独の印刷画像
DSを5個並べた単位印刷画像D1を多数印刷する場
合、印刷可能領域(印刷可能エリア、作業可能エリア)
WPA上の実印刷領域RPAにおいて、単位印刷画像
D1を印刷し、そのX軸方向の長さ(実印刷単位長
さ)RPL分だけテープTをX軸方向に送り、および
を繰り返すことにより、単位印刷画像D1をX軸方向
(テープTの長手方向)に多数並べて印刷できる。
【0089】ところで、印刷対象物をY軸方向に送りつ
つ、同様の印刷を行う場合、例えば図14に示すように
なる。そして、先に紹介した本件出願人の先願(特願平
09−339361号)の印刷装置(インクジェットプ
リンタ)も同様である。これに対し、本実施形態の画像
印刷装置1のように、テープ(印刷対象物)TをX軸方
向に送りつつ、その印刷対象物に印刷画像を印刷する場
合、印刷対象物をY軸方向に送る場合には生じ得ない問
題が発生する。
【0090】説明のため単位印刷画像D1をより簡単
に、例えば図15に示すような「H」の文字の画像とす
ると、図示のように、印刷対象物(ここではテープT)
をY軸方向(図示の黒の「↑」の方向)に送りつつ、Y
軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッドPHを、
テープTに対してX軸方向およびY軸方向に相対的に走
査することにより、そのテープTに単位印刷画像D1を
連続的に印刷でき、この場合、単位印刷画像D1の印刷
動作間には余分な動作は生じない。
【0091】一方、例えば図16に示すように、テープ
(印刷対象物)TをX軸方向(図示の黒の「←」の方
向)に送りつつ、単位印刷画像D1を印刷する場合、一
回の印刷が終了した時点で、印刷ヘッドPHが、実印刷
領域RPAの原点(始点)SPに対して対角の関係にあ
る終点EPに位置しているときがある。このような場
合、テープ送り(テープフィード)している時間内に原
点(始点)SPに復帰させる(図示の一点鎖線)ので
は、移動量が大きくて時間が掛かり、テープフィードの
時間内に間に合わず、その原点復帰を待つために印刷速
度が低下せざるを得ない場合がある。
【0092】そこで、画像印刷装置1では、例えば図1
7に示すように、実印刷領域RPAにおいて、奇数回目
の単位印刷画像D1を印刷する場合には、印刷ヘッドP
Hが始点SPから開始して終点EPに到達するように
(同図(a)および(c)参照)、テープTに対してX
軸方向およびY軸方向に相対的に走査させ、偶数回目の
単位印刷画像D1を印刷する場合には、印刷ヘッドPH
が終点EPから開始して始点SPに到達するように(同
図(b)および(d)参照)、テープTに対してX軸方
向およびY軸方向に相対的に走査させる。なお。始点S
Pに対して終点EPが対角でない場合(例えば同じ辺の
他方の角(頂点)と成る場合)でも、走査軌跡(走査ル
ート)を逆にたどると言う意味で同様に適用できる。
【0093】上述のように、画像印刷装置1では、テー
プ(印刷対象物)TをX軸方向に送りつつ、Y軸方向に
並ぶ複数(上記の例では7個)のノズルを有する印刷ヘ
ッドPHを、テープTに対してX軸方向およびY軸方向
に相対的に走査することにより、テープTに単位印刷画
像D1を複数回印刷する(図13参照)。この場合、実
印刷領域(所定の印刷領域)RPAにおいて、複数回印
刷の奇数回目に、印刷ヘッドが印刷対象物に対して所定
の走査軌跡の始点から開始して終点に到達するように相
対走査させて、奇数回目の印刷を行う(図17(a)
(c)参照)とともに、複数回印刷の偶数回目に、走査
軌跡の終点から開始して始点に到達するように相対走査
させて、偶数回目の印刷を行う(図17(b)(d)参
照)。
【0094】すなわち、奇数回目の印刷と偶数回目の印
刷では、同じ走査軌跡(走査ルート)を逆に走査して印
刷を行う。このため、奇数回目または偶数回目の印刷の
後、テープフィードする(印刷対象物をX軸方向に単位
印刷画像分だけ送る)時間内に、原点復帰のための動作
を要しない。したがって、印刷対象物をX軸方向に送り
つつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッド
を、印刷対象物に対してX軸方向およびY軸方向に相対
的に走査することにより、その印刷対象物に単位印刷画
像を複数回印刷する場合に、印刷動作の時間の無駄を極
力減らして、印刷の高速化を図ることができる。
【0095】次に、図1に説明を戻して、この画像印刷
システムPSYSでは、画像作成システム(または装
置)WS0において、所望の印刷画像を表現する印刷画
像データを作成し、作成された印刷画像データの各ライ
ンデータを第1インタフェースIF1を介して順次送信
する。受信側の画像印刷装置1では、各ラインデータを
受信し、印刷対象物(テープT)のX軸方向に印刷す
る。このため、印刷画像データの通信と印刷画像の印刷
との処理の並列度を高めることにより、所望の印刷画像
を表現する印刷画像データを第1インタフェースIF1
を介して通信しつつ、印刷を高速化できる。また、印刷
対象物は長尺状のもの(テープT)であり、その長手方
向がX軸方向に一致するように装着されるので、1回の
走査で印刷可能な量を増大させることができ、さらに高
速化が図れる。
【0096】ここで、第1インタフェースIF1として
は、RS−232C、USB(Universal Serial Bu
s)、IEEE1394、セントロニクスなどの規格に
従った通信が可能なものであることが好ましく、このた
め、画像印刷装置1では、図4で前述の画像データI/
O26では、これらのインターフェース規格(これらの
規格に準拠したものも含む)に対応している。もちろ
ん、画像作成システム(装置)WS0側は、パソコンや
EWS等を有しているので、これらの標準的な規格に対
応していて、第1インタフェースIF1として、これら
の規格に従った通信が可能になっている。なお、第1イ
ンタフェースIF1として、無線通信を利用することも
可能であることは言うまでもない。
【0097】また、図1の画像印刷システムPSYSに
ついて、図示のように、画像作成システムWS0を(あ
るいはその代わりに)、印刷画像デザイン用のパソコン
等(パソコンやEWS等)を有するワークステーション
WS2と、印刷ラインデータ出力用のパソコン等を有す
るワークステーションWS1と、に分けて構成すること
もできる。この場合、ワークステーションWS2では、
所望の印刷画像を表現する印刷画像データを作成し、作
成された印刷画像データを第2インタフェースIF2を
介して送信する。一方、ワークステーションWS1で
は、受信した印刷画像データをラインデータに分割して
第1インタフェースIF1を介して1個ずつ順次送信す
る。そして、画像印刷装置1では、各ラインデータに基
づいてテープ(印刷対象物)TのX軸方向に印刷する。
このため、この場合の画像印刷システムPSYSでも、
通信と印刷との処理の並列度を高め、全体として印刷を
高速化でき、1回の走査で印刷可能な量を増大させて、
さらに高速化が図れる。
【0098】ここで、第2インタフェースIF2として
は、所定のネットワークを介したものであることが好ま
しい。例えばネットワークにインターネットや所定のロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)が含まれる場合、
第2インタフェースIF2は、インターネットや所定の
LANを含む所定のネットワークを介したものとなる。
また、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従っ
た通信が可能なものが好ましく、イーサネット、FDD
IおよびATMの少なくとも1のデータリンクプロトコ
ルに従った通信が可能なものが好ましい。なお、データ
リンクプロトコルとしては、これらの他、Token
Ring、100VG−AnyLAN、Fiber C
hannel、HIPPI、IEEE1394(ファイ
ヤワイヤ(Fire Wire))等を利用することも
できる。また、無線通信を利用することも可能であるこ
とは言うまでもない。
【0099】なお、上述の実施形態では、マルチヘッド
構成のものを擬似的に簡素化して説明したが、シングル
ヘッド構成のものでも良いことは言うまでもない。ま
た、上述の各例以外にも、種々の形態を採用でき、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0100】
【発明の効果】上述のように、本発明のインクジェット
プリンタおよびそれを備えた画像印刷システム並びにそ
れらの印刷方法によれば、印刷対象物をX軸方向に送り
つつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘッド
を、印刷対象物に対してX軸方向およびY軸方向に相対
的に走査することにより、その印刷対象物に単位印刷画
像を複数回印刷する場合に、印刷動作の時間の無駄を極
力減らして、印刷の高速化を図ることができる、などの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェットプリ
ンタおよびそれを備えた画像印刷システム並びにそれら
の印刷方法を適用した画像印刷システムの概要構成を示
す説明図である。
【図2】図1の画像印刷装置の機構系の側面側からの概
略断面構成を示す説明図である。
【図3】図2に対応する上面側からの概略断面構成を示
す説明図である。
【図4】図1の画像印刷装置の制御系の概略構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4のヘッド制御部の概略構成を示すブロック
図である。
【図6】ヘッドユニットにおける印刷ヘッドおよびヘッ
ドノズルの機能および配置を示す説明図である。
【図7】マルチヘッド採用時の複数の印刷ヘッドの単一
色についてのヘッドノズルのノズル列を合わせて簡略化
し、7個のヘッドノズルから成るノズル列を1列のみ有
する1個の印刷ヘッドとして模式的に示す説明図であ
る。
【図8】「H」の文字の印刷画像を印刷するときの印刷
ヘッドのY軸方向の走査およびその送りピッチのイメー
ジの一例を、図7の印刷ヘッドを用いて示した説明図で
ある。
【図9】印刷画像の幅を小さくした例についての、図8
と同様の説明図である。
【図10】Y軸方向の相対走査の送りピッチ、印刷ヘッ
ドのノズルピッチ、および、印刷可能ドットの関係の一
例、並びに、そのときの印刷可能ドットのパターンを示
す説明図である。
【図11】印刷画像、印刷画像データ、第k短ラインデ
ータおよび第k長ラインデータの関係を示す説明図であ
る。
【図12】単位印刷画像の元になる印刷画像およびそれ
を1回の印刷で複数(6個)印刷する単位印刷画像の一
例を示す説明図である。
【図13】単位印刷画像の元になる印刷画像およびそれ
を複数(5個)合わせた単位印刷画像のイメージ、並び
に、印刷対象物であるテープをX軸方向に送りつつ、そ
の単位印刷画像を順次複数回印刷するイメージを示す説
明図である。
【図14】印刷対象物をY軸方向に送る場合を示す、図
13と同様の説明図である。
【図15】印刷対象物をY軸方向に送りつつ、「H」の
文字の印刷画像を単位印刷画像として複数回印刷する場
合、図14と同様の説明図である。
【図16】印刷対象物をX軸方向に送りつつ、「H」の
文字の印刷画像を単位印刷画像として複数回印刷する場
合に、印刷ヘッドを原点(始点)復帰させるときのイメ
ージを示す説明図である。
【図17】印刷ヘッドを原点(始点)復帰させず、単位
印刷画像の奇数回目と偶数回目の印刷において、同一走
査ルートを逆に走査するときの、図16と同様の説明図
である。
【符号の説明】
1 画像印刷装置 6 ヘッドユニット 10 操作部 20 メイン制御部 21 CPU 26 画像データ入出力(画像データI/O) 60 ヘッド制御部 61 第1ヘッド制御ブロック 62 第2ヘッド制御ブロック 63 第3ヘッド制御ブロック 64 第4ヘッド制御ブロック 70 アクチュエータ制御部 80 内部バス 90 電源回路 610 ノズル共通制御部 611 第1ノズル制御部 612 第2ノズル制御部 613 第3ノズル制御部 614 第4ノズル制御部 615 第5ノズル制御部 616 第6ノズル制御部 D ノズルピッチ IF1 第1インタフェース IF2 第2インタフェース P 送りピッチ PSYS 画像印刷システム PH、PH(1)〜PH(4) …… 印刷ヘッド
(群) T テープ WS0 画像作成システム(画像作成装置) WS1、WS2 …… ワークステーション

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元直交座標の互いに直交する2軸を
    X軸およびY軸としたときに、印刷対象物をX軸方向に
    送りつつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷ヘ
    ッドを、前記印刷対象物に対してX軸方向およびY軸方
    向に相対的に走査することにより、前記印刷対象物に単
    位印刷画像を複数回印刷するインクジェットプリンタで
    あって、 前記単位印刷画像を印刷するために前記印刷ヘッドが相
    対走査される所定の印刷領域において、前記印刷ヘッド
    が前記印刷対象物に対して所定の走査軌跡の始点から開
    始して終点に到達するように相対走査させて、前記複数
    回印刷のうちの奇数回目の印刷を行う奇数回目印刷手段
    と、 前記印刷領域において、前記印刷ヘッドが前記印刷対象
    物に対して前記走査軌跡の前記終点から開始して前記始
    点に到達するように相対走査させて、前記複数回印刷の
    うちの偶数回目の印刷を行う偶数回目印刷手段と、 前記奇数回目または前記偶数回目の印刷の後、前記印刷
    対象物をX軸方向に前記単位印刷画像分だけ送る印刷対
    象物送り手段と、を備えたことを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記印刷対象物は、長尺状であり、その
    長手方向がX軸方向に一致するように装着されることを
    特徴とする、請求項1に記載のインクジェットプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記単位印刷画像は、予め用意された印
    刷画像データにより表現される印刷画像を、前記印刷対
    象物のX軸方向にN個(Nは整数)並べた画像であるこ
    とを特徴とする、請求項2に記載のインクジェットプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 前記印刷画像は、X軸方向にJ(Jは2
    以上の整数)ドットおよびY軸方向にK(Kは2以上の
    整数)ドットのJドット×Kドットのドットマトリクス
    から成り、 前記複数回印刷のうちの最初の印刷である1回目印刷と
    並行してあるいはそれ以前に、前記印刷画像データのう
    ちのX軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各
    ラインデータを、所定の通信プロトコルに従って所定の
    通信相手から順次受信することにより、Y軸方向のKラ
    イン分に対応するK個のラインデータを順次受信するラ
    インデータ受信手段と、 前記Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の
    整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第
    k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べるこ
    とにより、前記Jドットの1ライン分をX軸方向にN個
    並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ライ
    ンデータを作成する長ラインデータ作成手段と、をさら
    に備え、 前記奇数回目または前記偶数回目の印刷では、作成され
    た前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nド
    ットの1ラインをkライン目として、前記印刷対象物の
    X軸方向に印刷することを特徴とする、請求項3に記載
    のインクジェットプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のインクジェットプリン
    タと、 前記印刷画像データを作成する印刷画像作成手段と、 作成された前記印刷画像データのうちの前記K個のライ
    ンデータを第1インタフェースを介して順次送信する印
    刷画像通信手段と、を備え、 前記ラインデータ受信手段では、前記第1インタフェー
    スを介して前記K個のラインデータを受信することを特
    徴とする画像印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記第1インタフェースは、RS−23
    2C、USBまたはIEEE1394の規格に従った通
    信が可能なものであることを特徴とする、請求項5に記
    載の画像印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記第1インタフェースは、セントロニ
    クスの規格に従った通信が可能なものであることを特徴
    とする、請求項5に記載の画像印刷システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷画像通信手段は、 前記印刷画像データを第2インタフェースを介して送信
    する画像データ送信手段と、 前記第2インタフェースを介して前記印刷画像データを
    受信して前記K個のラインデータに分割するデータ分割
    手段と、 分割された前記K個のラインデータを1個ずつ順次、前
    記第1インタフェースを介して送信するラインデータ送
    信手段と、を有することを特徴とする、請求項5ないし
    7のいずれかに記載の画像印刷システム。
  9. 【請求項9】 前記第2インタフェースは、所定のネッ
    トワークを介したものであることを特徴とする、請求項
    8に記載の画像印刷システム。
  10. 【請求項10】 前記ネットワークには、インターネッ
    トが含まれることを特徴とする、請求項9に記載の画像
    印刷システム。
  11. 【請求項11】 前記ネットワークには、所定のローカ
    ルエリアネットワークが含まれることを特徴とする、請
    求項9または10に記載の画像印刷システム。
  12. 【請求項12】 前記第2インタフェースは、IEEE
    標準LAN準拠の通信プロトコルに従った通信が可能な
    ものであることを特徴とする、請求項8ないし11のい
    ずれかに記載の画像印刷システム。
  13. 【請求項13】 前記第2インタフェースは、イーサネ
    ット(登録商標)、FDDIおよびATMの少なくとも
    1のデータリンクプロトコルに従った通信が可能なもの
    であることを特徴とする、請求項8ないし12のいずれ
    かに記載の画像印刷システム。
  14. 【請求項14】 2次元直交座標の互いに直交する2軸
    をX軸およびY軸としたときに、印刷対象物をX軸方向
    に送りつつ、Y軸方向に並ぶ複数のノズルを有する印刷
    ヘッドを、前記印刷対象物に対してX軸方向およびY軸
    方向に相対的に走査することにより、前記印刷対象物に
    単位印刷画像を複数回印刷するインクジェットプリンタ
    の印刷方法であって、 前記単位印刷画像を印刷するために前記印刷ヘッドが相
    対走査される所定の印刷領域において、前記印刷ヘッド
    が前記印刷対象物に対して所定の走査軌跡の始点から開
    始して終点に到達するように相対走査させて、前記複数
    回印刷のうちの奇数回目の印刷を行う奇数回目印刷工程
    と、 前記印刷領域において、前記印刷ヘッドが前記印刷対象
    物に対して前記走査軌跡の前記終点から開始して前記始
    点に到達するように相対走査させて、前記複数回印刷の
    うちの偶数回目の印刷を行う偶数回目印刷工程と、 前記奇数回目または前記偶数回目の印刷の後、前記印刷
    対象物をX軸方向に前記単位印刷画像分だけ送る印刷対
    象物送り工程と、を備えたことを特徴とするインクジェ
    ットプリンタの印刷方法。
  15. 【請求項15】 前記印刷対象物は、長尺状であり、そ
    の長手方向がX軸方向に一致するように装着されること
    を特徴とする、請求項14に記載のインクジェットプリ
    ンタの印刷方法。
  16. 【請求項16】 前記単位印刷画像は、予め用意された
    印刷画像データにより表現される印刷画像を、前記印刷
    対象物のX軸方向にN個(Nは整数)並べた画像である
    ことを特徴とする、請求項15に記載のインクジェット
    プリンタの印刷方法。
  17. 【請求項17】 前記印刷画像は、X軸方向にJ(Jは
    2以上の整数)ドットおよびY軸方向にK(Kは2以上
    の整数)ドットのJドット×Kドットのドットマトリク
    スから成り、 前記複数回印刷のうちの最初の印刷である1回目印刷と
    並行してあるいはそれ以前に、前記印刷画像データのう
    ちのX軸方向に並ぶJドットの1ライン分を表現する各
    ラインデータを、所定の通信プロトコルに従って所定の
    通信相手から順次受信することにより、Y軸方向のKラ
    イン分に対応するK個のラインデータを順次受信するラ
    インデータ受信工程と、 前記Kラインのうちのk(kは1≦k≦Kとなる任意の
    整数)番目のラインデータを受信したときに、それを第
    k短ラインデータとしてN個分コピーして順次並べるこ
    とにより、前記Jドットの1ライン分をX軸方向にN個
    並べたJ×Nドットの1ライン分を表現する第k長ライ
    ンデータを作成する長ラインデータ作成工程と、をさら
    に備え、 前記奇数回目または前記偶数回目の印刷では、作成され
    た前記第k長ラインデータによって表現されるJ×Nド
    ットの1ラインをkライン目として、前記印刷対象物の
    X軸方向に印刷することを特徴とする、請求項16に記
    載のインクジェットプリンタの印刷方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のインクジェットプ
    リンタの印刷方法に記載の各工程と、 前記印刷画像データを作成する印刷画像作成工程と、 作成された前記印刷画像データのうちの前記K個のライ
    ンデータを第1インタフェースを介して順次送信する印
    刷画像通信工程と、を備え、 前記ラインデータ受信工程では、前記第1インタフェー
    スを介して前記K個のラインデータを受信することを特
    徴とする画像印刷システムの印刷方法。
  19. 【請求項19】 前記第1インタフェースは、RS−2
    32C、USBまたはIEEE1394の規格に従った
    通信が可能なものであることを特徴とする、請求項18
    に記載の画像印刷システムの印刷方法。
  20. 【請求項20】 前記第1インタフェースは、セントロ
    ニクスの規格に従った通信が可能なものであることを特
    徴とする、請求項18に記載の画像印刷システムの印刷
    方法。
  21. 【請求項21】 前記印刷画像通信工程は、 前記印刷画像データを第2インタフェースを介して送信
    する画像データ送信工程と、 前記第2インタフェースを介して前記印刷画像データを
    受信して前記K個のラインデータに分割するデータ分割
    工程と、 分割された前記K個のラインデータを1個ずつ順次、前
    記第1インタフェースを介して送信するラインデータ送
    信工程と、を有することを特徴とする、請求項18ない
    し20のいずれかに記載の画像印刷システムの印刷方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第2インタフェースは、所定のネ
    ットワークを介したものであることを特徴とする、請求
    項21に記載の画像印刷システムの印刷方法。
  23. 【請求項23】 前記ネットワークには、インターネッ
    トが含まれることを特徴とする、請求項22に記載の画
    像印刷システムの印刷方法。
  24. 【請求項24】 前記ネットワークには、所定のローカ
    ルエリアネットワークが含まれることを特徴とする、請
    求項22または23に記載の画像印刷システムの印刷方
    法。
  25. 【請求項25】 前記第2インタフェースは、IEEE
    標準LAN準拠の通信プロトコルに従った通信が可能な
    ものであることを特徴とする、請求項21ないし24の
    いずれかに記載の画像印刷システムの印刷方法。
  26. 【請求項26】 前記第2インタフェースは、イーサネ
    ット、FDDIおよびATMの少なくとも1のデータリ
    ンクプロトコルに従った通信が可能なものであることを
    特徴とする、請求項21ないし25のいずれかに記載の
    画像印刷システムの印刷方法。
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