JP2002240313A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2002240313A
JP2002240313A JP2001043152A JP2001043152A JP2002240313A JP 2002240313 A JP2002240313 A JP 2002240313A JP 2001043152 A JP2001043152 A JP 2001043152A JP 2001043152 A JP2001043152 A JP 2001043152A JP 2002240313 A JP2002240313 A JP 2002240313A
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JP
Japan
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tray
cartridge
printer
ink cartridge
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JP2001043152A
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English (en)
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Akihito Miyazaki
明仁 宮崎
Shota Nishi
正太 西
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ本体に対しローディング動作するト
レイを使用してカートリッジ化されたインクやトナー等
を装着するようにされたプリンタにおいて、カートリッ
ジの誤装着と誤挿着による各部の破損等を防止する。 【解決手段】 本体部2に対してスライド又は回動自在
とされたトレイ4上にインクカートリッジ5を装着し、
トレイによってインクカートリッジを本体部内部に印刷
可能な状態で装填するようにされたプリンタ1におい
て、インクカートリッジとトレイの双方に、お互いが嵌
合し合う嵌合部材7、8、9、10を設け、その嵌合部
材によってトレイ上に装着されるインクカートリッジの
位置決めを行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、プリンタにおける
インクやトナー等のカートリッジの誤装着を防止するた
めの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、所謂パソコンの急激な普及に伴
い、その周辺機器としてプリンタも一般的に使用される
ようになっている。
【0003】このようなプリンタは、印刷にインク等の
消耗部品を使用し、一般的に、これらはカートリッジ化
されている。そして、インク等の補充は、そのカートリ
ッジを交換することによって行うようになっている。
【0004】しかし、上記カートリッジの交換は、プリ
ンタの内部を開けて行わなければならず、この交換作業
を行ったことがない者にとっては、かなり困難な作業で
あった。しかも、カートリッジが適正に装着されたかど
うかを確認するためには、印刷を試みる等、プリンタを
実際に稼働させてみるしか方策がなかった。
【0005】このようなインクカートリッジの交換作業
を容易にするために、例えば光ディスクドライブ装置に
おけるディスクを装着するディスクトレイのように、プ
リンタ本体からモータ等によって駆動されるローディン
グ機構によってスライド又は回転してローディング動作
するトレイ上にカートリッジを装着し、該トレイによっ
てカートリッジがプリンタ内部の所定の位置に装着され
るようにしたものがある。
【0006】しかしながら、トレイ上にカートリッジが
正しく装着されていないと、トレイのローディング途中
で引っ掛かってしまうことがあり、この場合は、ローデ
ィング機構に負荷を与えてしまい、負荷が甚だしい場合
には、カートリッジ、モータ、ローディング機構の各部
を損傷してしまうことがあったり、カートリッジがプリ
ンタ内部の正しい位置に装着されないことによって、給
紙機構内にプリント用紙が詰まってしまう(所謂ジャミ
ング)ことがあったりするという問題が発生していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、プリンタ本体に対しローディング動作するトレ
イを使用してカートリッジ化されたインクやトナー等を
装着するようにされたプリンタにおいて、カートリッジ
の誤装着と誤挿着による各部の破損等を防止することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、本体部に対してスライド又は回動自在とさ
れたトレイ上にインクカートリッジを装着し、トレイに
よってインクカートリッジを本体部内部に印刷可能な状
態で装填するようにされたプリンタにおいて、インクカ
ートリッジとトレイの双方に、お互いが嵌合し合う嵌合
部材を設け、その嵌合部材によってトレイ上に装着され
るインクカートリッジの位置決めを行うようにしたもの
である。
【0009】従って、インクカートリッジとトレイの嵌
合部材を合わせるようにすることによって、インクカー
トリッジを正しい状態で装着することができるようにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明プリンタの実施の形
態に付いて、添付図面を参照して説明する。図1乃至図
10は本発明プリンタの実施の形態の一例1を示すもの
である。
【0011】尚、以下の実施の形態は、本発明を謂ライ
ンヘッド方式で印刷ヘッドと一体にカートリッジ化され
た交換用インクを使用するインクジェットプリンタに適
用したものである。
【0012】プリンタ1は、図1に示すように、直方体
形状を為すプリンタ本体(以下、「本体部」という。)2
を有し、前面2aには開口3が形成され、該前面2aに
設けられた開口3からは、トレイ4が前方にスライド
(摺動)して突出するようになっている。
【0013】上記トレイ4は、上面4aの一部を構成す
るカートリッジ装着部(以下、単に「装着部」と略記)
4bが設けられ、該装着部4bには後述するインクカー
トリッジ(以下、「カートリッジ」と略記)5を装着す
るようになっている。
【0014】そして、トレイ4は、図1及び図3に示す
本体部2から前方に突出した位置と、図2に示す本体2
内部に引き込まれた位置との間でスライド自在、即ち、
図示しないモータ及び該モータによって駆動されるロー
ディング機構によって、これらの位置の間を移動してカ
ートリッジ5を印刷可能な所定の位置にセットするよう
にされたものである。また、トレイ4は、本体部2の前
面2aから前方に突出したときには、図3に示すよう
に、ほとんどの部分が本体部2の外部に突出するように
なっている。また、トレイ4が本体部2に引き込まれた
状態のときには、上記開口3はトレイ4前端の前面パネ
ル4cによって閉塞される。
【0015】カートリッジ5もまた、図1に示すよう
に、平坦な上面5aと一部分が稍下方に突出した形状の
下面5bとを有し、厚みが比較的薄い横長の直方体形状
を為すものであり、図示しない単数又は複数のインクタ
ンクを内包すると共に、印刷ヘッド6が上記インクタン
クと一体化されて設けられ、その一部が上記下面5bの
下方に突出した突出部5eから露出した状態となってい
る。
【0016】また、カートリッジ5には、図3に示すよ
うに、左右両側面5c及び5dに、それぞれ一方の嵌合
部材である位置決め用の切欠7、8が上面5aから下面
5bまで貫通した状態で形成されている。これら切欠
7、8はそれぞれ、後述する他方の嵌合部材であるトレ
イ4の装着部4bに設けられた嵌合突起9、10と嵌合
するように、それぞれの形状及び位置を決めて形成され
たものである。上記切欠部7、8の形状は、前後非対称
の台形状にカートリッジ4の左右両側面5c及び5dを
上下に切り欠くことによって形成されたものである。
【0017】また、上記切欠7、8のは、図3に2点鎖
線で示すように、カートリッジ5の短手方向における中
心からずれた位置に形成されている。
【0018】このようなカートリッジ5の形状に対応さ
せて、トレイ4の装着部4bは、図1に示すように、保
持枠11によってカートリッジ5の外形形状に合わせた
部分が囲まれてなる形状に構成され、保持枠11からは
上記嵌合突起9、10が内方に向かって一体に突出形成
されている。
【0019】また、トレイ4の装着部4bには、上記カ
ートリッジ5の下面5bの突出部と対応して、穴12が
形成されている。この穴12は、図6に示すように、装
着部4bに正しくカートリッジ5が装着されているとき
には、印刷ヘッド6が配設され下方に突出した突出部5
eが挿入されることになる。
【0020】そして、上記カートリッジ5はトレイ4が
本体部2内部にローディングによって引き込まれて、プ
リンタ1の本体部2内部の所定の位置にセットされたと
きには、図2に示すように、搬送部13によって送られ
るプリント用紙14に対し、上記穴12からプリント用
紙14の真上に位置するようになった印刷ヘッド6によ
って、適宜な印刷が行われる。
【0021】上記保持枠11によって囲まれた装着部4
bに対し、カートリッジ5は緩めの嵌合関係で装着さ
れ、カートリッジ5の着脱が容易に行えるようになって
いる。また、これらカートリッジ5の切欠7、8及びト
レイ4の嵌合突起9、10は、カートリッジ5が装着部
4bに誤って装着されないように、カートリッジ5の前
後又は縦横の向きを所定の向きに規制するためのもので
ある。即ち、図3に示すように、切欠7、8の位置は、
カートリッジ5のセンターよりもかなり後方寄りとされ
ているため、図4に示すように、例え、トレイ4の装着
部4bにカートリッジ5の前後を間違って装着しようと
しても不可能である。
【0022】プリンタ1の本体部2に設けられた開口3
は、トレイ4のスライド時には、トレイ4にカートリッ
ジ5が正しく装着された場合には、トレイ4の各部及び
カートリッジ5の各部の何れも開口3の開口縁と干渉し
ないような大きさ、且つ、トレイ4にカートリッジ5が
正しく装着されなかった場合には、カートリッジ5の一
部が開口3の開口縁等と干渉して、トレイ4が本体部2
内部に入っていかないような大きさに形成されている。
これは、トレイ4にカートリッジ5を正しく装着しない
状態で本体部2内部に引き込むと、印刷ヘッド6の損傷
や、プリント用紙8の紙詰まり(ジャミング)の原因と
なってしまうからである。
【0023】以下に、トレイ4にカートリッジ5が正し
く装着された場合と、間違って装着された場合とを、詳
細に説明する。
【0024】トレイ4にカートリッジ5が正しく装着さ
れた場合の状態を図6に示す。
【0025】カートリッジ5は、図6及び図7に示すよ
うに、手前(前方)側部分の高さ(上面2aから下面2
b迄の厚み)と印刷ヘッド6が配置された突出部5eが
形成された部分奥(後方)側部分の高さとが異なるよう
にされている。尚、カートリッジ5の手前(前方)側の
高さ(厚み)をL1、印刷ヘッド6が配置された突出部
5eが形成された部分奥側部分の高さL2とし、また、
トレイ4の装着部4bのカートリッジ受け面から本体部
2に設けられた開口3の上縁部までの距離をL3、装着
部4bの保持枠11の高さをL4とする。また、上記L
1乃至L4は、 L1<L3<L2、 L3<L2+L4、 L3<L1+L4、 の関係を有するようにされて、カートリッジ5の様々な
状態の誤挿着時に、誤挿着された状態のまま本体部2内
部にカートリッジ5が引き込まれることがないようにし
ている。
【0026】トレイ4の装着部4bに正しくカートリッ
ジ5が装着されていない状態、即ち、カートリッジ5の
向き及び装着方向は正しくても、装着部4bからカート
リッジ5が浮いた状態では、L2>L3であるので、ト
レイ4を本体部内に引き込もうとすると、カートリッジ
5が開口3の上縁部に引っ掛かって、トレイ4をローデ
ィングすることができない。
【0027】カートリッジ5を正しい装着方向から90
°回転させた状態(カートリッジ5の長手方向をトレイ
4の前後方向に合わせた状態)でトレイ4の装着部4b
に載置した場合には、図7に示すように、カートリッジ
5は、装着部4bの保持枠11内に入らず、保持枠11
の上に乗り上げた状態となってしまう。従って、L3<
L2+L4の関係となって、トレイ4を本体部内に引き
込もうとすると、カートリッジ5が開口3の上縁部に引
っ掛かって、トレイ4をローディングすることができな
い。
【0028】また、カートリッジ5を正しい装着方向か
ら180°回転させた状態(カートリッジ5の前後を逆
にした状態)でトレイ4の装着部4bに載置した場合で
も、カートリッジ5の切欠7、8と装着部4bの嵌合突
起9、10との位置が合わず、嵌合することがないの
で、図8に示すように、カートリッジ5は、上記と同様
に、保持枠11及び嵌合突起9、10の上に乗り上げた
状態となり、L3<L1+L4の関係となって、上記と
同様に、トレイ4を本体部内に引き込もうとすると、カ
ートリッジ5が開口3の開口縁に引っ掛かって、トレイ
4をローディングすることができない。尚、L1<L2
であるので、突出部2eが保持枠11及び嵌合突起9、
10の上に乗り上げた状態のときでも、L3<L2+L
4となって、トレイ4を本体部内に引き込もうとする
と、カートリッジ5が開口3の上縁部に引っ掛かって、
トレイ4をローディングすることができない。
【0029】更に、カートリッジ5を裏返しに装着部4
bに載置した場合においては、図10に示すように、カ
ートリッジ5の切欠7、8と装着部4bの嵌合突起9、
10との位置が一致するので保持枠11及び突起9、1
0上に乗り上げることはないが、前述のように、L2>
L3の関係を有するので、保持枠11の高さL4に関係
なく、突出部2eが開口3の上縁部に引っ掛かってしま
うため、トレイ4をローディングすることはできない。
【0030】尚、カートリッジ5を裏返しに装着部4b
に載置した場合の対処として、図11に応用例として示
すように、カートリッジ5の切欠7、8の位置をすらせ
て設けて、非対称(この場合は左右非対称)とすること
が考えられる。この場合、載置部4bの嵌合突起9、1
0の位置も合わせて左右非対称となる。
【0031】従って、カートリッジ5を裏返しに装着部
4bに載置した場合において、カートリッジ5は常に、
位置に関係なく保持枠11及び嵌合突起9、10の上に
乗り上げた状態となって、トレイ4をローディングする
ことはできない。
【0032】更にまた、カートリッジ5を裏返し、且
つ、カートリッジ5の前後を逆にした状態でトレイ4の
装着部4bに載置した場合でも、図10に示すように、
保持枠11及び嵌合突起9、10の上に乗り上げた状態
となり、L3<L1+L4の関係となって、図7に示す
場合と同様に、トレイ4を本体部内に引き込もうとする
と、カートリッジ5が開口3の開口縁に引っ掛かって、
トレイ4をローディングすることができない。
【0033】従って、カートリッジ5は、正しい装着状
態でしか本体部2内部に引き込まれないため、本体部2
内部で常に正しい状態で稼働位置に装填されることにな
る。
【0034】また、カートリッジが装着されるトレイ
は、上述したように、プリンタの本体部に対して摺動
(スライド)してローディングされるタイプのものの
他、図12に変形例として示すトレイ15の様に、本体
部2に一端部15aを回動自在に支持され、該一端部1
6aを回動支点として、回動にとってローディングされ
るタイプのものでも良い。尚、上記トレイ15と前述の
トレイ4とは、本体部2に対するローディング方法のみ
が異なるだけであるので、同様の部分についてはトレイ
4の説明時に用いた符号と同じ符号を用いることによっ
て詳しい説明を省略する。
【0035】即ち、上記トレイ15は、トレイ4と同様
に、上面に、その一部を構成するカートリッジ装着部4
bを有し、該装着部4bにはインクカートリッジ5を装
着するようになっている。トレイ15の装着部4b鋸有
象は、前述したトレイ4の装着部4bの構造と全く同じ
構造を有するものである。
【0036】そして、トレイ4は、本体部2に支持され
た一端部15aを回動支点として、手動又は図示しない
適宜なローディング機構によって、本体部2から前方に
突出した位置と、本体2内部に引き込まれた位置との間
で回動かして、装着部4bに装着されたカートリッジ5
を印刷可能な所定の位置にセットするようにされたもの
である。また、トレイ15は、本体部2の前面2aから
前方に突出したときには、ほとんどの部分が本体部2の
外部に突出するようになっており、また、トレイ4が本
体部2に引き込まれた状態のときには、本体部3の開口
3はトレイ15の前面パネル15bによって閉塞され
る。
【0037】尚、上記実施の形態においては、嵌合部材
としては、カートリッジ側に切欠を設け、該切欠に対応
させてカートリッジを装着するトレイ側に嵌合突起を設
け、これらが嵌合し合うようにしたが、逆に、カートリ
ッジ側に嵌合突起、該嵌合突起に対応させてトレイ側に
切欠を設けて、これらが嵌合し合うようにしても良い。
【0038】このように、本発明プリンタは、本体部に
対してスライド又は回動するトレイ上にインクカートリ
ッジを装着し、このトレイによってインクカートリッジ
を本体部内部に印刷可能な状態で装填するようにしたプ
リンタにおいて、トレイ上に装着されるインクカートリ
ッジの位置決めのため、インクカートリッジとトレイの
双方に嵌合部材である切欠及び嵌合突起を設けたもので
ある。
【0039】従って、インクカートリッジをトレイ上に
装着する際、その向き、即ち、縦横、前後及び上下を間
違えて装着しようとしても装着ができず、しかも、この
ような誤挿着の状態ではインクカートリッジがプリンタ
の内部に引き込まれることもないので、インクカートリ
ッジやプリンタ内部が損傷されることもなく、プリント
用紙の詰まりも防止することが可能になる。
【0040】尚、前記実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当
たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、本体部
に対してスライド又は回動自在とされたトレイ上にイン
クカートリッジを装着し、トレイによってインクカート
リッジを本体部内部に印刷可能な状態で装填するように
されたプリンタにおいて、インクカートリッジとトレイ
の双方に、お互いが嵌合し合う嵌合部材を設け、その嵌
合部材によってトレイ上に装着されるインクカートリッ
ジの位置決めを行うようにしたので、インクカートリッ
ジをトレイ上に装着する際、誤挿着することを回避する
ことが可能になって、インクカートリッジの誤挿着によ
るインクカートリッジ自体やプリンタ内部が損傷される
ことやプリント用紙の詰まりを防止することができる。
【0042】請求項2に記載した発明にあっては、トレ
イにインクカートリッジの外形と略同じ大きさの保持枠
を設け、保持枠と一体に一方の嵌合部材を設けたので、
インクカートリッジのトレイへの装着を簡単に行うこと
ができる。
【0043】請求項3に記載した発明にあっては、イン
クカートリッジは、厚みが比較的薄い横長の直方体形状
を為すと共に、印刷用のヘッドを内包し、印刷用ヘッド
が配置されていない部分の高さをL1、印刷用ヘッドが
配置されている部分の高さをL2、トレイのカートリッ
ジ受け面から本体部の開口の上縁までの高さをL3とす
ると、L1<L3<L2の関係を有するようにしたの
で、インクカートリッジがカートリッジ装着部で浮いた
状態で、トレイがローディングすることを防止すること
ができる。
【0044】請求項4に記載した発明にあっては、トレ
イのカートリッジ受け面からの保持枠の高さをL4とす
ると、L3<L2+L4の関係を有するようにしたの
で、インクカートリッジを裏返しに取り付けた場合に、
トレイがローディングすることを防止することができ
る。
【0045】請求項5に記載した発明にあっては、L<
L1+L4の関係を有するようにしたので、カートリッ
ジがカートリッジ装着部の保持枠に乗り上げた状態で、
トレイがローディングすることを防止することができ
る。
【0046】請求項6に記載した発明にあっては、嵌合
部材を非対称の位置に複数設けたので、インクカートリ
ッジをトレイ上に装着する際、誤挿着することを、より
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図9と共に、本発明プリンタの実施の
形態を示すものであり、本図はトレイが外部に突出した
状態の全体の斜視図である。
【図2】内部構造を概略的に示す断面図である。
【図3】トレイが外部に突出した状態の全体の平面図で
ある。
【図4】トレイが外部に突出した状態の全体の側面図で
ある。
【図5】トレイが外部に突出した状態で、インクカート
リッジが装着されたときの全体の側面図である。
【図6】図7乃至図9と共にインクカートリッジの挿着
時の各種状態を示すものであり、本図は正常に装着した
場合の各部の様子を示す断面図である。
【図7】90°回転させた状態で装着した場合の各部の
様子を示す断面図である。
【図8】前後を逆にして装着した場合の各部の様子を示
す断面図である。
【図9】裏返しで装着した場合の各部の様子を示す断面
図である。
【図10】図11と共に応用例として嵌合部材の位置を
左右で変えたものを示すものであり、本図はインクカー
トリッジを裏返しで装着した場合の各部の様子を示す断
面図である。
【図11】要部を拡大して示す平面図である。
【図12】トレイの変形例を概略的に示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…プリンタ、2…本体部、4…トレイ、5…インクカ
ートリッジ、7…嵌合部材(切欠)、8…嵌合部材(切
欠)、9…嵌合部材(嵌合突起)、10…嵌合部材(嵌
合突起)、11…保持枠、15…トレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部に対してスライド又は回動自在と
    されたトレイ上にインクカートリッジを装着し、上記ト
    レイによってインクカートリッジを本体部内部に印刷可
    能な状態で装填するようにされたプリンタにおいて、 インクカートリッジとトレイの双方に、お互いが嵌合し
    合う嵌合部材を設け、該嵌合部材によってトレイ上に装
    着されるインクカートリッジの位置決めを行うようにし
    たことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 トレイにはインクカートリッジの外形と
    略同じ大きさの保持枠が設けられ、 上記保持枠と一体に一方の嵌合部材が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 インクカートリッジは、厚みが比較的薄
    い横長の直方体形状を為すと共に、印刷用のヘッドを内
    包し、 上記印刷用ヘッドが配置されていない部分の高さをL
    1、印刷用ヘッドが配置されている部分の高さをL2、
    トレイのカートリッジ受け面から本体部の開口の上縁ま
    での高さをL3とすると、 L1<L3<L2 の関係を有するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 トレイのカートリッジ受け面からの保持
    枠の高さをL4とすると、 L3<L2+L4 の関係を有するようにしたことを特徴とする請求項3に
    記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 L<L1+L4 の関係を有するようにしたことを特徴とする請求項3に
    記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 嵌合部材が非対称の位置に複数設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
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