JP2002239762A - 容器における注入口の封止方法および密閉容器 - Google Patents
容器における注入口の封止方法および密閉容器Info
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Abstract
蓄電池を構成する容器における注入口の封止方法であっ
て、封止部材を一つの溶接手段で溶接することによる不
完全な溶接を解消させる。 【解決手段】 注入口を有する容器に所定の物質を注入
した後に、注入口に球状の封止部材を溶接する封止方法
であって、少なくとも異なる溶接手段により二段階で溶
接するようにした容器における注入口の封止方法であ
る。それにより、異なる溶接手段の特徴を生かして封止
部材を変形させ、注入口を完全に密封溶接できる。
Description
器において、注入口に球状もしくは筒状の封止部材を溶
接/接合することにより容器を封止/封口する方法とそ
の方法によって密封された容器で、例えば、リチウムイ
オン蓄電池であって、その製造過程において蓄電池の容
器(金属ケース)に形成されている注入口から電解液を
注入した後に、その注入口に球状の封止部材を溶接し封
止する方法と密封容器に関するものである。
としては、一般的に抵抗溶接手段を用い、金属球を溶接
して封止を行う技術が従来例として公知になっている。
この従来技術によって注入口を封止した場合に、例え
ば、図9〜図10に示したような封止構造を有する密封
容器になっている。
と、角形リチウムイオン蓄電池1を構成する金属製容器
2の上部蓋部材3に正極板4を取り付けていると共に注
入口5が設けられている。この注入口5から電解液が注
入された後に、その注入口5に対して金属球を宛い、抵
抗溶接手段により押圧しながら金属球の一部を溶かし、
金属球の一部が注入口5内に押し込まれ、一部が上部蓋
部材3上に押し潰されて広げられ、所定の厚さをもって
溶着されることにより注入口5を塞ぐ封止部6が形成さ
れるものである。
接手段によって形成された封止部6は、溶解して押し潰
された端縁部分の厚みがそのまま段差として残ってお
り、しかも、その端縁部分が抵抗溶接の飛び散り現象に
よって均等には広がらないで歪になることが多く、外見
上の体裁が悪いばかりでなく一部において隙間が生じ、
注入口が完全に溶接封止できない状況が生じている。
量化を図るために、金属製容器をアルミニウム材または
アルミニウム合金材で形成することが提案されている。
金属製容器が鉄である場合には、抵抗溶接手段による封
止でも或る程度の強度をもって溶接封止することはでき
るが、金属製容器をアルミニウム材またはアルミニウム
合金材で形成すると、アルミニウム材自体が溶接困難で
あることから、抵抗溶接手段による封止部6の形成で
は、注入口5に押し込まれた部分と注入口の内壁面との
密着による封止が主であり、飛び散り現象による不揃い
の拡がりによる隙間の発生で漏液(リーク)する虞があ
る。
電池は、個別にリークテストを行う工程を経て選別され
たリチウムイオン蓄電池だけが出荷されるものである
が、それでも長期使用によってリークが発生するという
問題点と、製造工程において余分なテスト工程を必要と
し、歩留まりが悪いという問題点を有している。
においては、長期使用によってもリーク発生を防止でき
るようにすること、製造工程において余分なリークテス
ト工程を省略でき歩留まりを良くすることが解決課題で
ある。
決する具体的手段として本発明に係る第1の発明は、注
入口を有する容器に所定の物質を注入した後に、注入口
に球状の封止部材を溶接する封止方法であって、少なく
とも異なる溶接手段により二段階で溶接することを特徴
とする容器における注入口の封止方法を提供するもので
ある。
いて、異なる溶接手段は、抵抗溶接とレーザー溶接であ
ること;二段階の溶接は、一段目の溶接が抵抗溶接であ
り、二段目の溶接がレーザー溶接であること;球状の封
止部材は、ステンレス球であること;容器は、スチー
ル、アルミニウムまたはアルミニウム合金のいずれかで
形成されていること;および二段階溶接後に、更に仕上
げ溶接をレーザー溶接で行うこと;を付加的な要件とし
て含むものである。
を有する容器に所定の物質を注入した後に、注入口に球
状の封止部材を溶接させた密封容器であって、前記封止
部材は少なくとも異なる溶接手段により二段階で溶接さ
れた構成であることを特徴とする密封容器を提供するも
のである。
おいて、異なる溶接手段は、抵抗溶接とレーザー溶接で
あること;二段階の溶接は、一段目の溶接が抵抗溶接で
あり、二段目の溶接がレーザー溶接であること;球状の
封止部材は、ステンレス球であること;容器は、スチー
ル、アルミニウムまたはアルミニウム合金のいずれかで
形成されていること;および二段階溶接後に、更に仕上
げ溶接をレーザー溶接で行ったこと;を付加的な要件と
して含むものである。
法およびその封止方法によって得られた密封容器は、封
止部材を異なる溶接手段を用いて二段階で溶接すること
により、一段目の溶接で大略の溶接封止がなされ、二段
目の溶接で一段目の溶接でなし得なかった弱点を補って
完全な溶接封止がなされるのである。
注入口の封止方法並びに密封容器について好ましい実施
の形態を図面を参照して説明する。なお、理解を容易に
するため、前記従来技術と実質的に同じ機能を有する部
位には同一符号を付して説明する。まず、図1〜図2に
示した角形リチウムイオン蓄電池1は、その外殻が例え
ば、スチール材、アルミニウム材またはアルミニウム合
金材で形成された金属製容器2であり、該金属製容器2
の内部には、蓄電に必要な部材、例えば、負極集電体、
セパレータ、正極集電体等の部材を収納し、上部蓋部材
3を一体的に施蓋して角形の電池としたものである。
ついて説明すると、負極電極は次のようにして作製し
た。黒鉛炭素材粉末を90重量部、結着剤として、ポリ
フッ化ビニリデン(PVDF)を10重量部を混合して
負極合剤を調製し、この負極合剤を溶剤であるN−メチ
ルピロリドンに分散させてスラリー(ペースト状)にし
た。次に、負極集電体として厚さ10μmの帯状の銅箔
を用い、この帯状銅箔の両面に前記負極合剤スラりーを
塗布し、乾燥させた後に圧縮成型して帯状の負極電極に
作製したものである。
炭酸リチウム0.5モルと、炭酸コバルト1モルを混合
し、900℃の雰囲気中で5時間焼成してLiCoO2
を得た。正極活物質としてこのLiCoO2 を91重量
部、導電剤としてグラファイトを6重量部、結着剤とし
てポリフッ化ビニリデン3重量部を混合して正極合剤と
し、この正極合剤をN−メチルピロリドンに分散させて
スラリー(ペースト状)にした。次に、正極集電体とし
て厚さ20μmの帯状のアルミニウム箔を用い、この帯
状アルミニウム箔の両面に前記正極合剤スラりーを塗布
し、乾燥させた後に圧縮成型して帯状の正極電極に作製
したものである。
と、厚さ20μmの微多孔性ポリプロピレンフィルムよ
りなるセパレータとを用い、これらを負極電極、セパレ
ータ、正極電極、セパレータの順に積層したから、この
積層体を渦巻き状に多数回巻回し、最外周セパレータの
最終端部をテープで固定して巻回電極体を作製した。こ
のように作製した巻回電極体を、以下に説明するいずれ
の実施の形態に係る金属製容器内に収納し、正・負極そ
れぞれのリード体を集電体部から導出して金属製容器お
よび蓋部材/安全弁装置に溶接し、次に金属製容器内に
非水電解液を注入するものである。
1は、上部蓋部材3に正極板4を取り付けると共に、電
解液を注入するための注入口5が設けられた構成のもの
であり、図2の角形リチウムイオン蓄電池1は、上部蓋
部材3に正極板4を取り付け、側面の上部隅部近傍に注
入口5が設けられた構成のものである。なお、上部蓋部
材3には、安全弁装置7が取り付けられている。
イオン蓄電池1aであって、前記角形リチウムイオン蓄
電池1と同様に金属製容器2aの内部には、蓄電に必要
な部材、例えば、負極集電体、セパレータ、正極集電体
等の部材を収納したものであり、注入口5aを金属製容
器2aの側面上部近傍に設けたものである。
ムイオン蓄電池1bであり、この蓄電池も同様に金属製
容器2bの内部には、蓄電に必要な部材、例えば、負極
集電体、セパレータ、正極集電体等の部材を収納したも
のであり、注入口5bが金属製容器2bの上面に設けら
れたものである。そして、これら図1〜図4に示したい
ずれの形態のものも本発明の封止方法が適用できるリチ
ウムイオン蓄電池である。
池が存在し、その中の一つの形態、即ち、角形リチウム
イオン蓄電池1について、本発明の封止方法を図5およ
び図6を用いて説明し、他の円柱形リチウムイオン蓄電
池1aおよびボタン形リチウムイオン蓄電池1bについ
ては、特に、注入口の符号5を5a、5bに、上部蓋部
材3を金属製容器2a、2bにそれぞれ置き換えれば容
易に理解でき、それらに対する説明は重複するので省略
する。
に、図5(A)に示したように、その注入口5に対し
て、例えば、ステンレス等の金属からなる球状の封止部
材10を宛う。この場合に、使用される封止部材10と
注入口5との大きさの関係は、例えば、注入口5の内径
を1とすると、封止部材10の外径は1.2〜1.5の
範囲の比率に設定する。
接手段11に所定の電流を印加しながら封止部材10を
押圧して一段階目の溶接を行うと、封止部材10が溶け
(軟化し)て、その一部が注入口5内に押し込まれ、抵
抗溶接手段11が当接している上部は、飛び散り現象も
生ずるが、全体として略平坦に押し潰されて上部蓋部材
3(図2の形態のものは金属製容器2に相当する)上に
所定の厚さをもって拡がる。
される電流は約900Aであり、加圧は略51Nで、加
圧時間は略0.004秒程度である。このように抵抗溶
接手段11で一段階目の溶接を行うと、注入口5内に押
し込まれた封止部材10の一部10aが注入口5の内壁
面に密着係合し、上部の押し拡げられた平坦面10bの
下面が上部蓋部材3と密着した状態になって注入口5を
一応塞ぐ状態になる。
手段11で封止部材10を押し潰して変形させる度合い
は約50%程度であり、封止部材10の30〜40%が
注入口5内に押し込まれ、残りが上部蓋部材3の上面に
平坦面10bとして拡がるようになる。この拡がってい
る平坦面10bの周縁状態は、抵抗溶接による飛び散り
現象で多少不揃いで歪になっているが、封止構造として
は完全ではないが大略な(略7〜8分目程度)封止がな
されたものとなる。
に、図5(C)に示したように、レーザー溶接手段12
を用いて二段階目の溶接を行う。この場合に、レーザー
ヘッドにおけるレーザーディフォーカスh=5mmに設
定し、一段階目の溶接で拡がりをもつ平坦面10bの歪
になっている周縁部分を主としてレーザー溶接するので
ある。
ザ光を照射することにより周縁部が溶解して流動状態に
なり、封止部材10の材料としてもっている表面張力に
よって歪になっていた部分が引き寄せられ、全体として
略円形状に修正されるのであり、しかも、周縁部分は流
動性を有することから、外側方向に拡がる作用が働き全
体としてなだらかな曲面10cになる。
は、図6に示したように、数秒で溶接する。即ち、初期
のレーザー光照射においては、例えば、39J(ジュー
ル)で0.5秒間照射し、続いて45J(ジュール)で
1秒間照射し、最後に39J(ジュール)で0.5秒間
照射することによりレーザーによる溶接が終了するので
ある。
けた平坦面10bの周縁部近傍が、一瞬において流動化
し、図7に示したように、封止部材10の全体が円形状
に整形されて外見上の体裁が良くなるのである。
0の上面がなだらかな曲面10cになって、上部蓋部材
3から上部に突出する厚みd=0.15〜0.3mm程
度になり、また、周縁部が上部蓋部材3の上面に密着状
態で溶接されることと、注入口5内に押し込まれた一部
10aと注入口5の内壁面とが密着係合することと相俟
って、注入口5を略完全な状態で封止することができる
のである。
止するための封止部材を、異なる溶接手段を用いて、二
段階で溶接を行うものであり、一段目の抵抗溶接手段は
その特徴を生かして、注入口に対する封止部材の押し込
みと上面の平坦面の形成を行うものであり、一段目の溶
接における弱点、例えば、抵抗溶接による飛び散り現象
で生ずる周縁部の不揃いで歪になった溶接不良等を、二
段目のレーザー溶接手段で補完することにより完全な封
止溶接が遂行できるのである。
変形させて封止構造を完成するものであるが、この封止
構造の上部蓋部材3から上部に突出する高さが高い場合
に、二段目のレーザー溶接手段を用いて、再度レーザー
光の照射を行い、封止構造の周縁部から上面全体を流動
化させて更に低くすることができる。この工程は、いわ
ゆる仕上げ工程ということができる。
止部材を加圧して溶接する抵抗溶接手段は一度しか用い
ないので、加圧による容器へのダメージを軽減でき、容
器の強度を低下させないでリチウムイオン蓄電池等の製
品を製造することができる。
が特徴をもった二つを組み合わせることにより、注入口
を封止するための封止部材をそれぞれ特徴に沿った溶接
を行うことで完全な封止構造を形成できるのであり、リ
ークの虞が解消されることによって、製造工程において
リークテスト工程のラインを必要としないのであり、製
造の作業性が向上すると共に、必然的に歩留まりも向上
するのである。
蓄電池について説明したが、その他の容器で注入口を有
し且つその注入口を封止部材を用い溶接手段で溶着さ
せ、密封または封止する必要のある全てのものに対して
適用できるものである。
における注入口の封止方法は、注入口を有する容器に所
定の物質を注入した後に、注入口に球状の封止部材を溶
接する封止方法であって、少なくとも異なる溶接手段に
より二段階で溶接することによって、異なる溶接手段の
特徴を生かして封止部材を変形させ、注入口を完全に密
封溶接できるという優れた効果を奏する。
密封溶接できるので、漏液(リーク現象)がないことか
ら、製造ラインにおけるリークテスト工程が不要にな
り、単純な判別出荷が可能となって歩留まりが向上する
と共に、長期間に亘る製品の信頼性を向上させることが
できるという優れた効果を奏する。
角形リチウムイオン蓄電池の注入口封止前の斜視図であ
る。
形リチウムイオン蓄電池の注入口封止前の斜視図であ
る。
す円柱形リチウムイオン蓄電池の注入口封止前の斜視図
である。
タン形リチウムイオン蓄電池の注入口封止前の平面図で
ある。
説明するためのものであり、図(A)は封止部材を注入
口に宛った状態を示す要部の拡大断面図、図(B)は一
段目の抵抗溶接手段で封止部材を溶接した状況を示す拡
大断面図、図(C)は二段目のレーザー溶接手段で封止
部材を溶接した状況を示す拡大断面図である。
条件を示したグラフである。
された状況の一形態に係る角形リチウムイオン蓄電池の
一部を示す平面図である。
して示した断面図である。
状況を示す角形リチウムイオン蓄電池の一部を示す平面
図である。
構造を拡大して示した断面図である。
ムイオン蓄電池、1b ボタン形リチウムイオン蓄電
池、 2、2a、2b 金属製容器、3 上部蓋部材、
4 正極板、 5 注入口、 6 封止部、7 安全
弁装置、 10 封止部材、 10a 封止部材の一
部、10b 平坦面、 10c なだらかな曲面、 1
1 抵抗溶接手段、12 レーザー溶接手段、 h レ
ーザーディフォーカス、d 封止部材の上部に突出する
厚み。
Claims (12)
- 【請求項1】 注入口を有する容器に所定の物質を注入
した後に、注入口に球状の封止部材を溶接する封止方法
であって、 少なくとも異なる溶接手段により二段階で溶接すること
を特徴とする容器における注入口の封止方法。 - 【請求項2】 異なる溶接手段は、 抵抗溶接とレーザー溶接であることを特徴とする請求項
1に記載の容器における注入口の封止方法。 - 【請求項3】 二段階の溶接は、 一段目の溶接が抵抗溶接であり、 二段目の溶接がレーザー溶接であることを特徴とする請
求項1または2に記載の容器における注入口の封止方
法。 - 【請求項4】 球状の封止部材は、 ステンレス球であることを特徴とする請求項1に記載の
容器における注入口の封止方法。 - 【請求項5】 容器は、 スチール、アルミニウムまたはアルミニウム合金のいず
れかで形成されていることを特徴とする請求項1に記載
の容器における注入口の封止方法。 - 【請求項6】 二段階溶接後に、 更に仕上げ溶接をレーザー溶接で行うことを特徴とする
請求項1、2または3に記載の容器における注入口の封
止方法。 - 【請求項7】 注入口を有する容器に所定の物質を注入
した後に、注入口に球状の封止部材を溶接させた密封容
器であって、 前記封止部材は少なくとも異なる溶接手段により二段階
で溶接された構成であることを特徴とする密封容器。 - 【請求項8】 異なる溶接手段は、 抵抗溶接とレーザー溶接であることを特徴とする請求項
7に記載の密封容器。 - 【請求項9】 二段階の溶接は、 一段目の溶接が抵抗溶接であり、 二段目の溶接がレーザー溶接であることを特徴とする請
求項7または8に記載の密封容器。 - 【請求項10】 球状の封止部材は、 ステンレス球であることを特徴とする請求項7に記載の
密封容器。 - 【請求項11】 容器は、 スチール、アルミニウムまたはアルミニウム合金のいず
れかで形成されていることを特徴とする請求項7に記載
の密封容器。 - 【請求項12】 二段階溶接後に、 更に仕上げ溶接をレーザー溶接で行ったことを特徴とす
る請求項7、8または9に記載の密封容器。
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---|---|---|---|
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Publications (1)
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