JP2003203620A - リチウムイオン電池とその注液法 - Google Patents

リチウムイオン電池とその注液法

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JP2003203620A
JP2003203620A JP2002001069A JP2002001069A JP2003203620A JP 2003203620 A JP2003203620 A JP 2003203620A JP 2002001069 A JP2002001069 A JP 2002001069A JP 2002001069 A JP2002001069 A JP 2002001069A JP 2003203620 A JP2003203620 A JP 2003203620A
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昌朋 長谷
Tatsuya Hashimoto
達也 橋本
Takafumi Fujii
隆文 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池容器への電解液注液を高真空下で行うこ
とで、電池容器や封口板を汚染することなく、迅速な注
液を可能にする。 【解決手段】 正極板、負極板およびセパレータからな
る極板群を電解液とともに電池容器内に収容した電池の
注液法において、前記極板群から引き出されたリードの
エッジ部にはテーパーが設けられ、前記テーパーが前記
電池容器内を高真空状態にするための一対のゴム蓋間に
より圧接挟持され、その長さが前記蓋の厚みよりも大き
く形成され、圧接挟持した部分の気密を保った状態で注
液を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウムイオン電
池とこの電池へ電解液を効率的に注液する電解液注液法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のリチウムイオン二次電池の構造
は、図1に示すように、正極集電体1bに正極材料1a
を塗着形成させた正極板1と、負極集電体2bに負極材
料2aを塗着形成させた負極板2とをセパレータ3を介
して渦巻状に積層した極板群10を電解液とともに電池
容器4内に挿入する。そして、封口板6、ガスケット7
を用いて電池容器4を密閉して組み立てられる。
【0003】この際の注液方法を図7に示す。封口前工
程の電池容器4内に電解液ポット21内にある電解液の
一部を注入し、電解液供給弁22を閉め、排気手段19
を動作させて減圧を行う。ある程度減圧させた後、大気
供給弁23を開き常圧を利用して液の加圧を行う。これ
を数回に分けて行い所定の電解液量になるまで行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような注
液方法を行うと、極板群10に電解液を含浸させるまで
に長時間を要すことになる。また、注液後に減圧操作を
行うと、極板群10内の気泡発生により、液面が上昇し
電池容器4から電解液が溢れることがあり、注入量バラ
ツキが起こるという問題と、溢れ出た電解液で電池容器
4と封口板6を濡らすことになる。
【0005】この電池容器4と封口板6を濡らしている
電解液は溶媒の揮発により溶質が析出、粉化し、後で行
う封口の気密性の障害になるという問題点を有してい
る。
【0006】さらに前記の方法で注液を行うと、正極板
から引き出される、図5に示すリードを一対の気密保持
用弾性閉鎖蓋ではさみ込んで気密を保とうとする際、リ
ードの角張ったエッジ部と一対の閉鎖蓋の突合せ面との
間に微小な隙間が生じて300Pa以下の高真空状態ま
で減圧することができない。
【0007】そこで、本発明は上記の問題点の解決を図
ったものであり、リードに封口板を取付けた状態でしか
も高真空下で短時間に注液を行えるリチウムイオン電池
を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、正極板、負極
板およびセパレータからなる極板群を電解液とともに電
池容器に収容した電池において、極板群から引き出され
たリードのエッジ部には、減圧処理あるいは注液のため
に容器を閉塞する一対の蓋に対応するテーパーが設けら
れたことを特徴とするものであり、容器内を高真空状態
に保つことができ、電解液を迅速に電池容器内に注入で
きるという効果を奏するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、正極板、負極板および
セパレータからなる極板群を電解液とともに電池容器に
収容した電池において、極板群から引き出されたリード
のエッジ部には、減圧処理あるいは注液のために容器を
閉塞する一対の蓋に対応するテーパーが設けられたこと
を特徴とするものである。
【0010】好ましくは、リードのエッジ部に設けたテ
ーパーは、そのテーパー角度(内角)が5〜45°であ
り、その長さは弾性閉鎖蓋の厚さの2〜4倍である。
【0011】また本発明は、正極板、負極板およびセパ
レータからなる極板群を電解液とともに電池容器内に収
容した電池の注液法において、前記極板群から引き出さ
れたリードのエッジ部にはテーパーが設けられ、前記テ
ーパーが前記電池容器内を高真空状態にするための一対
の蓋間により圧接挟持され、その長さが前記蓋の厚みよ
りも大きく形成され、圧接挟持した部分の気密を保った
状態で注液が行われることを特徴とするものである。
【0012】ここで好ましくは、一対の蓋のうち、リー
ドのエッジ部に設けたテーパーに対向する一方は、他方
よりも軟質な材料で形成されているものであり、テーパ
ー部を食い込ませ十分に覆い尽くすことにより、さらに
気密を保つことができる。
【0013】上述したような注液方法を行うことによ
り、高真空状態における容器への電解液の迅速な注液を
可能にし、また、封口板を容器とは離れた外部に引き出
すことにより、封口板が注入する電解液の溢液により濡
れるという問題を容易に解決できるようになり、封口時
の気密性障害を防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明のリチウムイオン電池について
図1〜図3を参照して説明する。
【0015】(実施例1)図1において、1は正極板、
2は負極板で、微多孔性のポリエチレンフィルムからな
るセパレータ3を介して渦巻状に巻回されて極板群10
が構成され、この極板群10が電解液とともに電池容器
4内に収容配置されている。電池容器4は負極端子をな
す円筒容器状の電池缶5とその上端開口部を封鎖する封
口板6とから構成され、電池容器4の上端開口部と封口
板6とは、両者の間に介在した絶縁パッキン7で、相互
に電気的に絶縁されるとともに電池容器4として密閉さ
れている。
【0016】正極板1は、正極集電板1bの両面に正極
材料1aが塗工されるとともに、その正極集電体1bの
一側部(図示例では上側部)が正極材料1aの塗工部よ
り上方に突出している。また、負極板2は、負極集電体
2bの両面に負極材料2aを塗工して構成されるととも
に、その負極集電体2bの他側部(図示例では下側部)
が負極材料2aの塗工部より下方に突出している。な
お、セパレータ3は正極板1及び負極板2の塗工部の両
側縁よりも外側にそれぞれ突出している。
【0017】そして、正極集電体1bのセパレータ3よ
り突出した部分を押圧することによって正極集電体1b
の突出部を塑性変形させて正極側平坦部11が形成さ
れ、この正極側平坦部11に正極集電板8が接合されて
いる。同様に、負極集電体2bのセパレータ3より突出
した部分を押圧することによって負極集電体2bの突出
部を塑性変形させて負極側平坦部12が形成され、この
負極側平坦部12に負極集電板9が接合されている。こ
れら正極集電板8及び負極集電板9はそれぞれ封口板6
と電池容器4に接続されている。8a、9aは、正極集
電板8及び負極集電板9を封口板6の内面及び電池容器
4の内底面に接合するためその外周から延出されたリー
ドである。
【0018】次に、正極板1、負極板2、及び電解液に
ついての説明をする。正極集電体1bはアルミニウム箔
からなり、その両面に正極活物質であるマンガン酸リチ
ウム(LiMn24)と結着剤であるポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)を含む正極材料1aを塗工して正極板
1が構成されている。なお、材料供給量・コストの面で
はLiMn24などのMn系リチウム含有遷移金属酸化
物がより適している。
【0019】負極集電体2bは銅箔からなり、その両面
に負極活物質である人造黒鉛と結着剤であるスチレンブ
タジエンゴム(SBR)を含む負極材料2aを塗工して
負極板2が構成されている。
【0020】また、電解液は、溶質として六フッ化リン
酸リチウム(LiPF6)を用い、溶媒としてエチレン
カーボネート(EC)とジエチレンカーボネート(DE
C)の混合溶媒(混合比=1:1)を用い、この溶媒に
溶質を1mol/dm3の濃度に溶解したものを用い
た。
【0021】極板群10を形成し、この極板群10を、
図2に示すように、円筒容器状の成形治具13内に挿入
配置し、成形治具13の一端開口から押圧具14にて押
圧する。すると、正極集電体1b及び負極集電体2bの
突出部が仮想線で示すように径方向内側に向けて90°
折り曲がるように塑性変形され、正極側平坦部11、負
極側平坦部12が形成される。即ち、正極板1及び負極
板2が渦巻状に巻回されているので、正極集電体1b及
び負極集電体2bの突出部が径方向外側には屈折せず、
全体が略均等に逐次径方向内側に向けて折り曲がるよう
に塑性変形されることになり、多少の皺を生じさせなが
らも全体として正極側平坦部11、負極側平坦部12が
形成されることになる。
【0022】次いで、正極側平坦部11、負極側平坦部
12を形成した極板群10を成形治具13から取り出
し、図3に示すように、厚み0.3mmのアルミニウム
製集電板8を正極側平坦部11に、同厚みのニッケル製
集電板9を負極側平坦部12に押し付けるように配置し
て両者を圧接させた状態で、正極集電板8及び負極集電
板9の表面の周方向複数箇所を中心部から外周縁まで放
射状にレーザービーム15を照射することによって正極
集電板8及び負極集電板9と正極側平坦部11、負極側
平坦部12をレーザ溶接する。その後、この正極集電板
8及び負極集電板9を接合した極板群10を電池容器4
内に収容して負極集電板9と電池容器4を溶接により結
合させる。正極集電板8から引き出した正極リード8a
は、幅8mm、厚み0.3mm、長さ25mmに形成さ
れていて、その先端に封口板6を溶接する。なお、正極
リード8aの中央部のエッジ部には長さ12mmにわた
って図6のようなテーパー8bを角度15°で付けた。
【0023】(比較例1)正極集電板にテーパーを設け
ないこと以外は実施例1と同様にしたリチウムイオン電
池を作成した。
【0024】正極リード8aのテーパー部8bを図4B
に示すように、一対の気密保持用の封鎖蓋であるゴム蓋
17a、17bの突き当たり面ではさみ込み、電池容器
4と厚み3mmのエチレンプロピレンジエンゴム(EP
DM)からなるゴム蓋17とを密着させて電池容器4を
閉塞する。次に排出手段19により電池容器内を減圧
し、排気弁20を閉めた後、電解液供給弁22を開い
て、電解液ポット21内の電解液(40ml)を電池容
器4内に減圧を利用して注入する。注液後、高真空状態
を開放し、常圧を利用して液に加圧を施して極板群10
に含浸させ、封口板6で電池容器4を密封した。
【0025】上記実施例1の電池と比較例1の電池を比
較すると、実施例1の電池においては1Pa以下の高真
空度を保つことができたが、引用例1の電池においては
真空状態を300Pa以下に保つことはできなかった。
これにより、実施例1の電池では電解液注入時間が大幅
に短縮され、電池の生産性を高めることができる。
【0026】次いで、実施例1において作成した電池の
テーパーの角度を変化させ、それによるセパレータの濡
れ性の検討を行った。ここで、テーパー角が5°の電池
を実施例2、10°の電池を実施例3、30°の電池を
実施例4、45°の電池を実施例5、50°の電池を比
較例2とする。なお、注液後の電池を分解してセパレー
タの濡れた面積を目視により観察することでセパレータ
の濡れの程度を判断した。その結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】表1から明らかなように、テーパー角を5
°以上45°以下とすることによって良好な濡れ性を得
ることが可能となる。
【0029】また、テーパーの長さを弾性閉鎖蓋の厚さ
の2〜4倍とすることによって、弾性閉鎖蓋の全面にテ
ーパーが接することとなり、気密性を確実に保つことが
できる。
【0030】なお、本実施例において正極活物質として
LiMn24、負極活物質として人造黒鉛、電解液の溶
質としてLiPF6、溶媒としてECとDECの混合溶
媒を用いたが、それぞれ正極活物質としてLiCo
2、LiNiO2またはこれらMn、Co、Niの一部
を他の遷移金属で置換したもの、あるいはそれ以外のリ
チウム含有遷移金属酸化物、負極活物質としてグラファ
イト、石油コークス類、炭素繊維、有機高分子焼成物な
どの炭素質材料、リチウムを吸蔵・放出可能な金属ある
いは酸化物、もしくはこれらの複合化材料、溶質として
過塩素酸リチウム(LiClO4)、ホウフッ化リチウ
ム(LiBF4)、などのリチウム塩、溶媒としてエチ
レンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート
(PC)、ジエチレンカーボネート(DEC)、エチレ
ンメチルカーボネート(EMC)などの非水溶媒単独も
しくはそれらの混合溶媒を用いることができる。
【0031】なお、ゴム蓋17としてはEPDMを用い
たが、他の材質のゴムを用いることが可能である。ま
た、一対の材質は同一であっても異なるものであっても
よい。なお、材質の異なる場合には、テーパー部と対向
する一方のゴムを他方よりも軟質化してテーパー部を食
い込ませ十分に覆い尽くすようにするとよい。
【0032】
【発明の効果】このように本発明によると、電池容器内
の極板群から引き出したリードのエッジ部にテーパーを
付けることにより、一対の気密保持用の弾性封鎖蓋との
間の気密を保て、この蓋で電池容器の開口部を封鎖する
ことで容器内を高真空状態に保つことができ、電解液を
迅速に電池容器内に注入できるようになる。また、リー
ド先端に接続した封口板を電解液注入口から距離を置い
て外部に位置させることで、封口板が注液時に電解液で
濡れるという問題も容易に解決できるようになり、注入
量バラツキ及び、容器封口時の気密性障害問題を解消す
ることができる。さらに注液後、直ちに容器の封口に移
ることも可能になり、リチウムイオン電池の生産性、歩
留まりを大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明リチウムイオン電池の一実施形態での縦
断面図
【図2】同電池の極板群の集電体突出部に平坦部を形成
する工程の縦断面図
【図3】同極板群の集電体平坦部に集電板を接合する工
程の斜視図
【図4】(A)本発明の電解液注入装置の説明図 (B)同一対のゴム蓋で電池容器を気密に閉鎖した上面
【図5】(A)従来の正極集電板の平面図 (B)同リードの拡大断面図
【図6】(A)本発明の正極集電板の平面図 (B)同リードの拡大断面図
【図7】従来の電解液注入装置の説明図
【符号の説明】
1 正極板 2 負極板 3 セパレータ 4 電池容器 8 正極集電板 8a 正極リード 8b テーパー 9 負極集電板 10 極板群 11 正極側平坦部 12 負極側平坦部 13 成形治具 14 押圧治具 15 レーザービーム 16 電解液注入口 17 ゴム蓋 18 注液ノズル 19 排気手段 20 排気弁 21 電解液ポット 22 電解液供給弁 23 大気供給弁 24 大気供給ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 隆文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H022 AA09 BB02 CC16 EE01 EE07 5H023 AA03 AS01 AS05 BB05 CC11 CC19 CC27 5H029 AJ14 AJ15 AK03 AL07 AM03 AM05 AM07 BJ02 BJ14 CJ03 CJ04 CJ30 DJ02 DJ05 DJ12 EJ01 HJ00 HJ04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極板、負極板およびセパレータからな
    る極板群を電解液とともに電池容器に収容した電池にお
    いて、極板群から引き出されたリードのエッジ部には、
    減圧処理あるいは注液のために容器を閉塞する一対の蓋
    に対応するテーパーが設けられたことを特徴とするリチ
    ウムイオン電池。
  2. 【請求項2】 リードのエッジ部に設けられたテーパー
    は、そのテーパー角度が5〜45°であり、その長さは
    蓋の厚さの2〜4倍であることを特徴とする請求項1記
    載のリチウムイオン電池。
  3. 【請求項3】 正極板、負極板およびセパレータからな
    る極板群を電解液とともに電池容器内に収容した電池の
    注液法において、前記極板群から引き出されたリードの
    エッジ部にはテーパーが設けられ、前記テーパーが前記
    電池容器内を高真空状態にするための一対の蓋間により
    圧接挟持され、その長さが前記蓋の厚みよりも大きく形
    成され、圧接挟持した部分の気密を保った状態で注液が
    行われることを特徴とするリチウムイオン電池の注液
    法。
  4. 【請求項4】 一対の蓋のうち、リードのエッジ部に設
    けたテーパーに対向する一方は、他方よりも軟質な材料
    で形成されていることを特徴とする請求項3記載のリチ
    ウムイオン電池の注液法。
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