JP2002239511A - 生ごみ処理機における処理済み物排出装置 - Google Patents

生ごみ処理機における処理済み物排出装置

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JP2002239511A
JP2002239511A JP2001041716A JP2001041716A JP2002239511A JP 2002239511 A JP2002239511 A JP 2002239511A JP 2001041716 A JP2001041716 A JP 2001041716A JP 2001041716 A JP2001041716 A JP 2001041716A JP 2002239511 A JP2002239511 A JP 2002239511A
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Japan
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overflow
garbage
shutter
fermenter
stirring
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Application number
JP2001041716A
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English (en)
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Hajime Irie
元 入江
Yoshihiro Kobayashi
祥浩 小林
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発酵槽のオ−バ−フロ−口から溢出してシュ
−タ内を落流する処理済み物が詰まるのを防止する。 【解決手段】 発酵槽内の処理物を攪拌移送具で攪拌し
て発酵分解処理しながら同槽内の一側方に移送してオ−
バ−フロ−口から溢出させシュ−タを経て回収トレイに
落流させる生ごみ処理機において、シュ−タ内に滞積す
る処理済み物を強制的に落流させる滞積阻止具をシュ−
タに係らせて設けた。また、滞積阻止具を処理済み物が
溢出するときにのみ動作させる、或いはセンサ−で滞積
を検知して動作させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家庭等で発生す
る生ごみを発酵分解処理して堆肥化する生ごみ処理機に
係り、より具体的には、発酵槽内で発酵分解処理された
処理済み物を発酵槽の側壁に開設するオ−バ−フロ−口
から溢出させて同口部に連通するシュ−タを経てトレイ
に落流させて回収する処理済み物排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の回転爪を備えた攪拌爪軸が横架さ
れている発酵槽内に被処理物である生ごみを投入すると
ともに、その生ごみの発酵を促進する好気性菌や水分調
節剤を投入して、前記回転爪により生ごみを粉砕しつつ
攪拌して発酵分解処理し、発酵分解処理が進んだものを
前記回転爪の横送り作用で発酵槽内の一側方に向けて移
行させ、移行終端部に至った処理済み物を、発酵槽の槽
壁に開設するオ−バ−フロ−口から溢出させて同口部に
連通するシュ−タを経て下方の回収トレイに落流させる
ようにした生ごみ処理機が知られている(例えば、特開
2000−202403号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような生ごみ処
理機によれば、発酵槽内の一側部に一定量以上に発酵処
理された処理済み物が堆積すると、それがオ−バ−フロ
−口から順次溢出してトレイに回収されるので、生ごみ
処理機を連続運転しながら発酵槽に生ごみを逐次追加投
入することができて能率良く発酵分解処理できるのであ
るが、従来のものにおいては、オ−バ−フロ−口から溢
出した処理済み物がシュ−タ内を落流する際にそれがシ
ュ−タの内壁面に付着滞積して膨大化し、遂にはシュ−
タの内部を閉塞状態にしてしまうといった不具合が生じ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の不具合
を解消することを目的し、目的達成のために次のような
技術的手段を講じた。すなわち、 発酵槽内に投入した
生ごみを同槽内に設置する攪拌移送具で攪拌して発酵分
解処理しながら同槽内の一側方に移送し、移送終端部に
至った処理済み物を発酵槽の側壁に開設したオ−バ−フ
ロ−口から溢出させて同口に連通するシュ−タを経て回
収トレイに落流させて収集する生ごみ処理機において、
前記シュ−タ内に滞積する処理済み物を強制的に落流さ
せる滞積阻止具をシュ−タに係らせて設けて電気的又は
機械的駆動手段により阻止動作させるようにした。
【0005】また、前記滞積阻止具をオ−バ−フロ−口
から処理済み物が溢出するときにのみ阻止動作させるよ
うにし、また、同滞積阻止具をシュ−タ内の滞積物を検
出するセンサ−の検出信号によって阻止動作させるよう
にした。さらに、発酵槽内に設置する攪拌移送具を、攪
拌爪を備えた回転爪軸で構成して、この回転爪軸に連動
する機械的駆動手段で滞積阻止具を阻止動作させるよう
にした。また、前記滞積阻止具をシュ−タに対して叩打
力を付与する往復運動体或いはシュ−タに内装する回転
体で構成した。
【0006】さらに、シュ−タの外面にリブを形設し、
また、シュ−タの全体或いは一部分が揺動するようにし
て滞積阻止具による滞積阻止作用が効果的に果たされる
ようにした。また、シュ−タの内壁面を下方に至るに従
って裾拡がりになる傾斜面に形成して落流物の付着滞積
が可及的に少なくなるようにし、また、シュ−タ全体又
はその一部分を着脱自在にして清掃等を容易良好に行え
るようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は生ごみ処理機の一部破断
正面図、図2は生ごみ処理機の一部破断左側図、図3は
ケ−シングを取り外して内部を左斜め前側方からみた斜
視図、図4は滞積阻止具を作動する駆動回路のブロック
図、図5は同駆動回路の変形例を示すブロック図であ
る。
【0008】先ず、生ごみ処理機の全体構成を図1〜図
3に基づいて説明する。本発明が適用される生ごみ処理
機は、ケ−シング(10)の内部に、生ごみを発酵処理す
る側面視U字形の発酵槽(11)と、その発酵槽(11)の
下方に配置して同槽内で発酵処理された仕上り物を回収
する回収トレイ(12)と、発酵槽(11)内の生ごみから
発生する臭気を排気する排気部(13)等を配設して構成
され、さらに、ケ−シング(10)内には発酵槽(11)内
に設置される攪拌移送具(14)を駆動する駆動機構及び
その駆動源である電動モ−タ(15)や、前記排気部(1
3)に設けられる排気フアン(13a)などの各種機器類
が設けられる。
【0009】ケ−シング(10)は、基台(10a)上に箱
状筒部を立設するとともに、その箱状筒部の上端に上部
被蓋体を嵌合止着して矩形箱型に形成されている。そし
て、前記ケ−シング(10)の上部被蓋体中央部には生ご
み投入口が開設され、この生ごみ投入口を、後方縁部側
の枢支部(16)支点で上下方向に開閉自在な投入口蓋
(17)で密閉できるように構成し、また、生ごみ投入口
から左側方に外れた上部被蓋体の上面部分に操作パネル
(18)を配設して、操作パネル(18)において各種の運
転操作を行えるようにしている。
【0010】また、前記ケ−シング(10)の正面壁(1
0b)の下部左側寄り部位には、着脱又は開閉自在の排
出扉(10c)で閉塞される取出口(10d)が開口され、
この取出口(10d)から前記回収トレイ(12)を発酵槽
(11)下方の所定位置に装填する、或いは前記所定位置
からケ−シング(10)外に引き出すことができるように
なっている。
【0011】ケ−シング(10)の内方には前記基台(1
0a)から立ち上がる左右一対の支持スタンド(19)(1
9)が設けられ、両支持スタンド(19)(19)の上部中
央部に各々前記発酵槽(11)の左右側面の中央部に設置
されているボス(20)(20)を載置して発酵槽(11)が
着装されている。また、左右のボス(20)(20)内には
それぞれベアリング(21)(21)が内装され、このベア
リング(21)(21)によって前記攪拌移送具(14)であ
る回転爪軸(14a)を支持して前記発酵槽(11)内に左
右向きに横架している。
【0012】次に、前記発酵槽(11)の構成について説
明する。図3にみられるように、発酵槽(11)は略立方
体形でその上方が開口されて投入口(11a)としてい
る。そして、ケ−シング(10)の生ごみ投入口を閉塞す
るように投入口蓋(17)が閉じられると、その投入口蓋
(17)によって発酵槽(11)の投入口(11a)も密閉状
に閉塞され、発酵槽(11)内の熱が逃げないようにして
発酵に適した環境を維持するとともに、臭気が漏れるこ
とのないようにしている。また、発酵槽(11)は側面視
でU字状に形成され、下部の半円部の中心部に前記回転
爪軸(14a)が左右方向に挿通されている。
【0013】回転爪軸(14a)には左右方向の同一位置
より半径方向に90°ずらして二本の攪拌爪(14b)
(14b)が植設され、この二本一組の攪拌爪(14b)
(14b)が回転爪軸(14a)上に所定間隔をあけ、かつ
所定角度ずらして植設され、該爪(14b)(14b)・・
の先端の回転軌跡(14c)の下外側に発酵槽(11)の円
弧状底壁内面が近接位置し両者の形状が略一致するよう
にして、攪拌爪(14b)の攪拌作用が十分に行き渡るよ
うにしている。また、攪拌爪(14b)(14b)の断面形
状を「く」字状に形成して、回転方向に対して傾いた傾
斜爪面により、正逆の何れの方向に回転爪軸(14a)が
回転しても同爪軸(14a)の軸心方向に処理物を送るこ
とができるようにしている。
【0014】前記回転爪軸(14a)を駆動する電動モ−
タ(15)は、ケ−シング(10)の基台(10a)上面と発
酵槽(11)下部との間の空間部に設けられる。即ち、右
側支持スタンド(19)の内側に固装した電動モ−タ(1
5)の動力によって駆動するようにしている。前記電動
モ−タ(15)は正逆回転駆動可能であり、この電動モ−
タ(15)の出力軸(22)を右側支持スタンド(19)を貫
通させて右側に突出させて、その出力軸(22)端部に駆
動スプロケット(23)を固設し、前記回転爪軸(14a)
の右側軸端部に嵌着する従動スプロケット(24)との間
にチエン(25)を巻回して動力伝達できるようにし、回
転爪軸(14a)を正逆回転させてそれに植設した攪拌爪
(14b)(14b)・・で生ごみを攪拌しさらに粉砕する
ようにしている。
【0015】また、図1に示すように、前記発酵槽(1
1)の底部外周面には加温手段としての断熱材で被装さ
れた面状のヒ−タ(26)が貼設されており、該ヒ−タ
(26)は図示せぬ制御部により温度調節が行えるように
して、発酵槽(11)内の処理物を加温して発酵を促進す
るようにしている。
【0016】上記の如く、投入口蓋(17)により密閉状
に閉塞された発酵槽(11)には発酵に必要な酸素が供給
されるようになっている。すなわち、ケ−シング(10)
の所要部位に開設される空気孔(図示省略)を経てケ−
シング(10)内に導入される外気を発酵槽(11)の左側
壁の上前部に開設した吸入口(11b)から吸入し、吸入
口(11b)とは逆に発酵槽(11)の右側壁奥側に開設す
る排気口(11c)から槽外に排気するように構成されて
いる。
【0017】前記排気口(11c)には上述した排気部
(13)の排気フアン(13a)が対応位置しており、該排
気フアン(13a)が作動すると、吸入口(11b)から排
気口(11c)へ向けて対角線方向に空気が流れ、発酵槽
内の隅々まで空気が行き渡るものとなっている。また、
排気口(11c)にはケ−シング上部より挿脱可能にフィ
ルタ(11d)が装着され、発酵槽(11)の塵埃が排気フ
アン(13a)で吸引されて外部に排出されることがない
ようにしている。更に、前記吸入口(11b)の開口面積
は、排気口(11c)の開口面積より小さくなっており、
吸入口(11b)から発酵槽(11)内へ取り入れた空気の
流速を速くできるようにしてあり、また、前記排気口
(11c)下部は、発酵槽(11)内に規定量まで堆積した
処理物の上面の直上位に位置し、取り入れられた空気が
処理物の上面に沿って流れるようにしている。
【0018】また、前記排気フアン(13a)の吐出口は
下方に向けられ、ゴムや樹脂等でなる排気ダクト(27)
が接続されて、該排気ダクト(27)の下端部を基台(1
0a)に設けられている排気筒の上部に嵌合連通させて
いる。このようにしたことによって、前記排気フアン
(13a)を駆動させると、吸入口(11b)から新鮮な外
気が吸引され、吸引された空気が発送槽(10)内の処理
物の上面に行き渡るように流れるとともに、発酵時に発
生したガスや水分等もこの空気の流れに乗せて排気口
(11c)より排気フアン(13a)で吸引されることとな
り発酵槽(11)への空気供給と槽内の水分量の調節とが
都合よく行われる。
【0019】なお、前記排気フアン(13a)を間欠的に
作動させ、それに合わせて前記電動モ−タ(15)を作動
させる駆動制御を行わせるようにすることによって、攪
拌爪(14b)・・・によって攪拌されている発酵槽内の
処理物に空気を供給でき、均一に行き渡らせて発酵分解
を促進することができる。
【0020】次に、前記発酵槽(11)内で発酵分解処理
された処理済み物を排出する構成について説明する。発
酵槽(11)の左右片側(本実施例では左側となってい
る)に偏って発酵槽下部に排出口(11e)が形成され、
その排出口(11e)をシャッタ(28)で開閉可能とし、
排出口(11e)下方に前出の回収トレイ(12)が配置さ
れている。なお、この回収トレイ(12)と左右逆の発酵
槽(11)の右下方に前記電動モ−タ(15)が配設される
とともに、前記排気部(13)の排気ダクト(27)が垂設
されている。
【0021】前記排出口(11e)は、図1に示す如く正
面視において発酵槽(11)下部の左右中央部より左寄り
に位置し、前記ケ−シング(10)の正面壁(10b)に開
設されている取出口(10d)に適応する左右幅に形成さ
れ、また、側面視においては図2にみられるように、発
酵槽(11)の前後中央部に位置して、下方が開放された
筒状部になっている。
【0022】そして、この筒状部に上記シャッタ(28)
が前後摺動自在に挿入され、シャッタ(28)が差込まれ
た閉じ状態においては処理物や臭気が漏れないように排
出口(11d)を密閉し、また、シャッタ(28)を抜き出
すことで排出口(11d)を開放して発酵槽(11)内の処
理物を下方の回収トレイ(12)に落流させることができ
るようにしている。なお、(28a)はシャッタ(28)の
前部に連設されている把手、(29)は発酵槽の前下部に
おいて把手(28a)の上方部位に配置された排出駆動ス
イッチである。
【0023】しかして、シャッタ(28)を引き出して排
出口(11d)を開いた後、排出駆動スイッチ(29)を押
し操作すると、図4及び図5に例示している駆動回路
(30)により前記電動モ−タ(15)が回転され、回転爪
軸(14a)が回転されて発酵槽(11)内の処理物を排出
口(11d)からスム−スに排出させて回収トレイ(12)
内に回収するようになっており、この排出時には、排出
口(11e)の上方に位置する攪拌爪(14b)が排出口上
方の発酵槽内壁に付着している処理物をも強制的に排出
する。
【0024】一方、前記発酵槽(11)の左側壁の前上部
にはオ−バ−フロ−口(31)が開設され、発酵槽(11)
内に一定量以上の処理物が溜まると一定量を越えた処理
済み物がオ−バ−フロ−口(31)から順次槽外に溢出す
るようにしている。そして、前記オ−バ−フロ−口(3
1)は前記回転爪軸(14a)の軸心方向の一側端部に位
置しており、回転爪軸(14a)に植設されている攪拌爪
(14b)・・の傾斜爪面による軸心方向への処理物移送
作用でもって前記の溢出が助勢されるようになってい
る。
【0025】前記オ−バ−フロ−口(31)には管状のシ
ュ−タ(32)上部が連通連設されており、そのシュ−タ
(32)は左側支持スタンド(19)の直前方において前記
発酵槽(11)の左側壁外面とケ−シング(10)との間の
空間に位置し、下部が発酵槽(11)の下方にまで延出さ
れて、下端部を内側へ屈曲させて回収トレイ(12)内に
開口位置させている。
【0026】そして、オ−バ−フロ−口(31)からは、
生ごみ処理機の運転の開始から一定の期間は排出されな
いようにし、一定期間を経過した後に排出可能となるよ
うに設定されている。つまり、運転開始から一定期間は
前記駆動回路(30)のコントロ−ラ(30a)によって電
動モ−タ(15)が正転方向へ間欠的に回転され続け、そ
れによって回転爪軸(14a)が正転方向(図2の矢印イ
方向)にのみ間欠的に駆動され、一定期間を経過した後
に電動モ−タ(15)が正逆転(図2の矢印イ方向回転と
矢印イとは反対方向の回転)を反覆するように作動して
回転爪軸(14a)が正逆転駆動されるように構成されて
いる。
【0027】より詳しく説明すると、回転爪軸(14a)
が正転方向に回転している間は、発酵槽(11)内の処理
物が、回転爪軸(14a)に植設されている攪拌爪(14
b)の回転に沿って移動してオ−バ−フロ−口(31)か
ら遠い槽内後部において高く盛り上り、オ−バ−フロ−
口(31)が開口されている槽内前部では低くなる傾斜状
態になり、これとは反対に回転爪軸(14a)が逆転する
と、槽内の処理物はオ−バ−フロ−口(31)が開口され
ている槽内前部で高く盛り上がり、オ−バ−フロ−口
(31)から遠い槽内後部では低くなる前記とは反対の傾
斜状態となるのであり、この発酵槽(11)内での処理物
の前後の偏りを利用して、回転爪軸(14a)が逆転する
時に、オ−バ−フロ−口(31)から処理済み物を溢出さ
せるようにしているのである。
【0028】しかして、オ−バ−フロ−口(31)から溢
出する処理済み物は、前記シュ−タ(32)内を落流して
発酵槽(11)の下方で待ち受ける回収トレイ(12)に収
集されるのであるが、処理済み物がシュ−タ(32)内を
落流する際にはその仕上がり具合など種々の原因により
シュ−タ(32)の内壁面に付着滞積して膨大化し、遂に
はシュ−タの内部を閉塞状態にしてしまうといった不具
合が生じるので、この不具合事態の発生を未然に防止す
る滞積阻止具(33)を前記シュ−タ(32)に係らせて設
けている。
【0029】次に、滞積阻止具(33)並びにそれが関連
するシュ−タ(32)の構成の一例を図1〜図5によって
説明する。図1〜図5において、シュ−タ(32)は、前
記オ−バ−フロ−口(31)に連通させて発酵槽(11)の
左側壁外面に着脱自在に止着する基筒部(32a)と、そ
の基筒部(32a)に上端部を外挿して枢支軸(34)(3
4)支点で揺動可能に、かつ着脱自在に装着される垂下
筒部(32b)とで構成されており、該シュ−タ(32)の
着脱はケ−シング(10)の左側壁に開設されている側面
口(10e)から行えるようにし、通常の場合、側面口
(10e)は着脱自在又は開閉自在の閉蓋(10f)で覆っ
てある。
【0030】そして、前記シュ−タ(32)は、左側面視
及び正面視の双方において或いはそのいずれか一方にお
いて、垂下端部に至るに従って裾拡がりとなるように形
成されており、また、シュ−タ(32)の外面、殊に垂下
筒部(32b)の外面には適宜数のリブ(32c)が形設さ
れている。
【0031】一方、左側支持スタンド(19)の所望位置
には滞積阻止具(33)である加振器が着脱自在に取付け
られ、その加振器(33)の振動ヘッド(往復運動体・3
3a)がシュ−タ(32)の垂下筒部(32b)外面に当接
されて、振動ヘッド(33a)によりシュ−タ(32)全体
に対し適宜振幅の振動を付与してシュ−タ(32)の内壁
面に付着滞積する処理済み物を離脱落流させることがで
きるようにしてある。
【0032】図1〜図5の実施例における加振器(33)
は、電動モ−タ(図示省略)を駆動源とする電気的駆動
手段によって振動ヘッド(33a)を作動させるものにな
っている。そして、図4に示している駆動回路(30)の
コントロ−ラ(30a)が、回転爪軸(14a)を逆転させ
る信号を発する時に、前記コントロ−ラ(30a)から加
振器コントロ−ラ(30b)を経て発せられる信号によっ
て加振器(33)の電動モ−タを作動させるように構成し
ている。
【0033】つまり、オ−バ−フロ−口(31)からシュ
−タ(32)に実際に処理済み物が溢出するときにのみ、
加振器(33)を作動させて処理済み物の付着滞積を阻止
するように構成することによって稼動騒音などの発生時
間を可及的に短くするとともに、ランニングコストの低
減を図っている。
【0034】なお、加振器(33)を作動制御する駆動回
路(30)は、図5に示すように変形構成してもよい。す
なわち、シュ−タ(32)内部の詰まりが生じ易い個所に
必要数の滞積検出センサ−(30c)(30c)を設けてそ
の何れかが検出信号を発した時に加振器(33)が作動す
るようにしてもよい。また、図示していないが、シュ−
タ(32)の詰まりを警報具が報知した時、或いは任意の
時にスイッチ操作で加振器(33)を作動させるようにし
てもよい。図4及び図5中の(35)は電源、(36)は回
路のメインスイッチである。
【0035】また、図1〜図5の実施例では、シュ−タ
(32)を基筒部(32a)と垂下筒部(32b)とに分割構
成し、垂下筒部(32b)が発酵槽(11)の左側壁外面に
対して接近離間する方向(左右方向)に揺れるようにし
ているが、その揺れ方向は前後方向であってもよく、前
後方向に揺れる場合には滞積阻止具、すなわち加振器
(33)の作動方向が前後の揺れ方向に合致するように構
成すればよい。
【0036】また、シュ−タ(32)は基筒部(32a)と
垂下筒部(32b)とに分割構成することなく一体として
形成して全体が揺動するようにしてもよく、場合によっ
ては揺動しない固装構造にして設けてもよい。さらに、
図1〜図5の実施例では、シュ−タ(32)の全体を着脱
するようにしているが、シュ−タ(32)の一部分のみを
取り外し、部分的な取り外しによって内部を清掃できる
ようにしてもよい。
【0037】図6〜図9は、滞積阻止具(33)を機械的
に駆動するようにした変形例を示しており、図6〜図7
の前者変形例では、発酵槽(11)の左側壁外面に固装す
るシュ−タ(32)の内方に上方から回転体(37)を挿し
入れて垂下させ、この回転体(37)を前記回転爪軸(1
4a)の発酵槽外延出部に連動連結される機械的駆動手
段(41)で回転させて、シュ−タ(32)内部に落流物が
滞積するのを防止するようにしている。
【0038】なお、図6〜図7の変形例における回転体
(37)は、駆動ケ−ス(38)からシュ−タ(32)内に垂
下する回転軸(39)に、線材をスパイラルに巻いたバネ
状体(40)の上端を取付けて、回転軸(39)の回転によ
りバネ状体(40)がシュ−タ(32)の内壁面に近接して
回転するように構成している。
【0039】そして、前記回転軸(39)をベベルギヤと
ベルト伝動機構からなる機械的駆動手段(41)で前記回
転爪軸(14a)に連動連結させてあり、この変形例の場
合にも、前記機械的駆動手段(41)中に前記回転軸(3
9)への伝動を断続するクラッチ(42)を設け、該クラ
ッチ(42)を先に説明した図1〜図5の実施例における
加振器(33)の作動制御と同様に適宜に断続制御するこ
とにより、処理済み物が実際にシュ−タ(32)内に溢出
する際或いは滞積検出センサ−(30c)(30c)が検出
信号を発した時にバネ状体(40)が回転するようにする
のが好ましい。
【0040】また、図8〜図9に示す後者の変形例で
は、前記滞積阻止具(33)をシュ−タ(32)に対して叩
打力を付与する往復運動体(43)にしている。すなわ
ち、シュ−タ(32)の壁外面の適宜部位に対し接離する
方向に往復揺動する叩打腕(43a)を左側支持スタンド
(19)に枢支し、その枢支軸から前記叩打腕(43a)と
は反対の方向に延設する駆動腕(43b)と前記回転爪軸
(14a)に連設した偏芯回転軸(43c)との間を駆動ロ
ッド(43d)で連結して機械的駆動手段(41)を構成
し、叩打腕(43a)が付与する振動でシュ−タ(32)内
の付着滞積物を離脱落流させるようにしている。
【0041】なお、この後者変形例の場合にも、前者変
形例と同じように機械的駆動手段(41)中にクラッチ
(42)を介装して、該クラッチ(42)を適宜に断続制御
することによって、処理済み物が実際にシュ−タ(32)
内に溢出する際或いは滞積検出センサ−が検出信号を発
した時に前記叩打腕(43a)が往復運動するように構成
するのがよい。
【0042】以上のような構成の生ごみ処理機において
は、投入口蓋(17)を開けて発酵槽(11)内に生ごみと
水分調整材や発酵菌等の副資材を投入して稼動させる
と、ヒ−タ(26)による発酵槽(11)内の温度制御と、
排気フアン(13a)の間欠駆動制御による空気量と水分
量調節が行われて、発酵槽(11)内の生ごみを発酵分解
するに適した環境が保たれながら、電動モ−タ(15)で
回転爪軸(14a)が間欠駆動されて生ごみを発酵分解し
て堆肥化する処理が行われる。
【0043】そして、発酵槽(11)内には連続的に生ご
みを投入でき、生ごみを投入した初期の一定期間は回転
爪軸(14a)の攪拌爪(14b)が発酵槽(11)内の未処
理物をオ−バ−フロ−口(31)とは反対方向に寄せるよ
うに回転して未処理物やそれに含まれる副資材等がオ−
バ−フロ−口(31)から排出されることがなく、一定期
間が経過した後には回転爪軸(14a)が正逆転を間欠的
に繰り返して、攪拌爪(14b)が発酵槽(11)内の未処
理物をオ−バ−フロ−口(31)のほうに寄せる回転をな
すときに処理済み物がオ−バ−フロ−口(31)よりオ−
バ−フロ−されシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)
に回収されるのであり、その際には、シュ−タ(32)に
係らせて設けてある滞積阻止具(33)が阻止動作をし、
シュ−タ(32)内に付着滞積せんとする処理済み物を強
制的に離脱落流させる。
【0044】なお、発酵槽(11)内の収容物を一挙に排
出したい場合には発酵槽(11)下方の排出口(11e)部
のシャッタ(28)を引き出して、排出駆動スイッチ(2
9)を押し操作すれば、攪拌爪(14b)の回転によって
発酵槽(11)内の収容物が排出口(11e)から円滑に素
早く排出される。
【0045】
【発明の効果】本発明装置は、発酵槽内に投入した生ご
みを同槽内に設置する攪拌移送具で攪拌して発酵分解処
理しながら同槽内の一側方に移送し、移送終端部に至っ
た処理済み物を発酵槽の側壁に開設したオ−バ−フロ−
口から溢出させて同口に連通するシュ−タを経て回収ト
レイに落流させて収集する生ごみ処理機において、前記
シュ−タ内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる
滞積阻止具をシュ−タに係らせて設けて電気的又は機械
的駆動手段により阻止動作させるように構成したので、
オ−バ−フロ−口から溢出した処理済み物がシュ−タ内
を落流する際にそれがシュ−タ内壁面に付着滞積して膨
大化し遂にはシュ−タの内部を閉塞状態にしてしまうと
いった不具合が生じることがない。
【0046】そして、前記滞積阻止具をオ−バ−フロ−
口から処理済み物が溢出するときにのみ阻止動作させる
ようにし、また、滞積阻止具をシュ−タ内の滞積物を検
出するセンサ−の検出信号によって阻止動作させるよう
にすることにより稼動騒音などの発生時間を可及的に短
くしランニングコストを低減できる。
【0047】また、オ−バ−フロ−口に連通連設するシ
ュ−タをその全体又は一部が揺動するようにして設ける
ことによって前記滞積阻止具による滞積阻止作用がより
効果的に果たされるようになり、さらに、シュ−タの外
面にリブを形設することによりシュ−タの強度が向上さ
れながら前記滞積阻止具の阻止動作がシュ−タに一層有
効に及ぶものとなる。また、オ−バ−フロ−口に連通連
設するシュ−タの内壁面を下方に至るに従って裾拡がり
になる傾斜面に形成することにより、落流物の付着滞積
が可及的に少なくなり、また、シュ−タ全体又はその一
部分を着脱自在にすることによって清掃等を容易良好に
行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生ごみ処理機の一部破断正面図である。
【図2】生ごみ処理機の一部破断左側図である。
【図3】ケ−シングを取外して内部を左斜め前側方から
みた斜視図である。
【図4】駆動回路のブロック図である。
【図5】駆動回路の変形例を示すブロック図である。
【図6】本発明装置の変形例の要部側面概略図である。
【図7】同変形例の要部平面概略図である。
【図8】他の変形例の要部側面概略図である。
【図9】同変形例の要部平面概略図である。
【符号の説明】
11 発酵槽 12 回収トレイ 14 攪拌移送具 14a 回転爪軸 14b 攪拌爪 30c 滞積検出センサ− 31 オ−バ−フロ−口 32 シュ−タ 32c リブ 33 滞積阻止具 33a 往復運動体(振動ヘッド) 37 回転体 43a 往復運動体(叩打腕)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA03 AC04 BA04 CA15 CA19 CA22 CB04 CB28 CB32 CB43 CC08 DA01 DA02 DA20 4G037 AA12 AA18 EA03 4G078 AA13 AA20 AB20 BA01 CA01 CA05 CA12 CA17 DA30 DC10 EA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けて電気
    的又は機械的駆動手段により阻止動作させるように構成
    してあることを特徴する生ごみ処理機における処理済み
    物排出装置。
  2. 【請求項2】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機であって、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けて電気
    的又は機械的駆動手段により阻止動作させるようにした
    ものにおいて、前記滞積阻止具(33)を前記オ−バ−フ
    ロ−口(31)から処理済み物が溢出するときにのみ阻止
    動作させるように構成してあることを特徴とする生ごみ
    処理機における処理済み物排出装置。
  3. 【請求項3】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機であって、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けて電気
    的又は機械的駆動手段により阻止動作させるようにした
    ものにおいて、前記滞積阻止具(33)を、前記シュ−タ
    (32)内の滞積物を検出するセンサ−(30c)の検出信
    号によって阻止動作させるようにしてあることを特徴と
    する生ごみ処理機における処理済み物排出装置。
  4. 【請求項4】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機であって、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けたもの
    において、前記攪拌移送具(14)を攪拌爪(14b)が外
    周に植設された回転爪軸(14a)で構成し、該回転爪軸
    (14a)に連動する機械的駆動手段によって前記滞積阻
    止具(33)を阻止動作させるように構成してあることを
    特徴とする生ごみ処理機における処理済み物排出装置。
  5. 【請求項5】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機であって、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けて電気
    的又は機械的駆動手段により阻止動作させるようにした
    ものにおいて、前記滞積阻止具(33)を、シュ−タ(3
    2)に対して叩打力を付与する往復運動体(33a)(43
    a)を備えるものに構成してあることを特徴とする生ご
    み処理機における処理済み物排出装置。
  6. 【請求項6】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機であって、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けて電気
    的又は機械的駆動手段により阻止動作させるようにした
    ものにおいて、前記滞積阻止具(33)を、シュ−タ(3
    2)に内挿する回転体(37)で構成してあることを特徴
    とする生ごみ処理機における処理済み物排出装置。
  7. 【請求項7】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機であって、前記シュ−タ
    (32)内に滞積する処理済み物を強制的に落流させる滞
    積阻止具(33)をシュ−タ(32)に係らせて設けて電気
    的又は機械的駆動手段により阻止動作させるようにした
    ものにおいて、前記シュ−タ(32)の外面にリブ(32
    c)を形設してあることを特徴とする生ごみ処理機にお
    ける処理済み物排出装置。
  8. 【請求項8】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タ
    (32)をその全体又は一部分が揺動するように装設して
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項5又は請求項
    7に記載の生ごみ処理機における処理済み物排出装置。
  9. 【請求項9】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同槽
    (11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵分
    解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送終
    端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設し
    たオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に
    連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流
    させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タ
    (32)の内壁面を下方に至るに従って裾拡がりになる傾
    斜面に形成してあることを特徴とする生ごみ処理機にお
    ける処理済み物排出装置。
  10. 【請求項10】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを同
    槽(11)内に設置する攪拌移送具(14)で攪拌して発酵
    分解処理しながら同槽(11)内の一側方に移送し、移送
    終端部に至った処理済み物を発酵槽(11)の側壁に開設
    したオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)
    に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落
    流させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タ
    (32)の全体又は一部分を着脱自在にしてあることを特
    徴とする生ごみ処理機における処理済み物排出装置。
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