JP2002238655A - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具

Info

Publication number
JP2002238655A
JP2002238655A JP2001045699A JP2001045699A JP2002238655A JP 2002238655 A JP2002238655 A JP 2002238655A JP 2001045699 A JP2001045699 A JP 2001045699A JP 2001045699 A JP2001045699 A JP 2001045699A JP 2002238655 A JP2002238655 A JP 2002238655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
brush
shaft member
cosmetic
cosmetic applicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001045699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4745514B2 (ja
Inventor
Tadashi Sugano
正 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinohara KK
Original Assignee
Shinohara KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinohara KK filed Critical Shinohara KK
Priority to JP2001045699A priority Critical patent/JP4745514B2/ja
Publication of JP2002238655A publication Critical patent/JP2002238655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4745514B2 publication Critical patent/JP4745514B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B3/00Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier
    • A46B3/18Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier the bristles being fixed on or between belts or wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/021Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups arranged like in cosmetics brushes, e.g. mascara, nail polish, eye shadow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/028Bristle profile, the end of the bristle defining a surface other than a single plane or deviating from a simple geometric form, e.g. cylinder, sphere or cone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1046Brush used for applying cosmetics
    • A46B2200/1053Cosmetics applicator specifically for mascara

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで製造することができ、
軽量で、破損しにくく、さらに化粧料の塗布が容易な化
粧用塗布具を提供すること。 【解決手段】 軸部材と、該軸部材の一端部を包
囲するように前記軸部材に切断容易に設けられ、前記軸
部材とともに密封空間を形成し、その密封空間内に化粧
料を収容した容器部と、前記密封空間内に位置するよう
に前記軸部材に設けられた化粧用塗布部と、前記密封空
間外に位置するように前記軸部材に設けられた把持部と
を有することを特徴とする化粧用塗布具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化粧用塗布具に
関し、さらに詳しくは、低コストで製造することがで
き、供試用サンプル等として好適に使用することのでき
る化粧用塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】マスカラ及びマニキュア等の化粧料は、
まず試しに使ってみなければ、その品質の良さを把握す
ることができない。したがって、化粧料の新製品の販売
にあたっては、その化粧料の供試用サンプルを一般需要
者に配布して、その化粧料を試用してもらい、その品質
の良さを一般需要者に理解してもらうことが必要であ
る。
【0003】この供試用サンプルは、一般需要者が手軽
に試用することができるように、化粧料を収容した容器
ととともに、その化粧料の塗布に使用する塗布部材を備
えた化粧用塗布具であることが望ましい。また、この供
試用サンプルは、大量に配布する必要があるので、低コ
ストで製造することができる必要があり、また街頭での
配布又は郵送による配布に便利なように、小型であるこ
と、軽量であること、及び破損しにくいこと等が要求さ
れる。
【0004】マスカラ用等の化粧料塗布具は、ガラス等
を材料とした硬質容器と、この容器のキャップに設けら
れたブラシ等の塗布部材とからなるのが一般的である。
この化粧用塗布具は、ガラス等を材料として使用してい
るので、重く、破損しやすいので、配布を必要とする供
試用サンプルとしては適さない。
【0005】また、軽量で、破損しにくく、携帯に適し
た化粧用塗布具としては、ポリエチレン等の軟質合成樹
脂材料からなり、シゴキ部を有し、一端が開口した化粧
料を収容する収容部と、この収容部を閉塞すべく収容部
に着脱可能に設けたキャップと、このキャップに設けら
れ、このキャップを前記収容部に装着すると、前記収容
部内に位置する塗布部材とを有する化粧用塗布具が開示
されている(特開平09−182616号公報参照)。
【0006】しかし、この化粧用塗布具は、複数の独立
した部品から構成され、しかも構造が複雑であるので、
製造コストが高くなる欠点がある。したがって、この化
粧用塗布具は、大量に配布することが必要な供試用サン
プルとして使用するには適していない。
【0007】この以外にも、化粧料の供試用サンプルと
して好適な化粧用塗布具は、現在まで開発されていな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の化
粧用塗布具が有する前記欠点を解消することを目的とす
る。即ち、この発明の目的は、低コストで製造すること
ができ、軽量で、破損しにくく、さらに化粧料の塗布が
容易な化粧用塗布具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
のこの発明は、軸部材と、該軸部材の一端部を包囲する
ように前記軸部材に切断容易に設けられ、前記軸部材と
ともに密封空間を形成し、その密封空間内に化粧料を収
容した容器部と、前記密封空間内に位置するように前記
軸部材に設けられた化粧用塗布部と、前記密封空間外に
位置するように前記軸部材に設けられた把持部とを有す
ることを特徴とする化粧用塗布具であり、前記化粧用塗
布具の好適な態様として、前記軸部材、前記容器部、及
び前記把持部は、柔軟合成樹脂材料により形成されて成
り、前記軸部材、前記容器部、及び前記把持部は、一体
に形成されて成り、前記軸部材と前記容器部とは、前記
把持部に加えられた力により切断、前記容器部は、前記
軸部材に、その周面を周回するように設けられた肉薄切
断部と、該肉薄切断部よりも肉厚である、化粧料を収容
することのできる容器本体部とを有し、前記容器部は、
前記軸部材が設けられた部位に、前記密封空間内に延び
る環状リブを有し、前記軸部材は、前記容器部から切断
され、前記容器内に押し込まれたときに、前記環状リブ
に嵌合可能な容器閉塞部を有し、前記化粧用塗布部は、
捩りブラシ部であり、前記化粧用塗布部は、筆ブラシ部
であり、前記化粧用塗布具は、マスカラ用又はマニキュ
ア用である。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明に係る化粧用塗布具の一
具体例である化粧用塗布具1を図1、図2及び図3に示
す。図1は、化粧用塗布具1の平面図であり、図2は、
化粧用塗布具1の正面図であり、図3は、化粧用塗布具
1の断面平面図である。化粧用塗布具1は、マスカラ用
の化粧用塗布具である。
【0011】化粧料塗布具1は、軸部材2と、ブラシ部
3と、把持部4と、容器部5とを有する。軸部材2、把
持部4、及び容器部5は、一体成形されており、その材
料は、柔軟合成樹脂材料である。前記柔軟合成樹脂材料
としては、例えばポリエチレン及びポリプロピレンを挙
げることができる。
【0012】軸部材2は、円柱状の部材である。軸部材
2は、その一端部にブラシ部3を有し、その他端部に把
持部4を有する。また、軸部材2には、その外周部にお
ける把持部4寄りの部位に容器部5が設けられている。
【0013】軸部材2は、容器部5とともにマスカラを
収容する密封空間6を形成し、また、容器部5から切り
離されたときに、ブラシ部3及び把持部4とともに化粧
用ブラシを形成する部材である。また、軸部材2は、前
記化粧用ブラシにおいて、把持部4とブラシ部3との間
に所定の間隔を設けることにより、マスカラの塗布作業
を行いやすくし、またブラシ部3に保持されたマスカラ
が把持部4を持つ指に付着することを防止する機能を有
する。
【0014】軸部材2の大きさは、前記化粧用ブラシを
マスカラの塗布に効果的に使用することができる程度の
大きさであればよく、容器部5の大きさとの相対的な関
係に基づいて決定される。例えば、軸部材2の長さは、
5〜150mmとすることができ、軸部材2の直径は、
1.5〜15mmとすることができる。
【0015】化粧用塗布部であるブラシ部3は、密封空
間6内に位置するように軸部材2の先端部に設けられて
いる。ブラシ部3は、捩りブラシ部であり、化粧用塗布
具1においてマスカラを塗布する部位である。ブラシ部
3の拡大側面図を図4に示す。
【0016】ブラシ部3は、軸体部8とブラシ毛9とを
有する。軸体部8は、ブラシ毛9を保持する部材であ
る。図5に、軸体部8のみの構造を示す。軸体部8は、
例えばステンレス材又はその他の鋼材で形成される軸線
10を、折り曲げ点11でヘアピン状に折り曲げて、さ
らに二重螺旋状に捩ることによって形成される。軸体部
8は、固定部12及び保持部13を有する。固定部12
は、軸線10の両末端部が並行する部分であり、ブラシ
毛9を保持せず、軸部材2に固定される部分であり、保
持部13は、軸体部8における折り曲げ点11から一定
区間を占める部分であり、ブラシ毛9を保持する部分で
ある。実際のブラシ部3の形成時には、保持部13にブ
ラシ毛9が挟持される。したがって、軸体部8は、軸線
10における、保持部13を形成する部分においてブラ
シ毛9を挟持することができる程度に、軸線10を堅固
に螺旋状に巻くことにより形成される。
【0017】軸体部8の長さは、前記化粧用ブラシをマ
スカラの塗布に効果的に使用することができる程度の大
きさであればよく、容器部5の大きさ及び軸部材2の長
さとの相対的な関係に基づいて決定され、例えば10〜
30mmにすることができる。
【0018】軸体部8の直径、正確に言うと、軸体部8
をその軸線に直交する平面に投影したときに得られる投
影図における直径は、化粧用ブラシ7を用いてマスカラ
の塗布を効果的に行うことができる程度の大きさであれ
ばよく、例えば0.3〜3mmにすることができる。
【0019】軸線10の直径は、ブラシ部3を形成する
ことができる程度の大きさに決定され、例えば、通常の
化粧用のブラシに使用される軸線の直径と同程度にする
ことができ、例えば0.2〜1.5mmにすることがで
きる。
【0020】ブラシ毛9は、軸体部8とともにブラシ部
3を形成する。ブラシ毛9は、軸体部8の保持部13に
保持されている。ブラシ毛9は、その所望本数が、図5
に示されたヘアピン状に成形された軸線10における、
保持部13に対応する部分に挟み込まれ、前記のように
軸線10を成形することにより、軸体部8に保持され
る。1本のブラシ毛9は、軸体部8を形成した軸線10
における互いに隣接し合う部分に挟持されて、その両端
部を軸体部8外に突出させた状態で軸体部8に保持され
る。したがって、前記所望本数のブラシ毛9は、軸体部
8を形成する軸線10に沿って、連続して螺旋状に保持
されている。
【0021】ブラシ毛9の長さは、マスカラの塗布が好
適に行えるように決定され、例えば、3〜15mmであ
ると、化粧用塗布具1の使い勝手が良い点で好適であ
る。ブラシ毛9の直径は、化粧用塗布具1の使用目的及
び挟持ブラシ毛5の材料等に応じて適宜に決定すること
ができる。
【0022】ブラシ毛9の材料としては、マスカラの塗
布が可能であり、所定の強度を確保することができる材
料であればよく、目的に応じて適宜に決定することがで
き、例えば、通常の化粧用捩りブラシの使用される材料
と同様にすることができる。このような材料としては、
例えば、綿、亜麻、マニラ麻、及びヤシ等の植物繊維、
馬毛、山羊毛、及び羊毛等の哺乳類系動物繊維、蚕糸、
及びくも絹等の非哺乳類系動物繊維、石綿等の鉱物繊
維、レーヨン、キュプラ、及びけん化アセテート等の再
生繊維、アセテート、及びエチルセルロース等の半合成
繊維、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩
化ビニリデン系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリロニト
リル系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピ
レン系、ポリウレタン系、ポリ青化ビニリデン系、ポリ
フルオロエチレン系、及びポリスチレン系等の合成繊
維、並びに、金属繊維、ガラス繊維、及び岩石繊維等の
無機繊維を挙げることができる。
【0023】前記材料の中では、ポリアミド系、ポリエ
チレン系、及びポリアクリロニトリル系等の合成繊維
が、大量生産が容易で、安価であり、直径及び長さ等を
自由に設定することができる点で好適である。
【0024】ブラシ毛9の本数としては、マスカラの塗
布が可能である程度の本数であればよく、目的に応じて
適宜に決定することができる。
【0025】ブラシ部3は、固定部12を、軸部材2の
先端部に設けられた穴23内に嵌入されることによっ
て、軸部材2に装着されている。
【0026】把持部4は、前記化粧用ブラシの使用時に
手で持つ部分である。把持部4は、中空体であり、円筒
部14と端面部15とを有する。円筒部14は、その一
端を端面部15により閉塞され、その他端が開口してい
る。軸部材2は、端面部15の外面に設けられている。
把持部4の大きさは、化粧用ブラシ7を用いてマスカラ
の塗布作業を行いやすければ特に制限はない。
【0027】容器部5は、中空体であって、軸部材2
に、軸部材2の周面を周回するように設けられ、軸部材
2とともに密封空間6を形成し、その内部に、ブラシ部
3、及び、軸部材2の、ブラシ部3が結合した端部から
容器部5が設けられた部位までの部分を収容している。
また、容器部5は、密封空間6内にマスカラ(図示せ
ず)を収容している。したがって、容器部5内において
ブラシ部3はマスカラに浸っている。
【0028】容器部5は、肉薄切断部16と容器本体部
17とを有する。図6に、化粧用塗布具1の、肉薄切断
部16を含む部分の拡大断面平面図を示す。肉薄切断部
16は、軸部材2に、その周面を周回するように設けら
れた環状の部分であり、容器本体部17よりも肉薄であ
る。一方、容器本体部17は、容器部5における肉薄切
断部16以外の部分である。容器部5は、肉薄切断部1
6が破断されることによって、軸部材2から分離され
る。容器部5は、軸部材2から分離されると、マスカラ
を収容する部材として機能する容器24を形成する。一
方、軸部材2は、容器部5から分離されると、ブラシ部
3及び把持部4とともに、マスカラを塗布する器具とし
て機能する化粧用ブラシ7を形成する。容器部5が軸部
材2から分離された状態における化粧用塗布具1を図1
0に示す。
【0029】容器本体部17は、肩部18、胴部19及
び末端部20を有する。容器本体部17において、肩部
18は、肉薄切断部16の外周部に設けられ、肉薄切断
部16から離れるに従って漸次広がる部分であり、胴部
19は、肩部18の外縁部に設けられ、図2に示したよ
うに肩部18から離れるに従って漸次一方向に狭まる部
分であり、末端部20は、胴部19の狭まった側の端部
において、胴部19を閉口する部分である。
【0030】胴部19及び末端部20は、化粧用塗布具
1に製造時に、図7に示したように、肩部18の外縁部
に設けられた筒状体21の開口部22を熱融着すること
により形成され、筒状体21のうちの、熱融着された部
分が末端部20であり、熱融着されていない部分が胴部
19である。したがって、末端部20は、胴部19より
も肉厚である。
【0031】容器本体部17は、通常の使用時、運搬
時、及び保存時において破損等が発生することがなく、
また使用時に不便にならない程度の厚みを有する。この
ような条件を満たす肩部18及び胴部19の厚みは、化
粧用塗布具1に使用される材料の性質や化粧用塗布具1
の大きさに応じて決定されるが、例えば、0.1〜1.
5mmである。
【0032】肉薄切断部16の厚みは、指で把持部4
に、捩り、押し、又は引っ張り等の力を作用させること
によって容易に破断され、一方、通常の使用時、運搬
時、及び保存時に化粧用塗布部1に加わる圧力等によっ
ては破断されない程度の強度を確保することのできる大
きさを有する。肉薄切断部16は、一定の厚みを有して
いる必要はなく、上記の条件が満たされるように、容器
本体部17に比較して肉薄に形成されていればよい。肉
薄切断部16の厚みは、例えば化粧用塗布具1に使用さ
れる材料の性質、化粧用塗布具1の大きさ、及び容器本
体部17の厚みに応じて決定される。前記のような条件
を満たす肉薄切断部16の、最も肉薄になっている部分
の厚みとしては、例えば、0.05〜0.5mmであ
る。
【0033】容器部5の大きさは、その中に収容される
マスカラの量やブラシ部3及び軸部材2の大きさとの関
係において決定されるが、例えば、その最大径が5〜3
0mmであり、その長さが15〜150mmであると、
化粧用塗布具1を供試用サンプルとして好適に使用する
ことができる。
【0034】以上のような構造を有する化粧用塗布具1
は、以下のように作用する。化粧用塗布具1は、使用前
の初期状態においては、密封空間6内に充分量のマスカ
ラを保持しており、密封空間6内に存在するブラシ部3
はそのマスカラ内に浸されている。
【0035】化粧用塗布具1の容器部5及び把持部4を
指で掴み、把持部4に、図8の矢印Aで示した方向に力
を加える捩り作用、図8の矢印Bで示した方向に力を加
える押し作用、又は図8の矢印Cで示した方向に力を加
える引っ張り作用を及ぼす。この作用による力が軸部材
2に伝わり、この力に容器部5の肉薄切断部16が抗し
きれず、肉薄切断部16は破断される。なお、把持部4
に対する力の加え方は、肉薄切断部16が的確に破断さ
れれば、上記以外の加え方であってもよい。以上によ
り、化粧用塗布具1は、図10に示されるように、軸部
材2と容器部5とが切り離され、軸部材2から形成され
た軸体25、ブラシ部3、及び把持部4からなる化粧用
ブラシ7と、容器部5から形成された容器24とに分離
される。また、容器24は、容器部5が軸部材2から切
り離されることによって形成される開口26を有する。
【0036】肉薄切断部16は、破断容易なように充分
に肉薄に形成されているので、上記のいずれかの作用に
より容易に破断される。また、化粧用塗布具1の肉薄切
断部16以外の部分は、肉薄切断部16よりも強固に形
成されているので、上記の作用により、肉薄切断部16
より先に破断されることはない。一方、肉薄切断部16
は、通常の使用時、運搬時、又は保存時に化粧用塗布具
1に加えられる圧力によって容易には破断されることの
ない程度の強度を確保しているので、意図的に上記のよ
うな作用が把持部4に加えられない限りは、破断される
ことはほとんどない。
【0037】化粧用ブラシ7は、図8に示した矢印Cの
方向に把持部4を引くことによって、容器24内にあっ
た軸体25の一部及びブラシ部3は、容器24外に引き
抜かれる。図9は、化粧用ブラシ7が容器24から引き
出される状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の断面
図である。図10は、化粧用ブラシ7が容器24から引
き出された状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の斜
視図である。
【0038】このとき、ブラシ部3のブラシ毛9は、軸
体25の周外方向に突出しており、また開口26の大き
さは実質的に軸体25の断面の大きさと同等であるの
で、図9に示したように、ブラシ部3のブラシ毛9は、
容器24の、開口26を形成する部分である開口部27
に接触しながら容器24の外に引き出される。
【0039】前述のようにブラシ部3は、容器24内で
はマスカラ中に浸されており、この状態では、ブラシ毛
9間に、マスカラの塗布を行うには過剰な量のマスカラ
を保有しているが、ブラシ部3が容器24から引き出さ
れるときに、前記のようにブラシ毛9が開口部27と接
触しながら開口26を通過するので、ブラシ部3に保有
されていた過剰分のマスカラが開口部27で掻き落とさ
れる。このことにより、容器24から引き出されたブラ
シ部3には適量のマスカラが保持され、好適なマスカラ
の塗布を行うことができる。したがって、ブラシ部3が
容器24から引き出された後、ブラシ部3に保持されて
いた過剰分のマスカラが垂れ落ちたり、睫毛に過剰量の
マスカラが塗布されたりする不都合が起こることがな
い。
【0040】化粧用ブラシ7は、容器24から引き出さ
れた後は、通常の捩りブラシと同様にして、マスカラの
塗布に使用することができる。ブラシ部3に保持される
マスカラ量が少なくなったときには、化粧用ブラシ7を
開口26から容器24内に挿入して、ブラシ部3を容器
24内のマスカラに浸し、再度ブラシ部3にマスカラを
保持させ、上記の操作を繰り返してマスカラの塗布を行
うことができる。
【0041】容器24内のマスカラの量が少なくなり、
化粧用ブラシを容器24内に挿入しただけではブラシ部
3が容器24内のマスカラに充分に浸らず、ブラシ部3
に充分量のマスカラを保持させることができなくなった
ときには、容器24の腹部28を押圧して、容器24内
の容積を小さくすることによって、ブラシ部3を容器2
4内のマスカラに充分に浸し、ブラシ部3に充分量のマ
スカラを保持させることができる。したがって、化粧用
塗布具1においては、化粧用塗布具1内に収容されたマ
スカラを無駄なく利用することが可能である。
【0042】また、マスカラは凝固しやすいが、化粧用
塗布具1においては、容器24の腹部28を押圧するこ
とによって、容器24内のマスカラが攪拌されて、マス
カラの凝固を防止することができる。
【0043】化粧用塗布具1の製造方法の一具体例を、
図11〜13を用いて説明する。図11〜13は、すべ
てそれぞれの対象物の断面正面図である。まず、ポリエ
チレン等の合成樹脂を材料として、図11に示した、軸
部材2、把持部4、肉薄切断部16,肩部18、及び筒
状体21を有する塗布具前駆体29を射出成形により一
体成形する。また、捩りブラシを製造する公知の方法に
よりブラシ部3を製造する。図12に示したように、塗
布具前駆体29の軸部材2の先端に設けられた穴23内
に、ブラシ部3の固定部12を嵌入させ、ブラシ部3を
軸部材2に装着する。ブラシ部3が装着された塗布具前
駆体29の開口30を上向きにして、軸部材2、肉薄切
断部16,肩部18、及び筒状体21により形成される
内部空間31内に所定量のマスカラ32を充填する。図
13に示したように、塗布具前駆体29の開口部22を
熱融着することによって、開口部22を閉口する。以上
により、化粧用塗布具1が完成される。
【0044】化粧用塗布具1は、以上のように、ブラシ
部3以外の部分が一体成形され、構成部品数が少なく、
製造方法も簡易であるので、製造コストを低くすること
ができる。また、化粧用塗布具1は、柔軟合成樹脂材料
で製造されるので、軽量であり、破損しにくい。したが
って、化粧用塗布具1は、供試用サンプルとして好適に
使用することができ、その他、旅行携帯用の化粧用塗布
具、又はホテルで客に提供する化粧用塗布具として好適
に使用することができる。
【0045】化粧用塗布具1は、この発明の目的を達成
することができる範囲内で適宜変更を加えることが可能
である。
【0046】化粧用塗布具1は、図8に示したように、
捩り、押し、及び引っ張りの各作用によって肉薄切断部
16を破断することができるが、図14及び図15に示
したような、軸部材36に加わる力に応じて、軸部材3
6との角度を変化させながら移動可能な肩部33を有す
る化粧用塗布具34であると、押し及び引っ張りの各作
用によって肉薄切断部を破断することが容易になる。
【0047】化粧用塗布具34では、図14に示したよ
うに、把持部35を引っ張ると、つまり図14に示され
た矢印の方向に力を作用させると、肩部33も把持部3
5側に移動し、その結果、力が付加される方向と肩部3
3との成す角が大きくなり、軸部材36と肩部33とに
挟まれた肉薄切断部37は切り裂かれやすくなる。一
方、図15に示したように、把持部35を容器部38側
に押し込むと、つまり図15に示された矢印の方向に力
を作用させると、肩部33も容器部38側に移動し、そ
の結果、力が付加される方向と肩部33との成す角が大
きくなり、軸部材36と肩部33とに挟まれた肉薄切断
部37は切り裂かれやすくなる。このような作用は、肩
部33を肉薄にして、肩部33全体に可撓性を持たせた
り、肩部33と胴部39との境界部を肉薄にして、肩部
33と胴部39との角度の変化が容易になるようにした
りすることにより実現することができる。
【0048】化粧用塗布具1では、図10に示したよう
に、肉薄切断部16を破断した後は、開口26が形成さ
れ、これを閉塞する手段を有していない。したがって、
化粧用塗布具1では、マスカラを長期間保存して、複数
回使用することには適さない。つまり、化粧用塗布具1
は、実質的に一回の使用しかできない。したがって、化
粧用塗布具1においては、一回の使用で使用し切れなか
ったマスカラが無駄になることになる。また、化粧用塗
布具1においては、これを供試用サンプルとして使用し
た場合に、一回だけの使用しかできないので、その化粧
料の品質を十分に把握することができないという不都合
を生ずる場合もある。さらに、化粧用塗布具1において
は、開封後にこれを閉塞することができないので、容器
24内のマスカラが零れやすいという欠点もある。
【0049】このような不都合を回避する化粧用塗布具
として、図16及び図17に示した化粧用塗布具41を
挙げることができる。化粧用塗布具41は、肉薄切断部
56周辺の構造に特徴があり、他の部分は、例えば化粧
用塗布具1と同様であって構わない。したがって、図1
6及び図17には、化粧用塗布具41における肉薄切断
部56の周辺のみの断面図が示されており、また以下の
説明においては、化粧用塗布具41における、化粧用塗
布具1との相違点に関連する事項についてのみ記載す
る。
【0050】化粧用塗布具41は、軸部材42と、ブラ
シ部(図示せず)と、把持部44と、容器部45とを有
する。
【0051】軸部材42は、容器閉塞部60及び軸部6
1を有する。軸部61は円柱状体であり、その一端部に
前記ブラシ部を有する。容器閉塞部60は、軸部61よ
りも大きい直径を有する円柱状体であり、軸部61の、
前記ブラシ部が設けられた端部とは反対側の端部に、軸
部61と軸線を一致させて設けられている。容器閉塞部
60の、軸部61が設けられた端部とは反対側の端部に
把持部44が設けられている。容器閉塞部60におけ
る、軸部61が設けられた端部側の周縁部に容器部45
の肉薄切断部56が設けられている。
【0052】容器部45は、化粧用塗布具1の場合と同
様に肉薄切断部56及び容器本体部57を有し、さら
に、容器本体部における肉薄切断部が設けられた部位
に、密封空間46内に延びる環状リブ62を有する。環
状リブ62は、容器閉塞部60が容器部45から切り離
されることにより形成される栓体部63が環状リブ62
に嵌入することができる程度の内径を有する。つまり、
環状リブ62の内径は、容器閉塞部60の直径よりも若
干小さく、また、軸部61の直径よりも大きく設計され
ている。
【0053】化粧用塗布具41は、以下のように作用す
る。肉薄切断部56を破断する方法は、化粧用塗布具1
の場合と同様である。肉薄切断部を破断することによ
り、化粧用塗布具41は、化粧用ブラシ47と容器64
とに分離される。化粧用ブラシ47は、容器64から引
き出されて、通常のマスカラブラシと同様にマスカラの
塗布に使用される。
【0054】マスカラの塗布作業が終了したときには、
化粧用ブラシ47の前記ブラシ部及び軸部61を容器6
4内に挿入し、さらに化粧用ブラシ47を容器64内に
押し込むと、前述のように、容器閉塞部60が容器部4
5から切り離されることにより形成された栓体部63
は、環状リブ62に嵌入することができる大きさを有す
るので、図17に示したように環状リブ62内に嵌挿さ
れる。化粧用塗布具41は、柔軟合成樹脂材料で製造さ
れているので、栓体部63が環状リブ62内に嵌挿され
ることにより、容器64は、化粧用ブラシ47により密
封される。
【0055】したがって、化粧用塗布具41において
は、まだ容器64内にマスカラが残っている場合に、前
記のように容器64を化粧用ブラシ47で密封すること
により、そのマスカラが零れるのを防止することができ
る。また、上記のように密封することにより、容器64
内のマスカラを保存することができる。したがって、化
粧用塗布具41においては、使用し切れなかったマスカ
ラが無駄になることがなく、また数度にわたってそのマ
スカラの試用が可能になるので、化粧用塗布具41を供
試用サンプルとして使用した場合に、そのマスカラの品
質を十分に把握することが可能になる。
【0056】化粧用塗布具41においては、軸部材4
2、把持部44、肉薄切断部56、容器本体部57及び
環状リブ62を一体に成形することができ、また製造方
法も、化粧用塗布具1の場合と同様にすることができ
る。したがって、化粧用塗布具41においても、化粧用
塗布具1と同様に、製造コストを低くすることができ、
軽量であり、破損しにくい。したがって、化粧用塗布具
41は、供試用サンプルとして好適に使用することがで
き、その他、旅行携帯用の化粧用塗布具、又はホテルで
客に提供する化粧用塗布具として好適に使用することが
できる。
【0057】この発明に係る化粧用塗布具である上記化
粧用塗布具においては、軸部材と容器部との間に肉薄切
断部を設けることによって、両者を切断容易にしている
が、この発明に係る化粧用塗布具においては、これ以外
の手段によって、軸部材と容器部とを切断容易にするこ
とも可能である。
【0058】化粧用塗布具1における化粧用塗布部であ
るブラシ部3は、直線状の形状を有するが、化粧用塗布
具1におけるブラシ部は、マスカラの塗布をおこなうこ
とができれば他の形状であってもよく、例えば、図18
に示すようなループ状の捩りブラシ部であるブラシ部7
0であってもよい。ブラシ部70は、その先端部におい
てもマスカラの塗布が可能であるので、化粧用ブラシを
横方向だけでなく縦方向に構えてもマスカラの塗布を行
うことができ、マスカラの塗布方法が多様になる利点を
有する。
【0059】この発明に係る化粧用塗布具における化粧
用塗布部は、化粧用塗布具1の場合のような捩りブラシ
部でなくても、マスカラの塗布を好適にすることができ
れば他の部材であってもよく、例えば、図20に示すよ
うな筆ブラシ部65でもよく、また図19に示すような
フロッキーブラシ部66であってもよい。
【0060】筆ブラシ部65は、例えば、図21に示す
ようにして製造することができる。図21に示すよう
に、軸部材73の、化粧用塗布部を装着する側の先端に
円柱状突起67を設ける。その円柱状突起67に嵌合可
能な管状金具69の内部に、所定本数のブラシ毛68の
先端部を、管状金具69の内周面に沿って挿入する。そ
の状態で管状金具69を円柱状突起67に嵌め込む。以
上により、図20に示した筆ブラシ部65が形成され
る。さらに必要があれば、図22に示すように、円柱状
突起67に嵌め込まれた管状金具69の、ブラシ毛68
を保持する部分に圧力を加えて、その部分を凹状にする
こともできる。このようにして製造されたブラシ部71
は、前記のようにして形成された凹部74を有するの
で、管状金具72と円柱状突起67との間にブラシ毛6
8をより確実に保持することが可能である。筆ブラシ部
65又はブラシ部71を有する化粧用塗布具における、
筆ブラシ部65又はブラシ部71以外の部分は、化粧用
塗布具1の場合と同様にして製造することができる。
【0061】フロッキーブラシ部66は、公知の方法、
例えば、軸部材の、化粧用塗布部を設ける部分に接着剤
を塗布し、そこに多数本の植毛用ブラシ毛を静電植毛さ
せる方法により、製造することができる。
【0062】ブラシ部を軸部材に固定する方法は、化粧
用塗布具1の場合のような、穴にブラシ部を嵌入させる
方法には制限されず、例えば、接着剤でブラシ部を軸部
材に固定させる方法であってもよい。
【0063】以上の説明においては、マスカラ用の化粧
用塗布具をについて述べたが、上記各化粧用塗布具は、
マスカラ以外の化粧料にも使用することができ、また、
マスカラ以外の化粧料に対しては、その化粧料の性状、
及び塗布方法等に応じて、前記化粧用塗布部の形状、及
び大きさ等を適宜変更することができる。この発明に係
る化粧用塗布具に使用することができる化粧料として
は、例えば、マニキュア、アイライナー、リップ、リッ
プグロス、アイシャドー、及びファンデーションを挙げ
ることができる。これらの化粧料の中で、この発明に係
る化粧用塗布具の構造を考慮すると、この発明に係る化
粧用塗布具は、特に、マスカラ及びマニキュアのよう
な、ブラシを使用して塗布する化粧品全般に対して好適
に使用することができる。
【0064】
【発明の効果】この発明に係る化粧用塗布具は、把持部
に指で力を作用させることによって、容易に開封するこ
とができるので、手軽に化粧料の塗布に使用することが
できる。
【0065】この発明に係る化粧用塗布具は、化粧用塗
布部以外の部分を一体成形することができ、構成部品数
が少なく、製造方法も簡易であるので、製造コストを低
く抑えることができる。また、この発明に係る化粧用塗
布具は、柔軟合成樹脂材料で製造されるので、軽量であ
り、破損しにくい。したがって、この発明に係る化粧用
塗布具は、供試用サンプルとして好適に使用することが
でき、その他、旅行携帯用の化粧用塗布具、又はホテル
で客に提供する化粧用塗布具として好適に使用すること
ができる。
【0066】この発明に係る化粧用塗布具は、柔軟合成
樹脂材料で製造されるので、容器内の化粧料の量が少な
くなったときには、容器の腹部を押圧して、容器内の容
積を小さくすることによって、化粧用塗布部に充分量の
化粧料を保持させることができる。したがって、この発
明に係る化粧用塗布具においては、その内部に収容され
た化粧料を実施的にすべて利用することが可能である。
【0067】また、マスカラは凝固しやすい性質を有す
るが、この発明に係る化粧用塗布具においては、容器の
腹部を押圧することによって、容器内のマスカラを攪拌
することができるので、マスカラの凝固を防止すること
ができる。
【0068】この発明に係る化粧用塗布具は、種々の形
状及び性質を備えた化粧用塗布部を有することができる
ので、多様な化粧料に対して使用することができ、ま
た、多様な塗布方法を実施することが可能である。
【0069】この発明に係る化粧用塗布具は、容器部及
び軸部材の構造を工夫することによって、開封した後
に、再密封可能にすることができるので、化粧料が零れ
るのを防止することができ、化粧料の保存が可能にな
り、化粧料が無駄になることがなく、また数度にわたっ
て化粧料の使用が可能になる。
【0070】この発明に係る化粧用塗布具は、上記のよ
うに、基本的に低コストで製造することができるので、
コスト増となるような改良を施しても、全体としてコス
ト高になることがないので、種々の改良を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、化粧用塗布具1の、一部を断面図で示
した平面図である。
【図2】図2は、化粧用塗布具1の正面図である。
【図3】図3は、化粧用塗布具1の断面平面図である。
【図4】図4は、ブラシ部3の側面図である。
【図5】図5は、軸体部8の側面図である。
【図6】図6は、化粧用塗布具1における肉薄切断部1
6の周辺部分の拡大断面平面図である。
【図7】図7は、筒状体21の開口部22を示す説明図
である。化粧用塗布具1の容器部5及び把持部4を指で
掴み、把持部4に、図8の矢印A
【図8】図8は、把持部4に加えられる力の方向を示す
説明図である。
【図9】図9は、化粧用ブラシ7が容器24から引き出
される状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の断面図
である。
【図10】図10は、化粧用ブラシ7が容器24から引
き出された状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の斜
視図である。
【図11】図11は、塗布具前駆体29の断面正面図で
ある。
【図12】図12は、ブラシ部3が装着された塗布具前
駆体29の断面正面図である。
【図13】図13は、化粧用塗布具1の断面正面図であ
る。
【図14】図14は、化粧用塗布具34において、把持
部35を引っ張った状態を示す説明図である。
【図15】図15は、化粧用塗布具34において、把持
部35を押した状態を示す説明図である。
【図16】図16は、初期状態における化粧用塗布具4
1の断面平面図である。
【図17】図17は、容器閉塞部60が環状リブ62に
嵌入した状態における化粧用塗布具41の断面平面図で
ある。
【図18】図18は、ループ状構造を有するブラシ部7
0の平面図である。
【図19】図19は、この発明に係る化粧用塗布具の化
粧用塗布部に使用可能なフロッキーブラシ部66の平面
図である。
【図20】図20は、この発明に係る化粧用塗布具の化
粧用塗布部に使用可能な筆ブラシ部65の平面図であ
る。
【図21】図21は、筆ブラシ部65の製造方法を示す
説明図である。
【図22】図22は、管状金具72に凹部を有する筆ブ
ラシ部71の平面図である
【符号の説明】
1・・化粧料塗布具、2・・軸部材、3・・ブラシ部、
4・・把持部、5・・容器部、6・・密封空間、7・・
化粧用ブラシ、8・・軸体部、9・・ブラシ毛、10・
・軸線、11・・折り曲げ点、12・・固定部、13・
・保持部、14・・円筒部、15・・端面部、16・・
肉薄切断部、17・・容器本体部、18・・肩部、19
・・胴部、20・・末端部、21・・筒状体、22・・
開口部、23・・穴、24・・容器、25・・軸体、2
6・・開口、27・・開口部、28・・腹部、29・・
塗布具前駆体、30・・開口、31・・内部空間、32
・・マスカラ、33・・肩部、34・・化粧用塗布具、
35・・把持部、36・・軸部材、37・・肉薄切断
部、38・・容器部、39・・胴部、41・・化粧料塗
布具、42・・軸部材、44・・把持部、45・・容器
部、46・・密封空間、47・・化粧用ブラシ、56・
・肉薄切断部、57・・容器本体部、60・・容器閉塞
部、61・・軸部、62・・環状リブ、63・・栓体
部、64・・容器、65・・筆ブラシ部、66・・フロ
ッキーブラシ部、67・・円柱状突起、68・・ブラシ
毛、69・・管状金具、70・・ブラシ部、71・・ブ
ラシ部、72・・管状金具、73・・軸部材、74・・
凹部、A・・矢印、B・・矢印、C・・矢印

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部材と、 該軸部材の一端部を包囲するように前記軸部材に切断容
    易に設けられ、前記軸部材とともに密封空間を形成し、
    その密封空間内に化粧料を収容した容器部と、 前記密封空間内に位置するように前記軸部材に設けられ
    た化粧用塗布部と、 前記密封空間外に位置するように前記軸部材に設けられ
    た把持部とを有することを特徴とする化粧用塗布具。
  2. 【請求項2】 前記軸部材、前記容器部、及び前記把持
    部は、柔軟合成樹脂材料により形成されて成る請求項1
    に記載の化粧用塗布具。
  3. 【請求項3】 前記軸部材、前記容器部、及び前記把持
    部は、一体に形成されて成る請求項2に記載の化粧用塗
    布具。
  4. 【請求項4】 前記軸部材と前記容器部とは、前記把持
    部に加えられた力により切断される請求項3に記載の化
    粧用塗布具。
  5. 【請求項5】 前記容器部は、前記軸部材に、その周面
    を周回するように設けられた肉薄切断部と、該肉薄切断
    部よりも肉厚である、化粧料を収容することのできる容
    器本体部とを有する請求項4に記載の化粧用塗布具。
  6. 【請求項6】 前記容器部は、前記軸部材が設けられた
    部位に、前記密封空間内に延びる環状リブを有し、前記
    軸部材は、前記容器部から切断され、前記容器内に押し
    込まれたときに、前記環状リブに嵌合可能な容器閉塞部
    を有する請求項2〜5のいずれか1項に記載の化粧用塗
    布具。
  7. 【請求項7】 前記化粧用塗布部は、捩りブラシ部であ
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧用塗布具。
  8. 【請求項8】 前記化粧用塗布部は、筆ブラシ部である
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧用塗布具。
  9. 【請求項9】 マスカラ用又はマニキュア用である請求
    項1〜8のいずれか1項に記載の化粧用塗布具。
JP2001045699A 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具 Expired - Lifetime JP4745514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045699A JP4745514B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045699A JP4745514B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002238655A true JP2002238655A (ja) 2002-08-27
JP4745514B2 JP4745514B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=18907438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001045699A Expired - Lifetime JP4745514B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4745514B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190373A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Geka Brush Gmbh 化粧品ユニット
KR200448528Y1 (ko) 2008-01-18 2010-04-21 (주)아모레퍼시픽 속눈썹 화장도구
JP2011045704A (ja) * 2009-07-27 2011-03-10 Fujimori Kogyo Co Ltd 塗布具収容パウチ
JP2011526182A (ja) * 2008-06-26 2011-10-06 イーエルシー マネージメント エルエルシー 一回使用の化粧品サンプラ
JP2012179103A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
JP2012223487A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
KR200471787Y1 (ko) * 2012-06-19 2014-03-14 (주)아모레퍼시픽 스퀴즈가 가능한 마스카라 용기
CN110809418A (zh) * 2017-06-30 2020-02-18 株式会社爱茉莉太平洋 刷具以及具备其的睫毛膏容器
WO2021219354A1 (en) * 2020-04-28 2021-11-04 Geka Gmbh Particularly easy to produce cosmetic unit

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193672A (ja) * 1986-02-19 1987-08-25 レフブル・イソラン・リューニ・ソシエテ・アノニム 塗布器組立体
JPH0353454A (ja) * 1989-07-20 1991-03-07 Toshiba Battery Co Ltd 非水溶媒二次電池用正極活物質の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353454U (ja) * 1989-09-28 1991-05-23
JPH0636511U (ja) * 1992-10-20 1994-05-17 株式会社資生堂 マスカラ用試用見本容器
JP2579745Y2 (ja) * 1993-02-19 1998-08-27 釜屋化学工業株式会社 塗布容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193672A (ja) * 1986-02-19 1987-08-25 レフブル・イソラン・リューニ・ソシエテ・アノニム 塗布器組立体
JPH0353454A (ja) * 1989-07-20 1991-03-07 Toshiba Battery Co Ltd 非水溶媒二次電池用正極活物質の製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190373A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Geka Brush Gmbh 化粧品ユニット
KR200448528Y1 (ko) 2008-01-18 2010-04-21 (주)아모레퍼시픽 속눈썹 화장도구
KR101309873B1 (ko) * 2008-06-26 2013-09-17 이엘씨 매니지먼트 엘엘씨 일회용 화장제 샘플러
JP2011526182A (ja) * 2008-06-26 2011-10-06 イーエルシー マネージメント エルエルシー 一回使用の化粧品サンプラ
EP2293701A4 (en) * 2008-06-26 2015-08-05 Elc Man Llc SINGLE-USE COSMETIC SAMPLE
JP2011045704A (ja) * 2009-07-27 2011-03-10 Fujimori Kogyo Co Ltd 塗布具収容パウチ
JP2012179103A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
JP2012223487A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
KR200471787Y1 (ko) * 2012-06-19 2014-03-14 (주)아모레퍼시픽 스퀴즈가 가능한 마스카라 용기
CN110809418A (zh) * 2017-06-30 2020-02-18 株式会社爱茉莉太平洋 刷具以及具备其的睫毛膏容器
EP3646754A4 (en) * 2017-06-30 2021-05-05 Amorepacific Corporation BRUSH AND MASCARA CONTAINER WITH IT
WO2021219354A1 (en) * 2020-04-28 2021-11-04 Geka Gmbh Particularly easy to produce cosmetic unit
CN115397282A (zh) * 2020-04-28 2022-11-25 格卡有限公司 特别易于生产的化妆品单元

Also Published As

Publication number Publication date
JP4745514B2 (ja) 2011-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5946593B2 (ja) 化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ
KR20190122499A (ko) 속눈썹용 화장품 도포기
AU2009262768B2 (en) Single-use cosmetic package
JP3474884B2 (ja) 一方向性化粧品用ワイパ
JP3210910B2 (ja) ケラチン繊維に対する組成物の塗布具
US7223035B1 (en) Device for containing and applying cosmetics
US5970989A (en) Makeup kit
JPH08173237A (ja) メーキャップ製品の保存および塗布用装置
MX2007013714A (es) Aplicador para aplicar un producto sobre las pestañas o las cejas.
US10973304B2 (en) Finger mascara
JP2002238655A (ja) 化粧用塗布具
US20220395067A1 (en) Hairstyling tools and methods
EP1418827A4 (en) FLOCKED COSMETIC SAMPLER, METHOD OF MANUFACTURE AND METHOD OF USE THEREOF
JPH11113633A (ja) ケラチン繊維の処理および/またはメーキャップのための装置
JP2002253335A (ja) メークアップ製品等のアプリケータ装置
US11324302B1 (en) Container with integrated dispenser and applicator
JP5740141B2 (ja) まつ毛用化粧料塗布具
JP2008125843A (ja) 液状化粧料容器
WO2021140996A1 (ja) 液状化粧料容器
KR20170033727A (ko) 마스카라
JP3069235U (ja) 塗布具を備えたマスカラ容器
KR102203009B1 (ko) 화장품 용기
JP7358036B2 (ja) 化粧料包装体
JP2002114241A (ja) 合成樹脂製チューブ容器
JP2003061740A (ja) マスカラ容器における塗布用ブラシの絞り具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110512

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4745514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term