JP2012179103A - 塗布具付き容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物が収容される容器本体2と、容器本体2の口部20を塞ぐとともに、容器本体2内に挿入可能な塗布具4を有する蓋体3とを備え、蓋体3は、容器本体2と一体に形成されるとともに容器本体2に対して破断可能な弱化部6を介して連結されるとともに、蓋体3には弱化部6より容器本体2の外側に位置する外側部分に容器本体2の口部20に嵌合可能に、且つ弱化部6との接続部分より大径に形成された被嵌合部32が設けられた構成の容器1を提供する。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、マスカラ液を充填させたチューブ本体の先端にマスカラ液注出細管を有するブラシを一体的に連結したものであって、チューブ本体を押圧して適量のマスカラ液をブラシから注出させて使用し、不使用時には単体のキャップ(蓋体)をブラシに被着させておく構成について記載されている。
本発明に係る塗布具付き容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体の口部を塞ぐとともに、前記容器本体内に挿入可能な塗布具を有する蓋体と、を備えた容器であって、前記蓋体は、前記容器本体と一体に形成されるとともに該容器本体に対して破断可能な弱化部を介して連結されていることを特徴としている。
また、製造時においては、蓋体と容器本体とが弱化部を介して連結された状態で一体的に成形することが可能となるので、蓋体と容器本体とを別々に製造する場合に比べて成形時の金型の種類を減らすことができるとともに、両者を組み付ける工程を排除することができ、製造コストを抑えることができる。
また、被嵌合部が弱化部より容器本体の外側に位置する外側部分に設けられているので、弱化部を破断した開封後に蓋体を容器本体から容易に離間させることができる。
図1及び図2に示すように、本実施形態の容器1は、内容物が収容される容器本体2と、容器本体2の口部20を塞ぐとともに、容器本体2内に挿入可能なヘラ状の塗布具4を有する蓋体3とを備えている。
蓋体3の筒部30の円孔30b内には、下端に塗布部本体41を備えた塗布具4の支持軸部42が嵌入されている。なお、本実施形態では、塗布具4が蓋体3に対して別体となっているが一体に成形されていてもよい。
つまり、製造時の状態で容器本体2は弱化部6を介して蓋体3に一体成形されており、弱化部6で破断させることで蓋体3を容器本体2から離脱させることができる。なお、図1に示す離脱前であって蓋体3と容器本体2とが弱化部6を介して連結した状態を封止状態といい、図3および図4に示すように蓋体3が容器本体2から切り離された状態を開封状態という。
さらに、被嵌合部32の上端には、下方を向く環状の被係止部33が配設されている。つまり、被嵌合部32が口部20に嵌合した状態において、被係止部33が口部20の上端開口縁20aに係止されることで、蓋体3の容器本体2に対する容器軸O方向の位置が決められる。
図1に示すように、容器1では、蓋体3を容器本体2に対して例えば回転させたり、傾けたり、或いは引っ張ること等により弱化部6を破断して蓋体3を容器本体4から離脱させることで、開封された状態となる。そして、図3に示すように、開封後の蓋体3は容器本体2に対して装着可能となり、蓋体3に設けられた塗布具4を使用する際には、蓋体3を容器本体2から取り外し、蓋体3の摘み部31を把持して塗布具4に付着した容器本体2内の内容物を使用することができる。
前記摘み部31は、蓋体3の径方向の対向位置から外方に突設された、一対の羽状となっている。
また、被嵌合部32が弱化部6より容器本体2の外側に位置する外側部分に設けられているで、弱化部6を破断した開封後に蓋体3を容器本体2から容易に離間させることができる。
例えば、図7に示す容器1Aは、チューブ容器をなす容器本体2Aであり、この容器本体2Aの口部20、蓋体3、弱化部6の形状、構成は上述した実施形態と同様である。容器本体2Aは、下端開口部が径方向に挟み込まれて閉塞されてなるシール部24が形成された胴部23と、胴部23の上端開口部に上側筒部21及び口部20とを備えている。この胴部23が上述した実施形態の容器本体2の下側筒部22(図1参照)に比べて容器軸O方向の寸法が長いため、これに合わせて塗布具4の支持軸部42も長いものが使用されている。この場合、弱化部6を介して蓋体3と一体に設けられる容器本体2Aは、例えば押出成形されたスリーブ(チューブ成形)により製造され、その後、このスリーブに蓋体3部分をインジェクション成形やコンプレッション成形(圧縮成形)などで一体化する。さらに、蓋体3の筒部30の円孔30bに塗布具4が嵌入され、内容物を充填させた後、シール部24を溶着等により固着させて封止することにより製造することができる。
さらに、本実施形態ではヘラ状の塗布具4としているが、これに限定されることはなく、例えばマスカラ等に用いられるブラシや櫛等、容器本体から内容物を取り出す部材であれば種々のものを採用することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
2、2a 容器本体
3 蓋体
4 塗布具
5 フィルム
6 弱化部
20 口部
30 筒部
30a 下端周縁部
32 被嵌合部
33 被係止部
Claims (2)
- 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体の口部を塞ぐとともに、前記容器本体内に挿入可能な塗布具を有する蓋体と、
を備えた塗布具付き容器であって、
前記蓋体は、前記容器本体と一体に形成されるとともに該容器本体に対して破断可能な弱化部を介して連結されていることを特徴とする塗布具付き容器。 - 前記蓋体には、前記弱化部より前記容器本体の外側に位置する外側部分に前記容器本体の口部に嵌合可能に、且つ前記弱化部との接続部分より大径に形成された被嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の塗布具付き容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011042534A JP2012179103A (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 塗布具付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011042534A JP2012179103A (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 塗布具付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012179103A true JP2012179103A (ja) | 2012-09-20 |
Family
ID=47010917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011042534A Pending JP2012179103A (ja) | 2011-02-28 | 2011-02-28 | 塗布具付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012179103A (ja) |
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2011
- 2011-02-28 JP JP2011042534A patent/JP2012179103A/ja active Pending
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