JP4745514B2 - 化粧用塗布具 - Google Patents

化粧用塗布具 Download PDF

Info

Publication number
JP4745514B2
JP4745514B2 JP2001045699A JP2001045699A JP4745514B2 JP 4745514 B2 JP4745514 B2 JP 4745514B2 JP 2001045699 A JP2001045699 A JP 2001045699A JP 2001045699 A JP2001045699 A JP 2001045699A JP 4745514 B2 JP4745514 B2 JP 4745514B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
brush
cosmetic applicator
shaft member
cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001045699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002238655A (ja
Inventor
正 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinohara Co Ltd
Original Assignee
Shinohara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinohara Co Ltd filed Critical Shinohara Co Ltd
Priority to JP2001045699A priority Critical patent/JP4745514B2/ja
Publication of JP2002238655A publication Critical patent/JP2002238655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4745514B2 publication Critical patent/JP4745514B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B3/00Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier
    • A46B3/18Brushes characterised by the way in which the bristles are fixed or joined in or on the brush body or carrier the bristles being fixed on or between belts or wires
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/021Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups arranged like in cosmetics brushes, e.g. mascara, nail polish, eye shadow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/028Bristle profile, the end of the bristle defining a surface other than a single plane or deviating from a simple geometric form, e.g. cylinder, sphere or cone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1046Brush used for applying cosmetics
    • A46B2200/1053Cosmetics applicator specifically for mascara

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、化粧用塗布具に関し、さらに詳しくは、低コストで製造することができ、供試用サンプル等として好適に使用することのできる化粧用塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
マスカラ及びマニキュア等の化粧料は、まず試しに使ってみなければ、その品質の良さを把握することができない。したがって、化粧料の新製品の販売にあたっては、その化粧料の供試用サンプルを一般需要者に配布して、その化粧料を試用してもらい、その品質の良さを一般需要者に理解してもらうことが必要である。
【0003】
この供試用サンプルは、一般需要者が手軽に試用することができるように、化粧料を収容した容器ととともに、その化粧料の塗布に使用する塗布部材を備えた化粧用塗布具であることが望ましい。また、この供試用サンプルは、大量に配布する必要があるので、低コストで製造することができる必要があり、また街頭での配布又は郵送による配布に便利なように、小型であること、軽量であること、及び破損しにくいこと等が要求される。
【0004】
マスカラ用等の化粧料塗布具は、ガラス等を材料とした硬質容器と、この容器のキャップに設けられたブラシ等の塗布部材とからなるのが一般的である。この化粧用塗布具は、ガラス等を材料として使用しているので、重く、破損しやすいので、配布を必要とする供試用サンプルとしては適さない。
【0005】
また、軽量で、破損しにくく、携帯に適した化粧用塗布具としては、ポリエチレン等の軟質合成樹脂材料からなり、シゴキ部を有し、一端が開口した化粧料を収容する収容部と、この収容部を閉塞すべく収容部に着脱可能に設けたキャップと、このキャップに設けられ、このキャップを前記収容部に装着すると、前記収容部内に位置する塗布部材とを有する化粧用塗布具が開示されている(特開平09−182616号公報参照)。
【0006】
しかし、この化粧用塗布具は、複数の独立した部品から構成され、しかも構造が複雑であるので、製造コストが高くなる欠点がある。したがって、この化粧用塗布具は、大量に配布することが必要な供試用サンプルとして使用するには適していない。
【0007】
この以外にも、化粧料の供試用サンプルとして好適な化粧用塗布具は、現在まで開発されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、従来の化粧用塗布具が有する前記欠点を解消することを目的とする。即ち、この発明の目的は、低コストで製造することができ、軽量で、破損しにくく、さらに化粧料の塗布が容易な化粧用塗布具を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するためのこの発明は、軸部材と、該軸部材の一端部を包囲するように前記軸部材に切断容易に設けられ、前記軸部材とともに密封空間を形成し、その密封空間内に化粧料を収容した容器部と、前記密封空間内に位置するように前記軸部材に設けられた化粧用塗布部と、前記密封空間外に位置するように前記軸部材に設けられた把持部とを有し、前記軸部材、前記容器部、及び前記把持部は、柔軟合成樹脂材料により一体に形成されて成り、前記容器部は、前記軸部材が設けられた部位に、前記密封空間内に延びる環状リブを有し、前記軸部材は、前記容器部から切断され、前記容器内に押し込まれたときに、前記環状リブに嵌合可能な容器閉塞部を有することを特徴とする化粧用塗布具であり、
前記化粧用塗布具の好適な態様として、
前記軸部材と前記容器部とは、前記把持部に加えられた力により切断され、
前記容器部は、前記軸部材に、その周面を周回するように設けられた肉薄切断部と、該肉薄切断部よりも肉厚である、化粧料を収容することのできる容器本体部とを有し、
前記化粧用塗布部は、捩りブラシ部であり、
前記化粧用塗布部は、筆ブラシ部であり、
前記化粧用塗布具は、マスカラ用又はマニキュア用である。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明に係る化粧用塗布具の一具体例である化粧用塗布具1を図1、図2及び図3に示す。図1は、化粧用塗布具1の平面図であり、図2は、化粧用塗布具1の正面図であり、図3は、化粧用塗布具1の断面平面図である。化粧用塗布具1は、マスカラ用の化粧用塗布具である。
【0011】
化粧料塗布具1は、軸部材2と、ブラシ部3と、把持部4と、容器部5とを有する。軸部材2、把持部4、及び容器部5は、一体成形されており、その材料は、柔軟合成樹脂材料である。前記柔軟合成樹脂材料としては、例えばポリエチレン及びポリプロピレンを挙げることができる。
【0012】
軸部材2は、円柱状の部材である。軸部材2は、その一端部にブラシ部3を有し、その他端部に把持部4を有する。また、軸部材2には、その外周部における把持部4寄りの部位に容器部5が設けられている。
【0013】
軸部材2は、容器部5とともにマスカラを収容する密封空間6を形成し、また、容器部5から切り離されたときに、ブラシ部3及び把持部4とともに化粧用ブラシを形成する部材である。また、軸部材2は、前記化粧用ブラシにおいて、把持部4とブラシ部3との間に所定の間隔を設けることにより、マスカラの塗布作業を行いやすくし、またブラシ部3に保持されたマスカラが把持部4を持つ指に付着することを防止する機能を有する。
【0014】
軸部材2の大きさは、前記化粧用ブラシをマスカラの塗布に効果的に使用することができる程度の大きさであればよく、容器部5の大きさとの相対的な関係に基づいて決定される。例えば、軸部材2の長さは、5〜150mmとすることができ、軸部材2の直径は、1.5〜15mmとすることができる。
【0015】
化粧用塗布部であるブラシ部3は、密封空間6内に位置するように軸部材2の先端部に設けられている。ブラシ部3は、捩りブラシ部であり、化粧用塗布具1においてマスカラを塗布する部位である。ブラシ部3の拡大側面図を図4に示す。
【0016】
ブラシ部3は、軸体部8とブラシ毛9とを有する。
軸体部8は、ブラシ毛9を保持する部材である。図5に、軸体部8のみの構造を示す。軸体部8は、例えばステンレス材又はその他の鋼材で形成される軸線10を、折り曲げ点11でヘアピン状に折り曲げて、さらに二重螺旋状に捩ることによって形成される。軸体部8は、固定部12及び保持部13を有する。固定部12は、軸線10の両末端部が並行する部分であり、ブラシ毛9を保持せず、軸部材2に固定される部分であり、保持部13は、軸体部8における折り曲げ点11から一定区間を占める部分であり、ブラシ毛9を保持する部分である。実際のブラシ部3の形成時には、保持部13にブラシ毛9が挟持される。したがって、軸体部8は、軸線10における、保持部13を形成する部分においてブラシ毛9を挟持することができる程度に、軸線10を堅固に螺旋状に巻くことにより形成される。
【0017】
軸体部8の長さは、前記化粧用ブラシをマスカラの塗布に効果的に使用することができる程度の大きさであればよく、容器部5の大きさ及び軸部材2の長さとの相対的な関係に基づいて決定され、例えば10〜30mmにすることができる。
【0018】
軸体部8の直径、正確に言うと、軸体部8をその軸線に直交する平面に投影したときに得られる投影図における直径は、化粧用ブラシ7を用いてマスカラの塗布を効果的に行うことができる程度の大きさであればよく、例えば0.3〜3mmにすることができる。
【0019】
軸線10の直径は、ブラシ部3を形成することができる程度の大きさに決定され、例えば、通常の化粧用のブラシに使用される軸線の直径と同程度にすることができ、例えば0.2〜1.5mmにすることができる。
【0020】
ブラシ毛9は、軸体部8とともにブラシ部3を形成する。ブラシ毛9は、軸体部8の保持部13に保持されている。ブラシ毛9は、その所望本数が、図5に示されたヘアピン状に成形された軸線10における、保持部13に対応する部分に挟み込まれ、前記のように軸線10を成形することにより、軸体部8に保持される。1本のブラシ毛9は、軸体部8を形成した軸線10における互いに隣接し合う部分に挟持されて、その両端部を軸体部8外に突出させた状態で軸体部8に保持される。したがって、前記所望本数のブラシ毛9は、軸体部8を形成する軸線10に沿って、連続して螺旋状に保持されている。
【0021】
ブラシ毛9の長さは、マスカラの塗布が好適に行えるように決定され、例えば、3〜15mmであると、化粧用塗布具1の使い勝手が良い点で好適である。ブラシ毛9の直径は、化粧用塗布具1の使用目的及び挟持ブラシ毛5の材料等に応じて適宜に決定することができる。
【0022】
ブラシ毛9の材料としては、マスカラの塗布が可能であり、所定の強度を確保することができる材料であればよく、目的に応じて適宜に決定することができ、例えば、通常の化粧用捩りブラシの使用される材料と同様にすることができる。このような材料としては、例えば、綿、亜麻、マニラ麻、及びヤシ等の植物繊維、馬毛、山羊毛、及び羊毛等の哺乳類系動物繊維、蚕糸、及びくも絹等の非哺乳類系動物繊維、石綿等の鉱物繊維、レーヨン、キュプラ、及びけん化アセテート等の再生繊維、アセテート、及びエチルセルロース等の半合成繊維、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリロニトリル系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリウレタン系、ポリ青化ビニリデン系、ポリフルオロエチレン系、及びポリスチレン系等の合成繊維、並びに、金属繊維、ガラス繊維、及び岩石繊維等の無機繊維を挙げることができる。
【0023】
前記材料の中では、ポリアミド系、ポリエチレン系、及びポリアクリロニトリル系等の合成繊維が、大量生産が容易で、安価であり、直径及び長さ等を自由に設定することができる点で好適である。
【0024】
ブラシ毛9の本数としては、マスカラの塗布が可能である程度の本数であればよく、目的に応じて適宜に決定することができる。
【0025】
ブラシ部3は、固定部12を、軸部材2の先端部に設けられた穴23内に嵌入されることによって、軸部材2に装着されている。
【0026】
把持部4は、前記化粧用ブラシの使用時に手で持つ部分である。把持部4は、中空体であり、円筒部14と端面部15とを有する。円筒部14は、その一端を端面部15により閉塞され、その他端が開口している。軸部材2は、端面部15の外面に設けられている。把持部4の大きさは、化粧用ブラシ7を用いてマスカラの塗布作業を行いやすければ特に制限はない。
【0027】
容器部5は、中空体であって、軸部材2に、軸部材2の周面を周回するように設けられ、軸部材2とともに密封空間6を形成し、その内部に、ブラシ部3、及び、軸部材2の、ブラシ部3が結合した端部から容器部5が設けられた部位までの部分を収容している。また、容器部5は、密封空間6内にマスカラ(図示せず)を収容している。したがって、容器部5内においてブラシ部3はマスカラに浸っている。
【0028】
容器部5は、肉薄切断部16と容器本体部17とを有する。図6に、化粧用塗布具1の、肉薄切断部16を含む部分の拡大断面平面図を示す。肉薄切断部16は、軸部材2に、その周面を周回するように設けられた環状の部分であり、容器本体部17よりも肉薄である。一方、容器本体部17は、容器部5における肉薄切断部16以外の部分である。容器部5は、肉薄切断部16が破断されることによって、軸部材2から分離される。容器部5は、軸部材2から分離されると、マスカラを収容する部材として機能する容器24を形成する。一方、軸部材2は、容器部5から分離されると、ブラシ部3及び把持部4とともに、マスカラを塗布する器具として機能する化粧用ブラシ7を形成する。容器部5が軸部材2から分離された状態における化粧用塗布具1を図10に示す。
【0029】
容器本体部17は、肩部18、胴部19及び末端部20を有する。容器本体部17において、肩部18は、肉薄切断部16の外周部に設けられ、肉薄切断部16から離れるに従って漸次広がる部分であり、胴部19は、肩部18の外縁部に設けられ、図2に示したように肩部18から離れるに従って漸次一方向に狭まる部分であり、末端部20は、胴部19の狭まった側の端部において、胴部19を閉口する部分である。
【0030】
胴部19及び末端部20は、化粧用塗布具1に製造時に、図7に示したように、肩部18の外縁部に設けられた筒状体21の開口部22を熱融着することにより形成され、筒状体21のうちの、熱融着された部分が末端部20であり、熱融着されていない部分が胴部19である。したがって、末端部20は、胴部19よりも肉厚である。
【0031】
容器本体部17は、通常の使用時、運搬時、及び保存時において破損等が発生することがなく、また使用時に不便にならない程度の厚みを有する。このような条件を満たす肩部18及び胴部19の厚みは、化粧用塗布具1に使用される材料の性質や化粧用塗布具1の大きさに応じて決定されるが、例えば、0.1〜1.5mmである。
【0032】
肉薄切断部16の厚みは、指で把持部4に、捩り、押し、又は引っ張り等の力を作用させることによって容易に破断され、一方、通常の使用時、運搬時、及び保存時に化粧用塗布部1に加わる圧力等によっては破断されない程度の強度を確保することのできる大きさを有する。肉薄切断部16は、一定の厚みを有している必要はなく、上記の条件が満たされるように、容器本体部17に比較して肉薄に形成されていればよい。肉薄切断部16の厚みは、例えば化粧用塗布具1に使用される材料の性質、化粧用塗布具1の大きさ、及び容器本体部17の厚みに応じて決定される。前記のような条件を満たす肉薄切断部16の、最も肉薄になっている部分の厚みとしては、例えば、0.05〜0.5mmである。
【0033】
容器部5の大きさは、その中に収容されるマスカラの量やブラシ部3及び軸部材2の大きさとの関係において決定されるが、例えば、その最大径が5〜30mmであり、その長さが15〜150mmであると、化粧用塗布具1を供試用サンプルとして好適に使用することができる。
【0034】
以上のような構造を有する化粧用塗布具1は、以下のように作用する。
化粧用塗布具1は、使用前の初期状態においては、密封空間6内に充分量のマスカラを保持しており、密封空間6内に存在するブラシ部3はそのマスカラ内に浸されている。
【0035】
化粧用塗布具1の容器部5及び把持部4を指で掴み、把持部4に、図8の矢印Aで示した方向に力を加える捩り作用、図8の矢印Bで示した方向に力を加える押し作用、又は図8の矢印Cで示した方向に力を加える引っ張り作用を及ぼす。この作用による力が軸部材2に伝わり、この力に容器部5の肉薄切断部16が抗しきれず、肉薄切断部16は破断される。なお、把持部4に対する力の加え方は、肉薄切断部16が的確に破断されれば、上記以外の加え方であってもよい。以上により、化粧用塗布具1は、図10に示されるように、軸部材2と容器部5とが切り離され、軸部材2から形成された軸体25、ブラシ部3、及び把持部4からなる化粧用ブラシ7と、容器部5から形成された容器24とに分離される。また、容器24は、容器部5が軸部材2から切り離されることによって形成される開口26を有する。
【0036】
肉薄切断部16は、破断容易なように充分に肉薄に形成されているので、上記のいずれかの作用により容易に破断される。また、化粧用塗布具1の肉薄切断部16以外の部分は、肉薄切断部16よりも強固に形成されているので、上記の作用により、肉薄切断部16より先に破断されることはない。一方、肉薄切断部16は、通常の使用時、運搬時、又は保存時に化粧用塗布具1に加えられる圧力によって容易には破断されることのない程度の強度を確保しているので、意図的に上記のような作用が把持部4に加えられない限りは、破断されることはほとんどない。
【0037】
化粧用ブラシ7は、図8に示した矢印Cの方向に把持部4を引くことによって、容器24内にあった軸体25の一部及びブラシ部3は、容器24外に引き抜かれる。図9は、化粧用ブラシ7が容器24から引き出される状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の断面図である。図10は、化粧用ブラシ7が容器24から引き出された状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の斜視図である。
【0038】
このとき、ブラシ部3のブラシ毛9は、軸体25の周外方向に突出しており、また開口26の大きさは実質的に軸体25の断面の大きさと同等であるので、図9に示したように、ブラシ部3のブラシ毛9は、容器24の、開口26を形成する部分である開口部27に接触しながら容器24の外に引き出される。
【0039】
前述のようにブラシ部3は、容器24内ではマスカラ中に浸されており、この状態では、ブラシ毛9間に、マスカラの塗布を行うには過剰な量のマスカラを保有しているが、ブラシ部3が容器24から引き出されるときに、前記のようにブラシ毛9が開口部27と接触しながら開口26を通過するので、ブラシ部3に保有されていた過剰分のマスカラが開口部27で掻き落とされる。このことにより、容器24から引き出されたブラシ部3には適量のマスカラが保持され、好適なマスカラの塗布を行うことができる。したがって、ブラシ部3が容器24から引き出された後、ブラシ部3に保持されていた過剰分のマスカラが垂れ落ちたり、睫毛に過剰量のマスカラが塗布されたりする不都合が起こることがない。
【0040】
化粧用ブラシ7は、容器24から引き出された後は、通常の捩りブラシと同様にして、マスカラの塗布に使用することができる。ブラシ部3に保持されるマスカラ量が少なくなったときには、化粧用ブラシ7を開口26から容器24内に挿入して、ブラシ部3を容器24内のマスカラに浸し、再度ブラシ部3にマスカラを保持させ、上記の操作を繰り返してマスカラの塗布を行うことができる。
【0041】
容器24内のマスカラの量が少なくなり、化粧用ブラシを容器24内に挿入しただけではブラシ部3が容器24内のマスカラに充分に浸らず、ブラシ部3に充分量のマスカラを保持させることができなくなったときには、容器24の腹部28を押圧して、容器24内の容積を小さくすることによって、ブラシ部3を容器24内のマスカラに充分に浸し、ブラシ部3に充分量のマスカラを保持させることができる。したがって、化粧用塗布具1においては、化粧用塗布具1内に収容されたマスカラを無駄なく利用することが可能である。
【0042】
また、マスカラは凝固しやすいが、化粧用塗布具1においては、容器24の腹部28を押圧することによって、容器24内のマスカラが攪拌されて、マスカラの凝固を防止することができる。
【0043】
化粧用塗布具1の製造方法の一具体例を、図11〜13を用いて説明する。図11〜13は、すべてそれぞれの対象物の断面正面図である。まず、ポリエチレン等の合成樹脂を材料として、図11に示した、軸部材2、把持部4、肉薄切断部16,肩部18、及び筒状体21を有する塗布具前駆体29を射出成形により一体成形する。また、捩りブラシを製造する公知の方法によりブラシ部3を製造する。図12に示したように、塗布具前駆体29の軸部材2の先端に設けられた穴23内に、ブラシ部3の固定部12を嵌入させ、ブラシ部3を軸部材2に装着する。ブラシ部3が装着された塗布具前駆体29の開口30を上向きにして、軸部材2、肉薄切断部16,肩部18、及び筒状体21により形成される内部空間31内に所定量のマスカラ32を充填する。図13に示したように、塗布具前駆体29の開口部22を熱融着することによって、開口部22を閉口する。以上により、化粧用塗布具1が完成される。
【0044】
化粧用塗布具1は、以上のように、ブラシ部3以外の部分が一体成形され、構成部品数が少なく、製造方法も簡易であるので、製造コストを低くすることができる。また、化粧用塗布具1は、柔軟合成樹脂材料で製造されるので、軽量であり、破損しにくい。したがって、化粧用塗布具1は、供試用サンプルとして好適に使用することができ、その他、旅行携帯用の化粧用塗布具、又はホテルで客に提供する化粧用塗布具として好適に使用することができる。
【0045】
化粧用塗布具1は、この発明の目的を達成することができる範囲内で適宜変更を加えることが可能である。
【0046】
化粧用塗布具1は、図8に示したように、捩り、押し、及び引っ張りの各作用によって肉薄切断部16を破断することができるが、図14及び図15に示したような、軸部材36に加わる力に応じて、軸部材36との角度を変化させながら移動可能な肩部33を有する化粧用塗布具34であると、押し及び引っ張りの各作用によって肉薄切断部を破断することが容易になる。
【0047】
化粧用塗布具34では、図14に示したように、把持部35を引っ張ると、つまり図14に示された矢印の方向に力を作用させると、肩部33も把持部35側に移動し、その結果、力が付加される方向と肩部33との成す角が大きくなり、軸部材36と肩部33とに挟まれた肉薄切断部37は切り裂かれやすくなる。一方、図15に示したように、把持部35を容器部38側に押し込むと、つまり図15に示された矢印の方向に力を作用させると、肩部33も容器部38側に移動し、その結果、力が付加される方向と肩部33との成す角が大きくなり、軸部材36と肩部33とに挟まれた肉薄切断部37は切り裂かれやすくなる。このような作用は、肩部33を肉薄にして、肩部33全体に可撓性を持たせたり、肩部33と胴部39との境界部を肉薄にして、肩部33と胴部39との角度の変化が容易になるようにしたりすることにより実現することができる。
【0048】
化粧用塗布具1では、図10に示したように、肉薄切断部16を破断した後は、開口26が形成され、これを閉塞する手段を有していない。したがって、化粧用塗布具1では、マスカラを長期間保存して、複数回使用することには適さない。つまり、化粧用塗布具1は、実質的に一回の使用しかできない。したがって、化粧用塗布具1においては、一回の使用で使用し切れなかったマスカラが無駄になることになる。また、化粧用塗布具1においては、これを供試用サンプルとして使用した場合に、一回だけの使用しかできないので、その化粧料の品質を十分に把握することができないという不都合を生ずる場合もある。さらに、化粧用塗布具1においては、開封後にこれを閉塞することができないので、容器24内のマスカラが零れやすいという欠点もある。
【0049】
このような不都合を回避する化粧用塗布具として、図16及び図17に示した化粧用塗布具41を挙げることができる。化粧用塗布具41は、肉薄切断部56周辺の構造に特徴があり、他の部分は、例えば化粧用塗布具1と同様であって構わない。したがって、図16及び図17には、化粧用塗布具41における肉薄切断部56の周辺のみの断面図が示されており、また以下の説明においては、化粧用塗布具41における、化粧用塗布具1との相違点に関連する事項についてのみ記載する。
【0050】
化粧用塗布具41は、軸部材42と、ブラシ部(図示せず)と、把持部44と、容器部45とを有する。
【0051】
軸部材42は、容器閉塞部60及び軸部61を有する。軸部61は円柱状体であり、その一端部に前記ブラシ部を有する。容器閉塞部60は、軸部61よりも大きい直径を有する円柱状体であり、軸部61の、前記ブラシ部が設けられた端部とは反対側の端部に、軸部61と軸線を一致させて設けられている。容器閉塞部60の、軸部61が設けられた端部とは反対側の端部に把持部44が設けられている。容器閉塞部60における、軸部61が設けられた端部側の周縁部に容器部45の肉薄切断部56が設けられている。
【0052】
容器部45は、化粧用塗布具1の場合と同様に肉薄切断部56及び容器本体部57を有し、さらに、容器本体部における肉薄切断部が設けられた部位に、密封空間46内に延びる環状リブ62を有する。環状リブ62は、容器閉塞部60が容器部45から切り離されることにより形成される栓体部63が環状リブ62に嵌入することができる程度の内径を有する。つまり、環状リブ62の内径は、容器閉塞部60の直径よりも若干小さく、また、軸部61の直径よりも大きく設計されている。
【0053】
化粧用塗布具41は、以下のように作用する。肉薄切断部56を破断する方法は、化粧用塗布具1の場合と同様である。肉薄切断部を破断することにより、化粧用塗布具41は、化粧用ブラシ47と容器64とに分離される。化粧用ブラシ47は、容器64から引き出されて、通常のマスカラブラシと同様にマスカラの塗布に使用される。
【0054】
マスカラの塗布作業が終了したときには、化粧用ブラシ47の前記ブラシ部及び軸部61を容器64内に挿入し、さらに化粧用ブラシ47を容器64内に押し込むと、前述のように、容器閉塞部60が容器部45から切り離されることにより形成された栓体部63は、環状リブ62に嵌入することができる大きさを有するので、図17に示したように環状リブ62内に嵌挿される。化粧用塗布具41は、柔軟合成樹脂材料で製造されているので、栓体部63が環状リブ62内に嵌挿されることにより、容器64は、化粧用ブラシ47により密封される。
【0055】
したがって、化粧用塗布具41においては、まだ容器64内にマスカラが残っている場合に、前記のように容器64を化粧用ブラシ47で密封することにより、そのマスカラが零れるのを防止することができる。また、上記のように密封することにより、容器64内のマスカラを保存することができる。したがって、化粧用塗布具41においては、使用し切れなかったマスカラが無駄になることがなく、また数度にわたってそのマスカラの試用が可能になるので、化粧用塗布具41を供試用サンプルとして使用した場合に、そのマスカラの品質を十分に把握することが可能になる。
【0056】
化粧用塗布具41においては、軸部材42、把持部44、肉薄切断部56、容器本体部57及び環状リブ62を一体に成形することができ、また製造方法も、化粧用塗布具1の場合と同様にすることができる。したがって、化粧用塗布具41においても、化粧用塗布具1と同様に、製造コストを低くすることができ、軽量であり、破損しにくい。したがって、化粧用塗布具41は、供試用サンプルとして好適に使用することができ、その他、旅行携帯用の化粧用塗布具、又はホテルで客に提供する化粧用塗布具として好適に使用することができる。
【0057】
この発明に係る化粧用塗布具である上記化粧用塗布具においては、軸部材と容器部との間に肉薄切断部を設けることによって、両者を切断容易にしているが、この発明に係る化粧用塗布具においては、これ以外の手段によって、軸部材と容器部とを切断容易にすることも可能である。
【0058】
化粧用塗布具1における化粧用塗布部であるブラシ部3は、直線状の形状を有するが、化粧用塗布具1におけるブラシ部は、マスカラの塗布をおこなうことができれば他の形状であってもよく、例えば、図18に示すようなループ状の捩りブラシ部であるブラシ部70であってもよい。ブラシ部70は、その先端部においてもマスカラの塗布が可能であるので、化粧用ブラシを横方向だけでなく縦方向に構えてもマスカラの塗布を行うことができ、マスカラの塗布方法が多様になる利点を有する。
【0059】
この発明に係る化粧用塗布具における化粧用塗布部は、化粧用塗布具1の場合のような捩りブラシ部でなくても、マスカラの塗布を好適にすることができれば他の部材であってもよく、例えば、図20に示すような筆ブラシ部65でもよく、また図19に示すようなフロッキーブラシ部66であってもよい。
【0060】
筆ブラシ部65は、例えば、図21に示すようにして製造することができる。図21に示すように、軸部材73の、化粧用塗布部を装着する側の先端に円柱状突起67を設ける。その円柱状突起67に嵌合可能な管状金具69の内部に、所定本数のブラシ毛68の先端部を、管状金具69の内周面に沿って挿入する。その状態で管状金具69を円柱状突起67に嵌め込む。以上により、図20に示した筆ブラシ部65が形成される。さらに必要があれば、図22に示すように、円柱状突起67に嵌め込まれた管状金具69の、ブラシ毛68を保持する部分に圧力を加えて、その部分を凹状にすることもできる。このようにして製造されたブラシ部71は、前記のようにして形成された凹部74を有するので、管状金具72と円柱状突起67との間にブラシ毛68をより確実に保持することが可能である。筆ブラシ部65又はブラシ部71を有する化粧用塗布具における、筆ブラシ部65又はブラシ部71以外の部分は、化粧用塗布具1の場合と同様にして製造することができる。
【0061】
フロッキーブラシ部66は、公知の方法、例えば、軸部材の、化粧用塗布部を設ける部分に接着剤を塗布し、そこに多数本の植毛用ブラシ毛を静電植毛させる方法により、製造することができる。
【0062】
ブラシ部を軸部材に固定する方法は、化粧用塗布具1の場合のような、穴にブラシ部を嵌入させる方法には制限されず、例えば、接着剤でブラシ部を軸部材に固定させる方法であってもよい。
【0063】
以上の説明においては、マスカラ用の化粧用塗布具をについて述べたが、上記各化粧用塗布具は、マスカラ以外の化粧料にも使用することができ、また、マスカラ以外の化粧料に対しては、その化粧料の性状、及び塗布方法等に応じて、前記化粧用塗布部の形状、及び大きさ等を適宜変更することができる。この発明に係る化粧用塗布具に使用することができる化粧料としては、例えば、マニキュア、アイライナー、リップ、リップグロス、アイシャドー、及びファンデーションを挙げることができる。これらの化粧料の中で、この発明に係る化粧用塗布具の構造を考慮すると、この発明に係る化粧用塗布具は、特に、マスカラ及びマニキュアのような、ブラシを使用して塗布する化粧品全般に対して好適に使用することができる。
【0064】
【発明の効果】
この発明に係る化粧用塗布具は、把持部に指で力を作用させることによって、容易に開封することができるので、手軽に化粧料の塗布に使用することができる。
【0065】
この発明に係る化粧用塗布具は、化粧用塗布部以外の部分を一体成形することができ、構成部品数が少なく、製造方法も簡易であるので、製造コストを低く抑えることができる。また、この発明に係る化粧用塗布具は、柔軟合成樹脂材料で製造されるので、軽量であり、破損しにくい。したがって、この発明に係る化粧用塗布具は、供試用サンプルとして好適に使用することができ、その他、旅行携帯用の化粧用塗布具、又はホテルで客に提供する化粧用塗布具として好適に使用することができる。
【0066】
この発明に係る化粧用塗布具は、柔軟合成樹脂材料で製造されるので、容器内の化粧料の量が少なくなったときには、容器の腹部を押圧して、容器内の容積を小さくすることによって、化粧用塗布部に充分量の化粧料を保持させることができる。したがって、この発明に係る化粧用塗布具においては、その内部に収容された化粧料を実施的にすべて利用することが可能である。
【0067】
また、マスカラは凝固しやすい性質を有するが、この発明に係る化粧用塗布具においては、容器の腹部を押圧することによって、容器内のマスカラを攪拌することができるので、マスカラの凝固を防止することができる。
【0068】
この発明に係る化粧用塗布具は、種々の形状及び性質を備えた化粧用塗布部を有することができるので、多様な化粧料に対して使用することができ、また、多様な塗布方法を実施することが可能である。
【0069】
この発明に係る化粧用塗布具は、容器部及び軸部材の構造を工夫することによって、開封した後に、再密封可能にすることができるので、化粧料が零れるのを防止することができ、化粧料の保存が可能になり、化粧料が無駄になることがなく、また数度にわたって化粧料の使用が可能になる。
【0070】
この発明に係る化粧用塗布具は、上記のように、基本的に低コストで製造することができるので、コスト増となるような改良を施しても、全体としてコスト高になることがないので、種々の改良を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、化粧用塗布具1の、一部を断面図で示した平面図である。
【図2】図2は、化粧用塗布具1の正面図である。
【図3】図3は、化粧用塗布具1の断面平面図である。
【図4】図4は、ブラシ部3の側面図である。
【図5】図5は、軸体部8の側面図である。
【図6】図6は、化粧用塗布具1における肉薄切断部16の周辺部分の拡大断面平面図である。
【図7】図7は、筒状体21の開口部22を示す説明図である。化粧用塗布具1の容器部5及び把持部4を指で掴み、把持部4に、図8の矢印A
【図8】図8は、把持部4に加えられる力の方向を示す説明図である。
【図9】図9は、化粧用ブラシ7が容器24から引き出される状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の断面図である。
【図10】図10は、化粧用ブラシ7が容器24から引き出された状態を示す化粧用ブラシ7及び容器24の斜視図である。
【図11】図11は、塗布具前駆体29の断面正面図である。
【図12】図12は、ブラシ部3が装着された塗布具前駆体29の断面正面図である。
【図13】図13は、化粧用塗布具1の断面正面図である。
【図14】図14は、化粧用塗布具34において、把持部35を引っ張った状態を示す説明図である。
【図15】図15は、化粧用塗布具34において、把持部35を押した状態を示す説明図である。
【図16】図16は、初期状態における化粧用塗布具41の断面平面図である。
【図17】図17は、容器閉塞部60が環状リブ62に嵌入した状態における化粧用塗布具41の断面平面図である。
【図18】図18は、ループ状構造を有するブラシ部70の平面図である。
【図19】図19は、この発明に係る化粧用塗布具の化粧用塗布部に使用可能なフロッキーブラシ部66の平面図である。
【図20】図20は、この発明に係る化粧用塗布具の化粧用塗布部に使用可能な筆ブラシ部65の平面図である。
【図21】図21は、筆ブラシ部65の製造方法を示す説明図である。
【図22】図22は、管状金具72に凹部を有する筆ブラシ部71の平面図である
【符号の説明】
1・・化粧料塗布具、2・・軸部材、3・・ブラシ部、4・・把持部、5・・容器部、6・・密封空間、7・・化粧用ブラシ、8・・軸体部、9・・ブラシ毛、10・・軸線、11・・折り曲げ点、12・・固定部、13・・保持部、14・・円筒部、15・・端面部、16・・肉薄切断部、17・・容器本体部、18・・肩部、19・・胴部、20・・末端部、21・・筒状体、22・・開口部、23・・穴、24・・容器、25・・軸体、26・・開口、27・・開口部、28・・腹部、29・・塗布具前駆体、30・・開口、31・・内部空間、32・・マスカラ、33・・肩部、34・・化粧用塗布具、35・・把持部、36・・軸部材、37・・肉薄切断部、38・・容器部、39・・胴部、41・・化粧料塗布具、42・・軸部材、44・・把持部、45・・容器部、46・・密封空間、47・・化粧用ブラシ、56・・肉薄切断部、57・・容器本体部、60・・容器閉塞部、61・・軸部、62・・環状リブ、63・・栓体部、64・・容器、65・・筆ブラシ部、66・・フロッキーブラシ部、67・・円柱状突起、68・・ブラシ毛、69・・管状金具、70・・ブラシ部、71・・ブラシ部、72・・管状金具、73・・軸部材、74・・凹部、A・・矢印、B・・矢印、C・・矢印

Claims (6)

  1. 軸部材と、
    該軸部材の一端部を包囲するように前記軸部材に切断容易に設けられ、前記軸部材とともに密封空間を形成し、その密封空間内に化粧料を収容した容器部と、
    前記密封空間内に位置するように前記軸部材に設けられた化粧用塗布部と、
    前記密封空間外に位置するように前記軸部材に設けられた把持部とを有し、
    前記軸部材、前記容器部、及び前記把持部は、柔軟合成樹脂材料により一体に形成されて成り、
    前記容器部は、前記軸部材が設けられた部位に、前記密封空間内に延びる環状リブを有し、前記軸部材は、前記容器部から切断され、前記容器内に押し込まれたときに、前記環状リブに嵌合可能な容器閉塞部を有することを特徴とする化粧用塗布具。
  2. 前記軸部材と前記容器部とは、前記把持部に加えられた力により切断される請求項1に記載の化粧用塗布具。
  3. 前記容器部は、前記軸部材に、その周面を周回するように設けられた肉薄切断部と、該肉薄切断部よりも肉厚である、化粧料を収容することのできる容器本体部とを有する請求項2に記載の化粧用塗布具。
  4. 前記化粧用塗布部は、捩りブラシ部である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧用塗布具。
  5. 前記化粧用塗布部は、筆ブラシ部である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧用塗布具。
  6. マスカラ用又はマニキュア用である請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧用塗布具。
JP2001045699A 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具 Expired - Lifetime JP4745514B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045699A JP4745514B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001045699A JP4745514B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002238655A JP2002238655A (ja) 2002-08-27
JP4745514B2 true JP4745514B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=18907438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001045699A Expired - Lifetime JP4745514B2 (ja) 2001-02-21 2001-02-21 化粧用塗布具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4745514B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190003228A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 (주)아모레퍼시픽 브러시 및 이를 포함하는 마스카라 용기

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL1810593T3 (pl) * 2006-01-18 2009-01-30 Geka Gmbh Przyrząd kosmetyczny
KR200448528Y1 (ko) 2008-01-18 2010-04-21 (주)아모레퍼시픽 속눈썹 화장도구
US8337108B2 (en) * 2008-06-26 2012-12-25 Elc Management Llc Single-use cosmetic sampler
JP2011045704A (ja) * 2009-07-27 2011-03-10 Fujimori Kogyo Co Ltd 塗布具収容パウチ
JP2012179103A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布具付き容器
JP5783782B2 (ja) * 2011-04-22 2015-09-24 株式会社吉野工業所 塗布具付き容器
KR200471787Y1 (ko) * 2012-06-19 2014-03-14 (주)아모레퍼시픽 스퀴즈가 가능한 마스카라 용기
CN115397282A (zh) * 2020-04-28 2022-11-25 格卡有限公司 特别易于生产的化妆品单元

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353454U (ja) * 1989-09-28 1991-05-23
JPH0636511U (ja) * 1992-10-20 1994-05-17 株式会社資生堂 マスカラ用試用見本容器
JPH0662918U (ja) * 1993-02-19 1994-09-06 釜屋化学工業株式会社 塗布容器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62193672A (ja) * 1986-02-19 1987-08-25 レフブル・イソラン・リューニ・ソシエテ・アノニム 塗布器組立体
JPH0353454A (ja) * 1989-07-20 1991-03-07 Toshiba Battery Co Ltd 非水溶媒二次電池用正極活物質の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0353454U (ja) * 1989-09-28 1991-05-23
JPH0636511U (ja) * 1992-10-20 1994-05-17 株式会社資生堂 マスカラ用試用見本容器
JPH0662918U (ja) * 1993-02-19 1994-09-06 釜屋化学工業株式会社 塗布容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190003228A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 (주)아모레퍼시픽 브러시 및 이를 포함하는 마스카라 용기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002238655A (ja) 2002-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100445553B1 (ko) 메이크업용 브러시를 포함한 기구, 제조방법 및 어플리케이터
JP2628365B2 (ja) 流体化粧品試験用メーキャップセツト
JP5946593B2 (ja) 化粧品を塗布するためのピンセット型パッケージ
KR101247893B1 (ko) 일회용 화장제 패키지
US6026824A (en) Device for applying a make-up product for keratinous fibers, in particular eyelashes, and a packaging and application unit using such a device
KR20190122499A (ko) 속눈썹용 화장품 도포기
JP6476113B2 (ja) 化粧品塗布具、デバイス、および関連する方法
MX2007013714A (es) Aplicador para aplicar un producto sobre las pestañas o las cejas.
US3763870A (en) Apparatus and method for applying cosmetics
US5826600A (en) Disposable dry-handle mascara applicator assembly
JP3210910B2 (ja) ケラチン繊維に対する組成物の塗布具
JP4745514B2 (ja) 化粧用塗布具
JP3782979B2 (ja) 化粧品等のための包装および塗布装置
US7223035B1 (en) Device for containing and applying cosmetics
WO2000027242A1 (en) Cosmetics container cap with applicator and comb
KR200488787Y1 (ko) 마스카라
JP2007020793A (ja) 化粧料塗布具及び塗布容器
US20120010552A1 (en) Disposable applicator assembly
JP2002253335A (ja) メークアップ製品等のアプリケータ装置
JP2015126822A (ja) 液状化粧料塗布具
JP4580686B2 (ja) 化粧料塗布具および化粧料塗布セット
JP2002172019A (ja) 化粧用ブラシ
FR2841109A1 (fr) Applicateur adhesif destine a etre a l'extremite d'un doigt
JP5254275B2 (ja) 化粧料塗布具および化粧料塗布セット
JP5740141B2 (ja) まつ毛用化粧料塗布具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110512

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4745514

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term