JP2015126822A - 液状化粧料塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸の一端に塗布体を備えた液状化粧料塗布具について、液状化粧料の塗布作業を容易とするために、液状化粧料の塗布時には把持部となるキャップの軸線方向に対して塗布部の軸線方向を傾け、かつキャップを閉じた状態では高い気密性をもたせる。また、部品点数が少なくして製造コストを抑制する。
【解決手段】液状化粧料塗布具1Aが、液状化粧料Aを収容する容器本体10、容器本体10を着脱自在に密閉するキャップ20、キャップ20に取り付けられ、キャップ20で容器本体10を閉じた状態で容器本体内に収容される軸体30、及び容器本体10内で軸体30を払拭するしごき部11を備える。軸体30は、可撓性樹脂で一体成型された分岐部32を有する。該分岐部32は、複数の軸部33a等がヒンジ部34a等で繋がることにより直棒状に変形可能な環形状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液状化粧料塗布具に関する。
従来、マスカラ塗布具として、軸体の一端に軸体の軸方向に伸びたブラシ等の塗布部を設け、軸体の他端に把持部を形成したアプリケータと、液状化粧料を収容する円筒状の容器本体とからなり、アプリケータの軸体を塗布部側から容器本体に挿入すると、把持部が容器本体のキャップになるものが使用されている。
しかしながら、このような塗布具で睫にマスカラを塗布する場合、軸体を水平にして使用するため、左右の目の何れの睫にマスカラを塗布するかによって、あるいは睫の何れの部位にマスカラを塗布するかによって、塗布具を、左右一方の手から他方の手に持ち替えたり、腕をよじったりする必要があり、塗布作業を不便にしていた。
これに対し、ブラシの一端をキャップに固定した固持軸で保持し、他端を進退可能な進退軸で保持し、進退軸を、キャップに設けたスライドボタンに取り付け、スライドボタンをキャップに設けた溝に沿ってスライドさせることにより進退軸を進退させ、それにより、キャップの軸線に対するブラシの軸線の角度を変えられるようにすることが提案されている(特許文献1)。
特開2013−81661号公報
しかしながら、特許文献1に記載の塗布具のようにキャップにスライドボタンを設けると、キャップで容器本体を閉じても、スライドボタンをスライドさせる溝がキャップの内外を連通させるので、進退軸に沿ってキャップ内と容器本体内とが連通してしまい、容器本体内の気密性を確保することが困難となる。
マスカラには揮発性の高い溶剤が使用されているため、容器本体内の気密性が十分に確保されないと、容器本体内でマスカラが乾燥し、使用しづらくなる。
また、キャップにスライドボタンを設けたり、進退軸をスライドボタンに取り付けたりすると、部品点数が多くなり、製造工程も煩雑となり、マスカラ塗布具の製造コストが高くなる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、軸の一端に塗布体を備えた液状化粧料塗布具について、液状化粧料の塗布作業を容易とするために、液状化粧料の塗布時には把持部となるキャップの軸線方向に対して塗布部の軸線方向が傾き、かつキャップを閉じた状態では高い気密性を有し、また、部品点数が少なく、製造コストを抑制することのできるものを提供することにある。
上述の課題に関し、液状化粧料塗布具の軸体に環形状に分岐した分岐部を形成し、その分岐部が、容器本体の口部近傍のしごき部を通るときには直棒状となり、容器本体から取り出された後には自ずと環形状に復元するように分岐部に複数のヒンジ部を形成すると、環形状に復元した分岐部を利用して、液状化粧料を容易に塗布することが可能となり、また、軸体を容器本体に収容した状態で容器本体を密閉することも可能となり、さらに、かかる軸体を可撓性樹脂を用いて一体成型により形成すると、液状化粧料塗布具を少ない部品点数で安価に製造できることを見出し、かかる分岐部を備えた本発明の液状化粧料塗布具を完成させた。
本発明は、液状化粧料を収容する容器本体、
容器本体を着脱自在に密閉するキャップ、
キャップに取り付けられ、キャップで容器本体を閉じた状態で容器本体内に収容される軸体、及び
容器本体内で軸体を払拭するしごき部
を備えた液状化粧料塗布具であって、
軸体は、可撓性樹脂で一体成型された分岐部を有し、該分岐部は複数の軸部がヒンジ部で繋がることにより直棒状に変形可能な環形状に成型されており、
分岐部の一部が、液状化粧料を塗布する塗布部を形成している液状化粧料塗布具を提供する。
また、本発明は、上述の液状化粧料塗布具の容器本体に液状化粧料が収容されている化粧品を提供する。
本発明の液状化粧料塗布具によれば、軸体の分岐部が直棒状に変形可能であるため、液状化粧料を収容した容器本体から軸体を取り出すときに、軸体を十分にしごくことができ、したがって、軸体に形成した塗布部も十分にしごくことができる。
また、軸体を容器本体から取り出すと、軸体の分岐部は自ずと本来の環形状に戻る。塗布部は軸体の分岐部に形成されているので、軸体を容器本体から取り出した状態で、塗布部の軸線方向をキャップの軸線方向に対して傾かせることができる。これにより、例えば、液状化粧料がマスカラである場合、塗布部と軸体とキャップが直線状に配列している従前のマスカラ塗布具に比して、左右のいずれの目の睫にもマスカラを塗布することが容易となる。
さらに、しごき部を通るときには直棒状になっていた軸体の分岐部は、容器本体から取り出すだけで環形状に戻るので、軸体を環形状にするためのスライドボタンなどをキャップに設けることが不要である。そのため、容器本体内は、キャップを閉じた状態で密封され、液状化粧料の乾燥を防止できる。
軸体の分岐部は一体成型により製造されるので、安価に製造することができる。
図1は、軸体が容器本体の外に引き出されている状態の液状化粧料塗布具1Aの斜視図である。 図2は、容器本体がキャップで密封されている状態の液状化粧料塗布具1Aの(a)上面図、(b)斜視図及び(c)断面図である。 図3は、容器本体から軸体を引き抜いている状態の液状化粧料塗布具1Aの断面図である。 図4は、液状化粧料塗布具1Aの軸体の分岐部が環形状から直棒状に変形していく様子を示した説明図である。 図5は、液状化粧料塗布具1Aの使用方法の説明図である。 図6は、液状化粧料塗布具1Aの変形態様を示す断面図である。 図7は、分岐部の変形態様を示す断面図である。 図8は、液状化粧料塗布具1Bの軸体の分岐部が環形状から直棒状に変形していく様子を示した説明図である。 図9は、液状化粧料塗布具1Cの軸体が容器本体の外に引き出されている状態の断面図(a)、及びその軸体がしごき部を通るときの断面図(b)である。 図10は、液状化粧料塗布具1Dの軸体が容器本体の外に引き出されている状態の断面図(a)、及びその軸体がしごき部を通るときの断面図(b)である。 図11は、軸体が容器本体の外に引き出されている状態の液状化粧料塗布具1Eの斜視図である。 図12は、容器本体がキャップで密封されている状態の液状化粧料塗布具1Eの(a)上面図、(b)斜視図及び(c)断面図である。 図13は、液状化粧料塗布具1Fの軸体の分岐部が環形状から直棒状に変形していく様子を示した説明図である。 図14は、液状化粧料塗布具1Gの軸体の分岐部が環形状から直棒状に変形していく様子を示した説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を具体的に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同等の構成要素を表している。
1 液状化粧料塗布具の全体構造
図1は、本発明の一実施例の液状化粧料塗布具1Aであって、容器本体10の外に塗布部31が出されている状態の斜視図であり、図2は、この液状化粧料塗布具1Aの容器本体10がキャップ20で密封されている状態の(a)上面図、(b)斜視図及び(c)断面図である。
この液状化粧料塗布具1Aは、マスカラ等の液状化粧料Aを収容する容器本体10、容器本体10の口部に螺合することにより着脱自在に容器本体10に取り付けられ、容器本体内を密閉するキャップ20、キャップ20で容器本体10を閉じた状態で容器本体10内に収容される軸体30、及び容器本体10内で軸体30を払拭するしごき部11を備えている。
2 軸体
2-1 分岐部
軸体30は、複数の軸部がヒンジ部で繋がった分岐部32を有している。より具体的には、有底筒状のキャップ20からキャップ20の軸線La方向に丸棒状の軸体基部35が延び、軸体基部35から第1の軸部33aと第5の軸部33eが分岐し、第1の軸部33aにヒンジ部34aを介して第2の軸部33bが繋がり、第2の軸部33bにヒンジ部34bを介して第3の軸部33cが繋がり、第3の軸部33cにヒンジ部34cを介して第4の軸部33dが繋がり、第4の軸部33dにヒンジ部34dを介して第5の軸部33eが繋がり、これら5つの軸部と4つのヒンジ部で分岐部32が形成されている。
ここで、第1の軸部33aと第5の軸部33eは、キャップ20の軸線Laと平行に延びており、第1の軸部33aは第5の軸部33eに比して長尺となっている。第4の軸部33dは、キャップの軸線Laに対して斜めに延びており、第4の軸部33dの長さは、第1の軸部33aよりも長い。
各軸部の間にあるヒンジ部34a、34b、34c、34dは、Vノッチ状に形成されており、肉薄部分を有する。なお、各ヒンジ部34a、34b、34c、34dにおいて、VノッチのV形の溝は分岐部32の環形状の外側に向いている。
分岐部32は、可撓性樹脂を用いて一体成型されており、図1に示すように、軸体30が容器本体10から完全に取り出されて外力が加えられていない本来の状態で、分岐部32が環形状をなす。なお、本実施例ではこの環形状が、キャップ20の軸線Laに沿った第1の軸部33aを一辺とする多角形であり、平面視で軸線Laの片側に形成されている。
分岐部32の軸部33a、33b、33c、33d、33e及び軸体基部35は、手で曲げることが困難であるが、ヒンジ部34a、34b、34c、34dは容易に曲がる。また、第1の軸部33aと第2の軸部33bの合計の長さと、第3の軸部33cと第4の軸部33dの合計の長さとは等しい。そのため、図3に示すように、軸体30を容器本体10から引き抜く過程では、分岐部32が容器本体10の口部14あるいはしごき部11で押圧されることにより直棒状に変形し、また、引き抜いた後、即ち、押圧が解除された後には、当初の環形状に自ずと復元する。
また、図3に示すように、軸体基部35は円柱状であるが、第1の軸部33aと第5の軸部33eは、それぞれ横断面が半円状であり、他の軸部33b、33c、33dも同様に横断面が半円状である。そのため、分岐部32が直棒状に変形した状態の外形は円柱状となり、しごき部11への抜き差しが滑らかとなる。
軸体30を形成する可撓性樹脂としては、上述の分岐部32の変形や復元を可能とする点から曲げ弾性率が750〜3000MPa(試験法:ASTM D790)であることが好ましく、より具体的には、ポリプロピレン、ナイロン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレートなどを使用することができる。
2-2 塗布部
第2の軸部33b及び第3の軸部33cには、塗布部31として、一体成型時に成形された櫛部が設けられている。なお、本発明において、塗布部31は櫛部に限られず、インサート成形、ダブルインジェクション成形等により起毛部を形成してもよい。また、一体成型後にフロッキー加工をしてもよい。
2-3 ガイド
分岐部32のキャップ20側端部近傍から、キャップ20の軸線Laに対して斜めに延びた第4の軸部33dの第3の軸部33c側端部には、その第4の軸部33dの軸線方向に突出した棒状のガイド36が接着されている。このガイド36により、後述するように、容器本体10の外にある軸体30を容器本体10内に収容する際に、環形状に開いた分岐部32を直棒状に容易に畳むことが可能となる。
また、ガイド36は成形により凹凸を設けたり、複数の又に枝分かれした形状にしたり、起毛部を形成したり、フロッキー加工を施したりしてもよい。これにより、ガイド36に液状化粧料の塗布機能や、塗布部31で液状化粧料を塗布した後の細部の仕上げ機能を持たせることができる。
2-4 軸体の作製方法
軸体30の作製方法としては、ヒンジ部34a、34b、34c、34dを形成するV形の溝を有する、横断面が半円状の直棒状の成型体を形成し、その両端部を合わせて固定することにより軸体30を形成し、その軸体30にガイド36を接着してもよく、また、ガイド36も含めて軸体30を一体成型してもよい。
なお、軸体30をキャップ20に取り付ける態様としては、図2に示したように、容器本体10を密封することのできるキャップ20に軸体30を固定することで行われる。
3 容器本体
容器本体10は、口部14及び底面15の外形がそれぞれ円形で、口部14の外径が底面15の外形よりも小さい先細りの形状となっており、口部14の内径L1は底面15の内径L2よりも小さい。この口部14の内径L1は、直棒状に変形した分岐部32を通す大きさを有するが、容器本体10内部の底面15の半径(内径L2の1/2)は、容器本体10の外にある軸体30の、キャップ20の軸線Laと垂直な方向の最大幅(以下、分岐部32の開き幅L3という)よりも小さい。このため、軸体30が容器本体10内に収容されている状態における分岐部32の開き幅L3’(図2(c))は、軸体30が容器本体10外に出されている場合の分岐部32の開き幅L3(図1)よりも狭くなる。このように、容器本体10内で、分岐部32の開き幅L3を狭めて軸体30を収容することにより、液状化粧料塗布具1Aをコンパクトな外形にすることができる。
分岐部32が容器本体10外に出された場合の環形状への復元力を高め、分岐部32の一定以上の開き幅を確保する点から、容器本体10内における分岐部32の開き幅L3’が、容器本体10の外における分岐部32の開き幅L3の80%以上100%以下となるように、容器本体10の内寸を定めることが好ましい。なお、後述するように、分岐部32の環形状の内側でキャップ20寄りのヒンジ部34dの近傍に凸部37を設ける場合(図7)には、容器本体10内における分岐部32の開き幅L3’を、容器本体10の外における分岐部32の開き幅L3の50%以上100%以下とすることが好ましい。
容器本体10の口部14の外壁には、キャップ20で容器本体10内を密封できるように、キャップ20の内壁と螺合するネジ13がきられている。
また、容器本体10の口部14には、しごき部材12が取り付けられている。しごき部材12は、有底筒状の弾性部材ですり鉢状に形成され、その底部に穴を有し、この底部がしごき部11となる。しごき部11には、穴を中心として放射状に切り込みが形成されていることが好ましい。しごき部材12が、鉢状に形成され、底部に穴を有することにより、容器本体10から取り出されている軸体30を容器本体10内に収容するときに、環形状に開いている軸体30が直棒状に変形し易くなる。
容器本体10内に軸体30が収容された状態で、しごき部11は、軸体の分岐部32よりもキャップ20側にあることが好ましい。これにより、容器本体10内に軸体30を収容している間に、しごき部11を、環形状に復元しようとする分岐部32の力で常時押し広げることが防止されるので、しごき部11の劣化を防止することができると共に、しごき部11により分岐部32が環形状に復元する力を常時妨げることが防止されるので、直棒状の分岐部32から環形状の分岐部32への復元力の低下を防止することができる。
4 液状化粧料塗布具の使用方法
この液状化粧料塗布具1Aは、例えば、次のように使用することができる。
図2に示すように、容器本体10内にマスカラ、アイブロウ、アイライナー(等の眉目化粧料)、リップグロス(等の口唇化粧料)等の液状化粧料が充填され、容器本体10がキャップ20で密閉された状態の化粧品として液状化粧料塗布具1Aは頒布される。
使用者は、液状化粧料塗布具1Aのキャップ20を把持し、容器本体10からキャップ20を外し、容器本体10から軸体30を引き抜く。このとき、容器本体10内で環形状であった分岐部32は、容器本体10の口部14を通るときにしごき部11で押圧されて図3に示すように直棒状になり、しごき部11でしごかれる。これにより、軸体30から、特に塗布部31から、余分な液状化粧料Aを除去することができる。
容器本体10から軸体30が引き出され、しごき部11からの押圧が解除されると、分岐部32は、図1に示したように、本来の環形状に開く。このとき、キャップ20の軸線Laに対して塗布部31の軸線Lbは傾いている。したがって、図5に示すように、左右いずれの睫にも液状化粧料を塗布することが容易となる。よって、キャップの軸線と塗布部の軸線が直線状に配列している従前の液状化粧料塗布具のように、左右の目の何れの睫にマスカラを塗布するかによって、あるいは睫の何れの部位にマスカラを塗布するかによって生じる塗布作業のし難さを緩和することができる。
次に、塗布部31を容器本体10内に収容するときは、図4に示すように、塗布部31を容器本体10の口部14に向け(同図(a))、容器本体10の口部14の内壁に軸体30のガイド36を当て(同図(b))、第1の軸部33aを第4の軸部33dに押しつける(同図(c))。これにより分岐部32に直接手で触れることなく、分岐部32を環形状から棒状に変形させることができる(同図(c))。次に、キャップ20を容器本体10方向に押し込む(同図(d))。このとき、しごき部材12の内部の下方が、しごき部11へ向かい細くなるすり鉢状であると、軸体30を容易に容器本体10内に押し込むことができる。軸体30を容器本体10内に収容後、キャップ20を容器本体10の口部14に螺合する(同図(e))。この螺合により容器本体10内は密封され、液状化粧料Aから溶剤が揮散することが防止される。
5 変形態様
本発明の液状化粧料塗布具は、種々の態様をとることができる。
5-1 軸体について
上述の液状化粧料塗布部1Aにおいてキャップ20と軸体30を固定する部分で、図6に示すように、軸体30の端部の軸をキャップ20の取り付け面に対して傾け、軸体30の軸部33aとキャップ20の軸線Laとを非平行にしてもよい。これにより、キャップ20の径と容器本体10の径を略同じに大きさにすることができる。
5-2 分岐部について
図7に示すように、分岐部32の環形状の内側であって、キャップ20寄りのヒンジ部34d近傍の軸部33a又は33dに、分岐部32が直棒状に変形しているときの軸部を押圧する凸部37を設けることが好ましい。これにより、押圧により直棒状に変形した分岐部32に対して押圧を解除したときの、環形状への復元力を高めることができる。
図8に示した液状化粧料塗布具1Bのように、分岐部32のキャップ20側端部近傍から、キャップ20の軸線Laに対して斜めに延びた第4の軸部33dを、軸体基部35から延びた第1の軸部33aに対して短尺に形成し、第4の軸部33dにヒンジ部34cを介して繋がっている第3の軸部33cの端部に、その第3の軸部33cの軸線方向に突出したガイド36を設けても良い。このガイド36を容器本体10の口部の内壁に押し当て、第1の軸部33aを第3の軸部33cに押しつける(同図(b))。これにより分岐部32が環形状から棒状に閉じるのでキャップ20を容器本体10方向に押し込み(同図(c))、軸体30を容器本体10内に収容し、キャップ20で容器本体10を密封することが可能となる。
このように、分岐部32を形成する各軸部の長さは、分岐部32を直棒状に変形できる限り、適宜変更することができる。
図9(a)に示した液状化粧料塗布具1Cは、図1に示した液状化粧料塗布具1Aに対して、ヒンジ部34a、34c、34dのV字形の溝を、分岐部32の環形状の内側に向け、ヒンジ部34bを外側に向けたものである。この液状化粧料塗布具1Cも、同図(b)に示したように分岐部32が直棒状に変形する。
このように、ヒンジ部をV字形の溝から形成する場合、溝の向きや開きの角度は、分岐部32が所望の環形状と直棒状の形態を取り得るように適宜設定することができる。
この液状化粧料塗布具1Cによれば、液状化粧料を塗布するときの分岐部32の環形状の外周が滑らかになる。
図10に示した液状化粧料塗布具1Dは、図1に示した液状化粧料塗布具1Aにおいて、第1の軸部33aと第2の軸部33bとの間のヒンジ部34aを、V字形溝で形成することに代え、第1の軸部33aと第2の軸部33bとをなだらかに湾曲した軸部で連続させたものである。
このようにヒンジ部34aで軸部をなだらかに湾曲させるにあたり、ヒンジ部34aを肉薄に形成してもよい。
5-3 容器本体について
図11に示す液状化粧料塗布具1Eは、図1に示した液状化粧料塗布具1Aに対して、容器本体10の底部を略楕円形とし、図12に示すように、上面視において、容器本体10の口部14を底部の長手方向に偏心させ、容器本体10内に軸体30を収容した状態で、軸体30の分岐部32が本来の環形状を維持できるようにしたものである。この場合、容器本体10の底部の長手方向と、軸体30の分岐部32の開き幅の方向を一致させるため、キャップ20は容器本体10に対して所定の向きで嵌合するように形成されている。
このように、容器本体10内で分岐部32が本来の環形状を維持できるようにすると、軸体30を容器本体10内から容器本体10外へ引き出したときの、直棒状の分岐部32から環形状の分岐部32への復元力の低下を防止することができる。
図13に示す液状化粧料塗布具1Fは、軸部にガイド36が設けられておらず、容器本体10の口部14が、分岐部32の開き幅L3と同程度の開口径ですり鉢状に開口している。この液状化粧料塗布具1Fでは、容器本体10から引き出した軸体30(同図(a))を容器本体10内に収容する場合、まず、分岐部32の下部をすり鉢状の開口部14の内壁に押しつけ、その内壁に沿わせて軸体30を下方に押し込む。これにより、環形状に開いていた分岐部32は直棒状に変形し、しごき部11を通る(同図(c))。そして、軸体30が容器本体10内に収容され、キャップ20が容器本体10の口部14を密閉する。この液状化粧料塗布具1Fにおいても、軸体30を容器本体10から取り出すと、分岐部32は環形状に復元する。
図14に示す液状化粧料塗布具1Gでは、軸体30が容器本体10から取り出されている状態(同図(a))において、分岐部32が、6個の軸部33a、33b、33c、33d、33e、33fと5個のヒンジ部34a、34b、34c、34d、34eにより、平面視で左右対称の三角形に形成されている。ここで、分岐部32が直棒状に変形した場合の下端になるヒンジ部34cは、軸体30が容器本体10の外にある場合には屈曲しておらず、ヒンジ部34cの両側の第3の軸部33cと第4の軸部33dとが一直線状になって塗布部31を形成している。塗布部31が、液状化粧料の塗布時に被塗布体からキャップ20方向に押圧されても、ヒンジ部34cで塗布部31がキャップ20方向に屈曲しないように、塗布部31のヒンジ部34cはI形のノッチとなっている。
この液状化粧料塗布具1Gでは、塗布部31の軸線Lbはキャップ20の軸線Laに対して垂直となるので、マスカラ等の液状化粧料を左右何れの睫に塗布する場合でも、塗布作業が容易になる。
一方、分岐部32の開き幅が低減するように押圧すると、第2のヒンジ部34bと第4のヒンジ部34dが容易に開くように、これらのヒンジ部はV字形の溝で形成されている。そこで、この液状化粧料塗布具1Gの軸体30を容器本体10内に収容するときには、塗布部31の両端のヒンジ部34b又はヒンジ部34dをすり鉢状の開口14の内壁に押しつけ(同図(b))、内壁に沿わせて軸体30を下方に押し込む(同図(c))。これにより分岐部32の開き幅は狭まり、直棒状になってしごき部11を通過する。分岐部32が容器本体10内に完全に入ると、分岐部32は本来の開き幅の環形状となる。この状態で、容器本体10内をキャップ20で密封することができる(同図(d))。
一方、容器本体10から軸体30を取り出すときにはキャップ20を把持し、キャップ20を容器本体10から引き上げる。このとき、口部14の底部側内壁によって、第2の軸部33bと第5の軸部33eが互いに近づくように押圧され、分岐部32は直棒状になってしごき部11を通過する。
上述した種々の変形態様は適宜組み合わせることができ、いずれの態様でも、容器本体10に収容されていた軸体30が容器本体10の外に引き出される場合には、分岐部32は直棒状になってしごき部11を通過し、分岐部32がしごき部11を通過し終わると、分岐部が有する復元力により自ずと本来の環形状になり、塗布部31の軸線Lbが、キャップ20の軸線Laに対して傾く。このため、睫などの被塗布体に、容易に液状化粧料を塗布することが可能となる。また、軸体30は押圧により容易に直棒状になるので、軸体30を容器本体10内に収容し、容器本体10内を密封することができる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の液状化粧料塗布具を開示する。
<1>液状化粧料を収容する容器本体、容器本体を着脱自在に密閉するキャップ、キャップに取り付けられ、キャップで容器本体を閉じた状態で容器本体内に収容される軸体、及び容器本体内で軸体を払拭するしごき部を備えた液状化粧料塗布具であって、軸体は、可撓性樹脂で一体成型された分岐部を有し、該分岐部は複数の軸部がヒンジ部で繋がることにより直棒状に変形可能な環形状に成型されており、分岐部の一部が、液状化粧料を塗布する塗布部を形成している粧料塗布具。
<2>しごき部が、容器本体がキャップで閉じられた状態における軸体の分岐部よりもキャップ側で容器本体に取り付けられている、<1>に記載の液状化粧料塗布具。
<3>分岐部のキャップ側端部近傍から、キャップの軸線に対して斜めに延びた軸部の端部に、該軸部の軸線方向に突出したガイドが設けられている、<1>又は<2>に記載の液状化粧料塗布具。
<4>分岐部の環形状の内側の、キャップ側端部近傍に、分岐部が直棒状に変形しているときの軸部を押圧する凸部を有する、<1>〜<3>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<5>軸部の横断面が半円状である、<1>〜<4>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<6>軸体を形成する可撓性樹脂は、曲げ弾性率が750〜3000MPa(試験法:ASTM D790)である、<1>〜<5>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<7>軸体を形成する可撓性樹脂は、ポリプロピレン、ナイロン、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレートから選ばれる、<1>〜<6>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<8>塗布部は一体成型時に成形された櫛部が設けられている、<1>〜<7>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<9>塗布部は起毛部が設けられている、<1>〜<8>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<10>しごき部には、穴を中心として放射状に切り込みが形成されている、<1>〜<9>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<11>しごき部を有するしごき部材の内部の下方が、しごき部へ向かい細くなるすり鉢状である、<1>〜<10>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<12>ヒンジ部はVノッチ状に形成されている、<1>〜<11>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<13>VノッチのV形の溝は分岐部の環形状の外側に向いている、<1>〜<12>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<14>しごき部を通過する際に直線状となるヒンジ部が、その両側の軸部とをなだらかに湾曲した軸部で連続させてなる、<1>〜<13>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<15>なだらかに湾曲した軸部で連続させたヒンジ部を肉薄に形成している、<1>〜<14>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<16>軸体基部から第1の軸部と第5の軸部が分岐し、第1の軸部にヒンジ部を介して第2の軸部が繋がり、第2の軸部にヒンジ部を介して第3の軸部が繋がり、第3の軸部にヒンジ部を介して第4の軸部が繋がり、第4の軸部にヒンジ部を介して第5の軸部が繋がり、これら5つの軸部と4つのヒンジ部で分岐部が形成されている、<1>〜<15>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<17>第1の軸部と第5の軸部は、キャップの軸線と平行に延びており、第1の軸部は第5の軸部に比して長尺となっている、<16>に記載の液状化粧料塗布具。
<18>第1の軸部は、キャップの軸線と非平行に延びている、<16>に記載の液状化粧料塗布具。
<19>環形状が、キャップの軸線に沿った第1の軸部を一辺とする多角形である、<16>〜<18>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<20>環形状が、平面視でキャップの軸線の片側に形成されている、<1>〜<18>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<21>第4の軸部は、キャップの軸線に対して斜めに延びており、第4の軸部の長さは、第1の軸部よりも長い、<16>〜<20>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<22>第1の軸部と第2の軸部の合計の長さと、第3の軸部と第4の軸部の合計の長さとが等しい、<16>〜<21>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<23>第2の軸部及び第3の軸部には、塗布部として、一体成型時に成形された櫛部が設けられている、<16>〜<22>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<24>容器本体は、口部及び底面の外形がそれぞれ円形で、口部の外径が底面の外形よりも小さい先細りの形状となっている、<1>〜<23>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<25>口部の内径は底面の内径よりも小さい、<1>〜<24>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<26>容器本体内部の底面の半径(内径の1/2)は、容器本体の外にある軸体の、キャップの軸線と垂直な方向の最大幅(以下、分岐部の開き幅という)よりも小さい、<1>〜<25>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<27>軸体が容器本体内に収容されている状態における分岐部の開き幅は、軸体が容器本体外に出されている場合の分岐部の開き幅よりも狭い、<1>〜<26>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<28>容器本体内における分岐部の開き幅が、容器本体の外における分岐部の開き幅の80%以上100%以下となる容器本体の内寸である、<1>〜<27>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<29>分岐部の環形状の内側で第1の軸部と第5の軸部の間のヒンジ部の近傍の、第1の軸部又は第4の軸部に凸部を設け、容器本体内における分岐部の開き幅を、容器本体の外における分岐部の開き幅の50%以上100%以下とする、<16>〜<27>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<30>容器本体の口部の外壁には、キャップで容器本体内を密封できるように、キャップの内壁と螺合するネジがきられている、<1>〜<29>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<31>第1の軸部と第2の軸部の間のヒンジ部、第3の軸部と第4の軸部の間のヒンジ部、第4の軸部と第5の軸部の間のヒンジ部のV字形の溝を、分岐部の環形状の内側に向け、第2の軸部と第3の軸部の間のヒンジ部を外側に向けている、<16>〜<30>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<32>容器本体の底部を略楕円形とし、上面視において、容器本体の口部を底部の長手方向に偏心させている、<1>〜<23>、<27>〜<29>、<31>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<33>容器本体の底部の長手方向と、軸体の分岐部の開き幅の方向を一致させるため、キャップは容器本体に対して所定の向きで嵌合するように形成されている、<1>〜<29>、<31>〜<32>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<34>容器本体の口部が、分岐部の開き幅と同程度の開口径ですり鉢状に開口している、<1>〜<33>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<35>軸体が容器本体から取り出されている状態において、分岐部が、6個の軸部と5個のヒンジ部により、平面視で左右対称の三角形に形成されている、<1>〜<15>、<24>〜<28>、<30>〜<34>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
<36>ヒンジ部の両側の第3の軸部と第4の軸部とが一直線状になって塗布部を形成している、<35>に記載の液状化粧料塗布具。
<37>塗布部のヒンジ部はI形のノッチである、<35>又は<36>に記載の液状化粧料塗布具。
<38><1>〜<37>のいずれかに記載の液状化粧料塗布具の容器本体に液状化粧料が収容されている化粧品。
1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G 液状化粧料塗布具
10 容器本体
11 しごき部
12 しごき部材
13 ネジ
14 口部
15 底面
20 キャップ
30 軸体
31 塗布部
32 分岐部
33a 第1の軸部
33b 第2の軸部
33c 第3の軸部
33d 第4の軸部
33e 第5の軸部
33f 第6の軸部
34a、34b、34c、34d、34e ヒンジ部
35 軸体基部
36 ガイド
37 凸部
A 液状化粧料
La キャップの軸線
Lb 塗布部の軸線
L1 容器本体の口部の内径
L2 容器本体の底部の内径
L3 分岐部の開き幅
L3’ 容器本体内における分岐部の開き幅

Claims (5)

  1. 液状化粧料を収容する容器本体、
    容器本体を着脱自在に密閉するキャップ、
    キャップに取り付けられ、キャップで容器本体を閉じた状態で容器本体内に収容される軸体、及び
    容器本体内で軸体を払拭するしごき部
    を備えた液状化粧料塗布具であって、
    軸体は、可撓性樹脂で一体成型された分岐部を有し、該分岐部は複数の軸部がヒンジ部で繋がることにより直棒状に変形可能な環形状に成型されており、
    分岐部の一部が、液状化粧料を塗布する塗布部を形成している液状化粧料塗布具。
  2. しごき部が、容器本体がキャップで閉じられた状態における軸体の分岐部よりもキャップ側で容器本体に取り付けられている請求項1記載の液状化粧料塗布具。
  3. 分岐部のキャップ側端部近傍から、キャップの軸線に対して斜めに延びた軸部の端部に、該軸部の軸線方向に突出したガイドが設けられている請求項1又は2記載の液状化粧料塗布具。
  4. 分岐部の環形状の内側の、キャップ側端部近傍に、分岐部が直棒状に変形しているときの軸部を押圧する凸部を有する請求項1〜3のいずれかに記載の液状化粧料塗布具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の液状化粧料塗布具の容器本体に液状化粧料が収容されている化粧品。
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