JP2002238427A - 釣り用仕掛等の係合具 - Google Patents
釣り用仕掛等の係合具Info
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- JP2002238427A JP2002238427A JP2001035520A JP2001035520A JP2002238427A JP 2002238427 A JP2002238427 A JP 2002238427A JP 2001035520 A JP2001035520 A JP 2001035520A JP 2001035520 A JP2001035520 A JP 2001035520A JP 2002238427 A JP2002238427 A JP 2002238427A
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- Japan
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- winder
- tackle
- base plate
- winding
- holder
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 仕掛巻き取り具を回転自在の状態にし
て配置させた仕掛等の係合具にあって、仕掛巻き取り具
の着脱をワンタッチ操作により行ない得るようにするこ
とによって、仕掛等の装着を簡単、確実に行ない得るよ
うにするとともに、係合具自体の製造コストの低減を図
ることを目的とする。 【解決手段】 台板と、仕掛を巻き付け係合させる巻
き取り具とからなり、台板に、巻き取り具の軸部、ある
いは縁部の受け止め部を形成し、該受け止め部に巻き取
り具の軸部、あるいは縁部を嵌め込むことにより、巻き
取り具を回転自在の状態にして保持するように形成した
釣り用仕掛等の係合具。
て配置させた仕掛等の係合具にあって、仕掛巻き取り具
の着脱をワンタッチ操作により行ない得るようにするこ
とによって、仕掛等の装着を簡単、確実に行ない得るよ
うにするとともに、係合具自体の製造コストの低減を図
ることを目的とする。 【解決手段】 台板と、仕掛を巻き付け係合させる巻
き取り具とからなり、台板に、巻き取り具の軸部、ある
いは縁部の受け止め部を形成し、該受け止め部に巻き取
り具の軸部、あるいは縁部を嵌め込むことにより、巻き
取り具を回転自在の状態にして保持するように形成した
釣り用仕掛等の係合具。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、釣り用仕掛等の
係合具に関するものである。
係合具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道糸、ハリス、釣り針等から構成される
釣り用仕掛は、仕掛全体を台紙に係合させた状態として
保存、販売されるのが普通であるが、ハリス、幹糸を直
接台紙に掛け止めるために、幹糸やハリスに折り癖がつ
き、それが原因となって仕掛が絡み付いて釣果に影響を
与える可能性があり、投げ釣り仕掛等にあっては、支持
軸によりスプールを台紙に回転自在の状態にして取り付
け、そのスプールに仕掛全体を巻き取るという方法が採
られる場合が多いのである。
釣り用仕掛は、仕掛全体を台紙に係合させた状態として
保存、販売されるのが普通であるが、ハリス、幹糸を直
接台紙に掛け止めるために、幹糸やハリスに折り癖がつ
き、それが原因となって仕掛が絡み付いて釣果に影響を
与える可能性があり、投げ釣り仕掛等にあっては、支持
軸によりスプールを台紙に回転自在の状態にして取り付
け、そのスプールに仕掛全体を巻き取るという方法が採
られる場合が多いのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかし、支持軸により、
スプールを台紙に対して回転自在の状態として取り付け
た構成とした場合、部品としての支持軸が別途必要とな
るとともに、支持軸の端部に対する抜け止め処理等の複
雑な組み立て作業が必要となり、コストが高くなるとい
う欠点があり、また、スプールに仕掛等を巻き付ける際
に糸を引っ張ると、スプールが逆回転してしまい、スプ
ールに仕掛を巻き付けるのに手間がかかり、取り扱い難
いという欠点があるのである。
スプールを台紙に対して回転自在の状態として取り付け
た構成とした場合、部品としての支持軸が別途必要とな
るとともに、支持軸の端部に対する抜け止め処理等の複
雑な組み立て作業が必要となり、コストが高くなるとい
う欠点があり、また、スプールに仕掛等を巻き付ける際
に糸を引っ張ると、スプールが逆回転してしまい、スプ
ールに仕掛を巻き付けるのに手間がかかり、取り扱い難
いという欠点があるのである。
【0005】この発明は、釣り用仕掛等を巻き取るため
の係合具に関するものであり、台板と、仕掛を巻き付け
係合させる巻き取り具とからなり、台板に、巻き取り具
の軸部、あるいは縁部の受け止め部を形成し、該受け止
め部に巻き取り具の軸部、あるいは縁部を嵌め込むこと
により、巻き取り具を回転自在の状態にして保持するよ
うに形成し、これにより、従来の構成のものにみられた
上記のような欠点を除去しようとするものである。
の係合具に関するものであり、台板と、仕掛を巻き付け
係合させる巻き取り具とからなり、台板に、巻き取り具
の軸部、あるいは縁部の受け止め部を形成し、該受け止
め部に巻き取り具の軸部、あるいは縁部を嵌め込むこと
により、巻き取り具を回転自在の状態にして保持するよ
うに形成し、これにより、従来の構成のものにみられた
上記のような欠点を除去しようとするものである。
【0006】
【実施例】図面にもとづいて、この発明の実施例を説明
すると、係合具本体1は、釣り針5やハリス6等からな
る釣り用仕掛4を巻き付け係合させ得る巻き取り具3
と、巻き取り具3の軸部3a、あるいは縁部3bの受け
止め部7を形成した台板2とからなり、受け止め部7に
巻き取り具3の軸部3a、あるいは縁部3bを嵌め込む
ことにより、台板2に対して、巻き取り具3を回転自在
の状態にして保持するように形成した構成となっている
のである。
すると、係合具本体1は、釣り針5やハリス6等からな
る釣り用仕掛4を巻き付け係合させ得る巻き取り具3
と、巻き取り具3の軸部3a、あるいは縁部3bの受け
止め部7を形成した台板2とからなり、受け止め部7に
巻き取り具3の軸部3a、あるいは縁部3bを嵌め込む
ことにより、台板2に対して、巻き取り具3を回転自在
の状態にして保持するように形成した構成となっている
のである。
【0007】すなわち、台板2は、図2並びに図3に示
すとおり、巻き取り具3の直径よりも幅の広い長方形状
の板片により構成されており、手前側部に折り返し部2
aを形成するとともに、その折り返し部2aの縁部に、
巻き取り具3の軸部3aの形に対応した円弧状の切り込
み部8を形成した構成となっており、従って、折り返し
部2aを台板2に重ね合わせた状態にして固定すること
により、台板2に巻き取り具3の軸部3aを回動自在の
状態として嵌め込み得る受け止め部7が形成された構成
となるのである。なお、台板2の中程位置に形成した舌
片9は、巻き取り具3が上方側に移動して受け止め部7
から外れるのを防止するための押さえであり、また、折
り返し部2aに形成した舌片9は、仕掛4の巻き終わり
部を止めるための係止部である。
すとおり、巻き取り具3の直径よりも幅の広い長方形状
の板片により構成されており、手前側部に折り返し部2
aを形成するとともに、その折り返し部2aの縁部に、
巻き取り具3の軸部3aの形に対応した円弧状の切り込
み部8を形成した構成となっており、従って、折り返し
部2aを台板2に重ね合わせた状態にして固定すること
により、台板2に巻き取り具3の軸部3aを回動自在の
状態として嵌め込み得る受け止め部7が形成された構成
となるのである。なお、台板2の中程位置に形成した舌
片9は、巻き取り具3が上方側に移動して受け止め部7
から外れるのを防止するための押さえであり、また、折
り返し部2aに形成した舌片9は、仕掛4の巻き終わり
部を止めるための係止部である。
【0008】また、巻き取り具3は、図2並びに図4に
示すとおり、円形状の軸部3aの両側部に円形状の立ち
上がり縁部3bを形成した構成するとともに、上面部に
釣り針の先を刺し入れ得るパット11を貼り付けた構成
となっており、従って、仕掛4における釣り針5をパッ
ト11に刺して係止した後、ハリスや道糸を軸部3aに
巻き付けることにより、仕掛4全体を巻き取り具3に係
合させることができ、しかも、図2に示すとおり、台板
2と折り返し部2aとの間に、巻き取り具3に形成した
一方側の縁部3bを差し入れるとともに、軸部3aが折
り返し部2aに形成した円弧状の切り込み部8に嵌り込
んだ状態にして配置させることにより、台板2に対して
巻き取り具3を回転自在の状態で保持し得る構成となっ
ているのである。その場合、台板2に形成した舌片9を
引き起こして縁部3bに掛け合わせることにより、巻き
取り具3のズレ止め措置が施されるのである。
示すとおり、円形状の軸部3aの両側部に円形状の立ち
上がり縁部3bを形成した構成するとともに、上面部に
釣り針の先を刺し入れ得るパット11を貼り付けた構成
となっており、従って、仕掛4における釣り針5をパッ
ト11に刺して係止した後、ハリスや道糸を軸部3aに
巻き付けることにより、仕掛4全体を巻き取り具3に係
合させることができ、しかも、図2に示すとおり、台板
2と折り返し部2aとの間に、巻き取り具3に形成した
一方側の縁部3bを差し入れるとともに、軸部3aが折
り返し部2aに形成した円弧状の切り込み部8に嵌り込
んだ状態にして配置させることにより、台板2に対して
巻き取り具3を回転自在の状態で保持し得る構成となっ
ているのである。その場合、台板2に形成した舌片9を
引き起こして縁部3bに掛け合わせることにより、巻き
取り具3のズレ止め措置が施されるのである。
【0009】上記した巻き取り具3は、軸部3aの両側
部に円形状の立ちあがり縁部3bを形成した場合の実施
例であるが、巻き取り具3の別実施例としては、図5、
並びに図6に示すとおり、巻き取り具3を、円形板で形
成するとともに、外周縁からやや中心側に寄った位置
に、三方側を切り込むことによって引き起こし可能な舌
片12を複数個形成し、そこに釣り針5や、ハリス針6
等を掛け合わせながら巻き付け係合させ得る構成とする
一方、台板2に、巻き取り具3の縁部3bの形に対応し
た切り込み部13を形成した板片16と、縁部3bの形
よりやや小さめの切り込み部14を形成した板片15と
を重ね合わせた構成の受け止め部7を形成し、そこに巻
き取り具3の縁部3bを嵌合させ、それにより巻き取り
具3を回動自在な状態として配置させた構成とすること
も可能である。
部に円形状の立ちあがり縁部3bを形成した場合の実施
例であるが、巻き取り具3の別実施例としては、図5、
並びに図6に示すとおり、巻き取り具3を、円形板で形
成するとともに、外周縁からやや中心側に寄った位置
に、三方側を切り込むことによって引き起こし可能な舌
片12を複数個形成し、そこに釣り針5や、ハリス針6
等を掛け合わせながら巻き付け係合させ得る構成とする
一方、台板2に、巻き取り具3の縁部3bの形に対応し
た切り込み部13を形成した板片16と、縁部3bの形
よりやや小さめの切り込み部14を形成した板片15と
を重ね合わせた構成の受け止め部7を形成し、そこに巻
き取り具3の縁部3bを嵌合させ、それにより巻き取り
具3を回動自在な状態として配置させた構成とすること
も可能である。
【0010】
【発明の効果】この発明にかかる釣り用仕掛等の係合具
は、上記のような構成であり、台板に対しての巻き取り
具の着脱をワンタッチ操作によって行なえる結果、巻き
取り具への仕掛等の係合に際し、巻き取り具自体を手で
持って行なうことが可能となり、仕掛等の係合を簡単、
確実に行ない得るとともに、仕掛を使用した後の係合具
自体の再利用を可能にし、また、係合具からの仕掛の取
り出しに際しては、単に仕掛の端部をもって引っ張ると
いう簡単な操作によって行なうことができるという便利
さがあるのである。
は、上記のような構成であり、台板に対しての巻き取り
具の着脱をワンタッチ操作によって行なえる結果、巻き
取り具への仕掛等の係合に際し、巻き取り具自体を手で
持って行なうことが可能となり、仕掛等の係合を簡単、
確実に行ない得るとともに、仕掛を使用した後の係合具
自体の再利用を可能にし、また、係合具からの仕掛の取
り出しに際しては、単に仕掛の端部をもって引っ張ると
いう簡単な操作によって行なうことができるという便利
さがあるのである。
【0011】また、スプールを台紙に対して回転自在の
状態として取り付けるための支持軸が不要となるととも
に、複雑な組み立て作業も不要になり、従来の構成のも
のに比べて、係合具の製造コストを大幅に低減し得ると
いう利点があるのである。
状態として取り付けるための支持軸が不要となるととも
に、複雑な組み立て作業も不要になり、従来の構成のも
のに比べて、係合具の製造コストを大幅に低減し得ると
いう利点があるのである。
【図1】係合具全体を示す斜視図である。
【図2】係合具の構成部材の構成を示す斜視図である。
【図3】台板の構成を示す斜視図である。
【図4】巻き取り具の構成を示す分解斜視図である。
【図5】別実施例における係合具の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】別実施例における係合具の構成部材を示す斜視
図である。
図である。
1 係合具本体 2 台板 3 巻き取り具 3a 軸部 3b 縁部 4 仕掛 5 釣り針 6 ハリス 7 受け止め部
Claims (1)
- 【請求項1】 台板2と、釣り針5やハリス6等からな
る釣り用仕掛4等を巻き付け係合させる巻き取り具3と
からなり、台板2に受け止め部7を形成し、該受け止め
部7に巻き取り具3の軸部3a、あるいは縁部3bを嵌
め込むことにより、巻き取り具3を回転自在の状態にし
て保持し得るように形成したことを特徴とする釣り用仕
掛等の係合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035520A JP2002238427A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 釣り用仕掛等の係合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035520A JP2002238427A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 釣り用仕掛等の係合具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002238427A true JP2002238427A (ja) | 2002-08-27 |
Family
ID=18898952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001035520A Pending JP2002238427A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 釣り用仕掛等の係合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002238427A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10649143B2 (en) | 2016-06-20 | 2020-05-12 | Akonia Holographics Llc | Polarization management |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035520A patent/JP2002238427A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10649143B2 (en) | 2016-06-20 | 2020-05-12 | Akonia Holographics Llc | Polarization management |
US10698162B2 (en) | 2016-06-20 | 2020-06-30 | Akonia Holographics Llc | Polarization management |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20061129 |