JP2002238166A - パワーコンディショナの制御装置及びこの制御方法と、このパワーコンディショナの制御装置を用いたコージェネレーションシステム - Google Patents

パワーコンディショナの制御装置及びこの制御方法と、このパワーコンディショナの制御装置を用いたコージェネレーションシステム

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JP2002238166A
JP2002238166A JP2001031183A JP2001031183A JP2002238166A JP 2002238166 A JP2002238166 A JP 2002238166A JP 2001031183 A JP2001031183 A JP 2001031183A JP 2001031183 A JP2001031183 A JP 2001031183A JP 2002238166 A JP2002238166 A JP 2002238166A
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健一 井上
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信行 豊浦
Masao Mabuchi
雅夫 馬渕
Katsutaka Tanabe
勝隆 田邊
Kotaro Nakamura
耕太郎 中村
Yasuaki Ookiba
康晋 大木場
Masakazu Katayama
雅一 形山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷変動範囲が広い場合、パワーコンディシ
ョナの容量に制限を受けるか、作動しない時間が発生す
る。 【解決手段】 パワーコンデショナ10は、発電システ
ム20が発電した電力を商用電源と同期のとれた交流電
力に変換するインバータ回路13と、商用電力系統1の
U相、W相のそれぞれを流れる電流の向きと大きさの検
出信号を入力するU相、W相それぞれのCT入力回路1
5A、15Bと、インバータ回路13の出力電流の大き
さを検出する出力電流計測器CT3と、U相、W相の系
統電圧を検出信号として入力する電圧検出回路35A、
35Bと、CT入力回路15A、15Bと出力電流計測
器CT3とU相、W相の電圧検出回路35A、35Bと
のそれぞれからの信号を受けて、順潮流電力が所定の電
力値以下になる場合に、出力電力を調整するようにイン
バータ回路13を制御する制御部(MPU)12とを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーコンディシ
ョナの制御装置及びこの制御方法と、このパワーコンデ
ィショナの制御装置を用いたコージェネレーションシス
テム(逆潮流が認められていないガスコージェネレーシ
ョンシステム)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自家発電システムのーつにガスコ
ージェネレーションシステムが注目されている。これ
は、天然ガス等を燃料として発電した電力を利用すると
共に、その排熱を回収して湯沸かし等に利用するシステ
ムである。
【0003】このシステムは、燃料エネルギーを電気エ
ネルギーに変換する発電機、発電機からの電力を商用電
源と同期のとれた交流電力に変換する電力変換装置およ
び商用電源の異常を検出する保護装置、排熱を回収する
排熱回収装置で構成されている。上記の電力変換装置と
保護装置を含めたものが、パワーコンディショナであ
る。
【0004】太陽光発電システムでは、余剰に発電した
電力は、系統に逆潮流することができる。しかしなが
ら、ガスコージェネレーションシステムで発電した電力
の逆潮流は認められていない。そこで、逆潮流を検知
し、それを防止するための機能が必要となる。
【0005】そして、従来のパワーコンディショナの保
護システムは、図16に示すものと、図17に示すもの
とが提案されている。
【0006】図16に示すパワーコンディショナの保護
システムは、商用電力系統40と、この商用電力系統4
0に連係されたパワーコンディショナ41と、発電され
た電力をパワーコンディショナ41に出力する発電シス
テム42と、排熱回収機46と、商用電力系統40のU
相、W相のそれぞれの電流の向きと大きさを検出する電
流検出器(CT)43、44と、パワーコンディショナ
41の出力が負荷45を上回り、逆潮流が生じる場合に
は、電流検出器(CT)43、44の検出信号に基づい
てパワーコンディショナ41に停止信号Pを出力し、こ
のパワーコンディショナ41を停止させる逆電力継電器
43(RPR)を備えている。
【0007】そして、パワーコンディショナ41の出力
が負荷45を上回り、逆潮流が生じる場合には、逆電力
継電器43は電流検出器43、44の検出信号に基づい
てパワーコンディショナ41に停止信号Pを出力し、こ
のパワーコンディショナ41を停止させる。
【0008】また、図17に示すパワーコンディショナ
の保護システムは、商用電力系統50と、パワーコンデ
ィショナ51と、商用電力系統50とパワーコンディシ
ョナ51の出力側51Aとを接点52a、52bに接続
し且つ切片52cをサーキットブレーカ53を介して負
荷54に接続した切換スイッチ52と、この切換スイッ
チ52の切片52c側の電流の向きと大きさとを検出す
る電流検出器(CT)55と、この電流検出器(CT)
55の検出信号に基づいて切換スイッチ52のオン・オ
フ制御を行う制御装置56とを備えている。
【0009】そして、電流検出器(CT)55により負
荷54の電力を監視し、パワーコンディショナの保護シ
ステムがオーバーロードになる前に、制御装置56が切
換スイッチ52を切り換えて、商用電力系統50からパ
ワーコンディショナ51を切り離し、連系運転できない
ようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た図16に示すパワーコンディショナの保護システムに
あっては、負荷変動範囲が広い場合、パワーコンディシ
ョナ41の容量に調整を受けるか、作動しない時間が発
生するし、また、ある程度の大きさの電力が常時必要な
ところでないと、パワーコンディショナ41の有効利用
ができないという問題点があった。
【0011】また、上記した図17に示すパワーコンデ
ィショナの保護システムにあっては、負荷54の変動に
対して負荷54を高速で接続し、また、この接続を切断
するという制御をする必要があるため、制御装置56が
大型で且つ高価になるという問題点があった。
【0012】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、負荷
変動が大きい場合にも発電システムを停止させることな
く、必要な電力をパワーコンデショナから供給すること
ができ、また、切換スイッチなどが不要になり、コスト
を大幅に削減することができるし、装置のサイズも小形
化することができるパワーコンデショナの制御装置を提
供することである。
【0013】また、本発明の第2の目的とするところ
は、負荷が小さく定格出力を行うと逆潮流が発生するよ
うな場合、出力を調整することなく余った電気を他の用
途に利用することができるパワーコンデショナの制御装
置を提供することである。
【0014】また、本発明の第3の目的とするところ
は、負荷が小さく定格出力を行うと逆潮流が発生した場
合、出力を停止することができるパワーコンデショナの
制御装置を提供することである。
【0015】また、本発明の第4の目的とするところ
は、負荷変動が大きい場合にも発電システムを停止させ
ることなく、必要な電力をパワーコンデショナから供給
することができるパワーコンデショナの制御方法を提供
することである。
【0016】また、本発明の第5の目的とするところ
は、負荷変動が大きい場合にも発電システムを停止させ
ることなく、必要な電力をパワーコンデショナから供給
することができるコージェネレーションシステムを提供
することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明に係るパワーコンディショナの制御
装置は、発電システムが発電した電力を商用電力系統に
連系するパワーコンディショナの制御装置であって、商
用電力系統から負荷方向に供給する順潮流の電力が所定
の電力以下になる場合に、パワーコンディショナの出力
電力を調整するように制御するものである。
【0018】そして、パワーコンディショナが、発電シ
ステムが発電した電力を商用電源と同期のとれた交流電
力に変換する電力変換手段と、商用電力系統のU相、W
相のそれぞれの電力の向きと大きさを検出信号として入
力するU相、W相それぞれの信号入力手段と、電力変換
手段の出力電流の大きさを検出する出力電流検出手段
と、商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出
信号として入力するU相、W相それぞれの電圧入力手段
と、信号入力手段、出力電流検出手段及び電圧入力手段
からの信号を受けて、順潮流の電力が所定の電力を超え
ないように制御するように電力変換手段を制御する制御
手段とを有することが好ましい。
【0019】また、パワーコンディショナが、発電シス
テムが発電した電力を商用電源と同期のとれた交流電力
に変換する電力変換手段と、商用電力系統のU相、W相
のそれぞれの電力の向きと大きさを検出信号として入力
するU相、W相それぞれの信号入力手段と、電力変換手
段の出力電流の大きさを検出する出力電流検出手段と、
商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出信号
として入力するU相、W相それぞれの電圧入力手段と、
信号入力手段、出力電流検出手段及び電圧入力手段から
の信号を受けて、順潮流の電力が所定の電力以下になる
場合に、出力電流を調整するように電力変換手段を制御
する制御手段とを有することが好ましい。
【0020】さらに、制御手段が、信号入力手段からの
順潮流の電力と所定の電力とを比較した結果、順潮流の
電力が所定の電力より大きい場合には、出力電力を変え
ず、そのまま出力するように電力変換手段を制御し、順
潮流の電力が所定の電力より小さい場合には、出力電力
を調整するように電力変換手段を制御することが好まし
い。
【0021】かかる構成により、順潮流の電力が所定の
電力以下になる場合に、制御手段によりパワーコンディ
ショナの出力電力を調整することができる。すなわち、
制御手段が、信号入力手段、出力電流検出手段及び電圧
入力手段からの信号を受けて、順潮流の電力が所定の電
力以下になる場合に、出力電力を調整するように電力変
換手段を制御する。
【0022】このために、負荷変動が大きい場合にも発
電システムを停止させることなく、必要な電力をパワー
コンデショナから供給することができる。また、商用電
力系統に連系してパワーコンデショナを使用するため
に、切換スイッチなどが不要になり、コストを大幅に削
減することができるし、装置のサイズも小形化すること
ができる。
【0023】また、本発明に係るパワーコンディショナ
の制御装置は、上記した本発明に係るパワーコンディシ
ョナの制御装置において、制御手段が、商用電力系統の
U相の順潮流の電力及びW相の順潮流の電力のどちらか
低い方の順潮流の電力を入力信号として出力電力を調整
するように電力変換手段を制御する。
【0024】かかる構成により、制御手段は、U相の順
潮流の電力とW相の順潮流の電力とが比較されて、小さ
い方が所定の電力以下となる場合には、パワーコンデシ
ョナの出力電力を調整し、順潮流の電力を所定の電力以
上に確保することができる。
【0025】このために、負荷変動が大きい場合にも発
電システムを停止させることなく、必要な電力をパワー
コンデショナから供給することができる。また、商用電
力系統に連系してパワーコンデショナを使用するため
に、切換スイッチなどが不要になり、コストを大幅に削
減することができるし、装置のサイズも小形化すること
ができる。
【0026】なお、発電システムとは、例えば、ガスエ
ンジンと、このガスエンジンにより駆動される発電機、
風力発電機等であり、電力変換手段とは、例えば、イン
バータであり、電流検出手段とは、例えば、電流検出器
(カレントトランスCT)等であり、信号入力手段と
は、例えば、CT入力回路(ADコンバータ)等であ
り、出力電流検出手段とは、例えば、出力電流計測器
(カレントトランスCT)等であり、電圧入力手段とは
電圧入力回路であり、制御手段とは、例えば、MPU等
である。
【0027】また、上記の第1の目的を達成するため
に、本発明に係るパワーコンディショナの制御装置は、
発電システムが発電した電力を商用電力系統に連系する
パワーコンディショナの制御装置であって、商用電力系
統のU相、W相から負荷方向に供給する順潮流の電力が
所定の電力以下になる場合に、商用電力系統のU相、W
相毎に、パワーコンディショナの出力電流を調整するよ
うに制御するものである。
【0028】そして、パワーコンディショナが、発電シ
ステムが発電した電力を商用電源と同期のとれた交流電
力に変換する電力変換手段と、商用電力系統のU相、W
相のそれぞれの電力の向きと大きさを検出信号として入
力するU相、W相それぞれの信号入力手段と、電力変換
手段の出力電流の大きさを検出するU相、W相それぞれ
の出力電流検出手段と、商用電力系統のU相、W相のそ
れぞれの電圧を検出信号として入力するU相、W相それ
ぞれの電圧入力手段と、信号入力手段、出力電流検出手
段及び電圧入力手段からの信号を受けて、順潮流の電力
が所定の電力以下になる場合に、商用電力系統のU相、
W相毎に、出力電力を調整するように電力変換手段を制
御する制御手段とを有することが好ましい。
【0029】さらに、制御手段が、U相の信号入力手段
が入力した順潮流の電力と所定の電力とを比較した結
果、順潮流の電力が所定の電力より大きい場合には、そ
のまま出力するように電力変換手段を制御し、順潮流の
電力が所定の電力より小さい場合には、U相の出力電力
を調整するように電力変換手段を制御し、W相の信号入
力手段が入力した順潮流の電力と所定の電力とを比較し
た結果、順潮流の電力が所定の電力より大きい場合に
は、そのまま出力するように電力変換手段を制御し、順
潮流の電力が所定の電力より小さい場合には、W相の出
力電力を調整するように電力変換手段を制御する。
【0030】かかる構成により、順潮流の電力が所定の
電力以下になる場合に、制御手段によりパワーコンディ
ショナの出力電力を調整することができて、負荷変動が
大きい場合にも発電システムを停止させることなく、必
要な電力をパワーコンデショナから供給することがで
き、また、切換スイッチなどが不要になり、コストを大
幅に削減でき、装置のサイズも小形化することができる
ばかりか、負荷同士のバランスが悪い(一方の負荷と他
方の負荷とのそれぞれの大きさが異なる)と、パワーコ
ンディショナ全体の出力が調整され、効率のよい作動が
妨げられるが、上記したようにU相、W相の各相毎に制
御を行うことで、パワーコンディショナ全体の出力の調
整をなくし、効率のよい作動が可能になる。
【0031】また、本発明に係るパワーコンディショナ
の制御装置は、上記した本発明に係るパワーコンディシ
ョナの制御装置において、順潮流の電力と比較される値
が零でない電力である。
【0032】かかる構成により、順潮流の電力と比較さ
れる値を零でない電力にすることにより、すなわち、常
に、順方向に、所定(零でない)の電力を流しながら逆
潮流防止制御を行うことにより、急な負荷変動に対し
て、制御のための余裕を持たせることができる。
【0033】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明に係るパワーコンディショナの制御装置は、
発電システムが発電した電力を商用電力系統に連系する
パワーコンディショナの制御装置であって、商用電力系
統から負荷方向に供給する順潮流の電力が所定の電力以
下になった場合に、パワーコンディショナの負荷で消費
する以外の電気エネルギーを他の用途に使用するように
したものである。
【0034】そして、パワーコンディショナが、発電シ
ステムが発電した電力を商用電源と同期のとれた交流電
力に変換する電力変換手段と、商用電力系統のU相、W
相のそれぞれの電力の向きと大きさを検出信号として入
力するU相、W相それぞれの信号入力手段と、電力変換
手段の出力電流の大きさを検出するU相、W相それぞれ
の出力電流検出手段と、商用電力系統のU相、W相のそ
れぞれの電圧を検出信号として入力するU相、W相それ
ぞれの電圧入力手段と、信号入力手段、出力電流検出手
段及び電圧入力手段からの信号を受けて、順潮流の電力
が所定の電力以下になる場合に、負荷で消費する以外の
電気エネルギーを他の用途に差し向けるように電力変換
手段を制御する制御手段とを有することが好ましい。
【0035】さらに、制御手段が、U相、W相それぞれ
の信号入力手段が入力した順潮流の電力と所定の電力と
を比較した結果、順潮流の電力が所定の電力より大きい
場合には、そのまま出力するように電力変換手段を制御
し、順潮流の電力が所定の電力より小さい場合には、負
荷で消費する以外の電気エネルギーを他の用途に差し向
けるように電力変換手段を制御することが好ましい。
【0036】かかる構成により、負荷が大きく、定格出
力を行うと逆潮流が発生するような場合、出力を調整す
ることなく、余った電気を他の用途、例えば、熱に変え
て湯、または氷を作る。または、電気のまま蓄電するこ
とができる。
【0037】また、上記の第3の目的を達成するため
に、本発明に係るパワーコンディショナの制御装置は、
発電システムが発電した電力を商用電力系統に連系する
パワーコンディショナを有するパワーコンディショナの
制御装置であって、負荷方向から商用電力系統に流れる
逆潮流の電力が所定の電力以上になった場合に、パワー
コンディショナの出力を停止するようにしたものであ
る。
【0038】そして、パワーコンディショナが、発電シ
ステムが発電した電力を商用電源と同期のとれた交流電
力に変換する電力変換手段と、商用電力系統のU相、W
相のそれぞれの電力の向きと大きさを検出信号として入
力するU相、W相それぞれの信号入力手段と、電力変換
手段の出力電流の大きさを検出するU相、W相それぞれ
の出力電流検出手段と、商用電力系統のU相、W相のそ
れぞれの電圧を検出信号として入力するU相、W相それ
ぞれの電圧入力手段と、信号入力手段、出力電流検出手
段及び電圧入力手段からの信号を受けて、逆潮流の電力
が所定の電力以上になった場合に、商用電力系統のU
相、W相毎に、出力電力を停止するように電力変換手段
を制御する制御手段とを有することが好ましい。
【0039】さらに、制御手段が、逆潮流の継続時間を
測定するタイマー機能と、逆潮流の継続時間が所定の時
間を経過するとパワーコンディショナの出力を停止する
逆電力継電機能とを有し、逆潮流の電力が所定の電力以
上になった場合に、制御手段により、逆潮流継続時間を
測定し、この逆潮流継続時間が所定の時間を経過すると
パワーコンディショナの出力を停止するように電力変換
手段を制御するようにした。
【0040】かかる構成により、パワーコンディショナ
の故障などで、逆潮流防止制御が働かない場合、逆潮流
が所定以上、所定時間流れると出力を停止することがで
きる。なお、パワーコンディショナの出力を停止した場
合、異常信号を、通信やリレー等の接点や表示などで管
理者等に連絡するようにすることも可能であり、また、
制御手段の逆電力継電機能によりパワーコンディショナ
の出力を停止した場合、パワーコンディショナからの指
令により発電システムの駆動を停止することも可能であ
る。
【0041】また、本発明に係るパワーコンディショナ
の制御装置は、発電システムが発電した電力を商用電力
系統に連系するパワーコンディショナを有するパワーコ
ンディショナの制御装置であって、制御手段が、順潮流
の電力値が零になった場合の継続時間を測定するタイマ
ー機能と、この継続時間が所定の時間を経過するとパワ
ーコンディショナの出力を停止する逆電力継電機能とを
有し、順潮流の電力値が零になった場合に、制御手段に
より順潮流継続時間を測定し、この順潮流継続時間が所
定の時間を経過するとパワーコンディショナの出力を停
止するように制御するものである。
【0042】かかる構成により、常に順方向に数A(ア
ンペア)流しながら制御を行うことで、電流検出手段
(電流検出器)の断線検知が可能になる。すなわち、順
潮流の電力値が零の場合が所定時間継続すると、パワー
コンディショナの出力を停止することができる。
【0043】また、上記の第4の目的を達成するため
に、本発明に係るパワーコンディショナの制御方法は、
発電システムが発電した電力を商用電力系統に連系する
パワーコンディショナの制御方法であって、商用電力系
統から負荷方向に供給する順潮流の電力が所定の電力以
下になる場合に、パワーコンディショナの出力電力を調
整するように制御するものである。
【0044】かかる構成により、負荷変動が大きい場合
にも発電システムを停止させることなく、必要な電力を
パワーコンデショナから供給することができるパワーコ
ンディショナの制御方法が提供できる。
【0045】また、上記の第5の目的を達成するため
に、本発明に係るコージェネレーションシステムは、発
電システムが発電した電力を商用電力系統に連系するパ
ワーコンディショナを備えたコージェネレーションシス
テムであって、商用電力系統から負荷方向に供給する順
潮流の電力が所定の電力以下になる場合に、パワーコン
ディショナの出力電力を調整するように制御するもので
ある。
【0046】かかる構成により、負荷変動が大きい場合
にも発電システムを停止させることなく、必要な電力を
パワーコンデショナから供給することができるコージェ
ネレーションシステムが提供できる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0048】(実施の形態1)本発明の実施の形態1を
図1乃至図6に示す。
【0049】図1に、コージェネレーションシステムと
電力系統(商用電力系統)とを連系する系統連系システ
ムを示す。この図1において、1は商用電源の単相3線
式の商用電力系統であり、この商用電力系統1のU相と
中性線Oとに間に第1(一方)の負荷2が、W相と中性
線Oとに間に第2(他方)の負荷3がそれぞれ接続して
ある。
【0050】コージェネレーションシステムAは、パワ
ーコンデショナ10と発電システム20と排熱回収機3
4とで構成してある。
【0051】そして、パワーコンデショナ10のパワー
コンデショナ本体11は、発電システム20が発電した
電力を商用電源と同期のとれた交流電力に変換する電力
変換手段としてのインバータ回路13と、商用電力系統
1のU相、W相のそれぞれを流れる電流の向きと大きさ
の検出信号を入力するU相、W相それぞれの信号入力手
段としてのCT入力回路(ADコンバータ)15A、1
5Bと、インバータ回路13の出力電流の大きさを検出
する出力電流検出手段としての出力電流計測器(カレン
トトランス)CT3と、この出力電流計測器CT3の検
出信号を入力する信号入力手段としてのCT入力回路
(ADコンバータ)15Cと、商用電力系統1のU相、
W相のそれぞれの電圧(系統電圧)を検出信号として入
力するU相、W相それぞれの電圧入力手段としての電圧
入力回路35A、35Bと、制御手段としての制御部
(MPU)12とを有している。
【0052】そして、制御部(MPU)12は、CT入
力回路15A、15B、15C及び電圧入力回路35
A、35Bからのそれぞれの信号を受けて、商用電力系
統1から負荷方向に向かう順潮流が所定の電力値以下に
なる場合に、出力電力を調整するようにインバータ回路
13を制御する。
【0053】すなわち、制御部12の入力側は、出力信
号入力部12aと第1、第2、第3、第4の信号入力部
12b、12c、12d、12eとで構成してあり、出
力信号入力部12aにはCT入力回路(ADコンバー
タ)15Cの出力側が接続してある。また、第1の信号
入力部12bにはCT入力回路(ADコンバータ)15
Aの出力側が接続してあり、第2の入力部12cにはC
T入力回路(ADコンバータ)15Bの出力側が接続し
てある。また、第3の信号入力部12dには電圧入力回
路35Aの出力側が接続してあり、また、第4の信号入
力部12eには電圧入力回路35Bの出力側が接続して
ある。
【0054】制御部12の出力側はインバータ回路13
の制御部(図示せず)に接続してあり、このインバータ
回路13の入力側には発電システム20の出力側が接続
してあり、インバータ回路13の出力側は信号出力部1
6に接続してある。この信号出力部16は、商用電力系
統1のU相に接続されるU相接続線17と、商用電力系
統1の中性線Oに接続される中性接続線18と、商用電
力系統1のW相に接続されるW相接続線19とを有して
いる。
【0055】そして、この信号出力部16には出力電流
検出部14が設けてあり、この出力電流検出部14は出
力電流計測器CT3で構成してある。そして、この出力
電流計測器CT3の信号出力側はCT入力回路15Cを
介して制御部12の出力信号入力部12aに接続してあ
る。
【0056】そして、信号出力部16のU相接続線17
と中性接続線18とからU相の電圧を検出すべく信号出
力部16に電圧入力回路35Aの入力側が接続してあ
り、また、信号出力部16のW相接続線19と中性接続
線18とからW相の電圧を検出すべく信号出力部16に
電圧入力回路35Bの入力側が接続してある。
【0057】また、制御部12の第1の信号入力部12
bに接続されたCT入力回路15Aは、商用電源の商用
電力系統1のU相に設けられた電流検出器(カレントト
ランス)CT1の信号出力側が接続してあり、制御部1
2の第2の信号入力部12cに接続されたCT入力回路
15Bは、商用電源の商用電力系統1のW相に設けられ
た電流検出器(カレントトランス)CT2の信号出力側
が接続してある。
【0058】発電システム20は、例えば、ガスエンジ
ンと、このガスエンジンにより駆動される発電機等によ
り構成してある。
【0059】次に、上記のように構成されたコージェネ
レーションシステムAの作動を、図4に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0060】商用電力系統1を流れる電流の向き(順方
向もしくは逆方向)と大きさは、そのU相では電流検出
器CT1により検出され、また、W相では電流検出器C
T2により検出される。そして、パワーコンデショナ1
0内部では、インバータ回路13の出力側から出力され
た出力電流の大きさは出力電流計測器CT3により検出
され、また、商用電力系統1のU相の電圧は電圧入力回
路35Aで、また、商用電力系統1のW相の電圧は電圧
入力回路35Bでそれぞれ読み取られる。(ステップS
1)。
【0061】電流検出器CT1により検出されたU相の
順潮流の電流値である順方向電流値(検出信号)はCT
入力回路15Aを経て制御部12の第1の信号入力部1
2bに入力され、電流検出器CT2により検出されたW
相の順潮流の電流値である順方向電流値(検出信号)は
CT入力回路15Bを経て制御部12の第2の信号入力
部12cに入力され、更に、出力電流計測器CT3によ
り検出された出力電流の電流値(検出信号)は制御部1
2の出力信号入力部12aに入力され、商用電力系統1
のU相の電圧は電圧入力回路35Aから制御部12の第
3の信号入力部12dに入力され、W相の電圧は電圧入
力回路35Bから制御部12の第4の信号入力部12e
に入力される。
【0062】この制御部12において、U相の順潮流の
電力値とW相の順潮流の電力値とが比較されて(ステッ
プS2)、順方向(商用電力系統1から負荷方向に流れ
る電流を順方向とする)に対して小さい方を順潮流の電
力値とする。この場合、U相の順潮流の電力値を順潮流
の電力値とする(ステップS3)。
【0063】制御部12において、順潮流の電力値と所
定のレベルα(αは零か零以上の電力値)とを比較した
結果(ステップS4)、順潮流の電力値が所定のレベル
αより大きい場合には、出力電力を変えず、そのままの
出力をインバータ回路13に指令する(ステップS
5)。
【0064】ステップS4において、順潮流の電力値と
所定のレベルαとを比較した結果、順潮流の電力値が所
定のレベルαより小さい場合には、現在の出力電力を下
げるようなゲイン(GAIN<1)により逆潮流が起こ
る前にパワーコンデショナ10の出力電力の制御を行
う。すなわち、制御部12がインバータ回路13に指令
して出力電力を調整し、順潮流の電力値の所定のレベル
α以上を確保する(ステップS6)。
【0065】ステップS2において、U相の順潮流の電
力値とW相の順潮流の電力値とが比較されて、順方向に
対して小さい方がW相の順潮流の電力値である場合に
は、このW相の順潮流の電力値を順潮流の電力値として
(ステップS7)、ステップS4に移行し、以下、ステ
ップS5もしくはステップS6に移行する。
【0066】例えば、図5に示すように、第1の負荷2
を2.5kW、第2の負荷3を2.5kWとし、パワー
コンデショナ10が出力した場合には、第1、第2の負
荷2、3に対してパワーコンデショナ10側から24A
の電流を供給し、電流検出器CT1(電流検出器CT
2)に商用電力系統1(200V)側から順方向イに1
AのCT電流を矢印方向イに流がすようにする。
【0067】この状態において、CT電流の順方向電流
値が、所定のレベルα、すなわち1Aより大きい場合に
は、パワーコンデショナ10側から24A以下の電流を
供給するようになり、出力電流を変えず、そのままの出
力をインバータ回路13に指令する。
【0068】しかし、CT電流の順方向電流値が、所定
のレベルα、すなわち1Aより小さい場合には、パワー
コンデショナ10側から24A以上の電流を供給するよ
うになり、逆潮流が生じる恐れがある。この場合には、
出力電流を下げるようなゲイン(GAIN<1)により
逆潮流が起こる前にパワーコンデショナ10の出力電流
の制御を行う。すなわち、制御部12がインバータ回路
13に指令して出力電流を調整し、順方向電流値の所定
の1A以上を確保する。
【0069】また、図6に示すように、第1の負荷2が
1kWであり、第2の負荷3が6kWであるとき、パワ
ーコンデショナ10が出力した場合には、小さい方の負
荷である第1の負荷2の1kWに合せるために、第1、
第2の負荷2、3に対してパワーコンデショナ10側か
ら9Aの電流が順方向イに供給される。この場合、商用
電力系統1(200V)側から順方向イに1AのCT電
流を矢印方向イに流がすようにする。
【0070】この場合、順方向イに供給された10A
(9A+1A)の電流は、1kWの第1の負荷2を駆動
すると共に、第2の負荷3の6kWのうち1kW分を駆
動するに足りる。第2の負荷3の残りの5kWに対して
は商用電力系統1(200V)側から順方向イに51A
(50A+1A)が供給されて、この第2の負荷3が駆
動される。この際、電流検出器CT1では1Aが、電流
検出器CT2では51Aがそれぞれ流れ検出される。
【0071】このことは、制御部12において、U相の
順潮流の電力値(順方向電流値)とW相の順潮流の電力
値(順方向電流値)とが比較されて、順方向イに対し
て、小さい方を順潮流の電力値(CT電流)とすること
に他ならない。
【0072】上記したように、本発明の実施の形態1に
よれば、商用電力系統1から負荷方向に流れる順潮流の
電力値が所定の電力値以下になる場合に、制御部12に
よりパワーコンディショナ10の出力電力を調整するこ
とができる。すなわち、制御部12が、CT入力回路1
5A、15B、15C、出力電流計測器CT3及び電圧
入力回路35A、35Bからの信号を受けて、順潮流の
電力が所定の電力値以下になる場合に、出力電力を調整
するようにインバータ回路13を制御する。
【0073】また、本発明の実施の形態1によれば、制
御部12が、商用電力系統1のU相の順潮流の電力値及
びW相の順潮流の電力値のどちらか低い方の順潮流の電
力値を入力信号として出力電力を調整するようにインバ
ータ回路13を制御する。すなわち、制御部12におい
て、U相の順潮流の電力値とW相の順潮流の電力値とが
比較されて小さい方が所定のレベルα(αは零か零以上
の電力値)、例えば、1Aと設定した場合、定格出力を
発生したとき1A以下となる場合には、パワーコンデシ
ョナ10の出力電力を調整し、順潮流の電力値を1A以
上に確保することができる。
【0074】このために、負荷変動が大きい場合にも発
電システム20を停止させることなく、必要な電力をパ
ワーコンデショナ10から供給することができる。ま
た、商用電力系統1に連系してパワーコンデショナ10
を使用するために、切換スイッチなどが不要になり、コ
ストを大幅に削減することができるし、装置のサイズも
小形化することができる。
【0075】(実施の形態2)本発明の実施の形態2を
図7乃至図10に示す。
【0076】本発明の実施の形態2では、商用電力系統
1のU相、W相から負荷方向に流れる順潮流の電力値が
所定の電力値以下になる場合に、商用電力系統1のU
相、W相毎に、パワーコンディショナ10の出力電力を
調整するように制御するものである。
【0077】そして、パワーコンディショナ10が、発
電システム10が発電した電力を商用電源と同期のとれ
た交流電力に変換する電力変換手段としてのインバータ
回路13と、商用電力系統1のU相、W相のそれぞれを
流れる電流の向きと大きさを検出信号として入力するU
相、W相それぞれの信号入力手段としてCT入力回路1
5A、15Bと、インバータ回路13の出力電流の大き
さを検出するU相、W相それぞれの出力電流検出手段と
して出力電流計測器CT4、CT5と、これらの出力電
流計測器CT4、CT5の検出信号を入力する信号入力
手段としてのCT入力回路(ADコンバータ)15D、
15Eと、商用電力系統1のU相、W相のそれぞれの電
圧を検出信号として入力するU相、W相それぞれの信号
入力手段としての電圧入力回路35A、35Bと、制御
手段としての制御部(MPU)12とを有している。
【0078】そして、制御部(MPU)12は、CT入
力回路15A、15B、15C、15D及び電圧入力回
路35A、35Bからの信号を受けて、順潮流が所定の
電力値以下になる場合に、商用電力系統1のU相、W相
毎に、出力電力を調整するようにインバータ回路13を
制御するものである。
【0079】そして、本発明の実施の形態2では、信号
出力部16のU相接続線17に出力電流計測器CT4
を、W相接続線19に出力電流計測器CT5をそれぞれ
設け、出力電流計測器CT4、CT5の信号出力側をC
T入力回路15D、15Cを介して制御部12の出力信
号入力部12a−1、12a−2に接続するようにして
ある。そして、他の構成は、上記した本発明の実施の形
態1と同様であるために、この発明の実施の形態1と同
じ符号を付して説明を省略する。
【0080】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態2の作動を、図8の(1)、(2)に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0081】図8の(1)に示すように、商用電力系統
1を流れる電流の向き(順方向もしくは逆方向)と大き
さは、そのU相では電流検出器CT1により検出され、
パワーコンデショナ10内部では、インバータ回路13
の出力側から出力された出力電流の大きさは、U相では
出力電流計測器CT4により検出され、また、商用電力
系統1のU相の電圧は電圧入力回路35Aで読み取られ
る。
【0082】電流検出器CT1により検出されたU相の
順方向電流値(検出信号)はCT入力回路15Aを経て
制御部12の第1の信号入力部12bに入力され、出力
電流計測器CT4により検出された出力電流(検出信
号)は制御部12の出力信号入力部12a−1に入力さ
れ、U相の電圧は電圧入力回路35Aから制御部12の
第3の信号入力部12dに入力される(ステップT
1)。
【0083】この制御部12において、U相の順潮流の
電力値と所定のレベルα(αは零か零以上の電力値)と
を比較した結果(ステップT2)、U相の順潮流の電力
値が所定のレベルαより大きい場合には、出力電力を変
えず、そのままの出力をインバータ回路13に指令する
(ステップT3)。
【0084】ステップT2において、U相の順潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、U相の順潮流
の電力値が所定のレベルαより小さい場合には、出力電
力を下げるゲイン(GAIN<1)により逆潮流を防止
する制御を行う。すなわち、制御部12がインバータ回
路13に指令して出力電力を調整する(ステップT
4)。
【0085】また、図8の(2)に示すように、商用電
力系統1を流れる電流の向き(順方向もしくは逆方向)
と大きさは、そのW相では電流検出器CT2により検出
され、パワーコンデショナ10内部では、インバータ回
路13の出力側から出力された出力電流の大きさは、W
相では出力電流計測器CT5により検出され、また、商
用電力系統1のW相の電圧は電圧入力回路35Bで読み
取られる。
【0086】そして、電流検出器CT2により検出され
たW相の順方向電流値(検出信号)はCT入力回路15
Bを経て制御部12の第2の信号入力部12cに入力さ
れ、出力電流計測器CT5により検出された出力電流
(検出信号)は制御部12の出力信号入力部12a−2
に入力されるし、W相の電圧は電圧入力回路35Bから
制御部12の第4の信号入力部12eに入力される(ス
テップV1)。
【0087】そして、この制御部12において、W相の
順潮流の電力値と所定のレベルα(αは零か零以上の電
力値)とを比較した結果(ステップV2)、W相の順潮
流の電力値が所定のレベルαより大きい場合には、出力
電力を変えず、そのままの出力をインバータ回路に指令
する(ステップV3)。
【0088】ステップV2において、W相の順潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、W相の順潮流
の電力値が所定のレベルαより小さい場合には、出力電
力を下げるゲイン(GAIN<1)により逆潮流を防止
する制御を行う。すなわち、制御部12がインバータ回
路13に指令して出力電力を調整する(ステップV
4)。
【0089】上記したように、本発明の実施の形態2に
よれば、順潮流の電力値が所定の電力値以下になる場合
に、制御部12によりパワーコンディショナ10の出力
電力を調整することができて、負荷変動が大きい場合に
も発電システム20を停止させることなく、必要な電力
をパワーコンデショナ10から供給することができ、ま
た、切換スイッチなどが不要になり、コストを大幅に削
減でき、装置のサイズも小形化することができる。
【0090】また、第1の負荷2と第2の負荷3とのバ
ランスが悪い(第1の負荷2と第2の負荷3とのそれぞ
れの大きさが異なる)と、パワーコンディショナ10全
体の出力が調整され、効率のよい作動が妨げられるが、
上記したようにU相、W相の各相毎に制御を行うこと
で、パワーコンディショナ10全体の出力の調整をなく
し、効率のよい作動が可能になる。
【0091】すなわち、第1の負荷2と第2の負荷3と
のそれぞれの大きさが同じ状態の場合には、本発明の実
施の形態1の場合には、図9の(1)に示すように単相
2線式で出力を制御していたが、本発明の実施の形態2
の場合には、図9の(2)に示すようにU相、W相の2
相をそれぞれ独立して制御を行うことが可能になる。
【0092】また、第1の負荷2と第2の負荷3とのそ
れぞれの大きさが異なる場合には、本発明の実施の形態
1の場合には、図10の(1)に示すように、出力を軽
負荷3側により決定していたが、本発明の実施の形態2
の場合には、図10の(2)に示すようにU相、W相の
2相において第1、第2の負荷2、3に応じた電力が出
力可能になる。
【0093】また、上記したコージェネレーションシス
テムAにおいて、順潮流の電力値と比較される値を零で
ない電力値にすることにより、すなわち、常に、順方向
に、所定(零でない)の電力値の電力を流しながら逆潮
流防止制御を行うことにより、急な負荷変動に対して、
制御のための余裕を持たせることができる。
【0094】(実施の形態3)本発明の実施の形態3を
図11乃至図13に示す。
【0095】本発明の実施の形態3では、負荷が大き
く、定格出力を行うと逆潮流が発生するような場合、出
力を調整することなく、余った電気を熱に変えて湯を作
るようにしてある。
【0096】本発明の実施の形態3は、図12に示すよ
うに、信号出力部16のU相接続線17に出力電流計測
器CT4を、W相接続線19に出力電流計測器CT5を
それぞれ設け、出力電流計測器CT4、CT5の信号出
力側をCT入力回路15D、15Eを介して制御部12
の出力信号入力部12a−1、12a−2に接続するよ
うにしてあるし、また、商用電力系統1に、第1の負荷
2に対してヒータ等31を並列に、第2の負荷3に対し
てヒータ等32を並列にそれぞれ接続し、ヒータ等31
に対してスイッチ手段33が直列に、ヒータ等32に対
してスイッチ手段36が直列にそれぞれ接続してある。
そして、スイッチ手段33、36を、制御部12の信号
出力部12Fから出力される制御信号によりオン・オフ
制御するようにしてある。
【0097】そして、他の構成は、上記した本発明の実
施の形態2と同様であるために、この実施の形態2と同
じ符号を付して説明を省略する。
【0098】次に、上記のように構成された本発明の実
施の形態3の作動を、図13の(1)、(2)に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0099】図13の(1)に示すように、商用電力系
統1を流れる電流の向き(順方向もしくは逆方向)と大
きさは、そのU相では電流検出器CT1により検出さ
れ、パワーコンデショナ10内部では、インバータ回路
13の出力側から出力された出力電流の大きさは、U相
では出力電流計測器CT4により検出され、また、U相
の電圧は電圧入力回路35Aで読み取られる。
【0100】そして、電流検出器CT1により検出され
たU相検出電流(検出信号)はCT入力回路15Aを経
て制御部12の第1の信号入力部12bに入力され、出
力電流計測器CT4により検出された出力電流(検出信
号)は制御部12の出力信号入力部12a−1に入力さ
れ、更に、U相の電圧は電圧入力回路35Aから制御部
12の第3の信号入力部12dに入力される(ステップ
X1)。
【0101】この制御部12において、U相の順潮流の
電力値と所定のレベルα(αは零か零以上の電力値)と
を比較した結果(ステップX2)、U相の順潮流の電力
値が所定のレベルαより大きい場合には、スイッチ手段
33をオフ作動し、出力電力を変えず、そのままの出力
をインバータ回路13に指令する(ステップX3)。
【0102】ステップX2において、U相の順潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、U相の順潮流
の電力値が所定のレベルαより小さい場合には、スイッ
チ手段33をオン作動して、余った電気をヒータ等31
に供給して熱に変えて湯を作る(ステップX4)。
【0103】また、図13の(2)に示すように、商用
電力系統1を流れる電流の向き(順方向もしくは逆方
向)と大きさは、そのW相では電流検出器CT2により
検出され、パワーコンデショナ10内部では、インバー
タ回路13の出力側から出力された出力電流の大きさ
は、W相では出力電流計測器CT5により検出され、ま
た、W相の電圧は電圧入力回路35Bで読み取られる。
【0104】電流検出器CT2により検出されたW相検
出電流(検出信号)はCT入力回路15Bを経て制御部
12の第2の信号入力部12cに入力され、出力電流計
測器CT5により検出された出力電流(検出信号)は制
御部12の出力信号入力部12a−2に入力され、更
に、W相の電圧は電圧入力回路35Bから制御部12の
第4の信号入力部12eに入力される(ステップY
1)。
【0105】この制御部12において、W相の順潮流の
電力値と所定のレベルα(αは零か零以上の電力値)と
を比較した結果(ステップY2)、W相の順潮流の電力
値が所定のレベルαより大きい場合には、スイッチ手段
36をオフ作動し、出力電力を変えず、そのままの出力
をインバータ回路13に指令する(ステップY3)。
【0106】ステップY2において、W相の順潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、W相の順潮流
の電力値が所定のレベルαより小さい場合には、スイッ
チ手段36をオン作動して、余った電気をヒータ等32
に供給して熱に変えて湯を作る(ステップY4)。
【0107】なお、パワーコンディショナ10の出力を
停止した場合、異常信号を、通信やリレー等の接点や表
示などで管理者等に連絡するようにすることも可能であ
り、また、制御手段の逆電力継電機能によりパワーコン
ディショナ10の出力を停止した場合、パワーコンディ
ショナ10からの指令により発電システム20の駆動を
停止することも可能である。
【0108】上記したように、本発明の実施の形態3に
よれば、負荷が大きく、定格出力を行うと逆潮流が発生
するような場合、出力を調整することなく、余った電気
を熱に変えて湯を作ることができる。
【0109】なお、本発明の実施の形態3では、第1の
負荷2に対してヒータ等31を並列に、第2の負荷3に
対してヒータ等32を並列にそれぞれ接続し、ヒータ等
31に対してスイッチ手段33を直列に、ヒータ等32
に対してスイッチ手段36を直列にそれぞれ接続するよ
うにしたが、ヒータ等とスイッチ手段とを多数用意し、
レベルα値によりヒータ等のオン作動の数を増やすよう
にしてもよい。
【0110】また、本発明の実施の形態3では、余った
電気を熱に変えて湯を作るようにしたが、氷を作っても
よいし、または、電気のまま蓄電するようにしてもよ
い。
【0111】(実施の形態4)本発明の実施の形態4を
図7、図14の(1)、(2)に示す。
【0112】本発明の実施の形態4では、制御手段であ
る制御部12が、商用電力系統1の負荷方向とは逆方向
に流れる逆潮流の継続時間を測定するタイマー機能と、
逆潮流の継続時間が所定の時間を経過するとパワーコン
ディショナ10の出力を停止する逆電力継電機能とを有
し、負荷方向から商用電力系統1に流れる逆潮流が所定
の電力値以上になった場合に、制御部12により、逆潮
流継続時間を測定し、この逆潮流継続時間が所定の時間
を経過するとパワーコンディショナ10の出力を停止す
るようにしたものである。
【0113】すなわち、パワーコンディショナ10の故
障などで、逆潮流防止制御が働かない場合、逆潮流が所
定以上、所定時間流れると出力を停止するようにしたも
のである。
【0114】本発明の実施の形態4の構成は、本発明の
実施の形態2において、制御部12にタイマー機能と逆
電力継電機能とを付加した構成であるために、本発明の
実施の形態2で使用した図7と同じである。
【0115】そして、本発明の実施の形態4の作動を、
図7、図14の(1)、(2)に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0116】図7及び図14の(1)に示すように、商
用電力系統1を流れる電流の向き(順方向もしくは逆方
向)と大きさは、そのU相では電流検出器CT1により
検出され、パワーコンデショナ10内部では、インバー
タ回路13の出力側から出力された出力電流の大きさ
は、U相では出力電流計測器CT4により検出され、ま
た、U相の電圧は電圧入力回路35Aで読み取られる。
【0117】そして、電流検出器CT1により検出され
たU相検出電流(検出信号)はCT入力回路15Aを経
て制御部12の第1の信号入力部12bに入力され、出
力電流計測器CT4により検出された出力電流(検出信
号)は制御部12の出力信号入力部12a−1に入力さ
れ、更に、U相の電圧は電圧入力回路35Aから制御部
12の第3の信号入力部12dに入力される(ステップ
Z1)。
【0118】そして、この制御部12において、U相の
逆潮流の電力値と所定のレベルα´(α´は逆潮流の所
定の電力値)とを比較した結果(ステップZ2)、U相
の逆潮流の電力値が所定のレベルα´より小さい場合に
はステップZ1に戻る。
【0119】ステップZ2において、U相の逆潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、U相の逆潮流
の電力値が所定のレベルα´より大きい場合には、制御
部12のタイマー機能で逆潮流の継続時間を測定し、こ
の継続時間が所定の時間βを経過すると(ステップZ
3)、制御部12の逆電力継電機能によりパワーコンデ
ショナ10の出力を停止する(ステップZ4)。
【0120】ステップZ3で、逆潮流の継続時間が所定
の時間βを経過しない場合にはステップZ1に戻る。
【0121】また、図7及び図14の(2)に示すよう
に、商用電力系統1を流れる電流の向き(順方向もしく
は逆方向)と大きさは、そのW相では電流検出器CT2
により検出され、パワーコンデショナ10内部では、イ
ンバータ回路13の出力側から出力された出力電流の大
きさは、W相では出力電流計測器CT5により検出さ
れ、また、W相の電圧は電圧入力回路35Bで読み取ら
れる。
【0122】電流検出器CT2により検出されたW相検
出電流(検出信号)はCT入力回路15Bを経て制御部
12の第2の信号入力部12cに入力され、出力電流計
測器CT5により検出された出力電流(検出信号)は制
御部12の出力信号入力部12a−2に入力され、更
に、W相の電圧は電圧入力回路35Bから制御部12の
第4の信号入力部12eに入力される(ステップF
1)。
【0123】そして、この制御部12において、W相の
逆潮流の電力値と所定のレベルα´とを比較した結果
(ステップF2)、W相の逆潮流の電力値が所定のレベ
ルα´より小さい場合には、ステップF1に戻る。
【0124】ステップF2において、W相の逆潮流の電
力値と所定のレベルα´とを比較した結果、W相の逆潮
流の電力値が所定のレベルα´より大きい場合には、制
御部のタイマー機能で逆潮流の継続時間を測定し、この
継続時間が所定の時間βを経過すると(ステップF
3)、制御部12の逆電力継電機能によりパワーコンデ
ショナ10の出力を停止する(ステップF4)。
【0125】ステップF3で、逆潮流の継続時間が所定
の時間βを経過しない場合にはステップF1に戻る。
【0126】なお、パワーコンディショナ10の出力を
停止した場合、異常信号を、通信やリレー等の接点や表
示などで管理者等に連絡するようにすることも可能であ
り、また、制御部12の逆電力継電機能によりパワーコ
ンディショナ10の出力を停止した場合、パワーコンデ
ィショナ10からの指令により発電機駆動用のエンジン
(ガスエンジン等)の駆動を停止することも可能であ
る。
【0127】上記したように、本発明の実施の形態4に
よれば、パワーコンディショナ10の故障などで、逆潮
流防止制御が働かない場合、逆潮流が所定以上、所定時
間流れると出力を停止することができる。
【0128】(実施の形態5)本発明の実施の形態5を
図7、図15の(1)、(2)に示す。
【0129】本発明の実施の形態5では、制御部12
が、商用電力系統1の負荷方向に流れる順潮流の電力値
が零になった場合の継続時間を測定するタイマー機能
と、この継続時間が所定の時間を経過するとパワーコン
ディショナ10の出力を停止する逆電力継電機能とを有
し、順潮流の電力値が零になった場合に、制御部12に
より、順潮流継続時間を測定し、この順潮流継続時間が
所定の時間を経過するとパワーコンディショナ10の出
力を停止するようにしたものである。
【0130】すなわち、常に順方向に数A(アンペア)
流しながら制御を行うことで、CT断線検知を可能にす
るものである。すなわち、CT電流の零の状態が所定時
間継続すると、パワーコンディショナ10の出力を停止
する。
【0131】本発明の実施の形態5の構成は、本発明の
実施の形態2において、制御部12にタイマー機能と逆
電力継電機能とを付加した構成であるために、本発明の
実施の形態2で使用した図7と同じである。
【0132】そして、本発明の実施の形態5の作動を、
図7、図15の(1)、(2)に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0133】図7、図15の(1)に示すように、商用
電力系統1を流れる電流の向き(順方向もしくは逆方
向)と大きさは、そのU相では電流検出器CT1により
検出され、パワーコンデショナ10内部では、インバー
タ回路13の出力側から出力された出力電流の大きさ
は、U相では出力電流計測器CT4により検出され、ま
た、U相の電圧は電圧入力回路35Aで読み取られる。
【0134】電流検出器CT1により検出されたU相検
出電流(検出信号)はCT入力回路15Aを経て制御部
12の第1の信号入力部12bに入力され、出力電流計
測器CT4により検出された出力電流(検出信号)は制
御部12の出力信号入力部12a−1に入力され、更
に、U相の電圧は電圧入力回路35Aから制御部12の
第3の信号入力部12dに入力される(ステップG
1)。
【0135】そして、この制御部12において、U相の
順潮流の電力値と所定のレベルα(αは零か零以上の電
力値)とを比較した結果、U相の順潮流の電力値が零の
場合には(ステップG2)、制御部12のタイマー機能
で継続時間を測定し、この継続時間が所定の時間γを経
過すると(ステップG3)、制御部12の逆電力継電機
能によりパワーコンデショナ10の出力を停止する(ス
テップG4)。なお、所定の時間γは、上記した所定の
時間βより十分に長いものとする。
【0136】ステップG2において、U相の順潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、U相の順潮流
の電力値が零ではない場合、また、ステップG3におい
て継続時間が所定の時間γを経過しない場合にはステッ
プG1に戻る。
【0137】また、図7、図15の(2)に示すよう
に、商用電力系統1を流れる電流の向き(順方向もしく
は逆方向)と大きさは、そのW相では電流検出器CT2
により検出され、パワーコンデショナ10内部では、イ
ンバータ回路13の出力側から出力された出力電流の大
きさは、W相では出力電流計測器CT5により検出さ
れ、また、W相の電圧は電圧入力回路35Bで読み取ら
れる。
【0138】そして、電流検出器CT2により検出され
たW相検出電流(検出信号)はCT入力回路15Bを経
て制御部12の第2の信号入力部12cに入力され、出
力電流計測器CT5により検出された出力電流(検出信
号)は制御部12の出力信号入力部12a−2に入力さ
れ、更に、W相の電圧は電圧入力回路35Bから制御部
12の第4の信号入力部12eに入力される(ステップ
H1)。
【0139】そして、この制御部12において、W相の
順潮流の電力値と所定のレベルα(αは零か零以上の電
力値)とを比較した結果、W相の順潮流の電力値が零の
場合には(ステップH2)、制御部12のタイマー機能
の継続時間を測定し、この継続時間が所定の時間γを経
過すると(ステップH3)、制御部12の逆電力継電機
能によりパワーコンデショナ10の出力を停止する(ス
テップH4)。
【0140】ステップH2において、W相の順潮流の電
力値と所定のレベルαとを比較した結果、W相の順潮流
の電力値が零ではない場合、また、ステップH3におい
て継続時間が所定の時間γを経過しない場合にはステッ
プH1に戻る。
【0141】なお、パワーコンディショナ10の出力を
停止した場合、異常信号を、通信やリレー等の接点や表
示などで管理者等に連絡するようにすることも可能であ
り、また、制御部12の逆電力継電機能によりパワーコ
ンディショナ10の出力を停止した場合、パワーコンデ
ィショナ10からの指令により発電機駆動用のエンジン
の駆動を停止することも可能である。
【0142】上記したように、本発明の実施の形態5に
よれば、常に順方向に所定のレベルα、すなわち、数A
(アンペア)流しながら制御を行うことで、CT断線検
知が可能になる。すなわち、CT電流の順方向電流値の
零の状態が所定時間継続すると、パワーコンディショナ
10の出力を停止することができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパワ
ーコンディショナの制御装置によれば、商用電力系統か
ら負荷方向に流れる順潮流電流が所定の電流値以下にな
る場合に、制御手段によりパワーコンディショナの出力
電流を制限することができる。
【0144】このために、負荷変動が大きい場合にも発
電機システムを停止させることなく、必要な電力をパワ
ーコンデショナから供給することができる。また、商用
電力系統に連系してパワーコンデショナを使用するため
に、切換スイッチなどが不要になり、コストを大幅に削
減することができるし、装置のサイズも小形化すること
ができる。
【0145】また、本発明に係るパワーコンディショナ
の制御方法によれば、負荷変動が大きい場合にも発電シ
ステムを停止させることなく、必要な電力をパワーコン
デショナから供給することができる制御方法が可能にな
る。
【0146】また、本発明に係るコージェネレーション
システムによれば、負荷変動が大きい場合にも発電シス
テムを停止させることなく、必要な電力をパワーコンデ
ショナから供給することができるコージェネレーション
システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワーコンディショナの制御装置
(実施の形態1)を有するコージェネレーションシステ
ムの構成説明図である。
【図2】本発明に係るパワーコンディショナの制御装置
におけるパワーコンデショナの構成説明図である。
【図3】同パワーコンディショナの制御装置(実施の形
態1)の構成説明図である。
【図4】同パワーコンディショナの制御装置(実施の形
態1)の作動フローチャートである。
【図5】同パワーコンディショナの制御装置の数値によ
る作動説明図である。
【図6】同パワーコンディショナの制御装置の数値によ
る作動説明図である。
【図7】同パワーコンディショナの制御装置(実施の形
態2)の構成説明図である。
【図8】(1)、(2)は同パワーコンディショナの制
御装置(実施の形態2)の作動フローチャートである。
【図9】(1)は一方及び他方の負荷が平衡している場
合のパワーコンディショナの制御装置(実施の形態1)
における出力制御の説明図である。(2)は一方及び他
方の負荷が平衡している場合のパワーコンディショナの
制御装置(実施の形態2)における出力制御の説明図で
ある。
【図10】(1)は一方及び他方の負荷が不平衡である
場合のパワーコンディショナの制御装置(実施の形態
1)における出力制御の説明図である。(2)は一方及
び他方の負荷が不平衡である場合のパワーコンディショ
ナの制御装置(実施の形態2)における出力制御の説明
図である。
【図11】本発明に係るパワーコンディショナの制御装
置(実施の形態3)の構成説明図である。
【図12】同パワーコンディショナの制御装置(実施の
形態3)におけるパワーコンデショナの構成説明図であ
る。
【図13】(1)、(2)は同パワーコンディショナの
制御装置(実施の形態3)の作動フローチャートであ
る。
【図14】(1)、(2)は本発明に係るパワーコンデ
ィショナの制御装置(実施の形態4)の作動フローチャ
ートである。
【図15】(1)、(2)は本発明に係るパワーコンデ
ィショナの制御装置(実施の形態5)の作動フローチャ
ートである。
【図16】従来のパワーコンディショナにおける保護シ
ステムの構成説明図である。
【図17】従来の他のパワーコンディショナにおける保
護システムの構成説明図である。
【符号の説明】
A コージェネレーションシステム 1 商用電力系統 2 第1の負荷(一方の負荷) 3 第2の負荷(他方の負荷) 10 パワーコンデショナ 11 パワーコンデショナ本体 12 制御部(MPU)(制御手段) 12a 出力信号入力部 12a−1 出力信号入力部 12a−2 出力信号入力部 12b 第1の信号入力部 12c 第2の信号入力部 12d 第3の信号入力部 12e 第4の信号入力部 12F 信号出力部 13 インバータ回路(電力変換手段) 14 出力電流検出部 15A CT入力回路(ADコンバータ)(U相の
信号入力手段) 15B CT入力回路(ADコンバータ)(W相の
信号入力手段) 15C CT入力回路(ADコンバータ) 15D CT入力回路(ADコンバータ) 15E CT入力回路(ADコンバータ) 16 信号出力部 17 U相接続線 18 中性接続線 19 W相接続線 20 発電システム 31 ヒータ等 32 ヒータ等 33 スイッチ手段 34 排熱回収機 35A 電圧入力回路(電圧入力手段) 35B 電圧入力回路(電圧入力手段) 36 スイッチ手段 CT1 電流検出器(カレントトランス) CT2 電流検出器(カレントトランス) CT3 出力電流計測器(カレントトランス)(出
力電流検出手段) CT4 出力電流計測器(カレントトランス)(出
力電流検出手段) CT5 出力電流計測器(カレントトランス)(出
力電流検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 雅夫 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 田邊 勝隆 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 中村 耕太郎 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 大木場 康晋 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町4429 番地 オムロン阿蘇株式会社内 (72)発明者 形山 雅一 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA10 HB05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電システムが発電した電力を商用電力
    系統に連系するパワーコンディショナの制御装置であっ
    て、 前記商用電力系統から負荷方向に供給する順潮流の電力
    が所定の電力以下になる場合に、前記パワーコンディシ
    ョナの出力電力を調整するように制御することを特徴と
    するパワーコンディショナの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記パワーコンディショナが、 前記発電システムが発電した電力を商用電源と同期のと
    れた交流電力に変換する電力変換手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電力の向き
    と大きさを検出信号として入力する前記U相、W相それ
    ぞれの信号入力手段と、 前記電力変換手段の出力電流の大きさを検出する出力電
    流検出手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出
    信号として入力する前記U相、W相それぞれの電圧入力
    手段と、 前記信号入力手段、前記出力電流検出手段及び前記電圧
    入力手段からの信号を受けて、前記順潮流の電力が所定
    の電力を超えないように制御するように前記電力変換手
    段を制御する制御手段とを有する請求項1に記載のパワ
    ーコンディショナの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記パワーコンディショナが、 前記発電システムが発電した電力を商用電源と同期のと
    れた交流電力に変換する電力変換手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電力の向き
    と大きさを検出信号として入力する前記U相、W相それ
    ぞれの信号入力手段と、 前記電力変換手段の出力電流の大きさを検出する出力電
    流検出手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出
    信号として入力する前記U相、W相それぞれの電圧入力
    手段と、 前記信号入力手段、前記出力電流検出手段及び前記電圧
    入力手段からの信号を受けて、前記順潮流の電力が所定
    の電力以下になる場合に、前記パワーコンディショナの
    出力電力を調整するように前記電力変換手段を制御する
    制御手段とを有する請求項1に記載のパワーコンディシ
    ョナの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記信号入力手段から
    の前記順潮流の電力と前記所定の電力とを比較した結
    果、前記順潮流の電力が前記所定の電力より大きい場合
    には、前記出力電力を変えず、そのまま出力するように
    前記電力変換手段を制御し、前記順潮流の電力が前記所
    定の電力より小さい場合には、前記出力電力を調整する
    ように前記電力変換手段を制御する請求項2又は請求項
    3に記載のパワーコンディショナの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記商用電力系統の前
    記U相の前記順潮流の電力及び前記W相の前記順潮流の
    電力のどちらか低い方の前記順潮流の電力を入力信号と
    して前記出力電力を調整するように前記電力変換手段を
    制御する請求項2又は請求項3に記載のパワーコンディ
    ショナの制御装置。
  6. 【請求項6】 発電システムが発電した電力を商用電力
    系統に連系するパワーコンディショナの制御装置であっ
    て、 前記商用電力系統のU相、W相から負荷方向に供給する
    順潮流の電力が所定の電力以下になる場合に、前記商用
    電力系統のU相、W相毎に、前記パワーコンディショナ
    の出力電流を調整するように制御することを特徴とする
    パワーコンディショナの制御装置。
  7. 【請求項7】 前記パワーコンディショナが、 前記発電システムが発電した電力を商用電源と同期のと
    れた交流電力に変換する電力変換手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電力の向き
    と大きさを検出信号として入力するU相、W相それぞれ
    の信号入力手段と、 前記電力変換手段の出力電流の大きさを検出するU相、
    W相それぞれの出力電流検出手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出
    信号として入力する前記U相、W相それぞれの電圧入力
    手段と、 前記信号入力手段、前記出力電流検出手段及び前記電圧
    入力手段からの信号を受けて、前記順潮流の電力が所定
    の電力以下になる場合に、前記商用電力系統のU相、W
    相毎に、前記出力電力を調整するように前記電力変換手
    段を制御する制御手段とを有する請求項6に記載のパワ
    ーコンディショナの制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、前記U相の信号入力手
    段が入力した前記順潮流の電力と前記所定の電力とを比
    較した結果、前記順潮流の電力が前記所定の電力より大
    きい場合には、そのまま出力するように前記電力変換手
    段を制御し、前記順潮流の電力が前記所定の電力より小
    さい場合には、前記U相の出力電力を調整するように前
    記電力変換手段を制御し、 前記W相の信号入力手段が入力した前記順潮流の電力と
    前記所定の電力とを比較した結果、前記順潮流の電力が
    前記所定の電力より大きい場合には、そのまま出力する
    ように前記電力変換手段を制御し、前記順潮流の電力が
    前記所定の電力より小さい場合には、前記W相の出力電
    力を調整するように前記電力変換手段を制御する請求項
    7に記載のパワーコンディショナの制御装置。
  9. 【請求項9】 前記順潮流の電力値と比較される値が零
    でない電力値である請求項1乃至請求項8のいずれかに
    記載のパワーコンディショナの制御装置。
  10. 【請求項10】 発電システムが発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナの制御装置であ
    って、 前記順潮流の電力が所定の電力以下になった場合に、前
    記パワーコンディショナの前記負荷で消費する以外の電
    気エネルギーを他の用途に使用するようにしたことを特
    徴とするパワーコンディショナの制御装置。
  11. 【請求項11】 前記パワーコンディショナが、 前記発電システムが発電した電力を商用電源と同期のと
    れた交流電力に変換する電力変換手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電力の向き
    と大きさを検出信号として入力するU相、W相それぞれ
    の信号入力手段と、 前記電力変換手段の出力電流の大きさを検出するU相、
    W相それぞれの出力電流検出手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出
    信号として入力する前記U相、W相それぞれの電圧入力
    手段と、 前記信号入力手段、前記出力電流検出手段及び前記電圧
    入力手段からの信号を受けて、前記順潮流の電力が所定
    の電力以下になる場合に、前記負荷で消費する以外の電
    気エネルギーを他の用途に差し向けるように前記電力変
    換手段を制御する制御手段とを有する請求項10に記載
    のパワーコンディショナの制御装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段が、前記U相、W相それ
    ぞれの信号入力手段が入力した前記順潮流の電力と前記
    所定の電力とを比較した結果、前記順潮流の電力が前記
    所定の電力より大きい場合には、そのまま出力するよう
    に前記電力変換手段を制御し、前記順潮流の電力が前記
    所定の電力より小さい場合には、前記負荷で消費する以
    外の電気エネルギーを他の用途に差し向けるように前記
    電力変換手段を制御する請求項11に記載のパワーコン
    ディショナの制御装置。
  13. 【請求項13】 発電システムが発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナを有するパワー
    コンディショナの制御装置であって、 負荷方向から前記商用電力系統に流れる逆潮流の電力が
    所定の電力以上になった場合に、前記パワーコンディシ
    ョナの出力を停止するようにしたことを特徴とするパワ
    ーコンディショナの制御装置。
  14. 【請求項14】 前記パワーコンディショナが、 前記発電システムが発電した電力を商用電源と同期のと
    れた交流電力に変換する電力変換手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電力の向き
    と大きさを検出信号として入力するU相、W相それぞれ
    の信号入力手段と、 前記電力変換手段の出力電流の大きさを検出するU相、
    W相それぞれの出力電流検出手段と、 前記商用電力系統のU相、W相のそれぞれの電圧を検出
    信号として入力する前記U相、W相それぞれの電圧入力
    手段と、 前記信号入力手段、前記出力電流検出手段及び前記電圧
    入力手段からの信号を受けて、前記逆潮流の電力が所定
    の電力以上になった場合に、前記商用電力系統のU相、
    W相毎に、前記出力電力を停止するように前記電力変換
    手段を制御する制御手段とを有する請求項13に記載の
    パワーコンディショナの制御装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段が、前記逆潮流の継続時
    間を測定するタイマー機能と、前記逆潮流の継続時間が
    所定の時間を経過すると前記パワーコンディショナの出
    力を停止する逆電力継電機能とを有し、 前記逆潮流の電力が所定の電力以上になった場合に、前
    記制御手段により、前記逆潮流継続時間を測定し、この
    逆潮流継続時間が所定の時間を経過すると前記パワーコ
    ンディショナの出力を停止するように前記電力変換手段
    を制御する請求項14に記載のパワーコンディショナの
    制御装置。
  16. 【請求項16】 発電システムが発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナを有するパワー
    コンディショナの制御装置であって、 制御手段が、順潮流の電力値が零になった場合の継続時
    間を測定するタイマー機能と、この継続時間が所定の時
    間を経過すると前記パワーコンディショナの出力を停止
    する逆電力継電機能とを有し、 前記順潮流の電力値が零になった場合に、前記制御手段
    により順潮流継続時間を測定し、この順潮流継続時間が
    所定の時間を経過すると前記パワーコンディショナの出
    力を停止するように制御することを特徴とするパワーコ
    ンディショナの制御装置。
  17. 【請求項17】 発電システムが発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナの制御方法であ
    って、 前記商用電力系統から負荷方向に供給する順潮流の電力
    が所定の電力以下になる場合に、前記パワーコンディシ
    ョナの出力電力を調整するように制御することを特徴と
    するパワーコンディショナの制御方法。
  18. 【請求項18】 発電システムが発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナを備えたコージ
    ェネレーションシステムであって、 前記商用電力系統から負荷方向に供給する順潮流の電力
    が所定の電力以下になる場合に、前記パワーコンディシ
    ョナの出力電力を調整するように制御することを特徴と
    するコージェネレーションシステム。
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