JP2002238008A - ハードディスク内蔵テレビ - Google Patents

ハードディスク内蔵テレビ

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JP2002238008A
JP2002238008A JP2001031801A JP2001031801A JP2002238008A JP 2002238008 A JP2002238008 A JP 2002238008A JP 2001031801 A JP2001031801 A JP 2001031801A JP 2001031801 A JP2001031801 A JP 2001031801A JP 2002238008 A JP2002238008 A JP 2002238008A
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JP
Japan
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hard disk
tray
television
built
stopper
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JP2001031801A
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English (en)
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Hideo Tani
日出夫 谷
Toshiaki Iio
敏明 飯尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカなどからの振動がハードディスクに
伝わらないよう吸振することができ、さらに外装筐体の
前面から容易にハードディスクの交換を行うことがで
き、開口面積が小さく、また警報付きロック機構を備え
たハードディスク内蔵テレビを提供する。 【解決手段】 筐体1内の収納部2にハードディスク3
を載置したトレイ4をスライド移動に収納しておく。ハ
ードディスク3の交換時には、ユーザは、トレイ4を前
面に引き出した後、トレイ4からハードディスク3を取
り外し、さらにコネクタ6からケーブル5を取り外すこ
とによって、テレビの筐体1の前面から容易にハードデ
ィスクの交換を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク内
蔵テレビに係り、特に外装筐体の前面から交換可能なハ
ードディスクの取り付け、あるいはトレイの警報付きロ
ック機構、あるいは防振構造などを具備したハードディ
スク内蔵テレビに関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるハードディスクの記録容量
向上には目を見張るものがある。それに伴い従来からの
コンピュータの外部記憶装置としての用途以外にも使用
範囲が拡大してきており、例えば映像あるいは音声の記
録媒体としてビデオカメラやテレビ等の情報家電への使
用,応用展開も進展している。このため、振動あるいは
衝撃の影響を受けやすくなってきており、万一の故障あ
るいは高記録容量機種への切り替え等に際し、一般ユー
ザによる容易なハードディスクドライブの交換の必要性
が増加している。
【0003】従来のハードディスクの着脱方法には、例
えば特開平7−160359号公報に記載されたものが
ある。この従来の着脱方法は、筐体の一部に設けられた
収納部と、収納部に開閉自在に取り付けられた収納部を
覆うための蓋と、蓋との間にハードディスクを挟むよう
に保持する保持部とを備え、蓋は収納部周辺の筐体上に
設けられたロックによって筐体に固定される。なおハー
ドディスクはケーブルを介してシステム側に接続されて
いるものである。
【0004】前記従来のハードディスク着脱方法では、
ロックを解除して蓋が垂直から水平になるよう開き、保
持部を蓋から外した後、ケーブルをハードディスクのコ
ネクターから抜いてハードディスクを取り外していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のハードディ
スクの保持,着脱方法を、例えばテレビに実施した場合
には、外装筐体の前面に蓋のロックを付けなければなら
ず、故意にロックが解除されるおそれがある。また、蓋
開閉用のダンパーが設置されてないので、ロックが解除
されたとき、蓋が垂直位置から水平方向まで倒れると、
ハードディスクに許容値以上の衝撃の加わることが考え
られる。このときハードディスクが起動中なら、メディ
アに傷が付いてデータが失われたり、最悪の場合には故
障につながるという問題があった。また、起動中にケー
ブルが外されても同様の問題が生じる。
【0006】また、ハードディスクの平面方向への投影
面積以上の面積を持つ収納部の開口が必要となるので、
テレビの前面に取り付けようとすると外装筐体が大きく
なってしまう。さらに、振動を防止する手立てが不十分
なため、振動の発生する環境で使用されると外部からの
振動がハードディスクに伝わり、データの記録再生に支
障が生じるという問題があった。
【0007】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、スピーカなどからの振動がハードディスクに伝わら
ないよう吸振することができ、さらに外装筐体の前面か
ら容易にハードディスクの交換を行うことができ、開口
面積が小さく、また警報付きロック機構を備えたハード
ディスク内蔵テレビを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ハードディスクを内蔵して
なるテレビであって、前記ハードディスクが取り付けら
れるトレイと、外装筐体の前面に開口が設けられ、内側
に前記トレイが出入可能に収納される収納部と、前記ト
レイと前記収納部とのいずれか一方における側面に設け
られたガイド部と、他方に設けられて前記ガイド部を移
動可能に支持する支持部と、前記ハードディスクと前記
テレビ本体とを電気的に接続する接続部材とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のハ
ードディスク内蔵テレビにおいて、トレイを収納部に対
してスライド可能または回動可能に設けたことを特徴と
する。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、ハードディ
スクとトレイ間、あるいはトレイと収納部間との少なく
ともいずれか一方に弾性部材を配置し、前記ハードディ
スクを前記弾性部材を介して支持したことを特徴とす
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載のハ
ードディスク内蔵テレビにおいて、ハードディスクの下
面に保持板を取り付け、保持板に設けた挿入部を通って
トレイに端部が固定される固定部材により弾性部材を支
持したことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1または2
記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、ガイド部
を、トレイの移動方向に延在したコの字状の溝とし、支
持部を、コの字状の溝に対向する部位に設けられた軸
と、前記軸の周りに回転自在に設けられたローラと、前
記ローラの周囲に付設された弾性部材とから構成し、前
記ガイド部を、前記弾性部材を介して前記支持部で摺動
可能に支持したことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5記載のハ
ードディスク内蔵テレビにおいて、ローラに付設された
弾性部材における前記ローラ面からの厚さを、水平方向
よりも垂直方向の方を厚くしたことを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1または2
記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、ガイド部
を、トレイの移動方向に延在したコの字状の溝と、前記
コの字状の溝の内側上下面に付設された板状の弾性部材
とから構成し、支持部を、前記コの字状の溝に対向する
部位に設けられた軸と、前記軸の周りに回転自在に設け
られたローラとから構成し、前記ガイド部を、前記弾性
部材を介して前記支持部に摺動可能に支持したことを特
徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載のハ
ードディスク内蔵テレビにおいて、板状の弾性部材にお
ける板厚あるいは硬度を、上面側と下面側とにおいて異
なるようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項8記載のハ
ードディスク内蔵テレビにおいて、上面側の板状の弾性
部材を、下面側の板状の弾性部材に比べて軟質にしたこ
とを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
ハードディスク内蔵テレビにおいて、トレイの後端にス
トッパーを突設し、前記トレイを引き出すときに前記ス
トッパーと当接する抜け止め部を内部筐体に設けたこと
を特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項1または
2記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、ガイド部
を、トレイの移動方向に延在するフランジ部とし、支持
部を、前記フランジ部に対向する部位に上下対にして設
けられた軸と、前記各軸の周りに回転自在に設けられた
ローラと、前記ローラの周囲に付設された弾性部材とか
ら構成し、前記フランジ部を、前記弾性部材を介して前
記ローラにて挟むようにして摺動可能に支持したことを
特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項1または
2記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、ガイド部
を、トレイの移動方向に延在するフランジ部と、前記フ
ランジ部の上下面に付設された板状の弾性部材とから構
成し、支持部を、前記フランジ部に対向する部位に上下
対にして設けられた軸と、前記各軸の周りに回転自在に
設けられたローラとから構成し、前記フランジ部を、前
記弾性部材を介して前記ローラにて挟むようにして摺動
可能に支持したことを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項1または
2記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、ブラウン
管を外装筐体に固定するブラウン管固定金具を備え、前
記ブラウン管固定金具の一部にトレイを支持するL字状
のトレイガイドを設けたことを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項1または
2記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、外装筐体
の底面に、該底面に設けられたリブよりも突出した複数
個の脚を設けたことを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項14記載
のハードディスク内蔵テレビにおいて、複数個の脚を、
請求項5,7,11,12のいずれか1項に記載の収納
部側面に設けられた軸の直下における外装筐体の底面に
設けたことを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項1または
2記載のハードディスク内蔵テレビにおいて、トレイの
後端に係止部を設け、さらに収納部における前記トレイ
のストローク端部において前記係止部に先端が係合する
ストッパーピンを設置してなるストッパー機構を備えた
ことを特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項16記載
のハードディスク内蔵テレビにおけるストッパー機構に
おいて、ストロークエンドにおけるトレイの後端を検知
する検知部材と、前記検知部材の検知信号を受けて動作
してストッパーピンを移動させ、係止部に前記ストッパ
ーピンを係合させる駆動部材とを備えたことを特徴とす
る。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項17記載
のハードディスク内蔵テレビにおいて、ストッパー機構
をトレイの上方に設け、ストッパー機構に、筐体上の支
持台上面にスライド可能に設置され、かつ一端に切り欠
き部を設けた板状のピンホルダーと、前記ピンホルダー
の前記切り欠き部と反対側に設けられ、かつ前記ピンホ
ルダーを前記トレイ側へ押し出すスプリングとを備え、
前記トレイが引き出されたときに前記ストッパーピンが
前記ピンホルダー上に載せられるように構成したことを
特徴とする。
【0026】請求項19記載の発明は、請求項18記載
のハードディスク内蔵テレビにおけるストッパー機構に
おいて、係止部を貫通孔とし、トレイの前記係止部近傍
にピンホルダーを押圧可能に突起状のプッシュリブを設
置し、前記トレイが収納部に押し込まれ、前記ピンホル
ダーが前記プッシュリブに押圧されてスプリングを圧縮
すると、前記ストッパーピンが切り欠き部から前記貫通
孔を通り、前記トレイの下側に設置された固定孔に嵌挿
する構成としたことを特徴とする。
【0027】請求項20記載の発明は、請求項16〜1
9いずれか1項記載のハードディスク内蔵テレビにおい
て、ストッパー機構に、ハードディスクの駆動モータが
起動中は、係止部とストッパーピンとの係合解除を阻止
する手段を備えたことを特徴とする。
【0028】請求項21記載の発明は、請求項16〜2
0いずれか1記載のハードディスク内蔵テレビにおい
て、係止部とストッパーピンとの係合を解除操作が行わ
れるとき、警報を発する手段を備えたことを特徴とす
る。
【0029】請求項22記載の発明は、請求項16〜2
1いずれか1項記載のハードディスク内蔵テレビにおい
て、ストッパーピンにおける外装筐体の外側に突き出た
部分に取っ手を設け、前記取っ手を引き上げることによ
り前記ストッパーピンと前記係止部との係合を解除する
手動ストッパー解除機構を備えたことを特徴とする。
【0030】請求項23記載の発明は、請求項16〜2
1いずれか1項記載のハードディスク内蔵テレビにおい
て、ストッパーピンの上端に取り付けられた糸と、前記
糸の片端が結び付けられ前記ストッパーピンの上方に設
置されたプーリーと、前記糸の引っ張り方向を変更する
ため前記糸の中間経路に設けられた中間プーリーと、前
記プーリーと回転中心軸を共有する前記外装筐体の表面
から操作可能に設けられたツマミとにより構成され、前
記ツマミの操作により前記ストッパーピンを引き上げる
ことのできる手動ストッパー解除機構を備えたことを特
徴とする。
【0031】請求項24記載の発明は、請求項23記載
のハードディスク内蔵テレビにおいて、中間プーリーの
代わりに内部筐体に取り付けられた中空の屈曲細管を用
い、前記屈曲細管に糸を通してストッパーピンとプーリ
ーとを連結したことを特徴とする。
【0032】請求項25記載の発明は、請求項16〜2
1いずれか1項記載のハードディスク内蔵テレビにおい
て、ストッパーピンの上側に設けられたピン体と、外装
筐体の側面から水平方向に取り付けられた回転軸と、前
記回転軸の一端に設けられたツマミと、前記回転軸の他
端に該回転軸から垂直方向に取り付けられたリフターピ
ンとからなり、前記ツマミを回転させることによって前
記リフターピンによって前記ピン体を押し上げることが
できる手動ストッパー解除機構を備えたことを特徴とす
る。
【0033】前記構成のハードディスク内蔵テレビによ
って、トレイを水平方向にスライドまたは回転させるこ
とによりテレビの前面に引き出すことができるので、前
面から容易にハードディスクを交換することができる。
また、トレイを収納部へ押し込むと、ストローク端部で
自動的にストッパー機構が作動するので、ハードディス
ク稼動中の交換を防止することができる。ストッパー機
構の解除には、外装筐体上面または側面からの操作が必
要であるので、テレビ前面から簡単にロックを解除され
る心配がない。
【0034】外装筐体下面には、設置面と密着するよう
に複数個の脚が取り付けられているので、設置面表面の
平滑度の悪さによって外装筐体と設置面が接触せず、ス
ピーカなどからの振動で外装筐体の一部が共振するのを
防止することができる。さらに、ハードディスクは吸振
性のある弾性部材を介してトレイ、またはブラウン管に
取り付けられているため、スピーカなどからの振動が伝
わらない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明のハードディスク内
蔵テレビの実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。なお、以下の各実施形態の説明において、それ
ぞれ対応する部材には同一符号を付してある。
【0036】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めのハードディスク内蔵テレビの要部を示す斜視図、図
2は図1におけるa−a線断面図であり、図1におい
て、1は内部にテレビ構成部材が収納される筐体、2は
開口が筐体1前面に設けられた収納部、3はトレイ4上
に載置されたハードディスク、5はハードディスク3の
背面に設けられたコネクタ6とテレビとを電気的に接続
する接続部材であるケーブル、7はブラウン管、8はス
ピーカである。
【0037】通常、筐体1内の収納部2にハードディス
ク3を載置したトレイ4がスライド移動して収納されて
いる。ハードディスク3の交換時、ユーザはトレイ4を
前面に引き出した後、トレイ4からハードディスク3を
取り外し、さらにコネクタ6からケーブル5を取り外す
ことによって、テレビの筐体1の前面から容易にハード
ディスクの交換を行うことができる。
【0038】図2において、両側部に挿入部12である
切り欠きまたは孔が形成された保持板11に、ハードデ
ィスク3がビス10により取り付けられ、ドーナツ形状
を上下二段に重ね合わせたような中央にくびれの付いた
保持板用の弾性部材13が挿入部12に装着されてい
る。保持板11は、好ましくは金属板により構成され、
保持板用の弾性部材13の中心部に設けられた貫通孔1
3aから挿入された段ビス14によりトレイ4に固定さ
れている。トレイ4の両側部にはガイド部であるフラン
ジ15が形成され、このフランジ15が、収納部2内に
おける筐体1の一部である支持部16にスライド可能に
支持され、トレイ4を収納部2から出し入れすることが
できるようになっている。なお、段付きビス14と保持
板用の弾性部材13との間には、ねじり防止のため平ワ
ッシャ17が嵌着されている。保持板用の弾性部材13
としては、振動吸収性能を高めるため、例えば硬度20
°のブチルゴムを使用するとよい。
【0039】このように第1実施形態では、ハードディ
スク3は弾性部材13を介して支持されるため、スピー
カ8からの振動が伝達するのを防止することができる。
なお、この弾性部材13は製品輸送中、あるいはトレイ
4のスライド時の振動、あるいは衝撃防止に対しても有
効である。
【0040】さらに第1実施形態では、図1に示すよう
に、トレイ4を、ハードディスク3の最小投影面積方向
から収納部2へ出し入れするので、テレビの筐体1にお
ける前面にある収納部2の開口面積を小さくすることが
でき、筐体1のコンパクト化を図ることができる。
【0041】図3は本発明の第2実施形態における収納
部にトレイが収納された状態におけるトレイと弾性部材
の取り付け関係を示す図1のa−a線断面図に相当する
断面図、図4はトレイのスライド機構,ストッパー機構
を示す図3におけるb-b線断面図、図5はトレイのス
ライド機構,ストッパー機構を示す筐体を含む図4にお
けるd矢視図、図6はトレイ用の弾性部材の詳細な構成
を示す図3におけるc部拡大図である。
【0042】図3において、18は収納部2内の支持部
16に形成された軸であり、軸18には回転自在にロー
ラ20が取り付けられ、ローラ20の外周に巻き付けら
れたローラ用の弾性部材19が、トレイ4側面において
対向壁が設けられたコの字状の溝からなるガイド21の
内側に軽圧接している。ローラ用の弾性部材19は、例
えば硬度20°のブチルゴムで形成する。また22と2
3は、それぞれ筐体1の下面と支持部16の先端に形成
され、トレイ4が出し入れされるときのローラ20から
のトレイ4の脱落防止用および跳ね上がり防止用の下ガ
イドと上ガイドである。またコの字状のガイド21の後
端には、好ましくは弾性体で形成されるトレイ抜け防止
用のストッパー24が設けられている。
【0043】図4において、コの字状のガイド21の開
放端部には、ローラ用の弾性部材19が巻き付けられた
ローラ20を挿入しやすくするため、テーパTが設けら
れている。なお、軸18,ローラ20,ローラ用の弾性
部材19は、片側に2箇所以上設置されるようにしても
よい。
【0044】図5において、トレイ4を引き出すとき、
ストッパー24がガイド21の上側一端に設けられた抜
け止め部25に当接するようになっており、トレイ4が
収納部2から抜け落ちるのを防止している。なお、スト
ッパー24はハードディスク3に衝撃が加わらないよう
に弾性体、例えば硬度40°のブチルゴムで形成するこ
とが望ましい。
【0045】図6において、ローラ用の弾性部材19は
内側中央部が凹形状になっていてローラ20の外周が嵌
合しており、ローラ用の弾性部材19の外側部分が筐体
1内壁に当接して、トレイ4が筐体1に直接接触するの
を防止している。ここで、ローラ用の弾性部材19の上
下方向の板厚hと左右方向の板厚gに関し、常にh>g
の関係を保つことで、ハードディスク3の自重が加わり
スピーカ8からの振動が伝わりやすい上下方向では振動
減衰を大きく、逆に振動減衰が大きいとハードディスク
3のシークの反作用でヘッドがオフトラックを発生しや
すい水平方向では、振動減衰を小さく設定することがで
きるようにしている。
【0046】図7は第2実施形態における弾性部材の他
の使用例を説明するための図3におけるb−b線断面図
に相当する断面図、図8は図7におけるe−e線断面の
拡大図であり、26はコの字状のガイド21における内
側上下面に取り付けられた板状の弾性部材であり、上下
の板状の弾性部材26において硬度あるいは板厚を変え
ることも可能である。例えばハードディスク3の自重を
支える必要のない上側は下側よりも軟質にする。硬度の
一例として、下側の板状の弾性部材26は10°,上側
の板状の弾性部材26は20°とすることが考えられ
る。これにより、ダンパー減衰特性の相互作用により、
単一硬度に比べより広い周波数域の振動を減衰させるこ
とができる。なお、板状の弾性部材26の方向別の板厚
は図6にて説明したと同様にh>gとするとよい。
【0047】第2実施形態の構成によると、第1実施形
態の図2に示す保持板11が不要となり、ハードディス
ク3をトレイ4に直接取り付けることができるため、第
1実施形態の構成と比較して、収納部2における開口の
設置高さを低く抑えることができる。
【0048】図9は本発明の第3実施形態を説明するた
めの収納部にトレイが収納された状態におけるトレイと
弾性部材の取り付け関係を示す図1のa−a線断面図に
相当する断面図、図10は第3実施形態におけるトレイ
のスライド機構,ストッパー機構を説明するための図9
におけるf−f線断面図である。
【0049】図9において、収納部2内の支持部16
に、軸18と、この軸18に対して回転自在に設けられ
たローラ20と、そのローラ20の外周に巻き付けられ
たローラ用の弾性部材19とが上下対になって取り付け
られており、上下のローラ用の弾性部材19間にトレイ
4の両側部のフランジ15が密着挿入されている。な
お、ローラ用の弾性部材19は図6にて既述した形状に
することが望ましい。また、図示していないが、図7の
第2実施形態の構成のように、各ローラ20からローラ
用の弾性部材19を取り除き、代わりにフランジ15の
上下面に板状の弾性部材を取り付けるようにしてもよ
い。
【0050】ローラ用の弾性部材19の硬度は、ハード
ディスク3の自重を支える必要のない上側は下側よりも
軟質にすることがよく、硬度の一例として、下側のロー
ラ用弾性部材は20°、上側のローラ用の弾性部材は1
0°とすることが考えられる。このように、上下両方の
ローラ用の弾性部材19を共に20°とした場合に比
べ、スピーカからのより低い周波数の振動を減衰させる
ことができる。
【0051】22と23は、筐体1の収納部2内に形成
され、トレイ4が出し入れされるときのトレイ脱落防止
用および跳ね上がり防止用の下ガイドと上ガイドであ
り、トレイ4の下側にはトレイ抜け防止用のストッパー
24が設けられ、トレイ4下側の筐体1の一部には突起
状の抜け止め部27が設けられている。
【0052】図10において、トレイ4を前方へ引き出
すと、トレイ4の移動領域の終端(ストロークエンド)
でストッパー24が抜け止め部27に当接するため、ト
レイ4が収納部2から脱落するのを防止することができ
る。
【0053】このように第3実施形態によれば、第2実
施形態と同様に弾性部材19、または弾性部材26の吸
振作用により、スピーカ8などから伝達される振動を防
ぐことができる。
【0054】また、図8に示すと同様に弾性部材の板厚
に差を設け、ハードディスク3の自重の加わる上下方向
では減衰を大きく、オフトラックの発生しやすい水平方
向では減衰が小さくなるよう設定するとよく、このよう
にすることによって、減衰特性に方向性を持たせ、ハー
ドディスク3のヘッドのオフトラックが発生しないよう
にすることができる。
【0055】なお、第2実施形態および第3実施形態で
は、軸18とローラ20と弾性部材19を収納部2内の
支持部16に設け、一方、フランジ15とコの字状のガ
イド21をトレイ4に設けているが、軸18とローラ2
0と弾性部材19をトレイ4に設け、さらに、フランジ
15とコの字状のガイド21を支持部16に設けるよう
にすることも考えられる。
【0056】さらに、第3実施形態におけるストッパー
24と抜け止め部27によるトレイ4の抜け止め機構
を、第2実施形態において使用することも考えられる。
【0057】図11はブラウン管にハードディスクが取
り付けられた本発明の第4実施形態を説明するため部分
断面側面図、図12は第4実施形態の部分断面正面図で
あり、筐体1に取り付けられているブラウン管7の周囲
には板金製のブラウン管固定金具29が巻き付け固定さ
れており、ブラウン管固定金具29の一部にL字状のト
レイガイド30が取り付けられ、その一部には上ガイド
23としての切り起こしが設けられている。トレイ4に
は、図4に示す第2実施形態の構成と同様に、コの字状
のガイド21が形成されており、トレイガイド30に取
り付けられた軸18,ローラ20,ローラ用の弾性部材
19が軽圧接している。ここで、ローラ用の弾性部材1
9は図6と同様の形状にすることが望ましい。
【0058】また、図7,図8に示す構成と同様に、ロ
ーラ用の弾性部材19の代わりにコの字状のガイド21
の内側上下面に板状の弾性部材26を取り付けるように
してもよい。さらに、軸18とローラ20と弾性部材1
9をトレイガイド30に設け、一方、フランジ15とコ
の字状のガイド21をトレイ4に設けているが、軸18
とローラ20と弾性部材19をトレイ4に設け、さら
に、フランジ15とコの字状のガイド21をトレイガイ
ド30に設けるようにすることも考えられる。
【0059】また、トレイ4の抜け止め防止のため、第
3実施形態にて説明したストッパー24と抜け止め部2
7が使用されている。
【0060】このように、第4実施形態では、第2実施
形態および第3実施形態と同様に、減衰特性に方向性を
持たせることにより、ハードディスク3のヘッドにオフ
トラックを引き起こすことなくスピーカ8などからの振
動を、低周波数域から減衰させることができる。
【0061】さらに、第1〜3実施形態では、ハードデ
ィスク3の搭載されたトレイ4はスピーカ8が固定され
ている筐体1に取り付けられていたが、第4実施形態に
おいてはブラウン管7に取り付けられている。ブラウン
管7は硬質ゴム製のブッシュ31を介して筐体1に固定
されており、ブッシュ31にも吸振性をもたせている。
また、ブラウン管7は筐体1に比較すると十分に重いた
め、スピーカ8からの振動エネルギでブラウン管7を振
動させることは困難である。つまり、これらの相互作用
により、筐体1と比較してブラウン管7に伝達される振
動を、広い周波数帯において極めて小さくすることがで
きるので、第1〜3実施形態よりも、ハードディスク3
へ伝達される振動を小さくすることができる。
【0062】なお、第2〜4実施形態において、ハード
ディスク3をトレイ4に直接ビス10で固定する代わり
に、図2に示す第1実施形態の保持板11と保持板用の
弾性部材13を用いて固定する構成を採用することがで
きる。
【0063】図13は本発明の第5実施形態を説明する
ためのハードディスク内蔵テレビの脚部の取り付け状態
を下方から見た斜視図、図14は第5実施形態の変形例
における脚部の形状、取り付け状態を示す、例えば図9
に相当するトレイを含む断面図、図15は図14におけ
る脚部の取り付け状態を下方から見た斜視図である。
【0064】図13に示すように、筐体1の下面には同
一高さのリブ33が格子状に設けられており、さらにリ
ブ33よりも端部が数ミリ突出した弾性体により形成さ
れた脚32が対称配置されている。一例として、脚32
には硬度20°のブチルゴムが使用される。テレビ設置
時には、これらの脚32はリブ33と同一高さに圧縮さ
れることになる。
【0065】テレビ設置面の表面が平坦であれば問題な
いが、例えば設置面に反りがあり、リブ33と密着でき
ない部分のある場合、スピーカ8からの振動が加わると
密着できていないリブ33周辺が共振を起こしやすくな
る。このような場合でも、脚32があることによりテレ
ビ設置面の表面に確実に接触することができるので、ス
ピーカ8からの振動によって筐体1の底面が共振して、
ハードディスク3に振動が伝わるのを防ぐことができ
る。
【0066】図14に示すように、トレイ4が支持され
る支持部16の壁面における直下の筐体1下面に脚32
を配置すると、スピーカ8からの振動が筐体1を通じ
て、支持部16を経由してトレイ4へと伝達されても、
脚32により支持部16の下部が確実に接地するため、
壁面の振動が抑制されてハードディスク3へ振動が伝わ
ることを防止することができる。
【0067】図15は脚32が支持部16直下に並んだ
状態を示しているが、脚32の数は多いほど、防振性能
は向上する。なお、第5実施形態の構成と、第1〜第4
実施形態の構成を併用することにより、吸振効果をさら
に高めることができる。
【0068】図16はストッパー機構を備えた本発明の
第6実施形態を説明するための側面部分断面図であり、
第6実施形態では、トレイ4の後端が、収納のストロー
クエンドで筐体1上に取り付けられた検知部材であるリ
ミットスイッチ35に当接すると、ソレノイド装置が作
動してストッパーピンであるソレノイドピン36がトレ
イ4の後側に設けられた係止部であるピン孔37に挿入
される構成になっている。
【0069】このように、第6実施形態では、トレイ4
のストロークエンドで自動的にトレイ4はソレノイドピ
ン36に係合して位置決め固定される。ただし、この構
成の場合、テレビの電源オフ時、ハードディスクの交換
が行われるので、ソレノイド装置とリミットスイッチ3
5のコントロール回路は、テレビ回路とは独立している
必要がある。
【0070】また、ハードディスク内蔵テレビのスイッ
チオフ後の一定時間以内、あるいはテレビ側からハード
ディスク3に、例えばスタンバイ・コマンド発行後、ハ
ードディスク3からコマンドが返ってくるまでの間はソ
レノイドピン36を引き下げることができないようにす
ること、つまりハードディスク起動中はトレイ4を引き
出すことができないようにしておくことにより、起動中
にケーブル5が引き抜かれるなどの不具合の発生を防止
することができる。
【0071】ソレノイドピン36の操作は、テレビのリ
モコンから行えるようにすることも可能である。なお、
持続時間の長いソレノイドピン36の突き出し時は、ソ
レノイド非通電状態であることが望ましい。
【0072】図17は本発明の第7実施形態におけるス
トッパー機構および手動ストッパー解除機構を説明する
ためのハードディスク内蔵テレビの断面図、図18はピ
ンホルダーのスライド機構を示す図17におけるi−i
線断面図である。
【0073】図17に示すように、トレイ4の後端が一
部延長されてピン孔37と、ピン孔37近傍にプッシュ
リブ38とが設けられている。筐体1の一部には支持台
39が形成され、その上面にはスプリング40によって
トレイ4側に常に押され、一端に切り欠き41の付いた
板状のピンホルダー42がガイドピン43に案内されて
スライド可能に設けられており、ピンホルダー42上に
は先端にテーパの付いた細長い円筒状のストッパーピン
44が垂直に載せられている。ストッパーピン44の他
端は筐体1の外側にまで延出しており、延出端にはツマ
ミ45が設けられている。また、ツマミ45の下側には
E状リング46が嵌着され、E状リング46と筐体1と
の間にコイルバネ47が挿入されている。
【0074】さらに、筐体1または支持台39には中空
円筒状のピンガイド48が設けられ、ピンガイド48の
内側にストッパーピン44が上下動可能にガイドされ
る。なお、ストッパーピン44におけるピンガイド48
による案内部分にはスリット49が設けられ、またピン
ガイド48の一部には一対のセンサ用孔53が対向位置
に形成され、センサ用孔53上にそれぞれ透過型のセン
サ(発光側と受光側)50が設置されている。ストッパ
ーピン44直下の筐体1上には円形リブで形成された固
定孔51が設けられている。
【0075】図18に示すように、ガイドピン43は一
対であって、ガイドピン43近傍のピンホルダー42に
はガイドピンスライド用の長孔52が形成されている。
【0076】前記構成のストッパー機構を有する第7実
施形態において、トレイ4がストロークエンド付近まで
押し込まれると、プッシュリブ38によってピンホルダ
ー42が押されて移動し、コイルバネ47によって軽い
下向き力が加えられているストッパーピン44の先端部
が切り欠き41とピン孔37を通って固定孔51に落下
し、トレイ4は筐体1に位置決め固定されてロック状態
になる。したがって、このストッパー機構のロック解除
を行うまでハードディスク3を交換することはできな
い。
【0077】ストッパー機構のロック解除のためには、
ツマミ45を掴みストッパーピン44を引き上げる。そ
してストッパーピン44の先端がピンホルダー42の上
面にまで引き上げられてロック解除される。このとき、
ピンホルダー42はスプリング40によってトレイ4側
へ押し出され、ストッパーピン44がピンホルダー42
の上に保持されるとともに、トレイ4がテレビ前面に押
し出される。
【0078】ハードディスク3が稼動中にストッパーピ
ン44を引き上げようとした場合、スリット49の有無
をセンサ50が検知して、ハードディスク3の稼動信号
と検知信号とを受ける演算処理回路(図示せず)が不適
正なストッパーピン44の引き上げと判断して、警報手
段を駆動して音声と画像による警報を発動することがで
きるようにしてある。このことによって、ハードディス
ク稼動中の交換によるシステムの故障を未然に防止する
ことができる。なお、センサ50の種類はストッパーピ
ン44の位置が検知できればよいので、本実施形態の構
成のものに限定されない。
【0079】図19は前記ストッパー機構の変形例を具
備した本発明の第8実施形態を説明するためのハードデ
ィスク内蔵テレビの断面図、図20は第8実施形態にお
けるストッパー機構が作動しているときの一部を示す断
面図、図21はツマミとプーリーの関係を示す図19に
おけるj矢視図である。
【0080】図19と図21に示すように、ストッパー
ピン44の上端には糸54が結び付けられており、糸5
4の片端はストッパーピン44の上方に設置され、かつ
糸54の引っ張り方向を垂直から水平方向に変更する中
間プーリー55を経由し、筐体1の天面に取り付けられ
たプーリー56に接続されている。ストッパーピン44
は自由落下しやすいように、アルミニウムなどの金属で
形成するとよい。
【0081】ストッパーピン44は、図20に示すよう
に、ストロークエンドでピン孔37を通り固定孔51に
落下することにより、トレイ4が筐体1に固定される。
なお、プーリー56には、溝57が形成されたツマミ4
5が筐体1の外側において連結されており、このツマミ
45を回転させることによってストッパーピン44を引
き上げ、ストッパー機構を解除することができる。
【0082】なお、図22に示すように、中間プーリー
55の代わりに筐体1に取り付けられた中空の屈曲細管
58に糸54を通して、ストッパーピン44とプーリー
56を連結する構成も採用することができる。
【0083】前記のように、中間プーリー55を使用す
ることによって、その回転方向の延長線上であればプー
リー56とツマミ45を設置することができる。すなわ
ち、筐体1天面上の広い範囲でツマミ45の設置が可能
となる。また屈曲細管58を用いると、例えば経路途中
にブラウン管7があっても避けることができるので、筐
体1上におけるハードディスク3の設置場所の自由度が
増す。さらに、中間プーリー55を使用することなく糸
54をプーリー56まで接続させることができるので、
プーリー56とツマミ45の設置位置は、ストッパーピ
ン44の上方構造に拘らず自由になり、例えば筐体1の
側面への設置も可能である。
【0084】また、ハードディスク3の作動中にトレイ
4を引き出そうとすると、ストッパーピン44がピン孔
37から抜ける前にセンサ50が感知し、第7実施形態
と同様に音声や画像による警報を出すことができるよう
になっている。
【0085】なお、前記各実施形態におけるストッパー
機構において、ストッパーピン44とピンガイド48は
ケーブル5と干渉しない位置に設置されなければならな
い。
【0086】図23はストッパー機構の他の変形例を具
備した本発明の第9実施形態を説明するためのハードデ
ィスク内蔵テレビの断面図、図24はリフターピン回転
機構を示す図23におけるk矢視図である。
【0087】図22,図23において、第8実施形態の
ストッパー機構におけるロック解除機構の代わりに、上
側にピン60が付設されたストッパーピン44と、筐体
1の側面に設けられたツマミ45と、ツマミ45から水
平方向に設置された回転軸61と、回転軸61の一端に
設けられ、ツマミ45の回転に同調して回転運動するリ
フターピン62とから構成されて、ツマミ45を回転さ
せるとリフターピン62がピン60に当接してストッパ
ーピン44を押し上げる回転式ピンリフターによる手動
ロック解除機構を設置している。
【0088】さらに、筐体1または支持台39に取り付
けられた取り付け台63にはセンサ50と、ストッパー
ピン44が抜けないようにストッパーピン止め部64が
設けられている。
【0089】このため第9実施形態において、通常、リ
フターピン62は自重によりピンガイド48に当接した
状態で支持されているが、ツマミ45を回転させるとリ
フターピン62が回動してストッパーピン44のピン6
0を押し上げるので、ストッパーピン44がピン孔37
から抜け、ストッパー機構のロック解除を行うことがで
きる。特にハードディスク3が筐体1の側面近傍に設置
される場合には、回転軸61を短くすることができるの
で有効である。
【0090】また、ハードディスク3の動作中にストッ
パーピン44を引き上げようとすると、それをセンサ5
0が検知して第8実施形態と同様に、音声と画像による
警報を発動させることができるようになっており、ハー
ドディスク動作中の交換によるシステムの故障を未然に
防止することができる。
【0091】第7,8実施形態においては、第2実施形
態にて採用された構成のトレイを用いて説明したが、ト
レイの構成はこれに限定されない。
【0092】図25は本発明の第10実施形態を説明す
るためのハードディスク内蔵テレビの要部を示す斜視
図、図26は図25におけるm−m線断面図であり、図
25において、1は内部にテレビ構成部材が収納される
筐体、2は開口が筐体1前面に設けられた収納部、3は
トレイ4上に載置されたハードディスク、5はハードデ
ィスク3の背面に設けられたコネクタ6とテレビとを電
気的に接続する接続部材であるケーブル、7はブラウン
管、8はスピーカ、9はトレイ4を回動可能に支持する
回転ヒンジである。なお、ハードディスク3のトレイ4
への固定は、図2に示す構成と同様のものが採用され
る。
【0093】図26において、トレイ4は回転ヒンジ9
を中心として回転自在に取り付けられており、トレイ4
が収納部2に収納されるときはトレイ4の一端に設けら
れたフランジ15が収納部2内の支持部16上にスライ
ド支持されることにより、ハードディスク3は安定保持
される。
【0094】このように、ハードディスク3の載置され
たトレイ4は収納部2内でフランジ15と回転ヒンジ9
によって水平に保持されるので、テレビ前面への回動操
作により、トレイ4を出し入れすることができ、第1実
施形態と同様に、弾性部材13を介して支持されるた
め、スピーカ8からの振動が伝達するのを防止すること
ができ、さらに製品輸送中あるいはトレイ4のスライド
時における振動あるいは衝撃防止に対しても有効であ
る。
【0095】なお、第10実施形態におけるトレイ4の
フランジ15と筐体1の支持部16との設置部位におい
て、第2〜4実施形態にて説明したガイド機構を設置す
ることができ、さらに前記実施形態における各種ストッ
パー機構を設置することができる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明のハードディスク
内蔵テレビによれば、前方へ引き出し可能なトレイの上
にハードディスクが取り付けられているので、テレビ前
面から容易にハードディスクの交換が可能であり、ハー
ドディスク収納部の開口面積も小さくすることができ
る。
【0097】また、トレイは弾性部材を介して支持され
ているので、スピーカによる振動や外部からの衝撃を、
ハードディスクに伝わらないように良好に吸収すること
ができる。
【0098】また、トレイを回転自在なローラ上をスラ
イドするようにしたため、トレイの出し入れが衝撃振動
を受けることなくスムーズに行うことができる。
【0099】また、筐体下面がテーブルから浮かないよ
うに、トレイ周辺部にバランス良く脚を配置すること
で、スピーカからの振動による筐体の共振を予防するこ
とができる。
【0100】また、テレビ前面からの操作でトレイが容
易に引き出されることがないように、トレイ挿入のスト
ロークエンドにストッパー機構を設置して不用意な移動
をロックし、さらに筐体上面または側面に設けられたツ
マミを操作することで、ロック解除することができるよ
うにしたことによって、安全性と信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0101】また、ハードディスク稼動中にストッパー
機構を解除しようとするとセンサがこれを感知し、警報
を発することができるようにしたため、動作中の交換に
よってシステムがダメージを受けるのを未然に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのハード
ディスク内蔵テレビの要部を示す斜視図
【図2】図1におけるa―a線断面図
【図3】本発明の第2実施形態における収納部にトレイ
が収納された状態におけるトレイと弾性部材の取り付け
関係を示す図1のa―a線断面図に相当する断面図
【図4】本発明の第2実施形態のトレイのスライド機
構,ストッパー機構を示す図3におけるb―b線断面図
【図5】本発明の第2実施形態のトレイのスライド機
構,ストッパー機構を示す筐体を含む図4におけるd矢
視図
【図6】本発明の第2実施形態のトレイ用の弾性部材の
構成を示す図3におけるc部拡大図
【図7】本発明の第2実施形態における弾性部材の他の
使用例を説明するための図3におけるb−b線断面図に
相当する断面図
【図8】図7におけるe−e線断面の拡大図
【図9】本発明の第3実施形態を説明するための収納部
にトレイが収納された状態におけるトレイと弾性部材の
取り付け関係を示す図1のa―a線断面図に相当する断
面図
【図10】本発明の第3実施形態におけるトレイのスラ
イド機構,ストッパー機構を説明するため図9における
f−f線断面図
【図11】ブラウン管にハードディスクが取り付けられ
た本発明の第4実施形態を説明するための部分断面側面
【図12】本発明の第4実施形態の部分断面正面図
【図13】本発明の第5実施形態を説明するためのハー
ドディスク内蔵テレビの脚部の取り付け状態を下方から
見た斜視図
【図14】本発明の第5実施形態の変形例における脚部
の形状、取り付け状態を示す、例えば図9に相当するト
レイを含む断面図
【図15】図14における脚部の取り付け状態を下方か
ら見た斜視図
【図16】ストッパー機構を備えた本発明の第6実施形
態を説明するための側面部分断面図
【図17】本発明の第7実施形態におけるトレイのスト
ッパー機構および手動ストッパー解除機構を説明するた
めのハードディスク内蔵テレビの断面図
【図18】ピンホルダーのスライド機構を示す図17に
おけるi−i線断面図
【図19】ストッパー機構の変形例を具備した本発明の
第8実施形態を説明するためのハードディスク内蔵テレ
ビの断面図
【図20】本発明の第8実施形態におけるストッパー機
構が作動しているときの一部を示す断面図
【図21】本発明の第8実施形態のツマミとプーリーの
関係を示す図19におけるj矢視図
【図22】本発明の第8実施形態の変形例を示す図
【図23】ストッパー機構の他の変形例を具備した本発
明の第9実施形態を説明するためのハードディスク内蔵
テレビの断面図
【図24】本発明の第9実施形態のリフターピン回転機
構を示す図23におけるk矢視図
【図25】本発明の第10実施形態を説明するためのハ
ードディスク内蔵テレビの要部を示す斜視図
【図26】図25におけるm−m線断面図
【符号の説明】 1 筐体 2 収納部 3 ハードディスク 4 トレイ 5 ケーブル 7 ブラウン管 8 スピーカ 9 回転ヒンジ 13,19,26 弾性部材 15 フランジ 16 支持部 18 軸 20 ローラ 21 ガイド 24 ストッパー 25,27 抜け止め部 29 ブラウン管固定金具 30 トレイガイド 32 脚 33 リブ 35 リミットスイッチ 36 ソレノイドピン 37 ピン孔 39 支持台 40 スプリング 41 切り欠き 42 ピンホルダー 44 ストッパーピン 45 ツマミ 47 コイルバネ 50 センサ 51 固定孔 54 糸 55,56 プーリー 58 屈曲細管 60 ピン 61 回転軸 62 リフターピン

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクを内蔵してなるテレビで
    あって、前記ハードディスクが取り付けられるトレイ
    と、外装筐体の前面に開口が設けられ、内側に前記トレ
    イが出入可能に収納される収納部と、前記トレイと前記
    収納部とのいずれか一方における側面に設けられたガイ
    ド部と、他方に設けられて前記ガイド部を移動可能に支
    持する支持部と、前記ハードディスクと前記テレビ本体
    とを電気的に接続する接続部材とを備えたことを特徴と
    するハードディスク内蔵テレビ。
  2. 【請求項2】 前記トレイを前記収納部に対してスライ
    ド可能または回動可能に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のハードディスク内蔵テレビ。
  3. 【請求項3】 前記ハードディスクと前記トレイ間、あ
    るいは前記トレイと前記収納部間との少なくともいずれ
    か一方に弾性部材を配置し、前記ハードディスクを前記
    弾性部材を介して支持したことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のハードディスク内蔵テレビ。
  4. 【請求項4】 前記ハードディスクの下面に保持板を取
    り付け、前記保持板に設けた挿入部を通って前記トレイ
    に端部が固定される固定部材により前記弾性部材を支持
    したことを特徴とする請求項3記載のハードディスク内
    蔵テレビ。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部を、前記トレイの移動方向
    に延在したコの字状の溝とし、前記支持部を、前記コの
    字状の溝に対向する部位に設けられた軸と、前記軸の周
    りに回転自在に設けられたローラと、前記ローラの周囲
    に付設された弾性部材とから構成し、前記ガイド部を、
    前記弾性部材を介して前記支持部で摺動可能に支持した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のハードディス
    ク内蔵テレビ。
  6. 【請求項6】 前記ローラに付設された前記弾性部材に
    おける前記ローラ面からの厚さを、水平方向よりも垂直
    方向の方を厚くしたことを特徴とする請求項5記載のハ
    ードディスク内蔵テレビ。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部を、前記トレイの移動方向
    に延在したコの字状の溝と、前記コの字状の溝の内側上
    下面に付設された板状の弾性部材とから構成し、前記支
    持部を、前記コの字状の溝に対向する部位に設けられた
    軸と、前記軸の周りに回転自在に設けられたローラとか
    ら構成し、前記ガイド部を、前記弾性部材を介して前記
    支持部に摺動可能に支持したことを特徴とする請求項1
    または2記載のハードディスク内蔵テレビ。
  8. 【請求項8】 前記板状の弾性部材における板厚あるい
    は硬度を、上面側と下面側とにおいて異なるようにした
    ことを特徴とする請求項7記載のハードディスク内蔵テ
    レビ。
  9. 【請求項9】 上面側の前記板状の弾性部材を、下面側
    の前記板状の弾性部材に比べて軟質にしたことを特徴と
    する請求項8記載のハードディスク内蔵テレビ。
  10. 【請求項10】 前記トレイの後端にストッパーを突設
    し、前記トレイを引き出すときに前記ストッパーと当接
    する抜け止め部を内部筐体に設けたことを特徴とする請
    求項1記載のハードディスク内蔵テレビ。
  11. 【請求項11】 前記ガイド部を、前記トレイの移動方
    向に延在したフランジ部とし、前記支持部を、前記フラ
    ンジ部に対向する部位に上下対にして設けられた軸と、
    前記各軸の周りに回転自在に設けられたローラと、前記
    ローラの周囲に付設された弾性部材とから構成し、前記
    フランジ部を、前記弾性部材を介して前記ローラにて挟
    むようにして摺動可能に支持したことを特徴とする請求
    項1または2記載のハードディスク内蔵テレビ。
  12. 【請求項12】 前記ガイド部を、前記トレイの移動方
    向に延在したフランジ部と、前記フランジ部の上下面に
    付設された板状の弾性部材とから構成し、前記支持部
    を、前記フランジ部に対向する部位に上下対にして設け
    られた軸と、前記各軸の周りに回転自在に設けられたロ
    ーラとから構成し、前記フランジ部を、前記弾性部材を
    介して前記ローラにて挟むようにして摺動可能に支持し
    たことを特徴とする請求項1または2記載のハードディ
    スク内蔵テレビ。
  13. 【請求項13】 ブラウン管を外装筐体に固定するブラ
    ウン管固定金具を備え、前記ブラウン管固定金具の一部
    に前記トレイを支持するL字状のトレイガイドを設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のハードディス
    ク内蔵テレビ。
  14. 【請求項14】 前記外装筐体の底面に、該底面に設け
    られたリブよりも突出した複数個の脚を設けたことを特
    徴とする請求項1または2記載のハードディスク内蔵テ
    レビ。
  15. 【請求項15】 前記複数個の脚を、請求項5,7,1
    1,12のいずれか1項に記載の収納部側面に設けられ
    た軸の直下における外装筐体の底面に設けたことを特徴
    とする請求項14記載のハードディスク内蔵テレビ。
  16. 【請求項16】 前記トレイの後端に係止部を設け、さ
    らに前記収納部における前記トレイのストローク端部に
    おいて前記係止部に先端が係合するストッパーピンを設
    置してなるストッパー機構を備えたことを特徴とする請
    求項1または2記載のハードディスク内蔵テレビ。
  17. 【請求項17】 前記ストッパー機構において、前記ス
    トロークエンドにおける前記トレイの後端を検知する検
    知部材と、前記検知部材の検知信号を受けて動作して前
    記ストッパーピンを移動させ、前記係止部に前記ストッ
    パーピンを係合させる駆動部材とを備えたことを特徴と
    する請求項16記載のハードディスク内蔵テレビ。
  18. 【請求項18】 前記ストッパー機構を前記トレイの上
    方に設け、前記ストッパー機構に、筐体上の支持台上面
    にスライド可能に設置され、かつ一端に切り欠き部を設
    けた板状のピンホルダーと、前記ピンホルダーの前記切
    り欠き部と反対側に設けられ、かつ前記ピンホルダーを
    前記トレイ側へ押し出すスプリングとを備え、前記トレ
    イが引き出されたときに前記ストッパーピンが前記ピン
    ホルダー上に載せられるように構成したことを特徴とす
    る請求項17記載のハードディスク内蔵テレビ。
  19. 【請求項19】 前記ストッパー機構において、前記係
    止部を貫通孔とし、前記トレイの前記係止部近傍に前記
    ピンホルダーを押圧可能に突起状のプッシュリブを設置
    し、前記トレイが前記収納部に押し込まれ、前記ピンホ
    ルダーが前記プッシュリブに押圧されて前記スプリング
    を圧縮すると、前記ストッパーピンが前記切り欠き部か
    ら前記貫通孔を通り、前記トレイの下側に設置された固
    定孔に嵌挿する構成としたことを特徴とする請求項18
    記載のハードディスク内蔵テレビ。
  20. 【請求項20】 前記ストッパー機構に、ハードディス
    クの駆動モータが起動中は、前記係止部と前記ストッパ
    ーピンとの係合解除を阻止する手段を備えたことを特徴
    とする請求項16〜19いずれか1項記載のハードディ
    スク内蔵テレビ。
  21. 【請求項21】 前記係止部と前記ストッパーピンとの
    係合を解除操作が行われるとき、警報を発する手段を備
    えたことを特徴とする請求項16〜20いずれか1項記
    載のハードディスク内蔵テレビ。
  22. 【請求項22】 前記ストッパーピンにおける外装筐体
    の外側に突き出た部分に取っ手を設け、前記取っ手を引
    き上げることにより前記ストッパーピンと前記係止部と
    の係合を解除する手動ストッパー解除機構を備えたこと
    を特徴とする請求項16〜21いずれか1項記載のハー
    ドディスク内蔵テレビ。
  23. 【請求項23】 前記ストッパーピンの上端に取り付け
    られた糸と、前記糸の片端が結び付けられ前記ストッパ
    ーピンの上方に設置されたプーリーと、前記糸の引っ張
    り方向を変更するため前記糸の中間経路に設けられた中
    間プーリーと、前記プーリーと回転中心軸を共有する前
    記外装筐体の表面から操作可能に設けられたツマミとに
    より構成され、前記ツマミの操作により前記ストッパー
    ピンを引き上げることのできる手動ストッパー解除機構
    を備えたことを特徴とする請求項16〜21いずれか1
    項記載のハードディスク内蔵テレビ。
  24. 【請求項24】 前記中間プーリーの代わりに内部筐体
    に取り付けられた中空の屈曲細管を用い、前記屈曲細管
    に前記糸を通して前記ストッパーピンと前記プーリーと
    を連結したことを特徴とする請求項23記載のハードデ
    ィスク内蔵テレビ。
  25. 【請求項25】 前記ストッパーピンの上側に設けられ
    たピン体と、外装筐体の側面から水平方向に取り付けら
    れた回転軸と、前記回転軸の一端に設けられたツマミ
    と、前記回転軸の他端に該回転軸から垂直方向に取り付
    けられたリフターピンとからなり、前記ツマミを回転さ
    せることによって前記リフターピンによって前記ピン体
    を押し上げることができる手動ストッパー解除機構を備
    えたことを特徴とする請求項16〜21いずれか1項記
    載のハードディスク内蔵テレビ。
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