JP2002237972A - デジタルカメラ及び制御方法 - Google Patents
デジタルカメラ及び制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周辺機器(デバイス)から必要な電力を受給
すると共に、該周辺機器との間でデータ通信を中断する
ことなく行うことができるデジタルカメラ及び制御方法
を提供する。 【解決手段】 デジタルカメラ10(ホスト)とプリン
タ11(デバイス)とを接続する間に、既存のUSB規
格に準拠したコネクタと同一形状で且つデジタルカメラ
10からプリンタ11に電力を供給する電源ライン(S
upliedVcc)を備え、プリンタ11に電力供給
要求を送信し、電源ラインを介して必要な電力をプリン
タ11から受給する。
すると共に、該周辺機器との間でデータ通信を中断する
ことなく行うことができるデジタルカメラ及び制御方法
を提供する。 【解決手段】 デジタルカメラ10(ホスト)とプリン
タ11(デバイス)とを接続する間に、既存のUSB規
格に準拠したコネクタと同一形状で且つデジタルカメラ
10からプリンタ11に電力を供給する電源ライン(S
upliedVcc)を備え、プリンタ11に電力供給
要求を送信し、電源ラインを介して必要な電力をプリン
タ11から受給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ及
び制御方法に関し、特に、周辺機器に接続して互いに電
力供給を行うデジタルカメラ及び制御方法に関する。
び制御方法に関し、特に、周辺機器に接続して互いに電
力供給を行うデジタルカメラ及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラの普及に伴い、撮
影した画像をプリントする機会が増加している。一般
に、デジタルカメラで撮影した画像をプリントする場
合、撮影した画像のデータを記憶するコンパクトフラッ
シュ(登録商標)(CF)等の記憶媒体を用いてデジタ
ルカメラからパーソナルコンピュータ(PC)に画像デ
ータを移動し、PCに接続されたプリンタよりプリント
する方法や、ユニバーサル・シリアル・バス(Universa
l Serial Bus:USB)規格によるインターフェース
(I/F)を介してデジタルカメラとPCとを接続し、
デジタルカメラから画像データをPCに転送してプリン
トする方法が挙げられる。
影した画像をプリントする機会が増加している。一般
に、デジタルカメラで撮影した画像をプリントする場
合、撮影した画像のデータを記憶するコンパクトフラッ
シュ(登録商標)(CF)等の記憶媒体を用いてデジタ
ルカメラからパーソナルコンピュータ(PC)に画像デ
ータを移動し、PCに接続されたプリンタよりプリント
する方法や、ユニバーサル・シリアル・バス(Universa
l Serial Bus:USB)規格によるインターフェース
(I/F)を介してデジタルカメラとPCとを接続し、
デジタルカメラから画像データをPCに転送してプリン
トする方法が挙げられる。
【0003】特に、USB規格によるI/Fを用いて接
続した場合には、ホストとなるPCにデバイス(周辺機
器)を新たに接続したり取り外した場合に、自動的に接
続関係を認識するプラグアンドプレイ機能や、電源を入
れたままデバイスと接続、取り外しができるホットイン
サーション機能や、ホストからデバイスへ電力を供給す
る電力供給機能等の各種機能を使用することができる。
続した場合には、ホストとなるPCにデバイス(周辺機
器)を新たに接続したり取り外した場合に、自動的に接
続関係を認識するプラグアンドプレイ機能や、電源を入
れたままデバイスと接続、取り外しができるホットイン
サーション機能や、ホストからデバイスへ電力を供給す
る電力供給機能等の各種機能を使用することができる。
【0004】ところが、上記方法は、いずれもデジタル
カメラからPCに画像データを移動する必要があるため
にPCが必須となり、PCを所有しないユーザにとって
はデジタルカメラで撮影した画像をプリントすることが
不可能であった。そのため、デジタルカメラに直接プリ
ンタを接続し、デジタルカメラ上で操作を行うことによ
り画像をプリントする「ダイレクトプリント」が特開平
11−252489号公報等により種々提案されてい
る。
カメラからPCに画像データを移動する必要があるため
にPCが必須となり、PCを所有しないユーザにとって
はデジタルカメラで撮影した画像をプリントすることが
不可能であった。そのため、デジタルカメラに直接プリ
ンタを接続し、デジタルカメラ上で操作を行うことによ
り画像をプリントする「ダイレクトプリント」が特開平
11−252489号公報等により種々提案されてい
る。
【0005】ダイレクトプリントとは、例えば、上述し
たUSB規格によるI/Fを介してデジタルカメラ(ホ
スト)とプリンタ(デバイス)とを接続し、画像データ
をプリントすることをいう。これにより、デジタルカメ
ラとプリンタとの接続が容易になり、画像を簡単にプリ
ントすることができる。
たUSB規格によるI/Fを介してデジタルカメラ(ホ
スト)とプリンタ(デバイス)とを接続し、画像データ
をプリントすることをいう。これにより、デジタルカメ
ラとプリンタとの接続が容易になり、画像を簡単にプリ
ントすることができる。
【0006】ところが、デジタルカメラをホストとし、
プリンタをデバイスとして接続してダイレクトプリント
を行う場合、USB規格ではホストがデバイスへ最大消
費電流500mAの電力を供給することが可能である
が、電力容量の小さいデジタルカメラに電力容量の大き
いプリンタを接続してプリンタを駆動させることは困難
であった。
プリンタをデバイスとして接続してダイレクトプリント
を行う場合、USB規格ではホストがデバイスへ最大消
費電流500mAの電力を供給することが可能である
が、電力容量の小さいデジタルカメラに電力容量の大き
いプリンタを接続してプリンタを駆動させることは困難
であった。
【0007】また、プリンタ等の電力容量の大きいデバ
イスからデジタルカメラ等の電力容量の小さいホストに
電力を供給する方法も考えられるが、USB規格以外の
独自の電力供給方法や通信方法によって行わなければな
らなかった。
イスからデジタルカメラ等の電力容量の小さいホストに
電力を供給する方法も考えられるが、USB規格以外の
独自の電力供給方法や通信方法によって行わなければな
らなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ルカメラをホストとし、プリンタをデバイスとして接続
してダイレクトプリントを行う場合、電力容量の小さな
デジタルカメラが備える内部電源の電力残量がその動作
に必要な電力を下回ると、データ通信中にも関わらず動
作不能に陥るか又はデータ通信が全て終了する前に通信
処理を終了してしまう可能性がある。そのため、デジタ
ルカメラ(ホスト側)及びプリンタ(デバイス側)を常
にAC電源で駆動させる必要があり、ユーザはAC電源
駆動させるためのACアダプタをホスト及びデバイスに
それぞれ1つずつ接続しなければならず、電力供給ライ
ンの取り回しが面倒であった。
ルカメラをホストとし、プリンタをデバイスとして接続
してダイレクトプリントを行う場合、電力容量の小さな
デジタルカメラが備える内部電源の電力残量がその動作
に必要な電力を下回ると、データ通信中にも関わらず動
作不能に陥るか又はデータ通信が全て終了する前に通信
処理を終了してしまう可能性がある。そのため、デジタ
ルカメラ(ホスト側)及びプリンタ(デバイス側)を常
にAC電源で駆動させる必要があり、ユーザはAC電源
駆動させるためのACアダプタをホスト及びデバイスに
それぞれ1つずつ接続しなければならず、電力供給ライ
ンの取り回しが面倒であった。
【0009】また、プリンタからデジタルカメラに電力
を供給する場合、USB規格では、電力供給の向きがホ
スト側からデバイス側に一意に決まっているため、デジ
タルカメラが必要とするときにプリンタ(デバイス側)
からデジタルカメラ(ホスト側)に電力を供給すること
は困難であった。
を供給する場合、USB規格では、電力供給の向きがホ
スト側からデバイス側に一意に決まっているため、デジ
タルカメラが必要とするときにプリンタ(デバイス側)
からデジタルカメラ(ホスト側)に電力を供給すること
は困難であった。
【0010】さらに、USB規格に準拠した電力供給方
法ではなく、独自の電力供給方法を用いて、電力容量の
大きなデバイスからホストへ電力供給を行う場合は、独
自の電力供給方法であるために、接続可能なデバイスが
限定され、既存のデバイスへの接続が不可能であった。
また、デジタルカメラ及びプリンタがそれぞれ特殊なコ
ネクタを備えたり、独自の接続方法を用いなければなら
ず、特定のデバイスとの接続時にのみ電力供給機能が有
効となるが、その他一般的なデバイスとの接続が不可能
である。すなわち、特殊なコネクタを備えるデバイスを
市販されているデバイスに接続するには、コネクタ形
状、通信方法等の違いにより接続が不可能であり、特殊
な変換コネクタや変換アダプタ等が必要となるため、ユ
ーザはデバイスを新規に購入する際、ユーザが所有する
他のデバイスに接続可能か否かをあらかじめ調べる必要
があった。
法ではなく、独自の電力供給方法を用いて、電力容量の
大きなデバイスからホストへ電力供給を行う場合は、独
自の電力供給方法であるために、接続可能なデバイスが
限定され、既存のデバイスへの接続が不可能であった。
また、デジタルカメラ及びプリンタがそれぞれ特殊なコ
ネクタを備えたり、独自の接続方法を用いなければなら
ず、特定のデバイスとの接続時にのみ電力供給機能が有
効となるが、その他一般的なデバイスとの接続が不可能
である。すなわち、特殊なコネクタを備えるデバイスを
市販されているデバイスに接続するには、コネクタ形
状、通信方法等の違いにより接続が不可能であり、特殊
な変換コネクタや変換アダプタ等が必要となるため、ユ
ーザはデバイスを新規に購入する際、ユーザが所有する
他のデバイスに接続可能か否かをあらかじめ調べる必要
があった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、周辺機器(デバイス)から必要な電力を受給
すると共に、該周辺機器との間でデータ通信を中断する
ことなく行うことができるデジタルカメラ及び制御方法
を提供することを目的とする。
のであり、周辺機器(デバイス)から必要な電力を受給
すると共に、該周辺機器との間でデータ通信を中断する
ことなく行うことができるデジタルカメラ及び制御方法
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のデジタルカメラは、所定の規格に基
づいて周辺機器に接続する接続手段と、前記接続された
周辺機器に電力を供給する電力供給手段とを備え、前記
接続された周辺機器と通信を行うデジタルカメラにおい
て、前記電力供給手段は、前記接続された周辺機器から
電力を受給することを特徴とする。
に、請求項1記載のデジタルカメラは、所定の規格に基
づいて周辺機器に接続する接続手段と、前記接続された
周辺機器に電力を供給する電力供給手段とを備え、前記
接続された周辺機器と通信を行うデジタルカメラにおい
て、前記電力供給手段は、前記接続された周辺機器から
電力を受給することを特徴とする。
【0013】請求項2記載のデジタルカメラは、請求項
1記載のデジタルカメラにおいて、前記接続手段は、前
記周辺機器に所定の規格に基づいて電力を供給する第1
のラインと、前記周辺機器から電力を受給する第2のラ
インとを備えることを特徴とする。
1記載のデジタルカメラにおいて、前記接続手段は、前
記周辺機器に所定の規格に基づいて電力を供給する第1
のラインと、前記周辺機器から電力を受給する第2のラ
インとを備えることを特徴とする。
【0014】請求項3記載のデジタルカメラは、請求項
1記載のデジタルカメラにおいて、前記接続手段は、前
記周辺機器に所定の規格に基づいて電力を供給し、且つ
前記周辺機器から電力を受給するラインを備えることを
特徴とする。
1記載のデジタルカメラにおいて、前記接続手段は、前
記周辺機器に所定の規格に基づいて電力を供給し、且つ
前記周辺機器から電力を受給するラインを備えることを
特徴とする。
【0015】請求項4記載のデジタルカメラは、請求項
1乃至3のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記周辺機器と通信を行う際、前記電力供給手段
は、前記電源の電力残量に応じて前記周辺機器から電力
を受給することを特徴とする。
1乃至3のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記周辺機器と通信を行う際、前記電力供給手段
は、前記電源の電力残量に応じて前記周辺機器から電力
を受給することを特徴とする。
【0016】請求項5記載のデジタルカメラは、請求項
4記載のデジタルカメラにおいて、前記電源の電力残量
が動作に必要な電力量を下回ったときは、前記周辺機器
から電力を受給することを特徴とする。
4記載のデジタルカメラにおいて、前記電源の電力残量
が動作に必要な電力量を下回ったときは、前記周辺機器
から電力を受給することを特徴とする。
【0017】請求項6記載のデジタルカメラは、請求項
1乃至5のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記周辺機器から電力を受給したときは、該電力の
受給状態を表示する表示手段を備えることを特徴とす
る。
1乃至5のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記周辺機器から電力を受給したときは、該電力の
受給状態を表示する表示手段を備えることを特徴とす
る。
【0018】請求項7記載のデジタルカメラは、請求項
1乃至6のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記電力供給手段は、充電可能な電源を備え、前記
周辺機器と通信を行う際、前記周辺機器から電力を受給
して前記電源を充電することを特徴とする。
1乃至6のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記電力供給手段は、充電可能な電源を備え、前記
周辺機器と通信を行う際、前記周辺機器から電力を受給
して前記電源を充電することを特徴とする。
【0019】請求項8記載のデジタルカメラは、請求項
6又は7記載のデジタルカメラにおいて、前記表示手段
は、前記電源を充電しているときは、該電源の充電状態
を表示することを特徴とする。
6又は7記載のデジタルカメラにおいて、前記表示手段
は、前記電源を充電しているときは、該電源の充電状態
を表示することを特徴とする。
【0020】請求項9記載のデジタルカメラは、請求項
1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記所定の規格は、USB規格を含むことを特徴と
する。
1乃至8のいずれか1項に記載のデジタルカメラにおい
て、前記所定の規格は、USB規格を含むことを特徴と
する。
【0021】上記目的を達成するために、請求項10記
載の制御方法は、所定の規格に基づいて周辺機器に接続
する接続工程と、前記接続された周辺機器に電力を供給
する電力供給工程とを備え、前記接続された周辺機器と
通信を行うデジタルカメラの制御方法において、前記電
力供給工程は、前記接続された周辺機器から電力を受給
することを特徴とする。
載の制御方法は、所定の規格に基づいて周辺機器に接続
する接続工程と、前記接続された周辺機器に電力を供給
する電力供給工程とを備え、前記接続された周辺機器と
通信を行うデジタルカメラの制御方法において、前記電
力供給工程は、前記接続された周辺機器から電力を受給
することを特徴とする。
【0022】請求項11記載の制御方法は、請求項10
記載の制御方法において、前記接続工程は、前記周辺機
器に所定の規格に基づいて電力を供給する第1のライン
と、前記周辺機器から電力を受給する第2のラインとを
備えることを特徴とする。
記載の制御方法において、前記接続工程は、前記周辺機
器に所定の規格に基づいて電力を供給する第1のライン
と、前記周辺機器から電力を受給する第2のラインとを
備えることを特徴とする。
【0023】請求項12記載の制御方法は、請求項10
記載の制御方法において、前記接続工程は、前記周辺機
器に所定の規格に基づいて電力を供給し、且つ前記周辺
機器から電力を受給するラインを備えることを特徴とす
る。
記載の制御方法において、前記接続工程は、前記周辺機
器に所定の規格に基づいて電力を供給し、且つ前記周辺
機器から電力を受給するラインを備えることを特徴とす
る。
【0024】請求項13記載の制御方法は、請求項10
乃至12のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記周辺機器と通信を行う際、前記電力供給工程は、前記
電源の電力残量に応じて前記周辺機器から電力を受給す
ることを特徴とする。
乃至12のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記周辺機器と通信を行う際、前記電力供給工程は、前記
電源の電力残量に応じて前記周辺機器から電力を受給す
ることを特徴とする。
【0025】請求項14記載の制御方法は、請求項13
記載の制御方法において、前記電源の電力残量が動作に
必要な電力量を下回ったときは、前記周辺機器から電力
を受給することを特徴とする。
記載の制御方法において、前記電源の電力残量が動作に
必要な電力量を下回ったときは、前記周辺機器から電力
を受給することを特徴とする。
【0026】請求項15記載の制御方法は、請求項10
乃至14のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記周辺機器から電力を受給したときは、該電力の受給状
態を表示する表示工程を備えることを特徴とする。
乃至14のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記周辺機器から電力を受給したときは、該電力の受給状
態を表示する表示工程を備えることを特徴とする。
【0027】請求項16記載の制御方法は、請求項10
乃至15のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記電力供給工程は、充電可能な電源を備え、前記周辺機
器と通信を行う際、前記周辺機器から電力を受給して前
記電源を充電することを特徴とする。
乃至15のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記電力供給工程は、充電可能な電源を備え、前記周辺機
器と通信を行う際、前記周辺機器から電力を受給して前
記電源を充電することを特徴とする。
【0028】請求項17記載の制御方法は、請求項15
又は16記載の制御方法において、前記表示工程は、前
記電源を充電しているときは、該電源の充電状態を表示
することを特徴とする。
又は16記載の制御方法において、前記表示工程は、前
記電源を充電しているときは、該電源の充電状態を表示
することを特徴とする。
【0029】請求項18記載の制御方法は、請求項10
乃至17のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記所定の規格は、USB規格を含むことを特徴とする。
乃至17のいずれか1項に記載の制御方法において、前
記所定の規格は、USB規格を含むことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0031】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るデジタルカメラの内部構成を示す
ブロック図である。なお、同図では、本発明の実施の形
態に関わる構成のみを示す。
1の実施の形態に係るデジタルカメラの内部構成を示す
ブロック図である。なお、同図では、本発明の実施の形
態に関わる構成のみを示す。
【0032】図1において、デジタルカメラ10は、通
信コネクタ1と、通信手段2と、デバイス接続通知手段
3と、デバイス接続手段4と、駆動電力選択手段5と、
電力監視手段6と、内部電源7と、表示手段8とを備え
る。
信コネクタ1と、通信手段2と、デバイス接続通知手段
3と、デバイス接続手段4と、駆動電力選択手段5と、
電力監視手段6と、内部電源7と、表示手段8とを備え
る。
【0033】通信コネクタ1は、USB規格による各種
機能を備えたプリンタ11等の周辺機器(デバイス)と
接続するためのコネクタである。通信手段2は、通信コ
ネクタ1を介して接続されるデバイスと、USB規格に
準拠した通信方式により通信を行う。なお、通信方式
は、デバイスと通信が可能なものであれば、特にUSB
規格に準拠したものに限定することはなく、例えば、I
EEE1394等による通信方式でもよい。
機能を備えたプリンタ11等の周辺機器(デバイス)と
接続するためのコネクタである。通信手段2は、通信コ
ネクタ1を介して接続されるデバイスと、USB規格に
準拠した通信方式により通信を行う。なお、通信方式
は、デバイスと通信が可能なものであれば、特にUSB
規格に準拠したものに限定することはなく、例えば、I
EEE1394等による通信方式でもよい。
【0034】デバイス接続検出手段3は、通信手段2及
び接続手段4に接続され、デバイスが通信コネクタ1に
接続されたか否かを検出する。デバイス接続手段4は、
接続されたデバイスとの間の接続又は切断を制御する。
駆動電力選択手段5は、デバイス接続手段4、電力監視
手段6、及び表示手段8に接続され、電力監視手段6が
監視する内部電源7の電力容量に基づいてデジタルカメ
ラ10を内部電源7で駆動させるか、接続されたデバイ
スから受給する電力で駆動させるかを選択して決定す
る。
び接続手段4に接続され、デバイスが通信コネクタ1に
接続されたか否かを検出する。デバイス接続手段4は、
接続されたデバイスとの間の接続又は切断を制御する。
駆動電力選択手段5は、デバイス接続手段4、電力監視
手段6、及び表示手段8に接続され、電力監視手段6が
監視する内部電源7の電力容量に基づいてデジタルカメ
ラ10を内部電源7で駆動させるか、接続されたデバイ
スから受給する電力で駆動させるかを選択して決定す
る。
【0035】電力監視手段6は、内部電源7の電力容量
の監視を行う。内部電源7は、デジタルカメラ10内の
各部に電力を供給する再充電可能な電池(バッテリーパ
ック)から成る。なお、内部電源7は電力を供給するも
のであれば、家庭用コンセントから供給されるAC電源
でもよい。
の監視を行う。内部電源7は、デジタルカメラ10内の
各部に電力を供給する再充電可能な電池(バッテリーパ
ック)から成る。なお、内部電源7は電力を供給するも
のであれば、家庭用コンセントから供給されるAC電源
でもよい。
【0036】表示手段8は、駆動電力選択手段5に接続
された液晶、LED、ブザー等から成る表示装置で、電
力監視手段6により取得された内部電源7の電力残量
等、所定の情報を表示する。表示手段8は、ユーザが認
識可能なものであれば上述したものに限定するものでは
ない。
された液晶、LED、ブザー等から成る表示装置で、電
力監視手段6により取得された内部電源7の電力残量
等、所定の情報を表示する。表示手段8は、ユーザが認
識可能なものであれば上述したものに限定するものでは
ない。
【0037】本実施の形態では、デジタルカメラ10
は、ホストとしてUSB規格に準拠したケーブル(以
下、「USBケーブル」という。)9を介してデバイス
であるプリンタ11に接続されている。デジタルカメラ
10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)との間で
は、上述したダイレクトプリントを行うための通信を行
う。
は、ホストとしてUSB規格に準拠したケーブル(以
下、「USBケーブル」という。)9を介してデバイス
であるプリンタ11に接続されている。デジタルカメラ
10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)との間で
は、上述したダイレクトプリントを行うための通信を行
う。
【0038】プリンタ11は、USB規格に準拠した不
図示の接続手段、通信手段を備えると共に、内部電源又
はAC電源(不図示)を備えるセルフパワーデバイスか
ら成る。なお、プリンタ11は、ダイレクトプリント可
能なプリンタに限定する必要はなく、セルフパワーデバ
イスであれば特に限定はしない。
図示の接続手段、通信手段を備えると共に、内部電源又
はAC電源(不図示)を備えるセルフパワーデバイスか
ら成る。なお、プリンタ11は、ダイレクトプリント可
能なプリンタに限定する必要はなく、セルフパワーデバ
イスであれば特に限定はしない。
【0039】図2は、図1のデジタルカメラ10とプリ
ンタ11との間の接続の詳細図である。
ンタ11との間の接続の詳細図である。
【0040】図2において、デジタルカメラ10は、プ
リンタ11との通信を行うため、その通信コネクタ1に
USB規格に準拠したAコネクタを備える一方、プリン
タ11は、USB規格に準拠したBコネクタを備える。
AコネクタとBコネクタとの間は、2本のデータライン
「D+」,「D−」と、デジタルカメラ10からプリン
タ11への電力供給ライン「VBus」と、グランド
「GND」とから成る4本のUSB規格に準拠した従来
の信号線に加え、プリンタ11側からデジタルカメラ1
0側へ電力を供給する電源ライン「Suplied V
cc」によりUSBケーブル9を介して結線される。な
お、AコネクタとBコネクタとの間は、USB規格に準
拠した通信方式により通信を行うため、上述した5本の
信号線で結線されているが、これに限定せず、プリンタ
11との通信に必要なラインと、プリンタ11側からデ
ジタルカメラ10側へ電力を供給することが可能な電源
ラインにより結線されていればよい。
リンタ11との通信を行うため、その通信コネクタ1に
USB規格に準拠したAコネクタを備える一方、プリン
タ11は、USB規格に準拠したBコネクタを備える。
AコネクタとBコネクタとの間は、2本のデータライン
「D+」,「D−」と、デジタルカメラ10からプリン
タ11への電力供給ライン「VBus」と、グランド
「GND」とから成る4本のUSB規格に準拠した従来
の信号線に加え、プリンタ11側からデジタルカメラ1
0側へ電力を供給する電源ライン「Suplied V
cc」によりUSBケーブル9を介して結線される。な
お、AコネクタとBコネクタとの間は、USB規格に準
拠した通信方式により通信を行うため、上述した5本の
信号線で結線されているが、これに限定せず、プリンタ
11との通信に必要なラインと、プリンタ11側からデ
ジタルカメラ10側へ電力を供給することが可能な電源
ラインにより結線されていればよい。
【0041】次に、デジタルカメラ10におけるプリン
タ11との間の通信時の動作処理を図3を参照して説明
する。
タ11との間の通信時の動作処理を図3を参照して説明
する。
【0042】図3は、デジタルカメラ10における通信
時の動作処理を示すフローチャートである。
時の動作処理を示すフローチャートである。
【0043】図3において、デジタルカメラ10は起動
しており、いくつかの動作モードのうち、プリンタ11
との通信モードが選択されている状態、又は該プリンタ
11の検出により通信を行うことが可能な状態である。
しており、いくつかの動作モードのうち、プリンタ11
との通信モードが選択されている状態、又は該プリンタ
11の検出により通信を行うことが可能な状態である。
【0044】ステップS102では、デバイス接続検出
手段3により常時(又は一定間隔毎に)、通信コネクタ
1に接続されたデバイスの検出を行い、デバイスを検出
したか否かを判別する。この判別の結果、通信コネクタ
1に接続されたデバイスであるプリンタ11を検出する
と(ステップS102でYES)、電力供給動作モード
に移行する(ステップS103)。電力供給動作モード
とは、USB規格に準拠した最大電流100mAの電力
をホスト側(デジタルカメラ10)からデバイス側(プ
リンタ11)に供給するものである。
手段3により常時(又は一定間隔毎に)、通信コネクタ
1に接続されたデバイスの検出を行い、デバイスを検出
したか否かを判別する。この判別の結果、通信コネクタ
1に接続されたデバイスであるプリンタ11を検出する
と(ステップS102でYES)、電力供給動作モード
に移行する(ステップS103)。電力供給動作モード
とは、USB規格に準拠した最大電流100mAの電力
をホスト側(デジタルカメラ10)からデバイス側(プ
リンタ11)に供給するものである。
【0045】電力供給動作モードに移行すると、ステッ
プS104〜S106において、プリンタ11との通信
に必要な通信処理を行う。すなわち、ステップS104
のデバイスリクエスト処理では、接続されたプリンタ1
1との間で、データの転送方向、プリンタ11のアドレ
ス設定、プリンタ11の構成、及びプリンタ11のディ
スクリプタの設定等、通信に必要な基本的な設定を行
う。
プS104〜S106において、プリンタ11との通信
に必要な通信処理を行う。すなわち、ステップS104
のデバイスリクエスト処理では、接続されたプリンタ1
1との間で、データの転送方向、プリンタ11のアドレ
ス設定、プリンタ11の構成、及びプリンタ11のディ
スクリプタの設定等、通信に必要な基本的な設定を行
う。
【0046】ステップS105のデバイスディスクリプ
タ処理では、プロトコル、USBベンダID、プリンタ
11の製造者、製品、及び製造番号を表すストリングデ
ィスクリプタのインデックス等、接続されたプリンタ1
1に関する一般情報の設定を行う。
タ処理では、プロトコル、USBベンダID、プリンタ
11の製造者、製品、及び製造番号を表すストリングデ
ィスクリプタのインデックス等、接続されたプリンタ1
1に関する一般情報の設定を行う。
【0047】ステップS106の構成ディスクリプタ処
理では、接続されたプリンタ11への電源供給の必要有
無、プリンタ11の消費電力量等、接続されたプリンタ
11の構成に関するより詳細な情報の設定を行う。本実
施の形態では、プリンタ11は上述したセルフパワーデ
バイスであるため、デジタルカメラ10からの電力供給
は不要であるとの設定がなされる。
理では、接続されたプリンタ11への電源供給の必要有
無、プリンタ11の消費電力量等、接続されたプリンタ
11の構成に関するより詳細な情報の設定を行う。本実
施の形態では、プリンタ11は上述したセルフパワーデ
バイスであるため、デジタルカメラ10からの電力供給
は不要であるとの設定がなされる。
【0048】上述したステップS104〜S106の処
理により、通信に必要な各設定値の処理が終了すると、
デバイス(プリンタ11)との通信を開始する(ステッ
プS107)。つづいて、プリンタ11がセルフパワー
デバイスであるため、デジタルカメラ10からの電力供
給が不要であるとの設定がなされるので、プリンタ11
へ電力供給を要求する(デバイスへ電力供給要求)(ス
テップS108)。この処理では、プリンタ11に通信
コネクタ1を介して所定のコードを送信することによっ
て電力供給要求を行う。
理により、通信に必要な各設定値の処理が終了すると、
デバイス(プリンタ11)との通信を開始する(ステッ
プS107)。つづいて、プリンタ11がセルフパワー
デバイスであるため、デジタルカメラ10からの電力供
給が不要であるとの設定がなされるので、プリンタ11
へ電力供給を要求する(デバイスへ電力供給要求)(ス
テップS108)。この処理では、プリンタ11に通信
コネクタ1を介して所定のコードを送信することによっ
て電力供給要求を行う。
【0049】プリンタ11では、デジタルカメラ10か
らの電力供給要求を認識すると、図2の電源ライン(S
uplied Vcc)を介してデジタルカメラ10へ
電力供給を行い、デジタルカメラ10ではプリンタ11
からの電力受給を開始する(デバイスから電力受給開
始)(ステップS109)。プリンタ11から電力受給
が開始されると、図4に示す回路構成及び図1の駆動電
力選択手段5によりデジタルカメラ10の動作に必要な
駆動電力源を、自身の備える内部電源7に代えてプリン
タ11から供給された電力に切り替える。なお、この駆
動電力源の切り替え方法は、図4に示した方法以外で
も、確実に駆動電力の供給が可能な方法であれば、どの
ような方法を用いてもよい。
らの電力供給要求を認識すると、図2の電源ライン(S
uplied Vcc)を介してデジタルカメラ10へ
電力供給を行い、デジタルカメラ10ではプリンタ11
からの電力受給を開始する(デバイスから電力受給開
始)(ステップS109)。プリンタ11から電力受給
が開始されると、図4に示す回路構成及び図1の駆動電
力選択手段5によりデジタルカメラ10の動作に必要な
駆動電力源を、自身の備える内部電源7に代えてプリン
タ11から供給された電力に切り替える。なお、この駆
動電力源の切り替え方法は、図4に示した方法以外で
も、確実に駆動電力の供給が可能な方法であれば、どの
ような方法を用いてもよい。
【0050】ステップS110では、プリンタ11から
電力を受給して動作している状態であることを表示手段
8によりユーザに表示する(電力受給状態を表示)。こ
の処理では、デジタルカメラ10が備える内部電源7の
電力残量が残りわずかであることをあわせて表示しても
よい。
電力を受給して動作している状態であることを表示手段
8によりユーザに表示する(電力受給状態を表示)。こ
の処理では、デジタルカメラ10が備える内部電源7の
電力残量が残りわずかであることをあわせて表示しても
よい。
【0051】ステップS111では、通信手段2により
プリンタ11との間の通信を監視し、プリンタ11との
通信が終了したか否かを判別する。この判別の結果、プ
リンタ11との通信が終了したことを検出すると(ステ
ップS111でYES)、通信を終了して本処理を終了
する。
プリンタ11との間の通信を監視し、プリンタ11との
通信が終了したか否かを判別する。この判別の結果、プ
リンタ11との通信が終了したことを検出すると(ステ
ップS111でYES)、通信を終了して本処理を終了
する。
【0052】上記第1の実施の形態によれば、デジタル
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10からプリンタ11に
電力を供給する電源ライン(Suplied Vcc)
を備え、プリンタ11に電力供給要求を送信し(ステッ
プS108)、電源ラインを介して必要な電力をプリン
タ11から受給する(ステップS109)ので、デジタ
ルカメラ10及びプリンタ11それぞれにAC電源アダ
プタ等を接続してAC駆動させる必要がなく、電力容量
が少なく限られたデジタルカメラ10がプリンタ11か
ら必要な電力を受給することができ、デジタルカメラ1
0とプリンタ11との間で中断することなくデータ通信
を行うことができる。
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10からプリンタ11に
電力を供給する電源ライン(Suplied Vcc)
を備え、プリンタ11に電力供給要求を送信し(ステッ
プS108)、電源ラインを介して必要な電力をプリン
タ11から受給する(ステップS109)ので、デジタ
ルカメラ10及びプリンタ11それぞれにAC電源アダ
プタ等を接続してAC駆動させる必要がなく、電力容量
が少なく限られたデジタルカメラ10がプリンタ11か
ら必要な電力を受給することができ、デジタルカメラ1
0とプリンタ11との間で中断することなくデータ通信
を行うことができる。
【0053】また、既存のUSB規格に準拠したコネク
タと同一形状で且つプリンタ11からデジタルカメラ1
0に電力を供給する電源ライン(Suplied Vc
c)を備えることにより、既存のUSB規格に準拠した
コネクタを備えるデジタルカメラ10及びプリンタ11
にも使用することができる。
タと同一形状で且つプリンタ11からデジタルカメラ1
0に電力を供給する電源ライン(Suplied Vc
c)を備えることにより、既存のUSB規格に準拠した
コネクタを備えるデジタルカメラ10及びプリンタ11
にも使用することができる。
【0054】さらに、既存のUSB規格に準拠したコネ
クタを備える他のデバイスと接続する場合では、USB
規格によらない電源ラインが存在していても、互いに接
続が確立して通信が開始された後、両者の通信の中で電
力供給が行われるため、互いに安全に接続することがで
きる。また、既存のUSB規格に準拠したコネクタを改
良して電力を供給する電源ラインを追加することで、U
SB規格における機能の使いやすさをそのまま利用し、
且つUSB規格では不可能であったデバイスからホスト
に電力供給することが可能となる。
クタを備える他のデバイスと接続する場合では、USB
規格によらない電源ラインが存在していても、互いに接
続が確立して通信が開始された後、両者の通信の中で電
力供給が行われるため、互いに安全に接続することがで
きる。また、既存のUSB規格に準拠したコネクタを改
良して電力を供給する電源ラインを追加することで、U
SB規格における機能の使いやすさをそのまま利用し、
且つUSB規格では不可能であったデバイスからホスト
に電力供給することが可能となる。
【0055】(第2の実施の形態)本第2の実施の形態
は、その構成が上記第1の実施の形態と同じであり、そ
の説明は省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異
なる点を説明する。
は、その構成が上記第1の実施の形態と同じであり、そ
の説明は省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異
なる点を説明する。
【0056】図5は、図1のデジタルカメラ10とプリ
ンタ11との間の接続の詳細図である。
ンタ11との間の接続の詳細図である。
【0057】図5において、デジタルカメラ10が備え
るAコネクタとプリンタ11が備えるBコネクタとの間
は、2本のデータライン「D+」,「D−」と、デジタ
ルカメラ10とプリンタ11との間の電力供給ライン
(VBus)と、グランド(GND)とから成る4本の
USB規格に準拠した信号線により結線される。特に、
電力供給ライン(VBus)は、デジタルカメラ10側
からプリンタ11側へ電力を一方向に供給するものでは
なく、電力を双方向に供給するものである。
るAコネクタとプリンタ11が備えるBコネクタとの間
は、2本のデータライン「D+」,「D−」と、デジタ
ルカメラ10とプリンタ11との間の電力供給ライン
(VBus)と、グランド(GND)とから成る4本の
USB規格に準拠した信号線により結線される。特に、
電力供給ライン(VBus)は、デジタルカメラ10側
からプリンタ11側へ電力を一方向に供給するものでは
なく、電力を双方向に供給するものである。
【0058】次に、デジタルカメラ10におけるプリン
タ11との通信時の動作処理を図3を参照して説明す
る。
タ11との通信時の動作処理を図3を参照して説明す
る。
【0059】図3において、デジタルカメラ10では、
ステップS102の判別の結果、デバイス接続検出手段
3により通信コネクタ1に接続されたプリンタ11(デ
バイス)を検出すると、USB規格に準拠した最大電流
100mAの電力をプリンタ11に供給する電力供給動
作モードに移行する(ステップS103)。このとき、
最大電流100mAの電力供給は、図5に示した双方向
電力供給ライン(VBus)を介して行われる。なお、
本実施の形態では、プリンタ11は上述したセルフパワ
ーデバイスであるため、デジタルカメラ10から供給さ
れる電力を使用せず、プリンタ11自身の備える電源
(内部電源又はAC電源)によって動作を継続する。
ステップS102の判別の結果、デバイス接続検出手段
3により通信コネクタ1に接続されたプリンタ11(デ
バイス)を検出すると、USB規格に準拠した最大電流
100mAの電力をプリンタ11に供給する電力供給動
作モードに移行する(ステップS103)。このとき、
最大電流100mAの電力供給は、図5に示した双方向
電力供給ライン(VBus)を介して行われる。なお、
本実施の形態では、プリンタ11は上述したセルフパワ
ーデバイスであるため、デジタルカメラ10から供給さ
れる電力を使用せず、プリンタ11自身の備える電源
(内部電源又はAC電源)によって動作を継続する。
【0060】デジタルカメラ10が電力供給動作モード
に移行すると、ステップS104〜S107の処理にお
いて、プリンタ11との通信に必要な各設定値の処理を
行う。つづいて、デジタルカメラ10とプリンタ11と
の接続が確立した後の通信中又はステップS104〜S
106におけるプリンタ11との通信に必要な通信中に
おいて、プリンタ11へ電力供給を要求する(ステップ
S108)。さらに、電力供給要求をプリンタ11に送
信すると同時に、プリンタ11に対してUSB規格に準
拠した電力の供給を停止する。
に移行すると、ステップS104〜S107の処理にお
いて、プリンタ11との通信に必要な各設定値の処理を
行う。つづいて、デジタルカメラ10とプリンタ11と
の接続が確立した後の通信中又はステップS104〜S
106におけるプリンタ11との通信に必要な通信中に
おいて、プリンタ11へ電力供給を要求する(ステップ
S108)。さらに、電力供給要求をプリンタ11に送
信すると同時に、プリンタ11に対してUSB規格に準
拠した電力の供給を停止する。
【0061】プリンタ11では、デジタルカメラ10か
らの電力供給要求を認識すると、図5の双方向電力供給
ライン(VBus)を介してデジタルカメラ10へ電力
供給を行い、デジタルカメラ10ではプリンタ11から
の電力受給を開始する(ステップS109)。このと
き、デジタルカメラ10のAコネクタとプリンタ11の
Bコネクタとの間の電力供給は一時的に切断されること
になるが、デジタルカメラ10及びプリンタ11は、共
に内部電源7又はAC電源を有しているために一時的な
電力供給の切断は問題ない。
らの電力供給要求を認識すると、図5の双方向電力供給
ライン(VBus)を介してデジタルカメラ10へ電力
供給を行い、デジタルカメラ10ではプリンタ11から
の電力受給を開始する(ステップS109)。このと
き、デジタルカメラ10のAコネクタとプリンタ11の
Bコネクタとの間の電力供給は一時的に切断されること
になるが、デジタルカメラ10及びプリンタ11は、共
に内部電源7又はAC電源を有しているために一時的な
電力供給の切断は問題ない。
【0062】デジタルカメラ10では、プリンタ11か
ら電力受給が開始されると、図6に示す回路構成と図1
の駆動電力選択手段5によりデジタルカメラ10の動作
に必要な駆動電力源を、自身の備える内部電源7に代え
てプリンタ11から供給された電力に切り替える。な
お、この駆動電力源の切り替え方法は、図6に示した方
法以外でも確実に駆動電力の供給が可能な方法であれ
ば、どのような方法を用いてもよい。
ら電力受給が開始されると、図6に示す回路構成と図1
の駆動電力選択手段5によりデジタルカメラ10の動作
に必要な駆動電力源を、自身の備える内部電源7に代え
てプリンタ11から供給された電力に切り替える。な
お、この駆動電力源の切り替え方法は、図6に示した方
法以外でも確実に駆動電力の供給が可能な方法であれ
ば、どのような方法を用いてもよい。
【0063】また、本実施の形態では、プリンタ11に
電力供給要求を送信した時点から、プリンタ11がそれ
を認識してデジタルカメラ10に電力供給を行うまでの
間、図5のAコネクタとBコネクタとの間の電力供給が
一時的に切断されることになるが、上記方法に限定する
ことなく、図6に示した回路構成であれば、デジタルカ
メラ10側からの電力供給を停止することなく、プリン
タ11側からの電力供給を開始してもよい。また、双方
向電力供給ライン(VBus)を使用して安全に電力が
供給できる方法であればこれらの方法に限定はしない。
電力供給要求を送信した時点から、プリンタ11がそれ
を認識してデジタルカメラ10に電力供給を行うまでの
間、図5のAコネクタとBコネクタとの間の電力供給が
一時的に切断されることになるが、上記方法に限定する
ことなく、図6に示した回路構成であれば、デジタルカ
メラ10側からの電力供給を停止することなく、プリン
タ11側からの電力供給を開始してもよい。また、双方
向電力供給ライン(VBus)を使用して安全に電力が
供給できる方法であればこれらの方法に限定はしない。
【0064】上記第2の実施の形態によれば、デジタル
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10とプリンタ11との
間で双方向に電力を供給する双方向電力供給ライン(V
Bus)を備え、プリンタ11に電力供給要求を送信し
(ステップS108)、双方向電力供給ラインを介して
必要な電力をプリンタ11から受給する(ステップS1
09)ので、既存のUSB規格で規定されたプラグアン
ドプレイ機能等をそのまま利用することが可能となり、
デジタルカメラ10及びプリンタ11それぞれにAC電
源アダプタ等を接続してAC駆動させる必要がなく、電
力容量が少なく限られたデジタルカメラ10がプリンタ
11から必要な電力を受給することができ、デジタルカ
メラ10とプリンタ11との間で中断することなくデー
タ通信を行うことができる。
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10とプリンタ11との
間で双方向に電力を供給する双方向電力供給ライン(V
Bus)を備え、プリンタ11に電力供給要求を送信し
(ステップS108)、双方向電力供給ラインを介して
必要な電力をプリンタ11から受給する(ステップS1
09)ので、既存のUSB規格で規定されたプラグアン
ドプレイ機能等をそのまま利用することが可能となり、
デジタルカメラ10及びプリンタ11それぞれにAC電
源アダプタ等を接続してAC駆動させる必要がなく、電
力容量が少なく限られたデジタルカメラ10がプリンタ
11から必要な電力を受給することができ、デジタルカ
メラ10とプリンタ11との間で中断することなくデー
タ通信を行うことができる。
【0065】また、既存のUSB規格に準拠したコネク
タと同一形状で且つプリンタ11とデジタルカメラ10
との間を双方向に電力を供給する双方向電力供給ライン
(VBus)を備えることにより、既存のUSB規格に
準拠したコネクタを備えるデジタルカメラ10及びプリ
ンタ11にも使用することができる。また、既存のUS
B規格に準拠したコネクタを備える他のデバイスと接続
する場合でも、互いに接続が確立して通信が開始された
後、両者の通信の中で電力供給が行われるため、互いに
安全に接続することが可能となる。
タと同一形状で且つプリンタ11とデジタルカメラ10
との間を双方向に電力を供給する双方向電力供給ライン
(VBus)を備えることにより、既存のUSB規格に
準拠したコネクタを備えるデジタルカメラ10及びプリ
ンタ11にも使用することができる。また、既存のUS
B規格に準拠したコネクタを備える他のデバイスと接続
する場合でも、互いに接続が確立して通信が開始された
後、両者の通信の中で電力供給が行われるため、互いに
安全に接続することが可能となる。
【0066】さらに、デジタルカメラ10とプリンタ1
1とを接続する双方向電力供給ライン(VBus)によ
り、デジタルカメラ10がプリンタ11の接続を検出し
たとき、必ずデジタルカメラ10側からプリンタ11側
に電力が供給されているので、デジタルカメラ10側か
らプリンタ11側に電力供給要求が送信されて一時的に
電力供給を切断した後に、プリンタ11側からデジタル
カメラ10側に電力供給が開始されても、安全に接続す
ることが可能となる。
1とを接続する双方向電力供給ライン(VBus)によ
り、デジタルカメラ10がプリンタ11の接続を検出し
たとき、必ずデジタルカメラ10側からプリンタ11側
に電力が供給されているので、デジタルカメラ10側か
らプリンタ11側に電力供給要求が送信されて一時的に
電力供給を切断した後に、プリンタ11側からデジタル
カメラ10側に電力供給が開始されても、安全に接続す
ることが可能となる。
【0067】(第3の実施の形態)本実施の形態は、そ
の構成が上記第1,第2の実施の形態と同じであり、そ
の説明は省略する。以下に、上記第1,第2の実施の形
態と異なる点のみを説明する。
の構成が上記第1,第2の実施の形態と同じであり、そ
の説明は省略する。以下に、上記第1,第2の実施の形
態と異なる点のみを説明する。
【0068】図7は、デジタルカメラ10における通信
時の動作処理を示すフローチャートである。なお、図7
のステップS202〜S207の処理は、図3のステッ
プS102〜S107の処理と同様であり、その説明は
省略する。
時の動作処理を示すフローチャートである。なお、図7
のステップS202〜S207の処理は、図3のステッ
プS102〜S107の処理と同様であり、その説明は
省略する。
【0069】図7において、ステップS202〜S20
7の処理により通信に必要な各設定値の処理が終了する
と、プリンタ11(デバイス)との通信が開始される。
つづいて、セルフパワーデバイスであるプリンタ11が
接続されている場合は、電力監視手段6により常時監視
された内部電源7の電力残量に基づいて、デジタルカメ
ラ10自身が備える電力(電力残量)で駆動可能か否か
を駆動電力選択手段5により判別する(ステップS20
8)。この判別の結果、自身が備える電力で駆動可能で
あるときは、プリンタ11との通信状態を監視している
通信手段2により通信が終了したか否かを判別する(ス
テップS209)。
7の処理により通信に必要な各設定値の処理が終了する
と、プリンタ11(デバイス)との通信が開始される。
つづいて、セルフパワーデバイスであるプリンタ11が
接続されている場合は、電力監視手段6により常時監視
された内部電源7の電力残量に基づいて、デジタルカメ
ラ10自身が備える電力(電力残量)で駆動可能か否か
を駆動電力選択手段5により判別する(ステップS20
8)。この判別の結果、自身が備える電力で駆動可能で
あるときは、プリンタ11との通信状態を監視している
通信手段2により通信が終了したか否かを判別する(ス
テップS209)。
【0070】ステップS209の判別の結果、プリンタ
11と通信中であったときは、ステップS208へ進
み、再び駆動電力選択手段5によりステップS208の
処理を行う一方、プリンタ11との通信が終了したとき
は、本処理を終了する。
11と通信中であったときは、ステップS208へ進
み、再び駆動電力選択手段5によりステップS208の
処理を行う一方、プリンタ11との通信が終了したとき
は、本処理を終了する。
【0071】ステップS208の判別の結果、デジタル
カメラ10自身が備える電力で駆動可能でないときは、
デジタルカメラ10自身が備える電力では動作継続が不
可能であることをプリンタ11に送信すると同時に、プ
リンタ11へ電力供給を要求する(デバイスへ電力供給
要求)(ステップS210)。このデバイスへの電力供
給要求は、プリンタ11と接続した後の通信条件設定時
(ステップS204〜S207)に行っても、データ通
信中に行ってもよい。
カメラ10自身が備える電力で駆動可能でないときは、
デジタルカメラ10自身が備える電力では動作継続が不
可能であることをプリンタ11に送信すると同時に、プ
リンタ11へ電力供給を要求する(デバイスへ電力供給
要求)(ステップS210)。このデバイスへの電力供
給要求は、プリンタ11と接続した後の通信条件設定時
(ステップS204〜S207)に行っても、データ通
信中に行ってもよい。
【0072】プリンタ11では、デジタルカメラ10か
らの電力供給要求を認識すると、図2の電源ライン(S
uplied Vcc)を介してデジタルカメラ10へ
電力供給を行い、デジタルカメラ10ではプリンタ11
から電力受給を開始する(デバイスからの電力受給)
(ステップS211)。この電力供給方法は、図2の電
源ラインに代えて、図5の双方向電力供給ライン(VB
us)を用いてもよく、デジタルカメラ10に安全に電
力供給が行われる方法であればよい。
らの電力供給要求を認識すると、図2の電源ライン(S
uplied Vcc)を介してデジタルカメラ10へ
電力供給を行い、デジタルカメラ10ではプリンタ11
から電力受給を開始する(デバイスからの電力受給)
(ステップS211)。この電力供給方法は、図2の電
源ラインに代えて、図5の双方向電力供給ライン(VB
us)を用いてもよく、デジタルカメラ10に安全に電
力供給が行われる方法であればよい。
【0073】デジタルカメラ10では、電力受給を開始
すると、図4に示す回路構成及び駆動電力選択手段5
(図1)によりデジタルカメラ10の動作に必要な駆動
電力源を、自身が備える内部電源7に代えてプリンタ1
1から供給された電力に切り替える。なお、この駆動電
力源の切り替え方法は、図4に示した方法以外でも、図
6に示す双方向電力供給ライン(VBus)を使用した
方法でも、またその他の方法を用いても、確実に供給可
能な方法であればよい。
すると、図4に示す回路構成及び駆動電力選択手段5
(図1)によりデジタルカメラ10の動作に必要な駆動
電力源を、自身が備える内部電源7に代えてプリンタ1
1から供給された電力に切り替える。なお、この駆動電
力源の切り替え方法は、図4に示した方法以外でも、図
6に示す双方向電力供給ライン(VBus)を使用した
方法でも、またその他の方法を用いても、確実に供給可
能な方法であればよい。
【0074】ステップS212では、プリンタ11から
電力を受給して動作している状態であることを表示手段
8によりユーザに表示する(電力受給状態を表示)。こ
の処理では、デジタルカメラ10が備える内部電源7の
電力残量が残りわずかであることをあわせて表示しても
よい。
電力を受給して動作している状態であることを表示手段
8によりユーザに表示する(電力受給状態を表示)。こ
の処理では、デジタルカメラ10が備える内部電源7の
電力残量が残りわずかであることをあわせて表示しても
よい。
【0075】つづいて、ステップS213では、デジタ
ルカメラ10とプリンタ11との間の通信状況を通信手
段2により監視し、プリンタ11との必要な通信が終了
したか否かを判別する。この判別の結果、プリンタ11
との通信が終了したことを検出すると(ステップS21
3でYES)、通信を終了して本処理を終了する。
ルカメラ10とプリンタ11との間の通信状況を通信手
段2により監視し、プリンタ11との必要な通信が終了
したか否かを判別する。この判別の結果、プリンタ11
との通信が終了したことを検出すると(ステップS21
3でYES)、通信を終了して本処理を終了する。
【0076】本処理では、プリンタ11が通信コネクタ
1に接続されていないとき、電力監視手段6により得ら
れた内部電源7の電力残量がデジタルカメラ10の動作
に必要な電力量を下回る前に、たとえいずれかの動作モ
ードでの処理が終了していなくても、最低限必要な処理
のみを行い、全ての動作処理を停止する。これはデジタ
ルカメラ10を安全に動作終了させるために必要な処理
である。
1に接続されていないとき、電力監視手段6により得ら
れた内部電源7の電力残量がデジタルカメラ10の動作
に必要な電力量を下回る前に、たとえいずれかの動作モ
ードでの処理が終了していなくても、最低限必要な処理
のみを行い、全ての動作処理を停止する。これはデジタ
ルカメラ10を安全に動作終了させるために必要な処理
である。
【0077】また、プリンタ11を接続しての動作中に
おいては、複数の画像データを連続して長時間に渡り送
信し、データ通信を行う。このような長時間に渡るデー
タ通信の最中に電力監視手段6により得られた電力残量
がデジタルカメラ10の動作に必要な電力量を下回って
しまうと、デジタルカメラ10は動作不能に陥ってしま
う。同時に、接続されたプリンタ11とのデータ通信も
中断してしまうため、接続されたプリンタ11も動作不
能に陥る可能性がある。そのため、デジタルカメラ10
は、電力残量が動作に必要な電力量を下回る前に、たと
え接続されたプリンタ11とのデータ通信の途中であっ
ても(又は印刷途中であっても)データ通信を中断し、
安全に動作終了させる必要がある。
おいては、複数の画像データを連続して長時間に渡り送
信し、データ通信を行う。このような長時間に渡るデー
タ通信の最中に電力監視手段6により得られた電力残量
がデジタルカメラ10の動作に必要な電力量を下回って
しまうと、デジタルカメラ10は動作不能に陥ってしま
う。同時に、接続されたプリンタ11とのデータ通信も
中断してしまうため、接続されたプリンタ11も動作不
能に陥る可能性がある。そのため、デジタルカメラ10
は、電力残量が動作に必要な電力量を下回る前に、たと
え接続されたプリンタ11とのデータ通信の途中であっ
ても(又は印刷途中であっても)データ通信を中断し、
安全に動作終了させる必要がある。
【0078】本実施の形態では、ホストであるデジタル
カメラ10に接続されたデバイスが、プリンタ11のよ
うにAC電源で駆動するセルフパワーデバイスである場
合は、図2の電源ライン(Suplied Vcc)又
は図5の双方向電力供給ライン(VBus)により、デ
ジタルカメラ10の動作に必要な電力をセルフパワーデ
バイスから得られるので、デジタルカメラ10の電力残
量を気にすることなく動作させることが可能である。
カメラ10に接続されたデバイスが、プリンタ11のよ
うにAC電源で駆動するセルフパワーデバイスである場
合は、図2の電源ライン(Suplied Vcc)又
は図5の双方向電力供給ライン(VBus)により、デ
ジタルカメラ10の動作に必要な電力をセルフパワーデ
バイスから得られるので、デジタルカメラ10の電力残
量を気にすることなく動作させることが可能である。
【0079】上記第3の実施の形態によれば、デジタル
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10とプリンタ11との
間で電力を供給し合う手段(電源ライン又は双方向電力
供給ライン)を備え、自身の備える内部電源7の電力残
量に応じて駆動電力源を選択し(ステップS208)、
必要な電力を受給する(ステップS211)ので、デジ
タルカメラ10及びプリンタ11それぞれにAC電源ア
ダプタ等を接続してAC駆動させる必要がなく、電力容
量が少なく限られたデジタルカメラ10がプリンタ11
から必要な電力を受給することができ、デジタルカメラ
10とプリンタ11との間で中断することなくデータ通
信を行うことができる。
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10とプリンタ11との
間で電力を供給し合う手段(電源ライン又は双方向電力
供給ライン)を備え、自身の備える内部電源7の電力残
量に応じて駆動電力源を選択し(ステップS208)、
必要な電力を受給する(ステップS211)ので、デジ
タルカメラ10及びプリンタ11それぞれにAC電源ア
ダプタ等を接続してAC駆動させる必要がなく、電力容
量が少なく限られたデジタルカメラ10がプリンタ11
から必要な電力を受給することができ、デジタルカメラ
10とプリンタ11との間で中断することなくデータ通
信を行うことができる。
【0080】また、既存のUSB規格に準拠したコネク
タと同一形状で且つプリンタ11とデジタルカメラ10
との間を双方向に電力を供給する双方向電力供給ライン
(VBus)を備えることにより、既存のUSB規格に
準拠したコネクタを備えるデジタルカメラ10及びプリ
ンタ11にも使用することができる。また、既存のUS
B規格に準拠したコネクタを備える他のデバイスと接続
する場合でも、互いに接続が確立して通信が開始された
後、両者の通信の中で電力供給が行われるため、互いに
安全に接続することが可能となる。
タと同一形状で且つプリンタ11とデジタルカメラ10
との間を双方向に電力を供給する双方向電力供給ライン
(VBus)を備えることにより、既存のUSB規格に
準拠したコネクタを備えるデジタルカメラ10及びプリ
ンタ11にも使用することができる。また、既存のUS
B規格に準拠したコネクタを備える他のデバイスと接続
する場合でも、互いに接続が確立して通信が開始された
後、両者の通信の中で電力供給が行われるため、互いに
安全に接続することが可能となる。
【0081】さらに、デジタルカメラ10とプリンタ1
1とを接続する双方向電力供給ライン(VBus)によ
り、デジタルカメラ10がプリンタ11の接続を検出し
たとき、必ずデジタルカメラ10側からプリンタ11側
に電力が供給されているので、デジタルカメラ10側か
らプリンタ11側に電力供給要求が送信されて一時的に
電力供給を切断した後に、プリンタ11側からデジタル
カメラ10側に電力供給が開始されても、安全に接続す
ることが可能となる。
1とを接続する双方向電力供給ライン(VBus)によ
り、デジタルカメラ10がプリンタ11の接続を検出し
たとき、必ずデジタルカメラ10側からプリンタ11側
に電力が供給されているので、デジタルカメラ10側か
らプリンタ11側に電力供給要求が送信されて一時的に
電力供給を切断した後に、プリンタ11側からデジタル
カメラ10側に電力供給が開始されても、安全に接続す
ることが可能となる。
【0082】(第4の実施の形態)本実施の形態は、そ
の構成が上記第1〜第3の実施の形態と同じであり、そ
の説明は省略する。以下に、上記第1〜第3の実施の形
態と異なる点のみを説明する。
の構成が上記第1〜第3の実施の形態と同じであり、そ
の説明は省略する。以下に、上記第1〜第3の実施の形
態と異なる点のみを説明する。
【0083】図8は、デジタルカメラ10における通信
時の動作処理を示すフローチャートである。なお、図8
のステップS302〜S309の処理は、図7のステッ
プS202〜S209の処理と同様であり、その説明は
省略する。
時の動作処理を示すフローチャートである。なお、図8
のステップS302〜S309の処理は、図7のステッ
プS202〜S209の処理と同様であり、その説明は
省略する。
【0084】図8において、ステップS302〜S30
7の処理により通信に必要な各設定値の処理が終了する
と、プリンタ11との通信が開始される。つづいて、セ
ルフパワーデバイスであるプリンタ11が接続されてい
る場合は、電力監視手段6により常時監視された内部電
源7の電力残量に基づいて、デジタルカメラ10自身が
備える電力(電力残量)で駆動可能か否かを駆動電力選
択手段5により判別する(ステップS308)。この判
別の結果、自身が備える電力で駆動可能であるときは、
プリンタ11との通信状態を監視している通信手段2に
より通信が終了したか否かを判別する(ステップS30
9)。
7の処理により通信に必要な各設定値の処理が終了する
と、プリンタ11との通信が開始される。つづいて、セ
ルフパワーデバイスであるプリンタ11が接続されてい
る場合は、電力監視手段6により常時監視された内部電
源7の電力残量に基づいて、デジタルカメラ10自身が
備える電力(電力残量)で駆動可能か否かを駆動電力選
択手段5により判別する(ステップS308)。この判
別の結果、自身が備える電力で駆動可能であるときは、
プリンタ11との通信状態を監視している通信手段2に
より通信が終了したか否かを判別する(ステップS30
9)。
【0085】ステップS309の判別の結果、プリンタ
11と通信中であったときは、ステップS308へ進
み、再び駆動電力選択手段5によりステップS308の
処理を行う一方、プリンタ11との通信が終了したとき
は、本処理を終了する。また、ステップS308の判別
の結果、デジタルカメラ10自身の備える電力で駆動可
能でないときは、ステップS310以降の処理を行う。
なお、ステップS310〜S312の処理は、図7のス
テップS210〜S212の処理と同様であり、その説
明は省略する。
11と通信中であったときは、ステップS308へ進
み、再び駆動電力選択手段5によりステップS308の
処理を行う一方、プリンタ11との通信が終了したとき
は、本処理を終了する。また、ステップS308の判別
の結果、デジタルカメラ10自身の備える電力で駆動可
能でないときは、ステップS310以降の処理を行う。
なお、ステップS310〜S312の処理は、図7のス
テップS210〜S212の処理と同様であり、その説
明は省略する。
【0086】本実施の形態では、デジタルカメラ10自
身が内部電源7を再充電する機能と、充電可能な内部電
源7とを備えることにより、セルフパワーデバイスであ
るプリンタ11から、図2の電源ライン(Suplie
d Vcc)又は図5の双方向電力供給ライン(VBu
s)を介して供給される電力を利用し、プリンタ11と
の通信を行うと同時に、内部電源7の充電を行うもので
ある。
身が内部電源7を再充電する機能と、充電可能な内部電
源7とを備えることにより、セルフパワーデバイスであ
るプリンタ11から、図2の電源ライン(Suplie
d Vcc)又は図5の双方向電力供給ライン(VBu
s)を介して供給される電力を利用し、プリンタ11と
の通信を行うと同時に、内部電源7の充電を行うもので
ある。
【0087】ステップS313では、プリンタ11から
デジタルカメラ10へ電力を供給し、内部電源7の充電
を開始する。この処理で行われる充電方法は、デジタル
カメラ10の動作に影響が無く、さらに接続されたプリ
ンタ11との通信にも影響が無い方法であれば、どのよ
うなものを用いてもよい。
デジタルカメラ10へ電力を供給し、内部電源7の充電
を開始する。この処理で行われる充電方法は、デジタル
カメラ10の動作に影響が無く、さらに接続されたプリ
ンタ11との通信にも影響が無い方法であれば、どのよ
うなものを用いてもよい。
【0088】内部電源7の充電が開始されると、表示手
段8により内部電源7が充電されている状態を表示する
(充電状態を表示)(ステップS314)。つづいて、
デジタルカメラ10とプリンタ11との間の通信状況を
通信手段2により監視すると共に、内部電源7の充電状
況を電力監視手段6により監視し、プリンタ11との必
要な通信が終了したか否かを判別する(ステップS31
5)。この判別の結果、プリンタ11との通信が終了し
たことを検出すると、ステップS316で内部電源7の
充電が必要か否かを判別する。
段8により内部電源7が充電されている状態を表示する
(充電状態を表示)(ステップS314)。つづいて、
デジタルカメラ10とプリンタ11との間の通信状況を
通信手段2により監視すると共に、内部電源7の充電状
況を電力監視手段6により監視し、プリンタ11との必
要な通信が終了したか否かを判別する(ステップS31
5)。この判別の結果、プリンタ11との通信が終了し
たことを検出すると、ステップS316で内部電源7の
充電が必要か否かを判別する。
【0089】ステップS316の判別の結果、内部電源
7の充電が必要であるときは、ステップS315へ戻る
一方、内部電源7の充電が必要でないときは本処理を終
了する。
7の充電が必要であるときは、ステップS315へ戻る
一方、内部電源7の充電が必要でないときは本処理を終
了する。
【0090】ステップS315の判別の結果、プリンタ
11との通信が終了していないときは、ステップS31
7で内部電源7の充電が必要か否かを判別する。この判
別の結果、内部電源7の充電で必要であるときは、再び
ステップS315に戻る一方、内部電源7の充電が必要
でないときは、ステップS308以降の処理を行う。
11との通信が終了していないときは、ステップS31
7で内部電源7の充電が必要か否かを判別する。この判
別の結果、内部電源7の充電で必要であるときは、再び
ステップS315に戻る一方、内部電源7の充電が必要
でないときは、ステップS308以降の処理を行う。
【0091】本処理では、プリンタ11が通信コネクタ
1に接続されていないとき、電力監視手段6により得ら
れた内部電源7の電力残量がデジタルカメラ10の動作
に必要な電力量を下回る前に、たとえいずれかの動作モ
ードでの処理が終了していなくても、最低限必要な処理
のみを行い、全ての動作処理を停止する。これはデジタ
ルカメラ10を安全に動作終了させるために必要な処理
である。
1に接続されていないとき、電力監視手段6により得ら
れた内部電源7の電力残量がデジタルカメラ10の動作
に必要な電力量を下回る前に、たとえいずれかの動作モ
ードでの処理が終了していなくても、最低限必要な処理
のみを行い、全ての動作処理を停止する。これはデジタ
ルカメラ10を安全に動作終了させるために必要な処理
である。
【0092】また、プリンタ11を接続しての動作中に
おいては、複数の画像データを連続して長時間に渡り送
信し、データ通信を行う。このような長時間に渡るデー
タ通信の最中に電力監視手段6により得られた電力残量
がデジタルカメラ10の動作に必要な電力量を下回って
しまうと、デジタルカメラ10は動作不能に陥ってしま
う。同時に、接続されたプリンタ11とのデータ通信も
中断してしまうため、接続されたプリンタ11も動作不
能に陥る可能性がある。そのため、デジタルカメラ10
は、電力残量が動作に必要な電力量を下回る前に、たと
え接続されたプリンタ11とのデータ通信の途中であっ
ても(又は印刷途中であっても)データ通信を中断し、
安全に動作終了させる必要がある。
おいては、複数の画像データを連続して長時間に渡り送
信し、データ通信を行う。このような長時間に渡るデー
タ通信の最中に電力監視手段6により得られた電力残量
がデジタルカメラ10の動作に必要な電力量を下回って
しまうと、デジタルカメラ10は動作不能に陥ってしま
う。同時に、接続されたプリンタ11とのデータ通信も
中断してしまうため、接続されたプリンタ11も動作不
能に陥る可能性がある。そのため、デジタルカメラ10
は、電力残量が動作に必要な電力量を下回る前に、たと
え接続されたプリンタ11とのデータ通信の途中であっ
ても(又は印刷途中であっても)データ通信を中断し、
安全に動作終了させる必要がある。
【0093】本実施の形態では、ホストであるデジタル
カメラ10に接続されたデバイスがプリンタ11のよう
にAC電源で駆動するセルフパワーデバイスである場合
は、図2の電源ライン(Suplied Vcc)又は
図5の双方向電力供給ライン(VBus)により、デジ
タルカメラ10の動作に必要な電力をセルフパワーデバ
イスから得られるので、デジタルカメラ10の電力残量
を気にすることなく動作させることが可能である。
カメラ10に接続されたデバイスがプリンタ11のよう
にAC電源で駆動するセルフパワーデバイスである場合
は、図2の電源ライン(Suplied Vcc)又は
図5の双方向電力供給ライン(VBus)により、デジ
タルカメラ10の動作に必要な電力をセルフパワーデバ
イスから得られるので、デジタルカメラ10の電力残量
を気にすることなく動作させることが可能である。
【0094】上記第4の実施の形態によれば、デジタル
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10とプリンタ11との
間で電力を供給し合う手段(電源ライン又は双方向電力
供給ライン)を備え、自身の備える内部電源7の電力残
量に応じて駆動電力源を選択し(ステップS308)、
必要な電力を受給すると共に(ステップS311)、内
部電源7に充電を行う(ステップS313)ので、デー
タ通信終了を待ってから充電を行う必要がなく、プリン
タ11との間で中断することなくデータ通信を行うこと
ができる。また、プリンタ11とのデータ通信中に充電
を行うため、ユーザがわざわざ充電する手間を省くこと
ができる。
カメラ10(ホスト)とプリンタ11(デバイス)とを
接続する間に、既存のUSB規格に準拠したコネクタと
同一形状で且つデジタルカメラ10とプリンタ11との
間で電力を供給し合う手段(電源ライン又は双方向電力
供給ライン)を備え、自身の備える内部電源7の電力残
量に応じて駆動電力源を選択し(ステップS308)、
必要な電力を受給すると共に(ステップS311)、内
部電源7に充電を行う(ステップS313)ので、デー
タ通信終了を待ってから充電を行う必要がなく、プリン
タ11との間で中断することなくデータ通信を行うこと
ができる。また、プリンタ11とのデータ通信中に充電
を行うため、ユーザがわざわざ充電する手間を省くこと
ができる。
【0095】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載のデジタルカメラ及び請求項10記載の方法によれ
ば、接続された周辺機器から電力を受給するので、周辺
機器からの必要な電力を受給すると共に、該周辺機器と
の間でデータ通信を中断することなく行うことができ
る。
載のデジタルカメラ及び請求項10記載の方法によれ
ば、接続された周辺機器から電力を受給するので、周辺
機器からの必要な電力を受給すると共に、該周辺機器と
の間でデータ通信を中断することなく行うことができ
る。
【0096】請求項2記載のデジタルカメラ及び請求項
11記載の方法によれば、第1のラインが周辺機器に所
定の規格に基づいて電力を供給し、第2のラインが周辺
機器から電力を受給するので、所定の規格に基づく機能
をそのまま利用でき、周辺機器とデジタルカメラとの間
で電力供給し合うことが可能となる。
11記載の方法によれば、第1のラインが周辺機器に所
定の規格に基づいて電力を供給し、第2のラインが周辺
機器から電力を受給するので、所定の規格に基づく機能
をそのまま利用でき、周辺機器とデジタルカメラとの間
で電力供給し合うことが可能となる。
【0097】請求項3記載のデジタルカメラ及び請求項
12記載の方法によれば、ラインが周辺機器に所定の規
格に基づいて電力を供給し、且つ周辺機器から電力を受
給するので、所定の規格に基づく機能をそのまま利用で
き、周辺機器とデジタルカメラとの間を双方向で電力供
給し合うことが可能となる。
12記載の方法によれば、ラインが周辺機器に所定の規
格に基づいて電力を供給し、且つ周辺機器から電力を受
給するので、所定の規格に基づく機能をそのまま利用で
き、周辺機器とデジタルカメラとの間を双方向で電力供
給し合うことが可能となる。
【0098】請求項4記載のデジタルカメラ及び請求項
13記載の方法によれば、周辺機器とデータ通信を行う
際、電源の電力残量に応じて周辺機器から電力を受給す
るので、デジタルカメラが必要なときに電力を周辺機器
から受給することができ、周辺機器との間で中断するこ
となくデータ通信を行うことができる。
13記載の方法によれば、周辺機器とデータ通信を行う
際、電源の電力残量に応じて周辺機器から電力を受給す
るので、デジタルカメラが必要なときに電力を周辺機器
から受給することができ、周辺機器との間で中断するこ
となくデータ通信を行うことができる。
【0099】請求項5記載のデジタルカメラ及び請求項
14記載の方法によれば、電源の電力残量が動作に必要
な電力量を下回ったときは、周辺機器から電力を受給す
るので、請求項4記載のデジタルカメラ及び請求項13
記載の方法による効果を更に奏することができる。
14記載の方法によれば、電源の電力残量が動作に必要
な電力量を下回ったときは、周辺機器から電力を受給す
るので、請求項4記載のデジタルカメラ及び請求項13
記載の方法による効果を更に奏することができる。
【0100】請求項6記載のデジタルカメラ及び請求項
15記載の方法によれば、周辺機器から電力を受給した
ときは、該電力の受給状態を表示するので、ユーザが電
力の受給状態を即座に認識することができる。
15記載の方法によれば、周辺機器から電力を受給した
ときは、該電力の受給状態を表示するので、ユーザが電
力の受給状態を即座に認識することができる。
【0101】請求項7記載のデジタルカメラ及び請求項
16記載の方法によれば、充電可能な電源を備え、周辺
機器とデータ通信を行う際、周辺機器から電力を受給し
て電源を充電するので、データ通信終了を待ってから充
電を行う必要がなく、ユーザがわざわざ充電する手間を
省くことができる。
16記載の方法によれば、充電可能な電源を備え、周辺
機器とデータ通信を行う際、周辺機器から電力を受給し
て電源を充電するので、データ通信終了を待ってから充
電を行う必要がなく、ユーザがわざわざ充電する手間を
省くことができる。
【0102】請求項8記載のデジタルカメラ及び請求項
17記載の方法によれば、接続された周辺機器から電力
を受給して電源を充電しているときは、その充電状態を
表示するので、ユーザが電源の充電状態を即座に認識す
ることができる。
17記載の方法によれば、接続された周辺機器から電力
を受給して電源を充電しているときは、その充電状態を
表示するので、ユーザが電源の充電状態を即座に認識す
ることができる。
【0103】請求項9記載のデジタルカメラ及び請求項
18記載の方法によれば、所定の規格は、USB規格を
含むので、USB規格に準拠した既存の周辺機器を使用
することができ、且つUSB規格が備える各種機能を利
用することができる。
18記載の方法によれば、所定の規格は、USB規格を
含むので、USB規格に準拠した既存の周辺機器を使用
することができ、且つUSB規格が備える各種機能を利
用することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの内
部構成を示すブロック図である。
部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラ10とプリンタ11との
間の接続を示す詳細図である。
間の接続を示す詳細図である。
【図3】デジタルカメラ10における通信時の動作処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】デジタルカメラ10内の駆動電力源の切替方法
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【図5】図1のデジタルカメラ10とプリンタ11との
間の接続の詳細図である。
間の接続の詳細図である。
【図6】デジタルカメラ10及びプリンタ11内の駆動
電力源の切替方法を説明する説明図である。
電力源の切替方法を説明する説明図である。
【図7】デジタルカメラ10における通信時の動作処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】デジタルカメラ10における通信時の動作処理
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
1 通信コネクタ 2 通信手段 3 デバイス接続検出手段 4 デバイス接続手段 5 駆動電力選択手段 6 電力監視手段 7 内部電源 8 表示手段 10 デジタルカメラ 11 プリンタ
Claims (18)
- 【請求項1】 所定の規格に基づいて周辺機器に接続す
る接続手段と、前記接続された周辺機器に電力を供給す
る電力供給手段とを備え、前記接続された周辺機器と通
信を行うデジタルカメラにおいて、 前記電力供給手段は、前記接続された周辺機器から電力
を受給することを特徴とするデジタルカメラ。 - 【請求項2】 前記接続手段は、前記周辺機器に所定の
規格に基づいて電力を供給する第1のラインと、前記周
辺機器から電力を受給する第2のラインとを備えること
を特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。 - 【請求項3】 前記接続手段は、前記周辺機器に所定の
規格に基づいて電力を供給し、且つ前記周辺機器から電
力を受給するラインを備えることを特徴とする請求項1
記載のデジタルカメラ。 - 【請求項4】 前記周辺機器と通信を行う際、前記電力
供給手段は、前記電源の電力残量に応じて前記周辺機器
から電力を受給することを特徴とする請求項1乃至3の
いずれか1項に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項5】 前記電源の電力残量が動作に必要な電力
量を下回ったときは、前記周辺機器から電力を受給する
ことを特徴とする請求項4記載のデジタルカメラ。 - 【請求項6】 前記周辺機器から電力を受給したとき
は、該電力の受給状態を表示する表示手段を備えること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデ
ジタルカメラ。 - 【請求項7】 前記電力供給手段は、充電可能な電源を
備え、前記周辺機器と通信を行う際、前記周辺機器から
電力を受給して前記電源を充電することを特徴とする請
求項1乃至6のいずれか1項に記載のデジタルカメラ。 - 【請求項8】 前記表示手段は、前記電源を充電してい
るときは、該電源の充電状態を表示することを特徴とす
る請求項6又は7記載のデジタルカメラ。 - 【請求項9】 前記所定の規格は、USB規格を含むこ
とを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
デジタルカメラ。 - 【請求項10】 所定の規格に基づいて周辺機器に接続
する接続工程と、前記接続された周辺機器に電力を供給
する電力供給工程とを備え、前記接続された周辺機器と
通信を行うデジタルカメラの制御方法において、 前記電力供給工程は、前記接続された周辺機器から電力
を受給することを特徴とする制御方法。 - 【請求項11】 前記接続工程は、前記周辺機器に所定
の規格に基づいて電力を供給する第1のラインと、前記
周辺機器から電力を受給する第2のラインとを備えるこ
とを特徴とする請求項10記載の制御方法。 - 【請求項12】 前記接続工程は、前記周辺機器に所定
の規格に基づいて電力を供給し、且つ前記周辺機器から
電力を受給するラインを備えることを特徴とする請求項
10記載の制御方法。 - 【請求項13】 前記周辺機器と通信を行う際、前記電
力供給工程は、前記電源の電力残量に応じて前記周辺機
器から電力を受給することを特徴とする請求項10乃至
12のいずれか1項に記載の制御方法。 - 【請求項14】 前記電源の電力残量が動作に必要な電
力量を下回ったときは、前記周辺機器から電力を受給す
ることを特徴とする請求項13記載の制御方法。 - 【請求項15】 前記周辺機器から電力を受給したとき
は、該電力の受給状態を表示する表示工程を備えること
を特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載
の制御方法。 - 【請求項16】 前記電力供給工程は、充電可能な電源
を備え、前記周辺機器と通信を行う際、前記周辺機器か
ら電力を受給して前記電源を充電することを特徴とする
請求項10乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。 - 【請求項17】 前記表示工程は、前記電源を充電して
いるときは、該電源の充電状態を表示することを特徴と
する請求項15又は16記載の制御方法。 - 【請求項18】 前記所定の規格は、USB規格を含む
ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に
記載の制御方法。
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