JP2013196179A - 充電制御装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の消費電流及びチップ面積を削減し、コストを抑える。
【解決手段】USBインタフェース回路18は、ホスト装置4からの電源電圧又は二次電池6からの電源電圧により動作し、ホスト装置4との間でD+データライン31及びD−データライン32を介してUSB規格に準拠した通信を行う。スイッチ回路9は、D+データライン31及びD−データライン32に挿入される。システム制御回路17は、USBインタフェース回路18が通信を停止しているか否かを示す状態検出信号S17を発生する。充電制御部2は、二次電池2がデッドバッテリー状態であるとき、USBインタフェース回路が通信を停止していることを示す状態検出信号S17に応答して、スイッチ回路9をオフしかつUSBインタフェース回路18への電源電圧の供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホスト装置からの電源電圧又は内部に設けられる二次電池からの電源電圧により動作し、ホスト装置からの電源電圧で二次電池を充電する電子機器であって、ホスト装置との間で、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格などの所定の規格に準拠した通信を行う電子機器のための充電制御装置、及び当該充電制御装置を備えた電子機器に関する。
近年、ホストコンピュータに接続されるUSB規格に準拠した電子機器として、電池パックのような二次電池を備えた携帯機器が用いられている。図7は、従来技術に係る携帯機器300の構成を示すブロック図である。図7において、携帯機器300は、USB規格に準拠したUSBケーブル5を介してパーソナルコンピュータなどのホスト装置4のUSBポート4pに接続される。携帯機器300は、主制御部100と、充電制御部200と、高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ7と、電池パックとして構成された二次電池6と、データ端子DP1及びDM1と、接地端子GNDとを備えて構成される。ここで、主制御部100は、携帯機器300全体の制御を行うメインシステムであって、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、メディア制御回路14と、撮像装置及び撮像制御回路15と、電源制御回路16と、システム制御回路170と、USBインタフェース回路18と、電源端子Vsetと、データ端子DP2及びDM2とを備えて構成される。また、充電制御部200は携帯機器300のサブシステムであって、充電制御回路210と、スイッチSW1及びSW2と、電源端子Vbusと、システム端子Vsysと、電池端子Vbatと、接地端子Vssとを備えて構成される。さらに、データ端子DP1とDP2とはD+データライン31を用いて接続され、データ端子DM1とDM2とはD−データライン32を用いて接続される。
CPU11は、バス19を介してROM12、RAM13、メディア制御回路14、撮像装置及び撮像制御回路15、電源制御回路16、システム制御回路170、及びUSBインタフェース回路18を制御するほか、種々のソフトウェアの機能を実行する。ROM12は、携帯機器300の動作に必要であってCPU11によって実行される種々のソフトウェア(ファームウェア)のプログラムを予め格納する。また、RAM13は、SRAM、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)などで構成され、CPU11のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。メディア制御回路14はメディアカードを制御し、撮像装置及び撮像制御回路15は撮像処理を行う。また、USBインタフェース回路18は、USB規格に準拠したインタフェース回路であって、USBの物理層の回路(USB PHY)、及びUSBのシリアルインタフェースエンジン(USB SIE(Serial Interface Engine))の回路を備えて構成される。ここで、シリアルインタフェースエンジン回路は、ホスト装置4から、USBケーブル5とデータ端子DP1及びDM1と、D+データライン31及びD−データライン32と、データ端子DP2及びDM2とを介して差動信号として入力されたUSB規格に準拠したシリアル信号をパラレル信号に変換する一方、パラレル信号をUSB規格に準拠したシリアル信号に変換して、差動信号としてデータ端子DP2及びDM2と、D+データライン31及びD−データライン32と、データ端子DP1及びDM1と、USBケーブル5とを介してホスト装置4に出力する。
電源回路16は、充電制御部200から、インダクタL及びコンデンサCを備えた高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ7と、電源端子Vsetとを介して入力された直流電圧を所定の電源電圧V16に変換して、主制御部100内の各部に供給する。また、システム制御回路170は、主制御部100の動作状態に基づいて充電制御回路210を制御する。
図7において、電源端子VbusはUSBケーブル5を介してホスト装置4に接続される。また、スイッチSW1は、電源端子Vbusと高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ7の間に接続される。スイッチSW2はシステム端子Vsysと電池端子Vbatとの間に接続され、二次電池6は電池端子Vbatと接地端子Vssとの間に接続される。さらに、システム端子Vsysは電源端子Vsetに接続される。充電制御回路210は、システム制御回路170の制御の下で、スイッチSW1及びスイッチSW2をオンオフ制御して、二次電池6の充電制御及び主制御部100への電源電圧の供給を行う。
図7の携帯機器300のように二次電池6を備えた携帯機器では、駆動時間をできるだけ長くすることが重要である。携帯機器300の代表例であるスマートフォン及びデジタルカメラは、多機能型であり、最終ユーザーにとっては非常に便利な電子機器である一方で、各機能の利用に伴う二次電池6の消費が激しく、携帯機器300を使用すればそれに応じて二次電池6への充電が必要になるためである。近年、携帯機器の電池パックの充電方法は、電池パックを取り出して専用充電器を使用して交流電源から給電する方法から、USBケーブル5などの通信用のインタフェースから供給される電源電圧により充電する方法に変わってきている。これは、後者の方法であれば、携帯機器とともに専用充電器を持ち歩く必要がなく、ユーザーの身近にあるパーソナルコンピュータを利用して携帯機器を充電でき、携帯機器の携帯性を向上できるためである。また、USB規格がプラグアンドプレイに対応しており、ユーザーの管理面で手間が全くないことも、上述したように充電手法が変化してきた理由の一つといえる。
図7のUSBケーブル5を利用する充電(以下、USB充電という。)では、電源端子Vbusにホスト装置4から供給される電流は、USB規格により、100mA〜500mAの範囲内に制限されている。さらに、USB規格に準拠した機器は、所定の条件において、低消費電流モードであるサスペンド(一時停止)状態になる必要があり、サスペンド状態では電源端子Vbusにホスト装置4から供給される電流は、500μA又は2.5mAに制限される。USB規格に準拠した従来技術に係るデジタルカメラなどの携帯機器300は、パーソナルコンピュータ又はプリンタなどのホスト装置4とのデータ通信のためにUSBインタフェース回路18を備えているので、専用充電器を用いて二次電池6を充電しながら、USB充電も行っていた。この場合、上述したUSB規格上の制限を無視して消費電流を増加させてしまうことがあった。また、USB規格で定義されているサスペンド状態においても、同様の問題があった。このため、携帯機器300がホスト装置4に正常に接続できなかったり、最悪の場合、ホスト装置4自体が破壊されてしまったりする可能性があった。
上述した問題が発生することを防止するために、USB−IF(USB Implementers Forum, Inc.)は、電子機器に対して、USB2.0規格の仕様において規定されている認証項目を満たしているかを確認するための認証試験(コンプライアンステスト)を行っている。USB−IFは、コンプライアンステストをパスしないシステム及びデバイスに対しては、USB認証マークの使用を認めないため、認証マークのない機器をUSB規格に準拠した機器として使用すると、USB規格に準拠した動作は保証されず、ユーザーにそのリスクを課すことになりかねない。
図8は、従来技術に係る携帯機器301の構成を示すブロック図である。携帯機器301は、図7の携帯機器300と比較して、充電制御部200に代えて充電制御部201を備えて構成される。充電制御部201は、充電制御部200と比較してUSBインタフェース回路211をさらに備えた点が異なる。USBインタフェース回路211はデータ端子DP1及びDM1に接続され、USBインタフェース回路18と同様にUSB PHY及びUSB SIEを備え、USB規格に準拠した充電方法で二次電池6を充電するように充電制御回路210を制御する。このため、携帯機器301によれば、コンプライアンステストにおいて、サスペンド状態での消費電流がUSB規格において設定された制限値以下になるように制御できる。しかしながら、1つの携帯機器301が2つのUSBインタフェース回路18及び211を備えることは、消費電力の増大及びチップコストの増加につながる。このため、携帯機器のメーカーは、USB規格の仕様を満足した上で、必要なUSB充電の機能も持つ携帯機器を製造する必要がある。また、携帯性の観点から、システムの小規模化も必要となってくる。
特許文献1の周辺機器は、サスペンド中にメインシステムへの電源供給を停止させて省電力化を図っている。しかしながら、電源端子Vbus(図7及び図8参照。)からUSBインタフェース回路のUSB PHY及びUSB SIEへの電源供給を停止しないので、サスペンド状態での電源端子Vbus(図7及び図8参照。)からの供給電流を十分に削減できず、例えば、サスペンド時の電源端子Vbusからの供給電流が500μA以下に制限されるUSB規格のコンプライアンステストにパスできない可能性がある。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して消費電流及びチップ面積を削減し、コストを抑えることができる充電制御装置及び当該充電制御装置を備えた電子機器を提供することにある。
本発明に係る充電制御装置は、二次電池と、ホスト装置に接続されたデータラインと、上記ホスト装置からの電源電圧又は上記二次電池からの電源電圧により動作し、上記ホスト装置との間で上記データラインを介して所定の規格に準拠した通信を行うインタフェース回路と、上記インタフェース回路が上記通信を停止しているか否かを示す状態検出信号を発生するシステム制御回路と、上記ホスト装置からの電源電圧又は上記二次電池からの電源電圧を上記インタフェース回路に供給し、上記ホスト装置からの電源電圧により上記二次電池を充電する充電制御装置とを備えた電子機器のための充電制御装置であって、上記データラインに挿入されたスイッチ回路を備え、上記二次電池の充電レベルが所定の充電レベルしきい値より低いとき、上記インタフェース回路が上記通信を停止していることを示す状態検出信号に応答して、上記スイッチ回路をオフしかつ上記インタフェース回路への電源電圧の供給を停止することを特徴とする。
本発明に係る充電制御装置によれば、データラインに挿入されたスイッチ回路を備え、二次電池の充電レベルが所定の充電レベルしきい値より低いとき、インタフェース回路が通信を停止していることを示す状態検出信号に応答して、スイッチ回路をオフしかつインタフェース回路への電源電圧の供給を停止するので、従来技術に比較して消費電流及びチップ面積を削減し、コストを抑えることができる充電制御装置及び当該充電制御装置を備えた電子機器を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯機器3の構成を示すブロック図である。 グッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がホスト装置4に接続されるときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。 グッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がサスペンド状態から復帰するときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。 デッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がホスト装置4に接続されるときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。 デッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がサスペンド状態から復帰するときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る携帯機器3Aの構成を示すブロック図である。 従来技術に係る携帯機器300の構成を示すブロック図である。 従来技術に係る携帯機器301の構成を示すブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯機器3の構成を示すブロック図である。図1において、携帯機器3は、USB規格に準拠したUSBケーブル5を介してパーソナルコンピュータなどのホスト装置4のUSBポート4pに接続される。携帯機器3は、主制御部1と、充電制御部2(充電制御装置)と、高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ7と、電池パックとして構成された二次電池6と、接地端子GNDとを備えて構成される。ここで、主制御部1は、携帯機器3全体の制御を行うメインシステムであって、CPU11と、ROM12と、RAM13と、メディア制御回路14と、撮像装置及び撮像制御回路15と、電源制御回路16と、システム制御回路17と、USBインタフェース回路18と、電源端子Vsetと、データ端子DP2及びDM2とを備えて構成される。また、充電制御部2は携帯機器3のサブシステムであって、充電制御回路21と、スイッチ制御回路22と、電圧検出回路23と、スイッチSW1及びSW2と、SW3及びSW4を備えたスイッチ回路9と、D+データライン31と、D−データライン32と、電源端子Vbusと、システム端子Vsysと、電池端子Vbatと、接地端子Vssと、データ端子DP1及びDM1と、データ端子TDP及びTDMとを備えて構成される。なお、D+データライン31と、D−データライン32とは1対の差動伝送ラインである。
詳細後述するように、本実施形態に係る充電制御部2は、スイッチ回路9を備え、二次電池2の充電レベルが所定のデッドバッテリーしきい値より低いとき、USBインタフェース回路18がホスト装置4との間の通信を停止していることを示す状態検出信号S17に応答して、スイッチ回路9をオフしかつUSBインタフェース回路18への電源電圧の供給を停止することを特徴としている。
図1において、CPU11は、バス19を介してROM12、RAM13、メディア制御回路14、撮像装置及び撮像制御回路15、電源制御回路16、システム制御回路17、及びUSBインタフェース回路18を制御するほか、種々のソフトウェアの機能を実行する。図1のROM12、RAM13、メディア制御回路14、撮像装置及び撮像制御回路15、電源制御回路16、及びUSBインタフェース回路18は、それぞれ図7のROM12、RAM13、メディア制御回路14、撮像装置及び撮像制御回路15、電源制御回路16、及びUSBインタフェース回路18と同様に構成されるので、説明を省略する。
図1において、システム制御回路17は、USBインタフェース回路18の動作状態がUSB規格において定義されたサスペンド状態であるか又はデータ通信を行う通常状態(データ送受信可能状態)であるかを検出し、USBインタフェース回路18の動作状態がサスペンド状態であるときはローレベルのシステム状態信号(SYS_STA信号)S17を発生する一方、通常状態であるときはハイレベルのシステム状態信号S17を発生して充電制御回路21及びスイッチ制御回路22に出力する。さらに、システム制御回路17は、充電制御回路21からの起動信号S21に応答して、電源制御回路16の動作を開始させる。電源制御回路16は、システム制御回路17の制御の下で、電源端子Vsetを介して入力された直流電圧を所定の電源電圧V16に変換して、主制御部100内の各部に供給する。
また、図1において、データ端子DP2はデータ端子TDP及びD+データライン31を介してデータ端子DP1に接続され、データ端子DM2はデータ端子TDMとD−データライン32とを介してデータ端子DM1に接続される。また、電源端子VbusはUSBケーブル5を介してホスト装置4に接続される。さらに、スイッチSW1は、電源端子Vbusと高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ7との間に接続され、ホスト装置4からUSBケーブル5及び電源端子Vbusを介して供給された電源電圧を主制御部1に供給するか否かを切り換える。システム端子Vsysは電源端子Vsetに接続され、二次電池6は電池端子Vbatと接地端子Vssとの間に接続され、スイッチSW2はシステム端子Vsysと電池端子Vbatとの間に接続される。スイッチSW2は、ホスト装置4からUSBケーブル5及び電源端子Vbusを介して供給された電源電圧により二次電池6を充電するか否かを切り換える。スイッチSW3はD+データライン31に挿入接続され、スイッチSW4はD−データライン32に挿入接続される。スイッチSW3及びSW4は、ホスト装置4をUSBインタフェース回路18に接続するか否かを切り換える。
さらに、図1において、電圧検出回路23は、電池端子Vbatと接地端子Vssとの間の電圧を検出することにより二次電池6の電圧を検出し、検出した電圧を含む電圧検出信号S23を充電制御回路21及びスイッチ制御回路22に出力する。充電制御回路21は、電圧検出信号S23と、システム状態信号S17と、D+データライン31の電圧レベルと、D−データライン32の電圧レベルとに基づいて、詳細後述するようにスイッチSW1及びSW2をそれぞれオンオフ制御する。また、スイッチ制御回路22は、システム状態信号S17及び電圧検出信号S23に基づいて、スイッチSW3及びSW4を詳細後述するように連動してオンオフ制御する。
ここで、USBポート4pに携帯機器3などの電子機器を接続して、当該電子機器の二次電池(例えば、二次電池6)を充電する方法は、非特許文献1に記載されている。非特許文献1において、二次電池6の状態は、二次電池6の充電レベルに応じてグッドバッテリー(Good Battery)状態、ウィークバッテリー(Weak Battery)状態又はデッドバッテリー(Dead Battery)状態に分類される。グッドバッテリー状態の二次電池6の充電レベルは、二次電池6からの電源電圧により携帯機器3が起動することが保証される最小の充電レベル(ウィークバッテリーしきい値)より高い。また、ウィークバッテリー状態の二次電池6の充電レベルは、携帯機器3が立ち上がることが保証されない充電レベル(デッドバッテリーしきい値)より高くかつウィークバッテリーしきい値より低い。さらに、デッドバッテリー状態の二次電池6の充電レベルは、デッドバッテリーしきい値より低い。
また、非特許文献1において、携帯機器3などの電子機器をホスト装置4に接続して通信を行うための様々な処理が定義されている。例えば、デッドバッテリープロビジョン(Dead Battery Provision)処理(以下、DBP処理という。)では、二次電池6がデッドバッテリー状態にあるとき、ホスト装置4から二次電池6に所定の時間だけ充電する。また、ポートディテクション(Port Detection)処理(以下、PD処理という)では、携帯機器3は、携帯機器3に接続されたUSBポート4pを検出する。さらに、データコンタクトディテクト(Data Contact Detect)処理(以下、DCD処理という。)では、携帯機器3は、充電専用ポートと、USBポート4pなどのUSB標準ポート(USB Standard Port)とを区別する。
さらに、USB2.0規格において、ホスト装置4と携帯機器3との間で3ミリ秒にわたってデータ転送がない状態(アイドル状態)が継続すると、携帯機器3は動作をサスペンド(一時停止)して低消費電流モードに移行することが規定されている。また、ホスト装置4は、携帯機器3がサスペンド状態であるときに携帯機器3にデータを送信することが必要になると、データ端子DP1の電圧レベルをローレベルに設定し、データ端子DM1の電圧レベルをハイレベルにすることにより、レジューム信号(復帰信号)を携帯機器3に送信する。これに応答して、携帯機器3はサスペンド状態から復帰する。
また、USB2.0規格において、ホスト装置4に接続される携帯機器3は480Mbpsのデータ転送速度でデータ転送を行うハイスピードデバイス又は12Mbpsのデータ転送速度でデータ転送を行うフルスピードデバイスに分類される。ホスト装置4に接続された後の初期動作において、ホスト装置4と携帯機器3との間で、携帯機器3のデータ転送速度を識別するための所定のネゴシエーションが行われる。
図2は、グッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がホスト装置4に接続されるときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。なお、携帯機器3がホスト装置4に接続される前は、スイッチSW1,SW2,SW3及びSW4はオフされている。図2のタイミングt0において、携帯機器3はUSBケーブル5を介してUSBポート4pに接続され、これにより、ホスト装置4から電源端子Vbusに電源電圧が供給される。次に、充電制御回路21は、電圧検出信号S23に含まれる二次電池6の電圧に基づいて二次電池6がグッドバッテリー状態にあることを検出すると、ホスト装置4との間で、データ端子DP1及びDM1を介して、上述したDCD処理及びPD処理を行う。さらに、充電制御回路21は、PD処理を終了した後に、タイミングt1においてスイッチSW1をオンし、さらにタイミングt2においてスイッチSW2をオンする。これにより、ホスト装置4から電源端子Vbusと、スイッチSW1と、高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ7と、システム端子Vsysとを介して供給された電源電圧による二次電池6の充電が開始される。
次に、タイミングt3において、充電制御回路21は、主制御部1を起動するための起動信号S21をシステム制御部17に出力する。これに応答して、システム制御部17は電源制御回路16の動作を開始させ、電源制御回路16は電源端子Vsetを介して入力された直流電圧を所定の電源電圧V16に変換して、主制御部100内の各部に供給する。さらに、主制御部1が起動してホスト装置4に接続可能な状態になると、システム制御部17は、タイミングt4においてハイレベルのシステム状態信号S17をスイッチ制御回路22及び充電制御回路21に出力する。これに応答して、スイッチ制御回路22はタイミングt5においてスイッチSW3及びSW4をオンする。
タイミングt5においてスイッチSW3及びSW4がオンされると、USBインタフェース回路18内に設けられかつD+データライン31に接続された1.5kΩのプルアップ抵抗(図示せず。)により、D+データライン31の電圧レベルはハイレベルにプルアップされる。ホスト装置4は、D+データライン31の電圧レベルがハイレベルになったことを検出することにより、USBポート4pに携帯機器3が接続されたことを検出し、D+データライン31及びD−データライン32の各電圧レベルをローレベルにすることにより初期リセット信号(USB Bus Reset)を発生してUSBインタフェース回路18に出力する。携帯機器3がUSB規格に準拠したハイスピードデバイスであるとき、USBインタフェース回路18は、初期リセット信号の受信後にD−データライン32の電圧レベルをハイレベルにすることにより、USB規格に準拠したチャープK(ChirpK)信号を発生してホスト装置4に出力する。ホスト装置4は、チャープK信号を受信することにより、携帯機器3がハイスピードデバイスであることを検出し、USB規格に準拠したハブチャープ(Hub Chirp)信号を発生してUSBインタフェース回路18に出力する。ホスト装置4とUSBインタフェース回路18との間でチャープK信号及びハブチャープ信号の送受信が終了すると、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18とはUSB規格に準拠したハイスピードのデータ転送を行う。
携帯機器3がUSB規格に準拠したフルスピードデバイスである場合は、USBインタフェース回路18はチャープK信号をホスト装置4に出力しない。ホスト装置4は、初期リセット信号をUSBインタフェース回路18に出力後、所定の期間だけチャープK信号を受信しなかった場合、携帯機器3がフルスピードデバイスであることを検出し、USB規格に準拠したハブチャープ(Hub Chirp)信号を発生してUSBインタフェース回路18に出力する。その後、ホスト装置4はD+データライン31の電圧レベルをハイレベルにプルアップし、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18とはUSB規格に準拠したフルスピードのデータ転送を行う。
図3は、グッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がサスペンド状態から復帰するときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。USBインタフェース回路18は、図3のタイミングt11において、D+データライン31及びD−データライン32の各電圧レベルに基づいて、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18との間で3ms以上データ通信が行われなかったことを検出すると、D+データライン31の電圧レベルをハイレベルに設定しかつD−データライン32の電圧レベルをローレベルに設定することによりサスペンド状態に移行して低消費電力モードとなる。タイミングt12において、システム制御回路17はUSBインタフェース回路18がサスペンド状態に移行したことを検出すると、ローレベルのシステム状態信号S17をスイッチ制御回路22及び充電制御回路21に出力する。
図3のタイミングt12において、充電制御回路21は、ローレベルのシステム状態信号S17に応答して、電圧検出信号S23に基づいて二次電池6の状態を検出し、二次電池6がグッドバッテリー状態にあるときにスイッチSW1をオフする。これにより、電源制御回路16に供給される電源電圧は、ホスト装置4から電源端子Vbusを介して充電制御部2に供給される電源電圧から、二次電池6からの電源電圧に切り換えられる。また、タイミングt12において、スイッチ制御回路22は電圧検出信号S23に基づいて二次電池6の状態を検出し、二次電池6がグッドバッテリー状態にあるときはスイッチSW3及びSW4のオン状態を保持する。従って、タイミングt12からタイミングt13までのサスペンド期間において、主制御部1は二次電池6からの電源電圧で動作し、USBインタフェース回路18はD+データライン31及びD−データライン32を介してホスト装置4に接続されている。一方、スイッチSW1はオフされているので、電源端子Vbusに供給された電源電圧は主制御部1に供給されず、電源端子Vbusにホスト装置4から供給される電流はUSB規格において規定されている500μAの上限値を下回る。
ホスト装置4は、タイミングt13において携帯機器3にデータを送信することが必要になると、タイミングt13からタイミングt16までのレジューム期間において、D+データライン31の電圧レベルをローレベルに設定し、D−データライン32の電圧レベルをハイレベルにすることにより、レジューム信号を携帯機器3に送信する。これに応答して、USBインタフェース回路18はサスペンド状態から通常状態に復帰する。そして、タイミングt14において、システム制御回路17は、ハイレベルのシステム状態信号S17をスイッチ制御回路22及び充電制御回路21に出力する。これに応答して、充電制御回路21は、タイミングt15においてスイッチSW1をオンする。これにより、電源制御回路16に供給される電源電圧は、二次電池6からの電源電圧から、ホスト装置4から電源端子Vbusを介して充電制御部2に供給される電源電圧に切り換えられる。そして、タイミングt16以降は、ホスト装置4と携帯機器3との間でUSB規格に準拠したデータ転送が行われる。
図4は、デッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がホスト装置4に接続されるときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。なお、携帯機器3がホスト装置4に接続される前は、スイッチSW1,SW2,SW3及びSW4はオフされている。図4のタイミングt20において、携帯機器3はUSBケーブル5を介してUSBポート4pに接続され、これにより、ホスト装置4から電源端子Vbusに電源電圧が供給される。次に、充電制御回路21は、電圧検出信号S23に含まれる二次電池6の電圧に基づいて二次電池6がデッドバッテリー状態にあることを検出すると、ホスト装置4との間で、データ端子DP1及びDM1を介して、上述したDBP処理を行う。ここで、充電制御回路21は、DBP処理を実行することによりタイミングt21においてスイッチSW1及びSW2をオンし、二次電池6を充電する。次に、充電制御回路21は、ホスト装置4との間で、データ端子DP1及びDM1を介して、上述したDCD処理及びPD処理を行う。
次に、PD処理を終了した後のタイミングt23において、充電制御回路21は、主制御部1を起動するための起動信号S21をシステム制御部17に出力する。これに応答して、システム制御部17は電源制御回路16の動作を開始させ、電源制御回路16は電源端子Vsetを介して入力された直流電圧を所定の電源電圧V16に変換して、主制御部100内の各部に供給する。さらに、主制御部1が起動してホスト装置4に接続可能な状態になると、システム制御部17はタイミングt24においてハイレベルのシステム状態信号S17をスイッチ制御回路22及び充電制御回路21に出力する。これに応答して、スイッチ制御回路22は、タイミングt25においてスイッチSW3及びSW4をオンする。タイミングt25以降の処理は、図2のタイミングt5以降の処理と同一であるので説明を省略する。
図5は、デッドバッテリー状態の二次電池6を備えた図1の携帯機器3がサスペンド状態から復帰するときの携帯機器3の動作を示すタイミングチャートである。USBインタフェース回路18は、図5のタイミングt31において、D+データライン31及びD−データライン32の各電圧レベルに基づいて、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18との間で3ms以上データ通信が行われなかったことを検出すると、D+データライン31の電圧レベルをハイレベルに設定しかつD−データライン32の電圧レベルをローレベルに設定することによりサスペンド状態に移行して低消費電力モードとなる。タイミングt32において、システム制御回路17はUSBインタフェース回路18がサスペンド状態に移行したことを検出すると、ローレベルのシステム状態信号S17をスイッチ制御回路22及び充電制御回路21に出力する。
図5のタイミングt32において、充電制御回路21は、ローレベルのシステム状態信号S17に応答して、電圧検出信号S23に基づいて二次電池6の状態を検出し、二次電池6がデッドバッテリー状態にあるときにスイッチSW1及びSW2をオフする。これにより、電源制御回路16には電源電圧は供給されなくなり、USBインタフェース回路18の動作は停止され。また、タイミングt32において、スイッチ制御回路22は電圧検出信号S23に基づいて二次電池6の状態を検出し、二次電池6がデッドバッテリー状態にあるときはスイッチSW3及びSW4をオフする。これにより、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18との間の接続は切断される。
ホスト装置4は、タイミングt33において携帯機器3にデータを送信することが必要になると、充電制御回路21との間でDBP処理を行う。DBP処理以降の処理は、図4のDBP処理以降の処理と同一であるので説明を省略する。すなわち、DBP処理においてスイッチSW1はオンされ、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18とはUSB規格に準拠したハイスピード又はフルスピードのデータ転送を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、デッドバッテリー状態の二次電池6を使用しているときに、サスペンド状態においてUSBインタフェース回路18への電源供給を停止しかつスイッチSW3及びSW4をオフし、サスペンド状態から復帰するための処理を充電制御回路21とホスト装置4との間で行う。従って、例えば図8の従来技術に係る携帯機器301に比較して、サスペンド状態における携帯機器3の消費電流を従来技術に比較して削減でき、USB規格の認証試験において問題なく認可されるとともに、チップ面積を削減し、コストを抑えることができる。また、従来技術に比較して、携帯機器3のLSIの消費電力を削減できる。
第2の実施形態.
図6は、本発明の第2の実施形態に係る携帯機器3Aの構成を示すブロック図である。携帯機器3Aは、携帯機器3に比較して、充電制御部2に代えて充電制御部2Aを備えた点が異なる。また、充電制御部2Aは、充電制御部2に比較して、プルダウン抵抗41と、プルアップ抵抗42と、スイッチSW5及びSW6をさらに備え、スイッチ制御回路22に代えてスイッチ制御回路22Aを備えた点が異なる。以下、第1の実施形態との相違点のみを説明する。
図6において、スイッチSW5は、スイッチSW4とデータ端子TDMとの間のD−データライン32の電圧レベルをプルダウン抵抗41によりプルダウンするか否かを切り換える。また、スイッチSW6は、スイッチSW3とデータ端子DP1との間のD+データライン31の電圧レベルをプルアップ抵抗42によりプルアップするか否かを切り換える。さらに、スイッチ制御回路22Aは、スイッチ制御回路22と同様にスイッチSW3及びSW4をオンオフ制御する。
スイッチ制御回路22Aは、USBインタフェース回路18がサスペンド状態であることを示すローレベルのシステム状態信号S17に応答して、電圧検出信号S23に基づいて二次電池6の状態を検出する。そして、二次電池6がデッドバッテリー状態であるときに、スイッチSW3及びSW4をオフするとともに、スイッチSW5及びSW6をオンする。これにより、サスペンド期間において、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18との間の接続は第1の実施形態と同様に切断されるが、データ端子DP1とスイッチSW3との間のD+データライン31の電圧レベルはプルアップされるので、USB規格に準拠したホスト装置4は、携帯機器3がホスト装置4に接続されていると判断する。このため、USB規格によれば、ホスト装置4から電源端子Vbusに例えば2.5mA以下の電流を供給できる。また、充電制御回路21は、USBインタフェース回路18がサスペンド状態であることを示すローレベルのシステム状態信号S17に応答して、電圧検出信号S23に基づいて二次電池6の状態を検出する。そして、二次電池6がデッドバッテリー状態であるときに、スイッチSW1及びSW2のオン状態を保持する。このため、充電制御回路21は、図5のディスコネクト期間において、ホスト装置4から電源端子Vbusに供給される電源電圧により、デッドバッテリー状態の二次電池6を充電できる。
また、図5のディスコネクト期間において、スイッチSW4とデータ端子TDMとの間のD−データライン32の電圧レベルはプルダウンされるので、USBインタフェース回路18において、データ端子DM2が開放端になることに伴うリーク電流が発生することを防止できる。なお、USBインタフェース回路18は、D+データライン31の電圧レベルをプルアップするためのプルアップ抵抗(図示せず。)を備えているので、スイッチSW3とデータ端子TDPとの間のD+データライン31にはプルアップ抵抗を設ける必要はない。
以上説明したように、本実施形態によれば、ホスト装置4とUSBインタフェース回路18との間の接続が切断されても、充電制御回路21はホスト装置4に接続されるので、ホスト装置4からの電源電圧により二次電池6を充電でき、携帯機器3Aを継続して使用可能になる。
なお、上記各実施形態において、ホスト装置4は携帯機器3又は3AとUSB規格に準拠した通信を行ったが、本発明はこれに限られない。本発明は、二次電池と、ホスト装置に接続されたデータラインと、ホスト装置からの電源電圧又は二次電池からの電源電圧により動作し、ホスト装置との間でデータラインを介して所定の規格に準拠した通信を行うインタフェース回路と、インタフェース回路が通信を停止しているか否かを示す状態検出信号を発生するシステム制御回路と、ホスト装置からの電源電圧又は二次電池からの電源電圧をインタフェース回路に供給し、ホスト装置からの電源電圧により二次電池を充電する充電制御装置とを備えた電子機器に適用できる。この場合、充電制御装置は、データラインに挿入されたスイッチ回路を備え、二次電池の充電レベルが所定の充電レベルしきい値より低いとき、インタフェース回路が通信を停止していることを示す状態検出信号に応答して、スイッチ回路をオフしかつインタフェース回路への電源電圧の供給を停止する。
1…主制御部、
2,2A…充電制御部、
3,3A…携帯機器、
4…ホスト装置、
4p…USBポート、
5…USBケーブル、
6…二次電池、
7…高周波除去及び平滑用ローパスフィルタ、
9…スイッチ回路、
11…CPU、
12…ROM、
13…RAM、
14…メディア制御回路、
15…撮像装置及び撮像制御回路、
16…電源制御回路、
17…システム制御回路、
18…USBインタフェース回路、
10…バス、
21…充電制御回路、
22,22A…スイッチ制御回路、
23…電圧検出回路、
SW1〜SW6…スイッチ。
特開2009−187396号公報
"Battery Charging Specification Revision 1.2", USB Implementers Forum, Incorporated, 2011年10月12日.

Claims (6)

  1. 二次電池と、
    ホスト装置に接続されたデータラインと、
    上記ホスト装置からの電源電圧又は上記二次電池からの電源電圧により動作し、上記ホスト装置との間で上記データラインを介して所定の規格に準拠した通信を行うインタフェース回路と、
    上記インタフェース回路が上記通信を停止しているか否かを示す状態検出信号を発生するシステム制御回路と、
    上記ホスト装置からの電源電圧又は上記二次電池からの電源電圧を上記インタフェース回路に供給し、上記ホスト装置からの電源電圧により上記二次電池を充電する充電制御装置とを備えた電子機器のための充電制御装置であって、
    上記データラインに挿入されたスイッチ回路を備え、
    上記二次電池の充電レベルが所定の充電レベルしきい値より低いとき、上記インタフェース回路が上記通信を停止していることを示す状態検出信号に応答して、上記スイッチ回路をオフしかつ上記インタフェース回路への電源電圧の供給を停止することを特徴とする充電制御装置。
  2. 上記電子機器が上記ホスト装置に接続されたとき、上記スイッチ回路をオフして、上記ホスト装置との間で上記データラインを介して上記規格に準拠した所定の接続処理を行い、当該接続処理の終了後に、上記ホスト装置からの電源電圧を上記インタフェース回路に供給し、上記スイッチ回路をオンすることを特徴とする請求項1記載の充電制御装置。
  3. 上記規格はUSB(Universal Serial Bus)規格であることを特徴とする請求項1又は2記載の充電制御装置。
  4. 上記データラインは1対の差動伝送ラインであり、
    上記充電制御装置は、
    プルアップ抵抗と、
    上記1対の差動伝送ラインのうちの一方の差動伝送ラインの上記スイッチ回路と上記ホスト装置との間の部分と、上記プルアップ抵抗との間に接続された第1のスイッチとをさらに備え、
    上記インタフェース回路が上記通信を停止していることを示す状態検出信号に応答して上記スイッチ回路をオフするとき、上記第1のスイッチをオンし、上記ホスト装置からの電源電圧により上記二次電池を充電することを特徴とする請求項3記載の充電制御装置。
  5. プルダウン抵抗と、
    上記1対の差動伝送ラインのうちの他方の差動伝送ラインの上記スイッチ回路と上記インタフェース回路との間の部分と、上記プルダウン抵抗との間に接続された第2のスイッチとをさらに備え、
    上記第1のスイッチをオンするとき上記第2のスイッチをオンすることを特徴とする請求項4記載の充電制御装置。
  6. 二次電池と、
    ホスト装置に接続されたデータラインと、
    上記ホスト装置からの電源電圧又は上記二次電池からの電源電圧により動作し、上記ホスト装置との間で上記データラインを介して所定の規格に準拠した通信を行うインタフェース回路と、
    上記インタフェース回路が上記通信を停止しているか否かを示す状態検出信号を発生するシステム制御回路と、
    請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載の充電制御装置とを備えたことを特徴とする電子機器。
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