JP2002237841A - パケット転送レート監視制御装置、方法、及びプログラム - Google Patents

パケット転送レート監視制御装置、方法、及びプログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービス毎にパケット転送の最低保証レート
と最大制限レートを契約するパケット通信網において、
トラフィック増加時にも最低保証レート以上のパケット
転送速度を保証しつつ、余剰帯域の再配分を簡易かつ公
平に行なう。 【解決手段】 受信パケットに対応するフローを、パケ
ット転送レートが前記最低保証レート未満であるフロー
が属するグループ1と、パケット転送レートが前記最低
保証レート以上であり、かつ前記最大制限レート未満で
あるフローが属するグループ2と、パケット転送レート
が前記最大制限レートを超過したフローが属するグルー
プ3とに分類する。グループ1が属するフローに関して
受信したパケットを前記グループ2に属するフローに関
して受信したパケットに優先して転送し、かつグループ
2が属するフローに関して受信したパケットを前記グル
ープ3に属するフローに関して受信したパケットに優先
して転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者やサービス
毎にパケット転送の最低保証レートまたは最大制限レー
トを契約するパケット通信網において、パケット転送装
置に組み込むパケット転送レート監視制御装置、方法、
及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば双方向CATVやADSL(Asym
metric Digital Subscriber Loop)等の高速アクセス網
を利用したパケット通信では、一般に加入者と網運用事
業者との間でパケット転送の最低保証レートと最大制限
レートのいずれか一方、または両方を契約し、その契約
値に応じて接続料金が決められる。この契約は加入者あ
たり1種類の場合もあれば、加入者が利用するデータ、
音声、映像等のサービスに応じて複数の契約を結ぶ場合
もある。特に網運用事業者がサービス毎に異なる課金体
系を適用する場合には、後者のように加入者が利用する
サービス毎にパケット転送の最低保証レートと最大制限
レートを契約することになる。また、サービスによって
は、パケット転送の最低保証レートと最大制限レートに
加えて、バースト性の許容度や、最大転送遅延時間等も
契約対象になる。
【0003】したがって、これらの加入者との契約内容
を守るために、パケット通信網の網運用事業者が保有す
るパケット転送装置には、パケット転送レートの監視制
御装置が必要となる。このパケット転送レート監視制御
装置は、転送するパケットのヘッダ情報から上位レイヤ
のフローを識別し、フロー毎にパケットの転送レートと
予め加入者が契約した最低保証レートや最大制限レート
との比較を行ない、この比較の結果やフローが属するサ
ービスに応じて、トラフィックの優先制御、ポリシン
グ、シェーピング等を行なう。そして、従来のパケット
転送レート監視制御装置としては、ATM(Asynchrono
us Transfer Mode)交換網におけるUPC(Usage Para
meterControl)装置が知られており、例えば米国特許5,
311,513 号や米国特許6,064,651 号、あるいは特開平9-
46344 号や特開平9-149046号等に記載されたものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パケット転送レート監視制御装置では、最大制限レート
に関する契約値を数種類のパラメータで定義し、これに
違反した場合はパケットを廃棄したり、パケットのヘッ
ダに契約違反を示すタグを付加して転送の優先度を下げ
ることにより、全てのフローについて最大制限レートの
契約値を超えないようにするのみであった。この場合、
最大制限レートと最低保証レートとが等しければこれで
も良いが、これらの値が異なり、かつ各フローに対する
最大制限レートの合計がパケット転送装置のインタフェ
ース速度を上回るように設定した場合、一時的にトラフ
ィックが増加すると、各々のフローは最大制限レートを
超過していないにもかかわらず、一部のフローの最低保
証レートが守られなくなるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、加入者が利用するサー
ビス毎にパケット転送の最低保証レートと最大制限レー
トを契約するパケット通信網において、トラフィック増
加時にも最低保証レート以上のパケット転送速度を保証
しつつ、契約した最低保証レートや最大制限レートに応
じて余剰帯域の再配分を簡易かつ公平に行なうことを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(第1の発明)は
前記目的を達成するため、可変長パケットのルーティン
グを行なうパケット転送装置のパケット転送レート監視
制御装置において、受信パケットからその受信パケット
が属する上位レイヤのフローを識別するとともに、その
受信パケットの転送間隔と受信パケット長からパケット
転送レートを測定し、その測定したパケット転送レート
と予めフロー毎に設定されたレート情報とを比較して各
受信パケットを転送する優先順位を決定することによ
り、パケット転送レートが最低保証レート未満であるフ
ローに関して受信したパケットをパケット転送レートが
最低保証レート以上であるフローに関して受信したパケ
ットよりも優先して転送し、かつ、パケット転送レート
が最大制限レート未満であるフローに関して受信したパ
ケットをパケット転送レートが最大制限レート以上であ
るフローに関して受信したパケットよりも優先して転送
するようにしたことを特徴とする。したがって第1の発
明によれば、加入者が利用するサービス毎にパケット転
送の最低保証レートと最大制限レートを契約するパケッ
ト通信網において、トラフィック増加時にも最低保証レ
ート以上のパケット転送速度を保証することが可能とな
る。
【0007】また、さらに具体的な構成としては、第2
の発明によるパケット転送レート監視制御装置では、受
信パケットのヘッダ情報から受信パケットが属する上位
レイヤのフローを識別する上位レイヤフロー識別手段
と、前記上位レイヤフロー識別手段によって識別したフ
ロー毎に受信パケットの転送間隔と受信パケット長から
パケット転送レートを測定するパケット転送レート測定
手段と、前記パケット転送レート測定手段によって測定
したパケット転送レートと予めフロー毎に設定された最
低保証レート情報および最大制限レート情報とを比較す
る比較手段と、前記比較手段によって比較した結果に基
いて、受信パケットに対応するフローを、パケット転送
レートが前記最低保証レート未満であるフローが属する
グループ1と、パケット転送レートが前記最低保証レー
ト以上であり、かつ前記最大制限レート未満であるフロ
ーが属するグループ2と、パケット転送レートが前記最
大制限レートを超過したフローが属するグループ3とに
分類する分類手段とを備え、前記グループ1が属するフ
ローに関して受信したパケットを前記グループ2に属す
るフローに関して受信したパケットに優先して転送し、
かつ前記グループ2が属するフローに関して受信したパ
ケットを前記グループ3に属するフローに関して受信し
たパケットに優先して転送するようにしたことを特徴と
する。
【0008】このように、パケット転送レートに応じて
フローを3段階のグループに分類することにより、常に
最低保証レート未満のフローに対するパケット転送を優
先させることができるため、一時的にトラフィックが増
加した場合にも全てのフローの最低保証レートを守るこ
とができる。なお、フローが属するグループは固定的で
はなく、パケット転送レートに応じて時間とともに変動
する。従って、グループ1に属するフローに対する受信
パケットを優先的に転送したためにグループ2に属する
フローに対する受信パケットの転送がしばらく行なわれ
なかった場合は、グループ2に属するフローのパケット
転送レートが低下し、これが最低保証レートを下回ると
フローがグループ1に属するようになる。このようにし
て、最低保証レートを一時的に超過したフローに対して
も、最低保証レートの契約値以上のパケット転送を行な
うことができる。
【0009】さらに第3の発明によるパケット転送レー
ト監視制御装置では、受信パケットを上位レイヤフロー
識別手段によって識別したフロー毎に到着順にキューイ
ングすることを特徴とする。これにより、パケットのキ
ューイングをフロー毎に行なうことで、最大制限レート
を超過したフローに属するパケットに対し、パケットの
廃棄やタギングを行なうだけでなく、トラフィック特性
が最大制限レートに準拠するようにシェーピングを容易
に行なうことができる。
【0010】また、第4の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、前記グループ1に属するフロー{F
1、F2、……、Fi}について予め設定された最低保
証レートを{K1、K2、……、Ki}、その合計をK
sum とし、前記グループ1に属するフロー{F1、F
2、……、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、
……、Wi}をW1=K1/Ksum 、W2=K2/Ksu
m 、……、Wi=Ki/Ksum のように定義し、前記グ
ループ2に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に
ついて予め設定された最低保証レートを{L1、L2、
……、Lj}、その合計をLsum とし、前記グループ2
に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に対する重
み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=L1/
Lsum 、V2=L2/Lsum 、……、Vj=Lj/Lsu
m のように定義し、パケットの出力インタフェース速度
をCとした場合、前記グループ1のフロー{F1、F
2、……、Fi}をパケット転送レートが{C×W1、
C×W2、……、C×Wi}未満のグループ1Aと、パ
ケット転送レートが{C×W1、C×W2、……、C×
Wi}以上のグループ1Bとに分類し、前記グループ2
のフロー{G1、G2、……、Gj}をパケット転送レ
ートが{(C−Ksum )×V1、(C−Ksum )×V
2、……、(C−Ksum )×Vj}未満のグループ2A
と、パケット転送レートが{(C−Ksum )×V1、
(C−Ksum )×V2、……、(C−Ksum )×Vj}
以上のグループ2Bとに分類し、前記グループ1Aに属
するフローに関して受信したパケットを前記グループ1
Bに属するフローに関して受信したパケットに優先して
転送し、前記グループ2Aに属するフローに関して受信
したパケットを前記グループ2Bに属するフローに関し
て受信したパケットに優先して転送することを特徴とす
る。
【0011】また、第5の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、前記グループ1に属するフロー{F
1、F2、……、Fi}について予め設定された最大制
限レートを{M1、M2、……、Mi}、その合計をM
sum とし、前記グループ1に属するフロー{F1、F
2、……、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、
……、Wi}をW1=M1/Msum 、W2=M2/Msu
m 、……、Wi=Mi/Msum のように定義し、前記グ
ループ2に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に
ついて予め設定された最大制限レートを{N1、N2、
……、Nj}、その合計をNsum とし、前記グループ2
に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に対する重
み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=N1/
Nsum 、V2=N2/Nsum 、……、Vj=Nj/Nsu
m のように定義し、パケットの出力インタフェース速度
をCとした場合、前記グループ1のフロー{F1、F
2、……、Fi}をパケット転送レートが{C×W1、
C×W2、……、C×Wi}未満のグループ1Aと、パ
ケット転送レートが{C×W1、C×W2、……、C×
Wi}以上のグループ1Bとに分類し、前記グループ2
のフロー{G1、G2、……、Gj}をパケット転送レ
ートが{(C−Msum )×V1、(C−Msum )×V
2、……、(C−Msum )×Vj}未満のグループ2A
と、パケット転送レートが{(C−Msum )×V1、
(C−Msum )×V2、……、(C−Msum )×Vj}
以上のグループ2Bとに分類し、前記グループ1Aに属
するフローに関して受信したパケットを前記グループ1
Bに属するフローに関して受信したパケットに優先して
転送し、前記グループ2Aに属するフローに関して受信
したパケットを前記グループ2Bに属するフローに関し
て受信したパケットに優先して転送することを特徴とす
る。
【0012】また、第6の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、さらに0から1までの値をとるパラメ
ータαを用いることにより、前記グループ1に属するフ
ロー{F1、F2、……、Fi}に対する重み付け係数
{W1、W2、……、Wi}をW1=α×K1/Ksum
+(1−α)×M1/Msum 、W2=α×K2/Ksum
+(1−α)×M2/Msum 、……、Wi=α×Ki/
Ksum +(1−α)×Mi/Msum のように定義し、前
記グループ2に属するフロー{G1、G2、……、G
j}に対する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}
をV1=α×L1/Lsum +(1−α)×N1/Nsum
、V2=α×L2/Lsum +(1−α)×N2/Nsum
、……、Vj=α×Lj/Lsum +(1−α)×Nj
/Nsum のように定義し、前記パラメータαを外部から
設定可能であることを特徴とする。
【0013】そして、まず第4の発明において、パケッ
トの出力インタフェース速度をCとし、グループ1に属
するフロー{F1、F2、……、Fi}について測定し
た転送レートを{R1、R2、……Ri}、その合計を
Rsum とし、グループ2に属するフロー{G1、G2、
……Gj}について測定した転送レートを{T1、T
2、……Tj}、その合計をTsum とする。そして、こ
の場合、条件C>(Rsum +Tsum )が成立すれば、最
大制限レート以下で、パケットを転送中の全てのフロー
に対して十分な帯域があるため、グループ1、グループ
2に属するフローに関して受信したパケットは即時に転
送する。
【0014】次に、条件Rsum ≦C≦(Rsum +Tsum
)が成立する場合は、まずグループ1に属するフロー
に関しては十分な帯域があるため、受信したパケットは
即時に転送する。また、グループ2に属するフローに関
しては、割り当てることのできる余剰帯域(C−Ksum
)を各フローの最低保証レートを基に算出した重み付
け係数{W1、W2、……、Wj}に比例する形で再配
分し、グループ2のフローをパケット転送レートが
{(C−Ksum )×V1、(C−Ksum )×V2、…
…、(C−Ksum )×Vj}未満のグループ2Aと、パ
ケット転送レートが{(C−Ksum)×V1、(C−Ks
um )×V2、……、(C−Ksum )×Vj}以上のグ
ループ2Bとに分類し、グループ2Aに属するフローに
関して受信したパケットをグループ2Bに属するフロー
に関して受信したパケットに優先して転送する。このよ
うに余剰帯域の再配分を行なうことにより、パケットの
転送レートが最低保証レート以上、最大制限レート未満
のフローについても、余剰帯域を各フローの最低保証レ
ートに応じて公平に割り当てることができる。
【0015】また、条件C<Rsum が成立する場合は、
グループ1に属するフローに関しても十分な帯域が確保
できないため、最低保証レートを守ることができないこ
とになる。本来は、このような事態が生じないように、
新規フローの受け付け制御を行なうべきであるが、一時
的なトラフィックの急増によって、C<Rsum になった
場合は、全帯域を各フローの最低保証レートに応じて再
配分する。この再配分の方法は、グループ1のフロー
{F1、F2、……、Fi}をパケット転送レートが
{C×W1、C×W2、……、C×Wi}未満のグルー
プ1Aと、パケット転送レートが{C×W1、C×W
2、……、C×Wi}以上のグループ1Bとに分類し、
グループ1Aに属するフローに関して受信したパケット
をグループ1Bに属するフローに関して受信したパケッ
トに優先して転送することによって行なう。以上のよう
に、この第4の発明によれば、最低保証レートの契約値
に基き、各フローに対して余剰帯域の再配分を行なうこ
とが可能となる。この第4の発明は、網運用事業者が加
入者に対して提供するサービスのコストが最低保証レー
トに応じたものになっている場合に適する。
【0016】また、第5の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、グループ1に属するフロー{F1、F
2、……、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、
……、Wj}、およびグループ2に属するフロー{G
1、G2、……、Gj}に対する重み付け係数{V1、
V2、……Vj}を、第4の発明のように各フローの最
低保証レートではなく、各フローの最大制限レートを基
に決めるものである。従って、最大制限レートの契約値
に基き、各フローに対して余剰帯域の再配分を行なうこ
とが可能となる。この第5の発明は、網運用事業者が加
入者に対して提供するサービスのコストが最大制限レー
トに応じたものになっている場合に適する。
【0017】また、第6の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、0から1までの値をとるパラメータα
を用いて上述した第4の発明や第5の発明の重み付け係
数を定義する。このパラメータαは、網運用事業者の課
金体系や運用方針等に基づき、パケット転送レート監視
制御装置の外部から設定可能とする。この第6の発明に
よれば、網運用事業者が最低保証レートの契約値と最大
制限レートの契約値の両方に基づいて余剰帯域の再配分
を行なうことが可能である。
【0018】また、第7の発明のパケット転送レート監
視制御装置は、受信パケットのヘッダ情報からトランス
ポート層のプロトコル種別を識別するプロトコル種別識
別手段を備え、パケット転送レートが前記最大制限レー
トを超過した場合、前記プロトコル種別識別手段によっ
て識別したトランスポート層のプロトコルに応じて、受
信したパケットを廃棄するか、あるいは受信したパケッ
トの転送をパケット転送レートが前記最大制限レート以
下になるまで遅延させてシェーピングを行なうかを選択
することを特徴とする。例えばトランスポート層のプロ
トコル種別がTCPの場合、最大制限レートを超過した
フローのパケットを連続的に廃棄してしまうと、W. Ric
hard Stevensによる「TCP/IP Illustrated vol.1」(Ad
dison-Wesley)の第20章6節に記載されているよう
に、エンドシステムがパケットの送信を再開した後、徐
々に転送レートをあげるスロースタートを行なうため、
実際のパケット転送レートが常に最大制限レートを大き
く下回るような問題が発生する場合がある。この問題
は、最大制限レート超過時にパケットを廃棄せず、シェ
ーピングを行なうことによって回避可能であるが、全て
のトランスポート層プロトコルがこのようなスロースタ
ートを行なうわけではないので、常にシェーピングを行
なうとシェーピング用のバッファを無駄に消費すること
になる。そこで、この第7の発明のように、トランスポ
ート層プロトコルに応じてパケット廃棄とシェーピング
を切り替えるようにすれば、最大制限レートの制約を正
確に行なうだけでなく、シェーピング用のバッファを節
約することができる。
【0019】また、第8の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、受信パケットのヘッダ情報からトラン
スポート層のプロトコル種別を識別するプロトコル種別
識別手段を備え、前記プロトコル種別識別手段によって
識別したトランスポート層プロトコルがTCP(Transm
ission Control Protocol )であり、かつパケット転送
レートが前記最大制限レートを超過した場合には、転送
するパケットのヘッダにRFC2481で定義されるC
E(Congestion Experienced)ビットを付加することに
より、送信側ノードに対して送信レートの抑制を通知す
ることを特徴とする。RFC2481に記載されている
ように、ヘッダ情報にCEビットが付加されたパケット
を受信側ノードが受信すると、送信側ノードに対する確
認応答(ACK)パケットのヘッダ情報にECNーec
hoフラグをセットして送信する。送信側ノードでは、
このECNーechoフラグがヘッダ情報にセットされ
たパケットを受信して送信レートを下げるため、パケッ
ト転送装置は例えば第7の発明におけるパケット廃棄や
シェーピングを行なわずとも、パケット転送レートを最
大制限レートで制約することができる。但し、この第8
の発明を適用するためには、送信ノード、受信ノードの
TCPが共にRFC2481をサポートしている必要が
ある。
【0020】また、第9の発明のパケット転送レート監
視制御装置では、受信パケットのヘッダ情報からトラン
スポート層のプロトコル種別を識別するプロトコル種別
識別手段を備え、前記プロトコル種別識別手段によって
識別したトランスポート層プロトコルがTCP(Transm
ission Control Protocol )であり、かつパケット転送
レートが前記最大制限レートを超過した場合には、以
後、受信側ノードから送信側ノードに向けて転送する確
認応答パケットのTCPヘッダにおける受信ウィンドウ
サイズを0に上書きし、送信側ノードに対して送信レー
トの抑制を通知することを特徴とする。これにより、送
信側ノードがTCPの確認応答パケットを受信した場
合、その受信ウィンドウサイズが0であった場合には、
受信側ノードのバッファが枯渇したものとみなし、送信
を一時停止する。以後、W. Richard Stevensによる「TC
P/IP Illustrated vol.1」(Addison-Wesley)の第22
章に記載されているように、送信側ノードはTCPのPe
rsist タイマを起動し、周期的に受信側ノードの受信ウ
ィンドウサイズをプローブして、受信ウィンドウサイズ
が十分大きくなると送信を再開する。パケット転送装置
は、パケット転送レートが最大制限レート未満になる
と、確認応答パケットにおける受信ウィンドウサイズの
上書きを停止するので、パケット転送レートを最大制限
レートで制約することができる。
【0021】また、第10の発明は、可変長パケットの
ルーティングを行なうパケット転送装置のパケット転送
レート監視制御方法において、受信パケットからその受
信パケットが属する上位レイヤのフローを識別するとと
もに、その受信パケットの転送間隔と受信パケット長か
らパケット転送レートを測定し、その測定したパケット
転送レートと予めフロー毎に設定されたレート情報とを
比較して各受信パケットを転送する優先順位を決定する
ことにより、パケット転送レートが最低保証レート以上
であるフローに関して受信したパケットより優先して転
送し、かつ、パケット転送レートが最大制限レート未満
であるフローに関して受信したパケットをパケット転送
レートが最大制限レート以上であるフローに関して受信
したパケットよりも優先して転送するようにしたことを
特徴とする。したがって第10の発明によれば、加入者
が利用するサービス毎にパケット転送の最低保証レート
と最大制限レートを契約するパケット通信網において、
トラフィック増加時にも最低保証レート以上のパケット
転送速度を保証することが可能となる。
【0022】また、第11の発明は、第10の発明をさ
らに具体化し、受信パケットのヘッダ情報から受信パケ
ットが属する上位レイヤのフローを識別する上位レイヤ
フロー識別手順と、前記上位レイヤフロー識別手順によ
って識別したフロー毎に受信パケットの転送間隔と受信
パケット長からパケット転送レートを測定するパケット
転送レート測定手順と、前記パケット転送レート測定手
順によって測定したパケット転送レートと予めフロー毎
に設定された最低保証レート情報および最大制限レート
情報とを比較する比較手順と、前記比較手順によって比
較した結果に基いて、受信パケットに対応するフロー
を、パケット転送レートが前記最低保証レート未満であ
るフローが属するグループ1と、パケット転送レートが
前記最低保証レート以上であり、かつ前記最大制限レー
ト未満であるフローが属するグループ2と、パケット転
送レートが前記最大制限レートを超過したフローが属す
るグループ3とに分類する分類手順と、前記グループ1
が属するフローに関して受信したパケットを前記グルー
プ2に属するフローに関して受信したパケットに優先し
て転送し、かつ前記グループ2が属するフローに関して
受信したパケットを前記グループ3に属するフローに関
して受信したパケットに優先して転送する転送制御手順
とを有することを特徴とする。
【0023】このように、パケット転送レートに応じて
フローを3段階のグループに分類することにより、常に
最低保証レート未満のフローに対するパケット転送を優
先させることができるため、一時的にトラフィックが増
加した場合にも全てのフローの最低保証レートを守るこ
とができる。なお、フローが属するグループは固定的で
はなく、パケット転送レートに応じて時間とともに変動
する。従って、グループ1に属するフローに対する受信
パケットを優先的に転送したためにグループ2に属する
フローに対する受信パケットの転送がしばらく行なわれ
なかった場合は、グループ2に属するフローのパケット
転送レートが低下し、これが最低保証レートを下回ると
フローがグループ1に属するようになる。このようにし
て、最低保証レートを一時的に超過したフローに対して
も、最低保証レートの契約値以上のパケット転送を行な
うことができる。
【0024】また、第12の発明は、可変長パケットの
ルーティングを行なうパケット転送装置を制御するコン
ピュータの動作を制御するプログラムにおいて、受信パ
ケットのヘッダ情報から受信パケットが属する上位レイ
ヤのフローを識別する上位レイヤフロー識別手順と、前
記上位レイヤフロー識別手順によって識別したフロー毎
に受信パケットの転送間隔と受信パケット長からパケッ
ト転送レートを測定するパケット転送レート測定手順
と、前記パケット転送レート測定手順によって測定した
パケット転送レートと予めフロー毎に設定された最低保
証レート情報および最大制限レート情報とを比較する比
較手順と、前記比較手順によって比較した結果に基い
て、受信パケットに対応するフローを、パケット転送レ
ートが前記最低保証レート未満であるフローが属するグ
ループ1と、パケット転送レートが前記最低保証レート
以上であり、かつ前記最大制限レート未満であるフロー
が属するグループ2と、パケット転送レートが前記最大
制限レートを超過したフローが属するグループ3とに分
類する分類手順と、前記グループ1が属するフローに関
して受信したパケットを前記グループ2に属するフロー
に関して受信したパケットに優先して転送し、かつ前記
グループ2が属するフローに関して受信したパケットを
前記グループ3に属するフローに関して受信したパケッ
トに優先して転送する転送制御手順とをコンピュータに
実行させることを特徴とする。
【0025】このようなプログラムによってパケット転
送装置を制御するコンピュータを動作させることで、パ
ケット転送レートに応じてフローを3段階のグループに
分類することにより、常に最低保証レート未満のフロー
に対するパケット転送を優先させることができるため、
一時的にトラフィックが増加した場合にも全てのフロー
の最低保証レートを守ることができる。なお、フローが
属するグループは固定的ではなく、パケット転送レート
に応じて時間とともに変動する。従って、グループ1に
属するフローに対する受信パケットを優先的に転送した
ためにグループ2に属するフローに対する受信パケット
の転送がしばらく行なわれなかった場合は、グループ2
に属するフローのパケット転送レートが低下し、これが
最低保証レートを下回るとフローがグループ1に属する
ようになる。このようにして、最低保証レートを一時的
に超過したフローに対しても、最低保証レートの契約値
以上のパケット転送を行なうことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるパケット転送
レート監視制御装置、方法、及びプログラムの実施の形
態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態
は、本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において、特に本発明を限定する旨の記載がない限
り、これらの態様に限定されないものとする。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態を適用
したパケット転送装置を含むパケット通信網の一例を示
すブロック図である。以下、このパケット通信網の概要
について説明する。まず、パケット転送装置10はイン
タフェース60、70を介して、それぞれパケット通信
網40、パケット通信網50に接続されている。また、
送信ノード20は、インタフェース80を介してパケッ
ト通信網40に接続され、受信ノード30は、インタフ
ェース90を介してパケット通信網50に接続される。
そして、送信ノード20は受信ノード30に向けてデー
タパケット100を出力し、パケット転送装置10はイ
ンタフェース60からこのデータパケット100を受信
する。パケット転送装置10は、入力されたデータパケ
ット100に対し、パケットのヘッダ情報に基きルーテ
ィング処理を行ない、必要に応じてパケットのヘッダ情
報を書き換えた後、インタフェース70からデータパケ
ット101を出力する。受信ノード30は、このデータ
パケット101を受信すると、確認応答(ACK)パケ
ット200を送信ノード20に向けて返送する。確認応
答パケット200は、パケット転送装置10において中
継され、送信ノード10は確認応答パケット201を受
信する。
【0028】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
るパケット転送装置10の構成を詳細に示すブロック図
である。パケット転送装置10は、インタフェース60
からデータパケット100を受信すると、パケットルー
ティング手段300に出力する。パケットルーティング
手段300は、入力されたデータパケット102のヘッ
ダ情報を基にルーティングデータベース301を検索
し、出力インタフェース70を決定すると共に、必要に
応じてデータパケットのヘッダ情報を書き換え、フロー
識別手段302に出力する。フロー識別手段302は、
データパケット103のヘッダ情報を基にフロー識別デ
ータベース303を検索し、受信データパケットに対応
する上位レイヤのフローを識別する。
【0029】パケット転送レート測定手段304は、識
別したフロー毎に測定したパケット転送レートの測定値
を記憶し、最低保証レート記憶手段305及び最大制限
レート記憶手段306に問い合わせを行ない、パケット
転送レートが最低保証レート未満か、最低保証レート以
上、最大制限レート未満か、または最大制限レート以上
であるかを判定する。フロー識別手段302は、識別し
たフロー毎に用意されたキューに、パケットを到着順に
挿入(キューイング)する。このフロー毎のキューは、
パケット転送レートが最低保証レート未満のキュー{Q
11、Q12、……、Q1i}からなるキューグループ
(グループ1)401と、最低保証レート以上かつ最大
制限レート未満のキュー{Q21、Q22、……、Q2
i}からなるキューグループ(グループ2)402と、
最大制限レート以上のキュー{Q31、Q32、……、
Q3h}からなるキューグループ(グループ3)403
に分類する。
【0030】そして、キューから転送するパケットを取
り出す際は、まずこのキューグループ単位で、取り出す
キューを選択する。この場合、キュー選択手段307、
308、309は、それぞれキューグループ401、4
02、403に属するフロー毎のキューを選択する。こ
のキュー選択手段307、308、309におけるキュ
ー選択方法は、単純なラウンドロビン式で行なっても良
いし、フロー毎の最低保証レート、最大制限レート、パ
ケット転送レート測定値を基に転送予定時刻を管理し、
転送予定時刻の最も小さなフローのキューからパケット
を取り出すようにしても良い。
【0031】また、キューグループ選択手段310は、
キュー選択手段307、308、309によって選択さ
れた3つのキューの内、いずれかを選択する。このキュ
ーグループ選択手段310におけるキューの選択は、キ
ュー選択手段307によって選択されたキューをキュー
選択手段308によって選択されたキューに対して優先
し、キュー選択手段308によって選択されたキューを
キュー選択手段309によって選択されたキューに対し
て優先する。従って、パケット転送レートが最低保証レ
ート以下のフロー毎のキューは、パケット転送レートが
最低保証レート以上で最大制限レート未満のフロー毎の
キューに対して優先して選択される。また、パケット転
送レートが最低保証レート以上で最大制限レート未満の
フロー毎のキューは、パケット転送レートが最大制限レ
ート以上のキューに対して優先して選択される。
【0032】次に、キューグループ選択手段310は、
このようにして選択されたフロー毎のキューの先頭から
データパケット104を取り出し、フロー毎のパケット
転送レートを測定してパケット転送レート測定手段30
4に格納された情報を更新する。取り出したデータパケ
ット104はインタフェース70から出力する。なお、
各々のフローが属するキューグループは随時パケット転
送レートを行なう毎に変動し、同一フローに対して連続
してパケット転送を行なった結果、パケット転送レート
が上昇した場合は、フロー毎のキューをキューグループ
401から402へ、あるいはキューグループ402か
ら403へと移動させる。逆に同一フローに対してしば
らくパケットが転送できなかった結果、パケット転送レ
ートが低下した場合は、フロー毎のキューをキューグル
ープ402から401へ、あるいはキューグループ40
3から402へと移動させる。このように本実施の形態
によれば、パケットの転送レートに応じてフローを3種
類のグループに分類することにより、最低保証レート未
満で送信するフローに対する受信パケットを常に優先し
て転送できるので、一時的にトラフィックが増えた場合
にも最低保証レートでの転送が保証可能になる。
【0033】図3は、本発明の第1の実施の形態におけ
るフロー識別データベース303、パケット転送レート
測定手段304、最低保証レート記憶手段305、最大
制限レート記憶手段306のデータ構造を示す説明図で
ある。フロー識別データベース303は、送信元IPア
ドレス540、宛先IPアドレス541、トランスポー
ト層プロトコル542、送信元ポート番号543、宛先
ポート番号544等のパケットヘッダに関する情報を保
持し、対応するフロー識別子503へのマッピングを行
なう。また、パケット転送レート測定手段304は、識
別したフロー毎にフロー識別子502、測定したパケッ
ト転送レート530、フローが属するキューグループ5
31、そのフローに関して最後にパケットを転送した最
終転送時刻532、キューイング中のパケット数533
からなる情報を保持し、パケットの転送時にこれらの情
報を更新する。最低保証レート記憶手段305、最大制
限レート記憶手段306は、それぞれフロー識別子50
0、501に対応する最低保証レート510、最大制限
レート520を保持する。このようなデータ構造を用い
て上述したパケット転送動作を制御することが可能であ
る。
【0034】次に本発明の他の実施の形態について説明
する。図4は、本発明の第2の実施の形態におけるパケ
ット転送装置11の構成を示すブロック図である。この
第2の実施の形態では、パケット転送レートが最低保証
レート未満のキューのグループを401aと401bに
分類し、パケット転送レートが最低保証レート以上最大
制限レート以下のキューのグループを402aと402
bに分類する。この分類は以下の様にして行なう。
【0035】まず、パケット転送レート測定手段311
は、パケット転送レートが最低保証レート未満のフロー
{F1、F2、……、Fi}に対して測定したパケット
転送レート{R1、R2、……、Ri}の合計値Rsum
と、パケット転送レートが最低保証レート以上最大制限
レート未満のフロー{G1、G2、……、Gi}に対し
て測定したパケット転送レート{T1、T2、……、T
i}の合計値Tsum とを保持する。また、最低保証レー
ト記憶手段312は、フロー{F1、F2、……、F
i}に対して予め設定された最低保証レート{K1、K
2、……、Ki}の合計値Ksum と、フロー{G1、G
2、……、Gj}に対して予め設定された最低保証レー
ト{L1、L2、……、Li}の合計値Lsum を保持
し、フロー{F1、F2、……、Fi}に対する重み付
け係数{W1、W2、……、Wj}をW1=K1/Ksu
m 、W2=K2/Ksum 、……、Wj=Kj/Ksum の
ように計算し、フロー{G1、G2、……、Gj}に対
する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=
L1/Lsum 、V2=L2/Lsum 、……、Vj=Lj
/Lsum のように計算して保持する。
【0036】次に、フロー{F1、F2、……、Fi}
に対するキュー{Q11、Q12、……、Q1i}は、
パケットの出力インタフェース70のインタフェース速
度をCとした場合、パケット転送レートが{C×W1、
C×W2、……、C×Wi}未満のキューグループ40
1aと、パケット転送レートが{C×W1、C×W2、
……、C×Wi}以上のキューグループ401bとに分
類し、フロー{G1、G2、……、Gj}に対するキュ
ー{Q21、Q22、……、Q2j}は、パケット転送
レートが{(C−Ksum )×V1、(C−Ksum )×V
2、……、(C−Ksum )×Vj}未満のキューグルー
プ402aと、パケット転送レートが{(C−Ksum )
×V1、(C−Ksum )×V2、……、(C−Ksum )
×Vj}以上のキューグループ402bとに分類する。
【0037】ここで、キューグループ選択手段310は
キューグループ401aに属するキューをキューグルー
プ401bに属するキューに優先して選択し、キューグ
ループ402aに属するキューをキューグループ402
bに属するキューに優先して選択する。このように出力
キューの選択を行なった場合、受信パケットの転送は入
力されるトラフィックの量に応じて次のようになる。 (1)条件C<(Rsum +Tsum )が成立する場合 この場合、最大制限レート以下でパケットを転送中のす
べてのフローに対して十分な帯域があるため、キューグ
ループ401a、401b、402a、402bに属す
るフローに関して受信したパケットは即時に転送され
る。
【0038】(2)条件Rsum ≦C≦(Rsum +Tsum
)が成立する場合 この場合、キューグループ401a、401bに属する
フローに関しては十分な帯域があるため、受信したパケ
ットは即時に転送される。キューグループ402aに属
するフローに関して受信したパケットは、キューグルー
プ402bに属するフローに関して受信したパケットに
優先して転送される。なお、第1の実施の形態と同様
に、同一のフローに対して連続してパケット転送を行な
った結果、パケット転送レートが上昇した場合には、フ
ロー毎のキューをキューグループ402aから402
b、403へと移動させる。逆に同一フローに対してし
ばらくパケットが転送できなかった結果、パケット転送
レートが低下した場合は、フロー毎のキューをキューグ
ループ403から402bへ、あるいは402bから4
02aへと移動させる。このようにパケット転送レート
が最低保証レート以上最大制限レート未満のフローに関
するパケットキューをパケット転送レートに応じて2つ
のグループに分類することにより、各フローの最低保証
帯域に応じて余剰帯域を公平に分配することができる。
【0039】(3)条件C<Rsum が成立する場合 この場合、キューグループ401a、401bに属する
フローに関しても十分な帯域が確保できないため、最低
保証レートを守ることができない。各フローに対して予
約する最低保証帯域の合計が回線レートを上回ることを
認めた場合、一時的に入力トラフィック量が増大する
と、このような状況が発生する。キューグループ401
aに属するフローに関して受信したパケットは、キュー
グループ401bに属するフローに関して受信したパケ
ットに優先して転送される。従って、パケット転送レー
トが最低保証レート未満のフローに対し、各フローの最
低保証帯域に応じて出力回線の全帯域(C)を公平に分
配することができる。以上のように、本発明の第2の実
施の形態によれば、各フローの最低保証レートの契約値
に基き、各フローに対して余剰帯域の再配分を行なうこ
とが可能となる。本実施の形態は、網運用事業者が加入
者に対して提供するサービスのコストが最低保証レート
に応じたものになっている場合に適している。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。この第3の実施の形態におけるパケット転送
装置の構成は、上述した第2の実施の形態におけるパケ
ット転送装置11の構成と同様である。また、この第3
の実施の形態における最大制限レート記憶手段313
は、フロー{F1、F2、……、Fi}に対して予め設
定された最大制限レート{M1、M2、……、Mi}の
合計値Msum と、フロー{G1、G2、……、Gj}に
対して予め設定された最大制限レート{N1、N2、…
…、Ni}の合計値Nsumを保持し、フロー{F1、F
2、……、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、
……、Wj}をW1=M1/Msum 、W2=M2/Msu
m 、……、Wj=Mj/Msum のように計算し、フロー
{G1、G2、……、Gj}に対する重み付け係数{V
1、V2、……、Vj}をV1=N1/Nsum 、V2=
N2/Nsum、……、Vj=Nj/Nsum のように計算
して保持する。
【0041】キュー{Q11、Q12、……、Q1i}
は、上述のように最大制限レートを基にして決めた重み
付け係数{W1、W2、……、Wi}を基にキューグル
ープ401aと401bに分類し、キュー{Q21、Q
22、……、Q2j}は上記のように最大制限レートを
基にして決めた重み付け係数{V1、V2、……、V
j}を基にキューグループ402aと402bに分類す
る。以後、第2の実施の形態と同様に、キューグループ
選択手段310はキューグループ401aに属するキュ
ーを、キューグループ401bに属するキューに優先し
て選択し、また、キューグループ402aに属するキュ
ーを、キューグループ402bに属するキューに優先し
て選択する。このように出力キューの選択を行なうこと
により、各フローの最大制限レートの契約値に基き、各
フローに対して余剰帯域の再配分を行なうことが可能と
なる。本実施の形態は、網運用事業者が加入者に対して
提供するサービスのコストが最大制限レートに応じたも
のになっている場合に適している。
【0042】なお、本発明の第2の実施の形態および第
3の実施の形態において、余剰帯域の分配に用いる重み
付け係数{W1、W2、……、Wi}、{V1、V2、
……、Vj}の計算方法は必ずしも上述した方法の限り
ではない。例えば、網運用者がサービスの最低保証レー
トと最大制限レートの契約値の双方に基づき、余剰帯域
の分配方針を決めようとする場合には、パケット転送装
置の外部より、0から1までの範囲でパラメータαを与
え、このパラメータαを用いて、 W1=α×K1/Ksum +(1−α)×M1/Msum 、
W2=α×K2/Ksum +(1−α)×M2/Msum 、
……、Wi=α×Ki/Ksum +(1−α)×Mi/M
sum 、 および、 V1=α×L1/Lsum +(1−α)×N1/Nsum 、
V2=α×L2/Lsum +(1−α)×N2/Nsum 、
……、Vj=α×Lj/Lsum +(1−α)×Nj/N
sum のように計算する方法が挙げられる。
【0043】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。図5は、この第4の実施の形態におけるパケ
ット転送レート測定手段314のデータ構造を示す説明
図である。上述した第1の実施の形態と同様に、フロー
毎にパケット転送レート534、キューグループ53
5、最終転送時刻536、キューイング中パケット数5
37を保持し、加えてフロー毎に最大制限レート超過時
の処理方法538を保存している。最大制限レート超過
時の処理方法としては、トラフィックのシェーピング(S
hape) 、受信したパケットの廃棄(Drop)、パケットの確
率的な廃棄(Random-Drop)等がある。さらに、トランス
ポート層プロトコルがTCPの場合、上記の処理方法に
加えて、パケットヘッダへのCongestion Experiendビッ
トの付加(ECN) 、確認応答パケットの受信ウィンドウサ
イズの0上書き(Zero-Window) を指定することもでき
る。
【0044】この最大制限レート超過時の処理方法53
8は、フロー識別データベース303に格納されたフロ
ー識別条件における、トランスポート層プロトコル54
2に基いて決める。例えば、トランスポート層プロトコ
ルがUDPの場合は最大制限レート超過時処理方法を(D
rop)とし、トランスポート層プロトコルがTCPの場合
は、Shape、(Shape、ECN) 、またはRandom-Drop のよう
にする。トランスポート層プロトコルがTCPで最大制
限レート超過時にCongestion Experiendビットの付加を
行なった場合、受信ノードは送信ノードに対して返送す
る確認応答パケットにおいて、パケット転送の経路中で
輻輳が発生したことを送信ノードに通知するため、送信
ノードは最大制限レート以下になるまで送信レートを自
動的に低減する。
【0045】また、トランスポート層プロトコルがTC
Pの場合、最大制限レート超過時に受信ノードから返送
される確認応答パケットにおける受信ウィンドウサイズ
を0に上書きすると、送信ノードは以後のパケット送信
を一時的に停止する。以後、送信ノードはTCPのPers
ist タイマを起動し、受信ウィンドウサイズが十分大き
くなるまで周期的に受信ノードの受信ウィンドウサイズ
をプローブする。パケット転送装置は、パケット転送レ
ートが最大制限レート未満になると、確認応答パケット
における受信ウィンドウサイズの上書きを停止するた
め、パケット転送レートを最大制限レートに抑えること
ができる。このように、最大制限レート超過時の処理方
法を、フロー識別条件のトランスポート層プロトコルに
基き選択することにより、シェーピングに必要なバッフ
ァを削減し、またシェーピングに必要な処理負荷を軽減
することができる。
【0046】なお、本発明は以上のような各構成のパケ
ット転送装置に含まれるパケット転送レート監視制御装
置とともに、上述した各手順より構成されるパケット転
送レート監視制御方法、及びパケット転送装置を制御す
るCPU等の各コンピュータに上述した各手順を実行さ
せるためのプログラムを含むものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパケット転
送レート監視制御装置によれば、加入者が利用するサー
ビス毎にパケット転送の最低保証レートと最大制限レー
トを契約するパケット通信網において、トラフィック増
加時にも最低保証レート以上のパケット転送速度を保証
することができ、さらに、最低保証レート以上のパケッ
ト転送速度を保証しつつ、契約した最低保証レートや最
大制限レートに応じて余剰帯域の再配分を簡易かつ公平
に行なうことも可能となる。
【0048】また、本発明のパケット転送レート監視制
御方法おいても同様に、加入者が利用するサービス毎に
パケット転送の最低保証レートと最大制限レートを契約
するパケット通信網において、トラフィック増加時にも
最低保証レート以上のパケット転送速度を保証すること
ができ、さらに、最低保証レート以上のパケット転送速
度を保証しつつ、契約した最低保証レートや最大制限レ
ートに応じて余剰帯域の再配分を簡易かつ公平に行なう
ことも可能となる。
【0049】さらに、本発明のプログラムによってパケ
ット転送装置のコンピュータを動作させることにより、
加入者が利用するサービス毎にパケット転送の最低保証
レートと最大制限レートを契約するパケット通信網にお
いて、トラフィック増加時にも最低保証レート以上のパ
ケット転送速度を保証しつつ、契約した最低保証レート
や最大制限レートに応じて余剰帯域の再配分を簡易かつ
公平に行なうことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を適用したパケット
転送装置を含むパケット通信網の一例を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるパケット転
送装置の構成を詳細に示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるフロー識別
データベース、パケット転送レート測定手段、最低保証
レート記憶手段、最大制限レート記憶手段のデータ構造
を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるパケット転
送装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるパケット転
送レート測定手段のデータ構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10、11……パケット転送装置、20……送信ノー
ド、30……受信ノード、40、50……パケット通信
網、60、70……インタフェース、80、90……イ
ンタフェース、300……パケットルーティング手段、
301……ルーティングデータベース、302……フロ
ー識別手段、303……フロー識別データベース、30
4……パケット転送レート測定手段、305……最低保
証レート記憶手段、306……最大制限レート記憶手
段、307、308、309……キュー選択手段、31
0……キューグループ選択手段。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変長パケットのルーティングを行なう
    パケット転送装置のパケット転送レート監視制御装置に
    おいて、 受信パケットからその受信パケットが属する上位レイヤ
    のフローを識別するとともに、その受信パケットの転送
    間隔と受信パケット長からパケット転送レートを測定
    し、その測定したパケット転送レートと予めフロー毎に
    設定されたレート情報とを比較して各受信パケットを転
    送する優先順位を決定することにより、 パケット転送レートが最低保証レート未満であるフロー
    に関して受信したパケットをパケット転送レートが最低
    保証レート以上であるフローに関して受信したパケット
    よりも優先して転送し、 かつ、 パケット転送レートが最大制限レート未満であるフロー
    に関して受信したパケットをパケット転送レートが最大
    制限レート以上であるフローに関して受信したパケット
    よりも優先して転送するようにした、 ことを特徴とするパケット転送レート監視制御装置。
  2. 【請求項2】 受信パケットのヘッダ情報から受信パケ
    ットが属する上位レイヤのフローを識別する上位レイヤ
    フロー識別手段と、 前記上位レイヤフロー識別手段によって識別したフロー
    毎に受信パケットの転送間隔と受信パケット長からパケ
    ット転送レートを測定するパケット転送レート測定手段
    と、 前記パケット転送レート測定手段によって測定したパケ
    ット転送レートと予めフロー毎に設定された最低保証レ
    ート情報および最大制限レート情報とを比較する比較手
    段と、 前記比較手段によって比較した結果に基いて、受信パケ
    ットに対応するフローを、パケット転送レートが前記最
    低保証レート未満であるフローが属するグループ1と、
    パケット転送レートが前記最低保証レート以上であり、
    かつ前記最大制限レート未満であるフローが属するグル
    ープ2と、パケット転送レートが前記最大制限レートを
    超過したフローが属するグループ3とに分類する分類手
    段とを備え、 前記グループ1が属するフローに関して受信したパケッ
    トを前記グループ2に属するフローに関して受信したパ
    ケットに優先して転送し、かつ前記グループ2が属する
    フローに関して受信したパケットを前記グループ3に属
    するフローに関して受信したパケットに優先して転送す
    るようにした、 ことを特徴とする請求項1記載のパケット転送レート監
    視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記受信パケットを上位レイヤフロー識
    別手段によって識別したフロー毎に到着順にキューイン
    グすることを特徴とする請求項2記載のパケット転送レ
    ート監視制御装置。
  4. 【請求項4】 前記グループ1に属するフロー{F1、
    F2、……、Fi}について予め設定された最低保証レ
    ートを{K1、K2、……、Ki}、その合計をKsum
    とし、前記グループ1に属するフロー{F1、F2、…
    …、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、……、
    Wi}をW1=K1/Ksum 、W2=K2/Ksum 、…
    …、Wi=Ki/Ksum のように定義し、 前記グループ2に属するフロー{G1、G2、……、G
    j}について予め設定された最低保証レートを{L1、
    L2、……、Lj}、その合計をLsum とし、前記グル
    ープ2に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に対
    する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=
    L1/Lsum 、V2=L2/Lsum 、……、Vj=Lj
    /Lsum のように定義し、 パケットの出力インタフェース速度をCとした場合、前
    記グループ1のフロー{F1、F2、……、Fi}をパ
    ケット転送レートが{C×W1、C×W2、……、C×
    Wi}未満のグループ1Aと、パケット転送レートが
    {C×W1、C×W2、……、C×Wi}以上のグルー
    プ1Bとに分類し、 前記グループ2のフロー{G1、G2、……、Gj}を
    パケット転送レートが{(C−Ksum )×V1、(C−
    Ksum )×V2、……、(C−Ksum )×Vj}未満の
    グループ2Aと、パケット転送レートが{(C−Ksum
    )×V1、(C−Ksum )×V2、……、(C−Ksum
    )×Vj}以上のグループ2Bとに分類し、 前記グループ1Aに属するフローに関して受信したパケ
    ットを前記グループ1Bに属するフローに関して受信し
    たパケットに優先して転送し、前記グループ2Aに属す
    るフローに関して受信したパケットを前記グループ2B
    に属するフローに関して受信したパケットに優先して転
    送することを特徴とする請求項2または3記載のパケッ
    ト転送レート監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記グループ1に属するフロー{F1、
    F2、……、Fi}について予め設定された最大制限レ
    ートを{M1、M2、……、Mi}、その合計をMsum
    とし、前記グループ1に属するフロー{F1、F2、…
    …、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、……、
    Wi}をW1=M1/Msum 、W2=M2/Msum 、…
    …、Wi=Mi/Msum のように定義し、 前記グループ2に属するフロー{G1、G2、……、G
    j}について予め設定された最大制限レートを{N1、
    N2、……、Nj}、その合計をNsum とし、前記グル
    ープ2に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に対
    する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=
    N1/Nsum 、V2=N2/Nsum 、……、Vj=Nj
    /Nsum のように定義し、 パケットの出力インタフェース速度をCとした場合、前
    記グループ1のフロー{F1、F2、……、Fi}をパ
    ケット転送レートが{C×W1、C×W2、……、C×
    Wi}未満のグループ1Aと、パケット転送レートが
    {C×W1、C×W2、……、C×Wi}以上のグルー
    プ1Bとに分類し、 前記グループ2のフロー{G1、G2、……、Gj}を
    パケット転送レートが{(C−Msum )×V1、(C−
    Msum )×V2、……、(C−Msum )×Vj}未満の
    グループ2Aと、パケット転送レートが{(C−Msum
    )×V1、(C−Msum )×V2、……、(C−Msum
    )×Vj}以上のグループ2Bとに分類し、 前記グループ1Aに属するフローに関して受信したパケ
    ットを前記グループ1Bに属するフローに関して受信し
    たパケットに優先して転送し、前記グループ2Aに属す
    るフローに関して受信したパケットを前記グループ2B
    に属するフローに関して受信したパケットに優先して転
    送することを特徴とする請求項2または3記載のパケッ
    ト転送レート監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記グループ1に属するフロー{F1、
    F2、……、Fi}について予め設定された最低保証レ
    ートを{K1、K2、……、Ki}、その合計をKsum
    とし、前記グループ1に属するフロー{F1、F2、…
    …、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、……、
    Wi}をW1=K1/Ksum 、W2=K2/Ksum 、…
    …、Wi=Ki/Ksum のように定義し、 前記グループ2に属するフロー{G1、G2、……、G
    j}について予め設定された最低保証レートを{L1、
    L2、……、Lj}、その合計をLsum とし、前記グル
    ープ2に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に対
    する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=
    L1/Lsum 、V2=L2/Lsum 、……、Vj=Lj
    /Lsum のように定義し、 かつ、前記グループ1に属するフロー{F1、F2、…
    …、Fi}について予め設定された最大制限レートを
    {M1、M2、……、Mi}、その合計をMsumとし、
    前記グループ1に属するフロー{F1、F2、……、F
    i}に対する重み付け係数{W1、W2、……、Wi}
    をW1=M1/Msum 、W2=M2/Msum 、……、W
    i=Mi/Msum のように定義し、 前記グループ2に属するフロー{G1、G2、……、G
    j}について予め設定された最大制限レートを{N1、
    N2、……、Nj}、その合計をNsum とし、前記グル
    ープ2に属するフロー{G1、G2、……、Gj}に対
    する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}をV1=
    N1/Nsum 、V2=N2/Nsum 、……、Vj=Nj
    /Nsum のように定義し、 さらに0から1までの値をとるパラメータαを用いるこ
    とにより、前記グループ1に属するフロー{F1、F
    2、……、Fi}に対する重み付け係数{W1、W2、
    ……、Wi}をW1=α×K1/Ksum +(1−α)×
    M1/Msum 、W2=α×K2/Ksum +(1−α)×
    M2/Msum 、……、Wi=α×Ki/Ksum +(1−
    α)×Mi/Msum のように定義し、 前記グループ2に属するフロー{G1、G2、……、G
    j}に対する重み付け係数{V1、V2、……、Vj}
    をV1=α×L1/Lsum +(1−α)×N1/Nsum
    、V2=α×L2/Lsum +(1−α)×N2/Nsum
    、……、Vj=α×Lj/Lsum +(1−α)×Nj
    /Nsum のように定義し、 前記パラメータαを外部から設定可能であることを特徴
    とする請求項4または5記載のパケット転送レート監視
    制御装置。
  7. 【請求項7】 受信パケットのヘッダ情報からトランス
    ポート層のプロトコル種別を識別するプロトコル種別識
    別手段を備え、パケット転送レートが前記最大制限レー
    トを超過した場合、前記プロトコル種別識別手段によっ
    て識別したトランスポート層のプロトコルに応じて、受
    信したパケットを廃棄するか、あるいは受信したパケッ
    トの転送をパケット転送レートが前記最大制限レート以
    下になるまで遅延させてシェーピングを行なうかを選択
    することを特徴とする請求項2または3記載のパケット
    転送レート監視制御装置。
  8. 【請求項8】 受信パケットのヘッダ情報からトランス
    ポート層のプロトコル種別を識別するプロトコル種別識
    別手段を備え、前記プロトコル種別識別手段によって識
    別したトランスポート層プロトコルがTCP(Transmis
    sion ControlProtocol )であり、かつパケット転送レ
    ートが前記最大制限レートを超過した場合には、転送す
    るパケットのヘッダにRFC2481で定義されるCE
    (Congestion Experienced)ビットを付加することによ
    り、送信側ノードに対して送信レートの抑制を通知する
    ことを特徴とする請求項2または3記載のパケット転送
    レート監視制御装置。
  9. 【請求項9】 受信パケットのヘッダ情報からトランス
    ポート層のプロトコル種別を識別するプロトコル種別識
    別手段を備え、前記プロトコル種別識別手段によって識
    別したトランスポート層プロトコルがTCP(Transmis
    sion ControlProtocol )であり、かつパケット転送レ
    ートが前記最大制限レートを超過した場合には、以後、
    受信側ノードから送信側ノードに向けて転送する確認応
    答パケットのTCPヘッダにおける受信ウィンドウサイ
    ズを0に上書きし、送信側ノードに対して送信レートの
    抑制を通知することを特徴とする請求項2または3記載
    のパケット転送レート監視制御装置。
  10. 【請求項10】 可変長パケットのルーティングを行な
    うパケット転送装置のパケット転送レート監視制御方法
    において、 受信パケットからその受信パケットが属する上位レイヤ
    のフローを識別するとともに、その受信パケットの転送
    間隔と受信パケット長からパケット転送レートを測定
    し、その測定したパケット転送レートと予めフロー毎に
    設定されたレート情報とを比較して各受信パケットを転
    送する優先順位を決定することにより、 パケット転送レートが最低保証レート未満であるフロー
    に関して受信したパケットをパケット転送レートが最低
    保証レート以上であるフローに関して受信したパケット
    よりも優先して転送し、 かつ、 パケット転送レートが最大制限レート未満であるフロー
    に関して受信したパケットをパケット転送レートが最大
    制限レート以上であるフローに関して受信したパケット
    よりも優先して転送するようにした、 ことを特徴とするパケット転送レート監視制御方法。
  11. 【請求項11】 受信パケットのヘッダ情報から受信パ
    ケットが属する上位レイヤのフローを識別する上位レイ
    ヤフロー識別手順と、 前記上位レイヤフロー識別手順によって識別したフロー
    毎に受信パケットの転送間隔と受信パケット長からパケ
    ット転送レートを測定するパケット転送レート測定手順
    と、 前記パケット転送レート測定手順によって測定したパケ
    ット転送レートと予めフロー毎に設定された最低保証レ
    ート情報および最大制限レート情報とを比較する比較手
    順と、 前記比較手順によって比較した結果に基いて、受信パケ
    ットに対応するフローを、パケット転送レートが前記最
    低保証レート未満であるフローが属するグループ1と、
    パケット転送レートが前記最低保証レート以上であり、
    かつ前記最大制限レート未満であるフローが属するグル
    ープ2と、パケット転送レートが前記最大制限レートを
    超過したフローが属するグループ3とに分類する分類手
    順と、 前記グループ1が属するフローに関して受信したパケッ
    トを前記グループ2に属するフローに関して受信したパ
    ケットに優先して転送し、かつ前記グループ2が属する
    フローに関して受信したパケットを前記グループ3に属
    するフローに関して受信したパケットに優先して転送す
    る転送制御手順と、 を有することを特徴とする請求項10記載のパケット転
    送レート監視制御方法。
  12. 【請求項12】 可変長パケットのルーティングを行な
    うパケット転送装置を制御するコンピュータの動作を制
    御するプログラムにおいて、 受信パケットのヘッダ情報から受信パケットが属する上
    位レイヤのフローを識別する上位レイヤフロー識別手順
    と、 前記上位レイヤフロー識別手順によって識別したフロー
    毎に受信パケットの転送間隔と受信パケット長からパケ
    ット転送レートを測定するパケット転送レート測定手順
    と、 前記パケット転送レート測定手順によって測定したパケ
    ット転送レートと予めフロー毎に設定された最低保証レ
    ート情報および最大制限レート情報とを比較する比較手
    順と、 前記比較手順によって比較した結果に基いて、受信パケ
    ットに対応するフローを、パケット転送レートが前記最
    低保証レート未満であるフローが属するグループ1と、
    パケット転送レートが前記最低保証レート以上であり、
    かつ前記最大制限レート未満であるフローが属するグル
    ープ2と、パケット転送レートが前記最大制限レートを
    超過したフローが属するグループ3とに分類する分類手
    順と、 前記グループ1が属するフローに関して受信したパケッ
    トを前記グループ2に属するフローに関して受信したパ
    ケットに優先して転送し、かつ前記グループ2が属する
    フローに関して受信したパケットを前記グループ3に属
    するフローに関して受信したパケットに優先して転送す
    る転送制御手順と、 をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
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