JP2002237734A - 抵抗ラダー型電子ボリューム - Google Patents

抵抗ラダー型電子ボリューム

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JP2002237734A
JP2002237734A JP2001031626A JP2001031626A JP2002237734A JP 2002237734 A JP2002237734 A JP 2002237734A JP 2001031626 A JP2001031626 A JP 2001031626A JP 2001031626 A JP2001031626 A JP 2001031626A JP 2002237734 A JP2002237734 A JP 2002237734A
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JP
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resistance
amplifier
servo
output
electronic volume
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JP2001031626A
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Tomoyuki Arakawa
智幸 荒川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボリューム切換時のショック音を的確に抑制
できる抵抗ラダー型電子ボリュームを得る。 【解決手段】 抵抗ラダー1と、抵抗ラダー1の抵抗値
を選択的に切り換えるためのスイッチ群2とを備え、出
力端子T2に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型
電子ボリュームにおいて、抵抗ラダー1およびスイッチ
群2に接続される前段回路のアンプ機能手段に代えて設
けられ、アンプ機能部5aと、アンプ機能部5aの出力
側における直流分をアンプ機能部5aの入力側へ抵抗分
割により負帰還させるサーボ機能部5bとを有するサー
ボ機能手段5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抵抗ラダー型電
子ボリューム、特に、抵抗ラダーとスイッチ、オペアン
プを用い構成される電子ボリューム回路を複数段有する
回路において、前段回路と後段回路のDCレベル差によ
り発生するボリューム切換時のショックオン(切換ノイ
ズ)を低減させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子ボリューム回路では前段回路の出力
DCオフセットが次段に入力された場合、ボリューム設
定各点でDCレベルが異なることになる。このため、ボ
リューム設定を切換えた瞬間に電子ボリュームのDC出
力レベルが変動することになり、この電子ボリューム出
力をオーディオアンプなどで増幅するとスピーカーから
ショック音が発生する。
【0003】従来は回路−回路間にDC成分カット用の
コンデンサ(カップリングコンデンサ)を挿入してボリ
ューム回路にDCオフセットを入力させないことですべ
てのボリューム設定での出力DCレベルを揃え、DC出
力レベルの変動に起因する切換ノイズの発生を防いでい
た。この方法ではカップリングコンデンサが必要である
が、IC内部で実現不可能な容量値であるためIC外部
で単体コンデンサを回路間に挿入する。このためICに
は外付コンデンサ接続のためにピンが必要となる。シス
テムとしてICを使用する場合、外付部品が少ないほど
システム全体のコストが減少する。また、ICチップと
してはピン数が少ないほど製造コストが減少する。この
ため、なるべく外付部品点数の少ないIC、ピン数が少
ないICが求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ボリュー
ム切換時のショック音を的確に抑制できる抵抗ラダー型
電子ボリュームを得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る抵抗ラ
ダー型電子ボリュームでは、抵抗ラダーと、前記抵抗ラ
ダーの抵抗値を選択的に切り換えるためのスイッチ群と
を備え、出力端子に所定レベルの出力を導出する抵抗ラ
ダー型電子ボリュームにおいて、前記抵抗ラダーおよび
スイッチ群に接続され前記所定レベルの出力を得るため
に機能するアンプ機能手段として、アンプ機能部と、前
記アンプ機能部の出力側における直流分を前記アンプ機
能部の入力側へ抵抗分割により負帰還させるサーボ機能
部とを有するサーボ機能手段を設けたものである。
【0006】第2の発明に係る抵抗ラダー型電子ボリュ
ームでは、抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値を選
択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力端子
に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボリュ
ームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群に接続
される前段回路のアンプ機能手段に代えて設けられ、ア
ンプ機能部と、前記アンプ機能部の出力側における直流
分を前記アンプ機能部の入力側へ抵抗分割により負帰還
させるサーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けた
ものである。
【0007】第3の発明に係る抵抗ラダー型電子ボリュ
ームでは、抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値を選
択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力端子
に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボリュ
ームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群の入力
側に接続され、アンプ機能部と、前記アンプ機能部の出
力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側へロー
パスフィルタ作用によって抵抗分割により負帰還させる
サーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けたもので
ある。
【0008】第4の発明に係る抵抗ラダー型電子ボリュ
ームでは、抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値を選
択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力端子
に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボリュ
ームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群の出力
側に接続されるアンプ機能手段に代えて設けられ、アン
プ機能部と、前記アンプ機能部の出力側における直流分
を前記アンプ機能部の入力側へ抵抗分割により負帰還さ
せるサーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けたも
のである。
【0009】第5の発明に係る抵抗ラダー型電子ボリュ
ームでは、抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値を選
択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力端子
に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボリュ
ームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群の出力
側に接続され、アンプ機能部と、前記アンプ機能部の出
力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側へロー
パスフィルタ作用によって抵抗分割により負帰還させる
サーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けたもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を図1および図2について説明する。図1は
実施の形態1における構成を示す接続図である。図2は
実施の形態1におけるサーボ機能手段としてのDCサー
ボ回路を示す接続図である。
【0011】図において、1は抵抗ラダー、2はスイッ
チ群、3はボリューム制御回路、4はオペアンプ、5は
サーボ機能手段としてのDCサーボ回路、T1は入力端
子、T2は出力端子である。サーボ機能手段としてのD
Cサーボ回路5は、図2に示すように、アンプ機能部5
aと、ローパスフィルタとして構成されたサーボ機能部
5bとを有するものである。
【0012】図1に示す実施の形態1における抵抗ラダ
ー型電子ボリュームでは、入力端子T1に、前段回路
(図示せず)のアンプ機能を代替して実行し得るサーボ
機能手段としてのDCサーボ回路5が接続される。DC
サーボ回路5は、アンプ機能部5aにより前段回路のア
ンプ機能と同等のアンプ機能を奏するものであって、前
段回路においてはそのアンプ機能が省略される。DCサ
ーボ回路5のアンプ機能部5aは、オペアンプにより構
成され、その負(−)端子に前段回路の出力を受けるも
のである。DCサーボ回路5のサーボ機能部5bは、ロ
ーパスフィルタとしての機能を持つものであって、アン
プ機能部5aを有するDCサーボ回路5の出力側におけ
る直流分をアンプ機能部5aの入力端子としての正
(+)端子に抵抗R3,R4(図2)による抵抗分割に
より負帰還させるものである。これにより、前段回路に
おいて生じているオフセット分を解消することができ
る。
【0013】DCサーボ回路5のサーボ機能部5bで抵
抗R3,R4(図2)による抵抗分割により負帰還を行
い抵抗R3,R4の抵抗値の設定によって負帰還量を適
切に調整することにより、前段回路において生じている
オフセット分を的確に解消することができるものであ
る。ローパスフィルタ作用を持つDCサーボ回路5のサ
ーボ機能部5bの出力を抵抗R3,R4(図2)により
抵抗分割して負帰還させることによって、ローパスフィ
ルタ作用を持つサーボ機能部5bの出力を直接帰還させ
るよりも、低いカットオフ周波数を実現することがで
き、特に、オーディオ用途で使用する場合、カットオフ
周波数は低い方が良いので、有利となる。
【0014】図1に示すように、この発明による実施の
形態1の構成における電子ボリュームは抵抗ラダー1,
スイッチ群2,制御回路3,オペアンプ4,DCサーボ
回路5で構成される。
【0015】従来使用されている電子ボリューム回路
は、図4に示すように、抵抗ラダー1,スイッチ群2,
制御回路3,オペアンプ4で構成される。図4に示すよ
うな従来の電子ボリューム構成での問題点を示す。ボリ
ュームブロックの前に接続している回路の出力にDCオ
フセットがあった場合、ボリュームブロックの基準電圧
とDCオフセットとの差分によって抵抗ラダーに電流が
流れ、ボリューム設定点各点においてDC電圧に差が生
じる。ボリューム出力のレベルを決定するスイッチを切
換えた瞬間にDC電圧が変化するため、ボリューム出力
は図5のように急激な変化を示し、この出力がゲインの
高いオーディオパワーアンプに入力されスピーカーなど
で出力されるとショック音(切換ノイズ)が感知され
る。
【0016】このDCオフセットに起因する切換ノイズ
を減少させるため、アンプ回路を図2のような構成のD
Cサーボ回路を使用することにより外付部品なしで切換
ノイズが小さい電子ボリューム回路が実現できること
が、この発明の特徴である。
【0017】図2に示すDCサーボ回路5は、周波数f
0 より高い周波数では利得R2/R1の反転アンプとな
り、f0 以下の周波数では6dB/octの傾斜で減衰
し、DCでは利得0となる回路である。すなわち、周波
数f0 より高い周波数では所定の利得を持つ反転アンプ
として機能し、直流的には利得0として直流分を遮断す
る機能を有するものである。ここで、f0 は以下の通り
である。 f0 =(1/2πCR5)×〔(R1+R2)/R1〕×
〔R3/(R3+R4)〕
【0018】この回路は従来方式で問題となっていたD
C成分に関して増幅しない回路である。抵抗値,容量値
を適切に選択することで必要な周波数帯域が得られる。
図1のような構成で抵抗ラダーに入力される前段回路が
DCサーボ回路なのでDCオフセット成分がない。この
ため、ボリューム設定各点でのDC電位は等しくなるの
で図5に示すような現象は起らない。
【0019】この発明による実施の形態1によれば、抵
抗ラダー1と、前記抵抗ラダー1の抵抗値を選択的に切
り換えるためのスイッチ群2とを備え、出力端子T2に
所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボリュー
ムにおいて、前記抵抗ラダー1およびスイッチ群2に接
続される前段回路のアンプ機能手段に代えて設けられ、
前記抵抗ラダー2およびスイッチ群2の入力側に接続さ
れて、アンプ機能部5aと、前記アンプ機能部5aの出
力側における直流分を前記アンプ機能部5aの入力側へ
ローパスフィルタを介して抵抗R3,R4(図2)によ
る抵抗分割により負帰還させるサーボ機能部5bとを有
するDCサーボ回路5からなるサーボ機能手段を設けた
ので、前段回路のアンプ機能手段に代えて設けられ、前
記抵抗ラダー2およびスイッチ群2の入力側に接続され
たDCサーボ回路5からなるサーボ機能手段で抵抗分割
によって負帰還を行わせることにより、低いカットオフ
周波数を実現して、オフセット分を適切に解消し、ボリ
ューム切換時のショック音を的確に抑制できる抵抗ラダ
ー型電子ボリュームを得ることができる。
【0020】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図3について説明する。図3は実施の形態2におけ
る構成を示す接続図である。この実施の形態2において
は、ここで説明する実施の形態2特有の構成以外の構成
については、実施の形態1と同様の構成を有し同様の作
用を奏するものである。
【0021】図において、1は抵抗ラダー、2はスイッ
チ群、3はボリューム制御回路、5はサーボ機能手段と
してのDCサーボ回路、T1は入力端子、T2は出力端
子、6は前段回路である。サーボ機能手段としてのDC
サーボ回路5は、図2に示すように、アンプ機能部5a
と、ローパスフィルタとして構成されたサーボ機能部5
bとを有するものである。
【0022】図3に示す実施の形態1における抵抗ラダ
ー型電子ボリュームでは、図4に示す従来の装置におけ
るオペアンプ4の機能を代替して実行し得るサーボ機能
手段としてのDCサーボ回路5がオペアンプ4に代えて
接続される。DCサーボ回路5は、アンプ機能部5aに
より図4に示す従来の装置におけるオペアンプ4の機能
と同等のアンプ機能を奏するものである。DCサーボ回
路5のアンプ機能部5aは、オペアンプにより構成さ
れ、その負(−)端子に抵抗ラダー1およびスイッチ群
2の出力を受けるものである。DCサーボ回路5のサー
ボ機能部5bは、ローパスフィルタとしての機能を持つ
ものであって、アンプ機能部5aを有するDCサーボ回
路5の出力側における直流分をアンプ機能部5aの入力
端子としての正(+)端子に抵抗R3,R4(図2)に
よる抵抗分割により負帰還させるものである。これによ
り、前段回路において生じているオフセット分を解消す
ることができる。
【0023】DCサーボ回路5のサーボ機能部5bで抵
抗R3,R4(図2)による抵抗分割により負帰還を行
い抵抗R3,R4の抵抗値の設定によって負帰還量を適
切に調整することにより、前段回路において生じている
オフセット分を的確に解消することができるものであ
る。ローパスフィルタ作用を持つDCサーボ回路5のサ
ーボ機能部5bの出力を抵抗R3,R4(図2)により
抵抗分割して負帰還させることによって、ローパスフィ
ルタ作用を持つサーボ機能部5bの出力を直接帰還させ
るよりも、低いカットオフ周波数を実現することがで
き、特に、オーディオ用途で使用する場合、カットオフ
周波数は低い方が良いので、有利となる。
【0024】図3に示すように、この発明による実施の
形態2の構成における電子ボリュームは、前段回路6の
出力を受けるもので、抵抗ラダー1,スイッチ群2,制
御回路3,DCサーボ回路5で構成される。
【0025】ここでは、出力のアンプ4(図4)がDC
サーボ回路5に変更されている。前段回路は変更してい
ないためスイッチ各点でDC電位が異なるが、最終段の
アンプがDCサーボ回路なのでDC変動を増幅しない。
したがって、図5に示すような現象は起こらない。
【0026】この発明による実施の形態2によれば、抵
抗ラダー1と、前記抵抗ラダーの抵抗値を選択的に切り
換えるためのスイッチ群2とを備え、出力端子T2に所
定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボリューム
において、オペアンプ4(図4)に代えて設けられ、前
記抵抗ラダー1およびスイッチ群2の出力側に接続され
て、アンプ機能部5aと、前記アンプ機能部5aの出力
側における直流分を前記アンプ機能部5aの入力側へロ
ーパスフィルタ作用によって抵抗R3,R4(図2)に
よる抵抗分割により負帰還させるサーボ機能部5bとを
有するサーボ機能手段を設けたので、オペアンプ4(図
4)に代えて設けられ、前記抵抗ラダー1およびスイッ
チ群2の出力側に接続されたDCサーボ回路5からなる
サーボ機能手段で抵抗分割によって負帰還を行わせるこ
とにより、低いカットオフ周波数を実現して、オフセッ
ト分を適切に解消し、ボリューム切換時のショック音を
的確に抑制できる抵抗ラダー型電子ボリュームを得るこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】第1の発明によれば、抵抗ラダーと、前
記抵抗ラダーの抵抗値を選択的に切り換えるためのスイ
ッチ群とを備え、出力端子に所定レベルの出力を導出す
る抵抗ラダー型電子ボリュームにおいて、前記抵抗ラダ
ーおよびスイッチ群に接続され前記所定レベルの出力を
得るために機能するアンプ機能手段として、アンプ機能
部と、前記アンプ機能部の出力側における直流分を前記
アンプ機能部の入力側へ抵抗分割により負帰還させるサ
ーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けたので、ボ
リューム切換時のショック音を的確に抑制できる抵抗ラ
ダー型電子ボリュームを得ることができる。
【0028】第2の発明によれば、抵抗ラダーと、前記
抵抗ラダーの抵抗値を選択的に切り換えるためのスイッ
チ群とを備え、出力端子に所定レベルの出力を導出する
抵抗ラダー型電子ボリュームにおいて、前記抵抗ラダー
およびスイッチ群に接続される前段回路のアンプ機能手
段に代えて設けられ、アンプ機能部と、前記アンプ機能
部の出力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側
へ抵抗分割により負帰還させるサーボ機能部とを有する
サーボ機能手段を設けたので、前段回路のアンプ機能手
段に代えて設けられたサーボ機能手段により、ボリュー
ム切換時のショック音を的確に抑制できる抵抗ラダー型
電子ボリュームを得ることができる。
【0029】第3の発明によれば、抵抗ラダーと、前記
抵抗ラダーの抵抗値を選択的に切り換えるためのスイッ
チ群とを備え、出力端子に所定レベルの出力を導出する
抵抗ラダー型電子ボリュームにおいて、前記抵抗ラダー
およびスイッチ群の入力側に接続され、アンプ機能部
と、前記アンプ機能部の出力側における直流分を前記ア
ンプ機能部の入力側へローパスフィルタ作用によって抵
抗分割により負帰還させるサーボ機能部とを有するサー
ボ機能手段を設けたので、抵抗ラダーおよびスイッチ群
の入力側に接続されたサーボ機能手段により、ボリュー
ム切換時のショック音を的確に抑制できる抵抗ラダー型
電子ボリュームを得ることができる。
【0030】第4の発明によれば、抵抗ラダーと、前記
抵抗ラダーの抵抗値を選択的に切り換えるためのスイッ
チ群とを備え、出力端子に所定レベルの出力を導出する
抵抗ラダー型電子ボリュームにおいて、前記抵抗ラダー
およびスイッチ群の出力側に接続されるアンプ機能手段
に代えて設けられ、アンプ機能部と、前記アンプ機能部
の出力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側へ
抵抗分割により負帰還させるサーボ機能部とを有するサ
ーボ機能手段を設けたので、抵抗ラダーおよびスイッチ
群の出力側に接続されるアンプ機能手段に代えて設けら
れサーボ機能手段により、ボリューム切換時のショック
音を的確に抑制できる抵抗ラダー型電子ボリュームを得
ることができる。
【0031】第5の発明によれば、抵抗ラダーと、前記
抵抗ラダーの抵抗値を選択的に切り換えるためのスイッ
チ群とを備え、出力端子に所定レベルの出力を導出する
抵抗ラダー型電子ボリュームにおいて、前記抵抗ラダー
およびスイッチ群の出力側に接続され、アンプ機能部
と、前記アンプ機能部の出力側における直流分を前記ア
ンプ機能部の入力側へローパスフィルタ作用によって抵
抗分割により負帰還させるサーボ機能部とを有するサー
ボ機能手段を設けたので、抵抗ラダーおよびスイッチ群
の出力側に接続されたサーボ機能手段により、ボリュー
ム切換時のショック音を的確に抑制できる抵抗ラダー型
電子ボリュームを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における抵抗ラ
ダー式電子ボリュームの構成を示す接続図である。
【図2】 この発明による実施の形態1におけるDCサ
ーボ回路の構成を示す接続図である。
【図3】 この発明による実施の形態2における抵抗ラ
ダー式電子ボリュームの構成を示す接続図である。
【図4】 従来技術における抵抗ラダー式電子ボリュー
ムの構成を示す接続図である。
【図5】 従来技術における抵抗ラダー式電子ボリュー
ムのボリューム切換時に切換ノイズが発生する出力波形
モデル図である。
【符号の説明】
1 抵抗ラダー、2 スイッチ群、3 ボリューム制御
回路、4 オペアンプ、5 サーボ機能手段としてのD
Cサーボ回路、5a アンプ機能部、5b サーボ機能
部、T1 入力端子、T2 出力端子、6 前段回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値
    を選択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力
    端子に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボ
    リュームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群に
    接続され前記所定レベルの出力を得るために機能するア
    ンプ機能手段として、アンプ機能部と、前記アンプ機能
    部の出力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側
    へ抵抗分割により負帰還させるサーボ機能部とを有する
    サーボ機能手段を設けたことを特徴とする抵抗ラダー型
    電子ボリューム。
  2. 【請求項2】 抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値
    を選択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力
    端子に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボ
    リュームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群に
    接続される前段回路のアンプ機能手段に代えて設けら
    れ、アンプ機能部と、前記アンプ機能部の出力側におけ
    る直流分を前記アンプ機能部の入力側へ抵抗分割により
    負帰還させるサーボ機能部とを有するサーボ機能手段を
    設けたことを特徴とする抵抗ラダー型電子ボリューム。
  3. 【請求項3】 抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値
    を選択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力
    端子に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボ
    リュームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群の
    入力側に接続され、アンプ機能部と、前記アンプ機能部
    の出力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側へ
    ローパスフィルタ作用によって抵抗分割により負帰還さ
    せるサーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けたこ
    とを特徴とする抵抗ラダー型電子ボリューム。
  4. 【請求項4】 抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値
    を選択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力
    端子に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボ
    リュームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群の
    出力側に接続されるアンプ機能手段に代えて設けられ、
    アンプ機能部と、前記アンプ機能部の出力側における直
    流分を前記アンプ機能部の入力側へ抵抗分割により負帰
    還させるサーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設け
    たことを特徴とする抵抗ラダー型電子ボリューム。
  5. 【請求項5】 抵抗ラダーと、前記抵抗ラダーの抵抗値
    を選択的に切り換えるためのスイッチ群とを備え、出力
    端子に所定レベルの出力を導出する抵抗ラダー型電子ボ
    リュームにおいて、前記抵抗ラダーおよびスイッチ群の
    出力側に接続され、アンプ機能部と、前記アンプ機能部
    の出力側における直流分を前記アンプ機能部の入力側へ
    ローパスフィルタ作用によって抵抗分割により負帰還さ
    せるサーボ機能部とを有するサーボ機能手段を設けたこ
    とを特徴とする抵抗ラダー型電子ボリューム。
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