JP2002237413A - コイル部品及び電気特性量取出装置 - Google Patents

コイル部品及び電気特性量取出装置

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JP2002237413A
JP2002237413A JP2001033577A JP2001033577A JP2002237413A JP 2002237413 A JP2002237413 A JP 2002237413A JP 2001033577 A JP2001033577 A JP 2001033577A JP 2001033577 A JP2001033577 A JP 2001033577A JP 2002237413 A JP2002237413 A JP 2002237413A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線に係る電気特性の高精度の取り出しなど
の用途に好適な小形なコイル部品を提供する。小形、簡
易な構成によって、電線の電気特性を高精度に取り出せ
る電気特性量取出装置を提供する。 【解決手段】 本発明のコイル部品は、各ターンの中心
が同一直線又は同一曲線上を徐々にずれていくように、
しかも、全体が扁平されたコイル本体を有することを特
徴とする。本発明の電気特性量取出装置は、1又は複数
の電線の周囲の磁束を捕捉して電気信号に変換する、磁
束捕捉対象の上記電線に装着された1又は複数の磁束/
電気変換手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル部品及び電
気特性量取出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電源供給ラインに係る電気特性量
が測定されたり監視されたりすることは多い。例えば、
電力量計は、従量制需要家(例えば各家庭)の引込み口
に取り付けられ、需要家による使用電力量を計量するた
めに用いられる。また、ノーヒューズブレーカは、電源
が供給される装置を、過電流や短絡電流から保護するた
めに用いられる。
【0003】以上のような屋内配線などに係る測定装置
や異常監視装置としては、コイル部品を利用した装置は
多い。例えば、電力量計として、コイル部品を供給電流
が流れることで作る磁界と、指針円盤のうず電流との相
互作用により、指針円盤を回動させて積算電力を指標さ
せるものがある。また、ノーヒューズブレーカとして、
短絡電流が電磁コイル部品を流れることで作る吸引力で
遮断機構を動作させるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、指針円
盤を含め指針を利用する測定装置などは、指針を駆動す
るための力を発揮する、ある程度大きなコイル部品を必
要とし、装置を小型化するにも限界がある。また、仮
に、コイル部品が電力特性などに1対1で対応する磁界
を形成したとしても、指針などを用いるため、指針の重
量や相対的な取付位置などのばらつきで精度が変化し、
そのため、初期時の校正作業などがかなり煩雑になって
いた。
【0005】ノーヒューズブレーカの遮断機構などをコ
イル部品の電磁力で駆動する異常監視装置なども、同様
に、ある程度大きなコイル部品を必要とし、装置を小型
化するにも限界がある。また、プランジャのばらつきな
どを考慮し、初期時の校正作業などがかなり煩雑になっ
ていた。
【0006】また、校正したとしても、電気特性を反映
させる要素として機構的要素が多いため、電気特性の検
出精度などには限界がある。
【0007】そのため、電源供給ラインなどの電線に係
る電気特性の高精度の取り出しなどの用途に好適な小形
なコイル部品が求められており、また、小形、簡易な構
成によって電気特性を高精度に取り出すことができる電
気特性量取出装置が求められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明のコイ
ル部品は、各ターンの中心が同一直線又は同一曲線上を
徐々にずれていくように、しかも、全体が扁平されたコ
イル本体を有することを特徴とする。
【0009】請求項2の本発明のコイル部品は、請求項
1の本発明において、上記コイル本体を取り付けた基板
を備え、この基板に対する、上記コイル本体の各ターン
の中心からの距離が等しいことを特徴とする。
【0010】請求項3の本発明のコイル部品は、請求項
2の本発明において、上記基板に対し、上記コイル本体
を、薄膜形成処理及びエッチング処理により設けたこと
を特徴とする。
【0011】請求項4の本発明のコイル部品は、請求項
2又は3の本発明において、上記基板が、可撓性基板で
あることを特徴とする。
【0012】請求項5の本発明の電気特性量取出装置
は、1又は複数の電線の周囲の磁束を捕捉して電気信号
に変換する、磁束捕捉対象の上記電線に装着された1又
は複数の磁束/電気変換手段を有することを特徴とす
る。
【0013】請求項6の本発明の電気特性量取出装置
は、請求項5の本発明において、上記磁束/電気変換手
段から出力された電気信号を無線送信する信号送信手段
をさらに有することを特徴とする。
【0014】請求項7の本発明の電気特性量取出装置
は、請求項5又は6の本発明において、上記各電線が、
電源供給線であることを特徴とする。
【0015】請求項8の本発明の電気特性量取出装置
は、請求項5〜7のいずれかの本発明において、上記各
磁束/電気変換手段として、請求項1〜4のいずれかの
本発明のコイル部品を適用したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるコイル部品及び電気特性量取出装置
を、電源プラグでの電気特性量の取出しシステムに適用
した第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
【0017】図1は、第1の実施形態に係る電源プラグ
1の内部構成や構成要素の配置を中心に示す電気特性量
の取出しシステムの説明図である。
【0018】図1において、電源プラグ1は、家電製品
その他が該当する電源供給対象の負荷2に対し、電気コ
ード3を介して接続されている。
【0019】電気コード3を構成する一対の電源供給線
3−1及び3−2は、電源プラグ1の筐体内において
は、引き離されており、それぞれの先端部の被覆部材が
除去され、露出している導線3−1a、3−2aがそれ
ぞれ、対応するプラグ突出棒体4−1、4−2に電気的
かつ物理的に取り付けられている。
【0020】電源プラグ1の筐体内における以下の位置
に、図2及び図3に示すような構成を有する3個のシー
ト状電気部品5−1〜5−3が設けられている。
【0021】第1及び第2のシート状電気部品5−1及
び5−2は、被覆部材が設けられている、しかも、それ
ぞれが引き離されている位置の、各電源供給線3−1、
3−2に装着されている。また、第1及び第2のシート
状電気部品5−1及び5−2はそれぞれ、装着されてい
ない他の電源供給線3−2、3−1の磁束を捕捉し得な
い位置に装着されている。
【0022】第3のシート状電気部品5−3は、一対の
電源供給線3−1及び3−2がくっついている位置に、
しかも、一対の電源供給線3−1及び3−2を跨ぐよう
に装着されている。
【0023】第1〜第3のシート状電気部品5−1〜5
−3は、後述するように、扁平コイル11を備え、電源
供給線3−1、3−2に電流が流れることにより、電源
供給線3−1、3−2の周囲に生じる磁束を捕捉し、電
源供給線3−1、3−2を流れる電流の検出信号を得る
ものである。なお、当然に、電源プラグ1は図示しない
コンセントに挿入されて使用される。第1〜第3のシー
ト状電気部品5−1〜5−3が得た検出信号は、信号送
信機6に与えられる。
【0024】信号送信機6は、後述する図4に示す詳細
構成を有し、第1〜第3のシート状電気部品5−1〜5
−3が得た検出信号を、信号処理装置7に無線送信す
る。
【0025】信号処理装置7は、後述する図5に示す詳
細構成を有し、信号送信機6から与えられた、第1〜第
3のシート状電気部品5−1〜5−3が得た検出信号を
適宜処理するものである。処理内容については後述す
る。
【0026】図2は、上述したシート状電気部品5(第
1〜第3のシート状電気部品5−1〜5−3)の平面図
である。
【0027】シート状電気部品5は、例えば、長辺3〜
5mm、短辺が長辺の半分程度の可撓性の絶縁シート基
板(例えばポリイミドフィルム)10に、扁平コイル1
1及び2個の抵抗体12a、12bを設けたものであ
る。扁平コイル11の両端はそれぞれ、シート基板10
上に設けられた電極13−1、13−2に接続されてお
り、各抵抗体12a、12bの両端もそれぞれ、シート
基板10上に設けられた電極14−1、14−2、15
−1、15−2に接続されている。
【0028】図3は、シート状電気部品5における扁平
コイル11の部分についての、図2でのIII−III線方向
の縦断面図である。
【0029】図3において、絶縁シート基板10上に
は、扁平コイル11の各ターンの下辺11a、絶縁層1
1b、各ターンの上辺11cが積層されており、各ター
ンの下辺11a及び上辺11cは、図3では図示してい
ない各ターンの側辺によって連結されている。例えば、
絶縁シート基板10の厚みはほぼ0.1μmであり、扁
平コイル11の厚みもほぼ0.1μmである。また、扁
平コイル11のターン数は例えば20〜100ターンで
ある。
【0030】上述のような積層構造を有する扁平コイル
11の部分は、例えば、以下のようにして形成する。
【0031】まず、電極材料(例えば金、銀、銅など)
の蒸着処理により、シート基板10上に電極13−1及
び13−2を形成する。
【0032】次に、コイル材料(例えば金、銀、銅な
ど)の蒸着処理により、各ターンの下辺11aとなるた
めの層を形成する。この層の一部は、電極13−1及び
13−2に接続される。その後、エッチング処理によ
り、各ターンの下辺11aを形成する。
【0033】続いて、絶縁材料(例えばポリイミド)の
蒸着処理やフィルムの貼付処理により、各ターンの下辺
11aの上に絶縁層11bを形成する。絶縁層11b
は、各ターンの下辺11a間にも形成される。なお、絶
縁材料としては、透磁率が高いものが好ましい。
【0034】なお、この絶縁層11bの部分を、磁路層
(磁性体層)及び絶縁層でなる多層構造や、絶縁層、磁
路層及び絶縁層でなる多層構造などに置き換えても良
い。この場合の磁路層の材質としては、アモルファス、
フェライト、磁気抵抗効果素子などを適用できる。ま
た、磁路層は、各ターンの下辺11a、側辺、上辺11
cから遠ざかるに従って透磁率が大きくなるように蒸着
処理したものであっても良い。ここで、透磁率の変化
を、各ターンの下辺11a、側辺、上辺11cに接する
部分では0にし、磁路層の中心に行くに従って大きくす
るようにすると、絶縁層を不要にすることもできる。
【0035】次に、コイル材料の蒸着処理により、各タ
ーンの上辺11cとなるための層を形成する。この際に
は、併せて、各ターンの側辺となるための膜も形成され
る。その後、エッチング処理により、各ターンの上辺1
1c及び側辺を形成し、これにより、扁平コイル11が
形成される。なお、各ターンの上辺11cに被覆を施し
ても良い。
【0036】なお、絶縁シート基板10上に、抵抗体1
2a及び12bを容易に形成できるので、その形成方法
は省略する。
【0037】上記では、シート状電気部品5が抵抗体1
2a、12bを有するものとして説明したが、シート状
電気部品5が抵抗体12a、12b(及びそれに対する
電極)を備えないものであっても良い。抵抗体12a、
12bは、信号送信機6を構成する回路部分に抵抗要素
が必要となった場合を考慮して、シート状電気部品5に
設けたものであるが、この第1の実施形態の特徴との関
係では、シート状電気部品5は、扁平コイル11を備え
ていれば良い。
【0038】シート状電気部品5は、シート基板10が
ポリイミドフィルムなどの樹脂フィルムで形成されてい
る場合には、鋏によって切断することも可能であり、電
源供給線3−1及び3−2の形状などに応じて、シート
状電気部品5の長さなどを調整することができる。
【0039】シート状電気部品5(第1〜第3のシート
状電気部品5−1〜5−3)は、電源供給線3−1及び
3−2に関し、その軸線を中心とした周方向の磁束が生
じるので、その周方向の磁束が扁平コイル11の中央を
良く通過するように、電源供給線3−1、3−2に設け
られる。なお、シート状電気部品5は、シート基板10
がポリイミドフィルムなどの樹脂フィルムで形成されて
いる場合には、電源供給線3−1及び3−2が円筒など
の形状を有していても、その電源供給線3−1及び3−
2の形状になじませて装着することができる。このよう
に装着した場合には、扁平コイル11は、トロイダルコ
イルになっている。
【0040】図4は、第1〜第3のシート状電気部品5
−1〜5−3が得た検出信号を送信する信号送信機6の
詳細構成を示すブロック図である。
【0041】信号送信機6は、3個のアナログ/デジタ
ル変換器(A/D変換器)20−1〜20−3、信号統
合部21、送信部22、送信アンテナ23及び電池24
を有する。
【0042】各A/D変換器20−1、20−2、20
−3は対応するシート状電気部品5−1、5−2、5−
3が得た検出信号(アナログ信号)をデジタル信号に変
換して信号統合部21に与えるものである。各A/D変
換器20−1、20−2、20−3は、例えば、サンプ
リング周波数1MHzで、8ビットのデジタル信号に変
換する。
【0043】信号統合部21は、3個のA/D変換器2
0−1〜20−3からのデジタル信号(例えば8ビッ
ト)を統合し(例えば24ビット)、送信フレームを形
成して、シリアル出力で送信部22に与えるものであ
る。なお、送信フレームには、フレームヘッダを付与す
るようにしても良い。
【0044】送信部22は、送信フレームを変調したり
電力増幅したりした後、送信アンテナ23から放射させ
るものである。送信アンテナ23としては、例えば、信
号送信機6を構成するプリント配線基板に配線パターン
で形成したものを適用できる。
【0045】電池24は、当該信号送信機4の各部20
〜22の動作電源を供給するものである。
【0046】なお、電源プラグ1の表面などに当該信号
送信機4を動作させるか否かを指示するスイッチを設
け、このスイッチがONのときにのみ、当該信号送信機
4を動作させるようにしても良い。
【0047】図5は、信号送信機6から送信された信号
を受信して処理する信号処理装置7の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【0048】信号処理装置7は、受信アンテナ30、受
信部31、信号分離部32及び信号処理部33を有す
る。なお、信号処理装置7の各部への動作電源の供給手
段は問われない。
【0049】受信アンテナ30は、信号送信機6の送信
アンテナ23から空間に放射された無線電波を捕捉し、
電気信号に変換して受信部31に与えるものである。
【0050】受信部31は、受信アンテナ23からの電
気信号をフィルタリングしたり復調したりして、信号送
信機6が送信しようとした送信フレームを得て信号分離
部32に与えるものである。
【0051】信号分離部32は、入力された送信フレー
ムを分解し、シート状電気部品5−1、5−2、5−3
が得た検出信号(デジタル信号に変換はされている)に
分離して信号処理部33に与えるものである。
【0052】信号処理部33は、入力された、シート状
電気部品5−1、5−2、5−3による検出信号(デジ
タル信号)を適宜処理するものである。信号処理部33
として、コンピュータを適用することができる。信号処
理部33による信号処理は、その用途に応じて、適宜選
定すれば良い。
【0053】例えば、シート状電気部品5−1、5−
2、5−3による検出信号(デジタル信号)の信号波形
をそのまま表示させるようにしても良く、また、所定の
演算後の波形を表示させるようにしても良い。
【0054】また例えば、消費電流や消費電力や力率や
電圧や複数の電気量(例えば電流)の位相差などの電気
特徴量を検出信号から得て出力するようにしても良い。
すなわち、電力計や電流計などとして用いるようにする
ことができる。算出値も、例えば電力を例に挙げれば、
実効電力、平均電力、皮相電力、無効電力など、任意の
ものを得るようにしても良い。
【0055】さらに例えば、電源供給線3−1及び3−
2に混入したノイズ成分の大きさや、ノイズ源が負荷2
か否かを求めて出力するようにしても良い。また、ノイ
ズ成分を分析して共振系の存在を認識しても良い。
【0056】また例えば、検出信号(データ)を記録し
ておき、故障発生時の解析などに利用するようにしても
良い。
【0057】なお、後述する第2の実施形態のように、
家電製品などの装置の制御などに検出信号を利用するよ
うにしても良い。
【0058】次に、第1の実施形態での動作を説明す
る。電源プラグ1が図示しないコンセントに挿入されて
いる状態において、負荷2(例えば家電製品)が動作し
ているときには、商用電源(交流電源)が負荷に供給さ
れる。このとき、電源供給線3−1及び3−2の一方に
は、負荷2に流入する電流が流れ、他方には負荷2から
流出する電流が流れ、これら電流の向きは商用電源の交
流変化に応じて変化する。
【0059】いずれにせよ、各電源供給線3−1、3−
2に電流が流れることにより、電源供給線3−1、3−
2の周囲には、電源供給線3−1、3−2の軸線を中心
とした周方向に沿う磁束が生じる。
【0060】第1のシート状電気部品5−1の扁平コイ
ル11は、電源供給線3−1の周囲の磁束を捕捉し、そ
れを電気信号に変換し、電源供給線3−1を流れる電流
の検出信号を得て、信号送信機6のA/D変換器20−
1に与える。また、第2のシート状電気部品5−2の扁
平コイル11は、電源供給線3−2の周囲の磁束を捕捉
し、それを電気信号に変換し、電源供給線3−2を流れ
る電流の検出信号を得て、信号送信機6のA/D変換器
20−2に与える。さらに、第3のシート状電気部品5
−3の扁平コイル11は、電源供給線3−1及び3−2
の周囲の磁束を捕捉し、その合成磁束を電気信号に変換
し、電源供給線3−1及び3−2を流れる電流の相殺電
流の検出信号を得て、信号送信機6のA/D変換器20
−3に与える。
【0061】このようにして、各シート状電気部品5−
1、5−2、5−3が得た検出信号(アナログ信号)
は、対応するA/D変換器20−1、20−2、20−
3によって、デジタル信号に変換されて信号統合部21
に与えられ、信号統合部21によって、これらデジタル
信号が統合されて送信フレームを形成される。この送信
フレームは、送信部22によって、変調されたり電力増
幅されたりした後、送信アンテナ23から空間に放射さ
れる。
【0062】送信アンテナ23から空間に放射された無
線電波は、信号処理装置7の受信アンテナ30によって
捕捉され、電気信号に変換されて受信部31に与えら
れ、受信部31によって、フィルタリングされたり復調
されたりして、信号送信機6が送信しようとした送信フ
レームが復元されて信号分離部32に与えられる。これ
により、信号分離部32によって、送信フレームが分解
され、各シート状電気部品5−1、5−2、5−3が得
た検出信号に分離されて信号処理部33に与えられ、信
号処理部33によって、これら検出信号(デジタル信
号)に所望する信号処理が施される。
【0063】図6は、信号分離部32から出力された検
出信号S1〜S3の信号波形図の一例である。なお、検
出信号S1〜S3はそれぞれ、シート状電気部品5−1
〜5−3が出力した検出信号に対応している。
【0064】一般に、屋内への電源は、柱上変圧器など
によって3相が2相に変換されたものであるので、その
影響を受け、電源供給線3−1及び3−2を流れる電流
は微視的に見た場合には同一ではなく、そのため、電源
供給線3−1及び3−2に係る検出信号S1及びS2
は、図6に示すように、異なる振幅を有する。また、電
源供給線3−1及び3−2を流れる電流が異なるため、
その相殺電流に係る検出信号S3は、0ではなく、所定
のオフセットを有するものである。
【0065】電源プラグ1が設けられている屋内では、
電磁調理器などの高周波数の電波を不要に放射する装置
が多く存在する。このような不要電波は、電源供給線3
−1及び3−2においてノイズとして捕捉され、電源電
流に重畳される。このような外部ノイズは、電源供給線
3−1及び3−2の電源電流にほぼ等しく重畳(加算)
される。
【0066】また、電源供給線3−1及び3−2を介し
て電源が供給される負荷(例えば家電製品)2も、その
動作によって、電源電流を乱すノイズを発生するものも
ある。このような負荷2によるノイズは、電源供給線3
−1及び3−2の電源電流にほぼ等しく、減算させるよ
うなものとなる。
【0067】検出信号S1〜S3には、このようなノイ
ズが適宜含まれている。図7は、検出信号S1〜S3か
ら、その基本周波数成分(S1及びS2に関しては50
Hz又は60Hz、S3に関しては所定の直流オフセッ
ト)を除去した後のノイズ成分N1〜N3を示すもので
ある。
【0068】検出信号S3やノイズ成分N3での直流レ
ベル(オフセット)が、所定レベルからいずれに移動し
ているかによって、ノイズ源が、負荷2か、負荷2以外
の外部機器かを弁別することができる。演算処理で得ら
れたノイズ成分N1〜N3の少なくともいずれかによっ
てノイズの大きさを捉えることも可能である。そのた
め、仮に、消費電力を算出するような場合においても、
ノイズの影響を排除したより正確な値を求めることも可
能である。
【0069】なお、参考のために、図8及び図9に、負
荷2によって電源供給に係る電気特性が相違することを
示す。
【0070】図8は、100V−300Wの電熱器(コ
ンロ)の電気特性を示すものである。図8(A)は電源
が遮断されている状態での電気特性を、図8(B)は電
源が供給されている状態での電気特性を示している。電
源遮断状態で電圧波形が交流波形となっているのは、電
源スイッチが単極型のものであるためであり、電源スイ
ッチが2極双投のならば、電圧波形も0Vとなる。図8
(B)から明らかなように、この電熱器は抵抗性負荷の
例である。
【0071】図9は、100V−35kWHの冷蔵庫
(なお、その室内灯は10W)の電気特性を示すもので
ある。図9(A)は電源が遮断されている状態での電気
特性を、図9(B)は電源が供給されている状態での電
気特性(電流波形は位相補正前)を示している。図9
(B)から明らかなように、この冷蔵庫は電流波形が抵
抗性負荷に比べて90度近く遅れている誘導性負荷の例
である。
【0072】このように、負荷2によって、電流波形
や、電圧波形に対する位相差などが異なっているので、
電流波形を検出信号S1、S2などをモニタすることは
有効である。
【0073】上述した第1の実施形態によれば、以下の
効果を奏することができる。
【0074】扁平コイル11を有するシート状電気部品
5−1〜5−3を提案したので、電源供給線(3−1及
び3−2)を流れる電流の検出信号を簡単にしかも電源
供給に影響を与えずに取り出すことができる。因みに、
従来、電源供給線の電流の検出信号を得ようとすると、
電源供給線を切断し、その2個の切断端部を電流センサ
や電流計などに接続することを要していた。
【0075】また、扁平コイル11を有するシート状電
気部品5−1〜5−3によって、電源供給線(3−1及
び3−2)を流れる電流の検出信号を得ているので、そ
の検出信号の精度は高い。その結果、検出信号を処理し
て得た電気特性量(例えば、消費電力)の精度も高いも
のとなる。シート状電気部品5−1〜5−3は、電源供
給線3−1、3−2の形状に容易になじむので、電源供
給線3−1、3−2の形状に拘わらず、高精度の検出す
ることができる。
【0076】さらに、3個のシート状電気部品5−1〜
5−3を用いて、3個の検出信号を得ているので、これ
ら3個の検出信号を利用して所望する電気特性量やノイ
ズ情報などを求めることができ、この点でも、得られた
電気特性量などの精度を高いものにすることができる。
【0077】さらにまた、3個のシート状電気部品5−
1〜5−3や信号送信機6を電源プラグ1内に収納して
いるので、ユーザなどがこれらの存在を邪魔に思うこと
はなく、また、これらを破損するようなこともなく、検
出構成も小形、計量である。例えば、電源プラグ1及び
負荷2間を伸びている電源コード3の部分に、3個のシ
ート状電気部品5−1〜5−3や信号送信機6を設けた
場合には、これらを破損する恐れがかなり大きい。な
お、電源プラグ1ではなく、電源プラグ1が差し込まれ
るコンセント側に、3個のシート状電気部品5−1〜5
−3や信号送信機6を設けても、同様な効果を奏するこ
とができる。
【0078】また、シート状電気部品5−1〜5−3に
よる検出信号を、信号送信機6及び信号処理装置7間で
無線通信するようにしたので、検出信号の授受にケーブ
ルを不要にできると共に、信号処理装置7の位置自由度
を高めることができる。なお、信号送信機6において、
電力を算出するなどのある程度の信号処理を施して送信
するようにしても良いが、この場合にも、無線通信を利
用した場合には、上述の効果を得ることができる。
【0079】さらに、電源供給線3−1、3−2の電流
を直接検出した信号を処理しているので、負荷2が抵抗
性負荷か誘導性負荷か容量性負荷かなどによらずに、所
望する電気特性量を得ることができる。
【0080】(B)第2の実施形態 次に、本発明によるコイル部品及び電気特性量取出装置
を、電源プラグでの電気特性量の取出しシステムに適用
した第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
【0081】図10は、第2の実施形態に係る電源プラ
グの内部構成や構成要素の配置を中心に示す電気特性量
の取出しシステムの説明図であり、第1の実施形態に係
る図1との同一、対応部分には、同一、対応符号を付し
て示している。
【0082】この第2の実施形態は、電源供給線3−
1、3−2に、家電製品その他が該当する電源供給対象
の負荷2が損傷する恐れがある大きな電流(短絡電流や
電源ON時の予想以上の突入電流など)が流れた場合
に、負荷2を保護しようとするものである。
【0083】この第2の実施形態の場合、電源供給線3
−1、3−2の少なくとも一方に、シート状電気部品5
−1、5−2が設けられ、信号送信機6は、その検出信
号を無線送信する。
【0084】また、第2の実施形態の場合、信号処理装
置7は、負荷2に内蔵されており、その検出信号に基づ
いて、異常電流の発生有無を判断するものである。負荷
2は、電源供給線3−1、3−2の接続箇所の近傍に電
源遮断手段2aを備えており、信号処理装置7は、異常
電流の発生を認識したときに、電源遮断手段2aを遮断
動作させ、負荷2内部への異常電流の流入を阻止する。
【0085】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態の効果に加え、負荷(例えば家電製品)2を単位と
して、異常電流から保護できるという効果を奏すること
ができる。
【0086】また、実験では、電源供給線3−1、3−
2を流れる電源電流の周期は20ms(50Hzの場
合)であるが、信号送信機6や信号処理装置7の処理遅
延を含め、異常電流発生時から3ms程度で遮断するこ
とができた。すなわち、電源の1周期より遙かに短い時
間で遮断を実行することができる。
【0087】なお、異常電流から負荷2を保護するため
に遮断する位置は、上記の位置に限定されるものではな
い。例えば、電源プラグ1内であっても良い。すなわ
ち、電源プラグ1内に遮断機構を設け、検出信号に基づ
いて異常電流を電源プラグ1内で直接検出して遮断して
も良く、また、信号処理装置7が異常電流の発生を検出
し、電源プラグ1内に設けられた信号受信機を通じて遮
断機構を動作させるようにしても良い。
【0088】(C)他の実施形態 なお、シート状電気部品(扁平コイル)を用いて電源電
流を取り出すという技術思想は、上記実施形態のような
電源プラグにおける電源供給線に対してだけではなく、
各種の電源供給線に対して適用することができる。例え
ば、変流器(CT)や変成器(PT)の内部や周囲の電
源供給線に適用したり、発電所からの送電線に適用した
りしても良い。また、2線での電源供給だけでなく、3
線式の電源供給にも適用することができる。
【0089】また、第2の実施形態のような検出信号に
応じた遮断、保護機能は、保護継電器などに利用するよ
うにしても良い。例えば、保護継電器の過電流、過電
圧、不足電圧、地短時などを検出信号から認識して、保
護継電器などに遮断起動を掛けるようにしても良い。
【0090】さらに、上記信号処理装置7を可搬型にす
るようにしても良い。このようにすると、電源供給ライ
ンの各所に距離をおいて、設けられた信号送信機6から
の検出信号を1台の信号処理装置7でモニタし得るよう
になる。この技術は、工場設備などでは有効な技術であ
る。
【0091】さらにまた、信号送信機6及び信号処理装
置7を一体化した1個の装置とし、シート状電気部品
(扁平コイル)の近傍に設けるようにしても良い。
【0092】また、上記各実施形態では、シート状電気
部品(扁平コイル)を用いて、電源電流に関する検出信
号を得るものを示したが、電源以外の信号を伝送する電
線での電気信号(検出信号)の取り出しにシート状電気
部品(扁平コイル)を用いても良い。例えば、搬送波で
変調されている変調信号の伝送電線にシート状電気部品
を装着して検出信号を得るようにしても良く、Hレベ
ル、Lレベルをとるパルス信号の伝送電線にシート状電
気部品を装着して検出信号を得るようにしても良い。後
者の場合、パルスの立上りエッジや立下りエッジでの
み、磁束変化が生じて検出信号に表れるが、クロックの
再生やパルスの復調など、所望する用途に検出信号を利
用すれば良い。
【0093】さらに、上記各実施形態では、シート状電
気部品(扁平コイル)を、電源周囲の磁束の捕捉手段と
して用いたものを示したが、電気部品である以上、その
用途は、上記実施形態のものに限定されない。例えば、
シート状電気部品(扁平コイル)を単に回路のインダク
タ要素などに用いるようにしても良い。
【0094】また、シート状電気部品(扁平コイル)の
基板は、その用途などによっては、剛性体で形成された
ものであっても良い。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明のコイル部品によ
れば、電線に係る電気特性の高精度の取り出しなどの用
途に好適な小形なコイル部品を提供できる。
【0096】また、本発明の電気特性量取出装置によれ
ば、小形、簡易な構成によって、電線の電気特性を高精
度に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の電気特性量の取出しシステム
の説明図である。
【図2】第1の実施形態のシート状電気部品の平面図で
ある。
【図3】第1の実施形態のシート状電気部品の部分縦断
面図である。
【図4】第1の実施形態の信号送信機の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】第1の実施形態の信号処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第1の実施形態のシート状電気部品による検出
信号の信号波形図である。
【図7】図6の検出信号におけるノイズ成分を示す信号
波形図である。
【図8】第1の実施形態の負荷が電熱器の場合の電源供
給に係る電気特性を示す信号波形図である。
【図9】第1の実施形態の負荷が冷蔵庫の場合の電源供
給に係る電気特性を示す信号波形図である。
【図10】第2の実施形態の電気特性量の取出しシステ
ムの説明図である。
【符号の説明】
2…負荷、2a…電源遮断手段、3…電気コード、3−
1、3−2…電源供給線、5−1〜5−3…シート状電
気部品、6…信号送信機、7…信号処理装置、10…シ
ート基板、11…扁平コイル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月13日(2001.2.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図5】
【図1】
【図4】
【図6】
【図7】
【図10】
【図8】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪井 浄 東京都国分寺市本町3−10−22 株式会社 計測研究所内 Fターム(参考) 5E070 AA01 AB01 BA01 CB13 CC03 5E081 AA05 CC01 DD11 EE09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ターンの中心が同一直線又は同一曲線
    上を徐々にずれていくように、しかも、全体が扁平され
    たコイル本体を有することを特徴とするコイル部品。
  2. 【請求項2】 上記コイル本体を取り付けた基板を備
    え、この基板に対する、上記コイル本体の各ターンの中
    心からの距離が等しいことを特徴とする請求項1に記載
    のコイル部品。
  3. 【請求項3】 上記基板に対し、上記コイル本体を、薄
    膜形成処理及びエッチング処理により設けたことを特徴
    とする請求項2に記載のコイル部品。
  4. 【請求項4】 上記基板が、可撓性基板であることを特
    徴とする請求項2又は3に記載のコイル部品。
  5. 【請求項5】 1又は複数の電線の周囲の磁束を捕捉し
    て電気信号に変換する、磁束捕捉対象の上記電線に装着
    された1又は複数の磁束/電気変換手段を有することを
    特徴とする電気特性量取出装置。
  6. 【請求項6】 上記磁束/電気変換手段から出力された
    電気信号を無線送信する信号送信手段をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の電気特性量取出装置。
  7. 【請求項7】 上記各電線が、電源供給線であることを
    特徴とする請求項5又は6に記載の電気特性量取出装
    置。
  8. 【請求項8】 上記各磁束/電気変換手段として、請求
    項1〜4のいずれかに記載のコイル部品を適用したこと
    を特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電気特性
    量取出装置。
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