JP2002236539A

JP2002236539A - 電子デバイス用コンテキスト感応ラベル

Info

Publication number: JP2002236539A
Application number: JP2001400791A
Authority: JP
Inventors: William H Vong; ウィリアム・エイチ・ヴォング; Corinne Broom; コリン・ブルーム; Steven T Kaneko; スティーヴン・ティー・カネコ
Original assignee: Microsoft Corp
Current assignee: Microsoft Corp
Priority date: 2000-12-28
Filing date: 2001-12-28
Publication date: 2002-08-23
Also published as: US6917373B2; CN1367426A; GB2371128A; GB0126786D0; DE10162939A1; GB2371128B; US20040216059A1; US7512901B2; TW526434B; US20020085045A1

Abstract

(57)【要約】【課題】機能性を高めつつ、大型化あるいは複雑化を
抑えた制御パネル・ユニットを提供する。【解決手段】計算機用制御パネル・ユニット（３０
７）は、個々のボタン状態を定義する特性を有するボタ
ンを含む。ボタンの操作時に、ボタンの可視状態を変化
させることができる。ボタンの一部を照明して、状態を
表したり、ボタンによって制御するアプリケーションを
図示するアイコンを含むことができる。制御パネル・ユ
ニットは、ディスプレイを含み、ボタンに対応する複数
のソフト・ラベルを表示し、対応するボタンを操作した
ときに起動する現コンテキストを表すことができる。ソ
フト・ラベルは、アプリケーションにおいて利用可能な
種々のアクションまたは機能を表すように変化すること
ができる。ユーザ・インターフェースにおいて、各ユー
ザに特定の着色方式を割り当てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本開示は、一般的に、電子デ
バイス用ダイナミック・ユーザ・インターフェースに関
する。更に特定すれば、本開示は、コンテキスト感応ソ
フト・ラベルおよびボタン状態の使用により、ユーザが
電子デバイスに関連する一連の機能を閲覧することを可
能にするユーザ・インターフェースを提供することに関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来のコンピュータ・システムでは、単
一のモニタまたはその他のタイプのディスプレイ・ユニ
ットを、ビデオ・アダプタのようなインターフェースを
介して、システム・バスに接続する。システム・バス
は、モニタをホスト・コンピュータの中央演算装置（Ｃ
ＰＵ）に結合する。ホスト・コンピュータは、システム
・メモリから情報を検索し、システム・バスを通じてデ
ィスプレイ・モニタに送り表示することを要求する命令
を実行する。

【０００３】公知のシステムの１つに、共通ＣＰＵを有
し、これを多数のディスプレイ端末およびキーボード間
で共有可能としたものがある。このシステムでは、ディ
スプレイ端末は、ＣＰＵの制御下にあり、単独では処理
能力のない端末である。このようなシステムは、多数の
独立したユーザのために設定するのが通例である。この
ようなシステムの利点は、ＣＰＵを見えないところに、
そしてユーザの端末の各々から離して、中心に配置でき
ることにある。したがって、ユーザのワークステーショ
ンでは、空間をあけることができる。別の利点として、
アプリケーションは、各ユーザに別個にインストールす
る必要なく、１カ所に格納できることが挙げられる。

【０００４】スマート・ホーム環境(smart home enviro
nment)の出現により、大型のモニタおよびキーボードを
含む従来のコンピュータ端末を家中の多数の場所に置く
ことは現実的ではなくなった。従来のコンピュータ端末
は大量の空間を必要とし、家中の殆どの場所では得られ
ないのが通例である。したがって、スマート・ホームの
実施を促進するには、補助ディスプレイを含む小型化し
た制御パネル・ユニットが必要である。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】既存の制御パネル・ユ
ニットは、ステレオ、電話機等のように、機能性が限ら
れたシステムを対象として設計されている。これらのデ
バイスのユーザ・インターフェースは、数個のボタン
と、ディスプレイ・パネルを有するのが通例であり、各
ボタンが１つの機能に対応する。例えば、ラジオの場
合、１つのボタンが音量制御に対応し、別のボタンが同
調に対応するということが考えられる。スマート・ホー
ムにおいて採用する多数のアプリケーションに豊富で確
実(robust)な機能性を設けるには、既存の制御パネルに
は追加のボタンが必要となる。ボタン数の増加により、
制御パネルの面積(real estate)が広がり、制御パネル
・ユニットのサイズが、従来のコンピュータ端末のサイ
ズに近づくまでになっている。更に、多数のボタンのた
めに、ユーザの使い易さという観点からは、動作が手に
負えなくなる可能性がある。このような制御パネル・ユ
ニットは、空間が貴重な家庭環境では、扱い難いものと
なる。したがって、当技術分野では、制御パネル・ユニ
ットにおいて使用可能な機能性を高めて従来のコンピュ
ータ端末の豊潤性および確実性に近づけつつ、現実的な
サイズの制御パネル・ユニットを提供することが求めら
れている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、既存の制御パ
ネル・ユニットの欠点の多くを克服するに際して、ディ
スプレイを備え、家庭内のどこにでも配置することがで
き、ユーザが多数のデバイスを制御し色々な場所から多
数のアプリケーションを活性化できるようにした制御パ
ネルを提供する。本発明の態様は、電子デバイス用ユー
ザ・インターフェースに、コンテキスト感応特性を設け
ることを含む。コンテキスト感応特性は、制御パネル・
ユニット上におけるボタン入力の可視状態という形態、
および／または制御パネル・ユニットのディスプレイ部
上のソフト・ラベルという形態を取ることができる。ボ
タン入力上の可視状態は、アイコンおよび／またはボタ
ン上の可照明領域を含むことができる。

【０００７】本発明は、ディスプレイ上における、可視
状態を有するボタン入力および／またはソフト・ラベル
を有するコンピュータ・システム用制御パネル・ユニッ
トに関する。ボタン入力の１つの操作に応答して、可視
状態およびソフト・ラベルが変化することができる。

【０００８】本発明の別の態様では、制御パネル・ユニ
ットにディスプレイ・ユニットを一体化することができ
る。ディスプレイ・ユニットは、それぞれのボタン入力
に対応するコンテキスト感応ソフト・ラベルを表示する
ディスプレイ領域と、データを表示する主ディスプレイ
領域とを含む別個のディスプレイ領域を含むこともでき
る。ソフト・ラベルの利点の１つとして、これらによっ
て、ユーザは操作の前にボタン入力の機能性を知ること
が可能となる。更に、ボタンを操作する毎に、ボタンの
一部が新たな機能を備えることができる。その結果、各
ボタンは、制御パネル・ユニットによって制御する特定
のアプリケーションに応じた機能を起動するために用い
ることができ、起動する機能を、コンテキストに応じて
変化させることができる。

【０００９】本発明の別の態様によれば、ボタン入力に
隣接するソフト・ラベルは、家族の構成員またはあらゆ
る人のグループを識別することができる。物理的ボタン
入力の１つを操作すると、ボタンに関連するソフト・ラ
ベルによって識別される人に対するユーザ・プロファイ
ルを立ち上げることができ、特定のユーザに関する情報
を、主ディスプレイ領域に表示することができる。ま
た、その人に関するユーザ・プロファイルにおいて識別
したアプリケーションを、ボタン入力に隣接して表示す
ることができる。このように、ディスプレイ領域は、３
つのボタンのコンテキストを、電子メール、ボイス・メ
ール、および約束として示すこともできる。電子メール
を示すボタンを操作すると、ユーザの電子メール・アプ
リケーションを立ち上げることができ、ソフト・ラベル
は、利用可能な機能性（例えば、メールの読み出し、作
成等）を表すように変化させることができる。読み出し
機能を表すソフト・ラベルに関連するボタンを操作する
ことによって、ユーザに対する最初のメールを開き、ソ
フト・ラベルは、ボタン入力に対する次の機能性を示
す。別の態様では、別のボタンが、主ディスプレイ領域
に表示されている、電子メールのような情報を、必要に
応じてスクロールする機能を設ける。場合によっては、
スクローリングによって、利用可能な機能を変化させる
ことができ、更にユーザが種々のリストをスクロールす
るにしたがって、ソフト・ラベルを消失させたり、機能
性を表示させることも可能である。

【００１０】本発明の別の態様では、ボタン入力は、ボ
タンのコンテキストを表す可照明部分を有することがで
きる。ボタン上のアイコンが、特定のアクションまたは
機能を表すことができる。アイコンが点灯しているとき
にボタンを操作すると、アイコンが表すアクションを起
動させることができる。アクションの例には、オーディ
オ、カレンダ、ニュースおよびメッセージング・アプリ
ケーションが含まれる。

【００１１】本発明の更に別の態様では、制御パネル・
ユニットは、ディスプレイ特性に基づいて、一層豊富な
ユーザ・インターフェース（ＵＩ）を設けるように調整
することも可能である。ＵＩの例は、単純なＬＥＤ通
知、電子メール・メッセージのテキスト／音声変換か
ら、タッチ・パネル・インターフェースおよびグラフィ
ック画像フレームを備えた完全なＵＩまでの範囲を取る
ことができる。即ち、制御パネル・ユニットのディスプ
レイ・ユニットのためのＵＩは、ＬＣＤ（液晶ディスプ
レイ）、ＬＥＤ（発光ダイオード）、またはＥＬ（エレ
クトロルミネセント）ディスプレイ・パネルを含むこと
ができる。また、ディスプレイ・ユニットは、インター
ネット・ラジオ、ビデオ、「プッシュ情報」、音楽プレ
ーヤ（ｍｐ３、Microsoft（登録商標）Windows（登録商
法）Media Audio等）として機能することができ、また
はマルチメディア・プレイヤのハードウエア同等物とな
ることもできる。更に、ディスプレイ・ユニットは、ジ
ュークボックス、ブームボックス(boombox)、株価速報
表示器、電子画像フレーム等のような用途のためのディ
スプレイとすることができる。

【００１２】本発明のこれらおよびその他の新規な利
点、詳細、実施形態、特徴および目的は、本発明の詳細
な説明、添付した特許請求の範囲、および発明を説明す
る際に有用な添付図面を辿ることによって、当業者には
明白となろう。

【００１３】

【発明の実施の形態】本発明は、コンテキスト感応ラベ
ルを有する電子デバイス用ユーザ・インターフェース
（ＵＩ）に関する。ＵＩは、その特徴の中でもとりわ
け、ステータス／通知情報、アプリケーション、システ
ム・メッセージ等を表示することができる。電子デバイ
スは、一般に、デスクトップ、ハンドヘルド、ならびに
携帯計算デバイスおよび電気機器を含むがこれらには限
定されない、処理能力を有するあらゆるタイプのデバイ
ス、更に家庭またはオフィス環境を含む種々の環境にお
いて見ることができる計算デバイスや電気機器を含む。

【００１４】必ずしも必要ではないが、本発明の一部
は、プログラム・モジュールのようなコンピュータ実行
可能命令の一般的なコンテキストで説明することとす
る。一般に、プログラム・モジュールは、特定のタスク
を実行したり、あるいは特定の抽象的データ・タイプを
実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コン
ポーネント、データ構造等を含む。更に、本発明は、通
信ネットワークを通じてリンクしたリモート処理デバイ
スによってタスクを実行するという分散型計算環境を含
み、これには限定されないあらゆる数のコンピュータ・
システム構成でも実施可能であることは、当業者には認
められよう。ある分散型計算機環境においては、プログ
ラム・モジュールは、ローカルおよびリモートのメモリ
・ストレージ・デバイスの双方に配置することができ
る。本発明による制御パネル・ユニットは、パーソナル
・コンピュータ（ＰＣ）、ハンド・ヘルド・デバイス、
マルチプロセッサ・システム、マイクロプロセッサ系ま
たはプログラマブル消費者電子機器、ネットワークＰ
Ｃ、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ
等と共に実施することも可能である。

【００１５】図１は、本発明を実施可能な計算環境の概
略図である。本発明は、従来のパーソナル・コンピュー
タ２００の形態とした汎用計算デバイス内に実施するこ
とができ、これは、処理ユニット２１０、システム・メ
モリ２２０、およびシステム・メモリから処理ユニット
２１０までを含む種々のシステム・コンポーネントを結
合するシステム・バス２３０を含む。システム・バス２
３０は、種々のバス・アーキテクチャのいずれかを用い
たメモリ・バスまたはメモリ・コントローラ、周辺バ
ス、およびローカル・バスを含む、数種類のバス構造の
いずれでもよい。このシステム・メモリは、リード・オ
ンリ・メモリ（ＲＯＭ）２４０、およびランダム・アク
セス・メモリ（ＲＡＭ）２５０を含む。

【００１６】起動中等においてパーソナル・コンピュー
タ２００内のエレメント間の情報転送に供する基本ルー
チンを収容する基本入出力システム２６０（ＢＩＯＳ）
は、ＲＯＭ２４０に格納してある。また、パーソナル・
コンピュータ２００は、ハード・ディスク（図示せず）
の読み取りおよび書き込みを行うハード・ディスク・ド
ライブ２７０、リムーバブル磁気ディスク２９０の読み
取りおよび書き込みを行う磁気ディスク・ドライブ２８
０、ならびにＣＤ−ＲＯＭまたはその他の光媒体のよう
なリムーバブル光ディスク２９２の読み取りおよび書き
込みを行う光ディスク・ドライブ２９１も含むことがで
きる。ハード・ディスク・ドライブ２７０、磁気ディス
ク・ドライブ２８０、および光ディスク・ドライブ２９
１は、ハード・ディスク・ドライブ・インターフェース
２９２、磁気ディスク・ドライブ・インターフェース２
９３、および光ドライブ・インターフェース２９４によ
って、それぞれシステム・バス２３０に接続してある。
これらのドライブおよびそれに関連するコンピュータ読
み取り可能媒体は、コンピュータ読み取り可能命令、デ
ータ構造、プログラム・モジュール、およびパーソナル
・コンピュータ２００用のその他のデータの不揮発性格
納を行う。

【００１７】ここに記述する例示の環境は、ハード・デ
ィスク、リムーバブル磁気ディスク２９０およびリムー
バブル光ディスク２９２を採用するが、磁気カセット、
フラッシュ・メモリ・カード、ディジタル・ビデオ・デ
ィスク、ベルヌーイ・カートリッジ、Ｚｉｐ／Ｊａｚデ
ィスク、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）、リー
ド・オンリ・メモリ（ＲＯＭ）等のような、コンピュー
タによるアクセスが可能なデータを格納することができ
る、他の種類のコンピュータ読み取り可能媒体も、この
例示の動作環境において使用可能であることは、当業者
には当然理解されよう。

【００１８】多数のプログラム・モジュールは、ハード
・ディスク、磁気ディスク２９０、光ディスク２９２、
ＲＯＭ２４０またはＲＡＭ２５０上に格納することがで
き、オペレーティング・システム２９５、１つ以上のア
プリケーション・プログラム２９６、その他のプログラ
ム・モジュール２９７、およびプログラム・データ２９
８を含む。ユーザは、キーボード２０１、ポインティン
グ・デバイス２０２のような入力デバイスによって、コ
マンドおよび情報をパーソナル・コンピュータ２００に
入力することができる。他の入力デバイス（図示せず）
として、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲーム・
パッド、衛星ディッシュ（satellite dish）、スキャナ
等を含むことができる。これらおよびその他の入力デバ
イスは、多くの場合、システム・バスに結合したシリア
ル・ポート・インターフェース２０６を介して、処理ユ
ニット２１０に接続しているが、パラレル・ポート、ゲ
ーム・ポートまたはユニバーサル・シリアル・バス（Ｕ
ＳＢ：universal serial bus）のようなその他のインタ
ーフェースによって接続することも可能である。モニタ
２０７または別のタイプの主ディスプレイ・ユニット
も、ビデオ・アダプタ２０８のようなインターフェース
を介して、システム・バス２３０に接続する。また、制
御パネル・ユニット３０７は、ディスプレイ（例えば、
補助ディスプレイ）を含むことができ、補助インターフ
ェース３１４を介してシステム・バス２３０に結合して
ある。主ディスプレイ・ユニットおよび制御パネル・ユ
ニットに加えて、パーソナル・コンピュータは、通常、
スピーカやプリンタのような、その他の周辺出力デバイ
ス（図示せず）を含む。

【００１９】本発明による制御パネル・ユニット３０７
にはディスプレイを連動させなくてもよいが、説明の目
的上、制御パネル・ユニット３０７はディスプレイを含
むと仮定する。更に、本発明の制御パネル・ユニット
は、２０００年４月２４日に出願したVong et al.の"Au
xiliary Display Unit For a Computer System"と題す
る、本願と共に譲渡された同時継続中の米国特許出願題
０９／５５６，９８２号に記載されている補助ディスプ
レイ・ユニットの一部としてもよいことは、当然理解さ
れよう。尚、この出願の内容は、この言及により本願に
も含まれるものとする。

【００２０】補助インターフェース３１４は、処理ユニ
ット２１０を制御パネル・ユニット３０７に様々な方法
で結合することができる。尚、「結合」、「結合す
る」、「結合された」およびその文法的変形は、ここで
用いる場合、公知の有線およびワイヤレス接続全てを意
味することは当然理解されよう。制御パネル・ユニット
３０７およびパーソナル・コンピュータ２００間のイン
ターフェースは、拡張カード、シリアル、パラレル、１
３９４、またはＵＳＢ（ユニバーサル・シリアル・バ
ス）コネクタのような標準的通信インターフェース、Ｉ
Ｒ、イーサネット（登録商標）、ＲＦまたはパワー・ラ
イン・キャリアを含み、しかもこれらには限定される訳
ではない。

【００２１】パーソナル・コンピュータ２００は、リモ
ート・コンピュータ２０９のような１つ以上のリモート
・コンピュータへの論理接続を用いて、ネットワーク形
環境で動作することも可能である。リモート・コンピュ
ータ２０９は、別のパーソナル・コンピュータ、サー
バ、ルータ、ネットワークＰＣ、ピア・デバイス、また
はその他のネットワーク・ノードとすることができ、通
常、パーソナル・コンピュータ２００に関して先に記載
したエレメントの多くまたは全てを含むが、メモリ・ス
トレージ・デバイス２１１だけを図１に示す。図１に示
す論理接続は、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡ
Ｎ）２１２およびワイド・エリア・ネットワーク（ＷＡ
Ｎ）２１３を含む。このようなネットワーキング環境
は、オフィス、企業規模のコンピュータ・ネットワー
ク、イントラネットおよびインターネットでは一般的で
ある。

【００２２】ＬＡＮネットワーキング環境で用いる場
合、パーソナル・コンピュータ２００は、ネットワーク
・インターフェースまたはアダプタ２１４を介して、ロ
ーカル・エリア・ネットワーク２１１に接続する。ＷＡ
Ｎネットワーキング環境で用いる場合、パーソナル・コ
ンピュータ２００は通常、モデム２１５またはインター
ネットのようなワイド・エリア・ネットワーク２１２上
で通信を確立するその他の手段を含む。モデム２１５
は、内蔵型でも外付け型でもよく、シリアル・ポート・
インターフェース２０６を介してシステム・バス２３０
に接続する。ネットワーク環境では、パーソナル・コン
ピュータ２００に関して図示したプログラム・モジュー
ルまたはその一部を、リモート・メモリ・ストレージ・
デバイスに格納することも可能である。図示のネットワ
ーク接続は一例であり、コンピュータ間に通信リンクを
確立するその他の手段も使用可能である。例えば、ネッ
トワークの１つ以上の部分間には、無線通信リンクの確
立も可能であることは当然認められよう。

【００２３】図２は、本発明の実施形態のよるコンピュ
ータ・システムの一例の物理的構造を示す。図２におい
て、パーソナル・コンピュータ（ＰＣ）２００は、物理
的に、主ディスプレイ・ユニットまたはモニタ２０７お
よび制御パネル・ユニット３０７と一体化されている。
したがって、主ディスプレイ・ユニット２０７および制
御パネル・ユニット３０７を含むＰＣ２００は、同じ物
理的構造の一部として示されている。以下で更に説明す
るが、制御パネル・ユニット３０７は、補助ディスプレ
イを有するまたは有さない単体デバイス、あるいは補助
ディスプレイ・ユニットの一部とすることもできる（先
に引用した特許出願第０９／５５６，９８２号に記載の
通り）。

【００２４】本発明の実施形態によれば、制御パネル・
ユニット３０７は、ＰＣ２００の制御の下で情報を表示
することができる。図３は、本発明の実施形態の一例に
よる制御パネル・ユニット３０７のブロック図を示す。
ホストＰＣ補助インターフェース３１４は、制御パネル
・ユニット３０７と通信するための標準的な通信インタ
ーフェースまたはカード・インターフェースとすること
ができる。ホストＰＣ補助インターフェースは、シリア
ル、パラレル、１３９４、またはＵＳＢ、ＩＲ、イーサ
ネット（登録商標）、ＲＦあるいはパワー・ライン・キ
ャリアのような、当技術分野では公知の拡張カードおよ
び標準的な通信インターフェースに適合化させることが
できる。

【００２５】図３に示す実施形態の一例では、制御パネ
ル・ユニット３０７は、インターフェース３１０を含
み、インターフェース３１０は、ＰＣＩカード・インタ
ーフェース３１２、およびホストＰＣと通信するための
ＵＳＢインターフェース３１４を含む。インターフェー
ス３１０はＣＰＵ３１６に結合されている。ＣＰＵ３１
６は、ＲＡＭ／ＲＯＭ３１８のようなローカル・メモリ
に結合されている。ＣＰＵ３１６は、ホストＰＣからイ
ンターフェース３１０を介してコマンドを受け取り、必
要に応じてローカル・メモリ、例えば、ＲＡＭ／ＲＯＭ
３１８と双方向処理を行い、適切なコマンドをグラフィ
ック・モジュール３２０に送出させる。一方、グラフィ
ック・モジュール３２０は適切な表示を生成し、ディス
プレイ・パネル３２４上に表示させる。また、ＣＰＵ３
１６は、Ｉ／Ｏモジュール３２２にも結合されており、
Ｉ／Ｏモジュール３２２は、ユーザが音量ノブを回した
り、あるいはボタンの１つを操作する等により、ボタン
および音量ノブ３２６を介してユーザ入力を受けること
ができる。ＣＰＵ３１６は、Ｉ／Ｏモジュール３２２を
介して情報を出力することができる。例えば、オーディ
オを出力することができ、あるいはボタンを照明するこ
とができる。尚、ボタンおよび音量ノブは入力／出力デ
バイスの一例であり、本発明はそれに限定される訳では
ないことは当然理解されよう。例えば、Ｉ／Ｏモジュー
ル３２２およびグラフィック・モジュール３２０は双方
ともディスプレイ・パネル３２４に接続することがで
き、タッチ・スクリーンを介して入力を受けるようにす
ることもできる。更に、Ｉ／Ｏモジュール３２２をマイ
クロフォン、スピーカ、ユーザを識別することができる
ＩＲ（赤外線）センサ・デバイス、カメラ、キーパッド
等に接続することができる。

【００２６】図４は、本発明の一実施形態による制御パ
ネル・ユニットの実施態様の別の一例を示す。図４にお
いて、図３におけるエレメントと同じエレメントには、
同じ参照番号を付してある。図４では、ホスト・コンピ
ュータは、制御パネル・ユニット３０７、特にＲＦイン
ターフェース３１３とインターフェースするためのＲＦ
リンク・モジュール３３０を含む。ＲＦインターフェー
ス３１３は、インターフェース３１０の一部をなす。図
２とは対照的に、そして図４によれば、ホスト・コンピ
ュータおよび制御パネル・ユニットは、物理的に互いに
結合されていない。

【００２７】ＲＦリンク・モジュール３３０は、１０Ｂ
ａｓｅ−Ｔまたは１００Ｂａｓｅ−Ｔのような標準的な
有線接続によって、サーバに結合することができる。サ
ーバに結合する場合、ホスト・コンピュータは、サーバ
に結合されている複数のホスト・コンピュータの１つと
することができる。あるいは、ＲＦリンク・モジュール
３３０は、ホスト・コンピュータの外部であり、制御パ
ネル・ユニット３０７のＲＦインターフェース３１３の
同報通信範囲内とすることができる。この構成では、１
０Ｂａｓｅ−Ｔまたは１００Ｂａｓｅ−Ｔのような標準
的有線接続を用いて、ＲＦリンク・モジュール３３０お
よびホスト・コンピュータ間にシグナリング(signalin
g)を設けることも可能である。

【００２８】多数の制御パネル・ユニット（固定または
移動のいずれか）をホスト・コンピュータに結合し広い
区域（例えば、家庭またはオフィス環境内）に拡散する
ような本発明の実施形態では、種々のＲＦリンク・モジ
ュールにより、ホスト・コンピュータおよび制御パネル
・ユニット間の通信を一層簡便化することができる。家
庭環境では、個々の部屋または家屋周囲の区域に、ホス
ト・コンピュータおよび各制御パネル・ユニット間で情
報（例えば、オーディオ、ビデオ、マルチメディア、デ
ータ等）をアップロードおよびダウンロードするため
に、専用のＲＦリンク・モジュール３３０を有するとよ
い。これは、台所または居間のように、多数の制御パネ
ル・ユニットが存在し得る区域において特に効果的であ
る。制御パネル・ユニットは、種々の台所機器、通信デ
バイス（例えば、ケーブル、衛星、およびインターネッ
ト・テレビジョン、衛星またはインターネット・ラジ
オ、ならびに移動および陸線通信ユニット）、セキュリ
ティ・システム、電子ゲーム機器、電子写真フレーム、
ウェブ・コンパニオン、およびインターネット機器を含
むがこれらに制約されない多くのデバイスにおいて実施
することができる。これらのデバイスは固定とすること
ができ、あるいは、腕時計またはハンドヘルド・インタ
ーネット機器のように、一部を携帯可能に用いることも
できる。更に、多くのエレメントを制御パネル・ユニッ
トのＩ／Ｏモジュール３２２に結合することができ、カ
メラ、生物識別モジュール、および動きセンサ（例え
ば、ログイン方法として、そしてセキュリティのた
め）、インターネット機器、電子ゲーム機器、ワイヤレ
ス（例えば、ＩＲおよびＲＦ）リモート制御デバイス
（例えば、ＭＰ３プレーヤ、ＣＤプレーヤ、インターネ
ット機器、ラジオ、テレビジョン、電子ゲーム機器、Ｖ
ＣＲ等）を含み、しかもこれらに限定される訳ではな
い。

【００２９】加えて、図４の実施形態に示すように、モ
デム（例えば、５６ｋ）を制御パネル・ユニットＣＰＵ
３１６およびインターフェース３１０に結合することも
できる。ホスト・コンピュータ２００またはＣＰＵ３１
６から受けたコマンドに応答して、モデムは制御パネル
・ユニット３０７をインターネットまたはその他のデー
タ通信ネットワークに接続することができ、ホスト・コ
ンピュータを介して情報を導出する必要はない。この実
施態様は、多数のインターネット接続（例えば、電話回
線、ＤＳＬ、ケーブル・モデム、ＩＳＤＮ）がアクセス
可能な場合には特に有効である。即ち、制御パネル・ユ
ニットのユーザは、ホスト・コンピュータを介してイン
ターネットにアクセスする、主ディスプレイ・モニタの
ユーザと帯域幅を共有しなくてもよい。ホスト・コンピ
ュータは、コマンドを制御パネル・ユニットに送り、そ
れ自体のインターネットへの接続を開始することができ
る。また、制御パネル・ユニットを別個にアドレス可能
としたり、株式相場速報情報、スポーツのスコア、ニュ
ース等を含む「プッシュ」タイプのデータのように、イ
ンターネットから直接情報を受信することも可能とする
とよい。

【００３０】ディスプレイ・パネル３２４は、例えば、
２５６×６４画素の解像度を有すればよい。二線モード
の一例では、ディスプレイ・パネルは、垂直方向に４つ
のセクションに分割することができる。即ち、高さ２４
画素の最上位セクション（２４×２４フォント・ディス
プレイ）、高さ１６画素の第２セクション（１６×１６
フォント・ディスプレイ）、高さ８画素の第３セクショ
ン（テキストまたは画像表示なし）、そして高さ１６画
素でタブ・エリアのある最下位セクション（１６×１６
フォント・ディスプレイ）である。三線モードの一例で
は、ディスプレイ・パネルは垂直方向に４つのセクショ
ンに分割することができる。即ち、高さ１６画素の最上
位セクション、第２セクションおよび第３セクション、
ならびに高さ１６画素でタブ・エリアのある最下位セク
ション（１６×１６フォント・ディスプレイ）である。
これらのモードは、全ての画面に用いることができる。

【００３１】更に、本発明による制御パネル・ユニット
は、図４のように、タッチ・スクリーン・ディスプレ
イ、ビデオ・カメラ−インターコム・システム、ビデオ
またはテキスト形態でのディスプレイ・パネル上におけ
る電子メールの通知、あるいはスピーカによって音声で
出力する電子メールの通知を有するように構成すること
も可能である。ディスプレイ・パネルは、ＭＰ３、ＤＶ
Ｄ、ＣＤプレーヤ、電子写真フレーム、または制御パネ
ル・ユニット３０７に結合されているインターネット・
サイトの情報を表示するための専用ディスプレイ、また
はそのように適合化したディスプレイとすることも可能
である。また、ディスプレイ・パネルは、カレンダ情
報、音声メール通知、電子メール通知、クロック、ヘル
プ情報、ステレオ・コントローラおよびビュー、発呼元
ＩＤステータス、ショッピング・カート勘定、ポップ・
アップ・ビデオ（物語、事実、雑学ゲーム・クイズ(tri
via)、家庭およびＰＣ用制御パネル（例えば、オーブ
ン、ドライヤ、プリント・ジョブのステータス）、ニュ
ース・ヘッドライン、スポーツのスコア、天気、株価速
報、交通情報、リマインダ、通知、オペレーティング・
システム（「ＯＳ」）警告、約束リスト、ウェブ・サイ
ト・マップ、アプリケーション・ステータス、経済情
報、お気に入り、履歴、最近使われた文書、アプリケー
ション、またはサーバ、電子メール・プレビュー（例え
ば、電子メールの最初の３行）、新たな電子メールのリ
スト、チャットの通知、ゲーム情報、ならびにその他の
タイプの情報を含み、これらには限定されない多数のタ
イプの情報に適合化することができる。

【００３２】制御パネル・ユニットの一実施態様では、
ＵＩはボタンを含むことができ、押下により、または近
接に応答して、または接触感応によって作動させること
ができる。ボタンの操作により、アクションが開始す
る。制御パネル・ユニットのフロント・パネル５００の
一例を図５に示す。フロント・パネルは、６つのボタン
５１０、５２０、５３０、５４０、５５０、５６０、お
よびディスプレイ・パネル５７０を含む。ボタン５２
０、５３０、５４０、５５０および５６０の各々は、そ
の上にアイコンを有する。アイコンは、当該ボタンに関
連する特定のアクションまたは機能を表すことができ
る。この実施形態の一例では、ボタン５２０、５３０、
５４０、５５０および５６０上に図示されているアイコ
ンは、家庭、メッセージング、音楽、タスク、その他を
表す。

【００３３】図５に示すボタンは全て、照明可能な特性
を有し、ボタンは異なる可視状態を取ることができる。
ボタン５１０の中央部分は、それぞれ、図６Ａおよび図
６Ｂに示すように、照明状態または消灯状態にすること
ができる。また、ボタン５３０、５４０、５５０および
５６０も、異なる照明状態を取ることができる。ボタン
５３０の照明状態の一例を図６Ｃ、図６Ｄおよび図６Ｅ
に示す。図６Ｃでは、メッセージング・アイコンが照明
され、一方図６Ｄではメッセージ・アイコンは消灯して
いる。図６Ｅは、ボタン周囲の発光リングを示し、別の
状態を識別する。状態は、照明および消灯部分のあらゆ
る組み合わせによって表すことができる。

【００３４】図６Ｆないし図６Ｉは、ＬＥＤを用いた物
理的ボタンの状態を表す。ボタンは、ディスプレイ・エ
リアの右側のエリアにおける、図５と同様のディスプレ
イ・パネルのようなディスプレイ・パネル（図５には示
されていない）上に位置付けることができる。図６Ｆな
いし図６Ｉに示すボタンの種々の状態は、ソフトウエア
ＵＩのコンテキストによって制御する。上下向矢印およ
び下向矢印に対するＬＥＤの種々の状態を図６Ｆないし
図６Ｉに示す。図６Ｆでは、双方の矢印が照明されてお
り、ディスプレイ・エリアにはより多くの情報が存在し
ており、上下にスクロールすべきことを表している（例
えば、一実施形態では、５つの入手可能な音楽タイトル
の内中央の３つは、より多くの情報と共に表示されてお
り、いずれかの方向にスクロールすることにより、即
ち、１タイトル上または１タイトル下にスクロールする
ことにより、表示させることができる）。図６Ｇでは、
双方の矢印が消灯されており、上下にスクロールしても
他の情報は存在しないことを示す。図６Ｈでは、上向矢
印が消灯され下向矢印は照明されており、下方向のみに
スクロールするとより多くの情報が存在することを示
す。図６Ｉでは、上向矢印が照明され下向矢印は消灯さ
れており、上方向にのみスクロールするとより多くの情
報が存在することを示す。ボタンは、上向矢印および下
向矢印に対応して、２つの操作可能なボタン部分を含む
とよい。上向矢印部分を押下すると、ボタン状態に応じ
てディスプレイが上にスクロールする。同様に、下向矢
印部分を押下すると、ボタン状態に応じてディスプレイ
は下にスクロールする。

【００３５】また、一実施形態では、ボタンの部分の
色、例えば、アイコン、ＬＥＤ、またはソフト・ラベル
を、状態毎に変化させてもよい。ボタンの色が情報を与
えることも可能である。例えば、色がユーザを示すこと
ができる（例えば、家族またはグループの異なる構成
員）。特定の色を常時特定のボタンと関連付けたり、あ
るいはボタンの色を変化させて、状態の変化を示した
り、または情報が特定のユーザに関連することを示すこ
ともできる。変化し得るあらゆる特性を用いて、ボタン
の状態を表すことができる。他の可能な特性には、限定
する訳ではないが、照明部分の輝度、ボタンのテクスチ
ャ、ならびに、閃光および点滅頻度ならびに閃光および
点滅シーケンスを含む、閃光および点滅のようなボタン
外観の別の要素を含む。これらの状態は、制御パネル・
ユニットに関連するプログラム・ルーチンおよび／また
はネットワーク環境内の別の場所に位置するプログラム
・ルーチンによって操作することができる。

【００３６】ボタンの種々の可視状態の各々は、当該ボ
タンを操作した場合に行われる機能またはアクションを
表すことができる。ボタン５３０、５４０、５５０およ
び５６０上のアイコンが照明されている場合、特定のボ
タンを操作すると、アプリケーションを立ち上げる、即
ち、起動させることができる。例えば、ボタン５３０上
のアイコンが照明されているときにこのボタンを操作す
ると、制御パネル・ユニットはメッセージング・アプリ
ケーションを立ち上げる。ボタン５３０の操作に応答し
て、ボタン５３０、５４０、５５０および５６０の状態
が変化し、異なるアクションを表すことができる。一例
として、ボタン５５０上のアイコンは消灯し、周辺ボタ
ン上のリング部分を照明することができる。ボタン５５
０のこのような状態は、このアイコンが表すステータス
・アプリケーションは現在立ち上げることができない、
即ち、起動することができないことを表すことができ
る。代わりに、ボタン５５０の操作によって、メッセー
ジング・アプリケーションに関連するタスク、アクショ
ンまたは機能（例えば、電子メールの確認、ボイス・メ
ールの確認等）を実行することができる。更に、ボタン
５３０の操作に応答して、ボタン５６０上のアイコンを
消灯し、ボタン周囲のリング部分を消灯したままとし
て、別の機能を立ち上げることができないこと、および
ボタン５６０を操作しても、何の機能も実行されないこ
とを示すことができる。即ち、この状態は、ボタン５５
０が一時的にディスエーブルされていることを表すこと
ができる。

【００３７】ＨＯＭＥボタン５２０の操作すると、制御
パネル・ユニットはボタンを初期即ちホーム状態に戻す
ことができる。一実施形態では、ホーム状態は、図５に
示すようなボタン状態とすることができる。ホーム状態
に戻ると、開いているアプリケーションを閉じ、ユーザ
を「ログ・アウト」することができる。ボタン５１０
は、トグルまたはスクロール・ボタン／ノブとして用い
ることもできる。一例として、いずれの時点でも４つよ
りも多いアクションがユーザに利用可能な場合（アクシ
ョンを起動するためには、ボタン５３０、５４０、５５
０、５６０のみ）、ユーザはＭＯＲＥボタン５６０を選
択すれば、追加の利用可能なアプリケーションのリスト
（図示せず）にアクセスすることができる。一旦追加ア
プリケーション・リストを見たなら、ユーザはボタン５
１０を用いて、利用可能なアプリケーションをくまなく
スクロールし、ボタン５３０を用いて、強調されている
アプリケーションを立ち上げることができる。

【００３８】代替実施態様では、５つのアクションが利
用可能な場合、ボタン５１０を連続して操作することに
よって、ボタン５６０によって定義されるアクション
を、２つの異なるアクションの間で切り換えることがで
きる。６つのアクションが利用可能な場合、ボタン５１
０を操作すると、１つのアクションがボタン５６０に割
り当てられるようにすることもできる。連続して操作す
ることにより、３つの異なるアクションをスクロール
し、ボタン５６０に割り当てることができる。

【００３９】図７Ａは、本発明の例示の実施形態による
ホーム即ち初期状態を示す。この実施形態では、ディス
プレイ・パネル５７０は種々の情報を表示している。多
くの異なるタイプの情報を表示することができる。図７
Ａに示す情報は、日付、時刻、電子メール・メッセージ
の数、次に予定している約束、およびユーザの株のステ
ータスを含む。尚、ディスプレイ・パネル５７０上に表
示する情報は、種々の情報間で回転させることにより
（例えば、新たな電子メール・メッセージの数、日付、
時刻、株価等）、自動的に変更可能であることは当然理
解されよう。加えて、時刻、天気、株価、スポーツのス
コア、交通等を含むあるタイプの情報は、ホスト・コン
ピュータまたはインターネットのようなソースから、更
新またはリフレッシュすることも可能である。一例とし
て、ディスプレイ・パネルは、３秒毎にホーム状態に変
化ことができる。第１に、現日時を表示し、それに続い
てその日の次の約束、更に受信した電子メールの数が続
き、現日時に戻る。他のアプリケーションの間、表示さ
れる情報も周期的に、アクティブなアプリケーションか
ら、日付、時刻、電子メール・メッセージの数、次に予
定している約束のような一般的なステータス情報に、交
互に変化させることができる。また、新たな電子メール
の受信、着信した約束のリマインダ、ＯＳの警告（例え
ば、プリンタの紙切れ）、および特定のアプリケーショ
ンに対する警告のような特定的な情報の通知警報を、例
えば、ホストＰＣによって発生し、関連するイベントが
発生する毎に表示させることも可能である。

【００４０】図７Ａにおいて、ボタン５３０を操作する
と、制御パネル・ユニットは、メッセージング・アプリ
ケーションを立ち上げる、即ち、起動する。図７Ｂは、
図７Ａに示すホーム状態から、メッセージング・アプリ
ケーションの操作に応答したときの制御パネル・ユニッ
トのフロント・パネル例を図示する。この実施形態で
は、ボタン５１０は、スクローリング・ユーザ・インタ
ーフェースを設け、ユーザは電子メール・メッセージ全
部をスクロールすることが可能となる。尚、あるタイプ
の応答は、電子メール発信元毎には得られない場合もあ
る（例えば、オンライン・チャット）ことは当然理解さ
れよう。このように、スクローリングにより、ソフト・
ラベルを変化させることができ、ある機能は、１つのメ
ッセージに対して利用可能としてソフト・ラベルによっ
て識別され、第２のメッセージに対しては利用可能とし
てソフト・ラベルによって識別されない。

【００４１】電子メールの主題、発信元、メッセージを
送った日時、およびメッセージ数（例えば、未開封のメ
ッセージ数）を、ディスプレイ・パネル５７０の主ディ
スプレイ領域６１０に表示することができる。また、デ
ィスプレイ・パネル５７０は、ボタン５３０、５４０、
５５０、５６０にそれぞれ隣接して位置する４つのディ
スプレイ領域６３０、６４０、６５０、６６０を含むこ
ともできるが、これに制限される訳ではない。尚、４つ
のディスプレイ領域は、ソフト・ラベルのみに確保され
ているのではなく、図７Ａに示すようなソフト・ラベル
以外のコンテンツを表示するためにも使用可能であるこ
とは認められよう。ソフト・ラベルは、それに隣接する
ボタンに関連するアクション、機能またはタスクを表す
ことができる。したがって、制御パネル・ユニットは、
それぞれのボタンの操作時に、アクション、機能または
タスクを起動することができる。ボタンの操作に応答し
て、ボタンと連動するコンテキスト感応ソフト・ラベル
は、ボタンのいずれかの操作に応答して、他の機能、ア
クションまたはタスクを表すために変化させることがで
きる。図７Ｂでは、ボタン５３０、５４０、５５０、５
６０の周辺が照明され、これらのボタンが、操作時に、
機能、アクションまたはタスクを実行可能であることを
示す。尚、本発明の別の実施態様（図示せず）では、ボ
タンの別の部分を照明すると、とりわけ、ボタンの機能
性またはステータスを表すことができることは当然理解
されよう。ディスプレイ領域６３０、６４０、６５０、
６６０内の各コンテキスト感応ソフト・ラベルＶＩＥ
Ｗ、ＲＥＡＤ、ＤＥＬＥＴＥ、ＯＰＥＮＯＮＰＣ
は、対応するボタンを操作したときに、メッセージング
・アプリケーションのコンテキストにおいて実行するこ
とができる機能、アクションまたはタスクを示す。ＰＣ
機能上で開くと、制御パネル・ユニットに結合されてい
るＰＣ上であるアイテム（例えば、アプリケーション、
メッセージ等）を立ち上げることができる。制御パネル
・ユニットは、制御パネル・ユニットから離れていても
よく、有線または無線でそれに結合することができる。
ボタン５１０を操作すると、主ディスプレイ領域６１０
内に次のメッセージ（例えば、メッセージ２／１５）を
表示し、現メッセージと置き換えることができる。本発
明の別の実施態様では、ボタン５１０を操作することに
より、ユーザがメッセージ本体全域をスクロールするこ
とが可能となるようにすることができる。

【００４２】特定のユーザ・プロファイルに対するディ
スプレイ・パネルの別の実施態様を図８Ａないし図８Ｄ
に示す。ユーザ・プロファイルには、予め、ユーザ・イ
ンターフェースの外観を含む、個別化したコンテンツが
定義されており、特定のユーザのために示される。ユー
ザ・プロファイルは、ユーザがシステムにログインする
ときに設定および／または操作し、制御ユニットおよび
ホスト・コンピュータに、ユーザの存在を知らせること
ができる。

【００４３】図８Ａないし図８Ｄにおいて、ディスプレ
イ領域６３０、６４０、６５０、６６０はそれぞれ隣接
するボタン（図示せず）に対応付けることができる。あ
るいは、ディスプレイ領域６３０、６４０、６５０、６
６０自体を接触感応ボタン、またはそれ以外で操作可能
なボタンとすることもできる。図８Ａのディスプレイ
は、制御パネルのホーム状態を表すことができ、あるい
はあるアクションまたはユーザ・プロファイルの立ち上
げ即ち起動後の状態とすることもできる。

【００４４】この開示の目的上、あるボタンの操作によ
ってメッセージング・アプリケーションが立ち上げら
れ、図８Ａに示すディスプレイ・パネルが得られたと仮
定する。ディスプレイ領域６３０、６４０、６５０、６
６０に表示されている４つのコンテキスト感応ソフト・
ラベルは、メッセージング・アプリケーションにおける
対応する隣接ボタンの機能性を表すことができる。ある
いは、コンテキスト感応ソフト・ラベルは、メッセージ
・アプリケーションのコンテキストにおける接触感応ボ
タンの機能性を表すこともでき、この場合ボタンはそれ
ぞれのディスプレイ領域とすることができる。ディスプ
レイ領域６３０内のコンテキスト感応ソフト・ラベル
は、対応するボタンを操作すれば、メッセージング・ア
プリケーションの電子メール・アプリケーションを起動
できることを表す。同様に、ディスプレイ領域６４０内
のコンテキスト感応ソフト・ラベルは、対応するボタン
を操作すれば、ボイス・メールアプリケーションを起動
できることを示す。ディスプレイ領域６５０内のコンテ
キスト感応ソフト・ラベルは、対応するボタンを操作す
れば、約束アプリケーションを起動できることを示す。
そして、コンテキスト感応ソフト・ラベル６６０は、対
応するボタンを操作すれば、タスク・アプリケーション
を起動できることを示す。

【００４５】電子メール・アプリケーションを起動する
ボタンの操作に応答して、コンテキスト感応ソフト・ラ
ベルはそのコンテンツを変化させることができ、主ディ
スプレイ領域６１０は、図８Ｂに示すように、異なる情
報を表示することができる。４つのディスプレイ領域６
３０、６４０、６５０、６６０におけるコンテキスト感
応ソフト・ラベルは変化して、それぞれ、Ｖｉｅｗ、Ｏ
ｐｅｎｏｎＰＣ、ＲｅａｄｔｏＭｅ、およびＤ
ｏｎｅの機能性、アクションまたはタスクを表す。主デ
ィスプレイ領域６１０は、ユーザによって読み取り可能
な３つの電子メールの内最初の電子メールの作者および
主題を表示する。スクローリング・ボタン、例えば、ボ
タン５１０を操作すると、主ディスプレイ領域は、図８
Ｃに示すように、３つの電子メールの内２番目の電子メ
ールの作者および主題を表示することができる。スクロ
ーリング・ボタンの別の操作によって、主ディスプレイ
領域６１０は、図８Ｄに示す情報を表示するように変化
することができる。

【００４６】図５におけるボタン５４０を操作する等に
よる、音楽機能性の選択に応答して、図９Ａに示すディ
スプレイ・パネルを一例として表示することができる。
図９Ａのディスプレイ・パネルでは、主ディスプレイ領
域６１０は、制御パネル・ユニットが制御するＣＤプレ
イヤ内にディスクがあることを示す情報を表示する。デ
ィスプレイ領域６３０内のコンテキスト感応ソフト・ラ
ベルは、ＣＤプレイヤを起動する機能を表し、ディスプ
レイ領域６４０内のコンテキスト感応ソフト・ラベル
は、ＭｙＭｕｓｉｃを起動する機能を表す。ＭｙＭｕｓ
ｉｃは、ユーザのＭｙＤｏｃｕｍｅｎｔフォルダ内にあ
るＭｙＭｕｓｉｃフォルダを特定することができる。Ｍ
ｙＭｕｓｉｃ機能を起動すると、ユーザはＭｙＭｕｓｉ
ｃフォルダを閲覧し、最終的に音楽ファイルまたは演奏
リストを選択し、音楽プレーヤを立ち上げることができ
る。ディスプレイ領域６３０内のコンテキスト感応ソフ
ト・ラベルに関連するボタンの操作に応答して、ＣＤプ
レイヤはＣＤを再生し、コンテキスト感応ソフト・ラベ
ル６３０、６４０は、それぞれ、図９Ｂに示すように、
ＣＤプレーヤの機能、演奏／ポーズおよび停止を表すよ
うに変化することができる。また、図９Ｂに示すよう
に、主ディスプレイ領域６１０は、ＣＤプレイヤに関連
する情報を表示し、その中には、とりわけ、ディスクの
名称、再生する歌のタイトルおよびトラック、歌の音
量、再生時間等を含むことができる。

【００４７】図５のボタン５４０を操作する等によって
音楽機能性を選択した別の実施形態では、図１０Ａに示
す制御パネルを一例として表示することができる。図１
０Ａでは、ディスプレイ・パネル５７０は、３つの音楽
アプリケーション例を示す。図１０Ａに示すように、ソ
フト・ラベルは表示されない。したがって、図１０Ａに
おける各ボタンに対するユーザの認識は、ボタン５１
０、５２０、５３０、５４０、５５０、５６０の照明状
態によって表される。ディスプレイ・パネル５７０上に
ソフト・ラベルを表示しないことによって、別のデータ
を表示するために、より多くの画面面積が利用可能とな
る。小型のディスプレイ・パネル上では、画面の面積は
貴重であり、可能なときに、ソフト・ラベルを用いず
に、ボタンの状態に頼ることなく、ユーザにコンテキス
トを与えることは特に有利である。

【００４８】図１０Ａにおけるボタン５３０を操作する
ことにより、強調されているアイテム／フォルダを選択
して開く。ボタン５１０は、利用可能な種々のアプリケ
ーション・アイテム全域をスクロールし、ボタンが操作
される毎に、アイテムのリストを上方向または下方向に
スクロールし、異なるアプリケーションを強調する。別
のアプリケーションの場合と同様、スクローリングはソ
フト・ラベルを変化させることができる。何故なら、あ
る種の機能性は各アイテム／フォルダに利用できない場
合もあるからである。即ち、図１０Ａの実施態様では、
リスト内で強調されているアプリケーションは、３つの
アプリケーションのリストの真ん中に位置している。ま
た、図１０Ａにおいて、ボタン５４０、５５０、５６０
は照明されておらず、したがって、少なくともＨＯＭＥ
ボタン５２０またはボタン５３０が選択されるまでは、
インアクティブである。図１０Ａにおいて、"CD: Neil
Young 'Unplugged'"アプリケーションが選択されている
ときにボタン５３０を操作すると、ＣＤの再生が開始す
る。図１０Ｂは、ボタン５３０の操作に応答して現れる
制御パネルを示す。主ディスプレイ領域６１０は、ＣＤ
の再生中に変化することができる。図１０Ｂは、コンテ
キスト感応ソフト・ラベルおよびボタン状態を示し、こ
れらは図１０Ａにおけるボタン５３０の操作に応答し
て、直ちに表示することができる。図１０Ｂに示す主デ
ィスプレイ領域６１０は、ＣＤ上の現トラックを再生し
ている時間量を示し、図１０Ａにおけるボタン５３０の
操作に応答して直ちに表示される正確に同じ情報を表示
しない。例えば、トラックおよび時間は異なる場合もあ
る。

【００４９】図１１Ａおよび図１１Ｂは、本発明の２つ
の通知警告画面の実施態様例を示す。図１１Ａは、ソフ
ト・ラベルはないが、ボタン入力がない実施態様を示
し、図１１Ｂは、ソフト・ラベルおよびボタン入力を含
む。警告を表示する場合、直前の表示に代わって、警告
画面を表示することができる。図１１Ａおよび図１１Ｂ
に示すように、警告は、メッセージを受信したとき、相
手側によって制御ユニットのユーザとのオンライン・チ
ャットが要求されたとき、または近づきつつある約束に
対するリマインダとしてというように、多くの異なるイ
ベントによって発生させることができる。主ディスプレ
イ領域６１０に表示した特定の警告は、特定のユーザ
（Ｐａｍｅｌａ）に警報を出し、約束の主題（サッカー
の帰りにトミーを迎えに行く）、および約束時刻（午後
６時１５分）を提示する。このような警告は、実際の約
束に先だってある一定時間、例えば、３０分表示する。
ディスプレイ領域６３０に表示されているソフト・ラベ
ル機能Ｄｉｓｍｉｓｓ（取り下げ）を選択することによ
って、制御は直前の画面に戻り、次いでこの画面が表示
され、約束は取り下げられる。代わりに、ユーザがソフ
ト・ラベルｓｎｏｏｚｅ（うたた寝）を選択した場合、
制御は直前の画面に戻り、次いでこの画面が表示され、
警告がリセットされ、所定の時間（例えば、１０分）ユ
ーザに再度約束を思い出させる。

【００５０】コンテキスト感応ソフト・ラベルの実施態
様の一例を図１２Ａないし図１２Ｅに示す。主ディスプ
レイ領域６１０は、時刻、日付および天気のようなステ
ータス情報を表示することができる。ディスプレイ領域
６３０、６４０、６５０、６６０には、４人のユーザ
（例えば、Jon, Mandy, DanaおよびRob）を識別するソ
フト・ラベルを表示することができる。実施態様の一例
では、ＵＩにおいて色を用いることができ、各ユーザに
特定の色を割り当てる。色を用いることにより、ユーザ
に新たな情報が来たときに、彼または彼女に通知するこ
とができる。この場合、ユーザの名前の下にあるボタン
を、それらに割り当てた色と一致するＬＥＤで点灯する
ことができ、あるいはそれぞれのディスプレイ領域６３
０、６４０、６５０、６６０の背景を、それらに割り当
てた色で照明することもできる。また、各ユーザが彼ら
の名前を選択すると、彼らに割り当てた色でＵＩ全体を
表示することもできる。この着色方式によって、一層個
別化を強め、遠くからでも誰がログインしたか、そして
誰が新たな情報を有するかについて見て判断すること可
能となる。

【００５１】ユーザのＪｏｎに対応するソフト・ラベル
６３０またはソフト・ボタン６３０に対応するボタンの
操作に応答して、コンテキスト感応ソフト・ラベルは変
化して、図１２Ｂに示す彼のカスタム化画面に示すよう
に、Ｊｏｎのために個別化したアプリケーションを識別
することができる。アプリケーションは、メッセージ、
カレンダ、ニュースおよび音楽を含むことができ、更に
これらに限定される訳ではない。同様に、ユーザである
Ｍａｎｄｙ、ＲｏｂおよびＤａｎａに関連するボタンを
操作すると、図１２Ｃ、図１２Ｄおよび図１２Ｅにそれ
ぞれ示す、彼らのカスタム化画面が提示される。コンテ
ンツは、ホスト・コンピュータ上のアプリケーション内
からカスタム化することができる。個別化できるコンテ
ンツは、ホーム画面、表示するコンテンツのタイプ、Ｕ
Ｉ内部におけるコンテンツの場所、およびそれぞれのユ
ーザ・ステータスのコンテンツを含み、更にこれらに限
定される訳ではない。

【００５２】図１３は、電子メールおよび約束の警告、
チャット要求警告、および音量調節というような、様式
イベント(modal event)の一例を示す。殆どの様式イベ
ントは、ユーザのアクションではなく、イベントの発生
（例えば、特定の時刻、新たなメッセージの到達等）に
よって起動することができる。図１３ないし図１７は、
４つの異なるアプリケーションの活性化、およびこれら
のアプリケーションにおけるフロー・シーケンスの例を
示す。図１４は、カレンダ・アプリケーションにおける
フローを示す。図１５は、オンライン・ボイス・チャッ
トの起動を含むメッセージング・アプリケーションにお
けるフローを示す。本発明の一実施形態にしたがってあ
る人とオンライン・ボイス・チャットを開始するには、
その時点において彼らがユーザの友人リスト上にあり、
オンライン状態でなければならない。図１６は、音楽ア
プリケーションのフローを示す。図１７は、天気、交通
および株価情報を含む、ニュース・アプリケーションの
一例を示す。

【００５３】図３を参照すると、制御パネル・ユニット
３０７のディスプレイ・パネル３２４は、従来のコンピ
ュータ・システム環境における主ディスプレイ・ユニッ
ト２０７のドメインの一部であった可能性があるディス
プレイ情報を受けるように設定することができる。例え
ば、別個のアプリケーション（例えば、株価速報、天気
予報、および交通情報）に関する情報を表示する役割
を、制御パネル・ユニット３０７のディスプレイ・パネ
ル３２４に割り当てることができる。また、制御パネル
・ユニット３０７は、通常ではタスク・バーに関連する
ディスプレイ情報、システムおよびアプリケーションの
メッセージ、ならびにイベントの通知（例えば、時刻、
パワー・ステータス、電子メールおよびメッセージング
通知、プリンタ情報、音量制御、システム・イベントの
ダイアログ・ボックス通知等）を主ディスプレイ・ユニ
ット３０７上に受けることができる。別の実施形態の一
例によれば、ディスプレイ・パネル上のソフト・ラベル
と共にボタンを利用することによって、制御パネル・ユ
ニットは、インターネット・ラジオおよびテレビジョ
ン、ビデオ、「プッシュ情報」、ＭＰ３プレーヤとして
機能することができ、あるいはMicrosoft Corporation
が配布するWindows Media Player（登録商標）のハード
ウエアの同等物となることさえ可能である。制御パネル
・ユニットＵＩは、単純なＬＥＤ通知から、着信する電
子メール・メッセージのテキスト／音声変換までにおよ
び、タッチ・パネル・インターフェースおよびグラフィ
ック画像フレームを有する完全なＵＩとなることもでき
る。

【００５４】制御パネル・ユニットは、単一または多数
のアプリケーション、システム・メッセージ、通知等を
担当することができる。例えば、電子メール、ワード・
プロセッシング、または経理アプリケーションが、制御
パネル・ユニットのディスプレイ・パネル上に表示する
ことができる。更に、ユーザからの入力を、制御パネル
・ユニット、ホスト・コンピュータまたは双方に結合さ
れている入力デバイスから受けることもできる。ホスト
・コンピュータは、手動でまたは動的に、ディスプレイ
機能性の手順を制御パネル・ユニットに指令するように
構成することができる。本発明の実施形態によれば、電
子メール・アプリケーションの役割は、デフォルトで、
１つ以上の制御パネル・ユニットに指令することができ
る。複数の制御パネル・ユニットが１人のユーザに情報
を表示することができ、および／または１つ以上の特定
の制御パネル・ユニットをユーザ毎に専用で情報を表示
することができ、各ユーザは別個のＰＣコンパニオン制
御パネル・ユニットを有することができる。本発明の実
施態様の一例では、ユーザがホスト・コンピュータにＣ
Ｄを挿入しようとした場合、ホスト・コンピュータはソ
フトＵＩアプレットを立ち上げ、主ディスプレイ・ユニ
ットのディスプレイ画面ではなく、制御パネル・ユニッ
トのディスプレイ・パネル上に表示するように、ＵＩア
プレットに指令するように構成する。

【００５５】制御パネル・ユニットのホスト・コンピュ
ータとの通信の実施態様の一例は、出願番号題０９／５
５６，９８２号が割り当てられた、"Auxiliary Display
Unit For a Computer System"と題する出願に記載され
ている補助ディスプレイ・ユニットおよびホスト・コン
ピュータ間の通信と同一とするとよい。その内容は、こ
の言及により本願にも含まれるものとする。制御パネル
・ユニットまたはモジュールを制御するために、ホスト
・コンピュータのＣＰＵは、制御パネル・ユニット内に
配置されたＰＩＣ（プログラマブル集積回路）マイクロ
・コントローラ・チップと通信することができる。マイ
クロ・コントローラ・チップを制御パネル・ユニット内
に配置することによって、ホスト・プロセッサからあら
ゆる処理オーバーヘッドの負担を軽減することができ
る。別個のマイクロ・コントローラを用いない場合、制
御パネル・ユニットのディスプレイ・パネルおよびボタ
ンの直接制御が、ホスト・コンピュータのＣＰＵの役割
を担うことになる。

【００５６】一実施形態では、マイクロ・チップ・コン
トローラは、７つの瞬時プッシュ・ボタン・スイッチ、
即ち、音量制御、メッセージ通知光、ＩＲブラスタ(bla
ster)、冬眠モード／給電モードＬＥＤ（赤／緑状
態）、および動きセンサを含む、いくつかの機能に対応
することができる。これらの機能を制御し、種々の状態
を報告するためのコマンドは、シリアルＲＳ２３２コネ
クタを経由して受け取り、送信することができる。ボー
・レートは５７．６Ｋボーとするとよく、データ・フォ
ーマットは、８ビット、１ＳＴＯＰ、パリティ無しとす
るとよい。尚、コンピュータは多数の方法で互いに通信
できることは当然理解されよう。ここに記載した実施態
様は、シリアル・インターフェースを含むが、他のイン
ターフェース方法の例では、コマンド・ブロックを用い
て、共有メモリを介したり、あるいはＨＩＤデバイスの
ようなＵＳＢプロトコルを解することも可能である。制
御パネル・ユニットにファームウェアを設けて、ホスト
・コンピュータからのコマンドに応答するようにしても
よい。

【００５７】以上本発明の特定実施形態について説明
し、例示したが、当業者によって変更も可能なので、本
発明は前述の実施形態に限定される訳ではないことは当
然理解されよう。本願は、あらゆる変更も、ここに開示
し特許請求する、基本的な発明の精神および範囲に該当
するものと見なすこととする。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の実施形態による制御パネル・
ユニットと共に用いることができる汎用コンピュータ・
システムを示す。

【図２】図２は、本発明の実施形態によるコンピュータ
・システムの一例の物理的構造を示す。

【図３】図３は、本発明の実施形態の一例による制御パ
ネル・ユニットのブロック図を示す。

【図４】図４は、本発明の実施形態の別の例による制御
パネル・ユニットのブロック図を示す。

【図５】図５は、本発明の実施形態による制御パネル・
ユニットの一例の前面を示す。

【図６】図６Ａないし図６Ｉは、本発明の実施形態の一
例によるボタン入力の視認可能状態の例を示す。

【図７】図７Ａおよび図７Ｂは、本発明の例示の実施形
態による制御パネルを示す。

【図８】図８Ａないし図８Ｄは、本発明の例示の実施形
態によるディスプレイ・パネルを図示する。

【図９】図９Ａおよび図９Ｂは、本発明の別の例示の実
施形態によるディスプレイ・パネルを図示する。

【図１０】図１０Ａおよび図１０Ｂは、本発明の例示の
実施形態による制御パネルを図示する。

【図１１】図１１Ａは本発明の例示の実施形態によるデ
ィスプレイ・パネルを表示し、図１１Ｂは、制御パネル
を表示する。

【図１２】図１２Ａないし図１２Ｅは、本発明によるコ
ンテキスト感応ソフト・ラベルの実施態様例を示す。

【図１３】図１３は、本発明の実施形態の一例による、
種々の用途のフロー例を示す。

【図１４】図１４は、本発明の実施形態の一例による、
種々の用途のフロー例を示す。

【図１５】図１５は、本発明の実施形態の一例による、
種々の用途のフロー例を示す。

【図１６】図１６は、本発明の実施形態の一例による、
種々の用途のフロー例を示す。

【図１７】図１７は、本発明の実施形態の一例による、
種々の用途のフロー例を示す。

【符号の説明】

２００パーソナル・コンピュータ２０１キーボード２０２ポインティング・デバイス２０６シリアル・ポート・インターフェース２０７モニタ２０８ビデオ・アダプタ２０９リモート・コンピュータ２１０処理ユニット２１１メモリ・ストレージ・デバイス２１２ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）２１３ワイド・エリア・ネットワーク（ＷＡＮ）２１４アダプタ２１５モデム２２０システム・メモリ２３０システム・バス２４０リード・オンリ・メモリ（ＲＯＭ２５０ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）２６０基本入出力システム（ＢＩＯＳ）２７０ハード・ディスク・ドライブ２８０磁気ディスク・ドライブ２９０リムーバブル磁気ディスク２９１光ディスク・ドライブ２９２リムーバブル光ディスク２９２ハード・ディスク・ドライブ・インターフェ
ース２９３磁気ディスク・ドライブ・インターフェース２９４光ドライブ・インターフェース２９５オペレーティング・システム２９６アプリケーション・プログラム２９７プログラム・モジュール２９８プログラム・データ３０７制御パネル・ユニット３１０インターフェース３１２ＰＣＩカード・インターフェース３１３ＲＦインターフェース３１４ホストＰＣ補助インターフェース３１４ＵＳＢインターフェース３１６ＣＰＵ３１８ＲＡＭ／ＲＯＭ３２０グラフィック・モジュール３２２Ｉ／Ｏモジュール３２４ディスプレイ・パネル３２６音量ノブ３３０ＲＦリンク・モジュール５００フロント・パネル５１０、５２０、５３０、５４０、５５０、５６０
ボタン５７０ディスプレイ・パネル６３０、６４０、６５０、６６０ディスプレイ領域

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者コリン・ブルームアメリカ合衆国ワシントン州98102，シアトル，ベルビュー・アベニュー・イースト 502，ナンバー 204 (72)発明者スティーヴン・ティー・カネコアメリカ合衆国ワシントン州98039，メディナ，エヴァーグリーン・ポイント・ロード 3240 Ｆターム(参考） 5B020 CC12 DD02 FF51 GG02 5E501 AC37 CA01 CB03 EA10 FA46

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】第１および第２ボタン入力を備えたコン
ピュータ・システム用制御パネル・ユニットであって、
前記第１ボタン入力がその上に第１可視状態を表示する
ように構成し、前記第２ボタン入力がその上に第２可視
状態を表示するように構成し、前記第１および第２可視
状態が前記第１入力ボタンの操作に応答して変化するこ
とを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項２】請求項１記載の制御パネル・ユニットで
あって、更に、ディスプレイを備え、該ディスプレイ
が、それぞれ、第１および第２ソフト・ラベルを表示す
るための第１および第２ディスプレイ領域を有し、前記
第１および第２ソフト・ラベルを前記第１および第２ボ
タン入力にそれぞれ関連付け、前記第１および第２ディ
スプレイ領域が前記第１および第２ボタン入力にそれぞ
れ隣接し、前記第１および第２ソフト・ラベルが前記第
１入力ボタンの操作に応答して変化することを特徴とす
る制御パネル・ユニット。
【請求項３】請求項１記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記第１ボタン入力上に表示される前記第１可
視状態は、前記第２ボタン入力上に表示される前記第２
可視状態と同一であり、前記第１可視状態が前記第１ボ
タン入力と関連する第１アクションを表し、前記第２可
視状態が前記第２ボタン入力と関連する第２アクション
を表し、前記第１および第２アクションが異なることを
特徴とする制御パネル。
【請求項４】請求項１記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記第１および第２可視状態は、第１および第
２アクションを表すことを特徴とする制御パネル・ユニ
ット。
【請求項５】請求項４記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記第１アクションは、前記第１ボタン入力を
操作したときにアプリケーションを立ち上げる動作を含
むことを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項６】請求項５記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記アプリケーションは、メッセージング、音
楽、カレンダ、またはニュース・アプリケーションであ
ることを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項７】請求項５記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記アプリケーションは、前記制御パネル・ユ
ニットに結合してあるコンピュータ上で立ち上げること
を特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項８】請求項４記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記第１および第２アクションは、警告に対す
る応答を表すことを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項９】請求項１記載の制御パネル・ユニットに
おいて、前記第１ボタン入力は、前記第１可視状態を定
義するための少なくとも１つの可照明部分を含むことを
特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項１０】請求項９記載の制御パネル・ユニット
において、前記少なくとも１つの可照明部分は、前記第
１ボタン入力の周囲に位置することを特徴とする制御パ
ネル・ユニット。
【請求項１１】請求項９記載の制御パネル・ユニット
において、前記少なくとも１つの可照明部分は、前記第
１ボタン入力の中央部に位置するアイコンであることを
特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項１２】請求項１記載の制御パネル・ユニット
において、前記第１ボタン入力は、色を変化させるよう
に構成した部分を含み、前記第１可視状態が特定の色を
含むことを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項１３】請求項１２記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記色は前記コンピュータ・システムの特
定のユーザを表すことを特徴とする制御パネル・ユニッ
ト。
【請求項１４】請求項１記載の制御パネル・ユニット
であって、更に、データを表示するように構成したディ
スプレイを備え、前記ディスプレイ上に表示してあるデ
ータが選択されているときの前記第１ボタン入力または
前記第２ボタン入力の操作に応答して、前記データに関
連するアクションを起動することを特徴とする制御パネ
ル・ユニット。
【請求項１５】コンピュータ・システム用制御パネル
・ユニットであって、少なくとも第１および第２ディスプレイ領域を有するデ
ィスプレイと、前記第１および第２ディスプレイ領域にそれぞれ隣接す
る少なくとも第１および第２ボタン入力と、前記第１および第２ディスプレイ領域内にそれぞれ表示
してある第１および第２ソフト・ラベルであって、該第
１および第２ソフト・ラベルは、それぞれ、前記第１お
よび第２ボタン入力と関連付けられ、前記第１ディスプ
レイ領域における前記第１ソフト・ラベルが、第１状態
における前記第１ボタン入力の操作に応答して変化する
ように構成した、第１および第２ソフト・ラベルと、を
備えることを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項１６】請求項１５記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記第２ディスプレイ領域内の前記第２ソ
フト・ラベルは、第２状態における前記第１ボタンの操
作に応答して変化するように構成したことを特徴とする
制御パネル・ユニット。
【請求項１７】請求項１５記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記第１および第２ソフト・ラベルは、第
１および第２アクションを表し、前記第１アクション
は、前記第１ボタン入力を操作したときに起動し、前記
第１ディスプレイ領域は前記第１ソフト・ラベルを表示
することを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項１８】請求項１７記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記第１アクションは、メッセージング、
音楽、カレンダ、またはニュース・アプリケーションで
あることを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項１９】請求項１５記載の制御パネル・ユニッ
トであって、更に、第３ボタン入力を備え、第２状態に
おいて、前記第１および第２ソフト・ラベルが、前記第
３ボタン入力の操作に応答して変化するように構成した
ことを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項２０】請求項１５記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記第１および第２ソフト・ラベルは、そ
れぞれ、前記第１状態において前記コンピュータ・シス
テムの第１および第２ユーザを表すことを特徴とする制
御パネル・ユニット。
【請求項２１】請求項２０記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記第１および第２ソフト・ラベルは、異
なる関連色を含むことを特徴とする制御パネル・ユニッ
ト。
【請求項２２】請求項２０記載の制御パネル・ユニッ
トにおいて、前記第１状態における前記第１ボタン入力
の操作に応答して、前記第１および第２ソフト・ラベル
が、前記第１ユーザに対してカスタム化したアクション
を表すことを特徴とする制御パネル・ユニット。
【請求項２３】少なくとも１つのボタン入力を有する
コンピュータ・システムにおいて、第１可視状態の第１ボタン入力と、第２可視状態の第２
ボタンとを表示するステップと、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第２ボタン
入力の前記第２可視状態を変化させるステップと、から
成ることを特徴とする方法。
【請求項２４】請求項２３記載の方法において、前記
第１可視状態はアクションを表すことを特徴とする方
法。
【請求項２５】請求項２３記載の方法において、前記
アクションは、警告に対する応答を表すことを特徴とす
る方法。
【請求項２６】請求項２３記載の方法において、前記
第１可視状態はアプリケーションを表すことを特徴とす
る方法。
【請求項２７】請求項２６記載の方法において、前記
アプリケーションは、メッセージング、音楽、カレン
ダ、またはニュース・アプリケーションであることを特
徴とする方法。
【請求項２８】請求項２３記載の方法において、前記
第１および第２可視状態は、それぞれ、前記コンピュー
タ・システムの第１および第２ユーザを表すことを特徴
とする方法。
【請求項２９】請求項２３記載の方法において、前記
第２可視状態を変化させる前記ステップは、前記第２ボ
タン入力の一部を照明または消灯するステップを含むこ
とを特徴とする方法。
【請求項３０】請求項２９記載の方法において、前記
照明または消灯するステップは、前記第２ボタン入力の
周辺部分を照明または消灯するステップを含むことを特
徴とする方法。
【請求項３１】請求項２９記載の方法において、前記
第２可視状態を変化させる前記ステップは、アイコンを
照明または消灯するステップを含むことを特徴とする方
法。
【請求項３２】請求項２３記載の方法において、前記
第２可視状態ラベルを変化させる前記ステップは、前記
第２ボタン入力の一部の色を変化させるステップを含む
ことを特徴とする方法。
【請求項３３】請求項２３記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１ボ
タン入力の第１可視状態を変化させるステップを含むこ
とを特徴とする方法。
【請求項３４】請求項３３記載の方法において、前記
第１および第２可視状態は、第１および第２アクション
を表すことを特徴とする方法。
【請求項３５】請求項３４記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１ア
クションを起動するステップを含むことを特徴とする方
法。
【請求項３６】請求項２３記載の方法において、前記
コンピュータ・システムは、ディスプレイ・ユニットを
含み、前記方法は、更に、前記第１ボタン入力に隣接して位置する、前記ディスプ
レイ・ユニットの第１ディスプレイ領域内に第１ソフト
・ラベルを表示するステップであって、前記第１ソフト
・ラベルが、前記第１ボタン入力の現コンテキストを表
す、ステップと、前記第２ボタン入力に隣接して位置する、前記ディスプ
レイ・ユニットの第２ディスプレイ領域内に第２ソフト
・ラベルを表示するステップであって、前記第２ソフト
・ラベルが前記第２ボタン入力の現コンテキストを表
す、ステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項３７】請求項３６記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１ソ
フト・ラベルおよび前記第２ソフト・ラベルを変化させ
るステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項３８】請求項３６記載の方法であって、更
に、第３ディスプレイ領域内にデータを表示するステップ
と、前記ディスプレイ上に表示したデータが選択されている
ときに、前記第１ボタン入力または前記第２ボタン入力
の操作に応答して、前記第１ソフト・ラベルまたは前記
第２ソフト・ラベルが表す、前記データに関連するアク
ションを起動するステップと、を含むことを特徴とする
方法。
【請求項３９】請求項３８記載の方法において、前記
アクションは、インターネットにデータを送る動作、ま
たはインターネットからデータを受信する動作を含むこ
とを特徴とする方法。
【請求項４０】少なくとも第１および第２ディスプレ
イ領域と、該第１および第２ディスプレイ領域にそれぞ
れ関連する少なくとも第１および第２ボタン入力とを有
するコンピュータ・システムにおいて、前記第１および第２ディスプレイ領域内に第１および第
２ソフト・ラベルを表示するステップであって、前記第
１および第２ソフト・ラベルを、それぞれ、前記第１お
よび第２ボタン入力に関連付ける、ステップと、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１ボタン
入力に関連する前記第１ディスプレイ領域内の第１ソフ
ト・ラベルを変化させるステップと、から成ることを特
徴とする方法。
【請求項４１】請求項４０記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第２ボ
タン入力に関連する前記第２ディスプレイ領域内の第２
ソフト・ラベルを変化させるステップを含むことを特徴
とする方法。
【請求項４２】請求項４０記載の方法において、前記
第１および第２ソフト・ラベルは、それぞれ、第１およ
び第２アクションを表すことを特徴とする方法。
【請求項４３】請求項４２記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１ア
クションを起動するステップを含むことを特徴とする方
法。
【請求項４４】請求項４２記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１お
よび第２ソフト・ラベルを、それぞれ、第３および第４
ソフト・ラベルに変化させるステップを含み、前記第３
および第４ソフト・ラベルが前記第１アクションに関連
するアクションを表すことを特徴とする方法。
【請求項４５】請求項４４記載の方法であって、更
に、前記第１および第２ソフト・ラベルを変化させるス
テップを実行した後に、前記第１および第２ボタン入力
の内関連する一方の操作に応答して、前記第３および第
４ソフト・ラベルの一方が表す第３アクションを起動す
るステップを含むことを特徴とする方法。
【請求項４６】請求項４０記載の方法において、前記
第１および第２ソフト・ラベルは、それぞれ、前記コン
ピュータ・システムの第１および第２ユーザを表すこと
を特徴とする方法。
【請求項４７】請求項４６記載の方法であって、更
に、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１お
よび第２ソフト・ラベルをそれぞれ第３および第４ソフ
ト・ラベルに変化させるステップを含み、前記第３およ
び第４ソフト・ラベルが、前記第１ユーザに利用可能な
機能を表すことを特徴とする方法。
【請求項４８】請求項４７記載の方法において、前記
第３および第３ソフト・ラベルの一方が、メッセージン
グ、音楽、カレンダ、またはオーディオ・アプリケーシ
ョンを表すことを特徴とする方法。
【請求項４９】請求項４６記載の方法において、前記
第１および第２ソフト・ラベルは、異なる関連色を含む
ことを特徴とする方法。
【請求項５０】請求項４７記載の方法において、前記
第３および第４ソフト・ラベルは同じ色を含み、この色
を前記第１ユーザに一意に関連付けることを特徴とする
方法。
【請求項５１】請求項４０記載の方法であって、更
に、第３ディスプレイ領域内にデータを表示するステップ
と、前記第１ボタン入力の操作に応答して、前記第１ソフト
・ラベルが表すデータに関連するアクションを起動する
ステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項５２】請求項４０記載の方法において、前記
第１ボタン入力の操作に応答して、インターネットを経
由して、情報の送信または受信を伴うアクションを起動
することを特徴とする方法。
【請求項５３】請求項５２記載の方法において、前記
情報はニュースを含むことを特徴とする方法。
【請求項５４】請求項５２記載の方法において、前記
情報は、株価情報、スポーツ情報、天気情報または交通
情報を含むことを特徴とする方法。
【請求項５５】請求項５２記載の方法において、前記
情報はオンライン・チャット要求を含むことを特徴とす
る方法。
【請求項５６】請求項４０記載の方法において、前記
第１および第２ソフト・ラベルは、警告画面におけるア
クションを表すことを特徴とする方法。
【請求項５７】請求項５６記載の方法において、前記
警告画面は、第３ディスプレイ領域における通知メッセ
ージを与えることを特徴とする方法。
【請求項５８】請求項５６記載の方法において、前記
警告画面は、前記コンピュータ・システムのステータス
に関するメッセージを与えることを特徴とする方法。