JPH10207682A - 画像表示システム - Google Patents

画像表示システム

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JPH10207682A
JPH10207682A JP9006937A JP693797A JPH10207682A JP H10207682 A JPH10207682 A JP H10207682A JP 9006937 A JP9006937 A JP 9006937A JP 693797 A JP693797 A JP 693797A JP H10207682 A JPH10207682 A JP H10207682A
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JP
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cursor
display means
coordinate
coordinates
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Pending
Application number
JP9006937A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Shimizu
雅芳 清水
Yoshiharu Suzuki
▲祥▼治 鈴木
Tsuguo Noda
嗣男 野田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US09/008,659 priority patent/US6219027B1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
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    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
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    • G06F3/0489Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using dedicated keyboard keys or combinations thereof
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    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の表示装置を用いて画像を表示する画像
表示方法に関し、画像の表示条件の異なる複数の表示手
段でポインタの移動位置、移動距離、移動方向などの移
動条件を均一にできる画像表示システムを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 複数の表示手段1−1〜1−nを有し、
ポインティングデバイス2により複数の表示手段1−1
〜1−nの間でカーソル3の移動が可能とされた画像表
示システムにおいて、ポインティングデバイス2の操作
に応じてカーソル3の移動量を検出するカーソル位置検
出手段4と、複数の表示手段1−1〜1−n毎に、異な
る条件で、ポインティングデバイス2の操作に応じたカ
ーソル3の移動を行うカーソル移動制御手段5とを有し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示システム
に係り、特に、複数の表示装置を用いて画像を表示する
画像表示方法に関する。近年、パソコンなどで同時に複
数の作業、例えば、ワープロと表計算とを行なったり、
複数のデータを表示したりする利用形態が一般的になっ
ている。このような利用形態では、表示する内容が多数
となるため、一台のディスプレイでは狭過ぎることも多
い。そのため、複数のディスプレイを有するシステムも
利用されている。
【0002】
【従来の技術】従来の複数の表示手段を有するシステム
におけるカーソルなどの表示方法としては、特開昭62
−229325号や特開昭62−256125号があ
る。公報に掲載されている図を引用して説明する。
【0003】図13に特開昭62−229325号の座
標系を示す図である。特開昭62−229325号で
は、図13に示すように、同一の座標系の中で、ポイン
ティングの位置の更新は、CRT1とCRT2を区別せ
ずに行なっていた。図14に特開昭62−229325
号の処理アルゴリズムの一部を示す。
【0004】図14に示すように特開昭62−2293
25号では、ステップ202でのポインティングの位置
の更新は、CRTを区別していない。図15に特開昭6
2−256125号の座標系を示す図である。特開昭6
2−256125号では、図15に示すように、同一の
座標系(公報ではBMMとして示されている)の中で、
CRT1とCRT2を区別せずにマウスカーソルの表示
位置を更新していた。
【0005】図16に特開昭62−256125号の処
理アルゴリズムの一部を示す。図16に示すように、S
TEP2に示されるカーソル座標の計算の際にCRTを
区別していなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記特開昭
62−229325号及び特開昭62−256125号
に示した従来技術では複数の表示手段(CRTなど)で
画素数や画素間のピッチなどが異なる場合を想定してお
らず、画素数や画素間のピッチの異なる複数の表示手段
でカーソルの移動処理を区別した処理を行っていなかっ
たため、複数の表示手段の間でカーソルを移動させる場
合に、カーソルの移動がスムーズに行えない等の問題点
があった。
【0007】カーソルの移動に関する問題点としては、
大きく分けて、カーソルの表示位置の更新方法を表示手
段毎に設定することはできないために生じる問題(問題
点1)と、表示手段の間でカーソルを移動する場合に、
表示手段や表示位置に応じて変えることはできないこと
に起因する問題(問題点2)の二つがある。
【0008】以下、これらの問題について複数の表示手
段を使うシステムでのマウスなどのポインティングデバ
イスを操作するユーザーの要求と対比させながら説明す
る。まず、問題点1を(a)〜(c)に分けて説明す
る。問題点1(a)は、各表示手段の特性(画素数や画
素ピッチなど)が同じ場合にも生じる問題であり、各表
示手段での表示内容にあわせたカーソルの動きにしたい
という要求に関するものであり、問題点1(b),
(c)は表示手段の特性が異なる場合に各表示手段での
カーソルの動きを同じようにしたいという要求に関する
問題点である。
【0009】問題点1(a)は、カーソルの動き(移動
速度)を表示手段毎に設定できない点である。複数のデ
ィスプレイを用いたシステムでは、ディスプレイ毎に表
示内容を変えることもある。例えば、文書表示用のディ
スプレイと図面表示用のディスプレイというようにす
る。これは図面表示用のディスプレイでは、文書表示用
のディスプレイより細かなポインティングが必要とな
り、マウスカーソルの移動速度を文書表示用のディスプ
レイより遅くして細かなポインティングを行いたいとい
う要求があるためである。
【0010】ところが、従来の技術では、ポインティン
グデバイスの出力信号とカーソルの表示位置の変化量
(表示位置を変化ざせる画素数)の関係は表示手段ごと
に変えることができなかった。問題点(b)は、カーソ
ルの動き(同じマウス移動量に対する画面上の物理的な
移動距離)を別の表示手段であわせられない点である。
特に複数のディスプレイで同様の作業を行なう場合、マ
ウスなどを移動した場合のカーソルの物理的な移動距離
を各画面上で同じにしたいという要求もある。例えば、
マウスを15cm動かしたら、表示手段D1でも表示手
段D2でも画面上で5cmだけ移動できるようにした
い。
【0011】図17に従来の第1問題点を説明するため
の図を示す。図17でD31,D32はディスプレイ、21
はコンピュータ本体、22はキーボード、23はマウス
を示す。ところが、従来の技術では、図17に矢印A1
,A2 に示すように、画素ピッチの異なる表示手段を
2台併用する場合、同じマウスの移動範囲でも、画素ピ
ッチの大きい表示手段と小さい表示手段では、画面上の
物理的移動距離を同じにすることはできなかった。
【0012】問題点1(c)は、カーソルの画面内での
移動量の比率を別の表示手段で合わせられない点であ
る。複数の表示手段を用いる場合、マウスなどを移動し
た場合のカーソルの画面内で移動量の割合を、画面によ
らず同じにしたいという要求がある。例えば、マウスを
15cm動かしたら、表示手段D1で画面の端から端ま
で移動できるなら、表示手段D2でも同じように画面の
端から端まで移動できるようにしたいということであ
る。(b)では、物理的な移動距離を合わせたいという
要求に関して述べたが、(c)は、移動量の画面の中で
の比率に関するものである。
【0013】マウスなどを用いて作業する場合、例え
ぱ、マウスなどをどのくらい動かすと画面の端から端ま
で移動できるかということをオペレータがイメージして
いる場合も多い。そのため、ある表示手段では、マウス
などを15cm動かして端から端まで移動できるのに、
ある表示手段では、15cm動かしても画面の幅の1/
3しか移動できないようなことがあると使いにくいこと
もある。つまり、必ずしも物理的な移動距離は等しくは
なくても、移動量の画面の中での比率を同じにしたい場
合もある。
【0014】図18に従来の第2の問題点を解決するた
めの図を示す。同図中、図17と同一構成部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。図中、D41,D42は
画素数が異なるディスプレイである。ディスプレイD41
は画素数が640×480画素、ディスプレイD42は画
素数が1600×1280画素のディスプレイを示す。
【0015】ところが、従来の技術では、図18に矢印
B1 ,B2 に示すように、画素数の異なるディスプレイ
D41,D42の2台を併用する場合、同じマウスの移動範
囲でも、画素数の少ない表示手段では、マウス、カーソ
ルを画面の端から端まで移動できるのに対して、画素数
の多い表示手段では、画面の中のほんの一部しか移動で
きなかった。
【0016】次に、問題点2について説明する。表示手
段間でカーソル等を移動する場合、画面の場所によって
カーソル等の表示位置の変化が異なるようなことを無く
したいという要求がある。具体的には、例えぱ表示手段
が横方向に2つ並べられている場合に、表示手段の上の
方から他の表示手段に移っても、下の方から他の表示手
段に移っても、同じようにカーソル等の表示位置が変わ
るようにしたいということである。
【0017】図19に従来の第3の問題点を説明するた
めの図である。同図中、図17と同一構成部分には、同
一符号を付し、その説明は省略する。従来の技術では、
例えば図19に点線で示すように、画素数の異なるディ
スプレイD41,D42の2台を併用する場合において、デ
ィプレイD41とディスプレイD42との境界部分でマウス
23を左右に動かすことによってディプレイD41とディ
スプレイD42との間を移動する場合には、画面の場所に
よってカーソル等の表示位置の変化を同じにすることは
できなかった。言い替えれば、表示点a‐A間と表示点
d‐D間で移動の方向が異なっていた。
【0018】なぜならば、従来技術の表示位置算出方法
では、マウスカーソルを表示する表示手段が切り替わっ
た場合も、縦方向の画素位置は同じ座標値とするか、も
しくは一定の値を加算するだけであった。そのため、デ
ィスプレイD41の表示点a−d間とディスプレイD42の
表示点A‐D間の物理的な距離が異なる場合には、この
距離の違いが、カーソル等の表示位置の変化に反映する
からである。そればかりか、表示手段の画素数が異なる
場合には、ディスプレイD42の表示点Eから左に移動し
た場合、ディスプレイD41の対応する場所がないという
問題があった。
【0019】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、画像の表示条件の異なる複数の表示手段でポインタ
の移動位置、移動距離、移動方向などの移動条件を均一
にできる画像表示システムを提供することを目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。本発明の画像表示システムは、ポインティングデ
バイス2により複数の表示手段1−1〜1−nの間でカ
ーソル3の移動が可能とされている。
【0021】図1でカーソル位置検出手段4は、ポイン
ティングデバイス2の操作に応じてカーソル3の移動量
を検出する。カーソル移動制御手段5は、複数の表示手
段1−1〜1−n毎に、異なる条件で、ポインティング
デバイス2の操作に応じたカーソル3の移動を行う。
【0022】請求項1によれば、複数の表示手段毎にカ
ーソルの移動状態、位置を設定できるので、各表示手段
に表示している作業用の画像に応じたカーソルの移動が
可能となり、効率的に作業を行える。請求項2は、前記
カーソル移動制御手段は、前記カーソル位置検出手段で
検出されたカーソルの移動量に対する前記複数の表示手
段上での移動量を前記複数の表示手段毎に異ならせるこ
とにより前記複数の表示手段毎のカーソルの移動を異な
らせたことを特徴とする。
【0023】請求項2によれば、カーソル位置検出手段
で検出されたカーソルの移動量に対する複数の表示手段
上での移動量を複数の表示手段毎に異ならせることによ
り複数の表示手段のサイズ、画素数、画素間のピッチ等
に応じたカーソルの移動が可能となる。
【0024】請求項3は、前記カーソル位置検出手段で
検出されたカーソルの移動量に対する前記複数の表示手
段上での移動量を所望の値に設定する設定手段を有する
ことを特徴とする。請求項3によれば、設定手段を設け
ることによりユーザが必要に応じて複数の表示手段毎に
カーソルの移動状態を換えることができる。
【0025】請求項4は、前記カーソル移動制御手段が
前記カーソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動
量に対する前記複数の表示手段上での移動量が前記複数
の表示手段の表示画素数に応じて設定されたことを特徴
とする請求項2又は3記載の画像表示システム。
【0026】請求項4によれば、複数の表示手段の表示
画素数に応じてカーソル位置検出手段で検出されたカー
ソルの移動量に対する複数の表示手段上での移動量を設
定することにより、例えば、2つの表示手段の表示画素
数がそれぞれB1、B2で、B1>B2の関係にある時
には、2つの表示手段でのポインティングデバイスによ
るカーソルの移動検出量をN1 ,N2 、2つの表示手段
上でのカーソルの移動量をP1 ,P2 としたとき、N1
/P1>N2/P2の関係を有するように設定すること
により、ポインティングデバイスを同じ距離移動した場
合の2つの表示手段におけるカーソルなどの移動距離の
画面中に占める比率の差を低滅できる。
【0027】請求項5は、前記カーソル移動制御手段に
おいて前記カーソル位置検出手段で検出されたカーソル
の移動量に対する前記複数の表示手段上での移動量が前
記複数の表示手段の表示画素ピッチに応じて設定された
ことを特徴とする。請求項5によれば、複数の表示手段
の表示画素ピッチに応じてカーソル位置検出手段で検出
されたカーソルの移動量に対する複数の表示手段上での
移動量を設定することにより、例えば、2つの表示手段
の画素ピッチをそれぞれS1、S2はとし、S1<S2
の関係にある時、2つの表示手段でのポインティングデ
バイスによるカーソルの移動検出量をN1 ,N2 、2つ
の表示手段上でのカーソルの移動量をP1 ,P2 とした
とき、N1/P1>N2/P2の関係を有するように設
定することにより、2つの表示手段でのカーソルの物理
的な移動量の差を低減できる。
【0028】請求項6は、前記カーソル移動制御手段に
おいて、前記カーソル位置検出手段で検出されたカーソ
ルの移動量に対する前記複数の表示手段上での移動量の
方向が前記複数の表示手段で異なることを特徴とする。
請求項6によれば、複数の表示手段でカーソル位置検出
手段で検出されたカーソルの移動量に対する複数の表示
手段上での移動量の方向を異ならせることにより、例え
ば、2つの表示手段での座標が大きいほど複数の表示手
段上での移動量として大きい値を用いることにより、表
示画素数の関係が逆であれるので、移動量の関係が逆と
なり、2つの表示手段の表示点での対応をとることがで
きる。
【0029】請求項7は、前記カーソル移動制御手段に
おいて、前記ポインティングデバイスの座標系に前記複
数の表示手段の表示位置を記述する座標系をマッピング
することを特徴とする。請求項7によれば、ポインティ
ングデバイスの座標系に表示手段上での表示位置を記述
する座標系をマッピングすることによって、ポインティ
ングデバイスの座標系を表示手段の座標系に変換する変
換式により複数の表示手段でカーソルの移動量を換える
ことができる。
【0030】請求項8は、前記カーソル移動制御手段に
おいて、前記ポインティングデバイスの座標系にマッピ
ングされる前記複数の表示手段の表示位置を記述する座
標系を互いに重複するように設定したことを特徴とす
る。請求項8によれば、複数の表示手段の表示位置を記
述する座標系を互いに重複するように設定することによ
り、カーソルがポインティングデバイスの座標系で複数
の表示手段の重複する部分にあるときは、カーソルを重
複する座標を有する表示手段に表示できるので、複数の
表示手段でのカーソルの移動が認識しやすくなる。
【0031】請求項9は、前記複数の表示手段として、
表示画素数がB1 に設定された第1表示手段と、表示画
素数が該第1表示手段に比べて小さいB2 (B1 >B2
)に設定された第2表示手段とを該第1表示手段の座
標軸と該第2表示手段の座標軸とで等しくなるように接
続し、前記カーソル移動制御手段が、前記カーソル位置
検出手段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表
示手段において大きいほど表示座標の更新量を小さくな
るように前記カーソルの移動を制御することを特徴とす
る。
【0032】請求項9によれば、表示画素数がB1 に設
定された第1表示手段と、表示画素数が第1表示手段に
比べて小さいB2 (B1 >B2 )に設定された第2表示
手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標軸
とで等しくなるように接続した場合には、第1表示手段
における座標が大きいほど表示座標の更新量を小さくな
るようにカーソルの移動を制御することにより、第1表
示手段で第2表示手段に近接するほどカーソルの更新量
が小さくなり、第2表示手段でのカーソルの移動量とほ
ぼ同様になり、第1表示手段から第2表示手段への移動
をスムーズに行うことができる。
【0033】請求項10は、前記複数の表示手段とし
て、表示画素数がB1 に設定された第1表示手段と、表
示画素数が該第1表示手段に比べて小さいB2 (B1 >
B2 )に設定された第2表示手段とを該第1表示手段の
座標軸と該第2表示手段の座標軸とが異なるように接続
し、前記カーソル移動制御手段が、前記カーソル位置検
出手段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表示
手段において大きいほど表示座標の更新量を大きくする
ように前記カーソルの移動を制御することを特徴とす
る。
【0034】請求項10によれば、表示画素数がB1 に
設定された第1表示手段と、表示画素数が第1表示手段
に比べて小さいB2 (B1 >B2 )に設定された第2表
示手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標
軸とが異なるように接続した場合には、第1表示手段に
おける座標が大きいほど表示座標の更新量を大きくなる
ようにカーソルの移動を制御することにより、第1表示
手段で第2表示手段から離間するほどカーソルの更新量
が大きくなり、第1表示手段の第2表示手段との近傍で
のカーソルの移動量をほぼ等しく設定すれば、第1表示
手段から第2表示手段への移動をスムーズに行うことが
でき、また、第1表示手段の第2表示手段から離間した
位置では、第1表示手段の表示画素数に適応した移動量
でカーソルを移動できるので、第1表示手段でのカーソ
ルの移動を効率よく行える。
【0035】請求項11は、前記複数の表示手段とし
て、画素ピッチがS1 に設定された第1表示手段と、画
素ピッチが該第1表示手段に比べて大きいS2 (S2 >
S1 )に設定された第2表示手段とを該第1表示手段の
座標軸と該第2表示手段の座標軸とで等しくなるように
接続し、前記カーソル移動制御手段が、前記カーソル位
置検出手段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1
表示手段において大きいほど表示座標の更新量を小さく
するように前記カーソルの移動を制御することを特徴と
する。
【0036】請求項11によれば、画素ピッチがS1 に
設定された第1表示手段と、表示画素数が第1表示手段
に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定された第2表
示手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標
軸とが等しくなるように接続した場合には、第1表示手
段における座標が大きいほど表示座標の更新量を小さく
なるようにカーソルの移動を制御することにより、第1
表示手段から第2表示手段に近接するほど、カーソルの
移動量が小さくなり、第2表示手段でのカーソルの移動
量に近似させることができるので、第1表示手段と第2
表示手段との間でのカーソルの移動をスムーズに行え
る。
【0037】請求項12は、前記複数の表示手段とし
て、画素ピッチがS1 に設定された第1表示手段と、画
素ピッチが該第1表示手段に比べて大きいS2 (S2 >
S1 )に設定された第2表示手段とを該第1表示手段の
座標軸と該第2表示手段の座標軸とが異なるように接続
し、前記カーソル移動制御手段が、前記カーソル位置検
出手段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表示
手段において大きいほど表示座標の更新量を大きくする
ように前記カーソルの移動を制御することを特徴とす
る。
【0038】請求項12によれば、画素ピッチがS1 に
設定された第1表示手段と、がOSピッチが第1表示手段
に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定された第2表
示手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標
軸とが異なるように接続した場合には、第1表示手段に
おける座標が大きいほど、すなわち、第2表示手段から
離間するほど、表示座標の更新量を大きくなるようにカ
ーソルの移動を制御することにより、第1表示手段の第
2表示手段との近傍でのカーソルの移動量をほぼ等しく
設定すれば、第1表示手段から第2表示手段への移動を
スムーズに行うことができ、また、第1表示手段の第2
表示手段から離間した位置では、第1表示手段の表示画
素数に適応した移動量でカーソルを移動できるので、第
1表示手段でのカーソルの移動を効率よく行える。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と
ともに説明する。図2は本発明の第1実施例の概略構成
図、図3に本発明の第1実施例のシステムブロック構成
図を示す。
【0040】本実施例は、請求項1,2,5,6,7の
実施例に相当する。本実施例では、画像表示システムと
してパーソナルコンピュータシステムについて説明した
ものである。図2において、11はパーソナルコンピュ
ータシステム、12はパーソナルコンピュータ本体、D
1 ,D2 はパーソナルコンピュータ本体12で処理され
たデータを表示するディスプレイ、13はパーソナルコ
ンピュータ本体12にデータや指示を入力するキーボー
ド、14はディスプレイD1 ,D2 に表示された画像に
示されたカーソルを移動させるマウスを示す。
【0041】パーソナルコンピュータ本体12は、主
に、図3に示すようにデータを処理するCPU15、デ
ータ及びプログラムが格納されたメインメモリ16、デ
ィスプレイD1 ,D2 に表示する画像データを保持する
画像メモリ17、CPU15,メインメモリ16,画像
メモリ17を接続するバス8から構成される。
【0042】ディスプレイD1 は、X軸方向に640画
素、Y軸方向に480画素で画面が構成され、画素間の
ピッチは、0.5〔mm〕に設定されている。また、デ
ィスプレイD2 は、X軸方向に1600画素、Y軸方向
に1280画素で画面が構成され、画素間のピッチがデ
ィスプレイD1 の1/2の0.25〔mm〕に設定され
ている。
【0043】なお、後述するカーソルをディスプレイD
1 ,D2 上で移動させるカーソル移動処理は、メインメ
モリ16に格納されたプログラムに基づいてCPU15
により実行される。本実施例では、実際のマウスカーソ
ルのディスプレイD1 ,D2 上の表示位置(座標)とは
別に、仮想的なマウスカーソルの座標系Cp(xp,y
p)を用いる。仮想座標系Cp(xp,yp)とディス
プレイD1 の表示座標系C1(x1,y1)及びディス
プレイD2 の表示座標系C2(x2,y2)の関係は、 x1=xp/2 ・・・(1) y1=yp/2 ・・・(2) x2=xp−1280 ・・・(3) y2=yp ・・・(4) である。
【0044】また、Cpの範囲は、 0≦xp<640、0≦yp<480 ・・・(5) 640≦xp<1440 、0≦yp<640 ・・・(6) である。
【0045】図4は本発明の第1実施例のカーソルの仮
想座標系とディスプレイの座標系との関係を示す図であ
る。上記式(1)〜(6)の関係を図で示すと、図4に
示すようになる。図4において、X軸の上側が仮想座標
系CpのX軸の座標、Y軸の左側が仮想座標系CpのY
軸の座標、また、X軸、Y軸の内側がディスプレイD1
,D2 の座標系C1 ,C2 のX軸、Y軸の座標を示
す。なお、図4において座標は画素で表示されている。
【0046】仮想座標系Cpは、画素間のピッチが0.
25〔mm〕に対応して座標が設定されている。このた
め、画素間のピッチが0.5〔mm〕のディスプレイD
1 の座標系C1 は、仮想座標系Cpの2画素に対して1
画素が対応するので、仮想座標系Cpの座標が”40
0”のとき、”200”となり、仮想座標系Cpの座標
が”800”のとき、”400”となる。
【0047】また、画素間のピッチが0.25〔mm〕
のディスプレイD2 の座標系C2 は、仮想座標系Cpの
1画素に対して1画素が対応するので、例えば、Y座標
については、仮想座標系Cpの座標が”400”のと
き、”400”となり、仮想座標系Cpの座標が”80
0”のとき、”800”となる。
【0048】図5に本発明の第1実施例のCPUにおけ
るカーソルの移動処理のフローチャートを示す。マウス
14が操作されると、CPU15には、マウス14から
カーソル移動量を示す情報P(px,py)が供給され
る。CPU15は、マウス14からカーソルの移動量を
示す情報P(px,py)が供給されると、仮想座標系
中の現在のカーソルの座標Cp(xp,yp)にマウス
14から供給されたカーソルの移動量を示す情報P(p
x,py)を加算する(ステップS1−1、S1−
2)。
【0049】ステップS1−2で、仮想座標系Cp中の
現在のカーソルの座標(xp,yp)にマウス14から
供給されたカーソルの移動量を示す情報P(px,p
y)が加算されると、仮想座標系Cp中のカーソルの位
置が変更される。次にCPU15は、ステップS1−2
で仮想座標上で移動されたカーソルの座標Cpを有効領
域内になるようにカーソルの座標を修正する(ステップ
S1−3)。
【0050】ステップS1−3では、ステップS1−2
で設定されたカーソルの座標Cp(xp,yp)におい
てX座標xpが0よりも小さい、すなわち、ディスプレ
イD1 の水平方向の端部の座標より小さい場合には、デ
ィスプレイD1 の水平方向の有効領域内に位置するよう
にX座標xpを0、すなわち、ディスプレイD1 の水平
方向の端部の座標に設定する。また、Y座標ypが0よ
りも小さい、すなわち、ディスプレイD1 ,D2 の垂直
方向の端部の座標より小さい場合には、ディスプレイD
1 ,D2 の垂直方向の有効領域内に位置するようにY座
標ypを0、すなわち、ディスプレイD1 ,D2 の垂直
方向の端部の座標に設定する。
【0051】また、X座標xpが2879より大きい、
すなわち、ディスプレイD2 の水平方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD2 の水平方向の有効
領域内に位置するようにX座標xpを2879、すなわ
ち、ディスプレイD2 の水平方向の端部の座標に設定す
る。
【0052】さらに、X軸座標xpが1280未満で、
かつ、y座標ypが959より大きい、すなわち、ディ
スプレイD1 の座標系C1 の垂直方向の端部より大きい
場合には、ディスプレイD1 の垂直方向の有効領域に位
置するようにY座標ypを959、すなわち、ディスプ
レイD1 の垂直方向の端部の座標に設定する。
【0053】また、Y座標ypが1279より大きい、
すなわち、ディスプレイD2 の垂直方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD2 の垂直方向の有効
領域内に位置するようにY座標ypを1279、すなわ
ち、ディスプレイD2 の垂直方向の端部の座標に設定す
る。
【0054】以上により、カーソルの仮想座標Cp(x
p,yp)がディスプレイD1 ,D2 で有効となる座標
C1 ,C2 内に設定される。CPU15は、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)がディスプレイD1 ,D2
で有効となる座標C1 ,C2 内に設定されると、次に、
カーソルがディスプレイD1 の有効領域に属するか、デ
ィスプレイD2 の有効領域に属するかの判断を行う(ス
テップS1−4)。
【0055】ステップS1−4では、カーソルの仮想座
標Cp(xp,yp)のX座標xpの値により判断す
る。すなわち、X座標xpが1280より小さければ、
カーソルはディスプレイD1 の有効領域に位置し、X座
標xpが1280以上であれば、カーソルはディスプレ
イD2 の有効領域に位置すると判断できる。
【0056】ステップS1−4で、ディスプレイD1 の
有効領域に位置すると判断された場合には、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)をディスプレイD1 の座標
C1に変換して、ディスプレイD1 用の画像メモリ17
aの座標C1に対応した位置にカーソルの画像データを
格納する(ステップS1−5)。
【0057】ステップS1−5では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpを1/2したxp/2をディス
プレイD1 でのX座標x1とし、仮想座標CpのY座標
ypを1/2したyp/2をディスプレイD1 でのY座
標y1とする。以上により、仮想座標上の2画素をディ
スプレイD1 の1画素に対応させることができる。
【0058】また、ステップS1−4で、ディスプレイ
D2 の有効領域に位置すると判断された場合には、カー
ソルの仮想座標Cp(xp,yp)をディスプレイD2
の座標C2 に変換して、ディスプレイD2 用の画像メモ
リ17bの座標C2 に対応した位置にカーソルの画像デ
ータを格納する(ステップS1−6)。
【0059】ステップS1−6では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpからディスプレイD1 の水平方
向の端部の座標xp=1280を減算することにより、
仮想座標CpのX座標xpをディスプレイD2 の座標系
C2 に変換できる。また、ディスプレイD2 の画素ピッ
チは仮想座標と同じであるので、Y座標ypはそのまま
ディスプレイD2 の座標y2 として設定する。
【0060】以上により、仮想座標上の2画素をディス
プレイD1 の1画素に対応させ、仮想座標上の1画素を
ディスプレイD2 の1画素に対応させることができ、カ
ーソル表示位置の移動量(座標値)のディスプレイD1
とディスプレイD2 での比を1:2とできる。このと
き、ディスプレイD1 とディスプレイD2 との画素ピッ
チは、2:1の関係にあるので、マウスカーソル表示位
置の移動量は全く等しくできる。
【0061】従って、マウス入力当たりのカーソル表示
位置の移動量に関する操作環境の違いによらず、カーソ
ルを一定の移動量で移動させることができる。これによ
り図18で説明した第2の問題点が解決される。しか
し、表示移動量を算出し加算する方法はこの方法に限ら
れるわけではない。例えば、マウスカーソルをディスプ
レイD1に表示する時はマウスからの出力を2ステップ
単位で処理し、ディスプレイD2に表示する時は、1ス
テップ単位で処理するようにしても良い。
【0062】そして、ディスプレイD1からディスプレ
イD2にマウスカーソルの表示が移動する時には、ディ
スプレイD1における表示位置のY座標y1にy1を加
算(y1を2倍する)し、ディスプレイD2における表
示位置のy座標y2とする。また、ディスプレイD2か
らディスプレイD1にカーソルの表示が移動する時に
は、表示手段D2における表示位置のY座標y2に(y
2/2)を加算(y2を1/2)し、表示手段D1にお
ける表示位置のY座標y1とする。
【0063】このような方法でも、同様に従来の問題を
解消または軽減できる。以上の説明では、マウスカーソ
ルの表示位置のみに関して述べた。描画ソフトウェアに
おけるオブジェクトなども一般的にマウス等によって画
面内を移動できるが、こういったものの表示位置を算出
する方法にも本発明が利用可能であることは明らかであ
る。実施例では、表示手段を2つ接続する場合を示した
が、3つ以上接続する場合にも容易に拡張できることは
明らかである。
【0064】実施例では、予め定められた算出式を元に
表示位置を更新する場合について述べた。しかし、ディ
スプレイ毎に算出方法をユーザーが指定するようにして
も良い。また、マウスカーソルをディスプレイD1に表
示する時はマウスからの出力を2ステップ単位で処理
し、ディスプレイD2に表示する時は、1ステップ単位
で処理する例について述べた。このステップ数の関係を
ユーザーが表示手段毎に指定して、この表示位置を更新
する際にこの関係を参照するようにしても良い。
【0065】また、予めカーソルを表示する場合の速度
のパターンを高速・低速などを定めておき、ユーザーが
選択できるようにしても良い。例えば、表示位置を更新
する時には高速は1ステップ単位で処理し、低速は2ス
テップ単位で処理すればよい。
【0066】なお、画素数の比は、ディスプレイD1と
ディスプレイD2で各辺が2:5の関係にある。従っ
て、図17で説明したように、従来技術では、ディスプ
レイD1で画面の端部から端部まで移動できるマウスの
移動量でも、ディスプレイD2では4割の範囲しか移動
できない。
【0067】しかし、この実施例では、ディスプレイD
1 の位置画素に対してディスプレイD2では2倍移動で
きるため、図17を用いて説明した第1の問題点は大幅
に軽減される。また、本実施例では、カーソルの表示位
置がディスプレイD1からディスプレイD2に移る場合
に、Y座標値として正の値が加算され、ディスプレイD
2からディスプレイD1に移る場合は、負の値が加算さ
れる。また、この加算される数値は、表示が移る前のデ
ィスプレイにおける表示位置のY座標値によって異な
る。
【0068】具体的には、X座標値が変化してカーソル
の表示がディスプレイD1からディスプレイD2に移る
場合には、Y座標y1が0であったならぱ、加算される
数値Myは、(y2−y1)から算出されるので、式
(2),(4)からY座標yp,y2 を消去すれば、0
となる。しかし、Y座標y1が10であったならば、加
算される数値Myは10であり、Y座標y1が200で
あったならば、加算される数値Myは200である。こ
のように、加算される数値はY座標y1によって異な
り、また、Y座標y1が増加するほど大きな値(My
(y1)は増加関数)となる。
【0069】表示がディスプレイD2からディスプレイ
D1に移る場合には、Y座標y2 が0であったならば、
加算される数値Myは、(y1−y2)から算出される
ので、式(2),(4)からyp,y2 を消去すれば、
0となる。しかし、Y座標y2 が20であったならば、
加算される数値Myは−10であり、Y座標y1が40
0であったならば、加算される数値Myは−200であ
る。このように加算される数値MyはY座標y2 によっ
て異なり、また、Y座標y1が増加するほど小さなきな
値(My(y1)は減少関数)となり、ディスプレイD
1 からD2 にカーソルが移動する場合と同様に、Y方向
にスムーズな移動が実現できる。
【0070】なお、例えば、y1が399であっても4
00であっても、加算される数値Myは200であるの
で、すべてのy座標値に関して異なる必要はない。この
ように、図19を用いて説明した第3の問題点(マウス
が移動する方向がa‐A間とd‐D間で異なる)は、解
消される。また、図19に示す表示点Eのような対応場
所のない点の存在範囲も少なくなる。
【0071】図6は本発明の第2実施例のカーソルの仮
想座標系とディスプレイの座標系との関係を示す図であ
る。本実施例は請求項6,9〜12の実施例に相当す
る。本実施例では、ディスプレイD1 ,D2 とは異なる
画素数のディスプレイD11,D12を用い、第1実施例と
同様にディスプレイD1 とディスプレイD2 との間での
カーソルの移動をスムーズに行えるようにした例であ
る。なお、本実施例の構成は図2,図3と、ディスプレ
イの種類が相違する点とCPU15でのカーソル移動処
理以外はほぼ同様であるので、その説明は省略する。
【0072】なお、第1実施例では、ディスプレイD1
及びディスプレイD2 ともに下方向が増加方向に座標を
設定したが、本実施例ではディスプレイD11を下方向が
減少、ディスプレイD12を上方向が増加となるように設
定している。また、図6に示すカーソルの仮想座標系C
p(xp,yp)に対するディスプレイD11の座標C11
(x11,y11)、ディスプレイD11の座標C12(x12,
y12)の関係式は、 x11=xp/2 ・・・(9) y11=480−(yp/2) ・・・(10) x12=xp−1280 ・・・(11) y12=yp ・・・(12) となる。
【0073】図7は本発明の第2実施例のCPUにおけ
るカーソルの移動処理のフローチャートである。マウス
14が操作されると、CPU15には、マウス14から
カーソル移動量を示す情報P(px,py)が供給され
る。CPU15は、マウス14からカーソルの移動量を
示す情報P(px,py)が供給されると、仮想座標系
中の現在のカーソルの座標Cp(xp,yp)にマウス
14から供給されたカーソルの移動量を示す情報P(p
x,py)を加算する(ステップS2−1、S2−
2)。
【0074】ステップS2−2で、仮想座標系Cp中の
現在のカーソルの座標(xp,yp)にマウス14から
供給されたカーソルの移動量を示す情報P(px,p
y)が加算されると、仮想座標系Cp中のカーソルの位
置が変更される。次にCPU15は、ステップS2−2
で仮想座標上で移動されたカーソルの座標Cpを有効領
域内になるようにカーソルの座標を修正する(ステップ
S2−3)。
【0075】ステップS2−3では、ステップS2−2
で設定されたカーソルの座標Cp(xp,yp)におい
てX座標xpが0よりも小さい、すなわち、ディスプレ
イD11の水平方向の端部の座標より小さい場合には、デ
ィスプレイD11の水平方向の有効領域内に位置するよう
にX座標xpを0、すなわち、ディスプレイD11の水平
方向の端部の座標に設定する。また、Y座標ypが0よ
りも小さい、すなわち、ディスプレイD11,D12の垂直
方向の端部の座標より小さい場合には、ディスプレイD
11,D12の垂直方向の有効領域内に位置するようにY座
標ypを0、すなわち、ディスプレイD11,D12の垂直
方向の端部の座標に設定する。
【0076】また、X座標xpが2879より大きい、
すなわち、ディスプレイD12の水平方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD12の水平方向の有効
領域内に位置するようにX座標xpを2879、すなわ
ち、ディスプレイD12の水平方向の端部の座標に設定す
る。
【0077】さらに、X軸座標xpが1280未満で、
かつ、y座標ypが959より大きい、すなわち、ディ
スプレイD11の座標系C11の垂直方向の端部より大きい
場合には、ディスプレイD11の垂直方向の有効領域に位
置するようにY座標ypを959、すなわち、ディスプ
レイD11の垂直方向の端部の座標に設定する。
【0078】また、Y座標ypが1279より大きい、
すなわち、ディスプレイD12の垂直方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD12の垂直方向の有効
領域内に位置するようにY座標ypを1279、すなわ
ち、ディスプレイD12の垂直方向の端部の座標に設定す
る。
【0079】以上により、カーソルの仮想座標Cp(x
p,yp)がディスプレイD11,D12で有効となる座標
C11,C12内に設定される。CPU15は、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)がディスプレイD11,D12
で有効となる座標C11,C12内に設定されると、次に、
カーソルがディスプレイD11の有効領域に属するか、デ
ィスプレイD12の有効領域に属するかの判断を行う(ス
テップS2−4)。
【0080】ステップS2−4では、カーソルの仮想座
標Cp(xp,yp)のX座標xpの値により判断す
る。すなわち、X座標xpが1280より小さければ、
カーソルはディスプレイD11の有効領域に位置し、X座
標xpが1280以上であれば、カーソルはディスプレ
イD12の有効領域に位置すると判断できる。
【0081】ステップS2−4で、ディスプレイD11の
有効領域に位置すると判断された場合には、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)をディスプレイD11の座標
C11に変換して、ディスプレイD11用の画像メモリ17
aの座標C11に対応した位置にカーソルの画像データを
格納する(ステップS2−5)。
【0082】ステップS2−5では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpを1/2したxp/2をディス
プレイD11でのX座標x11とし、仮想座標CpのY座標
ypを1/2したyp/2をディスプレイD11の垂直方
向の最大画素数である480画素から減算した座標をデ
ィスプレイD11でのY座標y1とする。以上により、仮
想座標上の2画素をディスプレイD11の1画素に対応さ
せることができる。
【0083】また、ステップS2−4で、ディスプレイ
D12の有効領域に位置すると判断された場合には、カー
ソルの仮想座標Cp(xp,yp)をディスプレイD12
の座標C12に変換して、ディスプレイD12用の画像メモ
リ17bの座標C12に対応した位置にカーソルの画像デ
ータを格納する(ステップS2−6)。
【0084】ステップS2−6では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpからディスプレイD11の水平方
向の端部の座標xp=1280を減算することにより、
仮想座標CpのX座標xpをディスプレイD12の座標系
C12に変換できる。また、ディスプレイD12の画素ピッ
チは仮想座標と同じであるので、Y座標ypはそのまま
ディスプレイD12の座標y12として設定する。
【0085】しかし、上記第2実施例では図で説明した
問題点が残る。図19を用いて説明した問題点を解消
し、図19の表示点Eのような対応場所のない点の存在
を解消するためには、カーソルの仮想座標系とディスプ
レイの座標系との対応関係を変更する方法が考えられ
る。
【0086】図8は本発明の第3実施例のカーソルの仮
想座標系とディスプレイの座標系との関係を示す図であ
る。本実施例は、請求項4の実施例に相当し、ディスプ
レイD1 ,D2 に代えて画素数が2:5のディスプレイ
D21,D22、すなわち、ディスプレイD11を640×4
80、ディスプレイD12を1600×1200としたと
きに、第1実施例と同様にカーソルの移動をスムーズに
行えるようにした例である。なお、本実施例の構成は図
2,図3と、ディスプレイの画素数が相違する点とCP
U15でのカーソル移動処理以外はほぼ同様であるの
で、その説明は省略する。
【0087】なお、ディスプレイD21,D22の座標の方
向の設定は第1実施例と同じで、ディスプレイD21及び
ディスプレイD22ともに下方向が増加方向に座標を設定
した。図8に示す カーソルの仮想座標系とディスプレ
イの座標系との対応関係を式で示すと、 x1=xp/5 ・・・(13) y1=yp/5 ・・・(14) x2=(xp‐3200)/2 ・・・(15) y2=yp/2 ・・・(16) となる。
【0088】図9は本発明の第3実施例のCPUにおけ
るカーソルの移動処理のフローチャートである。マウス
14が操作されると、CPU15には、マウス14から
カーソル移動量を示す情報P(px,py)が供給され
る。CPU15は、マウス14からカーソルの移動量を
示す情報P(px,py)が供給されると、仮想座標系
中の現在のカーソルの座標Cp(xp,yp)にマウス
14から供給されたカーソルの移動量を示す情報P(p
x,py)を加算する(ステップS3−1、S3−
2)。
【0089】ステップS3−2で、仮想座標系Cp中の
現在のカーソルの座標(xp,yp)にマウス14から
供給されたカーソルの移動量を示す情報P(px,p
y)が加算されると、仮想座標系Cp中のカーソルの位
置が変更される。次にCPU15は、ステップS3−2
で仮想座標上で移動されたカーソルの座標Cpを有効領
域内になるようにカーソルの座標を修正する(ステップ
S3−3)。
【0090】ステップS3−3では、ステップS3−2
で設定されたカーソルの座標Cp(xp,yp)におい
てX座標xpが0よりも小さい、すなわち、ディスプレ
イD11の水平方向の端部の座標より小さい場合には、デ
ィスプレイD21の水平方向の有効領域内に位置するよう
にX座標xpを0、すなわち、ディスプレイD21の水平
方向の端部の座標に設定する。また、Y座標ypが0よ
りも小さい、すなわち、ディスプレイD21,D22の垂直
方向の端部の座標より小さい場合には、ディスプレイD
21,D22の垂直方向の有効領域内に位置するようにY座
標ypを0、すなわち、ディスプレイD21,D22の垂直
方向の端部の座標に設定する。
【0091】また、X座標xpが6399より大きい、
すなわち、ディスプレイD22の水平方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD22の水平方向の有効
領域内に位置するようにX座標xpを6399、すなわ
ち、ディスプレイD22の水平方向の端部の座標に設定す
る。
【0092】さらに、y座標ypが2399より大き
い、すなわち、ディスプレイD21,D22の座標系C21,
C22の垂直方向の端部より大きい場合には、ディスプレ
イD21,D22の垂直方向の有効領域に位置するようにY
座標ypを2399、すなわち、ディスプレイD21,D
22の垂直方向の端部の座標に設定する。
【0093】以上により、カーソルの仮想座標Cp(x
p,yp)がディスプレイD21,D22で有効となる座標
C21,C22内に設定される。CPU15は、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)がディスプレイD21,D22
で有効となる座標C21,C22内に設定されると、次に、
カーソルがディスプレイD21の有効領域に属するか、デ
ィスプレイD22の有効領域に属するかの判断を行う(ス
テップS3−4)。
【0094】ステップS3−4では、カーソルの仮想座
標Cp(xp,yp)のX座標xpの値により属する有
効領域を判断する。すなわち、X座標xpが3200よ
り小さければ、カーソルはディスプレイD21の有効領域
に位置し、X座標xpが3200以上であれば、カーソ
ルはディスプレイD22の有効領域に位置すると判断でき
る。
【0095】ステップS3−4で、ディスプレイD11の
有効領域に位置すると判断された場合には、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)をディスプレイD11の座標
C11に変換して、ディスプレイD11用の画像メモリ17
aの座標C11に対応した位置にカーソルの画像データを
格納する(ステップS3−5)。
【0096】ステップS3−5では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpを1/5したxp/5をディス
プレイD21でのX座標x21とし、仮想座標CpのY座標
ypを1/5した(yp/5)をディスプレイD21のY
座標y21とする。以上により、仮想座標上の5画素をデ
ィスプレイD21の1画素に対応させることができる。
【0097】また、ステップS3−4で、ディスプレイ
D12の有効領域に位置すると判断された場合には、カー
ソルの仮想座標Cp(xp,yp)をディスプレイD22
の座標C22に変換して、ディスプレイD22用の画像メモ
リ17bの座標C22に対応した位置にカーソルの画像デ
ータを格納する(ステップS3−6)。
【0098】ステップS3−6では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpからディスプレイD22の水平方
向の端部の座標xp=3200を減算した値を1/2し
た座標x22=(xp−3200)/2をディスプレイD
22のX座標x22とし、また、仮想座標CpのY座標yp
を1/2した(yp/2)をディスプレイD22のY座標
y22とする。以上により、仮想座標上の2画素をディス
プレイD22の1画素に対応させることができる。
【0099】したがって、ディスプレイD22では、仮想
座標上の5画素がディスプレイD21の1画素に対応し、
仮想座標上の2画素がディスプレイD22の1画素に対応
するので、ディスプレイD21とディスプレイD22とで
は、ディスプレイD21の5画素に対してディスプレイD
22の2画素を対応させることができる。ディスプレイD
21の画素とディスプレイD22の画素とは、2:5に設定
されているので、ディスプレイD21の5画素に対してデ
ィスプレイD22の2画素が対応することにより、ディス
プレイD21とディスプレイD22とでカーソルの移動を同
等に扱うことができる。
【0100】また、実施例では、マウスカーソルを常に
一つの表示手段において表示する場合を示したが、例え
ば、座標系C1と座標系C2の一部をオーバーラップさ
せ、同時に2つ以上の表示手段で表示できるように拡張
することも容易である。図10は本発明の第4実施例の
カーソルと仮想座標系とディスプレイの座標系との関係
を示す図、図11は本発明の第4実施例のCPUにおけ
るカーソルの移動処理のフローチャートである。同図
中、図4,図5と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。また、構成は図2,図3とCPU1
5でのカーソル移動処理以外は同様であるので、その説
明は省略する。
【0101】本実施例は請求項8の実施例の相当する。
本実施例では、図10に示すようにディスプレイD1 の
座標系C1 とディスプレイD2 の座標系C2 とで、重な
る部分C1-2 を設け、重なる部分C1-2 の座標では、カ
ーソルをディスプレイD1 及びディスプレイD2 の両方
に表示するようにしている。
【0102】マウス14が操作されると、CPU15に
は、マウス14からカーソル移動量を示す情報P(p
x,py)が供給される。CPU15は、マウス14か
らカーソルの移動量を示す情報P(px,py)が供給
されると、仮想座標系中の現在のカーソルの座標Cp
(xp,yp)にマウス14から供給されたカーソルの
移動量を示す情報P(px,py)を加算する(ステッ
プS4−1、S4−2)。
【0103】ステップS1−2で、仮想座標系Cp中の
現在のカーソルの座標(xp,yp)にマウス14から
供給されたカーソルの移動量を示す情報P(px,p
y)が加算されると、仮想座標系Cp中のカーソルの位
置が変更される。次にCPU15は、ステップS1−2
で仮想座標上で移動されたカーソルの座標Cpを有効領
域内になるようにカーソルの座標を修正する(ステップ
S4−3)。
【0104】ステップS4−3では、ステップS4−2
で設定されたカーソルの座標Cp(xp,yp)におい
てX座標xpが0よりも小さい、すなわち、ディスプレ
イD1 の水平方向の端部の座標より小さい場合には、デ
ィスプレイD1 の水平方向の有効領域内に位置するよう
にX座標xpを0、すなわち、ディスプレイD1 の水平
方向の端部の座標に設定する。また、Y座標ypが0よ
りも小さい、すなわち、ディスプレイD1 ,D2 の垂直
方向の端部の座標より小さい場合には、ディスプレイD
1 ,D2 の垂直方向の有効領域内に位置するようにY座
標ypを0、すなわち、ディスプレイD1 ,D2 の垂直
方向の端部の座標に設定する。
【0105】また、X座標xpが2779より大きい、
すなわち、ディスプレイD2 の水平方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD2 の水平方向の有効
領域内に位置するようにX座標xpを2779、すなわ
ち、ディスプレイD2 の水平方向の端部の座標に設定す
る。
【0106】さらに、X軸座標xpが1180以下で、
かつ、Y座標ypが959より大きい、すなわち、ディ
スプレイD1 の座標系C1 の垂直方向の端部より大きい
場合には、ディスプレイD1 の垂直方向の有効領域に位
置するようにY座標ypを959、すなわち、ディスプ
レイD1 の垂直方向の端部の座標に設定する。
【0107】また、Y座標ypが1179より大きい、
すなわち、ディスプレイD2 の垂直方向の端部の座標よ
り大きい場合には、ディスプレイD2 の垂直方向の有効
領域内に位置するようにY座標ypを1179、すなわ
ち、ディスプレイD2 の素直方向の端部の座標に設定す
る。
【0108】以上により、カーソルの仮想座標Cp(x
p,yp)がディスプレイD1 ,D2 で有効となる座標
C1 ,C2 内に設定される。CPU15は、カーソルの
仮想座標Cp(xp,yp)がディスプレイD1 ,D2
で有効となる座標C1 ,C2 内に設定されると、次に、
カーソルがディスプレイD1 だけが有効となる領域に属
するか、ディスプレイD2 だけが有効となるに属する
か、ディスプレイD1 の有効領域とディスプレイD2 の
有効領域とが重なる部分C1-2 に属するのかの判断を行
う(ステップS4−4、S4−6)。
【0109】ステップS4−4、S4−6では、カーソ
ルの仮想座標Cp(xp,yp)のX座標xpの値によ
り判断する。すなわち、X座標xpが1280より小さ
ければ、カーソルはディスプレイD1 だけが有効となる
領域又はディスプレイD1 の有効領域とディスプレイD
2 の有効領域とが重なる部分C1-2 に位置し、X座標x
pが1280以上であれば、カーソルはディスプレイD
2 だけが有効となる領域に位置すると判断できる。さら
に、X座標xpが1180より小さければ、カーソルは
ディスプレイD1 だけが有効となる領域と判断できる。
【0110】ステップS4−4,S4−6で、ディスプ
レイD1 だけが有効となる領域に位置すると判断された
場合には、カーソルの仮想座標Cp(xp,yp)をデ
ィスプレイD1 の座標C1 に変換して、ディスプレイD
1 用の画像メモリ17aの座標C1に対応した位置にカ
ーソルの画像データを格納する(ステップS4−5)。
【0111】ステップS4−5では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpを1/2したxp/2をディス
プレイD1 でのX座標x1とし、仮想座標CpのY座標
ypを1/2したyp/2をディスプレイD1 でのY座
標y1とする。以上により、仮想座標上の2画素をディ
スプレイD1 の1画素に対応させることができる。
【0112】また、ステップS4−4で、ディスプレイ
D2 だけが有効となる領域に位置すると判断された場合
には、カーソルの仮想座標Cp(xp,yp)をディス
プレイD2 の座標C2 に変換して、ディスプレイD2 用
の画像メモリ17bの座標C2 に対応した位置にカーソ
ルの画像データを格納する(ステップS4−7)。
【0113】ステップS4−7では、CPU15は、仮
想座標CpのX座標xpからディスプレイD1 の水平方
向の端部の座標xp=1180を減算することにより、
仮想座標CpのX座標xpをディスプレイD2 の座標系
C2 に変換できる。また、ディスプレイD2 の画素ピッ
チは仮想座標と同じであるので、Y座標ypはそのまま
ディスプレイD2 の座標y2 として設定する。
【0114】さらに、ステップS4−6で、ディスプレ
イD1 の有効領域とディスプレイD2 の有効領域とが重
なる部分C1-2 に位置すると判断された場合には、カー
ソルの仮想座標Cp(xp,yp)に対してステップS
4−5及びステップS4−7の両方の処理を実行して、
ディスプレイD1 とディスプレイD2 の両方にカーソル
を表示させる。
【0115】以上により、ディスプレイD1 とディスプ
レイD2 との境界部分では、ディスプレイD1 とディス
プレイD2 との両方にカーソルを表示できるので、カー
ソルの位置を認識し易くなり、操作性を向上できる。以
上述べたように、本発明では、従来の手法では問題とな
っていた、カーソルなどの移動速度を表示手段ごとに変
えらえない問題、カーソル等の物理的な移動距離を合わ
せられない問題、カーソル等の画面内での移動量をあわ
せられない問題、表示手段間で移動する場合の動きが不
自然になる問題解消または軽減できる。
【0116】なお、上記実施例では、表示画素数がB1
に設定されたディスプレイD2 と、表示画素数がディス
プレイD2 に比べて小さいB2 (B1 >B2 )に設定さ
れたディスプレイD1 とをディスプレイD2 の座標系C
2 とディスプレイD1 の座標系C1 とで等しくなるよう
に接続し、カーソルの座標位置がディスプレイD2 にで
の移動量が大きいほど表示座標の更新量を小さくなるよ
うにカーソルの移動を制御することにより、ディスプレ
イD1 ,D2 の境界でカーソルの移動をスムーズに行う
構成としたが、座標系の設定方法は上記の設定方法に限
ることはなく、ディスプレイD2 の座標系とディスプレ
イD1 の座標系とを異なるように接続し、ディスプレイ
D2 でのカーソルの座標位置が大きいほど表示座標の更
新量が大きくするようにカーソルの移動を制御すること
によっても実現できる。
【0117】また、上記実施例ではディスプレイの画素
数によりカーソルの移動を制御することによりディスプ
レイD1 とD2 との間のカーソルの移動をスムーズに行
ったが、画素ピッチに応じてカーソルの移動量を制御す
ることによりカーソルの移動をスムーズに行う構成も考
えられる。
【0118】例えば、画素ピッチがS1 に設定された第
1表示手段と、画素ピッチが該第1表示手段に比べて大
きいS2 (S2 >S1 )に設定された第2表示手段とを
該第1表示手段の座標軸と該第2表示手段の座標軸とで
等しくなるように接続し、カーソルの座標位置が第1表
示手段において大きいほど表示座標の更新量を小さくす
るようにカーソルの移動を制御することにより、第1表
示手段から第2表示手段に近接するほど、カーソルの移
動量が小さくなり、第2表示手段でのカーソルの移動量
に近似させることができるので、第1表示手段と第2表
示手段との間でのカーソルの移動をスムーズに行える。
【0119】また、複数の表示手段として、画素ピッチ
がS1 に設定された第1表示手段と、画素ピッチが該第
1表示手段に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定さ
れた第2表示手段とを該第1表示手段の座標軸と該第2
表示手段の座標軸とが異なるように接続し、第1表示手
段において大きいほど表示座標の更新量を大きくするよ
うにカーソルの移動を制御することにより、第1表示手
段における座標が大きいほど、すなわち、第2表示手段
から離間するほど、表示座標の更新量を大きくなるよう
にカーソルの移動を制御することにより、第1表示手段
の第2表示手段との近傍でのカーソルの移動量をほぼ等
しく設定すれば、第1表示手段から第2表示手段への移
動をスムーズに行うことができ、また、第1表示手段の
第2表示手段から離間した位置では、第1表示手段の表
示画素数に適応した移動量でカーソルを移動できるの
で、第1表示手段でのカーソルの移動を効率よく行え
る。
【0120】なお、第1〜第4実施例ではラップトップ
型のパーソナルコンピュータシステムについて説明した
が、画面の小さい、ノート型パーソナルコンピュータシ
ステムに好適である。図12に本発明の実施例の他の適
用例の概略構成図を示す。同図中、18はノート型パー
ソナルコンピュータ、19は補助ディスプレイ、20は
インタフェースケーブルを示す。
【0121】ノート型パーソナルコンピュータ18に
は、ディスプレイ18a及びキーボード11b、ポイン
ティングデバイス11cが一体に設けられている。ま
た、ノート型パーソナルコンピュータ18には補助ディ
スプレイ19がディジタルインタフェースにより接続さ
れ、本体のディスプレイとは別の作業画面を表示できる
構成とされている。
【0122】ポインティングデバイス11cによりカー
ソルの移動量が供給されたときに、ノート型パーソナル
コンピュータ18のディスプレイ18aと補助ディスプ
レイ19との画素の関係に応じて上記図4〜図9で説明
したカーソル移動処理を適用することによりカーソルの
ノート型パーソナルコンピュータ18のディスプレイ1
8aと補助ディスプレイ19との間での移動をスムーズ
に行わせることができる。したがって、作業を効率よく
行えようになる。
【0123】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、複数の表示手段毎にカーソルの移動状態、位置を設
定できるので、各表示手段に表示している作業用の画像
に応じたカーソルの移動が可能となり、効率的に作業を
行える等の特長を有する。
【0124】請求項2によれば、カーソル位置検出手段
で検出されたカーソルの移動量に対する複数の表示手段
上での移動量を複数の表示手段毎に異ならせることによ
り複数の表示手段のサイズ、画素数、画素間のピッチ等
に応じたカーソルの移動が可能となる等の特長を有す
る。
【0125】請求項3によれば、設定手段を設けること
によりユーザが必要に応じて複数の表示手段毎にカーソ
ルの移動状態を換えることができる等の特長を有する。
請求項4によれば、複数の表示手段の表示画素数に応じ
てカーソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動量
に対する複数の表示手段上での移動量をすることによ
り、例えば、2つの表示手段の表示画素数がそれぞれB
1、B2で、B1>B2の関係にある時には、2つの表
示手段でのポインティングデバイスによるカーソルの移
動検出量をN1 ,N2 、2つの表示手段上でのカーソル
の移動量をP1 ,P2 としたとき、N1/P1>N2/
P2の関係を有するように設定することにより、ポイン
ティングデバイスを同じ距離移動した場合の2つの表示
手段におけるカーソルなどの移動距離の画面中に占める
比率の差を低滅できる等の特長を有する。
【0126】請求項5によれば、複数の表示手段の表示
画素ピッチに応じてカーソル位置検出手段で検出された
カーソルの移動量に対する複数の表示手段上での移動量
を設定することにより、例えば、2つの表示手段の画素
ピッチをそれぞれS1、S2はとし、S1<S2の関係
にある時、2つの表示手段でのポインティングデバイス
によるカーソルの移動検出量をN1 ,N2 、2つの表示
手段上でのカーソルの移動量をP1 ,P2 としたとき、
N1/P1>N2/P2の関係を有するように設定する
ことにより、2つの表示手段でのカーソルの物理的な移
動量の差を低減できる等の特長を有する。
【0127】請求項6によれば、複数の表示手段でカー
ソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動量に対す
る複数の表示手段上での移動量の方向を異ならせること
により、例えば、2つの表示手段での座標が大きいほど
複数の表示手段上での移動量として大きい値を用いるこ
とにより、表示画素数の関係が逆であれるので、移動量
の関係が逆となり、2つの表示手段の表示点での対応を
とることができる等の特長を有する。
【0128】請求項7によれば、ポインティングデバイ
スの座標系に表示手段上での表示位置を記述する座標系
をマッピングすることによって、ポインティングデバイ
スの座標系を表示手段の座標系に変換する変換式により
複数の表示手段でカーソルの移動量を換えることができ
る等の特長を有する。
【0129】請求項8によれば、複数の表示手段の表示
位置を記述する座標系を互いに重複するように設定する
ことにより、カーソルがポインティングデバイスの座標
系で複数の表示手段の重複する部分にあるときは、カー
ソルを重複する座標を有する表示手段に表示できるの
で、複数の表示手段でのカーソルの移動が認識しやすく
なる等の特長を有する。
【0130】請求項9によれば、表示画素数がB1 に設
定された第1表示手段と、表示画素数が第1表示手段に
比べて小さいB2 (B1 >B2 )に設定された第2表示
手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標軸
とで等しくなるように接続した場合には、第1表示手段
における座標が大きいほど表示座標の更新量を小さくな
るようにカーソルの移動を制御することにより、第1表
示手段で第2表示手段に近接するほどカーソルの更新量
が小さくなり、第2表示手段でのカーソルの移動量とほ
ぼ同様になり、第1表示手段から第2表示手段への移動
をスムーズに行うことができる等の特長を有する。
【0131】請求項10によれば、表示画素数がB1 に
設定された第1表示手段と、表示画素数が第1表示手段
に比べて小さいB2 (B1 >B2 )に設定された第2表
示手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標
軸とが異なるように接続した場合には、第1表示手段に
おける座標が大きいほど表示座標の更新量を大きくなる
ようにカーソルの移動を制御することにより、第1表示
手段で第2表示手段から離間するほどカーソルの更新量
が大きくなり、第1表示手段の第2表示手段との近傍で
のカーソルの移動量をほぼ等しく設定すれば、第1表示
手段から第2表示手段への移動をスムーズに行うことが
でき、また、第1表示手段の第2表示手段から離間した
位置では、第1表示手段の表示画素数に適応した移動量
でカーソルを移動できるので、第1表示手段でのカーソ
ルの移動を効率よく行える等の特長を有する。
【0132】請求項11によれば、画素ピッチがS1 に
設定された第1表示手段と、表示画素数が第1表示手段
に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定された第2表
示手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標
軸とが等しくなるように接続した場合には、第1表示手
段における座標が大きいほど表示座標の更新量を小さく
なるようにカーソルの移動を制御することにより、第1
表示手段から第2表示手段に近接するほど、カーソルの
移動量が小さくなり、第2表示手段でのカーソルの移動
量に近似させることができるので、第1表示手段と第2
表示手段との間でのカーソルの移動をスムーズに行える
等の特長を有する。
【0133】請求項12によれば、画素ピッチがS1 に
設定された第1表示手段と、がOSピッチが第1表示手段
に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定された第2表
示手段とを第1表示手段の座標軸と第2表示手段の座標
軸とが異なるように接続した場合には、第1表示手段に
おける座標が大きいほど、すなわち、第2表示手段から
離間するほど、表示座標の更新量を大きくなるようにカ
ーソルの移動を制御することにより、第1表示手段の第
2表示手段との近傍でのカーソルの移動量をほぼ等しく
設定すれば、第1表示手段から第2表示手段への移動を
スムーズに行うことができ、また、第1表示手段の第2
表示手段から離間した位置では、第1表示手段の表示画
素数に適応した移動量でカーソルを移動できるので、第
1表示手段でのカーソルの移動を効率よく行える等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例の概略構成図である。
【図3】本発明の第1実施例のシステムブロック構成図
である。
【図4】本発明の第1実施例のCPUにおけるカーソル
の移動処理のフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例のカーソルの仮想座標系と
ディスプレイの座標系との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例のCPUにおけるカーソル
の移動処理のフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例のカーソルの仮想座標系と
ディスプレイの座標系との関係を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例のCPUの処理フローチャ
ートである。
【図9】本発明の第3実施例のカーソルの仮想座標系と
ディスプレイの座標系との関係を示す図である。
【図10】本発明の第4実施例のCPUの処理フローチ
ャートである。
【図11】本発明の第4実施例のカーソルの仮想座標系
とディスプレイの座標系との関係を示す図である。
【図12】本発明の実施例の他の適用例の概略構成図で
ある。
【図13】従来の一例の座標系を説明するための図であ
る。
【図14】従来の一例の処理アルゴリズムの要部の図で
ある。
【図15】従来の他の一例の座標系を説明するための図
である。
【図16】従来の他の一例の処理アルゴリズムの要部の
図である。
【図17】従来の第1の問題点を説明するための図であ
る。
【図18】従来の第2の問題点を説明するための図であ
る。
【図19】従来の第3の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−n 表示手段 2 ポインティングデバイス 3 カーソル位置検出手段 4 カーソル移動制御手段 11 パーソナルコンピュータシステム 12 パーソナルコンピュータ本体 13 キーボード 14 マウス 15 CPU 16 メインメモリ 17 画像メモリ D1 ,D2 ,D11,D12,D21,D22,D41,D42 デ
ィスプレイ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示手段を有し、ポインティング
    デバイスにより該複数の表示手段の間でカーソルの移動
    が可能とされた画像表示システムにおいて、 前記ポインティングデバイスの操作に応じて前記カーソ
    ルの移動量を検出するカーソル位置検出手段と、 前記複数の表示手段毎に異なる条件で、前記ポインティ
    ングデバイスの操作に応じた前記カーソルの移動を行う
    カーソル移動制御手段とを有することを特徴とする画像
    表示システム。
  2. 【請求項2】 前記カーソル移動制御手段は、前記カー
    ソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動量に対す
    る前記複数の表示手段上での移動量を前記複数の表示手
    段毎に異ならせることにより前記複数の表示手段毎のカ
    ーソルの移動を異ならせたことを特徴とする請求項1記
    載の画像表示システム。
  3. 【請求項3】 前記カーソル位置検出手段で検出された
    カーソルの移動量に対する前記複数の表示手段上での移
    動量を所望の値に設定する設定手段を有することを特徴
    とする請求項2記載の画像表示システム。
  4. 【請求項4】 前記カーソル移動制御手段は、前記カー
    ソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動量に対す
    る前記複数の表示手段上での移動量が前記複数の表示手
    段の表示画素数に応じて設定されたことを特徴とする請
    求項2又は3記載の画像表示システム。
  5. 【請求項5】 前記カーソル移動制御手段は、前記カー
    ソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動量に対す
    る前記複数の表示手段上での移動量が前記複数の表示手
    段の表示画素ピッチに応じて設定されたことを特徴とす
    る請求項2乃至4のいずれか一項記載の画像表示システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記カーソル移動制御手段は、前記カー
    ソル位置検出手段で検出されたカーソルの移動量に対す
    る前記複数の表示手段上での移動量の方向が前記複数の
    表示手段で異なることを特徴とする請求項2乃至6のい
    ずれか一項記載の画像表示システム。
  7. 【請求項7】 前記カーソル移動制御手段は、前記ポイ
    ンティングデバイスの座標系に前記複数の表示手段の表
    示位置を記述する座標系をマッピングすることを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか一項記載の画像表示シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記カーソル移動制御手段は、前記ポイ
    ンティングデバイスの座標系にマッピングされる前記複
    数の表示手段の表示位置を記述する座標系を互いに重複
    するように設定したことを特徴とする請求項7記載の画
    像表示システム。
  9. 【請求項9】 前記複数の表示手段として、表示画素数
    がB1 に設定された第1表示手段と、表示画素数が該第
    1表示手段に比べて小さいB2 (B1 >B2)に設定さ
    れた第2表示手段とを該第1表示手段の座標軸と該第2
    表示手段の座標軸とで等しくなるように接続し、 前記カーソル移動制御手段は、前記カーソル位置検出手
    段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表示手段
    において大きいほど表示座標の更新量を小さくすること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の画像
    表示システム。
  10. 【請求項10】 前記複数の表示手段として、表示画素
    数がB1 に設定された第1表示手段と、表示画素数が該
    第1表示手段に比べて小さいB2 (B1 >B2 )に設定
    された第2表示手段とを該第1表示手段の座標軸と該第
    2表示手段の座標軸とが異なるように接続し、 前記カーソル移動制御手段は、前記カーソル位置検出手
    段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表示手段
    において大きいほど表示座標の更新量を大きくすること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の画像
    表示システム。
  11. 【請求項11】 前記複数の表示手段として、画素ピッ
    チがS1 に設定された第1表示手段と、画素ピッチが該
    第1表示手段に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定
    された第2表示手段とを該第1表示手段の座標軸と該第
    2表示手段の座標軸とで等しくなるように接続し、 前記カーソル移動制御手段は、前記カーソル位置検出手
    段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表示手段
    において大きいほど表示座標の更新量を小さくすること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の画像
    表示システム。
  12. 【請求項12】 前記複数の表示手段として、画素ピッ
    チがS1 に設定された第1表示手段と、画素ピッチが該
    第1表示手段に比べて大きいS2 (S2 >S1 )に設定
    された第2表示手段とを該第1表示手段の座標軸と該第
    2表示手段の座標軸とが異なるように接続し、 前記カーソル移動制御手段は、前記カーソル位置検出手
    段で検出されたカーソルの座標位置が前記第1表示手段
    において大きいほど表示座標の更新量を大きくすること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項記載の画像
    表示システム。
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