JP2002235789A - ガススプリング装置 - Google Patents

ガススプリング装置

Info

Publication number
JP2002235789A
JP2002235789A JP2001034405A JP2001034405A JP2002235789A JP 2002235789 A JP2002235789 A JP 2002235789A JP 2001034405 A JP2001034405 A JP 2001034405A JP 2001034405 A JP2001034405 A JP 2001034405A JP 2002235789 A JP2002235789 A JP 2002235789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
gas spring
spring device
cylinder
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001034405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002235789A5 (ja
Inventor
Ryuta Togawa
竜太 戸川
Satoshi Takaiwa
聡 高岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Fukushima KK
Original Assignee
Tokico Fukushima KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Fukushima KK filed Critical Tokico Fukushima KK
Priority to JP2001034405A priority Critical patent/JP2002235789A/ja
Publication of JP2002235789A publication Critical patent/JP2002235789A/ja
Publication of JP2002235789A5 publication Critical patent/JP2002235789A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はガススプリング装置の操作機構を改
善することを課題とする。 【解決手段】 ガススプリング装置19は、バルブ機構
24の中央孔24aを貫通するように挿入された弁棒2
6と、外部からの操作力を弁棒26に伝達してバルブ機
構24を開弁させる伝達機構27と、ロッド22の上端
に結合されたピストン28と、外筒20の内部に挿入さ
れピストン28が摺動するシリンダ30と、を有する。
伝達機構27は、筒状体29の内部29aに挿入された
揺動部材31と、筒状体29の内部29aに挿入され揺
動部材31の傾斜により軸方向に押下される昇降部材3
3とを有する。椅子の高さ調整を行う際は、操作ダイヤ
ルを回動させることにより、揺動部材31を傾斜させ
て、バルブ機構24の弁棒26を下方に開弁動作させ
る。このように、操作ダイヤルを回動操作する操作方式
を採用することが可能になり、デザインの自由度を高め
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガススプリング装置
に係り、特に昇降可能に支持された椅子の座部の高さ調
整を行うのに適したガススプリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、椅子に着座したときの座り心地
を良好にするためには、ガススプリング装置を介して座
部を支持する構成が広く用いられており、この椅子に用
いられたガススプリング装置としては、例えば実開昭6
3−1938号公報等に記載されたものが知られてい
る。
【0003】この公報のように高さ調整可能な椅子は、
ガススプリング装置内を2つのガス室に画成する画成部
の通路を開いて2室を連通状態とすることにより加圧さ
れたガスが2室を移動できるようにする。これにより、
利用者の体格等に応じて椅子の座部の高さ位置が調整さ
れるようになっている。
【0004】例えば座部の高さ位置を調整する場合に
は、レバー等の操作によってガススプリング装置に内蔵
された弁機構を連通状態に動作させて各ガス室間を連通
させることにより、座部に連結されたガススプリング装
置のピストンロッドが昇降動作可能な状態となる。
【0005】これにより、ピストンロッドが伸縮可能な
状態となるから、座部に体重をかけて加圧ガスの圧力よ
りも大きな外力で該座部を下向きに抑圧することによ
り、ピストンロッドをガススプリング装置内に挿入させ
て座部を低くする。
【0006】一方、座部の高さ位置をより高くする場合
には、上記と同様に弁機構を操作してピストンロッド及
びピストンの移動を許した状態で座部への外力、すなわ
ち腰を浮かすことにより座部にかかる体重による負荷を
取除く。これにより、座部に連結されたピストンロッド
及びピストンが加圧ガスの圧力によって上方に押し上げ
られ、ガススプリング装置の上部からのピストンロッド
の突出長さが長くなり、ピストンロッドの伸長動作によ
り座部を高くする。そして、座部の高さを調整したら弁
機構の操作を解除することにより、各ガス室間を再度遮
断し、この位置で座部を固定する。
【0007】また、従来のガススプリング装置として
は、例えば、図15及び図16に示すものがある。図1
5は従来のガススプリング装置の縦断面図である。図1
6は従来のガススプリング装置を椅子に取り付けられた
状態を示す図である。尚、図15、図16に示すガスス
プリング装置は最大ストローク状態に伸びた状態であ
る。図15に示されるように、従来のガススプリング装
置1は、筒状に形成された外筒2の上端にシリンダ室3
の上室3aと下室3bとの間を連通または遮断するバル
ブ機構4が設けられ、外筒2の下端にロッド5を軸方向
に摺動可能にガイドするロッドガイド6が嵌合固定され
ている。
【0008】ロッドガイド6の上端に位置するピストン
7は、シリンダ3内に下方から摺動可能に挿入されてお
り、ピストン7に接続されたロッド5の下端が大径チュ
ーブ8に固定されている。また、大径チューブ8の上部
側には、本体2を軸方向に摺動可能に保持するガイドブ
ッシュ9が嵌合している。
【0009】図16に示されるように、ガススプリング
装置1は、上端が座部14下側に横架されたフレーム1
5に固定された取付具16の貫通孔16aに嵌合され、
大径チューブ8のテーパ部17が椅子12の脚部18の
取付孔18aに嵌合される。
【0010】椅子12の座部14を高さ調整する際は、
座部14下側に設けられた操作レバー(図示せず)を回
動操作してガススプリング装置1の上端に設けられた操
作プラグ10を下方に押圧すると、バルブ機構4のスプ
ール弁4aが開弁動作してシリンダ室3の上室3aと下
室3bとの間が連通されるため、外筒2がピストン7に
対して上方または下方に摺動して座部14を昇降できる
状態になる。これにより、座部14は、椅子12に座っ
た人の体重とバランスする位置で停止する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のガススプリング装置では、操作プラグ10とス
プール弁4aとの移動量が1:1であるため、操作プラ
グ10を押下するのに大きな操作力を要するという問題
があった。そのため、従来は、てこの原理で回動操作さ
れた操作レバーにより押下された操作プラグ10がバル
ブ機構4のスプール弁4aを直接押下する構成であるの
で、操作レバーの操作力を軽減するため、操作レバーの
全長を長くする必要があった。
【0012】そのため、従来は、椅子の座部下側に長い
操作レバー及び操作レバーを回動可能に支持するための
ブラケットを設けなければならず、デザイン的な自由度
が低かった。そこで、本発明は上記問題を解決したガス
スプリング装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。
【0014】上記請求項1記載の発明は、バルブ機構が
弁棒の端部に当接し、外部より操作可能な揺動ピンを備
え、揺動ピンが傾斜されると弁棒を軸方向に移動させて
通路を開とするものであり、揺動ピンを傾けるように操
作部材を操作すれば良いので、従来のように操作レバー
をてこの取付構造とする必要がなく、操作部材のデザイ
ンの自由度を高めることができる。
【0015】また、請求項2記載の発明は、バルブ機構
の弁棒の端部に当接する第1のカム部材と、第1のカム部
材に離間可能に当接し、外部からの操作により軸周りに
回動して第1のカム部材より離間方向に移動する第2の
カム部材と、を備え、第2のカム部材が回動されること
により弁棒を軸方向に移動させて通路を開とするもので
あり、第2のカム部材を回動させるように操作部材を操
作すれば良いので、従来のように操作レバーをてこの取
付構造とする必要がなく、操作部材のデザインの自由度
を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になるガススプリ
ング装置の第1実施例の内部構造を示す縦断面図であ
る。図2はガススプリング装置の上部を拡大して示す縦
断面図である。図1及び図2に示されるように、ガスス
プリング装置19は、上下方向に延在する外筒20と、
外筒20の内部に下方から挿入されたロッド22と、外
筒20の上部に設けられたバルブ機構24と、バルブ機
構24の中央孔24aを貫通するように挿入された弁棒
26と、外部からの操作力を弁棒26に伝達してバルブ
機構24を開弁させる伝達機構27と、ロッド22の上
端に結合されたピストン28と、外筒20の内部に挿入
されピストン28が摺動するシリンダ30と、シリンダ
30の下端に嵌合してロッド22を軸方向にガイドする
ロッドガイド32と、シリンダ30の下端をシールする
シール部材34とを有する。
【0017】シリンダ30の内部に形成されたシリンダ
室36は、ピストン28により上室36aと下室36b
とに画成されている。また、外筒20の内周とシリンダ
30の外周との間には、環状通路38が形成されてい
る。そして、環状通路38は、上端がバルブ機構24の
連通孔40に連通され、下端がロッドガイド32に設け
られた連通孔42と連通されている。さらに、上記シリ
ンダ室36及び環状通路38には、圧縮ガス(例えば、
窒素ガスなど)が封入されている。
【0018】伝達機構27は、外筒20の上部開口20
aに圧入された筒状体29と、筒状体29の内部29a
に挿入された揺動部材31と、筒状体29の内部29a
に挿入され揺動部材31の傾斜により軸方向に押下され
る昇降部材33と、揺動部材31が上方に抜け出ること
を防止すると共に、揺動部材31をガイドするガイド部
材35とを有する。
【0019】揺動部材31は、ガイド部材35及びナッ
ト37を貫通して上方に突出する操作ピン31aと、揺
動可能にガイド部材35に当接する球面状の当接部31
bと、昇降部材33に当接する円錐形状の凹部31cと
を有する。また、昇降部材33は、揺動部材31の凹部
31cに当接する半球形状の突部33aと、弁棒26の
先端に当接する当接面33bとを有する。
【0020】揺動部材31は、操作ピン31aが外部か
ら水平方向の操作力により揺動可能に設けられ、垂直状
態から所定角度傾斜した操作状態に変位すると、円錐形
状の凹部31cが昇降部材33の突部33aを下方に押
圧する。揺動部材31は、ガイド部材35及びナット3
7により上方への移動が制限されているので、操作ピン
31aが傾斜されると、筒状体29に嵌合された昇降部
材33は、凹部31cの円錐状傾斜面に押圧されて下方
に移動する。これにより、バルブ機構24の弁棒26
は、昇降部材33に押圧されて下方に変位する。
【0021】弁棒26は、バルブ機構24の中央孔24
aに挿入される軸部26aと、軸部26aより小径なく
びれ部26bと、バルブ機構24の弁座部材39に当接
して閉弁するテーパ状の弁部26cとを有する。尚、弁
棒26が挿入された筒状のガイド部材41の内部通路4
1aは、半径方向に貫通された小孔41bを介して連通
孔40に連通されており、弁棒26の弁部26cによっ
てシリンダ室36の上室36aとの間を開閉される。
【0022】また、ピストン28は、外周にシリンダ3
0の内壁に摺接するOリングからなるシール部材44が
装着されている。ピストン28の中央孔28aを貫通す
るロッド22の軸部22aには、中央孔28aとの間を
シールするシール部材46が装着されている。
【0023】外筒20の上部外周は、椅子取付用テーパ
部20bが形成されている。そして、外筒20の内部に
は、バルブ機構24を係止するための段部20cが設け
られており、外筒20の下端部には、ロッドガイド32
及びシール部材34の脱落を防止するように掛止部20
dが絞り加工されている。
【0024】また、バルブ機構24は、外筒20の内壁
20eに嵌合してシールするシール部材48と、シリン
ダ30の内壁に嵌合してシールするシール部材50と、
操作プラグ26の軸部26aに嵌合して軸部26aとの
間をシールするシール部材52とを有する。
【0025】ロッド22の下端部22bには、ピストン
28の上昇位置を規制するためのストッパ及び衝撃を吸
収するためのゴム部材54が嵌合している。また、下端
部22bより下方の軸部22cには、ゴム部材54を支
持するためのワッシャ56と、後述の椅子の脚部66に
嵌合された大径チューブ68からガススプリング19が
抜けるのを防止する抜け防止部材60が取り付けられて
いる。
【0026】また、弁棒26は、軸部26aより大径な
弁部26cが弁座部材39のテーパ状のシート面39a
に当接する向きで装着されており、シリンダ室36の圧
力により抜けないように取り付けられている。そして、
バルブ機構24のガイド部材41は、連通孔40に対向
する外周に小孔41bに連通する逃げ部41cが形成さ
れており、連通孔40に連通するガス充填通路を形成し
ている。
【0027】圧縮ガス充填作業を行うときは、弁棒26
の軸部26a先端に設けられたメネジ(図示せず)にガ
ス充填ノズルのオネジを螺入させて押し下げることによ
り弁棒26をシール部材52よりも下方に移動させてシ
リンダ室36及び環状通路38内に圧縮ガスを充填す
る。
【0028】ここで、上記のように構成されたガススプ
リング装置19が椅子の高さ調整機構として装着された
場合について図3を併せ参照して説明する。図3に示さ
れるように、椅子62は、座部64と脚部66との間に
ガススプリング装置19が取り付けられている。ガスス
プリング装置19は、外筒20の上端が座部64下側に
横架されたフレーム65の取付孔65aに嵌合され、大
径チューブ68が脚部66の取付孔66aに嵌合され
る。そして、フレーム65には、高さ調整用の操作機構
69が設けられている。
【0029】図4は操作機構69の構成及び動作を示す
斜視図である。図5は操作機構69の構成及び動作を示
す側面図である。図4及び図5に示されるように、操作
機構69は、椅子62の側方から回動操作される操作ダ
イヤル70と、操作ダイヤル70と一体に設けられ椅子
62の側方に延在してフレーム65の軸受部65aに回
動可能に支持された軸71と、フレーム65上に摺動可
能に設けられたアーム72と、アーム72を復帰させる
コイルバネ74とを有する。また、アーム72は、一端
に軸71の溝71aに係合する係合部72aが設けら
れ、他端に揺動部材31の操作ピン31aが嵌合する孔
72bが設けられている。さらに、アーム72には、バ
ネ掛止部72cと、バネ掛止部65bが貫通するための
孔72dが設けられている。
【0030】コイルバネ74は、一端がアーム72の上
面に突出するバネ掛止部72cに掛止され、他端がフレ
ーム65から起立したバネ掛止部65bに掛止されてい
る。そのため、アーム72は、操作ダイヤル70が反時
計方向(A方向)に回動操作されると、B方向に摺動し
て、揺動部材31の操作ピン31aをC方向に傾斜させ
る。そして、操作ダイヤル70の回動操作を解除するこ
とによりアーム72は、コイルバネ74のバネ力及びガ
ス反力による弁棒26の復帰力により復帰動作すると共
に、操作ダイヤル70及び操作ピン31aを操作前の閉
弁位置に復帰させる。
【0031】従って、椅子62の座部64を高さ調整す
る際は、座部64下側に設けられた操作ダイヤル70を
反時計方向(A方向)に回すことによりガススプリング
装置19の上端に設けられた揺動部材31を傾斜させ
て、バルブ機構24の弁棒26を下方に開弁動作させ
る。このように、ガススプリング装置19を用いること
により、操作機構69の構成を上記のような操作ダイヤ
ル70を回動操作する方式とすることが可能になり、従
来のてこを利用したレバー式のものよりも構成の簡略化
及び設計の自由度を高めることができる。
【0032】また、上記伝達機構27では、揺動部材3
1の操作ピン31aの全長を長くすることにより、より
小さい操作力でバルブ機構24を開弁動作させることが
できる。
【0033】ここで、ガススプリング装置19の高さ調
整動作について説明する。図6はガススプリング装置1
9の高さ調整動作を説明するための縦断面図である。図
7は高さ調整動作中の動作を拡大して示す縦断面図であ
る。
【0034】図6及び図7に示されるように、操作ダイ
ヤル70が反時計方向(A方向)に回動操作されて揺動
部材31が閉弁位置から角度α傾斜されると、揺動部材
31の円錐形状の凹部31cが傾いた操作ピン31aの
軸線L1とガススプリング装置19の中心線L2との交
点Sを支点として凹部31cのテーパ面の傾斜角度に応
じた周縁部分の降下距離だけ昇降部材33を下方に移動
させる。
【0035】そのため、昇降部材33は、筒状体29の
内壁を摺動して降下すると共に、バルブ機構24の弁棒
26を下方に移動させる。その結果、弁棒26は、バル
ブ機構24の中央孔24aを下方へ摺動して弁部26c
を弁座部材39のシート面39aから離間させて開弁方
向に動作する。
【0036】これで、ガススプリング装置19は、シリ
ンダ室36の上室36aと下室36bとの間が環状通路
38、弁座部材39のシート面39a、ガイド部材41
の内部通路41a,小孔41b,連通孔40,42を介
して連通されるため、外筒20がピストン38に対して
上方または下方に摺動可能となる。そして、椅子62に
座った操作者は、腰を浮かすことにより座部64を任意
の高さに上昇させることができ、あるいは椅子62に体
重をかけることにより座部64を任意の高さに降下させ
ることができる。
【0037】よって、ガススプリング装置19を用いる
ことにより、従来のように操作レバーをてこの取付構造
とする必要がなく、操作ダイヤル70を回動させて高さ
調整を行えるので、操作性を改善できると共に、デザイ
ンの自由度を高めることができる。
【0038】次に本発明の第2実施例について説明す
る。図8は本発明になるガススプリング装置の第2実施
例の内部構造を示す縦断面図である。図9はガススプリ
ング装置の上部を拡大して示す縦断面図である。尚、図
8及び図9において、上記第1実施例と同一部分には、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0039】図8及び図9に示されるように、ガススプ
リング装置80は、伝達機構82が上記ガススプリング
装置19と異なる構成になっている。伝達機構82は、
筒状に形成された保持部材84と、保持部材84の貫通
孔84aに挿入された回動操作部材(第2のカム部材)
86と、保持部材84の貫通孔84aに挿入され弁棒2
6の軸部26aに当接する昇降部材(第1のカム部材)
88とを有する。保持部材84は、外周が外筒20の上
部開口20fに圧入されて回転不可状態に固着されてい
る。また、保持部材84は、軸方向に貫通する貫通孔8
4aを有しており、この貫通孔84aには回動操作部材
86が上方に抜けることを防止するための小径部84b
が設けられている。さらに、貫通孔84aの下部内壁8
4cには、昇降部材88の回動を規制するための溝84
d,84eが設けられている。
【0040】回動操作部材86は、貫通孔84aに回動
可能に挿入されたカム部86aと、カム部86aの上面
から軸方向に突出する軸部86bと、軸部86bの上端
に一体に設けられたプーリ86cとを有する。カム部8
6aの下面には、所定角度βで傾斜する傾斜カム面86
dが設けられている。
【0041】昇降部材88は、貫通孔84aに昇降可能
に挿入された本体88aと、本体88aの上面に形成さ
れた傾斜カム面88bと、本体88aの下面に形成され
た凹部88cと、本体88aの外周より半径方向に突出
する一対の突起88d,88eとを有する。傾斜カム面
88bは、上記回動操作部材86の傾斜カム面86dに
対応する角度で傾斜するように形成されており、高さ調
整を行わないときは回動操作部材86の傾斜カム面86
dと全面で当接する。
【0042】凹部88cは、弁棒26の弁軸26aの先
端が嵌合するように形成されており、昇降動作を弁棒2
6に伝達する。また、突起88d,88eは、保持部材
84の溝84d,84eに嵌合して周方向への回動が規
制される。そのため、昇降部材88は、傾斜カム面88
bの向きを固定した状態で昇降できるように組み付けら
れている。
【0043】上記傾斜カム面86d及び傾斜カム面88
bは、夫々上端水平面86d,88bと下端水平面
86d,88bとを有する。そして、高さ調整を行
わないときは、上端水平面86d,88b同士及び
下端水平面86d,88b 同士が対向している。
【0044】ここで、上記のように構成された伝達機構
82の動作について説明する。図10はガススプリング
装置80の高さ調整動作を説明するための縦断面図であ
る。図11は高さ調整動作中の動作を拡大して示す縦断
面図である。
【0045】図10及び図11に示されるように、回動
操作部材86のプーリ86cが回動されると、下面に設
けられた傾斜カム面86dも同一方向に回動される。こ
のとき、昇降部材88は、両側に突出する突起88d,
88eが保持部材84の溝84d,84eに嵌合して回
動規制されているため、上端に形成された傾斜カム面8
8bも回動できない。
【0046】この状態で、回動操作部材86の傾斜カム
面86dが回動すると、傾斜カム面86dの下端水平面
88bが昇降部材88の傾斜カム面88bを摺接しな
がら回動して昇降部材88を下方に押圧する。そのた
め、昇降部材88は、回動操作部材86の回動動作によ
り降下して弁軸26を開弁動作させる。
【0047】尚、回動操作部材86の傾斜カム面86d
が180度回動したとき、傾斜カム面86dの下端水平
面88bが昇降部材88の上端水平面86dに当接
する。この動作状態は、昇降部材88を最大ストローク
位置に動作させて弁軸26の弁部26cを弁座部材39
のシート面39aから離間させた開弁状態である。
【0048】次に上記伝達機構82を外部から操作する
ための操作機構90について説明する。図12は操作機
構90の構成を示す斜視図である。図13は操作機構9
0の側面図である。
【0049】図12及び図13に示されるように、操作
機構90は、椅子62の側方から回動操作される操作ダ
イヤル70と、操作ダイヤル70と一体に設けられ椅子
62の側方延在してフレーム65の軸受部65aに回動
可能に支持された軸71と、一端が軸71の掛止部71
cに掛止され、他端が回動操作部材86のプーリ86c
から水平方向へ突出するレバー92の先端に掛止された
ワイヤ94とから構成されている。
【0050】従って、椅子62の座部64の下方に設け
られた操作ダイヤル70をA方向に回動操作すると、ワ
イヤ94がB方向に巻き取られて回動操作部材86のプ
ーリ86cをC方向に回動させることができる。これに
より、図10及び図11に示されるように、回動操作部
材86のプーリ86cが回動されて傾斜カム面86dが
回動するため、傾斜カム面86dの下端水平面88b
が昇降部材88の傾斜カム面88bを摺接して昇降部材
88を下方に押圧する。よって、昇降部材88は、回動
操作部材86の回動動作に伴って降下して弁軸26を開
弁動作させる。
【0051】これで、ガススプリング装置90は、シリ
ンダ室36の上室36aと下室36bとの間が環状通路
38、弁座部材39のシート面39a、ガイド部材41
の内部通路41a,小孔41b,連通孔40,42を介
して連通されるため、外筒20がピストン38に対して
上方または下方に摺動可能となる。そして、椅子62に
座った操作者は、腰を浮かすことにより座部64を任意
の高さに上昇させることができ、あるいは椅子62に体
重をかけることにより座部64を任意の高さに降下させ
ることができる。
【0052】よって、ガススプリング装置90を用いる
ことにより、従来のように操作レバーをてこの取付構造
とする必要がなく、操作ダイヤル70を回動させて高さ
調整を行えるので、操作性を改善できると共に、デザイ
ンの自由度を高めることができる。
【0053】また、ガススプリング装置80では、回動
操作部材86の傾斜カム面86dの下端水平面88b
が昇降部材88の傾斜カム面88bに摺接した状態で高
さ調整した後、操作ダイヤル70から手を離して回動操
作力を解除すると、シリンダ室36の圧力が反力として
弁棒26を介して昇降部材88を上方に押圧しているの
で、昇降部材88の傾斜カム面88bが回動操作部材8
6を操作前の位置に回動復帰させる。従って、ガススプ
リング装置80では、高さ調整が終了した後、操作機構
90をシリンダ室36の圧力を利用して操作前の状態に
戻すため、復帰用のバネを設ける必要がない。
【0054】尚、操作機構90では、レバー92の全長
を長くすることにより、より小さい操作力でバルブ機構
24を開弁動作させることができる。
【0055】図14は操作機構90の変形例の側面図で
ある。
【0056】図14に示されるように、操作機構96
は、椅子62の側方から回動操作される操作ダイヤル7
0と、操作ダイヤル70と一体に設けられ椅子62の側
方延在してフレーム65の軸受部65aに回動可能に支
持された軸71と、一端が軸71の溝71dに掛止され
る掛止部98aを有し、他端が回動操作部材86のプー
リ86cから水平方向へ突出する突出ピン97が係合す
る係合孔98bを有するアーム98とから構成されてい
る。
【0057】この変形例では、上記ワイヤ94の代わり
にアーム98を用いているが、操作ダイヤル70をA方
向に回動操作すると、アーム98がB方向に摺動して回
動操作部材86を回動させることができる。従って、図
14に示す操作機構96は、上記操作機構90と同様
に、操作ダイヤル70の回動操作により回動操作部材8
6のプーリ86cが回動されて傾斜カム面86dを回動
させて昇降部材88を下方に押圧する。よって、昇降部
材88は、回動操作部材86の回動動作に伴って降下し
て弁軸26を開弁動作させる。
【0058】尚、上記実施の形態では、本発明における
ガススプリング装置を椅子の高さ調整用に装着した場合
を一例として説明したが、これに限らず、例えば、テー
ブルあるいはその他の高さ調整用等として用いることが
できるのは勿論である。
【0059】さらに、上記実施の形態では、弁棒26に
テーパ状の弁部26cを有する、いわゆるポペットバル
ブを採用したものを示したが、これに限らず、図15及
び図16で示した従来技術におけるスプールタイプのバ
ルブにも対応できるのは勿論である。
【0060】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1記載の発明に
よれば、バルブ機構が弁棒の端部に当接し、外部より操
作可能な揺動ピンを備え、揺動ピンが傾斜されると弁棒
を軸方向に移動させて通路を開とするため、揺動ピンを
傾けるように操作部材を操作すれば良いので、従来のよ
うに操作レバーをてこの取付構造とする必要がなく、例
えばダイヤルを回動させて高さ調整を行えるので、操作
性を改善できると共に、デザインの自由度を高めること
ができる。
【0061】また、請求項2記載の発明によれば、バル
ブ機構の弁棒の端部に当接する第1のカム部材と、第1の
カム部材に離間可能に当接し、外部からの操作により軸
周りに回動して第1のカム部材より離間方向に移動する
第2のカム部材と、を備え、第2のカム部材が回動され
ることにより弁棒を軸方向に移動させて通路を開とする
ため、第2のカム部材を回動させるように操作部材を操
作すれば良いので、従来のように操作レバーをてこの取
付構造とする必要がなく、例えばダイヤルを回動させて
高さ調整を行えるので、操作性を改善できると共に、デ
ザインの自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるガススプリング装置の第1実施例
の内部構造を示す縦断面図である。
【図2】ガススプリング装置の上部を拡大して示す縦断
面図である。
【図3】ガススプリング装置19が高さ調整機構として
装着された椅子の側面図である。
【図4】操作機構69の構成及び動作を示す斜視図であ
る。
【図5】操作機構69の構成及び動作を示す側面図であ
る。
【図6】ガススプリング装置19の高さ調整動作を説明
するための縦断面図である。
【図7】高さ調整動作中の動作を拡大して示す縦断面図
である。
【図8】本発明になるガススプリング装置の第2実施例
の内部構造を示す縦断面図である。
【図9】ガススプリング装置の上部を拡大して示す縦断
面図である。
【図10】ガススプリング装置80の高さ調整動作を説
明するための縦断面図である。
【図11】高さ調整動作中の動作を拡大して示す縦断面
図である。
【図12】操作機構90の構成を示す斜視図である。
【図13】操作機構90の側面図である。
【図14】操作機構90の変形例の側面図である。
【図15】従来のガススプリング装置の縦断面図であ
る。
【図16】従来のガススプリング装置を椅子に取り付け
られた状態を示す図である。
【符号の説明】
19 ガススプリング装置 20 外筒 22 ロッド 24 バルブ機構 26 弁棒 27,82 伝達機構 28 ピストン 29 筒状体 30 シリンダ 31 揺動部材 32 ロッドガイド 33 昇降部材 36 シリンダ室 38 環状通路 39 弁座部材 40 連通孔 62 椅子 64 座部 66 脚部 69,90,96 操作機構 70 操作ダイヤル 71 軸 72 アーム 74 コイルバネ 84 保持部材 86 回動操作部材 88 昇降部材 92 レバー 94 ワイヤ 98 アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に加圧ガスが封入されたシリンダ
    と、 該シリンダ内に摺動可能に設けられ該シリンダ内を2室
    に隔成するピストンと、 一端がピストンに連結され、他端側がシリンダ外部に延
    出されたロッドと、 前記2室間を連通する通路と、 該通路に設けられ、該通路を開閉する弁棒を有するバル
    ブ機構とを備え、 該バルブ機構の弁棒の変位により前記通路が開閉されて
    前記ロッドの前記シリンダに対する突出量を調整可能と
    するガススプリング装置において、 前記バルブ機構は、前記弁棒の端部に当接し、外部より
    操作可能な揺動ピンを備え、前記揺動ピンが傾斜される
    と前記弁棒を軸方向に移動させて前記通路を開とするこ
    とを特徴とするガススプリング装置。
  2. 【請求項2】 内部に加圧ガスが封入されたシリンダ
    と、 該シリンダ内に摺動可能に設けられ該シリンダ内を2室
    に隔成するピストンと、 一端がピストンに連結され、他端側がシリンダ外部に延
    出されたロッドと、 前記2室間を連通する通路と、 該通路に設けられ、該通路を開閉する弁棒を有するバル
    ブ機構とを備え、 該バルブ機構の弁棒の変位により前記通路が開閉されて
    前記ロッドの前記シリンダに対する突出量を調整可能と
    するガススプリング装置において、 前記バルブ機構の前記弁棒の端部に当接する第1のカム
    部材と、 該第1のカム部材に離間可能に当接し、外部からの操作
    により軸周りに回動して前記第1のカム部材より離間方
    向に移動する第2のカム部材と、 を備え、前記第2のカム部材が回動されることにより前
    記弁棒を軸方向に移動させて前記通路を開とすることを
    特徴とするガススプリング装置。
JP2001034405A 2001-02-09 2001-02-09 ガススプリング装置 Pending JP2002235789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001034405A JP2002235789A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 ガススプリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001034405A JP2002235789A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 ガススプリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002235789A true JP2002235789A (ja) 2002-08-23
JP2002235789A5 JP2002235789A5 (ja) 2008-02-14

Family

ID=18898019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001034405A Pending JP2002235789A (ja) 2001-02-09 2001-02-09 ガススプリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002235789A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1464864A2 (en) * 2003-04-01 2004-10-06 Gain Gas Technique, S.L. Multidirectional drive for gas cylinders
WO2006083138A1 (en) * 2005-02-07 2006-08-10 Samhongsa Co., Ltd. Gas cylinder having an automatic return and height-adjustment functions in a chair
KR100623831B1 (ko) 2003-11-18 2006-09-19 수스파 홀딩 게엠베하 길이 조정가능한 압축 스프링
DE102005055015A1 (de) * 2005-11-18 2007-05-24 Stabilus Gmbh Stufenlos blockierbare Verstellvorrichtung
KR101108972B1 (ko) * 2009-11-12 2012-01-31 주식회사 한국가스스프링 회전 가능한 밸브핀 조작용 개폐레버를 갖는 가스 스프링
KR101112469B1 (ko) * 2009-11-12 2012-02-22 주식회사 한국가스스프링 밸브핀 조작용 슬라이드 스틱을 갖는 가스 스프링
CN102588486A (zh) * 2011-01-13 2012-07-18 株式会社韩国伽斯普邻 具备用以操作阀销的滑棒的气弹簧
CN104687821A (zh) * 2015-03-18 2015-06-10 常州市莱特气弹簧有限公司 自动回旋、升高气压棒

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0694145A (ja) * 1992-07-31 1994-04-05 Toto Ltd 水 栓
JPH06264950A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Tokico Ltd ガススプリング
JPH10238580A (ja) * 1996-12-27 1998-09-08 Tokiko Fukushima Kk ガススプリング装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0694145A (ja) * 1992-07-31 1994-04-05 Toto Ltd 水 栓
JPH06264950A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Tokico Ltd ガススプリング
JPH10238580A (ja) * 1996-12-27 1998-09-08 Tokiko Fukushima Kk ガススプリング装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1464864A2 (en) * 2003-04-01 2004-10-06 Gain Gas Technique, S.L. Multidirectional drive for gas cylinders
EP1464864A3 (en) * 2003-04-01 2004-12-01 Gain Gas Technique, S.L. Multidirectional drive for gas cylinders
KR100623831B1 (ko) 2003-11-18 2006-09-19 수스파 홀딩 게엠베하 길이 조정가능한 압축 스프링
WO2006083138A1 (en) * 2005-02-07 2006-08-10 Samhongsa Co., Ltd. Gas cylinder having an automatic return and height-adjustment functions in a chair
JP2008529583A (ja) * 2005-02-07 2008-08-07 サムホンサ カンパニ、リミテッド 椅子の元の位置復帰機能を備えたガスシリンダー
DE102005055015A1 (de) * 2005-11-18 2007-05-24 Stabilus Gmbh Stufenlos blockierbare Verstellvorrichtung
DE102005055015B4 (de) * 2005-11-18 2010-06-10 Stabilus Gmbh Stufenlos blockierbare Verstellvorrichtung
KR101108972B1 (ko) * 2009-11-12 2012-01-31 주식회사 한국가스스프링 회전 가능한 밸브핀 조작용 개폐레버를 갖는 가스 스프링
KR101112469B1 (ko) * 2009-11-12 2012-02-22 주식회사 한국가스스프링 밸브핀 조작용 슬라이드 스틱을 갖는 가스 스프링
CN102588486A (zh) * 2011-01-13 2012-07-18 株式会社韩国伽斯普邻 具备用以操作阀销的滑棒的气弹簧
CN104687821A (zh) * 2015-03-18 2015-06-10 常州市莱特气弹簧有限公司 自动回旋、升高气压棒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6276756B1 (en) Height adjusting assembly for a chair
JP2002235789A (ja) ガススプリング装置
US5960756A (en) Valve control device for an internal combustion engine
JPS62187932U (ja)
US20190343284A1 (en) Spiral adjusting swivel chair tray for changing angle of torsion spring
JPH1151239A (ja) 手動機構付エアオペレイト弁
US4956880A (en) Actuating device for moving a valve for emptying a flush tank
JP3795619B2 (ja) ガススプリング装置
KR200385429Y1 (ko) 충격 흡수 기능을 갖는 가스실린더
KR200309576Y1 (ko) 자전거 안장, 탁자, 의자 시트등의 높이조절장치
US6416131B1 (en) Adjust button of gas cylinder of chair used as palm message
KR20050016043A (ko) 파일럿식 전자 밸브
JPH0581784B2 (ja)
JP2002242975A (ja) ガススプリング装置
US20040103498A1 (en) System for actuating a gas damper
JP4350025B2 (ja) 椅子用レバー装置及びこれを備えた椅子
JPH09217843A (ja) 二方弁構造
JPH06272728A (ja) 昇降装置
KR200382356Y1 (ko) 의자의 원위치 복귀 기능을 구비한 가스 실린더
JP2001330068A (ja) ガススプリング装置及びこのガススプリング装置を用いた椅子
KR200298219Y1 (ko) 자전거 안장, 탁자, 의자 시트등의 높이조절장치
KR100616452B1 (ko) 의자의 원위치 복귀 기능을 구비한 가스 실린더
JP2003275052A (ja) 自動復帰装置
KR101112469B1 (ko) 밸브핀 조작용 슬라이드 스틱을 갖는 가스 스프링
JP2001070071A (ja) リクライニングシートの遠隔操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071225

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071225

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601