JP2002235606A - 内燃機関のegr制御装置 - Google Patents

内燃機関のegr制御装置

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JP2002235606A
JP2002235606A JP2001033623A JP2001033623A JP2002235606A JP 2002235606 A JP2002235606 A JP 2002235606A JP 2001033623 A JP2001033623 A JP 2001033623A JP 2001033623 A JP2001033623 A JP 2001033623A JP 2002235606 A JP2002235606 A JP 2002235606A
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稔 鳥居
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勲 小森谷
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標開度へのオーバーシュートやアンダーシ
ュートを生じることなく、応答性を向上させると共に、
制御の安定においても十分な内燃機関のEGR制御装置
を提供する。 【解決手段】 EGR制御バルブ開度を零点学習補正し
て得た有効実開度LACTの今回値をlact.0とし
(S20)、要求開度との偏差d1を算出し(S2
2)、偏差d1と有効実開度の経時的変化量に基づいて
PID補正項ddbを算出し(S24)、出力デューテ
ィ比基本値前回値db1に加算してその今回値dbを算
出し(S26)、算出した今回値dbにバッテリ電圧補
正項KDBVBを乗じて出力デューティ比DOUT(操
作量)を算出する(S46からS48)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関のEGR
(排気還流)制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のEGR制御装置としては、例
えば、特公平2−46787号公報記載の技術が知られ
ており、その従来技術は、EGR制御バルブの要求開度
マップから選択されたバルブ開度指令値(要求開度)が
零と判別される状態が所定時間にわたって継続したと
き、所定時間経過後の検出開度を新しい零規準位置とし
て学習して検出開度または要求開度に加算し、よって得
られた加算値に基づいてEGR制御バルブを制御するこ
とを提案している。
【0003】また、特開平8−200164号公報記載
の技術も知られており、その従来技術はディーゼル機関
を対象とし、その回転数および負荷に基づいてEGR制
御バルブの調節量の基本指令値を算出すると共に、基本
指令値の現在値および過去値に基づいてEGR系の遅れ
特性に対してその逆特性となるように基本指令値補正量
を算出し、それで基本指令値を補正することを提案して
いる。
【0004】さらに、特開平7−293350号公報記
載の技術も知られており、その従来技術はEGR制御バ
ルブ駆動用のアクチュエータとしてリニアソレノイドを
用いると共に、EGR制御バルブのバルブ位置を検出
し、検出した位置と、目標開度に対応する目標バルブ位
置とを比較し、比較結果に応じてリニアソレノイドに出
力するデューティ比を補正することを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の
中、特公平2−46787号公報記載の技術は零点学習
を提案するに止まり、また特開平8−200164号公
報記載の技術も補正された基本指令値を用いてフィード
バック制御する場合、アクチュエータとして指令値とそ
れに対応するバルブ開度が一致するパルスモータを用い
るときは良好な応答性を達成することができるが、EG
R制御バルブ開度が零点学習されていないため、低流量
域で所望の精度を得ることができない不都合がある。
【0006】さらに、特開平7−293350号公報記
載の技術は、排気系や吸気系の脈動による外乱が大きい
運転領域においては応答性や収束性において必ずしも十
分ではない不都合があり、よってエミッション性能や燃
費性能を十分に向上させることが困難であった。
【0007】さらに、EGR制御においてはPI制御則
あるいはPID制御則を用いて操作量を決定することも
良く行われるが、応答性を重視すると、オーバーシュー
トやアンダーシュートを招いて同様に十分な応答性や収
束性が得られない不都合があると共に、オーバーシュー
トやアンダーシュートを回避するように操作量を決定す
ると、目標値への収束に時間を要し、依然、応答性や収
束性の点で問題を生じていた。
【0008】尚、近時、エミッション性能と燃費性能の
向上を意図してガソリン燃料が気筒内に直接噴射される
筒内噴射型の火花点火式内燃機関が開発されているが、
この種の内燃機関にあっては成層燃焼では大量の還流ガ
スを導入する一方、均一燃焼では比較的少量の還流ガス
を導入するに止まると共に、運転状態に応じて燃焼が頻
繁に切り換えられるため、上記した問題が顕著となる。
従って、その種の機関においては、特に、目標値へのオ
ーバーシュートやアンダーシュートを生じることなく、
制御応答性を向上させると共に、制御の安定性において
も良好であることが要求される。
【0009】従って、この発明の目的は上記した不都合
を解消し、EGR制御バルブ開度を零点学習して得た有
効実開度と要求開度との偏差を算出すると共に、前記偏
差と前記有効実開度の経時的変化量に基づいてEGR制
御バルブを駆動するアクチュエータの操作量を補正し、
よって目標開度へのオーバーシュートやアンダーシュー
トを生じることなく、制御の応答性と安定性を向上させ
るようにした内燃機関のEGR制御装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1項において、内燃機関の排気系と吸気系と
を連通するEGR通路と、前記EGR通路を開閉するE
GR制御バルブと、前記EGR制御バルブを駆動するア
クチュエータ、より具体的にはリニアソレノイド(ある
いはDCモータ)を備えると共に、前記アクチュエータ
に出力すべき操作量を周期的に算出する操作量算出手段
を備えた内燃機関のEGR制御装置において、前記操作
量算出手段が、少なくとも要求トルクに応じて前記EG
R制御バルブの要求開度を算出する要求開度算出手段、
前記EGR制御バルブの実開度を検出する実開度検出手
段、前記算出された要求開度が所定時間にわたって零で
あるとき、前記EGR制御バルブが零開度位置にあると
みなして前記検出された実開度を学習補正し、前記学習
補正された実開度に基づいて有効実開度を算出する有効
実開度算出手段、前記要求開度と前記有効実開度の偏差
を算出する偏差算出手段、前記算出された偏差と、前記
有効実開度の経時的変化量に基づき、前記操作量の補正
量を算出する補正操作量算出手段、前記操作量の前回の
出力値に前記補正量を加算して前記操作量の今回の出力
値を算出する操作量出力値算出手段、および前記出力値
を前記アクチュエータに出力する操作量出力手段を備え
る如く構成した。
【0011】このようにEGR制御バルブ開度を零点学
習して得た有効実開度と要求開度との偏差を算出すると
共に、その偏差と有効実開度の経時的変化量に基づいて
補正量を算出し、操作量の前回の出力値に加算して今回
の出力値を算出するように構成したので、目標開度への
オーバーシュートやアンダーシュートを生じることな
く、制御の応答性と安定性を向上させることができる。
【0012】さらに、算出された要求開度が所定時間に
わたって零であるときにEGR制御バルブが零開度位置
にあるとみなして検出された実開度を学習補正し、学習
補正された実開度から有効実開度を算出する零点学習を
行っているので、特にEGR制御バルブの低開度領域に
おいて制御精度を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1はこの発明の一つの実施の形態に係る
内燃機関のEGR制御装置を、筒内噴射型内燃機関を例
にとって全体的に示す概略図である。
【0015】図において、符号10はOHC直列4気筒
の内燃機関(以下「エンジン」という)を示し、吸気管
12の先端に配置されたエアクリーナ14から導入され
た吸気は、サージタンク16を通り、スロットルバルブ
18でその流量を調節されつつ吸気(インテーク)マニ
ホルド20を経て、2個の吸気バルブ(図示せず)を介
して第1(#1)から第4(#4)気筒(シリンダ)2
2に流入する。図1では1つの気筒のみ示す。
【0016】気筒22のそれぞれにはピストン24が移
動自在に設けられると共に、その頂部に凹部が形成さ
れ、ピストン24の頂部とシリンダヘッド26の内壁と
の間に、燃焼室28が形成される。燃焼室28に臨む位
置の中央付近には、インジェクタ(燃料噴射弁)30が
設けられる。
【0017】インジェクタ30は燃料供給管32を通じ
て燃料タンク34に接続され、燃料タンク34の内部に
配置された燃料ポンプ34aによって汲み上げられて高
圧ポンプおよびレギュレータ(共に図示せず)で所定の
高圧に調圧された燃料(ガソリン燃料)の供給を受け、
開弁するとき、燃料を燃焼室28に噴射する。
【0018】気筒22の燃焼室28には点火プラグ36
が配置される。点火プラグ36は点火コイルを含む点火
装置38から点火エネルギの供給を受け、所定の点火時
期において噴射燃料と吸入空気の混合気を点火する。点
火された混合気は燃焼して爆発し、ピストン24を駆動
する。
【0019】このように、この実施の形態に係るエンジ
ン10は、ガソリン燃料をインジェクタ30を介して各
気筒22の燃焼室28に直接噴射する、筒内噴射型の火
花点火式の内燃機関である。
【0020】燃焼後の排気ガスは、2個の排気バルブ
(図示せず)を介して排気(エキゾースト)マニホルド
40に排出され、排気管42を進んでNOx成分除去触
媒装置44および三元触媒装置46に達し、そこで浄化
されてエンジン10外に排出される。
【0021】排気マニホルド40の下流において、排気
管42はEGR管(EGR通路)48を介してスロット
ルバルブ18の下流で吸気管12に接続される。EGR
管48にはEGR制御バルブ50が設けられてEGR管
48を開閉する。即ち、EGR制御バルブ50は、所定
の運転状態において開放させられて流量(EGR量)を
調節しつつ排気ガスの一部を吸気系に還流させる。
【0022】より詳しくは、EGR制御バルブ50はバ
ルブ体50aを備え、バルブ体50aは、EGR制御バ
ルブ50に隣接して配置されたリニアソレノイド(アク
チュエータ)52のプランジャにステムを介して取り付
けられる。EGR管48の延長部48aには開口が形成
され、リニアソレノイド52への通電によってコア52
aが励磁されてプランジャが吸引されると、バルブ体5
0aは図1において上方に駆動(リフト)されて図示位
置に移動して開口を開放し、排気ガスの一部をEGR管
48を介して吸気系に還流(導入)させる。
【0023】他方、リニアソレノイド52への通電停止
によってコア52aが消磁されると、プランジャはリタ
ーンスプリング52bを介して下降して開口を閉鎖し、
排気ガスが吸気系に還流(導入)されるのを阻止する。
リニアソレノイド52への通電は後述の如くデューティ
比(出力デューティ比DOUT)を介してデューティ制
御(PWM制御)され、デューティ比に応じて全開開度
と全閉開度の間の目標開度に制御される。
【0024】EGR制御バルブ50の付近にはリフトセ
ンサ50bが配置され、バルブ体50aのリフト量、よ
り詳しくはEGR制御バルブ50の実開度LIFTに応
じた信号を出力する。
【0025】また、燃料タンク34の液面上方空間はキ
ャニスタ54に接続され、蒸発燃料はキャニスタ54に
送られ、そこに充填される活性炭に吸着される。キャニ
スタ54はパージ管56を介してスロットルバルブ18
の下流で吸気管12に接続される。パージ管56にはキ
ャニスタパージ制御バルブ58が設けられ、所定の運転
状態において開弁させられて流量(パージ流量)を調節
しつつ蒸発燃料の一部を吸気系にパージさせる。
【0026】また、スロットルバルブ18は車両運転席
床面に配置されたアクセルペダル(図示せず)と機械的
に連結されず、スロットルバルブ18はパルスモータ6
0に連結され、その出力で駆動されて吸気管12を開閉
する。このように、スロットルバルブ18は、DBW方
式で駆動される。
【0027】ピストン24はコンロッド62を介してク
ランクシャフト64に連結されると共に、クランクシャ
フト64の付近にはクランク角センサ66が配置され
る。クランク角センサ66は、クランクシャフト64に
取り付けられたパルサ66aおよびそれに対向配置され
た磁気ピックアップ66bからなり、クランク角度72
0度ごとに気筒判別用のCYL信号を、各気筒22のB
TDC所定クランク角度ごとにTDC信号を、TDC信
号間隔を6個に細分したクランク角度30度(以下「S
TAGE」という)ごとにCRK信号を出力する。
【0028】パルスモータ60にはスロットル開度セン
サ68が接続され、パルスモータ開度を通じてスロット
ルバルブ18の開度THに応じた信号を出力する。
【0029】吸気管12のスロットルバルブ18の配置
位置付近には絶対圧(MAP)センサ70が設けられ、
スロットル下流の吸気圧力を図示しない通路を介して導
入して吸気管内絶対圧PBA(エンジン負荷)に応じた
信号を出力する。また、吸気管12においてスロットル
バルブ18の配置位置の上流側には吸気温センサ72が
設けられ、吸入空気の温度TAに応じた信号を出力す
る。
【0030】また、気筒22の付近には水温センサ74
が設けられ、エンジン水温TWに応じた信号を出力す
る。排気マニホルド40の集合部下流で触媒装置44,
46の上流側において排気管42には空燃比センサ76
が1個設けられ、排気空燃比、より正確には排気ガス中
の酸素濃度に比例した信号を出力する。
【0031】また、触媒装置44,46の下流側にはO
2 センサ80が設けられ、排気空燃比が理論空燃比に対
してリーンあるいはリッチ方向に変化する度に反転する
信号を出力する。
【0032】さらに、アクセルペダルの付近にはアクセ
ル開度センサ82が設けられ、運転者により操作される
アクセル開度(アクセルペダル位置)APに応じた信号
を出力する。また、エンジン10の適宜位置には大気圧
センサ84が設けられ、エンジン10が位置する場所の
大気圧PAに応じた信号を出力する。
【0033】これらセンサ出力は、電子制御ユニット
(以下「ECU」という)90に送られる。ECU90
はマイクロコンピュータからなり、入力回路90a、C
PU90b,メモリ90cおよび出力回路90dならび
にカウンタ(図示せず)を備える。
【0034】クランク角センサ66が出力するCRK信
号は、カウンタでカウントされてエンジン回転数NEが
検出されてメモリ90cに記憶(格納)されると共に、
その他のセンサ出力はA/D変換処理などを経てメモリ
90cに記憶(格納)される。ECU90は、検出され
たエンジン回転数NEおよび入力したセンサ出力値に基
づいて後述のように燃料噴射量および点火時期を算出す
ると共に、EGR(排気ガス還流)を制御する。
【0035】図2は図1に示すECU90の動作を機能
的に示す機能ブロック図である。
【0036】ECU90は、図示の如く、要求トルク算
出部100と燃焼状態決定部102と運転パラメータ決
定部104を備える。要求トルク算出部100は、検出
されたエンジン回転数NEとアクセル開度APから、エ
ンジン10に要求される要求トルク(目標エンジン負荷
あるいは運転者要求出力)PMCMDを算出する。
【0037】燃焼状態決定部102は、算出された要求
トルクPMCMDとエンジン回転数NE、エンジン水温
TW、EGR制御バルブ50の有効実開度LACT(後
述)などから、より具体的には、算出された要求トルク
PMCMDと検出されたエンジン回転数NEから運転モ
ード(燃焼モード)を燃費性能およびエミッション性能
が最良となるように決定すると共に、目標空燃比KCM
Dを設定(決定)する。
【0038】具体的には、燃焼状態決定部102は、算
出された目標トルクPMEが高負荷であるとき、運転モ
ードを、目標空燃比KCMDを理論空燃比あるいはその
近傍、例えば、12.0:1から15.0:1に設定す
る理論空燃比運転モードに決定する。
【0039】また、燃焼状態決定部102は、算出され
た目標トルクPMEが中負荷であるとき、運転モード
を、目標空燃比KCMDを理論空燃比よりリーン側の空
燃比、例えば15.0:1から22.0:1に設定する
予混合リーン運転モードに決定すると共に、低負荷であ
るときは前記リーン側の空燃比よりさらにリーン側の空
燃比、例えば22.0:1から60.0:1に設定する
成層燃焼運転モードに決定する。
【0040】このように、エンジン10は予混合リーン
運転モードおよび成層燃焼運転モードからなる2種の希
薄燃焼運転モードを備える。運転モードはラベルST.
EMODE0とフラグF.CMDで表現され、具体的に
は、F.CMD=1のときは2回噴射モード、F.CM
D=0でST.EMOD0=0のときは理論空燃比運転
モード、F.CMD=0でST.EMOD0=1のとき
は予混合リーン運転モード、F.CMD=0でST.E
MOD0=2のときは成層燃焼運転モードを意味する。
【0041】運転パラメータ決定部104は、検出され
たエンジン回転数NEと吸気管内絶対圧(エンジン負
荷)PBAなどから出力燃料噴射量TOUTを算出し、
決定された運転モードに基づき、理論空燃比運転モード
あるいは予混合リーン運転モードに決定されるときは吸
入行程の所定の噴射時期θinj(運転状態に応じて決
定)でインジェクタ30を介して燃料噴射を実行する。
噴射された燃料は吸入空気と一体化し、運転パラメータ
決定部104は、所定の点火時期θig(運転状態に応
じて)で点火装置38と点火プラグ36を期して点火し
て予混合燃焼(均質燃焼)を生じさせる。
【0042】運転パラメータ決定部104は、成層燃焼
運転モードに決定されるときは、圧縮行程で燃料噴射を
実行して成層燃焼(Direct Injection Stratified Char
ge)を生じさせると共に、理論空燃比運転モードあるい
は予混合リーン運転モードに決定されるときは、吸入行
程で燃料噴射を実行して均一燃焼を生じさせる。
【0043】尚、運転パラメータ決定部104は、点火
プラグ近傍の空燃比が運転モード(負荷)に関わらず1
2.0:1から15.0:1となるように燃料噴射を実
行すると共に、算出した点火時期に相当するクランク角
度において点火装置38および点火プラグ36を介して
混合気を着火する。
【0044】さらに、運転パラメータ決定部104は、
パルスモータ60への通電(スロットル開度)指令値T
HCMD、可変バルブタイミング機構(図示せず)の駆
動回路への指令値VTCCMDなどを決定して出力する
と共に、検出されたエンジン回転数NEと要求トルクP
MCMDなどからEGR制御バルブ50の要求開度LC
MDの算出を含むEGR制御を行う。
【0045】次いで、この実施の形態に係る内燃機関の
EGR制御装置の動作を説明する。尚、この動作は具体
的にはECU90の動作であり、より具体的には運転パ
ラメータ決定部104の動作である。
【0046】図3はその動作を示すフロー・チャートで
ある。図示のプログラムは10msecごとの所定周期
で実行される。
【0047】以下説明すると、先ずS10においてEG
R制御バルブ50の要求開度LCMDの値が0ではない
か否か判断する。尚、要求開度LCMDは、上で述べた
ように、エンジン回転数NEなどから決定(算出)され
る値であり、より詳しくは、図示しない別ルーチンにお
いて、検出されたエンジン回転数NEと要求トルクPM
CMDから予め設定された特性(マップ)を検索して決
定(算出)される。
【0048】S10で肯定されるときはS12に進み、
出力デューティ比基本値前回値db1(前回周期算出
値。出力デューティ比DOUTの基本値dbの前回プロ
グラムループで算出された値、即ち、操作量の前回の出
力値)が0ではないか否か判断し、肯定されるときはS
14に進み、算出された要求開度LCMDが、初期値判
断用所定値LCMDDBISを超えるか否か判断する。
【0049】S14で肯定されるときはS16に進み、
出力デューティ比基本値前回値db1を適宜設定された
高開度側の初期値DBISHに置き換えると共に、否定
されるときはS18に進み、出力デューティ比基本値前
回値db1を適宜設定された低開度側の初期値DBIS
Lに置き換える。
【0050】ここで、要求開度に応じて出力デューティ
比基本値前回値を所定の値に置き換えるのは、初期応答
性を向上させるためである。尚、S12で否定されると
きはS14からS18までの処理をスキップする。
【0051】次いでS20に進み、前記した特公平2−
46787号公報で提案された技術に従って図示しない
別ルーチンにおいて、算出された要求開度LCMDが所
定時間(例えば3sec)にわたって零であるとき、E
GR制御バルブ50が零開度位置にあるとみなして検出
された実開度LIFTを学習補正しておく。そして、学
習補正された実開度に基づいて有効実開度(以下「LA
CT」という)を算出すると共に、求めた有効実開度L
ACTを有効実開度今回値lact.0と置き換える。
【0052】次いでS22に進み、要求開度LCMDか
ら有効実開度今回値lact.0を減算して偏差d1を
算出し、S24に進み、図示の手法に従ってPID補正
項を算出する。
【0053】即ち、先ず、有効実開度今回値lact.
0から有効実開度前回値lact.1を減算し、よって
得た差(換言すれば有効実開度変化量)に適宜設定され
た比例ゲインKBPE1を乗じて比例補正項dbpを算
出する。さらに、前記した偏差d1に適宜設定された積
分ゲインKBIE1を乗じて積分補正項dbiを算出す
る。
【0054】さらに、有効実開度今回値lact.0か
ら、有効実開度前回値lact.1を2倍した値に有効
実開度前々回値lact.2を加算して得た積を減算
し、よって得た差(換言すれば有効実開度変化量)に適
宜設定された微分ゲインKBDE1を乗じて微分補正項
dbdを算出する。
【0055】そして、図示の如く、算出した3種の補正
項からPID補正項ddbを算出する。このように、P
ID補正項ddbは要求開度LCMDと有効実開度(今
回値lact.0)の偏差と有効実開度変化量に基づい
て算出すると共に、積分補正項から比例補正項と微分補
正項を減算するI−PD制御則から算出する。
【0056】次いでS26に進み、算出したPID補正
項ddbを出力デューティ比基本値前回値db1に加算
し、よって得た和を出力デューティ比基本値今回値db
とし、S28以降に進み、出力デューティ比基本値今回
値dbのリミットチェックを行う。
【0057】即ち、先ず、S28において出力デューテ
ィ比基本値今回値dbが適宜設定された上限値DBLM
THを超えるか、あるいは出力デューティ比基本値今回
値dbが適宜設定された下限値DBLMTL未満か否か
判断し、肯定されるときはS30に進み、出力デューテ
ィ比基本値今回値dbが上限値DBLMTHを超えるか
否か再び判断し、肯定されるときはS32に進み、出力
デューティ比基本値今回値dbを上限値DBLMTHに
置き換え、S34に進み、次回の演算に備えて出力デュ
ーティ比基本値今回値dbを上限値DBLMTHに置き
換える。
【0058】他方、S30で比例されるときはS36に
進み、出力デューティ比基本値今回値dbを下限値DB
LMTLに置き換え、S38に進み、同様に次回の演算
に備えて出力デューティ比基本値今回値dbを下限値D
BLMTLに置き換える。尚、S28で否定されるとき
はS30からS38までの処理をスキップする。
【0059】尚、S10で否定されるときはS40に進
み、出力デューティ比基本値今回値dbを0とし、S4
2に進み、出力デューティ比基本値前回値db1を0と
し、S44に進み、PID補正項ddbを0とする。
【0060】次いでS46に進み、車載バッテリ(図示
せず)の電圧を検出する電圧センサ(図1で図示省略)
からの入力(検出値)VBATから図4にその特性を示
すテーブルを検索してバッテリ電圧補正項KDBVBを
算出し、S48に進み、出力デューティ比基本値今回値
dbに乗じてバッテリ電圧補正を行い、よって得た積を
出力デューティ比今回値DOUTとする。
【0061】尚、前記運転パラメータ決定部104は、
かく算出された出力デューティ比今回値DOUTを操作
量として図示しない駆動回路を通じてリニアソレノイド
52に出力(通電)し、EGR制御バルブ50を開弁方
向に駆動する。
【0062】次いでS50に進み、次回の演算に備えて
出力デューティ比基本値今回値dbをその前回値db1
と置き換えると共に、有効実開度前回値lact.1を
その前々回値lact.2と、その今回値lact.0
をその前回値lact.1と書き替える。
【0063】図5および図6はこの実施の形態に係る内
燃機関のEGR制御装置の効果を示す、シミュレーショ
ンデータ図である。図5はEGR制御バルブ50が開放
方向に、図6は閉鎖方向に駆動される場合を示す。
【0064】図5および図6において、符合aは要求開
度LCMDを示す。また符合bはこの実施の形態に係る
制御で算出される有効実開度LACTを、符合cは従来
技術で算出される有効実開度LACTを示す。
【0065】図5から明らかな如く、バルブ開放方向に
おいては、要求開度LCMDに対し、従来技術で算出さ
れる有効実開度LACTはオーバーシュートを生じてい
るのに対し、この実施の形態に係る制御で算出される有
効実開度LACTはオーバーシュートを生じていない。
【0066】また図6から明らかな如く、バルブ閉鎖方
向においても、要求開度LCMDに対し、従来技術で算
出される有効実開度LACTはアンダーシュートを生じ
ているのに対し、この実施の形態に係るI−PD制御で
算出される有効実開度LACTはアンダーシュートを生
じていない。
【0067】また、符合dはこの実施の形態に係る制御
で算出される出力デューティ比DOUTを、符合eは従
来技術で算出される出力デューティ比DOUTを示す。
【0068】図5および図6から明らかな如く、バルブ
開放方向においてもバルブ閉鎖方向においても、この実
施の形態に係る制御で算出される出力デューティ比DO
UTが、従来技術で算出されるそれに比して応答性が向
上している。
【0069】この実施の形態にあっては上記のように、
EGR制御バルブ50の開度を零点学習して得た有効実
開度LACT(lact.0)と要求開度LCMDとの
偏差d1を算出すると共に、その偏差と有効実開度の経
時的変化量に基づいてPID補正項ddb(補正量)を
算出し、出力デューティ比基本値今回値db(操作量の
前回の出力値)に加算し、次いでバッテリ電圧補正を行
って出力デューティ比今回値DOUT(操作量の今回の
出力値)を算出するように構成したので、目標開度への
オーバーシュートやアンダーシュートを生じることな
く、制御の応答性と安定性を向上させることができる。
【0070】さらに、算出された要求開度LCMDが所
定時間(例えば3sec)にわたって零であるときにE
GR制御バルブ50が零開度位置にあるとみなして検出
された実開度LIFTを学習補正しておき、学習補正さ
れた実開度に基づいて有効実開度LACTを算出する零
点学習を行っているので、特にEGR制御バルブの低開
度領域において制御精度を向上させることができる。
【0071】この実施の形態に係る内燃機関のEGR制
御装置は上記の如く、内燃機関(エンジン10)の排気
系と吸気系とを連通するEGR通路(EGR管48)
と、前記EGR通路を開閉するEGR制御バルブ50
と、前記EGR制御バルブを駆動するアクチュエータ、
より具体的にはリニアソレノイド52を備えると共に、
前記アクチュエータに出力すべき操作量(出力デューテ
ィ比DOUT、より具体的には出力デューティ比基本値
db)を周期的に算出する操作量算出手段(ECU9
0、より具体的には運転パラメータ決定部104)を備
えた内燃機関のEGR制御装置において、前記操作量算
出手段が、少なくとも要求トルクPMCMD(より具体
的にはエンジン回転数NEおよび要求トルクPMCM
D)に応じて前記EGR制御バルブの要求開度LCMD
を算出する要求開度算出手段(ECU90,運転パラメ
ータ決定部104)、前記EGR制御バルブの実開度L
IFTを検出する実開度検出手段(リフトセンサ50
b)、前記算出された要求開度が所定時間にわたって零
であるとき、前記EGR制御バルブが零開度位置にある
とみなして前記検出された実開度を学習補正し、前記学
習補正された実開度に基づいて有効実開度LACT(よ
り具体的には有効実開度今回値1act.0)を算出す
る有効実開度算出手段(S20)、前記要求開度と前記
有効実開度の偏差d1を算出する偏差算出手段(S2
2)、前記算出された偏差と、前記有効実開度の経時的
変化量(より具体的には前記有効実開度の今回値と前回
値の差および今回値から前回値に2を乗じて得た値と前
々回値の和を減算して得た差)に基づき、前記操作量の
補正量(PID補正項ddb)を算出する補正操作量算
出手段(S24)、前記操作量の前回の出力値(出力デ
ューティ比基本値今回値db)に前記補正量を加算して
前記操作量の今回の出力値を算出する操作量出力値算出
手段(S26)、および前記出力値を前記アクチュエー
タに出力する操作量出力手段(S28,S46からS4
8)を備える如く構成した。
【0072】尚、この発明の実施の形態を筒内噴射型の
火花点火式ガソリンエンジンを例にとって説明したが、
この発明は、その種のエンジンに応用すると極めて有効
であるものの、ガソリン燃焼を吸気弁の前に噴射する通
常のエンジンにも有効なものである。
【0073】また、EGR制御バルブ50を駆動するア
クチュエータの例としてリニアソレノイドを例示した
が、DCモータなど他の駆動手段を用いても良い。
【0074】また、スロットルバルブ18の駆動にパル
スモータ60を使用したが、パルスモータ60に代え、
トルクモータあるいはDCモータなどのアクチュエータ
を用いても良い。
【0075】
【発明の効果】請求項1項にあっては、EGR制御バル
ブ開度を零点学習して得た有効実開度と要求開度との偏
差を算出すると共に、その偏差と有効実開度の経時的変
化量に基づいて補正量を算出し、操作量の前回の出力値
に加算して今回の出力値を算出するように構成したの
で、目標開度へのオーバーシュートやアンダーシュート
を生じることなく、制御の応答性と安定性を向上させる
ことができる。
【0076】さらに、算出された要求開度が所定時間に
わたって零であるときにEGR制御バルブが零開度位置
にあるとみなして検出された実開度を学習補正し、学習
補正された実開度に基づいて有効実開度を算出する零点
学習を行っているので、特にEGR制御バルブの低開度
領域において制御精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る内燃機関のEGR制御装置を全
体的に示す概略図である。
【図2】図1装置の制御装置のECUの動作を、運転パ
ラメータ決定部などと表示しつつ、機能的に示す機能ブ
ロック図である。
【図3】図1装置の動作、より具体的には図2に示す運
転パラメータ決定部の動作を示すメインフロー・チャー
トである。
【図4】図3フロー・チャートの中のバッテリ電圧補正
項KDBVBのテーブル特性を示す説明グラフである。
【図5】図1の装置によって算出(決定)される有効実
開度などを従来技術と対比して示すシミュレーションデ
ータ図である。
【図6】同様に図1の装置によって算出(決定)される
有効実開度などを従来技術と対比して示すシミュレーシ
ョンデータ図である。
【符号の説明】
10 内燃機関(エンジン) 12 吸気管 22 気筒(シリンダ) 28 燃焼室 48 EGR管 50 EGR制御バルブ 50b リフトセンサ(実開度検出手段) 52 リニアソレノイド(アクチュエータ) 66 クランク角センサ 70 絶対圧(MAP)センサ 90 電子制御ユニット(ECU) 100 要求トルク算出部 102 燃焼状態決定部 104 運転パラメータ決定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森谷 勲 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 江原 安則 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G062 AA03 AA06 BA04 BA06 BA08 BA09 CA07 CA08 EA12 ED01 ED04 ED10 FA02 FA05 FA06 FA09 FA15 FA25 GA00 GA02 GA04 GA06 GA08 GA12 GA13 GA17 GA21 3G092 AA06 AA09 AA13 BA05 BA06 BA09 BB03 DA08 DC03 DC09 DE03S DE19S DG08 DG09 EA01 EA02 EA06 EA07 EB05 EC09 FA06 GA05 GA06 HA04Z HA05Z HA06Z HD05Z HD07Z HE01Z HE03Z HE08Z HF02Z HF08Z HG08Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気系と吸気系とを連通する
    EGR通路と、前記EGR通路を開閉するEGR制御バ
    ルブと、前記EGR制御バルブを駆動するアクチュエー
    タを備えると共に、前記アクチュエータに出力すべき操
    作量を周期的に算出する操作量算出手段を備えた内燃機
    関のEGR制御装置において、前記操作量算出手段が、 a.少なくとも要求トルクに応じて前記EGR制御バル
    ブの要求開度を算出する要求開度算出手段、 b.前記EGR制御バルブの実開度を検出する実開度検
    出手段、 c.前記算出された要求開度が所定時間にわたって零で
    あるとき、前記EGR制御バルブが零開度位置にあると
    みなして前記検出された実開度を学習補正し、前記学習
    補正された実開度に基づいて有効実開度を算出する有効
    実開度算出手段、 d.前記要求開度と前記有効実開度の偏差を算出する偏
    差算出手段、 e.前記算出された偏差と、前記有効実開度の経時的変
    化量に基づき、前記操作量の補正量を算出する補正操作
    量算出手段、 f.前記操作量の前回の出力値に前記補正量を加算して
    前記操作量の今回の出力値を算出する操作量出力値算出
    手段、 および g.前記出力値を前記アクチュエータに出力する操作量
    出力手段、を備えることを特徴とする内燃機関のEGR
    制御装置。
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