JP2002235447A - 主寝室を備えた住宅 - Google Patents

主寝室を備えた住宅

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JP2002235447A
JP2002235447A JP2001030695A JP2001030695A JP2002235447A JP 2002235447 A JP2002235447 A JP 2002235447A JP 2001030695 A JP2001030695 A JP 2001030695A JP 2001030695 A JP2001030695 A JP 2001030695A JP 2002235447 A JP2002235447 A JP 2002235447A
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JP
Japan
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room
house
master bedroom
building
floor
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JP2001030695A
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Hiroshi Yamaguchi
大志 山口
Hiroyuki Fujiwara
広行 藤原
Hitoshi Izumikawa
仁史 泉川
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主寝室と水回り設備室との相対配置に工夫す
ることで、主寝室に伝達される水回り設備室の使用音を
十分に軽減し、水回り設備室を効率的な配置とするこ
と。 【解決手段】 浴室21、洗面所22及びトイレ23の
少なくとも一つを含む水回り設備室20と、収納室24
および主寝室25とを同一階に配置した住宅であって、
水回り設備室20と主寝室25との間に、収納室24を
配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主寝室を備えた住
宅に関し、特に、浴室、洗面所及びトイレ等の少なくと
も一つを含む水回り設備室と主寝室との相対位置等に配
慮した技術に関する。
【0002】
【背景の技術】上階及び下階を有する二階建て以上の戸
建て住宅において、従来は下階である例えば1階に、浴
室、洗面所、トイレ等の水回り設備(以下、水回り設備
室という)を配置するのが一般的であった。
【0003】ところが、近年では、こうした水回り設備
室を、上階である例えば2階に配置する施工例が多くな
りつつある。その理由の一つとして、多くの住宅におい
て2階に主寝室や子供部屋を配置していることを挙げる
ことができる。同一階に水回り設備室が存在すること
で、それが1階に配置されているの比べて使い勝手がよ
く、極めて便利に使用できるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに主寝室と同一階に水回り設備室を配置した住宅で
は、確かにその使い勝手が良好である反面、次のような
課題もある。
【0005】第1に、水回り設備室を使用する音の問題
である。従来における主寝室と水回り設備室との相対配
置に着目してみると、主寝室のすぐ隣りに、あるいは主
寝室から出入り可能な領域に浴室や洗面所、トイレ等を
配置していたため、それらの使用音が気になる問題があ
った。特に、主寝室での就寝中における遅い帰宅の際
に、風呂やトイレを使用する音が就寝者にも響き渡るた
め、遠慮しながらこれを使用しなければならないという
不具合が多々生じていた。
【0006】第2に、水回り設備室の効率的な配置の問
題である。こうした水回り設備室は十分な広さを確保す
ることが望ましく、また共用通路との関係において使い
勝手も良好なことが望まれるが、これらのニーズを満た
しつつ、しかも水回り設備室の使用音が主寝室に対して
可能な限り影響しない配慮もしなければならない点であ
る。
【0007】よって、本発明の課題は、主寝室と水回り
設備室との相対配置等に工夫することで、主寝室に伝達
される水回り設備室の使用音を十分に軽減することがで
き、さらに水回り設備室を効率的な配置とすることがで
きる技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明を、図面を参照し
て説明すると、浴室21、洗面所22及びトイレ23の
少なくとも一つを含む水回り設備室20と、収納室24
および主寝室25とを同一階に配置した住宅であって、
前記水回り設備室20と前記主寝室25との間に、前記
収納室24を配置したことを特徴とする。
【0009】このような本発明によれば、主寝室25と
水回り設備室20との相対配置に工夫することで、即
ち、間に収納室24を配置することで、主寝室25に伝
達される水回り設備室20の使用音を十分に軽減するこ
とができる。
【0010】上記構成において、水回り設備室20は、
浴室21及び洗面所22を含むことが好ましい。浴室2
1はこれを使用する音が特に高いからである。洗面所2
2は脱衣室も兼ねるのが一般的であるため、浴室21に
隣接させた方が使い勝手に優れた配置となるからであ
る。
【0011】また、前記水回り設備室20が建物Tの壁
32側に寄せた位置に壁32に沿って並べて配置されて
いることが好ましい。水回り設備室を壁32側に寄せ、
壁32に沿って並べて配置すれば、水回り設備室20を
建物Tの居住空間内の奥まったところにレイアウトする
ことができる。その意味では、建物T内の隅(コーナ
ー)部分に寄せて配置することが望ましい。その場合、
北側のコーナー部分が望ましい。
【0012】また、前記収納室24としては、特に限定
されないが、前記主寝室25との間の出入り口24aを
有するウオークインクローゼットとすることが望まし
い。ウオークインクローゼットの場合、大きな収納空間
となるので、主寝室25と水回り設備室20との間に、
遮音可能な十分に大きな隔壁領域を構成することができ
る。勿論、収納室には変わりないので、そこへ多少の音
が伝搬されても、主寝室25への影響は殆どないという
利点が得られる。
【0013】また、建物Tが上階および下階を有する二
階建て以上の建物であり、前記水回り設備室20、前記
収納室24および前記主寝室25が上階に配置されてい
る構成とすることもできる。これら水回り設備室20、
前記収納室24および前記主寝室25は下階、例えば1
階に配置されていても良い。しかし、上階に配置されて
いる方が、夜間帰宅時等においてその効果を存分に発揮
することができる。
【0014】また、建物T内に前記上階と下階を連絡す
る階段Kが設けられ、その階段Kに通じる上階の通路2
6が建物Tの奥行き方向に延び、その通路26の奥に前
記水回り設備室20が配置されていることが望ましい。
このように、通路26の奥に水回り設備室20を配置す
れば、水回り設備室20が建物内で奥まった位置になる
ため、家族に迷惑をかけないように浴室21、洗面所2
2、トイレ23等を使用することができる。
【0015】さらに、前記主寝室25、収納室24及び
水回り設備室20が建物Tの奥行き方向に並べて配置さ
れ、前記階段Kに通じる通路26が前記収納室24及び
水回り設備室20の隣に配置されていることが望まし
い。建物Tの奥行き方向に主寝室25、収納室24、水
回り設備室20を並べて配置することで、建物Tの奥行
き方向が北側の場合、主寝室25を南側に配置すること
ができると共に、水回り設備室20を北側に配置するこ
とができ、効果的なレイアウトとすることができる。ま
た、階段Kに通じる通路26が収納室24及び水回り設
備室20の隣に配置されているため、特に水回り設備室
20が上階及び下階からも使い勝手のよい配置となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照し、本
発明を二階建て住宅に適用した実施の形態について説明
する。
【0017】図1は1階部分の間取り図であり、図2は
2階部分の間取り図である。建物Tは南向きで、1階の
南東の角近くに玄関ドア1が設けられている。玄関ドア
1から入ると、建物Tの奥行き方向(北側方向)に玄関
土間2、玄関3が並べて配置されている。玄関3の奥に
はさらに収納4、1階のトイレ5が配置されている。
【0018】玄関3の左には2階への階段Kが配置され
ている。この階段Kは建物Tの間口方向(東西方向)に
真っ直ぐ延びる通常傾斜の階段である。階段Kの北側に
なる隣りには、玄関3からダイニング8及びリビング9
に連なる通路6が配置され、その通路6の北側になる隣
りにはキッ北面のキッチン7が配置されている。
【0019】また、階段Kの南側になる隣には、南面の
居住空間である和室10が配置されている。リビング9
および和室10は建物の間口方向において隣接し、共に
南面していて採光性にも十分に配慮されている。リビン
グ9および和室10の南側には、テラス11が設けられ
ている。
【0020】階段Kを上ると、図2に示す2階の階段周
り通路27を経由して二つの子供部屋28、29に連絡
されている。一方の子供部屋28は建物Tの南側に配置
され、もう一方の子供部屋29は階段Kを挟んだ北側に
配置されている。これらの子供部屋は何れも東面してい
て採光性も十分である。二つの子供部屋の東側にはルー
フバルコニー30が配置されている。
【0021】建物Tの間口方向で、一方の子供部屋28
の隣には、南西の角部屋に相当する位置に主寝室25が
配置されている。そして、この主寝室25と一方の子供
部屋28の南側にはバルコニー31が配置されている。
【0022】主寝室25の隣であって、建物Tの奥行き
方向に相当する位置には、収納室24が配置されてい
る。収納室24は、主寝室25との出入り口24aを有
するウオークインクローゼットとして構成されている。
【0023】主寝室25の隣りであって、建物Tの一番
奥(北側)には、水回り設備室20が配置されている。
この水回り設備室20は、浴室21、洗面所22、トイ
レ23を有している。
【0024】この実施例では、浴室21が建物の北西の
角に位置し、その隣りに洗面所22が配置され、その洗
面所22の隣りにトイレ23が配置されている。したが
って、浴室21、洗面所22、トイレ23は、建物Tの
北側の壁32に沿って建物の間口方向に並べられてい
る。
【0025】水回り設備室20及び収納室24の隣に
は、階段Kに通じる共用通路26が配置されている。具
体的には、共用通路26は建物の奥行き方向に延びてい
て、収納室24及び洗面所22に隣接するように延びて
いる。トイレ23は、共用通路26の突き当たりに位置
している。
【0026】この実施の形態によれば、主寝室25と水
回り設備室20との相対配置に工夫することで、即ち、
間に収納室24を配置することで、主寝室25に伝達さ
れる水回り設備室20の使用音を十分に軽減することが
できる。したがって、帰宅が遅い場合でも、特に主寝室
での就寝者に迷惑をかけることなく、浴室21、洗面所
22、トイレ23を安心して使うことができ、気遣うこ
ともほとんどないので、風呂に入り、くつろいだ気分で
疲れを十分に癒すことが可能になる。
【0027】また、水回り設備室20が建物Tの北側の
壁32側に寄せた位置に壁32に沿って並べて配置する
ことによって、水回り設備室20を建物Tの居住空間内
の奥まったところにレイアウトすることができる。 ま
た、収納室24として、主寝室25との間の出入り口2
4aを有するウオークインクローゼットとすることで、
主寝室25と水回り設備室20との間に、遮音可能な十
分に大きな隔壁領域を構成することができる。勿論、収
納室には変わりないので、そこへ多少の音が伝搬されて
も、主寝室25への影響は殆どないという利点も得られ
る。
【0028】また、このように通路26の奥に水回り設
備室20を配置すれば、水回り設備室20が建物内で奥
まった位置になるため、家族に迷惑をかけないように浴
室21、洗面所22、トイレ23等を使用することがで
きる。
【0029】さらに、実施の形態では、建物Tの奥行き
方向に主寝室25、収納室24、水回り設備室20を並
べて配置することで、建物Tの奥行き方向が北側の場
合、主寝室25を南側に配置することができ、水回り設
備室20を北側に配置することができ、効果的なレイア
ウトとすることができる。また、階段Kに通じる共用通
路26が収納室24及び水回り設備室20の隣に配置さ
れているため、特に水回り設備室20が上階及び下階か
らも使い勝手のよい配置となる。
【0030】なお、上記実施の形態では、本発明を住宅
の2階部分に適用した例を示したが、必要に応じて1階
部分に適用することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る主寝室を備
えた住宅においては、主寝室と水回り設備室との相対配
置に工夫することで、主寝室に伝達される水回り設備室
の使用音を十分に軽減することができ、さらに水回り設
備室を効率的な配置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す1階部分の平面間取
り図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す2階部分の平面間取
り図である。
【符号の説明】
1 玄関ドア 2 玄関土間 3 玄関 4 収納 5 1階のトイレ 6 通路 7 キッチン 8 ダイニング 9 リビング 10 和室 20 水回り設備室 21 浴室 22 洗面所 23 トイレ 24 収納室 25 主寝室 26 共用通路 27 階段周り通路 28 一方の子供部屋 29 もう一方の子供部屋 30 ルーフバルコニー 31 バルコニー 32 壁 T 建物 K 階段
フロントページの続き (72)発明者 泉川 仁史 東京都杉並区高井戸東2丁目4番5号 ミ サワホーム株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA23 AA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室、洗面所及びトイレの少なくとも一
    つを含む水回り設備室と、収納室および主寝室とを同一
    階に配置した住宅であって、 前記水回り設備室と前記主寝室との間に、前記収納室を
    配置したことを特徴とする、主寝室を備えた住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の主寝室を備えた住宅にお
    いて、前記水回り設備室が、浴室及び洗面所を含むこと
    を特徴とする、主寝室を備えた住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の主寝室を備えた住
    宅において、前記水回り設備室が建物の壁側に寄せた位
    置に壁に沿って並べて配置されていることを特徴とす
    る、主寝室を備えた住宅。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の主寝室を
    備えた住宅において、前記収納室が前記主寝室との間の
    出入り口を有するウオークインクローゼットであること
    を特徴とする、主寝室を備えた住宅。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の主寝室を
    備えた住宅において、建物が上階および下階を有する二
    階建て以上の建物であり、前記水回り設備室、前記収納
    室および前記主寝室が上階に配置されていることを特徴
    とする、主寝室を備えた住宅。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の主寝室を備えた住宅に
    おいて、建物内に前記上階と下階を連絡する階段が設け
    られ、その階段に通じる上階の通路が建物の奥行き方向
    に延び、その通路の奥に前記水回り設備室が配置されて
    いる、主寝室を備えた住宅。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の主寝室を備えた住宅に
    おいて、前記主寝室、収納室及び水回り設備室が建物の
    奥行き方向に並べて配置され、前記階段に通じる通路が
    前記収納室及び水回り設備室の隣に配置されている、主
    寝室を備えた住宅。
JP2001030695A 2001-02-07 2001-02-07 主寝室を備えた住宅 Pending JP2002235447A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017133315A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 旭化成ホームズ株式会社 建物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017133315A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 旭化成ホームズ株式会社 建物

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