JP2002234671A - 糸継ぎ装置 - Google Patents

糸継ぎ装置

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JP2002234671A JP2001032166A JP2001032166A JP2002234671A JP 2002234671 A JP2002234671 A JP 2002234671A JP 2001032166 A JP2001032166 A JP 2001032166A JP 2001032166 A JP2001032166 A JP 2001032166A JP 2002234671 A JP2002234671 A JP 2002234671A
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clamper
resin liquid
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cut
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】2本の糸Y1、Y2の切断端を突き合わせ
るとともに、突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、突き
合わせ部に塗布された樹脂液を硬化して、糸継ぎを行う
ようにした糸継ぎ装置において、樹脂液供給部材Pの樹
脂液が収容された容器p2が、前記突き合わせ部から後
退する際に、突き合わされた糸の切断端付近に接触或い
は実質的に接触して、突き合わされた糸の切断端の移動
を阻止する糸押え部材p6を配設したものである。 【効果】糸の切断端の突き合わせ部がずれて、糸の接合
部の強力が低下し、再度、接合部において、糸が切断し
たり、或いは、糸の切断端の突き合わせ部が完全にずれ
て、糸継ぎが失敗するようなことが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡績機、ワインダ
ー、整経機等の種々の繊維機械において使用される、糸
同士を接続するための糸継ぎ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、切断された糸の切断端同士を突き
合わせた後に、糸の突き合わせ部に、接着樹脂を塗布す
ることにより、切断された糸同士を継なぐようにした糸
継ぎ装置が知られている(例えば、特開昭63−185
783号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の糸継ぎ
装置においては、糸の切断端同士を、正確に突き合わせ
ることができないために、継なぎ合わせ部分がずれ、糸
継ぎ部分の強度が弱くなり、再度、糸切れが発生した
り、或いは、糸の切断端同士の突き合わせができないた
めに、糸継ぎが失敗する等の問題があった。
【0004】また、従来の糸継ぎ装置においては、待機
位置から前進した樹脂液供給部材により、糸の切断端同
士の突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、樹脂液供給部
材を後退させると、樹脂液の粘性により、糸の切断端
も、樹脂液供給部材の後退方向に移動し、糸の切断端同
士の突き合わせ部が動いて、糸の切断端がずれ、糸継ぎ
が失敗するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の糸継ぎ装
置が有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、2本の糸の切断端を突き合わせると
ともに、突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、突き合わ
せ部に塗布された樹脂液を硬化して、糸継ぎを行うよう
にした糸継ぎ装置において、第1には、樹脂液供給部材
の樹脂液が収容された容器が、前記突き合わせ部から後
退する際に、突き合わされた糸の切断端付近に接触或い
は実質的に接触して、突き合わされた糸の切断端の移動
を阻止する糸押え部材を配設したものであり、第2に
は、樹脂液が収容された容器が、2本の糸の切断端の突
き合わせ部方向に前進した際に、糸押え部材の先端が、
前記突き合わせ部に、接触或いは実質的に接触する位置
に停止するように、ストッパーを配設したものであり、
第3には、糸押え部材と容器との間に、コイルスプリン
グを配設したものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0008】本発明の糸継ぎ装置は、糸切れが発生した
2本の糸の端部を切断した後、切断端部を突き合わせ、
突き合わせ部に紫外線硬化樹脂液を塗布した後、突き合
わせ部の紫外線硬化樹脂液に紫外線を照射して、紫外線
硬化樹脂液を硬化して、糸継ぎを行うようにしたもので
ある。そして、切断した2本の糸を把持するとともに糸
端を突き合わせ位置に移動させるためのクランプ部材、
糸端部分を切断し突き合わせ糸端を形成するためのカッ
ター部材及びクランプ部材やカッター部材に挿入される
糸を把持するテンサーから構成される糸クランプ・切断
ユニットUは、切断された2本の糸に対応して、糸継ぎ
装置に、一対、配設されている。糸継ぎされる2本の糸
に対応して配設される一対の糸クランプ・切断ユニット
Uは、同一構造を有しているので、以下においては、一
方の糸に対応した糸クランプ・切断ユニットUについて
のみ説明する。なお、説明が省略されたもう一方の糸に
対応した糸クランプ・切断ユニットUを構成する同一構
成部材については、同じ参照符号を使用するとともに、
便宜的に、参照符号の右肩部に、コンマ(’)を付し
た。
【0009】Cは、クランプ部材であり、Sは、クラン
プ部材Cに接近して配設されたカッター部材であり、T
は、クランプ部材C及びカッター部材Sを挟むように配
置された一対のテンサーTである。テンサーTは、2枚
の皿状体t1を、その先端面が相対するように配置する
とともに、一方の皿状体t1を、図示されていないコイ
ルスプリングにより、もう一方の皿状体t1方向に付勢
した構成を有する公知のテンサーTであり、2枚の皿状
体1t間に嵌入された糸を挟持する機能を有するもので
ある。テンサーTは、機台Fの上面に配設されている。
【0010】カッター部材Sは、機台Fの上面に取着さ
れ支持フレームs1に固着された固定刃s2と可動刃s
3とから構成されている。s4は、略V字状のレバーで
あり、レバーs4は、その尖端部において、軸s5に枢
支されており、また、レバーs4の尖端部には、可動刃
s3が固着されている。s6は、カム駆動軸Dに取着さ
れたカッター駆動用カムであり、カッター駆動用カムs
6には、略V字状のレバーs4の一方の端部に配設され
たカムローラーs7が当接しており、略V字状のレバー
s4のもう一方の端部と機台Fの適当な箇所に取着され
た軸f1との間には、カムローラーs7を、カッター駆
動用カムs6に圧接する方向に付勢するコイルスプリン
グs8が張設されている。カム駆動軸Dは、機台Fに配
設されたモーターMの駆動軸に取着された平歯車m1及
び平歯車m1と噛み合っているとともに、カム駆動軸D
に取着された平歯車m2を介して、回転駆動されるよう
に構成されている。平歯車m1、m2を介して、モータ
ーMの駆動がカッター駆動用カムs6に伝達され、カッ
ター駆動用カムs6が回転され、カムローラーs7が、
カッター駆動用カムs6の大径部から小径部に移動する
ことにより、固定刃s2から離れていた可動刃s3が、
固定刃s2方向に回動し、固定刃s2と可動刃s3との
間に挿入されている、糸継ぎされる一方の糸を切断する
ことができるように構成されている。
【0011】c1は、クランプ部材Cを構成する第1ク
ランパーであり、第1クランパーc1は、機台Fの適当
な箇所に取着された、上述した軸f1と平行な軸f2に
枢支されている略V字状のレバーc2の尖端部に固着さ
れている。c3は、上述した駆動軸Dに取着された第1
クランパー駆動用カムであり、第1クランパー駆動用カ
ムc3には、略V字状のレバーc2の一方の端部に配設
されたカムローラーc4が当接しており、略V字状のレ
バーc2のもう一方の端部と機台Fの適当な箇所に取着
された、上述した軸f1と平行な軸f3との間には、カ
ムローラーc4を第1クランパー駆動用カムc3に圧接
する方向に付勢するコイルスプリングc5が張設されて
いる。
【0012】c6は、クランプ部材Cを構成する第2ク
ランパーであり、第2クランパーc6は、上述した軸f
2に枢支されている略V字状のレバーc7の尖端部に一
体的に配設されている。c8は、上述した駆動軸Dに取
着された第2クランパー駆動用カムであり、第2クラン
パー駆動用カムc8には、略V字状のレバーc7の一方
の端部に配設されたカムローラーc9が当接しており、
略V字状のレバーc7のもう一方の端部と軸f3との間
には、カムローラーc9を第2クランパー駆動用カムc
8に圧接する方向に付勢するコイルスプリングc10が
張設されている。
【0013】上述したように、平歯車m1、m2を介し
て、モーターMの駆動が、第1クランパー駆動用カムc
3と第2クランパー駆動用カムc8に伝達され、第1ク
ランパー駆動用カムc3と第2クランパー駆動用カムc
8とが回動されることにより、後述するように、第1ク
ランパーc1と第2クランパーc6とが当接し、糸をク
ランプしたり、第1クランパーc1と第2クランパーc
6との間に、糸が挿入可能な間隙を形成することができ
るように構成されている。
【0014】一方の糸クランプ・切断ユニットUを構成
するテンサーT、クランプ部材C及びカッター部材S
と、もう一方の糸クランプ・切断ユニットU’を構成す
るテンサーT’、クランプ部材C’及びカッター部材
S’の配置は、図2に示されているように、互いのテン
サーT、T’同士及び互いのカッター部材S、S’同士
は、並設するように配置されており、また、一方の糸ク
ランプ・切断ユニットUのクランプ部材Cともう一方の
糸クランプ・切断ユニットU’のクランプ部材C’は、
並設されたカッター部材S、S’を挟んで、点対象に配
置されている。即ち、図2において、一方の糸クランプ
・切断ユニットUのクランプ部材Cは、カッター部材S
の下方に配置され、もう一方の糸クランプ・切断ユニッ
トU’のクランプ部材C’は、カッター部材S’の上方
に配置されてる。
【0015】B1及びB2は、機台Fの上面に配設され
た、同じ高さの上面を有する基準ブロックであり、基準
ブロックB1、B2間に、上述した一対の糸クランプ・
切断ユニットU、U’が配設されている。
【0016】Pは、後述する樹脂液供給部材であり、樹
脂液供給部材Pは、内部に紫外線硬化樹脂液が収容され
ているとともに、進退自在な台座p1に取着された注射
器状の容器p2と、容器p2内に挿入されたプランジャ
ーp3と、プランジャーp3が取着されたピストンロッ
ドp4を有するとともに、台座p1に、適当な支持枠p
1aを介して取着されたシリンダーp5と、容器p2の
外周に摺動可能に配置された筒部p6aと該筒部p6a
の先端に取着された、容器p2の針状先端部p2aが挿
通可能な導入管p6bとからなる糸押え部材p6と、容
器p2の針状先端部p2aの外周に挿入されているとと
もに、糸押え部材p6の筒部p6aと容器p2との間に
配置され、その先端が糸押え部材p6に取着されている
コイルスプリングp7と、機台Fに取着された、上部
に、糸押え部材p6の導入管p6bが挿入可能な凹部p
8aを有するストッパーp8とを有している。
【0017】Hは、紫外線照射部材であり、紫外線照射
部材Hは、その先端部h1が、糸の突き合わせ部に接近
する作動位置と、糸の突き合わせ部から離れた待機位置
とに、進出或いは後退できるように構成されている。
【0018】次に、主として、図3及び図4を用いて、
糸継ぎ装置の待機状態について説明する。
【0019】クランプ部材Cを構成する第1クランパー
c1は、カムローラーc4が、第1クランパー駆動用カ
ムc3の大径部の適当な箇所に当接しており、また、第
2クランパーc6は、カムローラーc9が、第2クラン
パー駆動用カムc8の大径部に当接し、図4(a)に示
されているように、第1クランパーc1と第2クランパ
ーc6との間には、間隙d1が形成されている。また、
カッター部材Sを構成する略V字状のレバーs4のカム
ローラーs7が、カッター駆動用カムs6の大径部の適
当な箇所に当接しており、従って、図4(b)に示され
ているように、可動刃s3は、固定刃s2から離れ、可
動刃s3と固定刃s2との間には、間隙d2が形成され
ている。この状態で、糸継ぎする一方の糸(以下、便宜
的に、下糸という。)Y1を、図3において、下方に位
置する、一例としての巻き取りパッケージ等から、公知
のサクションマウス等により引き出し、クランプ部材C
及びカッター部材Sを挟むように配置された一対のテン
サーTに挿入し、テンサーTにより挟持する。また、図
3において、上方に位置する、一例としての再開された
紡績装置から紡出される、糸継ぎするもう一方の糸(以
下、便宜的に、上糸という。)Y2を、公知の中継ぎサ
クションパイプ等を用いて、もう一方のクランプ部材
C’及びカッター部材S’を挟むように配置された一対
のテンサーT’に挿入し、テンサーT’により挟持す
る。
【0020】次に、主として、図5及び図6を用いて、
糸継ぎ装置を構成するクランプ部材Cによる下糸Y1の
把持とクランプ部材C’による上糸Y2による把持につ
いて説明する。
【0021】図4(a)に示されている状態から、モー
ターMを駆動させて、平歯車m1及び平歯車m2を介し
て、カム駆動軸Dを、図5において、時計方向に回転さ
せる。すると、カムローラーc4が、第1クランパー駆
動用カムc3の小径部に位置し、略V字状のレバーc2
が、コイルスプリングc5により、軸f2を中心に、反
時計方向に回動することになり、従って、クランプ部材
Cの第1クランパーc1が、第2クランパーc6方向に
移動し、図6(a)に示されているように、第1クラン
パーc1と第2クランパーc6と間隙d1に挿入されて
いる下糸Y1を、第1クランパーc1と第2クランパー
c6とにより把持する。同様に、上糸Y2も、クランプ
部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc
6’とにより把持される。このクランプ部材Cの第1ク
ランパーc1と第2クランパーc6とによる下糸Y1の
把持及びクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第
2クランパーc6’とによる上糸Y2の把持作業の間
は、クランプ部材Cの第2クランパーc6のカムローラ
ーc9は、上述した待機位置と同径の第2クランパー駆
動用カムc8の領域に当接しており、従って、第2クラ
ンパーc6は回動するようなことはなく、同様に、クラ
ンプ部材C’の第2クランパーc6’のカムローラーc
9’も、上記の待機位置と同径の第2クランパー駆動用
カムc8’の領域に当接に位置しており、従って、第2
クランパーc6’も回転するようなことはない。また、
カッター部材Sを構成する略V字状のレバーs4のカム
ローラーs7は、上述した待機位置と同径のカッター駆
動用カムs6の領域に当接しており、従って、図6
(b)に示されているように、可動刃s3は、依然とし
て、固定刃s2から離れており、可動刃s3と固定刃s
2との間に挿入されている下糸Y1が切断されるような
ことはない。同様に、カッター部材S’を構成する略V
字状のレバーs4’のカムローラーs7’も、上述した
待機位置と同径のカッター駆動用カムs6’の領域に当
接しており、従って、可動刃s3’も、依然として、固
定刃s2’から離れており、可動刃s3’と固定刃s
2’との間に挿入されている上糸Y2が切断されるよう
なことはない。
【0022】次に、主として、図7及び図8を用いて、
カッター部材S、S’による下糸Y1と上糸Y2の切断
作業について説明する。
【0023】図6に示されている状態から、更に、カム
駆動軸Dを、時計方向に回転させる。すると、カッター
部材Sを構成する略V字状のレバーs4のカムローラー
s7が、カッター駆動用カムs6の小径部に移動し、従
って、図8(b)に示されているように、可動刃s3
が、コイルスプリングs8により、固定刃s2方向に回
転し、可動刃s3と固定刃s2との間に挿入されている
下糸Y1が切断されることになる。同様に、カッター部
材S’を構成する略V字状のレバーs4’のカムローラ
ーs7’も、カッター駆動用カムs6’の小径部に移動
し、従って、可動刃s3’が、コイルスプリングs8’
により、固定刃s2’方向に回動し、可動刃s3’と固
定刃s2’との間に挿入されている上糸Y2がされるこ
とになる。このカッター部材S、S’による下糸Y1と
上糸Y2の切断作業の際には、下糸Y1を把持している
クランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパー
c6とは、その位置を変えないように、第1クランパー
c1のカムローラーc4は、下糸Y1を把持した位置と
同じ径を有する第1クランパー駆動用カムc3の領域に
当接しており、また、第2クランパーc6のカムローラ
ーc9も、下糸Y1を把持した位置と同じ径を有する第
2クランパー駆動用カムc8の領域に当接しており、同
様に、上糸Y2を把持しているクランプ部材C’の第1
クランパーc1’と第2クランパーc6’とも、その位
置を変えないように、第1クランパーc1’のカムロー
ラーc4’は、上糸Y2を把持した位置と同じ径を有す
る第1クランパー駆動用カムc3’の領域に当接してお
り、また、第2クランパーc6’のカムローラーc9’
も、上糸Y2を把持した位置と同じ径を有する第2クラ
ンパー駆動用カムc8’の領域に当接している。なお、
本実施例においては、固定刃s2、s2’の間に、可動
刃s3、s3’が位置するように構成されており、下糸
Y1を切断するために、可動刃s3が、外側に位置する
固定刃s2方向に回動し、また、上糸Y2を切断するた
めに、可動刃s3’が、外側に位置する固定刃s2’方
向に回動することになり、従って、可動刃s3、3’
が、固定刃s2、2’方向に回動した際には、一対の並
設されたカッター部材S、S’間に大きな空間が形成さ
れるので、後述する下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断
端との突き合わせ部分に配置される樹脂液供給部材Pや
紫外線照射部材Hの作業の邪魔になるようなことがな
い。更に、可動刃s3、s3’が、固定刃s2、s2’
より、下糸Y1及び上糸Y2の糸継ぎされる側、即ち、
突き合わされる切断端側に位置しているので、可動刃s
3、s3’が、それぞれ、下糸Y1と上糸Y2とを切断
した後、切断された下糸Y1と上糸Y2の突き合わされ
る側の切断端に接触することがなく、従って、突き合わ
される側の下糸Y1と上糸Y2の先端部が曲がるような
ことがなく、後述する下糸Y1の切断端と上糸Y2の切
断端の突き合わせを正確に、且つ、確実に行うことがで
きる。
【0024】次に、主として、図9及び図10を用い
て、クランプ部材C、C’による下糸Y1の切断端と上
糸Y2の切断端の突き合わせ作業について説明する。
【0025】図8に示されている状態から、更に、カム
駆動軸Dを、時計方向に回転させる。すると、カムロー
ラーc4が、第1クランパー駆動用カムc3の大径部に
移動するとともに、カムローラーc9が、第2クランパ
ー駆動用カムc8の小径部に移動し、下糸Y1を把持し
ているクランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クラ
ンパーc6とが、その把持を解除することなく、同時
に、時計方向に回動する。同様に、カムローラーc4’
が、第1クランパー駆動用カムc3’の大径部に移動す
るとともに、カムローラーc9’が、第2クランパー駆
動用カムc8’の小径部に移動し、上糸Y2を把持して
いるクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2ク
ランパーc6’とが、その把持を解除することなく、同
時に、反時計方向に回動する。上記の下糸Y1を把持し
ているクランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クラ
ンパーc6の時計方向への回動と、上糸Y2を把持して
いるクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2ク
ランパーc6’の反時計方向への回動により、下糸Y1
の切断端と上糸Y2の切断端が接近し、クランプ部材C
の第1クランパーc1と第2クランパーc6とに把持さ
れている下糸Y1の切断端と、クランプ部材C’の第1
クランパーc1’と第2クランパーc6’とに把持され
ている上糸Y2の切断端とが、突き合わされ、対峙する
ように構成されている。このように、下糸Y1と上糸Y
2を把持する一対のクランプ部材C、C’を同一構造と
するとともに、第1クランパーc1、c1’及び第2ク
ランパーc2、c2’を、共通の軸f2を中心に回動さ
せるとともに、第1クランパー駆動用カムc3、c3’
及び第2クランパー駆動用カムc8、c8’を、同一の
駆動軸Dに取着し、且つ、同一のモーターMにより駆動
するように構成したので、第1クランパー駆動用カムc
3、c3’及び第2クランパー駆動用カムc8、c8’
の形状を、適宜、設定することにより、下糸Y1の切断
端と上糸Y2の切断端との水平方向の位置を、正確に一
致させることができる。また、下糸Y1と上糸Y2は、
同じ高さの上面を有する基準ブロックB1、B2に載置
されているので、クランプ部材Cの第1クランパーc1
と第2クランパーc6とによる下糸Y1の垂直方向の把
持位置、換言すれば、把持高さと、クランプ部材C’の
第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とによる
上糸Y2の垂直方向の把持位置、換言すれば、把持高さ
とが、正確に一致しており、従って、カッター部材Sに
より切断された下糸Y1の切断端と、カッター部材S’
により切断された上糸Y2の切断端とが、正確に突き合
わされることになる。
【0026】上述したように、下糸Y1の切断端と上糸
Y2の切断端とが、実質的に、完全に一致した後、モー
ターMの駆動を停止し、カム駆動軸Dの回転を停止す
る。
【0027】次いで、図1や図9に示されている状態か
ら、樹脂液供給部材Pの台座p1を、突き合わされた下
糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端の方向に前進させ
て、図11や図12に示されているように、糸押え部材
p6の導入管p6bを、ストッパーp8の凹部p8aに
挿入するとともに、糸押え部材p6の筒部p6aの前面
p6a’を、ストッパーp8に当接させる。糸押え部材
p6の筒部p6aの前面p6a’が、ストッパーp8に
当接した状態においては、図13に示されているよう
に、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’が、
突き合わされた下糸Y1の切断端付近と上糸Y2の切断
端付近とに接触或いは実質的に接触するように構成され
ている。このようなストッパーp8を、機台Fに配設し
たので、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’
を、確実に、しかも、正確に、突き合わされた下糸Y1
の切断端付近と上糸Y2の切断端付近とに接触或いは実
質的に接触するように配置することができる。
【0028】樹脂液供給部材Pの台座p1を、更に前進
させて、注射器状の容器p2の針状先端部p2aを、図
14に示されているように、糸押え部材p6の筒部p6
aと容器p2との間に配置されたコイルスプリングp7
を圧縮しながら、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端
との突き合わせ部に接近させる。その後、シリンダーp
5を作動させて、ピストンロッドp4に取着されている
プランジャーp3を進出させることにより、容器p2の
針状先端部p2aから、紫外線硬化樹脂液を排出させ
て、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わ
せ部分に付着させる。
【0029】その後、台座p1を後退させて、台座p1
に配設されている容器p2やシリンダーp5を後退させ
るが、暫くの間は、コイルスプリングp7の反発力によ
り、糸押え部材p6の筒部p6aの前面p6a’は、ス
トッパーp8に当接しているので、図15に示されてい
るように、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6
b’は、依然として、突き合わされた下糸Y1の切断端
付近と上糸Y2の切断端付近とに接触或いは実質的に接
触している。従って、紫外線硬化樹脂液の粘性により、
容器p2の針状先端部p2aの後退に追従して、突き合
わされた下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とが、容
器p2の後退方向に移動しようとしても、下糸Y1の切
断端と上糸Y2の切断端とは、糸押え部材p6の導入管
p6bの先端p6b’により、その移動が阻止され、下
糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ状態
が乱れるようなことはない。容器p2の針状先端部p2
aが、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合
わせ部から完全に離れた後に、コイルスプリングp7の
反発力が消滅し、糸押え部材p6の筒部p6aの前面p
6a’が、ストッパーp8から離反し、樹脂液供給部材
Pが、図1や図9に示されている元の待機位置に戻るよ
うに構成されている。樹脂液供給部材Pが、待機位置に
戻った状態で、台座p1の後退を停止させる。
【0030】上述したように、紫外線硬化樹脂液の粘性
により、容器p2の針状先端部p2aの後退に追従し
て、突き合わされた下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断
端とが、容器p2の後退方向に移動しようとしても、下
糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とは、糸押え部材p
6の導入管p6bの先端p6b’により、その移動が阻
止されるように構成されているので、下糸Y1の切断端
と上糸Y2の切断端との突き合わせ部がずれて、下糸Y
1の切断端と上糸Y2の切断端との接合部の強力が低下
し、再度、接合部において、糸が切断したり、或いは、
下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部
が完全にずれて、糸継ぎが失敗するようなことが防止で
きる。
【0031】次いで、紫外線照射部材Hの先端部h1
を、紫外線硬化樹脂液が付着された下糸Y1の切断端と
上糸Y2の切断端との突き合わせ部分に移動させるとと
もに、紫外線を、突き合わせ部分に照射して、下糸Y1
の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部分に付着
された紫外線硬化樹脂液を硬化させることにより、下糸
Y1と上糸Y2との糸継ぎ作業が完了することになる。
その後、紫外線照射部材Hは、待機位置に戻す。
【0032】下糸Y1と上糸Y2との糸継ぎ作業が完了
した後、モーターMの駆動を再開して、下糸Y1を把持
するためのクランプ部材Cの第1クランパー駆動用カム
c3と第2クランパー駆動用カムc8及び下糸Y1を切
断するためのカッター部材Sのカッター駆動用カムs6
を、図4(a)(b)に示されている元の待機位置に戻
すとともに、上糸Y2を把持するためのクランプ部材
C’の第1クランパー駆動用カムc3’と第2クランパ
ー駆動用カムc8’及び上糸Y2を切断するためのカッ
ター部材S’のカッター駆動用カムs6’を元の待機位
置に戻す。
【0033】上述したように、下糸Y1を把持する下糸
用クランプ部材Cを構成する第1クランパーc1と第2
クランパーc6及び上糸Y2を把持する上糸用クランプ
部材C’を構成する第1クランパーc1’と第2クラン
パーc6’とを、共通の軸f2に枢支するとともに、下
糸Y1を把持した下糸用クランプ部材Cの第1クランパ
ーc1と第2クランパーc6と、上糸Y2を把持した上
糸用クランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2ク
ランパーc6’とが、互いに接近する方向に、上記の共
通の軸f2を中心に回動するように構成したことによ
り、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との正確な突
き合わせを行うことができるとともに、突き合わせ作業
を短時間に行うことができる。
【0034】また、一対の糸クランプ・切断ユニット
U、U’を挟むように、同じ高さの上面を有する基準ブ
ロックB1、B2を配設し、下糸Y1と上糸Y2とを、
基準ブロックB1、B2の上面に載置するように構成し
たので、下糸用クランプ部材Cに把持される下糸Y1の
高さと、上糸用クランプ部材C’に把持される上糸Y2
の高さを、正確に一致させることができ、従って、下糸
Y1の切断端と上糸Y2の切断端との正確な突き合わせ
が可能となる。
【0035】更に、糸押え部材p6の筒部p6aと容器
p2との間にコイルスプリングp7を配設するという簡
単な構成により、台座p1を後退させて、台座p1に配
設されている容器p2やシリンダーp5を後退させて
も、暫くの間は、コイルスプリングp7の反発力によ
り、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’が、
突き合わされた下糸Y1の切断端付近と上糸Y2の切断
端付近とに接触或いは実質的に接触しているので、従っ
て、紫外線硬化樹脂液の粘性により、容器p2の針状先
端部p2aの後退に追従して、突き合わされた下糸Y1
の切断端と上糸Y2の切断端とが、容器p2の後退方向
に移動するようなことがなく、下糸Y1の切断端と上糸
Y2の切断端との突き合わせ状態がずれるようなこと
を、確実に防止することができる。
【0036】更にまた、クランプ部材C、C’及びカッ
ター部材S、S’を挟むように、一対のテンサーT、
T’を配設し、下糸Y1と上糸2とを、テンサーT、
T’により、軽くテンションが掛かった状態で把持する
ようにしたので、カッター部材S、S’による下糸Y1
と上糸Y2の切断を確実に行うことができる。
【0037】なお、上述した実施例においては、突き合
わせ部分に塗布する樹脂液として、紫外線硬化樹脂を用
いたが、熱硬化性樹脂を用いることもできる。この場合
には、当然のことながら、塗布された樹脂液を硬化させ
るために、紫外線照射部材Hに代えて、熱風噴射装置を
用いることになる。
【0038】なお、上述した実施例には、テンサーT、
T’が配設された例が示されているが、テンサーT、
T’の重要な機能は、上述したように、クランプ部材
C、C’に挟持された下糸Y1と上糸2とを、テンサー
T、T’により、軽くテンションが掛かった状態で把持
することにより、カッター部材S、S’による下糸Y1
と上糸Y2の切断を確実に行うことであるので、自動ワ
インダーにおける糸継ぎ作業のように、下糸Y1が、中
継ぎパイプに吸引保持され、また、上糸Y2が、サクシ
ョンマウスに吸引保持され、下糸Y1及び上糸Y2に、
軽くテンションが掛かっている場合には、上方のテンサ
ーT、下方のテンサーT’を省略することができる。こ
のような場合には、カッター部材S、S’により切断さ
れた不用な下糸Y1及び上糸Y2は、それぞれ、サクシ
ョンマウスや中継ぎパイプを経て、廃糸ダクトに吸引さ
れることになる。
【0039】更に、上述した実施例には、樹脂液供給部
材Pが、注射器状の容器p2と容器p2内に挿入された
プランジャーp3とから構成されており、シリンダーp
5を作動させて、ピストンロッドp4に取着されている
プランジャーp3を進出させることにより、容器p2の
針状先端p2aから、紫外線硬化樹脂液を排出するよう
に構成されている例が示されているが、シリンダーp5
やピストンロッドp4やプランジャーp3等を省略し、
紫外線硬化樹脂液が収容されている容器p2内に、電磁
バルブ等で制御される圧縮空気を瞬間的に供給し、容器
p2の針状先端p2aから、紫外線硬化樹脂液を排出す
るように構成することもできる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0041】樹脂液供給部材の樹脂液が収容された容器
が、前記突き合わせ部から後退する際に、突き合わされ
た糸の切断端付近に接触或いは実質的に接触して、突き
合わされた糸の切断端の移動を阻止する糸押え部材を配
設したので、糸の切断端の突き合わせ部がずれて、糸の
接合部の強力が低下し、再度、接合部において、糸が切
断したり、或いは、糸の切断端の突き合わせ部が完全に
ずれて、糸継ぎが失敗するようなことが防止できる。
【0042】樹脂液が収容された容器が、2本の糸の切
断端の突き合わせ部方向に前進した際に、糸押え部材の
先端が、前記突き合わせ部に、接触或いは実質的に接触
する位置に停止するように、ストッパーを配設したの
で、糸押え部材の先端を、確実に、しかも、正確に、突
き合わされた糸の切断端付近に接触或いは実質的に接触
するように配置することができる。
【0043】糸押え部材と樹脂液が収容された容器との
間にコイルスプリングを配設するという簡単な構成によ
り、樹脂液が収容された容器を後退させても、暫くの間
は、コイルスプリングの反発力により、糸押え部材の先
端が、突き合わされた糸の切断端付近に接触或いは実質
的に接触しているので、従って、樹脂液の粘性により、
樹脂液が収容された容器の後退に追従して、突き合わさ
れた糸の切断端が、樹脂液が収容された容器の後退方向
に移動するようなことがなく、糸の切断端の突き合わせ
状態がずれるようなことを、確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の糸継ぎ装置の斜視図である。
【図2】図2は本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図3】図3は接合される2本の糸が配置された状態の
図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図4】図4は本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ
部材とカッター部材の作動を説明するためのクランプ部
材とカッター部材の正面図である。
【図5】図5は本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ
部材とカッター部材の作動を説明するための図2と同様
の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図6】図6は図4に続く本発明の糸継ぎ装置を構成す
るクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための
クランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図7】図7は図5に続く本発明の糸継ぎ装置を構成す
るクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための
図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図8】図8は図6に続く本発明の糸継ぎ装置を構成す
るクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための
クランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図9】図9は図7に続く本発明の糸継ぎ装置を構成す
るクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための
図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図10】図10は図8に続く本発明の糸継ぎ装置を構
成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するた
めのクランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図11】図11は本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂
液供給部材の作動を説明するための図2と同様の本発明
の糸継ぎ装置の平面図である。
【図12】図12は本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂
液供給部材の作動を説明するための一部断面を含む作動
説明図である。
【図13】図13は図12に続く本発明の糸継ぎ装置を
構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断
面を含む作動説明図である。
【図14】図14は図13に続く本発明の糸継ぎ装置を
構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断
面を含む作動説明図である。
【図15】図15は図14に続く本発明の糸継ぎ装置を
構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断
面を含む作動説明図である。
【符号の説明】
B1、B2・・・・・・・・・・基準ブロック C、C’・・・・・・・・・・・クランプ部材 H・・・・・・・・・・・・・・紫外線照射部材 P・・・・・・・・・・・・・・樹脂液供給部材 S、S’・・・・・・・・・・・カッター部材 T、T’・・・・・・・・・・・テンサー U、U’・・・・・・・・・・・糸クランプ・切断ユニ
ット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の糸の切断端を突き合わせるととも
    に、突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、突き合わせ部
    に塗布された樹脂液を硬化して、糸継ぎを行うようにし
    た糸継ぎ装置において、樹脂液供給部材の樹脂液が収容
    された容器が、前記突き合わせ部から後退する際に、突
    き合わされた糸の切断端付近に接触或いは実質的に接触
    して、突き合わされた糸の切断端の移動を阻止する糸押
    え部材を配設したことを特徴とする糸継ぎ装置。
  2. 【請求項2】樹脂液が収容された容器が、2本の糸の切
    断端の突き合わせ部方向に前進した際に、糸押え部材の
    先端が、前記突き合わせ部に、接触或いは実質的に接触
    する位置に停止するように、ストッパーを配設したこと
    を特徴とする請求項1に記載の糸継ぎ装置。
  3. 【請求項3】糸押え部材と容器との間に、コイルスプリ
    ングを配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の糸継ぎ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105951224A (zh) * 2016-04-22 2016-09-21 东华大学 一种配合胶粘法的接头剪切装置及剪切方法

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