JP2002234179A - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置

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JP2002234179A
JP2002234179A JP2001033598A JP2001033598A JP2002234179A JP 2002234179 A JP2002234179 A JP 2002234179A JP 2001033598 A JP2001033598 A JP 2001033598A JP 2001033598 A JP2001033598 A JP 2001033598A JP 2002234179 A JP2002234179 A JP 2002234179A
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ink
print cartridge
needle
lever
carriage
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Toshihiro Sasaki
俊博 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリッジに対し着脱可能に搭載されるプリ
ントカートリッジにインクタンクからインクをチューブ
を介して供給する液体噴射装置において、プリントカー
トリッジのキャリッジへの装着操作とインク供給系の接
続操作の誤操作をユーザーに容易にかつ確実に認識さ
せ、操作レバーの誤操作を防止する。 【解決手段】 ヘッドセットレバー21の操作によりプ
リントカートリッジ3をキャリッジ2の装着位置へ移動
させ固定する前に、ニードル移動レバー22を作動させ
てニードル保持部材30を移動させると、インクニード
ル31はプリントカートリッジ3に接近して相互接続部
材15の上方に設けられた誤操作防止リブ14bに当接
する。これにより、ヘッドセットレバー21がプリント
カートリッジ3を介して回動して、ニードル移動レバー
22とヘッドセットレバー21が回転途中で係合して動
作不能となり、ユーザーに両レバーの誤操作を認識させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントカートリ
ッジをキャリッジ上に着脱自在に装着する液体噴射装置
に関し、特に、プリントカートリッジを移動させて固定
するためのレバーとプリントカートリッジにインクタン
クからのインクを供給するためのインクニードルを接続
するためのレバーを誤って操作をしたときに操作を完了
させないための誤操作防止手段を備える液体噴射装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画
像記録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラスチック
薄板等の記録媒体上に画像を形成するように構成されて
おり、これらの画像記録装置は、記録方式により、イン
クジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザー
ビーム式等に分類することができ、その中でも、インク
ジェット方式を採用した液体噴射装置は、吐出ヘッド
(液体噴射ヘッド)からインク等の液体を記録媒体に吐
出させて記録を行うように構成され、高精細な画像を記
録することができ、ノンインパクト方式であるため騒音
が少なく、しかも、多色のインクを使用してカラー画像
を記録することが容易であるなどの利点を有している。
【0003】この液体噴射装置は、記録媒体に沿って走
査方向に移動するキャリッジ上に着脱自在に搭載した液
体噴射ヘッド(吐出ヘッド)によって画像を記録し、1
行分の記録を終了した後に記録媒体の所定量の送り(副
走査方向)を行い、その後に再び停止した記録媒体に対
して、次の行の画像を記録するという動作を繰り返すこ
とにより、記録媒体全体に対して記録を行うように構成
されている。
【0004】このような従来の液体噴射装置において
は、内部にインクを貯留したインクタンクを液体吐出ヘ
ッドとともにキャリッジに搭載する型式と、インクタン
クをキャリッジとは別の適宜の場所に配置してインクタ
ンク内のインクを配管(チューブ)を通して液体吐出ヘ
ッドへ供給するインク供給系を備えた型式のものがあ
る。
【0005】前者の型式においては、インクタンクは液
体吐出ヘッドとともにキャリッジに搭載されているの
で、インク供給系は構成が比較的簡単であるが、インク
タンクの容量(重量)に制限が生じてしまう。特に、最
近のフォト画像に対応したプリンタでは、濃度を薄くし
たインクを追加し全部で6色にする場合が多く、なおさ
ら1色あたりのタンク容量が小さくなってしまう。その
ため、インクタンクを頻繁に交換しなければならないと
いう不都合があった。
【0006】一方、後者の型式においては、インクタン
クから液体吐出部(記録部)へインクを供給するチュー
ブを備えたインク供給系が必要となり、インク供給系の
構成が複雑になるが、インクタンクを装置本体のいずれ
か適宜な位置に配置できるので、インクタンクの容量
(重量)を大きくしてもなんら問題がなく、そのため、
大型の液体噴射装置には必須の要件となっている。さら
に、単位体積当たりのインク単価が下がり、ランニング
コストが下がるという利点もある。
【0007】このように液体吐出ヘッドを搭載するキャ
リッジの外にインクタンクを配置し、インクタンク内の
インクを液体供給系のチューブを通して液体吐出ヘッド
に供給する型式の液体噴射装置において、液体吐出ヘッ
ドを交換可能とし、一色分のみの液体吐出ヘッドとサブ
タンク(インク溜め)とを備えたプリントカートリッジ
を構成し、それをキャリッジに着脱自在に装填すること
によりインク供給系の接続を行うものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一色でプリントカート
リッジを構成した場合、キャリッジへの装填力は軽減さ
れるものの、プリントカートリッジの各辺の長さが短く
キャリッジに対する位置決め精度を向上させるのが難し
く印刷品位が低いという問題や、一色ごとに個別の構造
体とするため記録ヘッド間の距離を小さくすることがで
きず、所定範囲を印刷するためにはキャリッジの移動範
囲を大きくする必要があった。そのため、装置本体のサ
イズが大きくなるといった問題やスループットが低下す
るという問題があった。
【0009】この問題を解決するためには、多色でプリ
ントカートリッジを構成することが好適な手段である。
しかしながら、多色でプリントカートリッジを構成した
構造では、各色のインクタンクからプリントカートリッ
ジの各液体吐出ヘッドへインクを供給する複数のインク
供給系のジョイント構造が必要で、プリントカートリッ
ジをキャリッジに搭載して固定する手段や固定されたプ
リントカートリッジにインクを供給できるようにジョイ
ント構造を連結させる手段が必要となり、そして、プリ
ントカートリッジをキャリッジ上に固定のための操作
と、インクタンクのインクをプリントカートリッジに供
給するためのジョイント構造を接続する操作を必要とす
るが、これらの操作は通常別々に行うように構成されて
いる。そのために、これらの操作はその順番を誤って行
われる可能性がある。このような誤操作を行った場合に
は、インク供給系の適確な接続ができずインクの漏洩を
生じさせてインクの不吐出に至る場合があり、さらに
は、インク供給系のジョイント構造やプリントカートリ
ッジの構成部品を損傷あるいは破損させる可能性が生じ
る。しかしながら、従来は、このような誤操作を防止す
るための対策が講じられていなかった。
【0010】そこで、本発明は、前述した従来技術の有
する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、キャ
リッジに対し着脱可能に搭載されるプリントカートリッ
ジにインクタンクからインクをチューブを介して供給す
るインク供給系を有する液体噴射装置において、プリン
トカートリッジのキャリッジへの装着操作とインク供給
系の接続操作の誤操作をユーザーが容易にかつ確実に認
識できる簡単な誤動作防止手段を備えた液体噴射装置を
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液体噴射装置は、液滴を吐出する吐出ヘッ
ド部を備えたプリントカートリッジを走査移動するキャ
リッジに対し着脱可能に搭載するとともに、前記プリン
トカートリッジにインクタンクからインクをチューブを
介して供給することができるようにチューブ側に接続さ
れたインクニードルとプリントカートリッジ側の相互接
続部材とを分離可能に接続連通する液体噴射装置におい
て、前記プリントカートリッジを前記キャリッジの所定
の装着位置へ移動させ固定する第1のレバーおよび前記
インクニードルを保持するニードル保持部材を移動させ
て該インクニードルを前記プリントカートリッジ側の相
互接続部材に接続するための第2のレバーをそれぞれ前
記キャリッジに回転可能に軸支し、前記プリントカート
リッジが前記第1のレバーの作動により固定されていな
い状態で、前記第2のレバーを作動させたとき、前記第
1のレバーと前記第2のレバーを係合させて動作不能と
なるようにして前記両レバーの誤操作を防止するように
構成されていることを特徴とする。
【0012】本発明の液体噴射装置においては、前記プ
リントカートリッジが所定の装着位置に固定されていな
い姿勢にある状態で前記インクニードルを近接させたと
きに該インクニードルに係合する形状が前記プリントカ
ートリッジの相互接続部材の近傍に設けられていること
が好ましい。
【0013】本発明の液体噴射装置において、前記プリ
ントカートリッジは、受信した電気信号に応じて液滴を
吐出する吐出ヘッド部と、該吐出ヘッド部へ供給するイ
ンクを一時的に保持するサブタンクおよび該サブタンク
を吐出ヘッド部へ接続するインク流路を形成するカート
リッジ本体部と、前記チューブ側に接続されたインクニ
ードルが挿入されることにより前記インクタンクからの
インクを受容する相互接続部材を嵌入した円筒状突出部
および前記カートリッジ本体部に接合されて前記サブタ
ンクへのインク流路を構成する平板状部分とで形成され
たインク流入部材とからなり、前記インク流入部材の円
筒状突出部の先端部に、前記プリントカートリッジが所
定の装着位置に固定されていない姿勢にある状態で前記
インクニードルを近接させたときに該インクニードルに
係合する形状が設けられていることが好ましく、また、
前記インク流入部材の円筒状突出部の先端部に設けられ
たインクニードルに係合する形状は、該円筒状突出部の
上部に形成された凸状リブであることが好ましい。
【0014】本発明の液体噴射装置において、前記イン
ク流入部材には複数の相互接続部材が形成され、前記イ
ンクニードルは各相互接続部材にそれぞれ対応するよう
に前記ニードル保持部材に複数形成されていることが好
ましい。
【0015】
【作用】本発明によれば、プリントカートリッジが第1
のレバー(ヘッドセットレバー)によりキャリッジ上の
装着位置に固定されていない状態で、誤って第2のレバ
ー(ニードル移動レバー)を動作させたとしても、第1
のレバーと第2のレバーが回動途中で係合して、動作不
能となるような構成とすることにより、操作を完了する
ことができないのみならず、異常な形で第1のレバーと
第2のレバーが係合することにより、ユーザーにレバー
操作の順番を誤ったことを確実に認識させることができ
る。
【0016】これにより、インクニードルと相互接続部
材の不完全な接続連通によるインクの漏洩を防止し、イ
ンクニードルや相互接続部材等の破損や損傷を未然に防
ぐとともに、インクニードルと相互接続部材等のインク
供給接続部の破損や損傷を防ぎ、インク供給接続部の安
全性を確保することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1は、本発明の液体噴射装置の概略的な
構成図であり、図2は、本発明の液体噴射装置のプリン
トカートリッジの構成を示す図であって、同(a)はプ
リントカートリッジの断面図、同(b)は同じく右側面
図であり、図3は、本発明のプリントカートリッジにお
けるインク流入部材の相互接続部材を説明する図であ
り、同(a)はインク流入部材の拡大断面図、同(b)
は相互接続部材の左方向から見た側面図、同(c)は相
互接続部材とインクニードルとの関係を示す図である。
図4は、本発明の液体噴射装置のキャリッジの概略的な
構成図であり、プリントカートリッジの着脱可能な状態
を示し、図5の(a)および(b)は本発明の液体噴射
装置のキャリッジに搭載されるニードル保持部材の縦断
面図と一部破断して示す平面図である。
【0019】図1に図示する本発明の液体噴射装置1に
おいて、複数組の液吐出口を備えた吐出ヘッド部(図1
には不図示)を有するプリントカートリッジ3は、キャ
リッジ2上に着脱自在に搭載され、キャリッジ2は、ガ
イドシャフト4にスライド自在に装着されて図示しない
駆動手段により駆動され、プリントカートリッジ3を主
走査方向に移動させる。プリントカートリッジ3に対向
する下方位置には、印刷用紙等の記録媒体Pを保持する
プラテンボード5が配置されており、このプラテンボー
ド5で保持される記録媒体Pは媒体搬送手段であるフィ
ードローラ等(不図示)により副走査方向に順次搬送さ
れる。また、フレームの一側には、複数のインクタンク
6が配置され、インク供給チューブ7を介してプリント
カートリッジ3に接続される。図1においては、4個の
インクタンクが配置されており、各インクタンク6には
それぞれ色の異なるインク(例えば、ブラック、イエロ
ー、マゼンタ、シアンの4色のインク)が収容されてお
り、それぞれのインクタンク6に接続されたインク供給
チューブ7を介してプリントカートリッジ3の吐出ヘッ
ド部の各液吐出口へそれぞれ供給される。
【0020】キャリッジ2に着脱自在に搭載されるプリ
ントカートリッジ3は、図2の(a)および(b)に図
示するように、複数組の液吐出口と液流路および記録素
子等(不図示)からなり記録データに応じて複数組の液
吐出口からそれぞれインク液滴を吐出するように構成さ
れた吐出ヘッド部10と、吐出ヘッド部10に連通して
液体を一時的に貯留するサブタンク12、サブタンク1
2に一時的に貯留されているインクを吐出ヘッド部10
に供給するためのインク流路12aおよびサブタンク1
2へインクを流入させるためのインク流入溝12b等が
形成されたカートリッジ本体部3aと、インクタンク6
から供給されるインクを受容してサブタンク12へ流入
させるためのインク流入部材13と、外部からの電気信
号を吐出ヘッド部10へ入力する配線基板11等から構
成され、サブタンク12とインク流路12aの間にはフ
ィルター12cが配置されている。
【0021】インク流入部材13は、サブタンク12に
インクを流入させるインク流入溝12bの一面を覆って
インク流路を形成するための平板状部分13aと、一列
状に配置された複数(本実施例では4個)の円筒状の突
出部14とを有し、平板状部分13aがプリントカート
リッジ3の本体部3aの一面に振動溶着(超音波溶着)
等により接合されてプリントカートリッジ3と一体化さ
れている。複数の円筒状突出部14は、それぞれ、先端
部に後述するニードル保持部材30のインクニードル3
1が挿入できるようにインクニードル31の外径よりも
大きい穴14aが形成され、その穴14aの周囲の上方
部分には誤操作防止リブ14bが一体的に形成されてい
る。この誤操作防止リブ14bは、プリントカートリッ
ジ3をキャリッジ2を装着しそしてインク供給系を接続
する際に操作することが必要な2本の操作レバー(後述
するヘッドセットレバー21とニードル移動レバー2
2)の操作順序を誤った際に、進出してくるインクニー
ドル31の先端に当接する部位に設けられている。
【0022】また、円筒状の突出部14の内側には、ゴ
ムや軟質樹脂等で成形された円筒形状の相互接続部材1
5が嵌入されており、相互接続部材15は、図3の
(a)〜(c)に示すように、その一端にはインクニー
ドル31の外径(D)より小さい径(d)を有する小孔
15aが形成され、小孔15aのインクニードル31を
挿入する側にはテーパが設けられている。また、小孔1
5aのインクニードル31を挿入する方向から見て奥に
閉鎖薄膜16が配設され、この閉鎖薄膜16は、図3の
(b)に示すように、小孔15aの内径に相当する範囲
に一本または複数本のスリット16aが切り込まれてい
る。
【0023】このように相互接続部材15を構成するこ
とにより、インクニードル31が相互接続部材15に接
続される際には、インクニードル31は、相互接続部材
15の小孔15aを拡開しながら通過し、さらに閉鎖薄
膜16のスリット16aを押し広げて挿入される。イン
クニードル31が小孔15aに挿入される際にインクニ
ードル31の外側面と小孔15aの内側面との面接触に
より密閉が確保される。ここで、小孔15aの長さt2
は、インクニードル31との面接触を保持できるように
1mm以上とすることが好ましい。さらに、スリット1
6aが切り込まれた閉鎖薄膜16を設けることにより、
インクニードル31を相互接続部材15から切り離した
際に、閉鎖薄膜16のスリット16aは弾性力によって
元の状態に復帰して閉鎖することにより、カートリッジ
本体部3a内のサブタンク12に一時的に貯留されてい
るインクが液吐出口においてメニスカスを保つことがで
き、液吐出口から流れ出ることを防止し、インクの流出
や乾燥、外部からの塵埃の侵入を防止することができ、
プリントカートリッジ3をキャリッジ2等から取り外し
た状態でもインクの漏洩を防止できる。ここで、閉鎖薄
膜16の厚さ(t1)は、インクニードル31の挿入力
およびメニスカスを保つ信頼性に大きく影響するため、
本実施例では、この厚さ(t1 )を0.2mm以上、1
mm以下にすることで、両方の機能を満足することがで
きた。また、閉鎖薄膜16に切り込まれているスリット
16aにおいて、インクニードル31の挿入や取り外し
に際してスリット16aの端部の亀裂等が懸念される
が、スリット16aを切り込む範囲をインクニードル3
1の外径より小さい小孔15aの内径に相当する範囲と
することで亀裂等の懸念もない。
【0024】そして、小孔15aのインクニードル31
を挿入する側にテーパを設けることにより、インクニー
ドル31の挿入時にインクニードル31の先端を常に小
孔15a内に誘導することができ、インクニードル31
の挿入の位置ずれ等によって生じる相互接続部材15の
変形によるインクの漏れをなくすことができる。
【0025】インク流入部材13には、また、図2に示
すように、インクニードル31を相互接続部材15の挿
入する際のガイドおよび位置決めを行うための複数(本
実施例では2個)のガイド用ボス穴17が形成されてお
り、ニードル保持部材30に設けられているガイド用ボ
ス32に対応する。
【0026】プリントカートリッジ3の本体部3aの左
右両側壁の上面には、プリントカートリッジ3をキャリ
ッジ2に対して装着する際に、後述するヘッドセットレ
バー21の回動に応じてプリントカートリッジ3をキャ
リッジ2上の所定の装着位置に移動させて位置付けるこ
とができるように、ヘッドセットレバー21のセットプ
レート21a等と係合する任意の傾斜角をもって形成さ
れた傾斜面18aやロック面18bが設けられている。
【0027】配線基板11には、複数の液吐出口と液流
路および記録素子等から構成される吐出ヘッド部10に
インクを吐出させるための電気信号を印加するための電
気配線11aと、この電気配線端部に位置し本体からの
電気信号を受け取るための外部信号入力端子11bがカ
ートリッジ本体部3aのインク流入部材13と反対側の
面に位置決め固定されている。
【0028】次に、キャリッジ2について図3および図
4を用いて説明する。
【0029】キャリッジ2は、ガイドシャフト4にスラ
イド可能に取り付けるための取付け部2Aと、プリント
カートリッジ3を搭載して位置決めしうるように形成さ
れたカートリッジ収容部2Bと、ニードル保持部材30
をスライド可能に搭載するニードル搭載部2Cとからな
り、プリントカートリッジ3をカートリッジ収容部2B
の所定の装着位置にセットするためのヘッドセットレバ
ー21がキャリッジ2の両側壁部の上部に軸21aを中
心にして回動可能に軸支され、また、ニードル搭載部2
Cの近傍にはニードル保持部材30をスライドさせるた
めのニードル移動レバー22がキャリッジ2に対して軸
22aを中心にして回動可能に軸支されている。また、
キャリッジ2のカートリッジ収容部2Bには、プリント
カートリッジ3をその装着位置に位置決めするために位
置決め部材20aや位置決め部片20bが設けられてお
り、これらに対応してプリントカートリッジ3には位置
決め部材20aに当接する位置決め面19aおよび位置
決め部片20bが係合する位置決め部19bがそれぞれ
形成されており、プリントカートリッジ3をキャリッジ
2のカートリッジ収容部2Bの所定の装着位置へより確
実にそして精度よく装着し位置付けることができるよう
になっている。
【0030】ヘッドセットレバー21は、軸21aを中
心に回動可能にキャリッジ2に取り付けられており、そ
の一部にロックプレート21dと押圧片21eが形成さ
れ、さらに、ばね21cにより付勢されたヘッドセット
プレート21bが組み込まれている。このヘッドセット
プレート21bは、プリントカートリッジ3に形成され
た傾斜面18aに当接係合してプリントカートリッジ3
を所定の装着位置に案内して固定する方向に力を加え
る。このように構成されるヘッドセットレバー21を軸
21aを中心に時計方向に回動させることにより、図8
の(a)〜(c)に示すように、プリントカートリッジ
3をキャリッジ2上の所定の装着位置へ案内して移動さ
せることができる。また、ヘッドセットレバー21の押
圧片21eは、プリントカートリッジ3をキャリッジ2
から取り外す際にプリントカートリッジ3の側壁上部に
当接して所定の装着位置から押し出す作用をする。
【0031】ニードル保持部材30をスライド可能に搭
載するニードル搭載部2Cは、図4においてカートリッ
ジ収容部2Bの右側に配設され、ニードル保持部材30
を左右方向にスライドしうるように一対のガイド体25
が設けられている。
【0032】ニードル保持部材30は、図4の(a)お
よび(b)に示すように、プリントカートリッジ3のイ
ンク流入部材13の相互接続部材15に挿入されインク
の供給を可能にする複数(本実施例では4個)の中空状
のインクニードル31がプリントカートリッジ3の相互
接続部材15に対応して配設され、他方の面には、各イ
ンクタンク6に接続されているインク供給チューブ7が
それぞれ連結される複数の連結部材34が配設され、こ
れらの連結部材34とインクニードル31はニードル保
持部材30の本体内部に設けられたインク流路(不図
示)を介して連通されている。このようにニードル保持
部材30の本体内部にインク流路を形成することによ
り、複数のインクニードル31と複数の連結部材34を
それぞれ任意の位置に適宜配置することが可能となり、
プリントカートリッジ3の複数の相互接続部材15に対
する各色毎のインクニードル31の接続を容易にするこ
とができるとともに複数の連結部材34にそれぞれ接続
する複数のインク供給チューブ7の屈曲領域を適宜確保
することができ、装置本体のサイズを最小化に貢献でき
る。
【0033】また、ニードル保持部材30には、キャリ
ッジ2のニードル搭載部2Cに設けられた一対のガイド
体25に沿って左右方向に移動しうるようにガイド体2
5に係合する摺動部材35が設けられ、そして、ニード
ル保持部材30の両側面にはそれぞれ外方へ突出する軸
部36が設けられている(図5の(b)参照)。この軸
部36には、図4に示すように、ニードル移動レバー2
2に軸22bで回動自在に取り付けられているリンク2
3の一端部が回動自在に取り付けられる。さらに、プリ
ントカートリッジ3のインク流入部材13の複数(2
本)のガイド用ボス穴17に対応して複数のガイド用ボ
ス32が設けられており、また、ガイドカバー33は、
各インクニードル31を保護するとともに、インクニー
ドル31をインク流入部材13の相互接続部材15に挿
入する際に円筒状の突出部14に沿って移動してインク
ニードル31の移動をガイドする。
【0034】図4は、ヘッドセットレバー21は開放位
置にあり、ニードル移動レバー22は退避位置にあっ
て、プリントカートリッジ3の着脱が可能な状態を示す
図であり、このとき、ニードル保持部材30は、ニード
ル移動レバー22によって、図において最も後退した位
置にあり、プリントカートリッジ3を搭載するための間
口を広くしている。この状態からニードル移動レバー2
2を軸22aを中心にして反時計方向に回動させると、
図7に示すように、ニードル保持部材30は、ニードル
移動レバー22の回動に伴いリンク23を介して左方向
にスライドし、図7の(c)に示す位置に移動する。こ
のとき、ニードル保持部材30のインクニードル31は
左方向に最も進出した状態となる。
【0035】次に、プリントカートリッジ3をキャリッ
ジ2に対して着脱する手順について、主に図8および図
9を用いて説明する。
【0036】プリントカートリッジ3をキャリッジ2に
対して搭載する際には、キャリッジ2のヘッドセットレ
バー21およびニードル移動レバー22を図4および図
8の(a)に示す位置に位置付けられている。すなわ
ち、ニードル保持部材30はニードル移動レバー22に
よって右方向に最も後退した位置にあり、プリントカー
トリッジ3を搭載するための間口を広くしている。この
状態で、プリントカートリッジ3を図3に矢印で示すよ
うにキャリッジ2の上方からカートリッジ収容部2Bに
置く。そして、プリントカートリッジ3を所定の装着位
置まで移動させるべく、キャリッジ2に軸21aで軸支
されたヘッドセットレバー21を時計方向に回転させ
る。
【0037】ヘッドセットレバー21の所定の回転角度
より、図8の(b)に示すように、ヘッドセットレバー
21のヘッドセットプレート21bが、プリントカート
リッジ3の両側壁上面に形成された傾斜面18aに当接
し、さらに、ヘッドセットレバー21を回転させると、
ヘッドセットプレート21bは、付勢ばね21cの作用
によりプリントカートリッジ3の傾斜面18aを押し
て、プリントカートリッジ3をキャリッジ2上の所定の
装着位置へ案内して、プリントカートリッジ3の位置決
め面19aをキャリッジ3の位置決め部材20aに当接
させてプリントカートリッジ3を位置決めし、そして、
最終的にヘッドセットレバー21のロックプレート21
dをプリントカートリッジ3のロック面18bに係合さ
せるとともにキャリッジ3の位置決め部片20bをプリ
ントカートリッジ3の位置決め部片19bに係合させる
ことにより、プリントカートリッジ3を所定の装着位置
に位置決めし固定する。このとき、ロックプレート21
dはプリントカートリッジ3のロック面18bに係合す
るとともに、キャリッジ2側の位置決め部材20aや位
置決め部片20bがそれぞれプリントカートリッジ3側
の位置決め面19aや位置決め部19bに係合してプリ
ントカートリッジ3をキャリッジ2のカートリッジ収容
部2Bの装着位置へより確実にそして精度よく装着する
(図8の(c)参照)。
【0038】次いで、図9の(a)および(b)に示す
ように、キャリッジ2に軸22aで軸支されたニードル
移動レバー22を反時計方向に回転させることにより、
リンク23を介して、ニードル保持部材30をプリント
カートリッジ3に近接させていく(図7の(a)および
(b)も参照のこと)。さらに、ニードル移動レバー2
2の回転を進めると、ニードル保持部材30上のインク
ニードル31の先端がプリントカートリッジ3に設けら
れた相互接続部材15への挿入を開始する。同時にニー
ドル保持部材30は、ガイド用ボス32がインク流入部
13のガイド用ボス穴17に挿入されてガイドされ、イ
ンクニードル31の相互接続部材15への進入をスムー
ズにする。インクニードル31は、円筒状の相互接続部
材15の小孔15aを拡開しながら通過し、さらに閉鎖
薄膜16のスリット16aを押し広げて挿入する。そし
て、図9の(c)に示すように、ニードル移動レバー2
2を最大回転位置まで回転させると、相互接続部材15
とインクニードル31の接続が完了する。
【0039】以上のような手順により、ニードル保持部
材30の複数のインクニードル31がプリントカートリ
ッジ3の複数の相互接続部材15にそれぞれ接続される
と、各インクタンク6に収容されているインクは、それ
ぞれ、インク供給チューブ7を介してニードル保持部材
30内のインク流路からインクニードル31を経て、プ
リントカートリッジ3のインク流入部材13へ供給さ
れ、さらにプリントカートリッジ3内のサブタンク12
へ供給され、吐出ヘッド部10へ流れることができる。
【0040】次に、プリントカートリッジ3をキャリッ
ジ2から取り外すときには、前述した装着手順の逆の動
作により取り外すことができる。
【0041】すなわち、先ず、図9の(c)に示す状態
から、ニードル移動レバー22を時計方向に回転させ
て、プリントカートリッジ3の相互接続部材15に挿入
されていたインクニードル31をニードル保持部材30
とともに右方向に移動させて相互接続部材15から引く
抜き、ニードル保持部材30を所定の退避位置まで移動
させる(図8の(c)参照)。
【0042】次いで、ヘッドセットレバー21を反時計
方向に回転させると、図8の(a)に示すように、ヘッ
ドセットレバー21の押圧片21eがプリントカートリ
ッジ3の側壁上部に当接して離脱方向に押して、プリン
トカートリッジ3とキャリッジ2の係合関係を解放さ
せ、プリントカートリッジ3を取り外し可能な状態にす
る。
【0043】次に、プリントカートリッジ3をキャリッ
ジ2に対して装着する際に、ユーザーが誤って操作レバ
ーの順番を逆にしてしまった時の対策について、図6を
参照して説明する。
【0044】プリントカートリッジ3の装着およびイン
ク供給系の接続に際しては、図8および図9を用いて説
明したように、先ず、ヘッドセットレバー21を回動さ
せてプリントカートリッジ3をキャリッジ2の所定の装
着位置に固定保持し、その後に、ニードル移動レバー2
2を回動させて、インクニードル31をプリントカート
リッジ3の方へ移動させて相互接続部材15に挿入接続
して、インク供給系の接続を完成させるように構成され
ているものであるけれども、ユーザーが誤って2本の操
作レバーの順番を逆に操作してしまった時には、インク
ニードル31と相互接続部材15の適確な接続ができ
ず、インクの漏洩を生じさせてインクの不吐出に至る場
合があり、さらには、インク供給系のインクニードル3
1や相互接続部材15、ニードル保持部材30やプリン
トカートリッジ15の構成部品を損傷あるいは破損させ
る可能性が生じる。
【0045】しかしながら、本発明においては、図6に
示すように誤操作を防止するための対策が講じられてい
る。すなわち、図6の(a)に示すように、ヘッドセッ
トレバー21を開放したままで、プリントカートリッジ
3をキャリッジ2上の所定の装着位置に保持固定させる
前に、誤ってニードル移動レバー22を反時計方向に回
転させると、ニードル保持部材30は図6において左方
向に移動して、ニードル保持部材30のインクニードル
31の先端が、固定されていない姿勢にあるプリントカ
ートリッジ3に設けた誤操作防止リブ14bに当接する
(図6の(b)および(c))。この状態からさらにニ
ードル移動レバー22の回転を進めていくと、プリント
カートリッジ3は、その誤操作防止リブ14bがインク
ニードル31に押されて、図中左方向への移動を開始
し、キャリッジ3の位置決め部材20aに当接する部位
を中心に反時計方向に回動する。この回動にしたがっ
て、プリントカートリッジ3の側壁上部に当接していた
ヘッドセットレバー21の押圧片21eが押されて、ヘ
ッドセットレバー21は軸21aを中心にした時計方向
の回転を開始する。そして、ニードル移動レバー22を
さらに反時計方向に回転させると、図6の(d)に示す
ように、ニードル移動レバー22は、時計方向に回転し
てきたヘッドセットレバー21に当接して係合し、ニー
ドル移動レバー22はヘッドセットレバー21とともに
それ以上回転できない回転不能の状態となる。これによ
り、ユーザーは、操作を完了させることができず、レバ
ー操作の順番を間違ったことを容易にかつ確実に認識で
きる。かくして、インクニードル31と相互接続部材1
5の不完全な接続によるインクの漏洩やインクの不吐出
に至ることを未然に防ぐことができ、さらに、インクニ
ードル31や相互接続部材15、さらにはニードル保持
部材30やプリントカートリッジ15の構成部品の損傷
や破損を防ぐことができ、インク供給接続部の安全性を
確保することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリントカートリッジが任意の姿勢にある状態でインク
ニードルを近接させていくときインクニードルに係合す
る形状をプリントカートリッジに形成することにより、
プリントカートリッジが第1のレバー(ヘッドセットレ
バー)により固定されていない状態で、第2のレバー
(ニードル移動レバー)を操作させたとき、第1のレバ
ーと第2のレバーが係合して動作不能となるような構成
とし、動作不能となったときに異常な形で第1のレバー
と第2のレバーが係合することにより、ユーザーにレバ
ー操作の順番を誤ったことを確実に認識させることがで
き、インクニードルと相互接続部材の不完全な接続連通
によるインクの漏洩を防止し、インクニードルや相互接
続部材等のインク供給接続部の破損や損傷を未然に防ぐ
とともに、インク供給接続部の安全性を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体噴射装置の概略的な構成図であ
る。
【図2】本発明の液体噴射装置のプリントカートリッジ
の構成を示す図であり、(a)はプリントカートリッジ
の断面図、(b)は同じく右側面図である。
【図3】本発明のプリントカートリッジにおけるインク
流入部材の相互接続部材を説明する図であり、同(a)
はインク流入部材の拡大断面図、同(b)は相互接続部
材の左方向から見た側面図、同(c)は相互接続部材と
インクニードルとの関係を示す図である。
【図4】本発明の液体噴射装置のキャリッジの概略的な
構成図であり、プリントカートリッジの着脱可能な状態
を示す。
【図5】(a)および(b)は、本発明の液体噴射装置
のキャリッジに搭載されるニードル保持部材の縦断面図
と一部破断して示す上面図である。
【図6】(a)ないし(d)は、本発明の液体噴射装置
において、プリントカートリッジの装着時におけるヘッ
ドセットレバーとニードル移動レバーの操作順番を誤っ
た際の状態を説明するための概略図である。
【図7】本発明の液体噴射装置のキャリッジにおけるニ
ードル保持部材とニードル移動レバーとの関係を示す図
である。
【図8】本発明の液体噴射装置において、キャリッジに
対するプリントカートリッジの着脱手順におけるプリン
トカートリッジを装着する手順を示す概略図である。
【図9】本発明の液体噴射装置において、キャリッジに
対するプリントカートリッジの着脱手順におけるインク
ニードルを接続する手順を示す概略図である。
【符号の説明】
1 液体噴射装置 2 キャリッジ 2A 取付け部 2B カートリッジ収容部 2C ニードル搭載部 3 プリントカートリッジ 4 ガイドシャフト 5 プラテンボード 6 インクタンク 7 インク供給チューブ 10 吐出ヘッド部 11 配線基板 12 サブタンク 13 インク流入部材 13a 平板状部分 14 (円筒状)突出部 14a 穴 14b 誤操作防止リブ 15 相互接続部材 15a 小孔 16 閉鎖薄膜 16a スリット 17 ガイド用ボス穴 18a 傾斜面 18b ロック面 19a 位置決め面 19b 位置決め部 20a 位置決め部材 20b 位置決め部片 21 ヘッドセットレバー 21a 軸 21b ヘッドセットプレート 21c ばね 21d ロックプレート 21e 押圧片 22 ニードル移動レバー 22a 軸 23 リンク 25 ガイド体 30 ニードル保持部材 31 インクニードル 32 ガイド用ボス 34 連結部材 35 摺動部材 36 軸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液滴を吐出する吐出ヘッド部を備えたプ
    リントカートリッジを走査移動するキャリッジに対し着
    脱可能に搭載するとともに、前記プリントカートリッジ
    にインクタンクからインクをチューブを介して供給する
    ことができるようにチューブ側に接続されたインクニー
    ドルとプリントカートリッジ側の相互接続部材とを分離
    可能に接続連通する液体噴射装置において、 前記プリントカートリッジを前記キャリッジの所定の装
    着位置へ移動させ固定する第1のレバーおよび前記イン
    クニードルを保持するニードル保持部材を移動させて該
    インクニードルを前記プリントカートリッジ側の相互接
    続部材に接続するための第2のレバーをそれぞれ前記キ
    ャリッジに回転可能に軸支し、前記プリントカートリッ
    ジが前記第1のレバーの作動により固定されていない状
    態で、前記第2のレバーを作動させたとき、前記第1の
    レバーと前記第2のレバーを係合させて動作不能となる
    ようにして前記両レバーの誤操作を防止するように構成
    されていることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記プリントカートリッジが所定の装着
    位置に固定されていない姿勢にある状態で前記インクニ
    ードルを近接させたときに該インクニードルに係合する
    形状が前記プリントカートリッジの相互接続部材の近傍
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体
    噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記プリントカートリッジは、受信した
    電気信号に応じて液滴を吐出する吐出ヘッド部と、該吐
    出ヘッド部へ供給するインクを一時的に保持するサブタ
    ンクおよび該サブタンクを吐出ヘッド部へ接続するイン
    ク流路を形成するカートリッジ本体部と、前記チューブ
    側に接続されたインクニードルが挿入されることにより
    前記インクタンクからのインクを受容する相互接続部材
    を嵌入した円筒状突出部および前記カートリッジ本体部
    に接合されて前記サブタンクへのインク流路を構成する
    平板状部分とで形成されたインク流入部材とからなり、
    前記インク流入部材の円筒状突出部の先端部に、前記プ
    リントカートリッジが所定の装着位置に固定されていな
    い姿勢にある状態で前記インクニードルを近接させたと
    きに該インクニードルに係合する形状が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の液体噴射装
    置。
  4. 【請求項4】 前記インク流入部材の円筒状突出部の先
    端部に設けられたインクニードルに係合する形状は、該
    円筒状突出部の上部に形成された凸状リブであることを
    特徴とする請求項3記載の液体噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記インク流入部材には複数の相互接続
    部材が形成され、前記インクニードルは各相互接続部材
    にそれぞれ対応するように前記ニードル保持部材に複数
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1項に記載の液体噴射装置。
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