JP2002233836A - 超音波洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents

超音波洗浄装置および洗浄方法

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JP2002233836A
JP2002233836A JP2001028629A JP2001028629A JP2002233836A JP 2002233836 A JP2002233836 A JP 2002233836A JP 2001028629 A JP2001028629 A JP 2001028629A JP 2001028629 A JP2001028629 A JP 2001028629A JP 2002233836 A JP2002233836 A JP 2002233836A
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space
vibration
cleaning liquid
cleaning
incompressible fluid
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Application number
JP2001028629A
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Yuichi Yamamoto
裕一 山本
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動の発振を長時間安定して持続し、
高い洗浄能力を維持する。 【解決手段】 ノズル孔24を有するハウジング25
は、振動可能な仕切板28によって、ノズル孔24に連
なる第1空間26と第2空間27とに仕切られる。ハウ
ジング25には、洗浄液を第1空間26に圧送する洗浄
液供給手段29と、非圧縮性流体を第2空間27に供給
して充填する流体供給手段30とが設けられる。第2空
間27に臨んでハウジング25内に設けられる振動素子
31は、振動手段32によって超音波振動され、第2空
間27内に供給される非圧縮性流体は、振動素子31を
冷却し、振動素子31による超音波振動を仕切板28に
伝播する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被洗浄基板に付着
した微粒子を超音波による振動が付加された洗浄液によ
って洗浄する超音波洗浄装置および洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の製造に用いられる液晶用
ガラス基板は、高い清浄度が必要とされるので、液晶表
示装置の製造工程においては、液晶用ガラス基板を洗浄
する工程がある。液晶用ガラス基板のような高い清浄度
が要求される被洗浄基板を洗浄する方式には、洗浄液の
中に複数枚の被洗浄基板を一度に浸漬して洗浄するディ
ップ方式、および被洗浄基板に向けて洗浄液を噴射して
1枚ごとに洗浄する枚葉方式などがある。最近では、高
い清浄度の被洗浄基板を得ることができるとともに、大
型基板の製造に際してコスト的に有利な枚葉方式が多く
用いられる傾向にある。
【0003】枚葉方式の1つとして、被洗浄基板に噴射
される洗浄液に、たとえば超音波による振動を付加し、
超音波振動による洗浄液の加速および直進流によって、
被洗浄基板から微粒子を除去する洗浄方法が実用化され
ている。超音波を利用した超音波洗浄装置に使用される
超音波振動子には、周波数が低すぎると洗浄液に対する
超音波付加の効果が発現しにくく、また周波数が高すぎ
ると、キャビテーションによる被洗浄基板の損傷が懸念
されるので、1MHz前後の周波数が利用されている。
【0004】図4は、従来の超音波洗浄装置1の構成を
簡略化して示す断面図である。従来の超音波洗浄装置1
に備わる洗浄ノズル2には、洗浄ノズル2に洗浄液を供
給する供給口3と、洗浄液を被洗浄基板に対して噴出す
る噴出口4とが形成される。供給口3から洗浄ノズル2
に供給された洗浄液は、洗浄ノズル内に設けられた突起
片5によって、矢符6に示す方向に流動する。洗浄液
は、振動板7上を通って矢符8に示す方向に流動し、噴
出口4から被洗浄基板に向って噴出される。
【0005】振動板7には、接着剤9によって振動素子
10が接着されている。振動板7は、保持部材11と押
え部材12とによって挟持され、洗浄ノズル2に形成さ
れる噴出口4に対して予め定められた位置に保持され
る。振動素子10の表面および裏面には、電極部13,
14がそれぞれ形成され、一方の電極部13には第1給
電部材15が接続され、他方の電極部14には第2給電
部材16が接続される。第1および第2給電部材15,
16を通じて、図示しない高周波電源から振動素子10
に給電され、振動素子10から超音波が発振される。振
動素子10から発振された超音波は、接着剤9を通じて
振動板7に伝播し、さらに振動板7から洗浄ノズル2内
の洗浄液に伝播される。振動板7によって超音波振動を
付加された洗浄液は、噴出口4から被洗浄基板に向って
噴出され、被洗浄基板表面に付着している微粒子を洗浄
除去する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には、
以下のような問題点がある。振動素子10は、超音波振
動する際に振動エネルギによって発熱する。振動素子1
0に発生する熱は、洗浄ノズル2内を矢符8方向に流れ
る洗浄液に熱伝導するので、振動素子10は洗浄液によ
って冷却される。しかしながら、洗浄液は、洗浄能力を
高めるために、たとえば80℃前後に加温して洗浄ノズ
ル2に供給され、被洗浄基板の洗浄に用いられるので、
振動発熱による振動素子10の温度と洗浄液の温度との
温度勾配が小さくなり、洗浄液による振動素子10の冷
却効果が減殺される。
【0007】振動素子10が充分に冷却されない場合、
振動素子10の温度が高くなることによって性能が劣化
し、超音波振動を発振できなくなることがある。また、
振動素子10を振動板7に接着している接着剤9が、昇
温による熱劣化を生じ、振動素子10が振動板7から剥
離することがある。振動素子10が振動板7から剥離す
ると、振動素子10で発生する超音波振動を、洗浄液に
充分伝播することができなくなるので、洗浄能力が低下
するという問題がある。すなわち、洗浄能力を確保する
ために洗浄液の温度を高くすることによって、超音波洗
浄装置1の装置寿命が低下するという問題がある。
【0008】本発明の目的は、加温された洗浄液を使用
した場合にも、超音波振動の発振を長時間安定して持続
し、良好な洗浄能力を維持することのできる超音波洗浄
装置および洗浄方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ノズル孔を有
するハウジングと、ハウジング内に形成されノズル孔に
連なる第1空間と、第1空間と仕切られる第2空間とを
形成する振動可能な仕切板と、洗浄液を第1空間に圧送
する洗浄液供給手段と、第2空間に非圧縮性流体を供給
して充填する流体供給手段と、ハウジングに固定され第
2空間に臨んで設けられる振動素子と、振動素子を振動
する振動手段とを含むことを特徴とする超音波洗浄装置
である。
【0010】本発明に従えば、ハウジング内には、振動
可能な仕切板によって、ノズル孔に連なる第1空間と、
第1空間と仕切られる第2空間とが形成され、第2空間
には非圧縮性流体が供給し充填される。このことによっ
て、ハウジング内に固定され第2空間に臨んで設けられ
る振動素子は、第2空間に充填された非圧縮性流体によ
って充分冷却されるので、昇温による性能劣化を生じる
ことがなく、長時間安定して超音波振動を発振すること
ができる。また、たとえば振動素子が、接着剤によって
ハウジング内に固定されているとき、接着剤が昇温によ
る熱劣化を起こすことがないので、接着剥離を生じるこ
とがなく、振動素子による超音波振動を洗浄液に確実に
伝播し、洗浄能力を長く維持することができる。すなわ
ち、超音波洗浄装置の洗浄能力を長時間安定して維持す
ることが可能となり、超音波洗浄装置の装置寿命を長く
することができる。
【0011】また本発明は、ハウジングには、第2空間
に連通し、第2空間に非圧縮性流体を供給する供給口
と、第2空間から非圧縮性流体を排出する排出口とが形
成され、供給口の流路断面積A1は、排出口の流路断面
積A2よりも大きく、流路断面積A1>流路断面積A2
であることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、ハウジングには、第2空
間に連通し、第2空間に非圧縮性流体を供給する供給口
と、第2空間から非圧縮性流体を排出する排出口とが形
成され、供給口の流路断面積A1は、排出口の流路断面
積A2よりも大きい。このことによって、第2空間は、
第2空間に供給される非圧縮性流体によって確実に充填
されるので、振動素子による超音波振動は、非圧縮性流
体を通じて確実に仕切板および第1空間の洗浄液に伝播
され、また振動素子の超音波振動により発生する熱は、
非圧縮性流体に確実に伝導し振動素子が冷却される。
【0013】また本発明は、洗浄液を加熱する加熱手段
をさらに含み、加熱手段は、洗浄液の温度T1を、非圧
縮性流体の温度T2を超える値に保つことを特徴とす
る。
【0014】本発明に従えば、洗浄液の温度T1を、非
圧縮性流体の温度T2を超える値に保つので、被洗浄基
板を洗浄する能力を高くすることができる。また、非圧
縮性流体の温度T2は、洗浄液の温度T1未満であり、
たとえば室温で使用することができるので、振動素子お
よび接着剤等を充分に冷却することが可能になる。すな
わち、洗浄液の温度T1を、非圧縮性流体の温度T2を
超える値に保つことによって、高い洗浄能力と、振動素
子および接着剤等を充分に冷却する能力とを備える装置
寿命の長い超音波洗浄装置を得ることができる。
【0015】また本発明は、非圧縮性流体は、前記洗浄
液であることを特徴とする。本発明に従えば、非圧縮性
流体は、前記洗浄液であるので、洗浄液と非圧縮性流体
とを互換使用することができる。また、被洗浄基板の洗
浄に使用された洗浄液が非圧縮性流体に混入しても、逆
に非圧縮性流体が洗浄液に混入しても、組成が同一であ
るので問題なく使用することができる。したがって、洗
浄液および非圧縮性流体を効率的に使用することができ
るので、洗浄コストを低く抑えることが可能となる。
【0016】また本発明は、ノズル孔を有するハウジン
グに洗浄液を供給し、ハウジング内の空間には、仕切板
によってノズル孔とは反対側に振動用空間が形成され、
この振動用空間に臨んで振動素子が設けられ、振動用空
間に非圧縮性流体を充填した状態で、振動用空間に振動
素子によって超音波振動を与え、振動用空間に充填され
た非圧縮性流体および仕切板を通じて洗浄液に超音波振
動を付加し、超音波振動の付加された洗浄液をノズル孔
から被洗浄基板に対して噴出させて被洗浄基板を洗浄す
ることを特徴とする超音波洗浄方法である。
【0017】本発明に従えば、ノズル孔を有するハウジ
ング内の空間には、仕切板によってノズル孔とは反対側
に振動用空間が形成され、この振動用空間に臨んで振動
素子が設けられる。振動用空間には非圧縮性流体が充填
されるので、振動素子は、非圧縮性流体および仕切板を
通じて洗浄液に超音波振動を付加することができる。ま
た振動素子は、非圧縮性流体によって冷却されるので、
熱劣化を起こすことなく長時間安定して超音波を発振す
ることができる。超音波振動の付加された洗浄液をノズ
ル孔から被洗浄基板に対して噴出させることによって、
高い洗浄能力で長時間安定して被洗浄基板を洗浄するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る超音波洗浄装置21の構成を簡略化して示す概略断面
図であり、図2は図1に示す超音波洗浄装置21による
被洗浄基板22の洗浄例を示す概略断面図である。超音
波洗浄装置21は、被洗浄基板22を矢符23にて示す
予め定める方向に搬送しながら枚葉方式で洗浄する装置
であって、ノズル孔24を有するハウジング25と、ハ
ウジング25内に形成されノズル孔24に連なる第1空
間26と、第1空間26と仕切られる第2空間27とを
形成する振動可能な仕切板28と、洗浄液を第1空間2
6に圧送する洗浄液供給手段29と、第2空間27に非
圧縮性流体を供給して充填する流体供給手段30と、ハ
ウジング25に固定され第2空間27に臨んで設けられ
る振動素子31と、振動素子31を振動する振動手段3
2とを含む。
【0019】ハウジング25は、矢符23に示す被洗浄
基板22の搬送方向に直交する幅方向に長く延びる洗浄
ノズル33と、洗浄ノズル33に接して洗浄ノズル33
と平行に延びる第1および第2保持部材34,35とを
含む。洗浄ノズル33は、金属製の中空の部材である。
洗浄ノズル33には、超音波洗浄装置21が被洗浄基板
22の表面に臨んで設置されるとき、前記ノズル孔24
が、被洗浄基板22の洗浄されるべき表面に臨む位置に
形成される。また、洗浄ノズル33には、第1空間26
に連通し、圧送された洗浄液が第1空間26に流入する
流入口36が形成される。
【0020】第1および第2保持部材34,35は、大
略直方体の形状を有する金属製の部材である。第1およ
び第2保持部材34,35には、ハウジング25内方側
の端部に第1および第2切欠き部37,38がそれぞれ
形成され、第1および第2切欠き部37,38と、洗浄
ノズル33の端部39,40とによって仕切板28が挟
持され、ノズル孔24に連なる第1空間26が、ハウジ
ング25内に形成される。
【0021】第1および第2保持部材34,35には、
被洗浄基板22の搬送方向と幅方向とに直交する方向の
中間部分に、第1および第2係止部41,42がそれぞ
れ形成され、第1および第2係止部41,42に対向し
て第1および第2押え部材43,44が設けられる。第
1および第2係止部41,42と第1および第2押え部
材43,44とによって振動板45が挟持され、前記仕
切板28と振動板45とによってハウジング25内に第
2空間27が形成される。
【0022】仕切板28および振動板45は、ともに矩
形の平板形状を有するタンタルなどの金属製部材であ
り、振動素子31から発振される超音波によって振動す
ることができる。仕切板28および振動板45が挟持さ
れる部分には、第1および第2空間26,27を液密に
保つためにシール部材の使用が必要であるけれども、説
明を簡略化するために図示を省略している。またハウジ
ング25は、前記金属製の洗浄ノズル33と第1および
第2保持部材34,35とによって構成されるので、ハ
ウジング25内の第1および第2空間26,27が、液
体によって充填されるとき、その液体中を伝播する超音
波振動によって変形しない程度の剛性を有する。
【0023】ハウジング25内に第2空間27を形成す
る振動板45を介し、第2空間27に臨んで振動素子3
1が設けられる。振動素子31は、たとえばチタン酸バ
リウムなどの圧電材料からなる圧電素子であり、振動素
子31のそれぞれの表面には、導電性金属によって、第
1および第2電極部46,47が形成される。第1電極
部46には、第1給電部材48が接続され、第2電極部
47には、第2給電部材49が弾性的に接触される。ま
た、第1および第2給電部材48,49は、高周波電源
50にそれぞれ接続され、高周波電源50から振動素子
31を超音波振動させる高周波電力が供給される。高周
波電源50と第1および第2給電部材48,49とによ
って、振動素子31を振動する振動手段32が構成され
る。第1および第2電極部46,47を備える振動素子
31は、接着剤51によって振動板45に接着して固定
される。
【0024】第1および第2保持部材34,35の洗浄
ノズル33が設けられる側と反対側には、蓋52が設け
られる。蓋52は、ねじ部材53によって第1および第
2保持部材34,35にねじ止めされ、蓋52と振動板
45とによって、ハウジング25内に振動素子31等の
収納される第3空間54が形成される。蓋52は、第1
および第2保持部材34,35にねじ止めされるとき、
第1および第2押え部材43,44を振動板45に向っ
て押圧し、振動板45を第1および第2係止部41,4
2と、第1および第2押え部材43,44との間で確実
に挟持する。
【0025】ハウジング25内の第1空間26に連通し
て形成される流入口36には、洗浄液供給管路55が接
続される。洗浄液供給管路55には、洗浄液を第1空間
26に圧送する第1ポンプ71が設けられる。第1ポン
プ71は、洗浄液貯留槽56に貯留された洗浄液を汲み
上げて洗浄液供給管路55内を圧送し、流入口36から
矢符57に示す方向に第1空間26内へ供給する。洗浄
液貯留槽56には、被洗浄基板22の洗浄に使用された
後、トレイ58に回収された洗浄液が貯留される。洗浄
液供給管路55、第1ポンプ71、洗浄液貯留槽56お
よびトレイ58によって、洗浄液供給手段29が構成さ
れる。
【0026】また、洗浄液供給管路55には、温度計5
9が設けられ、第1空間26に圧送される洗浄液の温度
を検出する。温度計59の検出出力は、制御手段60に
入力される。洗浄液貯留槽56内には、貯留された洗浄
液を予め定められた洗浄液使用温度まで加熱するための
ヒータ61が設けられ、ヒータ61は、前記制御手段6
0に接続される。制御手段60、温度計59およびヒー
タ61は、洗浄液を加熱する加熱手段62を構成する。
制御手段60は、温度計59の検出出力に応答し、図示
しないヒータ電源のON−OFF切換え制御を行い、洗
浄液を予め定める温度T1に保つ。
【0027】ハウジング25内に形成される第2空間2
7に連通し、第1保持部材34には、第2空間27に非
圧縮性流体を供給する供給口63が形成され、第2保持
部材35には、第2空間27から非圧縮性流体を排出す
る排出口64が形成され、供給口63の流路断面積A1
は、排出口64の流路断面積A2よりも大きく、 流路断面積A1>流路断面積A2 …(1) である。
【0028】第2空間27に供給される流体は、振動素
子31によって発振される超音波振動を仕切板28に確
実に伝播しなければならないので、超音波の振動によっ
て圧縮されることのない非圧縮性流体が好適に使用され
る。非圧縮性流体は、振動素子31によって発振される
超音波振動を仕切板28に伝播するとともに、超音波の
発振によって発熱する振動素子31を冷却するので、こ
こでは非圧縮性流体を、以後、冷却液と呼ぶことがあ
る。非圧縮性流体の温度T2は、洗浄液の温度T1未満
である。
【0029】供給口63および排出口64には、非圧縮
性流体供給管路65a,65bが接続される。供給口6
3に接続される非圧縮性流体供給管路65aには、第2
ポンプ72が設けられる。第2ポンプ72は、非圧縮性
流体貯留槽66に貯留された非圧縮性流体を汲み上げて
非圧縮性流体供給管路65a内を圧送し、供給口63か
ら矢符67に示す方向に第2空間27内へ供給する。第
2空間27に供給された非圧縮性流体は、第2空間27
内を充填し、矢符68に示す方向に排出口64から非圧
縮性流体供給管路65bに排出される。排出口64から
非圧縮性流体供給管路65bに排出された非圧縮性流体
は、非圧縮性流体供給管路65bを通って非圧縮性流体
貯留槽66に戻る。第2ポンプ72、非圧縮性流体供給
管路65a,65bおよび非圧縮性流体貯留槽66によ
って、流体供給手段30が構成される。
【0030】前記式(1)に示すように、供給口63の
流路断面積A1は、排出口64の流路断面積A2よりも
大きく形成されるので、第2ポンプ72によって第2空
間27に非圧縮性流体を供給し、非圧縮性流体供給管路
65a,65bを循環させるとき、排出口64の流動抵
抗は、供給口63の流動抵抗よりも大きくなる。したが
って、非圧縮性流体を供給口63から供給する能力が、
排出口64から排出される能力を上回るので、第2空間
27内には非圧縮性流体が確実に充填され、第2空間2
7に非圧縮性流体による内圧を得ることができる。
【0031】このことによって、振動素子31による超
音波振動は、第2空間27内の非圧縮性流体を通じて確
実に仕切板28および第1空間26内の洗浄液に伝播さ
れ、また振動素子31の超音波振動により発生する熱
は、非圧縮性流体に確実に伝導して振動素子31が冷却
される。
【0032】本実施の形態では、非圧縮性流体供給管路
65aの供給口63に近接して第1流量制御弁69が設
けられ、非圧縮性流体供給管路65bの排出口64に近
接して第2流量制御弁70が設けられる。第1および第
2流量制御弁69,70をともに閉じることによって、
非圧縮性流体を第2空間27内に封じ込め、第2空間2
7内の非圧縮性流体の対流によって振動素子31を冷却
することもできる。
【0033】本実施の形態の超音波洗浄装置21では、
次のように被洗浄基板22の洗浄が行われる。ハウジン
グ25内の第1空間26には、加熱手段62によって非
圧縮性流体の温度T2を超える温度T1、たとえば80
℃に保たれた洗浄液が、洗浄液供給手段29によって流
入口36から供給される。ハウジング25内の第2空間
27には、流体供給手段30によって供給口63から温
度T2、たとえば室温の非圧縮性流体が供給される。第
2空間27を充填した非圧縮性流体は、排出口64から
排出され、非圧縮性流体貯留槽66を経て非圧縮性流体
供給管路65a,65bおよび第2空間27を循環す
る。
【0034】この状態で、振動素子31に振動手段32
によって超音波振動を発振させる。振動素子31によっ
て発振された超音波振動は、接着剤51によって振動素
子31に接着された振動板45を振動させる。振動板4
5は、第2空間27内に充填された非圧縮性流体、すな
わち冷却液に超音波振動を伝播する。冷却液は、第1空
間26と第2空間27とを仕切る仕切板28に超音波振
動を伝播し、仕切板28は、第1空間26内の洗浄液に
超音波振動をさらに伝播する。超音波振動の付加された
洗浄液は、ノズル孔24から矢符80に示す方向、すな
わち被洗浄基板22の洗浄されるべき表面に向って噴出
され、被洗浄基板22の表面に付着した微粒子を洗浄除
去する。
【0035】振動素子31から振動板45、非圧縮性流
体および仕切板28を経て超音波振動が付加され、かつ
加熱手段62によって温度T1、たとえば80℃に保た
れた洗浄液は、高い洗浄能力を発揮することができる。
仕切板28によって、第1空間26と第2空間27とが
仕切られ、第2空間27内に充填された、たとえば室温
である温度T2の冷却液は、超音波振動の発振によって
発熱する振動素子31との間に、大きな温度勾配を形成
することができるので、振動素子31を充分に冷却する
ことができる。したがって、振動素子31は、冷却液に
よって冷却されて昇温が抑制されるので、昇温による性
能劣化を生じることがなく、長時間安定して超音波を発
振することができる。また、振動素子31が充分冷却さ
れるとき、振動素子31を振動板45に接着する接着剤
51も冷却され、接着剤51が熱劣化して接着剥離を起
こすことがないので、振動素子31による超音波振動を
洗浄液に確実に伝播し、高い洗浄能力を長く維持するこ
とができる。
【0036】すなわち、高い洗浄能力を備え、高い洗浄
能力を長時間安定して維持することのできる超音波洗浄
装置21を得ることができるとともに、その超音波洗浄
装置21を使用して清浄度の高い被洗浄基板22を得る
ことができる。
【0037】本実施の形態では、洗浄液に純水を使用
し、非圧縮性流体にも洗浄液と同一の純水を使用した。
洗浄液と非圧縮性流体とに同一の液体を用いることによ
って、洗浄液と非圧縮性流体とを互換使用することがで
きる。また、被洗浄基板22の洗浄に使用された洗浄液
が非圧縮性流体に混入しても、逆に非圧縮性流体が洗浄
液に混入しても、組成が同一であるので問題なく使用す
ることができる。したがって、洗浄液および非圧縮性流
体を効率的に使用し、洗浄コストを低く抑えることがで
きる。
【0038】本実施の形態では、洗浄液と非圧縮性流体
とに純水を使用したけれども、これに限定されることな
く、非圧縮性流体および洗浄液は、たとえばアンモニア
濃度0.1%,水素濃度1ppmであるアルカリ水素水
であってもよく、またオゾン濃度20ppmであるオゾ
ン水などであってもよい。
【0039】図3は、図1に示す超音波洗浄装置21に
よる被洗浄基板22のもう一つの洗浄例を示す概略断面
図である。図3に示す超音波洗浄装置21による被洗浄
基板22のもう一つの洗浄例は、前述の図2に示す洗浄
例に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して
説明を省略する。注目すべきは、超音波洗浄装置21が
設置される被洗浄基板22の一方の表面73とは反対側
の他方の表面74に臨んでパイプシャワ75が設けられ
る点である。ここでは、以後、一方の表面73を下面7
3と呼び、他方の表面74を上面74と呼ぶ。
【0040】パイプシャワ75には、被洗浄基板22の
上面74にほぼ平行な仮想平面76において、被洗浄基
板22の幅方向に延びる複数のパイプ77が、矢符23
に示す被洗浄基板22の搬送方向に間隔をあけて、互い
に平行に設けられる。パイプシャワ75の各パイプ77
には、被洗浄基板22の上面74を臨む側に、洗浄液を
噴出するための噴出用開口78がそれぞれ形成される。
【0041】パイプシャワ75には、図示しないポンプ
等の供給手段によって洗浄液が供給され、供給された洗
浄液は、噴出用開口78から被洗浄基板22の上面74
に向って噴出される。噴出された洗浄液は、被洗浄基板
22の上面74に厚みtの水膜79を形成する。水膜7
9の厚みtは、少なくとも超音波洗浄装置21に含まれ
る振動素子31によって発振されている超音波の波長分
の厚みに形成される。水膜79の厚みtの調整は、パイ
プシャワ75に供給する洗浄液の量を調整することによ
って実現される。超音波の波長分の厚みtを有する水膜
79が、被洗浄基板22上面74に形成されるとき、超
音波洗浄装置21のノズル孔24から噴出される洗浄液
によって被洗浄基板22に伝播された超音波振動は、被
洗浄基板22から水膜79にも伝播することができる。
【0042】このことによって、被洗浄基板22の上面
74も超音波振動の付加された洗浄液によって洗浄をす
ることができる。すなわち、被洗浄基板22の下面73
と上面74との両方を、超音波振動の付加された洗浄液
によって洗浄することができるので、被洗浄基板22の
両面を高い清浄度に洗浄することができる。
【0043】以上に述べたように、本発明の実施の形態
では、第2空間27は、仕切板28および振動板45
と、第1および第2保持部材34,35とによって形成
されるけれども、これに限定されることなく、振動素子
31等が耐水性の構造を備え、かつ非圧縮性流体に超音
波振動を伝播することができる構成であれば、第2空間
27は、たとえば仕切板28および蓋52と、第1およ
び第2保持部材34,35とによって形成されてもよ
い。
【0044】また、洗浄液の温度T1は、非圧縮性流体
の温度T2を超える値に保たれるけれども、これに限定
されることなく、洗浄液の温度T1と非圧縮性流体の温
度T2とが同一の値であってもよく、さらに非圧縮性流
体の温度T2が、洗浄液の温度T1を超える値であって
もよい。また、第2空間27に連通して形成される供給
口63の流路断面積A1は、排出口64の流路断面積A
2を超える値であるけれども、これに限定されることな
く、流路断面積A1と流路断面積A2とが等しく形成さ
れる構成であってもよい。また、非圧縮性流体は、洗浄
液であるけれども、これに限定されることなく、非圧縮
性流体と洗浄液とが異なる構成であってもよい。
【0045】また、超音波装置21は被洗浄基板22の
下方に設置され、被洗浄基板22の下面73を超音波洗
浄装置21によって洗浄する構成であるけれども、これ
に限定されることなく、超音波洗浄装置21は被洗浄基
板22の上方に設置され、被洗浄基板22の上面74を
超音波洗浄装置21によって洗浄する構成であってもよ
く、さらに超音波洗浄装置21を2基準備して被洗浄基
板22の上下方に設置し、被洗浄基板22の上および下
面73,74を超音波洗浄装置21によって洗浄する構
成であってもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ハウジング内には、振
動可能な仕切板によって、ノズル孔に連なる第1空間と
第1空間と仕切られる第2空間とが形成され、第2空間
には非圧縮性流体が供給し充填される。このことによっ
て、ハウジング内に固定され第2空間に臨んで設けられ
る振動素子は、第2空間に充填された非圧縮性流体によ
って充分冷却されるので、昇温による性能劣化を生じる
ことがなく、長時間安定して超音波振動を発振すること
ができる。また、たとえば振動素子が、接着剤によって
ハウジング内に固定されているとき、接着剤が昇温によ
る熱劣化を起こすことがないので、接着剥離を生じるこ
とがなく、振動素子による超音波振動を洗浄液に確実に
伝播し、洗浄能力を長く維持することができる。すなわ
ち、超音波洗浄装置の洗浄能力を長時間安定して維持す
ることが可能となり、超音波洗浄装置の装置寿命を長く
することができる。
【0047】また本発明によれば、ハウジングには、第
2空間に連通し、第2空間に非圧縮性流体を供給する供
給口と、第2空間から非圧縮性流体を排出する排出口と
が形成され、供給口の流路断面積A1は、排出口の流路
断面積A2よりも大きい。このことによって、第2空間
は、第2空間に供給される非圧縮性流体によって確実に
充填されるので、振動素子による超音波振動は、非圧縮
性流体を通じて確実に仕切板および第1空間の洗浄液に
伝播され、また振動素子の超音波振動により発生する熱
は、非圧縮性流体に確実に伝導し振動素子が冷却され
る。
【0048】また本発明によれば、洗浄液の温度T1
を、非圧縮性流体の温度T2を超える値に保つので、被
洗浄基板を洗浄する能力を高くすることができる。ま
た、非圧縮性流体の温度T2は、洗浄液の温度T1未満
であり、たとえば室温で使用することができるので、振
動素子および接着剤等を充分に冷却することが可能にな
る。すなわち、洗浄液の温度T1を、非圧縮性流体の温
度T2を超える値に保つことによって、高い洗浄能力
と、振動素子および接着剤等を充分に冷却する能力とを
備える装置寿命の長い超音波洗浄装置を得ることができ
る。
【0049】また本発明によれば、非圧縮性流体は、前
記洗浄液であるので、洗浄液と非圧縮性流体とを互換使
用することができる。また、被洗浄基板の洗浄に使用さ
れた洗浄液が非圧縮性流体に混入しても、逆に非圧縮性
流体が洗浄液に混入しても、組成が同一であるので問題
なく使用することができる。したがって、洗浄液および
非圧縮性流体を効率的に使用することができるので、洗
浄コストを低く抑えることが可能となる。
【0050】また本発明によれば、ノズル孔を有するハ
ウジング内の空間には、仕切板によってノズル孔とは反
対側に振動用空間が形成され、この振動用空間に臨んで
振動素子が設けられる。振動用空間には非圧縮性流体が
充填されるので、振動素子は、非圧縮性流体および仕切
板を通じて洗浄液に超音波振動を付加することができ
る。また振動素子は、非圧縮性流体によって冷却される
ので、熱劣化を起こすことなく長時間安定して超音波を
発振することができる。超音波振動の付加された洗浄液
をノズル孔から被洗浄基板に対して噴出させることによ
って、高い洗浄能力で長時間安定して被洗浄基板を洗浄
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である超音波洗浄装置2
1の構成を簡略化して示す概略断面図である。
【図2】図1に示す超音波洗浄装置21による被洗浄基
板22の洗浄例を示す概略断面図である。
【図3】図1に示す超音波洗浄装置21による被洗浄基
板22のもう一つの洗浄例を示す概略断面図である。
【図4】従来の超音波洗浄装置1の構成を簡略化して示
す断面図である。
【符号の説明】
21 超音波洗浄装置 22 被洗浄基板 24 ノズル孔 25 ハウジング 26 第1空間 27 第2空間 28 仕切板 31 振動素子 45 振動板 63 供給口 64 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1333 500 G02F 1/1333 500 H01L 21/304 642 H01L 21/304 642B 642E 648 648K

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル孔を有するハウジングと、 ハウジング内に形成されノズル孔に連なる第1空間と、 第1空間と仕切られる第2空間とを形成する振動可能な
    仕切板と、 洗浄液を第1空間に圧送する洗浄液供給手段と、 第2空間に非圧縮性流体を供給して充填する流体供給手
    段と、 ハウジングに固定され第2空間に臨んで設けられる振動
    素子と、 振動素子を振動する振動手段とを含むことを特徴とする
    超音波洗浄装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングには、第2空間に連通し、第
    2空間に非圧縮性流体を供給する供給口と、第2空間か
    ら非圧縮性流体を排出する排出口とが形成され、 供給口の流路断面積A1は、排出口の流路断面積A2よ
    りも大きく、 流路断面積A1>流路断面積A2であることを特徴とす
    る請求項1記載の超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄液を加熱する加熱手段をさらに含
    み、 加熱手段は、洗浄液の温度T1を、非圧縮性流体の温度
    T2を超える値に保つことを特徴とする請求項1または
    2記載の超音波洗浄装置。
  4. 【請求項4】 非圧縮性流体は、前記洗浄液であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の超音波洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】 ノズル孔を有するハウジングに洗浄液を
    供給し、 ハウジング内の空間には、仕切板によってノズル孔とは
    反対側に振動用空間が形成され、 この振動用空間に臨んで振動素子が設けられ、 振動用空間に非圧縮性流体を充填した状態で、振動用空
    間に振動素子によって超音波振動を与え、 振動用空間に充填された非圧縮性流体および仕切板を通
    じて洗浄液に超音波振動を付加し、 超音波振動の付加された洗浄液をノズル孔から被洗浄基
    板に対して噴出させて被洗浄基板を洗浄することを特徴
    とする超音波洗浄方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315030A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Shibaura Mechatronics Corp 薄膜パネル加工装置
JP2020090702A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 超音波処理装置

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